JP2005514882A - マイクロキャストを使用する分散ワイヤレスアーキテクチュア - Google Patents

マイクロキャストを使用する分散ワイヤレスアーキテクチュア Download PDF

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Abstract

移動通信システムは複数のセルを含み、各セルはセル全体にわたって多少なりとも均一に分布されたマイクロステーション網を含んでいる。マイクロステーション網に接続された中央コントローラが移動端末付近のマイクロステーショングループを選択して移動端末に情報を送信する。定められた移動端末に対するアクティブセット内の選択されたマイクロステーションは、移動端末がマイクロステーション網中を移動するにつれ連続的に更新されて網中で移動端末に追従する仮想セルを形成する。2つの移動端末間の送信競合はそれが検出されたらアクティブマイクロステーションから同一チャネルセル移動端末の少なくとも一つへの送信を抑制することにより回避される。

Description

(発明の背景)
本発明はセルラー通信システムに関し、特に、同一チャネル干渉を低減してシステム容量を増大するセルラー通信システムに対する新しいアーキテクチュアに関する。
セルラー通信システムでは、周波数再利用計画により同じ周波数をシステム内で2回以上使用することができる。したがって、一斉同報とは対照的に、セルラーシステムはサービスエリアを異なるユーザに対して異なる信号を送信するより小さなセルに分割する。利用可能な周波数が周波数グループに分割され、各セルにはそのセル内の移動端末との通信に使用する少なくとも一つの周波数グループが割当てられる。
同一チャネル干渉の問題を回避するために、同一チャネルセルとして知られる、同じ周波数グループが割当てられたセルが空間的に分離されてセル内で作動する移動端末は同一チャネルセルからのいかなる潜在的干渉信号よりも高いレベルで希望信号を受信するようにされる。異なる周波数で動作するセルは任意の2つの同一チャネルセル間に配置される。一般的に、任意の干渉信号の電力は干渉するユーザ間の距離が増加するにつれ減少する。同一チャネルセル間の分離により干渉レベルが十分に低減されれば周波数グループを再利用することができる。干渉レベルは干渉電力対キャリヤ電力比C/Iで測定することができる。C/I比は周波数再利用計画の設計に使用される主要な規準である。
前記したことから、定められた周波数をシステム内で再利用できる回数は任意の2つの同一チャネルセル間の離間距離すなわち再利用距離、およびセル半径に関係することは明らかである。現在のシステムは大きな中央に配置されたタワーを使用して定められた半径のセルを受け持つ。残念ながら、このサービスエリアをカバーする方法では、近隣セル内への干渉のスピルオーバは距離と共に緩やかに減少するだけである。したがって、サービスエリアの外部で不要信号をより迅速に減衰させるカバレッジ方法に関心が寄せられている。
(発明の概要)
通信網は複数のセルを含み、各セルは単一の中央配置ステーションではなく接近して配置されたマイクロステーションの網によりカバーされる。定められたセル内の各マイクロステーションは低電力送信機を使用して同じ情報を送信し、セルを横切ってより均一な信号レベルを与えることができる。既知のサイマルキャスト(simulcast)技術を多数のマイクロステーションに拡張したものがここではマイクロキャストと呼ばれる。本発明を使用して、信号強度はセル中心付近では高くセルエッジでは低くなるのではなく、セルにわたってより均一に分布される。さらに、セル外部の信号強度は距離と共に迅速に低下し、場合によっては隣接セル内で干渉せずに即座に周波数を再利用することができる。マイクロキャストシステムはラジオおよびテレビサービスの両方を提供するのに使用することもできる。
本発明はセルラー通信システム等の移動通信システムに特に適している。セルラー通信システム内での周波数の即時再利用は、定められたセル内のマイクロステーションのサブセットのみを使用して各移動端末に信号を送信することにより容易にすることができる。ここでは移動端末に対するアクティブセットと呼ばれる、定められた移動端末に情報を送信するために選択されたマイクロステーションは、たとえば、移動端末の現在位置に最も近いものである。移動端末からさらに遠く離れているマイクロステーションは信号を送信しないか、または異なる移動端末に対して信号を送信する。移動端末がネットワーク中を移動すると、移動端末から最強信号を受信するマイクロステーションが連続的に再識別され、移動端末のアクティブセットに含めるように選択される。したがって、移動端末のアクティブセット内のマイクロステーションのクラスタは移動端末の現在位置の中心にくるように連続的に位置決めし直され、連続移動な可能仮想セルとみなすことができる。
デジタル伝送に対して、定められた移動端末に対するアクティブセット内のマイクロステーションの1/3から送信された変調を1シンボル周期だけ遅らせ、アクティブセット内のさらに1/3のマイクロステーションにおいて変調を1シンボル周期だけ進めることにより性能を改善することができる。このようにして、移動端末において受信された信号は2シンボル周期の時間分散でマルチパスチャネルを伝播しているように見え、このような信号はビタビ等化器を使用して有利に復号することができる。あるいは、相対受信遅延に基づいて送信タイミングを適合させることができる。
移動端末により送信されマイクロステーションにおいて受信された信号は、好ましくは、定められた移動端末に対して識別された中央プロセッサへ運ばれる。中央プロセッサは希望信号を高次の空間ダイバーシチで復号するために選択されたマイクロステーションから受信した信号を一緒に処理し、また干渉抑制技術を含むことができる。
本発明のマイクロキャストシステムは、等化器を使用して多数のマイクロステーションから擬似時間分散で受信される信号を処理し易いデジタルTVまたはラジオ放送にも応用することができる。
(発明の詳細な説明)
次に、図面を参照して、図1は従来のマクロ−セルラー通信システムを一般的に番号10で示している。セルラー通信システム10は直径がおよそ20kmの複数の比較的大きいセル12を含んでいる。中央に配置された基地局14が各セル12を受け持つ。基地局14により送信された信号は基地局14からセルの周囲に全方向に伝播する。基地局14から送信される信号の電力は任意の定められた点において基地局14からの距離の関数として一様に減少する。真空では、信号強度は基地局14からの距離の二乗に反比例して変動する。実際上、セルラー通信システムにおけるパス損失は地勢、大気状態、その他の実世界効果により逆平方法則よりも遥かに厳しい。一般的に、任意の定められた点における信号電力は基地局14からの距離の四乗に反比例して変動するものと通常仮定される。図3は典型的なマクロセルラーシステムにおける距離の関数としての信号強度のグラフである。図3からお判りのように、信号はセル12の中心付近で最強でありセル境界付近では低い。基地局14はセル12のエッジにおいて最小有用信号レベルを提供するのに十分な電力を送信しなければならない。
図2は一般的に番号20で示す本発明に従ったマイクロセルラーシステムである。マイクロセルラーシステム20は複数のセル22を含んでいる。従来のマクロセルラーシステム10とは異なり、本発明のマイクロセルラーシステム20は各セル22で低電力マイクロステーション24のネットワークを利用し、それは単一の中央配置基地局14ではなく、セル22全体にわたって均一に分布することができる。マイクロステーション24は方形グリッドパターンや六角形グリッドパターン等の多様なグリッドパターンに配列することができる。実際上、グリッドパターンはマイクロステーション24を搭載する適切なサイトの利用可能性により幾分不規則となることがある。それでも、発明の概念を説明する目的で、均一分布パターンが仮定される。全マイクロステーション24が同時に活性化される場合、任意の定められた点における信号強度は、距離の4乗に従った減衰を考慮しながら各マイクロステーション24からの寄与を加算して計算することができる。
