JP2011511585A - 無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法 - Google Patents

無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

無線受信機において放送チャネルを検出するためのシステムは、所望チャネルの電力を代表するRSSI信号を発生するよう構成された受信信号強度インジケータ(RSSI)要素と、所望チャネルの電力出力と、該所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルとを比較し、所望チャネルにおける雑音の代表である隣接チャネル電力比(SACPR)信号に対する信号を発生するよう構成された電力検出器を有する切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタと、RSSI信号が予め定められたRSSI閾値より大きいか判断するよう構成され、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値より大きいか判断するよう構成された探索要素とを含む。
【選択図】図3

Description

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本出願は、2007年3月2日に出願された米国特許出願第11/681,211号、「隣接チャネル電力検出及び動的帯域幅フィルタ制御のためのシステム及び方法」に関連し、この全体が参照により本書類に組み込まれる。
携帯電話、携帯情報端末(PDA)及び他の通信機器などの携帯通信機器は大抵、複数の無線受信機又は送受信機を含む。例えば、携帯電話は、セルラ送受信機と、テレビ受信機と、FM無線機とを含むことができる。多くのFMラジオ受信機に含まれる特徴のひとつは、探索機能と称される機能である。この探索機能は、有効チャネル(すなわち局放送が存在するチャネル)について、無線を自動的に、自発的に調査することを可能にする。頑強な探索機能を実装する重要なひとつの側面は、有効チャネルを確実に検出する能力をもつことである。
有効チャネルは、チャネル内の放送信号が微弱であっても、放送局が無線受信機の受信範囲に存在するチャネルである。無効チャネルは、局放送がないチャネルである。探索機能の目標は、無効チャネルをスキップし、検出された有効チャネルを追跡することである。
頑強な探索機能の設計の複雑化しているのは、同じ無線機が非常に異なる放送環境で作用しなければならないためでる。例えば、同じ無線設計が、信号が弱く雑音レベルが低い農村部と、信号が強く雑音レベルが高く、多くの信号が存在する大都市部とで作用しなければならない。
局が有効かを判断するひとつの手法は、受信信号強度インジケータ(RSSI)と呼ばれるものの検出と測定である。RSSI信号は、受信機で測定されるパラメータであり、所望の又は目標のチャネルにおける信号強度の指標である。RSSI信号が所定の閾値より高いとき、それは大抵有効チャネル又は局の存在を暗示し、逆もまた同様である。
残念ながら、有効な局が無線機のエリアで放送しているか判断するための唯一の基準としてRSSI信号を用いることに関する課題がある。第1に、RSSI閾値の最適値は、異なる環境で変化する。農村部では、信号強度と雑音レベルの双方が低く、小さい値の閾値が要求される。都市(メトロ)部では、信号強度と雑音レベルの双方が農村部より高く、より高い閾値のほうがより最適である。残念ながら、閾値は一般的にユーザが調整可能ではない。この閾値は、無線機製造者により予め定められ予め設定される。閾値が高すぎて設定されると、無線機は、探索動作の間に、弱いけれども有効なチャネルを誤ってスキップすることがある。一方、閾値が低すぎて設定されると、無線機は、雑音エネルギーが閾値より高い無効チャネルを追跡することがある。結果として、探索機能の頑強さを妥協して解決する、というRSSI閾値の選択におけるトレードオフが一般的にとられる。
有効な局が無線機のエリアで放送しているか判断するための唯一の基準としてRSSI信号を用いることに関する他の課題は、強い隣接チャネルからのエネルギースピルオーバによるものである。結果として、所望チャネルでの局放送がなくても、所望チャネルは、その隣接チャネルからのエネルギースピルオーバの顕著な量を含み、RSSI閾値テストをパスすることがある。
従って、種々の放送環境で機能する無線受信機のための、頑強な探索機能をもつことが望まれる。
本発明の実施の形態は、無線受信機において放送チャネルを検出するためのシステムであって、所望チャネルの電力を代表するRSSI信号を発生するよう構成された受信信号強度インジケータ(RSSI)要素と、所望チャネルの電力出力と、該所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルとを比較し、所望チャネルにおける雑音の代表である隣接チャネル電力比(SACPR)信号に対する信号を発生するよう構成された電力検出器を有する切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタと、RSSI信号が予め定められたRSSI閾値より大きいか判断するよう構成され、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値より大きいか判断するよう構成された探索要素とを備えたシステムを含む。
