JPH10271037A - スペクトラム拡散無線通信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散無線通信装置

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JPH10271037A
JPH10271037A JP9067091A JP6709197A JPH10271037A JP H10271037 A JPH10271037 A JP H10271037A JP 9067091 A JP9067091 A JP 9067091A JP 6709197 A JP6709197 A JP 6709197A JP H10271037 A JPH10271037 A JP H10271037A
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JP
Japan
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hopping pattern
data
hopping
unit
setting data
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Application number
JP9067091A
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English (en)
Inventor
Shoichi Furukawa
昌一 古川
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散通
信に関し、伝送路の環境に応じて周波数ホッピングのパ
ターンの設定を変更制御する。 【解決手段】 送信部側及び受信部側それぞれのホッピ
ングパターン発生器14、19を、異なるホッピングパター
ンに可変設定できるものとしておく。また、受信部側
に、データ再生部21よりのデータDsと、復号データDoを
もとに誤り訂正符号を用いて符号化したデータDcとを比
較し、ホッピングしてなる搬送波信号それぞれの中から
符号誤りが生じている搬送波を検出する比較検出部24
と、該比較検出部24で前記検出した搬送波にホッピング
しないパターンに変更するように前記ホッピングパター
ン発生器を制御する制御部28と、設定したホッピングパ
ターンを記憶する第1のメモリ部16と、複数種類のホッ
ピングパターンを記憶している第2のメモリ部25とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスペクトラム拡散無
線通信装置に係り、より詳細には、周波数ホッピング方
式のスペクトラム拡散通信において、電波伝播環境の状
態に応じた周波数ホッピングのパターンの設定制御に関
する。
【0002】
【従来の技術】周波数ホッピング方式によるスペクトラ
ム拡散通信は、定められたホッピングパターンに従って
搬送波の周波数をホッピングさせることで周波数スペク
トルを拡散している。このため、例えば、伝送路におい
てフェージング(主に、周波数選択性フェージング)の
影響を受けた場合、ある搬送周波数のみが影響を受け、
受信データに符号誤りを発生させることがある。例え
ば、図3(A)に示すように、搬送波のホッピングパタ
ーンがf1〜f6のようなパターンとした場合、正常な伝送
のもとではf1〜f6のレベルは均一となるが、前述の周波
数選択性フェージングの影響があると一部の搬送波(図
ではf3)のレベルが他の搬送波に比べ低下する場合があ
る。このレベル低下により受信データに符号誤りを発生
させる場合がある。また、上記フェージングとは別に、
ホッピングした搬送周波数の一部において他の通信装置
が発した送信信号と周波数干渉することがある。この場
合にも受信データに符号誤りを発生させる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、周波数ホッピン
グ方式によるスペクトラム拡散通信においては前述のよ
うにフェージング(主に、周波数選択性フェージング)
の影響により、又は他の通信装置との周波数干渉により
受信データに符号誤りを発生させるという問題があっ
た。本発明は上記問題の解決を図ったスペクトラム拡散
無線通信装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報データと
所要データとからなるデータに所要の誤り訂正符号を用
いて符号化し、該符号化したデータで情報変調し、該情
報変調した信号をホッピングパターン発生手段に基づく