図2に示す典型的な実施例では、マイクロステーション24はグリッドパターンに配置されマイクロステーション24間の間隔はセル半径のおよそ1/10である。したがって、典型的な実施例におけるマイクロステーション24の数はπの100倍である、すなわち、円形セル22に対しておよそ315マイクロステーション24である。典型的なマイクロセルラーシステム20に対する信号強度対距離のグラフも図3に示されている。セル22の中心にある単一高電力送信機ではなく低電力マイクロステーション24のネットワークを使用することにより、信号強度はセル22を横切ってより均一に分布されセル境界を越えると迅速に低下する。図3に示すように、セル境界における信号強度は従来のマクロセルラーシステム10に対する−55dBに比べておよそ−1dBである。この比較はマイクロステーション24が従来のマクロセルラーシステム10における中央配置ステーション14と同じ電力レベルで送信するものと仮定する。このようにして、セル境界における信号強度は同じ電力レベルに対して54dB高くなり、各マイクロステーション24の電力は同じセルエッジ信号レベルに対して54dB低減することができる。各マイクロステーション24により送信される電力を低減することにより、全マイクロステーション24により送信される総電力は従来のマクロセルラーシステム10における単一基地局14よりも29dB低くなる。例として、典型的なセルラーサイトは+24dBiアンテナ利得を使用してチャネルあたり20Wを放射して、+37dBWの有効な等方性放射電力(EIRP)を与える。本発明のマイクロステーション24は54dB少ないEIRP、すなわち、−17dBWとすることができ、それは20mWよりも少ない電力を使用してダイポールアンテナとして達成することができる。
各々が同じ周波数で送信する複数のマイクロステーション24によりカバーされる多数のセル22の大きな網を仮定すると、任意のセル22内のキャリヤ対干渉(C/I)比を計算することができ図5に示されている。図5に示すように、9dBのC/I比(GSMシステム内で頻繁に使用される数字)を達成するのに、移動端末はセル半径の88%に配置することができる。
本発明に従って、定められたセル22内のマイクロステーション24のサブセットを使用して移動端末に信号を送信することにより、容量の利得を得ることができる。選択されるサブセットは移動端末の近くのマイクロステーション24のグループとすることができる。より詳細には、移動端末の現在位置を取り巻くマイクロステーション24のサブセットは移動端末に割当てられたダウンリンクチャネルで同じ信号を送信することができ、移動端末からより遠く離れたマイクロステーション24はダウンリンクチャネルで移動端末に送信することはない。定められた移動端末に対する“アクティブな”マイクロステーション24のセットは、ここでは、アクティブセットと呼ばれる。アクティブセットによりカバーされるエリアは移動端末に対する仮想セルと考えることができる。セル22内の移動端末位置はランダムであるため、同じセル位置において移動端末がクラスタリングすることはありそうにない。このありそうもない発生さえ、同じ同一チャネルグループ内の移動端末が望ましくない干渉レベルを回避するのに十分な距離だけ離されている同一チャネルグループへ移動端末を分類することにより回避することができる。このようにして、同じチャネルを同じセル22内の多数の移動端末により同時に使用することができる。
移動端末がセル22内を動き回ると、移動端末に対するアクティブセットは連続的に変化し、移動する仮想セルと考えられるものを形成する。移動端末から最強信号を受信するマイクロステーション24が識別され、移動端末に対する新しいアクティブセットとなる。“サイレント”マイクロステーション24は“アクティブ”マイクロステーション24周りにバッファゾーンを形成し、それは隣接セル22内の干渉を低減し、さらに同じセル内の他の移動端末によるチャネルの再利用を許す。
移動端末に対するアクティブセットの決定はさまざまな方法で行うことができる。図4a−4cは移動端末に割当てられたアップリンクチャネル上の信号強度測定値に基づいてアクティブセットを決定する3つの方法を示す。図4a−4cでは方形グリッドパターンが仮定される。図4aでは、アクティブセットはアップリンク上の移動端末から最強信号を受信するマイクロステーション24を中心とするマイクロステーション24の3×3クラスタを含んでいる。図4bでは、アクティブセットは移動端末から最強信号を受信する3つのマイクロステーションを含んでいる。この方法は移動端末が最強信号を受信する3つのマイクロステーションにより規定される三角形内に位置するものと仮定する。図4cでは、アクティブセットは予め定められた閾値よりも上の信号を移動端末から受信する全マイクロステーション24を含んでいる。アクティブセットを決定するこれらの方法は単独または組み合わせて使用することができる。
信号強度測定値に依存しない他のアクティブセット決定方法を使用することもできる。たとえば、移動端末の現在位置を計算してマイクロステーション24の既知の座標位置と比較することができる。この場合、移動端末の現在位置に最も近いマイクロステーション24をアクティブセット内に含むことができる。移動端末の現在位置は当業者ならばよくご存知の三角測量により計算することができる。あるいは、その現在位置をネットワークに周期的に報告したりその位置をそこから決定できる位置データを提供するために、GPS受信機等の、測位受信機を備えた移動端末が必要となることがある。
アクティブセットのサイズは移動端末をつきとめる精度、および移動端末の移動速度等の要因にも依存することがある。マイクロステーション24が互いに近くかつ移動端末が迅速に移動しておれば、ネットワーク中で移動端末を追跡するのに十分な速さでアクティブセットをダイナミックに変えられないことがある。この場合、移動端末はアクティブセットの更新間にアクティブセットにより規定されたエリア、すなわち、仮想セルを通過しそうもないようにアクティブセットの数を増加することができる。
図6は全てが同じチャネルを使用する4つの異なる移動端末を受け持つ活性化されたマイクロステーション24のパターンを示す。アクティブなマイクロステーション24はべた黒フィル(fill)で示されており、イナクティブマイクロステーション(inactive microstation)にはフィルがない。イナクティブ(inactive)として示されたマイクロステーション24は事実異なるチャネルで他の移動端末へ送信していることがある。アクティブセットA−Dは移動端末の周りにサークルを形成する。より小さなサークルは、静止または徐行端末のように、その位置を正確に決定することができる移動端末に対するアクティブセットを表し、大きなサークルは、迅速に移動する端末のように、その位置を正確に決定することができない移動端末に対するアクティブセットを表す。
図6におけるアクティブなマイクロステーション24は同じチャネルを使用しているが、移動端末間の距離および移動端末は各アクティブセットの中心付近にいる事実により、同一チャネルセルユーザ間の干渉は低く受け入れられるC/I比が得られる。そのアクティブセットが図6に示すものと重なり合う他の端末はC/I比を劣化させずに異なるチャネルを使用することができる。このようにして、アクティブセットのパターンはチャネル毎に異なる。同じチャネルで作動するアクティブセットは空間的に分離され、異なるチャネルで作動するアクティブセットは重なり合うことがある。実際上、アクティブセットは複数のマイクロセルを規定し、その中心はチャネル毎に異なる。対照的に、図1に示すマクロセルラーシステム10はセル12に割当てられた全チャネルを送信する単一固定基地局14を使用する。
図7は異なる陰影パターンで示す3つの異なる同一チャネルグループ内の9台の移動端末に対するアクティブセットを示す。9台の移動端末に対するアクティブセットは、それぞれ、A−Iとして示されている。単一フィルパターンを有する円は単一チャネルで送信しているマイクロステーション24を表し、2つのフィルパターンを含む円は2つの異なるチャネルで同時に送信しているマイクロステーションを表し、3つのフィルパターンを含む円は3つの異なるチャネルで同時に送信しているマイクロステーション24を表す。