他の実施の形態も提供される。他のシステム、方法、特徴及び本発明の効果は、以下の図面及び詳細な説明に接した当業者にとって明らかであり又は明らかになる。本明細書内に含まれ、本発明の範囲内であり、添付の特許請求の範囲によって保護される全てのこのような追加のシステム、方法、特徴及び効果を対象とする。
本発明は、以下の図面を参照してより理解されることができる。図面内の構成は、縮尺通りである必要はなく、それよりもむしろ本発明の原理を明確に描写することを強調する。また、図面において、同様の参照信号は異なる図面を通して対応する部分を示す。
無線スペクトルの部分に対する受信信号強度インジケータ(RSSI)と雑音レベルの関係を示す概略図である。 無効チャネルN−1とN+1が有効チャネルNに隣接する状況を示す概略図である。 簡略化した携帯送受信機を示すブロック図である。 無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法が実装可能なFM無線機の実施例を示す簡略化した概略図である。 図1に記載された課題を、RSSIテストとSACPRテストを用いてどのように解決できるかを示すグラフィック表示である。 隣接チャネルN−1、N、N+1に有効な局がある状況を示す概略図である。 図3の探索要素の実施例の動作を示すフローチャートである。 図3の切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタを示す概略図である。 チャネル間隔に対する、図7の各バンドパスフィルタの帯域幅を示す概略図である。
FM無線受信機が組み込まれた携帯送受信機を特に参照して記載するが、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、所望の放送局に関連づけられた特定の無線周波数キャリア信号を自動で検出し追従することが望まれるいずれの受信機にも実装可能である。
無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、有効チャネルを検出するための複数の基準を用いる。第1の基準は、有効チャネルの存在の指標としてRSSI信号を用いることである。第2の基準は、隣接チャネルにおける電力に対する所望チャネルにおける電力の比を、有効チャネルの存在の他の指標として用いることを含む。隣接チャネルにおける電力に対する所望チャネルにおける電力の比は、信号対隣接チャネル電力比(SACPR)と呼ばれる。SACPRが所定の閾値を超えたとき所望チャネルであることを示す。さらに、本解決策は、SACPRを測定する簡単な方法を提供する。この方法において、チャネル選択フィルタは、上質の選択性だけでなく、動的な帯域幅制御をも提供するように構成される。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、無線受信機と全て一体化され、さらなる回路領域を使用しない。さらに、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、特にデジタルフィルタ実装に適している。
さらに、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、受信信号に対して遅れを印加しない。RSSI測定と電力比測定は、同時にすることができる。その結果、FM無線機にとって重要な要求である、最小の探索時間が実現できる。
無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装できる。ハードウェアで実装する場合、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、専用のハードウェア要素と回路を用いて実装できる。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法を一部ソフトウェアで実装する場合、ソフトウェア部分は、受信機に関連付けられたチャネルフィルタ及びRSSI検出回路における種々のコンポーネントを正確に制御することに用いられることができる。ソフトウェアはメモリに記憶され、適切な命令実行システム(マイクロプロセッサ)により実行されることができる。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法のハードウェア実装は、全てこの分野で周知の以下のいずれか又は組み合わせを含むことができる。すなわち、離散電気部品、データ信号に論理関数を実装するための論理ゲートを有する離散論理回路、適切な論理ゲートを有する特定用途向け集積回路、プログラマブル・ゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)等である。
無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法のためのソフトウェアは、論理関数を実装するための実行可能な命令の順序付きリストを含み、コンピュータを利用したシステム、プロセッサを含むシステム、又は命令実行システム、装置又はデバイスから命令を読み込みその命令を実行できる他のシステムのような、命令実行システム、装置又はデバイスにより又は関連して用いる、コンピュータ読み取り可能な媒体に具現化されることができる。