周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散変調をして送
信する送信手段と、他の無線通信装置よりの周波数ホッ
ピング方式のスペクトラム拡散変調された送信信号を受
信し、該受信信号につきホッピングパターン発生手段に
基づき拡散復調し、該拡散復調した信号を基に情報復調
し、該情報復調した信号からデータを再生し、該再生し
たデータにつき誤り訂正して情報データ及び所要データ
を復号する受信手段とを備えてなるスペクトラム拡散無
線通信装置において、前記送信手段及び受信手段におけ
るホッピングパターン発生手段を、異なるホッピングパ
ターンに可変設定できるものとする一方、前記受信手段
に、前記復号した所要データに含まれてなるフラグがホ
ッピングパターンの変更を示すものかにつき判別し、前
記判別がホッピングパターンの変更を示すものでないと
きには、前記再生データと復号データとを基に、ホッピ
ングしてなる搬送波信号それぞれの中から符号誤りを生
じている搬送波を検出し、該検出した搬送波にホッピン
グしないパターンに変更するように前記ホッピングパタ
ーン発生手段を制御し、また、前記判別がホッピングパ
ターンの変更を示すものであるときには前記所要データ
に含まれてなるホッピングパターン設定データを識別
し、該識別したホッピングパターン設定データに係るホ
ッピングパターンに変更するように前記ホッピングパタ
ーン発生手段を制御するホッピングパターン制御手段を
備えたスペクトラム拡散無線通信装置を提供するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】同一構成の一方の無線通信装置か
らデータを送信する。このデータは情報データ及びその
他の所要データとからなるデータに所要の誤り訂正符号
を用いて符号化したものであり、これらデータを情報変
調及び周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散変調に
より送信する。他方の無線通信装置は上記送信信号を受
信し、所要の復調処理等をしてデータを再生する(この
データを訂正前データと記す)。同訂正前データにつ
き、符号誤り訂正部で符号誤り訂正の処理を行う。更
に、この符号誤り訂正をしたデータにつき、受信側符号
化部で所要の誤り訂正符号を用いて符号化したデータに
する(このデータを訂正後データと記す)。次いで、比
較検出部で上記訂正前データと訂正後データとを比較
し、符号の不一致があるときには受信時のホッピングパ
ターンを基にその符号不一致が生じている搬送周波数を
検出する。受信時のホッピングパターン設定データは第
1のメモリ部に記憶されている。
【0006】一方、第2のメモリ部には所要のホッピン
グパターンに設定するホッピングパターン設定データが
複数種類予め記憶されている。そこで、制御部は比較検
出部による前記検出に基づき、符号不一致が生じた搬送
周波数にホッピングしないパターンに設定するに要する
ホッピングパターン設定データを前記第2のメモリ部よ
り読み出し、現在のホッピングパターン設定データを使
用して前記一方の無線通信装置へ同読み出したホッピン
グパターン設定データを送信し、該送信した後、前記第
1のメモリ部に記憶されてなる現在のホッピングパター
ン設定データをその読み出したホッピングパターン設定
データへ更新する。以降、該更新した設定データにより
ホッピングパターン発生手段のホッピングパターンを設
定する。また、ホッピングパターン設定データの送信信
号を受信した前記一方の無線通信装置側は、識別部によ
り該送信に係るホッピングパターン設定データを識別
し、自己の第1のメモリ部に記憶されてなる現在のホッ
ピングパターン設定データを前記識別したホッピングパ
ターン設定データへ更新する。以降、該更新した設定デ
ータによりホッピングパターン発生手段のホッピングパ
ターンを設定する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるスペクト
ラム拡散無線通信装置を説明する。図1は本発明による
スペクトラム拡散無線通信装置の一実施例を示す要部ブ
ロック図、図2は図1を説明するための動作フローチャ
ートである。図1において、1は無線通信装置A、2は
無線通信装置Bを示す。なお、双方とも同構成のため、
無線通信装置Bの内部ブロック図は省略した。最初に、
送信につき無線通信装置A1を用いて説明する。情報デ
ータと所要データとからなる入力データDiは送信側符号
化部11へ入力する。ここで、情報データとは本来の伝送
対象であるデータを意味し、所要データとは、主に、現