図7に示すように、各マイクロステーション24は多数のチャネルで同時に送信するように要求されることがあり、利用可能な最大数のチャネルで送信するように要求されることがある。このため、各マイクロステーション24は好ましくは、線形送信電力増幅器を使用して作ることができるような、マルチチャネル送信機を含むことができる。線形電力増幅器は一般的に低効率である、すなわち、不要相互変調を生じる。しかしながら、本発明に必要な比較的低電力の送信機(典型的には、チャネル当り20ミリワット程度)は低電力レベルにおける効率はあまり重要ではないため、問題は遥かに少ない。さらに、移動端末までの距離に応じて送信電力レベルを調節するマクロセルラーシステム10内の中央配置基地局14とは異なり、マイクロセルラーシステム20内の全チャネルが等しい電力レベルで送信することができる。その結果生じる不等電力レベルにより2つの高電力レベルチャネル間に相互変調が生じて低電力チャネルは無力とされる。このような不等電力は本発明に従ったマイクロセルラーシステム20では不要であるため、任意の1つのマイクロステーション24の出力における相互変調は、最悪でも、任意のチャネルの電力より10dB低く、多くのマイクロステーション出力信号の合成である、移動端末における希望信号電力比への相互変調は幾分低いと思われる。−10dB相互変調レベルは飽和増幅器により達成され、マルチキャリヤ動作に対してさえマイクロステーション24の極端な線形性は要求されない。
図8は本発明の実施例に従ったマイクロステーション24の方形グリッドを示す。マイクロステーション24は円として表されており、円はアクティブセットを表す黒フィルを含んでいる。下記の検討では、アクティブセットは移動端末の現在位置を取り巻くマイクロステーション24のグループを含むものと仮定する。同じチャネルを使用するアクティブセットは、マイクロステーション24において送信競合を生じることがある、同じチャネルで同時に2つの異なる信号を送信する必要性がどのマイクロステーション24にもないように、少なくとも一つのグリッド分割により分離される。そのアクティブセット内に配置された移動端末に対するC/I輪郭のグラフが図9に示されている。アクティブセット外部の他の全てのマイクロステーション24は他の移動端末に対する等電力干渉信号を送信しているものと仮定する。
アクティブセット内の9つのマイクロステーション24が4つの方形S1−S4を規定し、マイクロステーション24はこれら4つの方形S1−S4のコーナに配置されている。これら4つの方形の中心はS5で示す中央方形を規定する。移動端末は中央方形S5内にあるものと仮定する。移動端末が中央方形S5の外部に移動すると、アクティブセットはそれが再び中央方形S5内にくるように移動端末の現在位置周りのパターンを中心に集めるように変えられる。したがって、図9は中央方形内に描かれたC/I輪郭を示す。一定のC/I輪郭はほぼ円形である。10.8dBの最低C/I比は中央方形S5のコーナで生じる。このC/I比はGSMシステムが全フィールドにわたってGMSK変調を使用して動作するのに余りある。あるいは、エリアの半分である20dBC/I輪郭のエリア内で、8−PSK等の高次変調を使用することができる。さらに、単一移動端末へ送信するのに9つの送信機を使用するために生じるマクロダイバーシチはフェージングおよびシャドウ効果を低減して信号品質および信頼度を改善する。
ダイバーシチ利得はアクティブセット内で選択されたマイクロステーション24から送信される信号を遅延させることにより改善することができる。図9において、9つのマイクロステーション24に関連付けられた数字0,−1,1はアクティブセット内のマイクロステーション24により送信される信号の相対タイミングを示す。“−1”は1シンボル周期の遅延を表し、“+1”は1シンボル周期のタイミング進みを表し、“0”は時間遅延や進みが無いことを表す。選択されたマイクロステーション24において相対時間オフセットが使用される場合、移動端末において受信される信号は2シンボル周期の時間分散を有するマルチパスチャネルを伝播しているように見え、このような信号はビタビデコーダを使用して有利に復号することができる。好ましくは異なる変調時間および進み遅延値を有する送信機から信号を受信するC/I比の観点から最も不利な位置にある移動端末において生じる他のタイミング進み/遅延パターンを使用することができる。この方法により同期変調に比べて改善されたマクロダイバーシチ利得が提供される。
図8および9では、1kmマイクロステーション24間隔を仮定すると、各チャネルは9平方km毎に再利用することができる。3セクタおよび3サイト,3セクタ周波数再利用計画を有する従来の10km半径セルを使用すると、各々が260平方kmをカバーする3サイトで各チャネル周波数が一度しか使用できない。このようにして、各チャネル周波数は780平方km毎に1回使用される。そのため、本発明にはシステム容量を87倍(780÷9)増加する可能性がある。この容量増加は260平方kmをカバーする一つの大きなアンテナサイトを260のマイクロステーション24で置換して得られる。このようにして、マイクロステーションのコストがマクロステーションのコストの87/260〜1/3であれば、単位容量当りコストは損得なしである。事実、一つには大型タワーおよび複雑な高利得セクター化アンテナに対する必要性がないため、マイクロステーション24のコストはマクロスセルラーシステム10内の基地局14のコストの1/3よりも遥かに少なくなりそうである。したがって、単位容量当りコストを著しく節減できる可能性がある。前記した容量計算は静止端末の均一な分布を仮定している。実際上、実現可能な容量利得は前記した理論的利得よりも幾分小さい。
移動端末がネットワーク中を移動すると、アクティブセットはネットワーク中を移動する移動端末を追跡する仮想セルを形成するように変化する。したがって、同じチャネルで動作している移動端末に対するアクティブセットが衝突またはオーバラップすることが予期される。この状況により2つの異なる同一チャネル移動端末に対するアクティブセット内のマイクロステーション24に対して問題を生じることがある。より詳細には、マイクロステーション24は同じチャネルで2つの異なる移動端末にデータを送信するよう要求されることがある。同一チャネル移動端末を伴うこのような送信競合を処理する一つの方法はアクティブセット内の任意のマイクロステーション24からの競合送信を禁止することである。送信競合は同じマイクロステーション24が同じ通信チャネルを使用して同時に2つの異なるデータストリームの送信を要求される時を検出することにより検出することができる。競合チャネル上の送信しか禁止する必要がない。本出願の目的に対して、“同一チャネル移動端末”という用語は同時に同じチャネル周波数を使用する2つ以上の移動端末のことである。送信競合が検出されると、同一チャネル移動端末を受け持つマイクロステーション24は、任意の送信が一つまたはもう一つの移動端末またはその両方との干渉を構成するという仮定で任意の同一チャネル移動端末への送信を禁止することができる。あるいは、マイクロステーション24は他の全ての同一チャネル移動端末への送信を禁止しながら一つの同一チャネル移動端末へデータを送信することができる、たとえば、最強信号を受信した移動端末へ送信することができる。理論的には、アクティブセットの完全オーバラップはかなりの確率で生じ、一方または両方の移動端末に対する信号損失を生じる。この状況は数秒続くことがある。
完全な信号損失を回避するために、ネットワークは送信競合の検出に応答して関連エリア内で使用されない異なるチャネルに移動端末の一つをハンドオフしようと試みることができる。しかしながら、ハンドオフは移動端末へのシグナリングメッセージの定式化および送信に遅延を伴う。代替策はランダム周波数ホッピングを使用して干渉する移動端末間の送信競合の持続時間を最小限に抑えることである。周波数ホッピングが使用されると、2つの干渉する移動端末が連続するホップに対して同じ周波数に留まる機会は小さくなる。このようにして、同じ位置で同時に同じチャネルを使用する2つの干渉する移動端末間の送信競合は恐らく1周波数ホップの持続時間しか続かない。たとえ周波数ホッピング方式が採用されても送信競合はまだ生じるが、良く知られているように、短いランダム干渉イベントはインターリービングおよびエラー訂正コーディングを使用して橋絡(bridge)することができる。