本文書の文脈において、「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、命令実行システム、装置又はデバイスにより又は関連して用いるためのプログラムを、記憶し、通信し、伝送し又は運ぶことを含むいずれの手段をとることもできる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、例えばそれに限定されないが、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は、半導体システム、装置、デバイス、又は、伝送媒体であることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体のより詳しい例(限定的なリスト)は以下を含む。すなわち、ひとつ又は複数の有線を有する電気的な接続(電気)、携帯コンピュータディスケット(磁気)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能PROM(EPROM又はフラッシュメモリ)(磁気)、光ファイバ(光学)及び携帯用コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CDROM)(光学)である。なお、コンピュータ読み取り可能な媒体は、紙又はプログラムがプリントされた他の適切な媒体であってもよく、例として紙や他の媒体の光学スキャニングを用いてプログラムが電気的にとらえられることができるので、その後コンパイルされ、解釈され、さもなければ必要であれば適切な手法で処理され、そしてコンピュータメモリに記憶される。
図1Aは、無線スペクトルの部分に対する受信信号強度インジケータ(RSSI)と雑音レベルの関係を示す概略図である。比較的放送局の密度が低く、FM受信機が放送タワーから離れている農村部において、ノイズレベル12は、所望信号14のように比較的低い。このような適用では、RSSI閾値16は比較的低く設定されることができる。しかし、無線機が多くの放送局がある大都市(メトロ)部で動作すると、雑音レベル22は所望信号24のように比較的高い。このような適用では、RSSI閾値26は比較的高く設定しなければならない。実際に、大都市部での雑音レベル22は、農村部の所望信号14よりも高いことがある。図1Aのふたつの状況により示されるように、同じ無線受信機は両方の環境において頑強なかつ正確な探索機能を実行することに、困難性がある。
図1Bは、無効チャネルN−1とN+1が有効チャネルNに隣接する状況を示す概略図である。雑音レベルは、32で示す。有効チャネルNにおける信号パワーの「すそ」は、隣接チャネルN−1、N+1に及ぶ。これは、スペクトルスピルオーバ、または、エネルギー又はパワースピルオーバとして知られている。パワースピルオーバは、図1Bの領域27及び28で示される。領域27及び28のパワースピルオーバは、放送局が存在しない無効チャネルであっても、RSSI閾値46を超える可能性がある顕著なエネルギーを含むことができ、無線受信機をチャネルN−1及び/又はN+1を誤って追従させることができる。
有効な放送チャネルを検出する課題は、図1A及び1Bに図示するように、有効チャネル検出のための基準としてRSSIとSACPRの組み合わせを用いることに向けられることができる。RSSIとSACPRの組み合わせを用いることは、無線受信機におけるチャネル検出及び探索の頑強さを向上する。この解決策を以下詳細に説明する。
実施の形態において、所望の信号帯域に隣接するチャネルにおけるノイズの量は、所望の信号帯域におけるノイズの量を確実に推定するために用いられることができる。無線受信機に探索機能を実装する際に、RSSI信号と隣接チャネルのノイズの量の組み合わせは、所望信号の存在を確実に判断するために用いられることができる。
図2は、簡略化した携帯送受信機100を示すブロック図である。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法の実施の形態は、いずれの無線受信機にも実装することができ、典型的にはFM無線受信機に実装される。図2に図示する携帯送受信機100は、簡略化された例であり、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法が実装されることができる多くの可能な適用のひとつを示すことを目的としたものである。当業者は携帯送受信機の動作を理解するであろう。携帯送受信機100は、送信機110、受信機120、及び、通信バス125を介して接続されるベースバンドモジュール130を含む。携帯送受信機100は、また、FM無線受信機300を含む。受信機120と送信機110は、接続部138を介してアンテナ142に接続される。FM無線受信機300は、FM無線受信機300が放送無線信号を受信できるように、接続部136を介してアンテナ140に接続される。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法の一部がソフトウェアで実装される場合、ベースバンドモジュール130は、マイクロプロセッサ135又は他のプロセッサで実行され、以下に示す局検出及び探索のためのシステム及び方法の動作を制御できる検出及び探索ソフトウェア155も含む。