在のホッピングパターンの変更を命令するときには所要
の符号(例えば、「1」)にし、それ以外では所要の符
号(例えば、「0」)にするフラグ、及びホッピングパ
ターンの変更を命令する場合にはその新たなホッピング
パターン設定データとを意味する。
【0008】上記データの配置的な構成として、例え
ば、最初にフラグ、次に、ホッピングパターン設定デー
タ、最後に情報データとする。なお、ホッピングパター
ン設定データを送信しない場合にはダミー的なデータに
しておけばよい。最初の送信ではホッピングパターンを
変更する必要があるかについては不明である。従って、
現設定のホッピングパターンを使用し、上記のフラグは
ホッピングパターンの変更を命令するものでない符号と
し(前記例を引用すれば「0」)、ホッピングパターン
設定データ部分についてはダミー的なデータとし、これ
らに情報データを含めたデータDiを最初のステップとし
て送信するようにする。前記データDiが入力された送信
側符号化部11は所要の誤り訂正符号を用いて符号化す
る。この符号化は前記入力データ(情報データ及び所要
データ)について演算し、同演算により得られたデータ
を付加又はたたみ込む。この符号化方式として、例え
ば、BCH符号化方式、リードソロモン符号化方式、又
はたたみ込み符号化方式等が知られている。
【0009】送信側符号化部11よりのデータは情報変調
部12に入力し、ここで所定の変調(例えば、QPSK)
を行った後、拡散変調部13へ送られ、周波数ホッピング
方式のスペクトラム拡散変調が行われる。この拡散変調
の際の周波数ホッピングパターンはホッピングパターン
発生器14により設定される。また、同ホッピングパター
ン発生器14は制御部28の制御により複数種類のホッピン
グパターンに変更設定でき、そのホッピングパターン設
定データは第1のメモリ部16に記憶させるようにし、設
定変更するごとにその設定データを更新する。なお、設
定変更については後述する。拡散変調部13よりの変調出
力は送信部15で電力増幅等の所要の処理後、送受信を切
り換える切換回路SW11を経てアンテナ17より送信され
る。
【0010】次に、上記送信信号を受信した側の動作に
つき説明するが、これについては上述の送信信号が図1
の無線通信装置B2のアンテナ31から送信信号Scとして
送信されたものとし、同信号Scを無線通信装置A1が受
信するとして説明する。なお、下記説明中のカッコ内ST
番号は図2の各ステップを示す。上記に従い、無線通信
装置B2から送信された送信信号Scは無線通信装置A1
のアンテナ17により受信され、SW11を介して拡散復調部
18へ入力し、ここで周波数ホッピング方式のスペクトラ
ム拡散変調信号につき拡散復調が行われる。この拡散復
調には送信側と同一パターンのホッピングパターン発生
器19が使用される。前述のように、無線通信装置A1と
無線通信装置B2とは同一構成であるので、ホッピング
パターン発生器19とホッピングパターン発生器14とは同
じものである。従って、制御部28の制御の基にホッピン
グパターン発生器14と同発生器19とは常に同一パターン
に設定される。
【0011】拡散復調部18よりの信号は情報復調部20へ
入力する。この情報復調部20を例えばQPSK復調とし
た場合、同復調部20からは同相成分(I成分)と直交成
分(Q成分)とが出力される(ST1)。このI成分及び
Q成分とを基にデータ再生部21がデータ再生する。この
再生されたデータは前記送信のところで説明したよう
に、入力データDiに誤り訂正符号が付加又はたたみ込み
されたデータであり、また、データDiはホッピングパタ
ーンの変更を命令しないフラグ及びダミーデータ等の所
要データ、及び情報データとからなるものである。この
データは、伝送路上で周波数選択性フェージング又は他
の装置から発せられた信号との干渉によりホッピング搬
送波の一部に影響を受けている場合には符号誤りが生じ
ている可能性がある。そこで、データ再生部21で再生し
たデータにつき、誤り訂正部22で従来同様の方法等によ
り符号誤りを訂正し、情報データと所要データとからな
る復号データDoを出力する。
【0012】次いで、判別部26は制御部28の制御の基
に、上記復号データDo中のフラグがホッピングパターン
の変更を命令するものかにつき判別する(ST2)。前記
のように、現段階のフラグはホッピングパターンの変更
を命令するものではないのでその旨判別される(ST2ー
N)。上記ホッピングパターンの変更を命令するもので
はないとの判別がなされたときには制御部28の制御の基
に以下の処理が行われる。前記復号データDoは受信側符