2つの送信競合処理方式に対して予期されるC/I統計が、それぞれ、図10および11に示されている。これらの各図面において、干渉平均化を行うために周波数ホッピングが使用されるものと仮定する。図10に示すマイクロセルラーシステム20では、マイクロステーション24は送信競合が検出されたら2つの同一チャネル移動端末により使用される通信チャネルでの送信を禁止するようにプログラムされる。図10はこの技術に対する累積C/I統計を示す。図11に示すマイクロセルラーシステム20では、各マイクロステーション24は同じ通信チャネル上の同時に2つ以上の移動端末を伴う送信競合を検出する時に選択された移動端末に対してデータを送信する。この場合、マイクロステーション24はアップリンク通信チャネルで最強信号を提供する同一チャネル移動端末に対してデータを送信する。図11はこの技術に対する累積C/I統計を示す。
さらに、もう一つの潜在的なアルゴリズムはマイクロステーション毎に常に全てのチャネルで送信を行い、最近最善の受信を行った移動端末に対するものとなるように変調を選択することである。
第1の方法の背後にある仮定は何かを通信チャネルで送信することは有害無益であるということであり、第2の方法の背後にある仮定は一つの移動端末に対する信号を送信することは有益無害であるということである。各図面の異なる曲線は、それぞれ、1から8ホップにわたって平均したC/Iに対するものである。GSM周波数ホッピングシステムでは、音声信号は冗長ビットを加えることによりエラー訂正符号化され、次に、符号化された音声ビットが8ホップにわたってインターリーブされる。このようにして、ビットすなわちフレームエラー性能は2ホップ以上にわたって平均化されたC/Iに関連付けられる。目的は移動端末の98%に対して、または時間の98%に対して、およそ8dBよりも大きいC/I比を達成することである。このようにして、図10および11の比較すべき重要な特徴は8dBよりも小さい有効(すなわち、平均)C/I比を有するのは移動端末の何分の一かを示す累積C/I分布曲線の尾部である。第2のアルゴリズムは3ホップ以上にわたる平均C/I比が重要な規準である場合により低い尾部を与え、単一ホップのC/I比が重要な規準である場合には第1のアルゴリズムの方が良好であることが判る。より低い尾部はより小部分の移動端末が目標平均値よりも大きい干渉に一時的に苦しんでいることを意味する。このようにして、より低い尾部はより高度のサービスに等しい。
本発明に従ったマイクロセルラーシステム20を使用すると、異なるマイクロステーション24において変調され送信された信号を、移動端末のアクティブセット内のマイクロステーション24への相対距離に応じて、移動端末において1シンボル周期以上の相対遅延で受信することができる。前記したように、この現象は望ましく、移動端末において生じる遅延の広がりがその等化器の能力以内である限り、選択されたマイクロステーション24においてプラスまたはマイナス1シンボル周期の時間遅延を導入することにより促進することができる。移動端末がネットワーク中を移動してそれに対するアクティブセット内に変化がなされる場合、そのアクティブセットからマイクロステーション24を除いたり加えたりするために生じるチャネル遅延プロファイルの任意突然の変化は、望ましくは移動端末の検出および適応能力以内でなければならない。Global System for Mobile Communication(GSM)として知られる標準を実施する移動端末は、各スロットに対する遅延プロファイルおよび最大相関エネルギのタイミング中心を決定するために、データの各送信スロット内に埋め込まれた既知のシンボル周期とプラスまたはマイナス5シンボルの順序のスライディングウインドウを介した受信データ間の相関を実施する。このようにして、GSM移動端末はプラスまたはマイナス2,3シンボル周期よりも多くない限りスロット間の遅延やタイミングの変化により影響を受けることがない。
マイクロダイバーシチシステムで生じることがあるように、サイト間隔が大きくなると、一つの基地局14からもう一つの基地局(従来のマクロセルラーシステム10)への送信切替時に、遅延またはタイミングステップは過剰ステップ変化を防止する対策がとられない限り移動端末の訂正ウインドウを超えることがある。このような対策は、たとえば、より遠いサイトに対してより近いサイトの送信タイミングをステップ変化を補償するのに必要な量だけ遅らせることを含むことができる。この量は両サイトにおいてアップリンク上の移動端末から信号を受信し、受信信号内に埋め込まれた同期語との相関により相対遅延を決定して求めることができる。たとえば、移動端末への送信が時間tにおいて第1の基地局14から第2の基地局14に切り替わるものとする。時間tにおいて第2の基地局14がアップリンクチャネル上の信号を第1の基地局14よりも5シンボル周期前に受信しておれば、第2の基地局14は第1の基地局14に対して5シンボル周期のタイミング遅延で送信するようにプログラムすることができる。移動端末が第2の基地局14から離れるように移動すると、遅延は低減することができる、すなわち、移動端末がその相関ウインドウ内にある信号をまだ受信するように復調シンボルタイミングが進められる。本発明のマイクロセルラーシステム20の一つの利点は低減されたサイト間隔によりこのような対策は、少なくともちょうど4ms以下のGSM変調シンボル周期に対して、不要となることである。毎秒2,3メガチップを送信するCDMAシステムに対して、前記したタイミング進み/遅れ手段、または等価手段、は必要となることがある。
図12は本発明のマイクロセルラーシステム20に対する典型的なシステムアーキテクチュアを示す。図12に示すように、同じセル22内に配置された複数のマイクロステーション24が通信媒体32を介して中央プロセッサ30に接続されループを形成する。通信媒体32は、たとえば、光ファイバ、T1またはE1ライン、または他のリンクを含むことができる。ここに記載する典型的な実施例では、各セル22は単一中央プロセッサ30を含んでいる。あるいは、単一セル22内のマイクロステーション24は、各々が単一中央プロセッサ30を有する、サブグループに分割することができる。中央プロセッサ30はマイクロステーション24により移動端末へ送信されるデータを発生する送信部200、マイクロステーション24により受信された受信データを復調および復号する受信部300、および制御プロセッサ32を含んでいる。送信データは時分割多重、周波数分割多重、符号分割多重、または波長分割多重を含むいくつかの既知の多重化技術のいずれか一つを使用して中央プロセッサ30からマイクロステーション24へ送信することができる。送信データは中央プロセッサ30によりフォーマット化され第1のマイクロステーション24に送信される。送信データは、最後のマイクロステーション24に達するまで、一つのマイクロステーション24から次へループ周りを通過する。各マイクロステーション24はそこへ向けられた送信信号を抽出し、その代わりに中央プロセッサ30へ返送する受信信号を挿入する。このようにして、各マイクロステーション24において、送信データが抽出され一つのマイクロステーション24から次へ通過する累積信号内に受信データが挿入される。ループ内の最後のマイクロステーション24は、現在受信信号しか含んでいない、累積信号を中央プロセッサ30へ返送しそれは受信信号を復調および復号することができる。
図13は典型的なマイクロステーション24を示す。マイクロステーション24はドロップアンドインサート回路101、アップコンバータ102、ダウンコンバータ103、電力増幅器104、低ノイズ増幅器105、デュプレクサ106、および送受信アンテナ107を含んでいる。ドロップアンドインサート回路101は、たとえば、光電ドロップアンドインサート回路とすることができる。光信号をドロップアンドインサートする一つの実際的な方法は、最初に光検出器を使用して光信号を電気信号へ変換し、信号を電気的ドメインへドロップアンドインサートし、次に、レーザダイオードを使用して電気信号を光信号へ再変換することである。あるいは、マイクロ加工電気的可動ミラーを使用して直接光ドロップアンドインサート装置を形成することができる。マイクロ加工ミラーは比較的低速であるが、それでも、GSMまたはTDMA通信システム内のタイムスロット等の、十分長い持続時間を有する情報ビットのブロックに対する異なる場所へ光を偏向させるのに十分高速である。もう一つの代替策は高密度波長分割多重化を利用することであり、特定のマイクロステーション24へ向けられた信号は光の一意的波長の上に変調される。光の異なる波長を結合または分離するプリズムまたはデフラクション格子を使用して、各マイクロステーション24は次にその意図する送信信号を運ぶ光のそれ自体の特定の波長を除きかつ対応する受信信号により再変調された光の同じ波長を挿入することができ、他のマイクロサイトに関連付けられた他の波長の光は影響を受けずに通される。