図3は、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法が実装可能な、図2に示すFM無線機300の実施例を示す簡略化した概略図である。局検出及び探索のためのシステム及び方法の説明に関するFM無線機の部分のみ示す。図3に示すブロック図は、FM無線機の包括的で簡略されたバージョンである。無線機の実際の実装は、より複雑にでき、図3に示す機能ブロックに加えてさらに機能ブロックを備えることができる。FM無線機アーキテクチャは、図3に示すものと異なってもよい。図3に示す信号は、実信号又は複素信号のいずれかでもよい。複素信号の場合、信号経路は同相(I)経路と直交位相(Q)経路を含むことができる。従って、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、以下に述べるように、実フィルタ、複素フィルタ、又は、実及び複素フィルタの組み合わせのいずれかを採用することができる。全ての場合で、局検出及び探索のためのシステム及び方法は、実際のアーキテクチャ及び信号の種類にかかわらず適用できる。FM無線受信機300は、接続部136を介してアンテナ140(図2)からFM無線入力信号を受信する低雑音増幅器302を含む。接続部304上のLNA302の出力は、ミキサ306に供給される。ミキサ306は、局部発振器(LO)信号とも呼ばれる参照信号を、接続部308を介して受信する。LO信号は、発振器312により供給される。接続部308でのLO信号の周波数が、ミキサ306が接続部304の信号を変換する中間周波数を決定する。
接続部314上のミキサ306の出力は、中間周波数(IF)信号であり、IF増幅器316に供給される。IF増幅器は、一連のIF増幅器として実装でき、簡単のため単一の増幅器として示される。IF増幅器316は、接続部314の信号を増幅し、増幅されたIF信号を接続部322に供給する。IF増幅器316の利得は、自動利得制御(AGC)回路(図示せず)により制御される。接続部322の増幅されたIF信号は、アナログ−デジタル変換器(ADC)324に供給される。
ADC324は、接続部322のアナログIF信号を、接続部326のデジタル信号に変換する。そして、接続部326のデジタルIF信号は、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710に供給される。切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、所望チャネルにおける電力以外のチャネルの全ての電力を実質的に取り除くことにより、十分な選択性を提供する。切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710の構造と動作については、以下、より詳細に述べる。切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、以下に述べるように、局検出及び探索のために用いられるSACPR信号735も生成する。
切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710の出力は、接続部328を介して復調器/復号器334に供給される。復調器/復号器334は、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710の出力であるIF信号からベースバンド情報を抽出し、接続部336を介してその出力を供給する。接続部336の信号は、デジタル−アナログ変換器(DAC)338に供給される。DAC338は、接続部336のデジタル信号をアナログ音声信号に変換し、そのアナログ音声信号を接続部342の音声出力として供給する。そして、接続部342の音声出力は、携帯送受信機100内の適切な処理要素に供給され、FMラジオをユーザに供給することができる。
RSSI要素325は、LNA入力136での受信信号の強さを示すRSSI信号327を生成する。切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、所望チャネルを除くすべてのチャネルの全てのエネルギーを実質的に取り除く。その結果、接続部328での信号は、所望信号だけを含む。このように、RSSI信号は、接続部136から接続部328までの合計利得によって分けられた接続部328での測定された信号強度として求められることができる。
接続部327のRSSI信号と接続部735のSACPR信号は、探索要素550に供給される。探索要素550は、ふたつの基準を用いて有効チャネル検出を行う。第1の基準は、有効チャネルの存在の指標としてRSSI信号を用いることを含む。RSSI信号は、有効になるチャネルに対し、γ_rssiと称する予め定められた閾値を超えるはずである。第2の基準は、有効チャネルの存在の他の指標としてSACPR信号を用いることを含む。SACPR信号は、有効であるとみなされるチャネルに対し、γ_sacprと称する予め定められた閾値を超えるはずである。RSSI信号とSACPRの双方がそれぞれの閾値を超えるとき、所望チャネルに局が存在する。