号化部23へ入力し、同データDoに対し、前記送信側符号
化部11と同様の方法により所要の誤り訂正符号を用いた
符号化処理を行う。即ち、復号データDoを基に所要の演
算をし、同演算により得られたデータを復号データDoに
付加又はたたみ込む。上記誤り訂正符号の付加処理した
データを「訂正後データDc」と記す。また、誤り訂正部
22による訂正前のデータを「訂正前データDs」と記す。
【0013】上記訂正後データDcは、誤り訂正の処理を
した復号データDoが送信側入力データと一致する場合に
は送信側で情報データに誤り訂正符号を付加したものと
同じデータとなる。しかし、伝送路上で周波数選択性フ
ェージングの影響や他の装置から発せられた信号との干
渉があると、誤り訂正の処理をしても完全な復号は困難
な場合があり、一部符号で不一致が生じる。この場合、
前記訂正後データDcは送信側データとは完全一致しない
が近似のデータとなる。この訂正後データDcを基準にし
て、比較検出部24で訂正前データDsと符号比較し、両デ
ータ間に符号の不一致があるときには受信時に設定した
ホッピングパターンを基に、該不一致が生じた搬送周波
数を検出する(ST3)。前述のように、訂正後データDc
は送信側と必ずしも一致するものではないが近似のデー
タであり、上記符号不一致が生じた搬送周波数を検出す
ることは可能である。比較検出部24で符号不一致に対応
する搬送周波数を検出した場合、制御部28は現在設定し
てあるホッピングパターン発生器14、19のホッピングパ
ターンを変更するようにする。この変更とは、符号不一
致が生じた搬送周波数にはホッピングしないようなパタ
ーンにすることである。但し、後述のように、上記検出
後、直ちに変更はしない。
【0014】図3において、搬送波のホッピングパター
ンが同図(A)のようにf1〜f6とした場合、正常な通信
時にはf1〜f6のレベルは同レベルとなるが、例えば、周
波数選択性フェージングの影響により一部の搬送波(図
ではf3)が他よりレベル低下する場合がある。このレベ
ル低下により、その周波数(f3)と対応する符号に誤り
を生じる場合がある。なお、図3(A)は周波数選択性
フェージングの影響により搬送波f3がレベル低下すると
した例であり、この他、他の無線通信装置が発した送信
信号との干渉により一部搬送波が影響を受け、符号誤り
を生じる場合がある。この場合、必ずしもレベル低下は
しない。従って、図3(A)の場合であれば、上述のホ
ッピングパターンの変更は周波数f3にホッピングしない
パターンにすることである。この変更後のホッピングパ
ターンの一例を図3(B)に示す。同図のように、問題
を生じた搬送波f3にはホッピングしないパターン(f11
〜f15)にする。このホッピングパターンの変更を可能
にするため、第2のメモリ部25には予め多種類のホッピ
ングパターンに変更設定するためのホッピングパターン
設定データを記憶させておく。
【0015】制御部28は比較検出部24による比較検出に
基づき、符号不一致が生じた搬送周波数にはホッピング
しないパターンに係る設定データを第2のメモリ部25よ
り読み出し、この設定データを先ず送信側符号化部11及
び以降の送信系統を経て相手先(本例では無線通信装置
B2)へ送信する(ST4)。この送信時の所要データに
係るフラグは、ホッピングパターンの変更を命令するも
のとし、更に、同フラグの後に上記第2のメモリ部25よ
り読み出した新たなホッピングパターン設定データを入
れる。この送信信号を受けた相手側(無線通信装置B
2)はその設定データを基に自己のホッピングパターン
を再設定する(この設定については後述)。無線通信装
置A1に戻り、上記相手先への送信後、制御部28は第1
のメモリ部16に記憶してあるホッピングパターン設定デ
ータを、第2のメモリ部25より読み出した設定データに
更新する(ST5)。以後、この更新データを基にホッピ
ングパターン発生器14、19を再設定する。
【0016】上記再設定により、拡散変調部13によるス
ペクトラム拡散変調は、受信信号を基に検出された搬送
周波数にはホッピングしないパターンに従い行われる。
また、受信復調の際のホッピングパターン発生器19の設
定も変更される。以上により、無線通信装置A1の送信
及び受信の際のホッピングパターンが再設定されること
になる。このように、受信結果を基に自己の送信を制御
することとしたのは以下の理由による。無線通信装置A
1と無線通信装置B2との間で通信するとした場合、通
常、無線伝送路には可逆性があり、受信の際に受けた影
響と、送信の際に受ける影響とは同じと解して差し支え
ない。本発明はこの可逆性を前提とし、受信の際に受け