各マイクロステーション24において抽出すなわちドロップオフされる送信信号は、たとえば、同相(I)および直角位相(Q)成分を含むマルチキャリヤ信号のデジタルベースバンド表現とすることができる。デジタルI/Qサンプルストリームは、たとえば、3.2MHz帯域幅の16キャリヤGSM信号を表すことができる。65/48倍オーバサンプリングを使用して、各I/Qサンプルストリームは典型的に8+8ビット複素数値の13/3メガサンプル/秒であり、マイクロステーション24当り69.33メガビット/秒を供給する。デフォーマット化およびデジタル/アナログ変換後に、得られるアナログI/Qサンプルが変調器すなわちアップコンバータ102に加えられ、それはセルラー周波数帯域内の信号を発生する。マルチキャリヤ信号は線形電力増幅器104により、たとえば、20メガワット/キャリヤの所望送信電力レベルまで増幅される。増幅された送信信号は送受信デュプレクサ106を介してアンテナ107へ供給される。IおよびQを表現するのに必要なビット数は等化のダイナミック範囲をPAの線形性と一致させて低減することができる。後者は挑戦的に高くする必要のないことは既に指摘しており、I/Qビットレートを実質的に低減する可能性を示している。
アンテナ107により受信された信号はデュプレクサ106および低ノイズ増幅器105を介してダウンコンバータ103へ供給される。マルチキャリヤ受信信号は、たとえば、本開示の一部としてここに組み入れられている米国特許第RE37,138号に記述されている対数ポーラ技術を使用してデジタルサンプルに変換することができる。この技術は一般的な複素信号(すなわち、マルチキャリヤ受信信号)を瞬時位相角および瞬時対数振幅信号により表現し、適応利得制御(AGC)を使用せずに高いダイナミックレンジを達成する。受信信号サンプルがドロップオフされた送信サンプルを正確に置換するように本出願では8−ビット位相および8−ビット対数振幅表現を使用することができる。
必要であれば、マルチキャリヤ信号内の移動端末に対する受信信号のダイナミックレンジは、閉ループ電力制御を使用して8−ビット表現しか使用できないように拘束することができる。マイクロステーション24に近い移動端末はマイクロステーション24から遠く離れた移動端末に比べて電力を低減するように指令することができる。送信相互変調および対応する不完全受信は各マイクロステーション24において干渉信号が異なるためそれほど厄介ではなく、したがって、コヒーレントに相加性ではないことが本発明により提供されるハイレベル送受信ダイバーシチの利点である。ハードリミット送信機(すなわち、飽和電力増幅器104)を使用できることさえ考えられる。飽和電力増幅器の使用は仮想セルの縁を越える距離と共に全放射信号が遥かに迅速に減少する事実によっても容易にされる。
図14および15は中央プロセッサ30の典型的な実施例を示す。図14は送信部200の一実施例を示し、図15は中央プロセッサ30の受信部300の一実施例を示す。
図14に関して、中央プロセッサ30の送信部200は複数のセレクタ202、一つ以上のデジタル周波数分割マルチプレクサ(DFDM)204、および出マルチプレクサ206を含んでいる。セレクタ204はアレイ208を形成する。セレクタアレイ208の各列は特定のマイクロステーション24に対応する。各行は特定の周波数チャネルに対応する。いくつかの送信用データストリームD,D,...Dが各行内の第1のセレクタ202へ入り、行に沿って最後のセレクタ202へ通過する。周波数チャネル当り‘k’までのデータストリームがある。各マイクロステーション24は各周波数チャネルで単一データストリームDを送信する。各セレクタ202は特定のチャネルに対して利用可能な‘k’データストリームから対応するマイクロステーション24により送信されるデータストリームを選択する。可能な各マイクロステーション/チャネル対に対して一つのセレクタ202がある。図14の記号SL(i,j)は第i番マイクロステーション24により送信された第j番チャネルに対するセレクタ202を示す。
各データストリームは2進ビットストリーム、または、一方のビットストリームが実すなわち‘I’部に変調され他方が虚すなわち‘Q’部に変調される複素変調に対応する一対の2進ビットストリームとすることができる。各データストリームは既に変調されフィルタリングされた信号、もしくは8−PSK等の高次変調、のサンプルを表す複素数のストリームを含むこともできる。また、データストリームは1,0または−1信号値を表す3状態すなわち3進ビットストリームとすることができ、‘1’は論理‘1’を表し、‘−1’は論理‘0’を表し、‘0’は電力が送信されないことを意味する。GSMバーストはビットストリームを‘0’信号値に設定して生成される無送信の保護期間を有して開始および終了する。
GSM標準に従って信号を送信するために、各データストリームはオフセットQPSKを発生するように半シンボルオフセットを有する一対のI,Qビットストリームであることが適切であり、それは通常定エンベロープGMSK信号に近似されるGSMにより使用される変調の正確な形式である。線形送信機を使用する場合のように、信号を定エンベロープとして拘束する必要がなければ、正確な(OQPSK)形式を使用するのが一層有利である。IおよびQチャネルのシンボルレートは13MHz/96すなわちおよそ135キロサンプル/秒の少なくとも一倍の倍数、たとえば、270.833キロサンプル/秒である。
各セレクタ202は、もしあれば、‘k’データストリームのどれを選択すべきかを示す制御プロセッサ32からの制御信号を受信する制御入力(図示せず)を有する。定められたマイクロステーション24に対するセレクタ202は同じDFDM204に接続する。開示した実施例では、各マイクロステーション24に対して一つのDFDM204がある。DFDM204は定められたマイクロステーション24により送信されるように選択されたデータストリームを多重化する。たとえば、GSMシステムでは、DFDM206はデータストリームをフィルタリングして複素デジタルベースバンド内の各200kHzチャネルへアップコンバートする。次に、全てのDFDM204からの出力を出マルチプレクサ206によりさらに多重化して、ファイバまたはケーブルを使用してマイクロステーション24へ分布することができる。分布媒体として光ファイバが使用される場合には、出マルチプレクサ206は、たとえば、波長分割多重化を使用することができる。周波数分割多重化、時分割多重化、符号分割多重化および直交周波数分割多重化等の他の多重化形式も適切ならば使用することができる。
DFDM204は最初に隣接チャネルスピルオーバを防止するためにデータストリームをフィルタリングし、次に一方または両方のフィルタリングされたストリームのI,Q信号を回転させて信号を200KHz離れた隣接チャネルへシフトさせ、次に信号を2倍アップサンプリングすることによりデータストリームを対として結合することにより作動することができる。次に、シフトされ、アップサンプリングされた信号を加えてIおよびQサンプルストリームの両方に対して好ましくは帯域の65/48倍すなわち541.666キロサンプル/秒のサンプリングレートで複素帯域内の400KHz幅信号を発生する。次に、このような2対の400KHz信号を同様に結合することができるが、400KHz相対シフトさせて1083.333キロサンプル/秒を与え、以下同様である。最後のI,Qサンプルストリームが到着して所期のマイクロステーション24においてドロップオフされる時は、I,QサンプルストリームをD/A変換し、それらをフィルタリングして連続時間信号を作り出し、次に連続時間信号を無線周波数キャリヤ上に直角変調するだけでよい。