図4は、図1に記載された課題を、有効チャネル検出のためのRSSIテストとSACPRテストを用いてどのように解決できるかを示すグラフィック表示である。比較的低い密度の放送局を有する農村部では、雑音レベル412は所望信号414と同様に比較的低い。局検出及び探索のためのシステム及び方法の実施の形態に従い、RSSI閾値416は所望信号414のような、農村部における弱い局の検出を可能にするため十分に低く設定される。RSSI閾値信号は、最小の予想された所望信号のレベルよりも低いレベルに設定される。一方、都市部における雑音レベル422は、農村部の雑音レベル412よりもはるかに高い。場合によっては、都市部における雑音レベル422は、RSSI閾値416よりも高いこともある。結果として、都市部におけるチャネル428のような無効チャネルが、RSSI閾値テストを通る。しかし、無効チャネル428のSACPRは、この例では、およそ0dbであり、予め定められた閾値γ_sacprの10dbよりも実質的に低い。結果的に、無効チャネル428は、SACPR信号がSACPR閾値と比較される際に除去される。
図1Bに記載された状況は、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法を用いることにも向けられることができる。図1Bを参照すると、有効チャネルNから隣接チャネルN−1及びN+1へのパワースピルオーバはRSSI閾値を超えることがある。結果的に、無効チャネルN−1及びN+1はRSSIテストを通ることがある。しかし、チャネルN−1及びN+1で測定されたSACPRは、0dbより小さく、閾値γ_sacprよりはるかに小さいであろう。結果的に、チャネルN−1及びN+1は、SACPR信号がSACPR閾値と比較される際に除去される。
図5は、隣接チャネルN−1、N、N+1に有効な局がある状況を示す概略図である。図5に描かれるように、チャネルNにおける局電力が隣接チャネルにおける電力よりも弱いと、チャネルNはSACPRテストに失敗し、有効チャネルとして検出されない。
図5に描かれる状況においてSACPRテストは逆効果をもつことがあるものの、実際のところは、このような状況はめったに見られない。FMラジオ放送の分野では、周波数計画は、一般に、有効チャネルが少なくともひとつの空チャネルによって十分に間隔があくことを保証するように行われる。図5に記載する状況が存在する稀なケースにおいて、無線機が隣接チャネル、すなわち図5のチャネルN−1及びN+1の強い局だけを探索することは、通常許容できる。さらに、ユーザは、望むのであれば手動で弱い局に調整できる。
このような場合、弱いチャネルの受信品質は、通常、強い隣接チャネルからのエネルギースピルオーバに悩まされる。受信品質の劣化を軽減するために、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710の帯域幅を減らして切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710を通るパワースピルオーバを減らすことが望ましい。本実施の形態では、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、すぐにSACPRを測定するだけでなく、動的な帯域幅制御も行うように構成される。動的な帯域幅制御は、所望チャネルにおける電力に対する隣接チャネルにおける電力の割合が閾値を超えるとき、より小さな帯域幅に切替ることで選択性を大きく向上させる。チャネル選択フィルタ710と動的な帯域幅制御の詳細は、より詳細に以下に述べる。
図6は、図3の探索要素550の実施例の動作を示すフローチャートである。フローチャート内のブロックは、上述の要素により示される順序で又はばらばらの順序で実行されることができる。この例では、有効チャネルの探索は、チャネル番号Nからスタートする。ブロック602では、無線機300は、まずチャネルNに合わせる。RSSI信号とSACPR信号は、ブロック604及び606でそれぞれ生成される。RSSI信号とSACPR信号は、同時に又は順番に生成されることができる。ブロック608では、RSSI信号とSACPR信号は、探索要素550に提供される。ブロック612では、探索要素550は、RSSI信号がRSSI閾値を超えたかどうか判断する。RSSI信号が閾値を超えていない場合、そのチャネルは無効でありスキップされると判断される。RSSI信号が閾値を超えてなく、チャネルは無効でありスキップされると判断されると、チャネル番号が、探索機能が向上しているか向上していないかによりひとつ(1)増加され又は減少されて更新される。そして、処理はブロック602に戻り、次のチャネルが求められる。ブロック612において、RSSI信号が閾値を超えたと判断されると、次に614において探索要素550は、SACPR信号がSACPR閾値を超えたかどうか判断する。SACPR信号がSACPR閾値を超えていない場合、そのチャネルは無効でありスキップされると判断される。SACPR信号が閾値を超えてなく、チャネルは無効でありスキップされると判断されると、チャネル番号が、上述のように増加され又は減少され、処理はブロック602に戻る。ブロック614において、SACPR信号がSACPR閾値を超えたと判断されると、そのチャネルは有効であると判断され、ブロック616において、探索要素550は局を固定し、音声出力が可能になる。