た影響を基に送信を制御するものである。但し、前述の
ように、ホッピングパターンを変更設定する前に変更前
のホッピングパターンを使用し、相手先へその変更する
ホッピングパターン設定データを送信する必要がある。
変更前のホッピングパターンを使用するのは、このパタ
ーンを使用しないと相手側が受信復調できないことによ
る。
【0017】この相手先へ送信したホッピングパターン
設定データを受信した側が識別できるようにするため、
各無線通信装置には以下の制御機能を設けておく。以
下、この制御機能につき無線通信装置A1で説明する。
アンテナ17で受信された信号は前記説明の拡散復調部1
8、情報復調部20、データ再生部21及び誤り訂正部22を
経てデータDoが復号され、同復号データDoを基に前述の
判別部26によるフラグ判別が行われる(ST2)。この段
階のフラグは前記のようにホッピングパターンの変更を
命令するものであり、また、該フラグの後に新たなホッ
ピングパターン設定データが送られてきている。従っ
て、判別部26ではホッピングパターンの変更を要する旨
の判別がなされる(ST2ーY)。上記判別がなされた場
合、制御部28の制御のもと、識別部27でホッピングパタ
ーン設定データの識別が行われる(ST6)。この識別に
基づき、第1のメモリ部16の設定データが上記識別した
新たなホッピングパターン設定データに更新されれ、該
更新以降、ホッピングパターン発生器14、19は新たなホ
ッピングパターン設定データにより設定される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
波数ホッピング方式のスペクトラム拡散通信において、
伝送路の環境、例えば、周波数選択性フェージング又は
他の無線通信装置より発せられた信号等によりホッピン
グ搬送波の一部が影響を受け、符号誤りを生じるような
通信環境を回避することができる。この結果、上記伝送
路の環境下でも品質のよい通信を行うことができる。以
上から、本発明は周波数ホッピング方式のスペクトラム
拡散変調により通信を行う装置の性能向上に寄与しうる
ものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスペクトラム拡散無線通信装置の
一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するための動作フローチャートであ
る。
【図3】周波数ホッピングパターン例を示す図であり、
(A)は伝送路の環境の影響を受けた場合の周波数ホッ
ピングパターン図、(B)は伝送路の環境を回避した場
合の周波数ホッピングパターン図である。
【符号の説明】
1 無線通信装置A 11 送信側符号化部 12 情報変調部 13 拡散変調部 14、19 ホッピングパターン発生器 15 送信部 16 第1のメモリ部 17 アンテナ 18 拡散復調部 20 情報復調部 21 データ再生部 22 誤り訂正部 23 受信側符号化部 24 比較検出部 25 第2のメモリ部 26 判別部 27 識別部 28 制御部 SW11 切換回路 2 無線通信装置B 31 アンテナ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データと所要データとからなるデー
    タに所要の誤り訂正符号を用いて符号化し、該符号化し
    たデータで情報変調し、該情報変調した信号をホッピン
    グパターン発生手段に基づく周波数ホッピング方式のス
    ペクトラム拡散変調をして送信する送信手段と、他の無
    線通信装置よりの周波数ホッピング方式のスペクトラム
    拡散変調された送信信号を受信し、該受信信号につきホ
    ッピングパターン発生手段に基づき拡散復調し、該拡散
    復調した信号を基に情報復調し、該情報復調した信号か
    らデータを再生し、該再生したデータにつき誤り訂正し
    て情報データ及び所要データを復号する受信手段とを備
    えてなるスペクトラム拡散無線通信装置において、前記
    送信手段及び受信手段におけるホッピングパターン発生
    手段を、異なるホッピングパターンに可変設定できるも
    のとする一方、前記受信手段に、前記再生データと復号
    データとを基に、ホッピングしてなる搬送波信号それぞ
    れの中から符号誤りが生じている搬送波を検出し、該検
    出した搬送波にホッピングしないパターンに変更するよ
    うに前記ホッピングパターン発生手段を制御するホッピ
    ングパターン制御手段を備えたことを特徴とするスペク