前記したように、セレクタ204は制御プロセッサ32により制御されて各マイクロステーション24において最強受信される移動端末に送信されるデータストリームを選択するようにされる。データストリームが加えられるセレクタチャネルはバースト毎またはフレーム毎に変動されて周波数ホッピングを行うことができる。たとえば、定められた移動端末に対するデータストリームはそのバースト、スロットまたはフレームに対して移動端末をチャネル1に同調させなければならない場合には入力D1に、移動端末がチャネル2で受信している場合には入力D(k+1)に接続することができる。周波数ホッピング送信を作り出すこの方法は“ベースバンドホッピング”と呼ばれる。同じデータストリームを多数のマイクロステーション24により送信するために選択して、送信ダイバーシチを与えることができる。
また、セレクタ204は制御プロセッサ32により制御されて最適送信ダイバーシチに対する±1シンボル遅延を与えるために任意の選択されたデータストリームを1または2シンボル遅延させることができる。この遅延は定められたマイクロステーション24に対してその位置に従って固定することができる。
図15は中央プロセッサの受信部300を示す。受信部300はデマルチプレクサ302、各マイクロステーション24用デジタルチャネライザ304、および各周波数チャネル用チャネルセレクタ306を含んでいる。入ケーブルまたはファイバは各マイクロステーション24から中央プロセッサ30へ受信サンプルをもたらす。入マルチプレクサ302は各マイクロステーション24からの受信サンプルを分離して対応するデジタルチャネライザ304に送る。たとえば、GSMシステムではデジタルチャネライザ304は200KHz周波数チャネルに対するサンプルストリームをフィルタリングし分離するデジタルFDMデマルチプレクサを含むことができる。各マイクロステーション24からの同じ周波数チャネルに対するサンプルストリームは対応するチャネルセレクタ306に入力される。チャネルセレクタ306は各信号を復号するための関連付けられたチャネルを受信するのに使用すべきマイクロステーション24を選択する。
一つのインプリメンテーションは復号される各信号kに対して異なるマイクロステーション24から予め定められた数のサンプルストリームを選択することを含むことができる。選択されたマイクロステーション24は、典型的に、最強信号すなわち移動端末の現在位置に最も近い信号を受信するマイクロステーション24を含んでいる。前記したように、移動端末に対するアクティブセットと呼ばれる9つのマイクロステーション24を選択して各移動端末からの信号kを復号するサンプルストリームを与えることができる。9つのマイクロステーション24からの受信サンプルストリームはチャネルセレクタ306により多重化されてその出力に多重化I,QストリームZを与える。各チャネルセレクタ306はnまでの多重化I,Qストリームを与えることができ、各々が異なる受信信号kに対応する。次に、多重化I,QサンプルストリームZをダイバーシチ復調器により処理してサンプルのダイバーシチ結合を行うことができる。
各サンプルストリームZ...Zに対して、中央プロセッサ30にとって知ることができる対応する移動端末位置がある。随意、マルチユーザ復調器を使用して地理的に隣接する移動端末からの信号を復号して相互干渉を低減することができる。たとえば、出願人の米国特許第5,790,606号“Joint Demodulation using Spatial Maximum Likelihood”に記述された空間ビタビアルゴリズムを使用することができる。’606特許は本開示の一部としてここに組み入れられている。また、本発明は、2001年8月31日に出願された米国特許出願第09/945,002号“Interference Cancellation In a CDMA Receiving System”に記述されているような、多数のアンテナにおいて受信されるマルチパスチャネルを介して伝播した多数の受信信号を一緒に復調する技術を利用することもできる。この発明に記述された技術を使用して、希望信号を受信しながら一つ以上の不要信号からの干渉をキャンセルするように2つ以上のマイクロステーション24から受信した信号を結合することにより、各チャネルを使用して2つ以上の移動端末からの信号を同時に受信することができる。
また、チャネルセレクタ306は、移動端末に対するアクティブセット内のマイクロステーションの他に、予め定められた数のマイクロステーション24をアクティブセットの現在のメンバーに替わる候補として選択することもできる。中央プロセッサ30内の制御プロセッサ32は候補マイクロステーション24からの受信信号強度を監視して、候補マイクロステーション24の受信信号強度をアクティブセット内のマイクロステーション24の受信信号強度と比較することができる。一つの候補マイクロステーション24の受信信号強度が移動端末に対するアクティブセット内の9つのマイクロステーション24の中の一つのマイクロステーションの受信信号強度よりも一貫して大きくなると、候補ステーション24をアクティブに加えてアクティブセットの既存のメンバーを除くことができる。
制御プロセッサ32は9サイトのどのクラスタがアクティブセット内に含まれるかをフレーム毎に監視し、かつそれらの相対位置の知識により候補ステーション24を近くにあるものとして選択することができる。たとえば、制御プロセッサ32は候補ステーション24をアクティブセット内の選択されたマイクロステーション24の重心に最も近いものとして選択することができる。重心は各マイクロステーション24位置を中心とする受信信号強度に比例する質量を仮定して定義することができる。あるいは、9つのマイクロステーション24のクラスタの地理的中心をそれらの平均位置を計算して定義することができる。さらに、もう一つの代替策は、異なるマイクロステーション24において受信された信号を処理し、移動端末に最も近いが現在候補マイクロステーション24としてアクティブセット内にないマイクロステーション24を選択することにより移動端末の位置を推定することである。
制御プロセッサ32は各移動端末に対する受信および送信にどのマイクロステーション24を使用するかを判断する。制御プロセッサ32は各マイクロステーション24から信号強度測定値を受信し、それは指示された移動端末から各マイクロステーション24において受信される総エネルギを示す。信号強度は周波数選択性であるフェージングと共に変動するため、制御プロセッサ32はGSMプロトコルの8フレームの音声インターリーブ深さ等のいくつかのフレーム/周波数ホップ数にわたって受信信号強度を平均化することができる。次に、制御プロセッサ32は受信および送信にどのマイクロステーション24を使用するかを判断する。
移動端末24に対するアクティブセット内に含めるマイクロステーション24を選択するいくつかの方法が既に記述されている。図16は全てのアクティブ移動端末に対する受信および送信にマイクロステーション24を割当てる典型的な手順を示す。図16に示す手順は全ての移動端末が少なくとも一つのマイクロステーション24により受け持たれ、一つの移動端末が特に強い送信機であるために通信リソースを“独占する”のを防止することができる。この手順はブロック400において引き起こされる。ブロック402において、制御プロセッサ32は周波数チャネルjを選択し、次に、ブロック404において移動端末kを選択する。制御プロセッサ32は選択された移動端末kからどのマイクロステーション24が最強信号を受信するかを決定し(ブロック406)、次に、そのマイクロステーション24を移動端末kに対する送受信に割り当てる(ブロック408)。次に、選択されたマイクロステーション24は考慮中のチャネルに対して利用可能なマイクロステーションのリストから削除される(ブロック410)。ブロック412において、制御プロセッサ32はiモジュロ移動端末数nを増加することによりもう一つの移動端末kを選択する。ブロック414において、制御プロセッサ32は任意のマイクロステーション24が考慮中の周波数チャネルに対して割当てられたままとされるかを決定する。そうであれば、処理はブロック406へ戻る。定められた周波数チャネルに対する全てのマイクロステーション24が選択されていると、制御プロセッサ32は考慮すべき任意の付加周波数チャネルがあるかどうかを確認する(ブロック416)。あれば、処理はブロック402へ戻る。このプロセスは全周波数チャネルが処理されるまで繰り返され、手順はブロック418で終わる。