上述の探索動作は、SACPR値の測定を用いる。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法の実施の形態によれば、SACPRの簡単なかつ確実な測定である。本実施の形態では、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、SACPRの確実な測定だけでなく、上質な選択性と動的な帯域幅制御を提供するように構成あされる。無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、無線受信機に完全に一体化され、追加の回路領域を使用しない。さらに、無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法は、特にデジタルフィルタ実装に適している。
図7は、図3の切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタを示す概略図である。切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、第1のバンドパスフィルタ702、第2のバンドパスフィルタ706及び第3のバンドパスフィルタ722を含む。切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、電力検出器712とマルチプレクサ(MUX)726も含む。しかし、電力検出器712とMUX726は、バンドパスフィルタ702、706及び722から離れて実装されてもよい。電力検出器712は、接続部704と接続部708の電力を測定し、SACPR信号の値を求める。電力検出器712は、上述のように、測定されたSACPR信号を接続部735に供給する。
図8は、チャネル間隔に対する、図7の各バンドパスフィルタの帯域幅を示す概略図であり、この例では名目上200kHzである。図8において、入力IF信号のパワースペクトルは、チャネル815(チャネルN)の所望信号と、チャネル816及び818(それぞれチャネルN+1、N−1)におけるふたつの隣接チャネル干渉信号と、チャネル826及び828(それぞれチャネルN+2、N−2)におけるふたつの代替チャネル干渉信号を含む。バンドパスフィルタ702、706及び722の周波数応答は、それぞれトレース852、856及び862を用いて示される。これらの周波数応答曲線の振幅は任意であり、正確な縮尺ではない。第1のバンドパスフィルタ702(BPF1、トレース852)の帯域幅は、この例では名目上200kHzである、チャネル帯域幅又は間隔の約2倍である。第2のバンドパスフィルタ706(BPF2、トレース856)の帯域幅は、チャネル帯域幅又は間隔にほぼ等しい。第3のバンドパスフィルタ722(BPF3、トレース862)の帯域幅は、ひとつのチャネルの帯域幅より小さく設定され、隣接チャネル干渉信号から所望チャネルへのいかなるスピルオーバも十分に除去できるようにしている。図8に示すように、バンドパスフィルタ722(トレース862)は、チャネル815における所望信号エネルギーの十分な量のまま、領域822及び824でスピルオーバを取り除く。
再び図7を参照し、接続部326の中間周波数FM入力信号は、第1のバンドパスフィルタ702に供給される。第1のバンドパスフィルタ702は、接続部326のFM入力信号をフィルタし、所望チャネルと隣接チャネルの電力の一部以外の全てを除去する。この例では、第1のバンドパスフィルタ702は、隣接チャネルの電力のほぼ半分を除去するが、そうである必要はない。バンドパスフィルタの特性は、所望の実装に基づいて設計されることができる。接続部704の第1のバンドパスフィルタ702の出力は、所望信号と、所望信号に隣接するチャネルの電力のほぼ半分を示す。
第1のバンドパスフィルタ702の出力は、接続部704を介して第2のバンドパスフィルタ706に供給される。第2のバンドパスフィルタ706は、この例ではひとつのチャネル帯域幅とほぼ等しい帯域幅を有し、接続部704の信号をフィルタして隣接チャネル信号エネルギーを除去する。しかし、所望チャネル815(図8)の内部にあり、図8の領域822及び824に示すスピルオーバエネルギーは除去しない。従って、接続部708の第2のバンドパスフィルタ706の出力は、所望信号と、所望チャネル815(図8)への隣接チャネル干渉信号のスピルオーバを表す。
接続部704の第1のバンドパスフィルタ702の出力と、第2のバンドパスフィルタ706の出力は、電力検出器712にも供給される。接続部704の電力はP1で示され、接続部708の電力はPsで示される。電力検出器は、P1とPsを測定し、その差分P1−Psを求める。差分P1−Psは、左右の隣接チャネル(図8の816及び818)に存在する電力の合計の1/2を表す。別の言い方をすると、P1−Psは、平均隣接チャネル電力を表す。このように、電力検出器712は、隣接チャネルに存在する電力があるかを判断でき、もしそうであれば、平均隣接チャネル電力のレベルを判断できる。
電力検出器712は、P1−Psに対するPsの割合、又は、Ps/(P1−Ps)も求める。この割合は、所望信号対隣接チャネル電力比又はSACPRを表す。SACPRの小さい値は、所望チャネルに関連した大きな隣接チャネル干渉を示し、これは、言い換えれば、隣接チャネルから所望チャネルへのパワースピルオーバが、所望信号の大部分であることを示唆する。このような条件においては、追加のフィルタリングが所望される。電力検出器は、SACPRと予め定められた閾値γ_bw(なお、bwは帯域幅である)を比較する。SACPRの値がγ_bwより小さい場合、チャネル選択フィルタ710は追加のフィルタリングを適用するため、狭帯域モードに切替られる。帯域幅切替の実装は、以下でより詳細に述べる。