    トラム拡散無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記ホッピングパターン制御手段を、前
    記ホッピングパターン発生手段に対するホッピングパタ
    ーン設定データを記憶している第1のメモリ部と、前記
    復号したデータに所要の誤り訂正符号を用いて符号化す
    る受信側符号化部と、前記受信側符号化部よりのデータ
    と前記再生したデータとを比較し、符号の不一致がある
    ときには前記第1のメモリ部に記憶されてなるホッピン
    グパターン設定データに基づくホッピングパターンを基
    に該符号不一致を生じた搬送周波数を検出する比較検出
    部と、異なるホッピングパターンに設定する複数種類の
    ホッピングパターン設定データを予め記憶している第2
    のメモリ部と、前記第1のメモリ部、比較検出部及び第
    2のメモリ部とを制御し、前記比較検出部による検出に
    基づき、前記第2のメモリ部より所要のホッピングパタ
    ーン設定データを読み出し、前記第1のメモリ部に記憶
    されてなるホッピングパターン設定データを該読み出し
    たホッピングパターン設定データへ更新する制御部とで
    構成したことを特徴とする請求項1記載のスペクトラム
    拡散無線通信装置。
  3. 【請求項3】 情報データと所要データとからなるデー
    タに所要の誤り訂正符号を用いて符号化し、該符号化し
    たデータで情報変調し、該情報変調した信号をホッピン
    グパターン発生手段に基づく周波数ホッピング方式のス
    ペクトラム拡散変調をして送信する送信手段と、他の無
    線通信装置よりの周波数ホッピング方式のスペクトラム
    拡散変調された送信信号を受信し、該受信信号につきホ
    ッピングパターン発生手段に基づき拡散復調し、該拡散
    復調した信号を基に情報復調し、該情報復調した信号か
    らデータを再生し、該再生したデータにつき誤り訂正し
    て情報データ及び所要データを復号する受信手段とを備
    えてなるスペクトラム拡散無線通信装置において、前記
    送信手段及び受信手段におけるホッピングパターン発生
    手段を、異なるホッピングパターンに可変設定できるも
    のとする一方、前記受信手段に、前記復号した所要デー
    タに含まれてなるホッピングパターン設定データを識別
    し、該識別したホッピングパターン設定データに係るホ
    ッピングパターンに変更するように前記ホッピングパタ
    ーン発生手段を制御するホッピングパターン制御手段を
    備えたことを特徴とするスペクトラム拡散無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ホッピングパターン制御手段を、前
    記ホッピングパターン発生手段に対するホッピングパタ
    ーン設定データを記憶しているメモリ部と、前記復号し
    た所要データに含まれてなるホッピングパターン設定デ
    ータを識別する識別部と、前記メモリ部及び識別部とを
    制御し、前記メモリ部に記憶されてなるホッピングパタ
    ーン設定データを、前記識別部が識別したホッピングパ
    ターン設定データへ更新する制御部とで構成したことを
    特徴とする請求項3記載のスペクトラム拡散無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 情報データと所要データとからなるデー
    タに所要の誤り訂正符号を用いて符号化し、該符号化し
    たデータで情報変調し、該情報変調した信号をホッピン
    グパターン発生手段に基づく周波数ホッピング方式のス
    ペクトラム拡散変調をして送信する送信手段と、他の無
    線通信装置よりの周波数ホッピング方式のスペクトラム
    拡散変調された送信信号を受信し、該受信信号につきホ
    ッピングパターン発生手段に基づき拡散復調し、該拡散
    復調した信号を基に情報復調し、該情報復調した信号か
    らデータを再生し、該再生したデータにつき誤り訂正し
    て情報データ及び所要データを復号する受信手段とを備
    えてなるスペクトラム拡散無線通信装置において、前記
    送信手段及び受信手段におけるホッピングパターン発生
    手段を、異なるホッピングパターンに可変設定できるも
    のとする一方、前記受信手段に、前記復号した所要デー
    タに含まれてなるフラグがホッピングパターンの変更を
    示すものかにつき判別し、前記判別がホッピングパター