図16に示す手順は少なくとも一つのマイクロステーション24を最初に各々に送信するように割当て、次に、第2のダイバーシチマイクロステーション24の各々への割当てを継続し、以下同様とすることにより移動端末に対して“公正”である。さらなる改良は最初に異なる移動端末からの受信信号が増加するインデクスIを有する総受信信号強度の下降順でソートされているようにすることである。これによりマイクロステーション24は第1の優先順位として最も近い移動端末に割当てられることが保証される。
本発明は主としてダウンリンク伝送に関連している。アップリンク伝送における改善は本開示の一部としてここに組み入れられている、たとえば、米国特許第5,619,503号、第5,790,606号、および第6,148,041号に記述されている。これらの特許に記述された技術はアップリンク伝送に応用することができるが、本発明を使用してダウンリンク伝送に応用することができる。アップリンクおよびダウンリンク伝送の違いはネットワークが全てのマイクロステーション24において受信される全信号に対するアクセスを有し、全ての移動端末伝送を復号することである。しかしながら、ダウンリンク方向では移動端末はそれ自体の受信信号へのアクセスしかなく一つの信号しか復号しない。したがって、中央プロセッサ30は遥かに複雑な統合復調または干渉抑制技術を実施して、各移動端末信号を他の存在の元で、同じ周波数であっても、復号することができる。前記した特許に記述された一つの方法は任意適切な手段で最初に最強信号を復号し、次に、現在干渉のないより弱い信号を復号できるようにうまく復号されているものをより強い同一チャネル信号から減じることである。
各セル内に単一基地局を有する複数のセルを有する従来のセルラー通信網を示す図である。 各セル内にマイクロステーション網を有する複数のセルを有する本発明に従ったセルラー通信網のを示す図である。 従来のセルラー網に対する受信電力対距離を実線で示し、本発明に従ったセルラー通信網の受信電力対距離を点線で示すグラフである。 移動端末を受け持つマイクロステーション網内のマイクロステーショングループを選択するさまざまな方法を示す図である。 移動端末を受け持つマイクロステーション網内のマイクロステーショングループを選択するさまざまな方法を示す図である。 移動端末を受け持つマイクロステーション網内のマイクロステーショングループを選択するさまざまな方法を示す図である。 本発明に従った通信システムのセル内のキャリヤ/干渉比対セル半径のグラフである。 単一通信チャネル上の4つの移動端末に対する可能な活性化パターンを示すマイクロステーション網を示す図である。 3つの同一チャネルグループ内の9つの移動端末に対する活性化パターンを示すマイクロステーション網を示す図である。 単一移動端末に対するアクティブマイクロステーションを示すマイクロステーション網を示す図である。 図8のアクティブマイクロステーションが受け持つエリアに対するキャリヤ/干渉比を示す図である。 本発明に従った競合回避方法に対するキャリヤ/干渉比のグラフである。 本発明に従った競合回避方法に対するキャリヤ/干渉比のグラフである。 本発明に従ったマイクロステーション網を示す図である。 本発明の通信網内のマイクロステーションの機能的ブロック図である。 中央プロセッサの送信部を示す機能的ブロック図である。 中央プロセッサの受信部を示す機能的ブロック図である。 マイクロステーションを移動端末に割当てる適切な手順を示すフロー図である。

Claims (41)

  1. 複数のマイクロステーションを含む通信システムにおいて、前記マイクロステーションから複数の移動端末への送信を制御して送信競合を回避する方法であって、前記方法は、
    同じマイクロステーションが受け持つ2つ以上の同一チャネルセル移動端末を伴う送信競合を検出するステップと、
    送信競合に応答してマイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、マイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップは、
    同一チャネル移動端末からマイクロステーションにおいて受信した信号の信号強度測定値に基づいて受け持つ同一チャネル移動端末を選択するステップと、
    選択された同一チャネル移動端末に対する信号を送信するステップと、
    選択されない同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップと、
    を含む方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、マイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップは、マイクロステーションから全ての同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップを含む方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、通信システムは時分割多重化を利用し、各移動端末はTDMAタイムスロットに割当てられる方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、通信システムはダウンリンク送信に対して周波数ホッピング方式を利用し、各移動端末はホップチャネルを割当てられる方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、通信システムは符号分割多重化を利用し、各移動端末はコードチャネルを割当てられる方法。
  7. 複数の固定マイクロステーションと複数の移動端末間の無線通信を提供する方法であって、前記方法は、
    各移動端末に対して、そこに情報を送信するための一組の周辺マイクロステーションを選択するステップと、
    同じマイクロステーションが受け持つ2つ以上の同一チャネル移動端末を伴う送信競合を検出するステップと、
    送信競合に応答して同一チャネル移動端末を受け持つマイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップと、
    を含む方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、さらに、各移動端末に対して、移動端末の位置の変化に応答して移動端末に情報を送信する一組の周辺マイクロステーションを選択し直すステップを含む方法。
  9. 請求項7に記載の方法であって、移動端末に情報を送信するための一組の周辺マイクロステーションを選択するステップは、
    複数のマイクロステーションにおいて移動端末から送信された信号を受信するステップと、
    複数のマイクロステーションの各々において受信した移動端末からの信号の強度を測定するステップと、
    複数のマイクロステーションにおいて受信した信号の強度に基づいて一つ以上のマイクロステーションを選択するステップと、
    を含む方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、各マイクロステーションにおいて受信した信号の強度に基づいて一つ以上のマイクロステーションを選択するステップは移動端末から受信した信号の強度が予め定められた閾値規準に一致するマイクロステーションを選択するステップを含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、選択されたマイクロステーションは予め定められた数を超えない方法。
  12. 請求項9に記載の方法であって、各マイクロステーションにおいて受信した信号の強度に基づいて一つ以上のマイクロステーションを選択するステップは移動端末から最強信号を受信する予め定められた数のマイクロステーションを選択するステップを含む方法。