なお、帯域幅切替の閾値γ_bwは、有効局検出に用いるSACPR閾値γ_sacprとは異なる。閾値γ_bwは、通常0dbと等しく又はそれより小さく設定されるのに対し、閾値γ_sacprは、通常0dbより大きく設定される。
閾値γ_bwの最適値は、システム要求、システムが許容できる隣接チャネル干渉量、又は、所望信号強度に基づいて決定されることができる。システムがさらなる隣接チャネル干渉を許容できればγ_bwは小さい値にでき、逆も同様である。
第2のバンドパスフィルタ706の出力は、接続部708を介して第3のバンドパスフィルタ722又はマルチプレクサ726のいずれかに供給される。電力検出器712が、信号電力が隣接チャネルにおける電力より十分小さいと判断すれば(例えば、(SACPR<γ_bw)であれば)、電力検出器712は、接続部716を介してマルチプレクサ726に論理highの信号を提供する。電力検出器712が、信号電力が隣接チャネルにおける電力より十分大きいと判断すれば(例えば、(SACPR>γ_bw)であれば)、電力検出器712は、接続部716を介してマルチプレクサ726に論理lowの信号を提供する。
マルチプレクサ726に供給された論理highの信号は、マルチプレクサ726に、接続部724の第3のバンドパスフィルタ722の出力を選ばせる。このモードは、狭帯域モードと呼ばれる。別の言い方で言えば、第3のバンドパスフィルタ722は、所望チャネル対隣接チャネルの電力比がγ_bwより小さいときのみ切替られる。第3のバンドパスフィルタ722の帯域幅は、チャネル帯域幅よりも小さく、従って、隣接チャネル干渉信号又は信号群からのスピルオーバを除去できる。
接続部716の論理lowの信号は、マルチプレクサ726に、接続部708の第2のバンドパスフィルタ706の出力を選択させ第3のバンドパスフィルタ722をバイパスさせる。このモードは、公称帯域モードと呼ばれる。このモードでは、第3のバンドパスフィルタ722はバイパスされる。この手法では、第3の、著しく狭いバンドパスフィルタ722は、所望信号が配置されるチャネルに隣接するチャネルに存在する十分なエネルギーがある場合にのみ実装される。
電力検出器712と切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710の動的な帯域幅切替は、接続部732を介して供給される時間一定制御で動作する。時間一定制御は、ふたつの帯域幅切替イベント間の最小の時間期間を設定する。最小の時間期間の最小値は、システム要求に依存し、システム使用に基づき予め定められることができる。
動的な帯域幅切替にヒステリシスを加えるとが望ましいことが多い。ヒステリシスを加えることは、SACPRとγ_bw間の差分が小さいときに、帯域幅切替を「チャタリング」から防ぐ。「チャタリング」は、雑音を追加するため、大抵は好ましくない。ヒステリシスを加えるひとつの方法は、狭帯域モードから公称帯域モードに切替るための、より大きな値γ_bwを用い、公称帯域モードから狭帯域モードに切替るための、より小さな値γ_bwを用いることである。
なお、動的な帯域幅切替は、無線がすでに局に追従されたときに可能である。動的な帯域幅切替は、探索の期間が好ましい。チャネル選択フィルタは、SACPRが正確に測定できるように、探索中に通常帯域モードで固定される。
実施の形態では、及び、一例として200kHZのチャネル間隔のFM無線スペクトルを用いることにおいては、第1のバンドパスフィルタ702は、およそ400kHzの帯域幅を有する6次の無限インパルス応答(IIR)である。第2のバンドパスフィルタ706は、17タップと、およそ180kHzの帯域幅を有する有限インパルス応答(FIR)である。第3のバンドパスフィルタ722もまた、17タップと、およそ90kHzの帯域幅を有する有限インパルス応答(FIR)である。第1のバンドパスフィルタ702のおよそ400kHzの帯域幅は、この例ではほぼふたつのチャネル帯域幅を表す。第2のバンドパスフィルタ706のおよそ180kHzの帯域幅は、この例ではほぼひとつのチャネル帯域幅を表す。第3のバンドパスフィルタ722の帯域幅は、およそ90kHzであり、この例ではひとつのチャネル帯域幅より狭い。
第3のバンドパスフィルタ722を次とつなげることは、結果として非常に狭い帯域幅を有する切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710をもたらし、隣接チャネル干渉の除去を向上する。しかしながら、第2のバンドパスフィルタ706の出力に対する第1のバンドパスフィルタ702の電力出力の割合が、閾値より小さい場合、第3のバンドパスフィルタ722はバイパスされ、その結果、直接接続された第1及び第2のバンドパスフィルタ702及び706を含む全体的な公称フィルタ帯域幅をもたらす。これは、隣接チャネル干渉がほとんどない又はないときに、FM無線機をステレオモードで低歪みかつ良好なステレオチャネル分離で動作させうる。フィルタ帯域幅切替は、時間一定及びヒステリシス制御で動作する。隣接チャネル干渉を検出する機能に加えて、バンドパスフィルタ702、706及び722が並んで接続され、独立にかつ分離して最適化できるので、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、領域の上昇なしに上質な全体的なフィルタ性能を実現する。