    ンの変更を示すものでないときには、前記再生データと
    復号データとを基に、ホッピングしてなる搬送波信号そ
    れぞれの中から符号誤りを生じている搬送波を検出し、
    該検出した搬送波にホッピングしないパターンに変更す
    るように前記ホッピングパターン発生手段を制御し、ま
    た、前記判別がホッピングパターンの変更を示すもので
    あるときには前記所要データに含まれてなるホッピング
    パターン設定データを識別し、該識別したホッピングパ
    ターン設定データに係るホッピングパターンに変更する
    ように前記ホッピングパターン発生手段を制御するホッ
    ピングパターン制御手段を備えたことを特徴とするスペ
    クトラム拡散無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記ホッピングパターン制御手段を、前
    記所要データに含まれてなるフラグがホッピングパター
    ンの変更を示すものかにつき判別する判別部と、前記ホ
    ッピングパターン発生手段に対するホッピングパターン
    設定データを記憶している第1のメモリ部と、前記復号
    したデータに所要の誤り訂正符号を用いて符号化する受
    信側符号化部と、前記受信側符号化部よりのデータと前
    記再生したデータとを比較し、符号の不一致があるとき
    には前記第1のメモリ部に記憶されてなるホッピングパ
    ターン設定データに基づくホッピングパターンを基に該
    符号不一致を生じた搬送周波数を検出する比較検出部
    と、異なるホッピングパターンに設定する複数種類のホ
    ッピングパターン設定データを予め記憶している第2の
    メモリ部と、前記所要データに含まれてなるホッピング
    パターン設定データを識別する識別部と、前記判別部、
    第1のメモリ部、比較検出部、第2のメモリ部及び識別
    部とを制御し、前記判別部による判別がホッピングパタ
    ーンの変更を示すものでないときには、前記比較検出部
    による検出に基づき、前記第2のメモリ部より所要のホ
    ッピングパターン設定データを読み出し、前記第1のメ
    モリ部に記憶されてなるホッピングパターン設定データ
    を該読み出したホッピングパターン設定データへ更新
    し、または、前記判別がホッピングパターンの変更を示
    すものであるときには、前記識別部による識別に基づ
    き、前記第1のメモリ部に記憶されてなるホッピングパ
    ターン設定データを該識別したホッピングパターン設定
    データへ更新する制御部とで構成したことを特徴とする
    請求項5記載のスペクトラム拡散無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記比較検出部による検出に基づく前記
    第1のメモリ部に記憶されてなるホッピングパターン設
    定データの更新を、該更新する前の前記第1のメモリ部
    に記憶されてなるホッピングパターン設定データを使用
    し、前記第2のメモリ部より読み出した所要のホッピン
    グパターン設定データを、前記送信手段により送信した
    後に更新するようにしたことを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項5及び請求項6記載のスペクトラム拡散
    無線通信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501862A (ja) * 1999-05-27 2003-01-14 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト 移動無線通信システムの周波数ホッピング法
JP2003520488A (ja) * 2000-01-08 2003-07-02 アウェア, インコーポレイテッド 動的周波数ホッピングシステム
JP2006165697A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Toshiba Corp 無線通信システムおよび受信装置
JP2018157489A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 富士通株式会社 無線通信制御プログラム、無線通信装置、及び、無線通信制御方法

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