  13. 請求項7に記載の方法であって、マイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップは、
    同一チャネル移動端末からマイクロステーションにおいて受信した信号の信号強度測定値に基づいて受け持つ同一チャネル移動端末を選択するステップと、
    選択された同一チャネル移動端末に対する信号を送信するステップと、
    選択されない同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップと、
    を含む方法。
  14. 請求項7に記載の方法であって、マイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップは、マイクロステーションから全ての同一チャネル移動端末への送信を抑制するステップを含む方法。
  15. 請求項7に記載の方法であって、通信システムは時分割多重化を利用し、各移動端末はTDMAタイムスロットに割当てられる方法。
  16. 請求項7に記載の方法であって、通信システムはダウンリンク送信に対して周波数ホッピングを利用し、各移動端末はホップチャネルを割当てられる方法。
  17. 請求項7に記載の方法であって、通信システムは符号分割多重化を利用し、各移動端末はコードチャネルを割当てられる方法。
  18. 各々が移動端末に信号を送信する送信機を含む複数のマイクロステーションと、
    複数のマイクロステーションに接続され、各移動端末に信号を送信するマイクロステーショングループを選択して各移動端末の近くに仮想セルを形成する中央プロセッサと、
    前記中央プロセッサに配置され、同じマイクロステーションが受け持つ2つ以上の同一チャネル移動端末を伴う送信競合を検出する検出回路と、を含む通信システムであって、
    前記中央プロセッサは送信競合の検出に応答して同一チャネル移動端末を受け持つマイクロステーションから少なくとも一つの同一チャネル移動端末への送信を抑制する通信システム。
  19. 請求項18に記載の通信システムであって、各マイクロステーションは、さらに、移動端末から信号を受信する受信機を含む通信システム。
  20. 請求項19に記載の通信システムであって、中央プロセッサは各マイクロステーションにおいて定められた移動端末から受信した信号の強度に基づいて定められた移動端末に信号を送信するマイクロステーショングループを選択する通信システム。
  21. 請求項20に記載の通信システムであって、中央プロセッサは予め定められた閾値よりも高い信号強度で定められた移動端末から信号を受信する定められた移動端末に信号を送信するマイクロステーショングループを選択する通信システム。
  22. 請求項21に記載の通信システムであって、グループ内の選択されたマイクロステーションは予め定められた数を超えない通信システム。
  23. 請求項20に記載の通信システムであって、中央プロセッサは定められた移動端末から最強信号を受信する、定められた移動端末に信号を送信する予め定められた数のマイクロステーションを選択する通信システム。
  24. 請求項18に記載の通信システムであって、中央プロセッサは一つの同一チャネル移動端末に対してデータを送信し、送信競合に応答して他の全ての同一チャネル移動端末への送信を抑制する通信システム。
  25. 請求項24に記載の通信システムであって、中央プロセッサはそこからマイクロステーションが最強信号を受信する移動端末にデータを送信する通信システム。
  26. 請求項20に記載の通信システムであって、中央プロセッサは送信競合に応答して全ての同一チャネル移動端末への送信を抑制する通信システム。
  27. 請求項18に記載の通信システムであって、中央プロセッサは複数のマイクロステーションにより移動端末に送信される送信信号を発生し、定められた移動端末に対する送信信号は中央プロセッサから定められた移動端末に対するアクティブセット内の選択されたマイクロステーションに転送される通信システム。
  28. 請求項27に記載の通信システムであって、中央プロセッサにおいて発生された送信信号は複数の複素信号サンプルを含む通信システム。
  29. 請求項28に記載の通信システムであって、複素信号サンプルは同相成分および直交成分を含むI,Q信号サンプルである通信システム。
  30. 各セルがマイクロステーション網を有する複数のセルを含む通信システムにおける、移動端末との通信方法であって、
    移動端末に割り当てられたダウンリンクチャネル上で移動端末に情報を送信する移動端末の近くのマイクロステーショングループを選択するステップであって、前記マイクロステーショングループは仮想セルを規定する移動端末に対するアクティブセットを含むステップと、
    移動端末がマイクロステーション網中を移動する時に仮想セルが移動端末を追跡するように、移動端末の動きに応答して移動端末に対するアクティブセットに対してマイクロステーションを除いたり加えたりするステップと、
    を含む通信システム。
  31. 請求項29に記載の方法であって、さらに、移動端末に対するアクティブセット内の第1および第2のマイクロステーションから移動端末に情報を送信するステップを含み、第1のマイクロステーションから移動端末への送信は第2のマイクロステーションからの同じ情報の送信に関して遅延されるまたは早められる方法。
  32. 請求項29に記載の方法であって、さらに、中央プロセッサにおいて定められた移動端末に送信する送信信号を発生し、送信信号を中央プロセッサから定められた移動端末に対するアクティブセット内の選択されたマイクロステーションへ転送するステップを含む方法。
  33. 請求項31に記載の方法であって、送信信号は複数の複素信号サンプルを含む方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、複素信号サンプルは同相成分および直交成分を含むI,Q信号サンプルである方法。
  35. 請求項29に記載の方法であって、さらに、移動端末に対するアクティブセット内の各マイクロステーションから移動端末に同じ情報を送信するステップを含む方法。
  36. 請求項34に記載の方法であって、移動端末に対するアクティブセット内の各マイクロステーションから移動端末に同じ情報を送信するステップは相対位相差でアクティブセット内の第1および第2のマイクロステーションから情報を送信するステップを含む方法。
  37. セルラー通信網内のセル内に複数のマイクロステーションを含む網と、
    マイクロステーション網に接続され、定められた移動端末に割り当てられたダウンリンクチャネルでセル内の定められた移動端末に情報を送信するマイクロステーショングループを選択する中央コントローラであって、前記マイクロステーショングループは仮想セルを規定する移動端末に対するアクティブセットを含む中央コントローラと、を含む通信システムであって、
    前記中央コントローラは、移動端末がマイクロステーション網中を移動する時に仮想セルが移動端末を追跡するように、移動端末の動きに応答して移動端末に対するアクティブセットに対して選択されたマイクロステーションを加えたり除いたりする通信システム。
  38. 請求項34に記載の通信システムであって、中央コントローラは移動端末に対するアクティブセット内のマイクロステーションにより移動端末に送信される送信信号を発生する中央プロセッサを含み、中央コントローラは移動端末に対する送信信号を移動端末に対するアクティブセット内のマイクロステーションへ転送する通信システム。
  39. 請求項35に記載の通信システムであって、送信信号は複数の複素信号サンプルを含む通信システム。
  40. 請求項36に記載の通信システムであって、複素信号サンプルは同相成分および直交成分を含むI,Q信号サンプルである通信システム。
  41. 移動端末に対するアクティブセット内の第1および第2のマイクロステーションは移動端末に相対位相差で同じ情報を送信する請求項の通信システム。
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