電力検出器712により提供される隣接チャネル干渉検出は、FM無線機の通常の動作を妨げない。所望チャネルに隣接するチャネルにある電力は、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタの帯域幅が狭設定(全てのフィルタが直列接続される)か、公称設定(バンドパスフィルタ702及び706が直列接続される)かに関らず、リアルタイムで測定される。さらに、隣接チャネル電力は、FM信号が復調される前に測定される。従って、隣接チャネル電力は、確実にかつ正確に測定されることができる。
さらに、直列接続されたバンドパスフィルタ構造は、隣接チャネル干渉の測定を可能にするだけでなく、低コストで好ましいフィルタ特定の実装を可能にする。バンドパスフィルタは並んで接続されるため、これら全てが切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710全体の周波数応答に貢献する。従って、高機能のフィルタ特定が、比較的シンプルなフィルタで実現されることができる。各フィルタは分離して最適化できるので、切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ710は、特定のダイエリアが与えられる高い全体的なフィルタ性能を実現できる。3つのバンドパスフィルタが記載されているが、所望のシステム性能や他の要因により、異なる数のバンドパスフィルタが実装されてもよい。
本発明の種々の実施の形態が記載されたが、本発明の範囲内でより多くのさらなる実施の形態と実装が可能であることは当業者にとって明らかであろう。例えば、本発明は、特定のタイプのバンドパスフィルタに限定されない。例えば、バンドパスフィルタは、デジタル又はアナログフィルタ、実又は複素フィルタ、有限インパルス応答(FIR)又は無限インパルス応答(IIR)フィルタでもよい。本発明の実施の形態は、無線システムの異なるセクションに適用でき、例えば、無線周波数部、中間周波数部又はベースバンド部に適用できる。本発明の実施の形態は、RFシステムに限定されない。本発明の実施の形態は、頑強なチャネル検出及び検出機能の実装が望ましい他の通信システムに適用できる。

Claims (18)

  1. 無線受信機において放送チャネルを検出するためのシステムであって、
    所望チャネルの電力を代表するRSSI信号を発生するよう構成された受信信号強度インジケータ(RSSI)要素と、
    所望チャネルの電力出力と、該所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルとを比較し、所望チャネルにおける雑音の代表である隣接チャネル電力比(SACPR)信号に対する信号を発生するよう構成された電力検出器を有する切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタと、
    RSSI信号が予め定められたRSSI閾値より大きいか判断するよう構成され、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値より大きいか判断するよう構成された探索要素と
    を備えた前記システム。
  2. 前記RSSI閾値信号は、最小の予想された所望信号のレベルよりも低いレベルに設定される請求項1に記載のシステム。
  3. 前記所望チャネルは、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値を超えたときに有効として示される請求項2に記載のシステム。
  4. 前記切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタは、所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルでの雑音の量を求めるよう構成された論理回路をさらに備える請求項1に記載のシステム。
  5. 所望チャネルに隣接するチャネルでの前記雑音の量は、所望チャネルでの雑音の量を示す請求項4に記載のシステム。
  6. 前記電力検出器は、所望チャネルに隣接するチャネルでの電力に対する、所望チャネルでの電力の比を求める請求項4に記載のシステム。
  7. 干渉を検出し最小化するためのシステムを有する携帯送受信機であって、
    受信機と動作可能に接続された送信機と、
    所望チャネルの電力を代表するRSSI信号を発生するよう構成された受信信号強度インジケータ(RSSI)要素と、
    所望チャネルの電力出力と、該所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルとを比較し、所望チャネルにおける雑音の代表である隣接チャネル電力比(SACPR)信号に対する信号を発生するよう構成された電力検出器を有する切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタ、及び、
    RSSI信号が予め定められたRSSI閾値より大きいか判断するよう構成され、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値より大きいか判断するよう構成された探索要素
    を有するFM無線受信機と
    を備えた前記送受信機。
  8. 前記RSSI閾値信号は、最小の予想された所望信号のレベルよりも低いレベルに設定される請求項7に記載の送受信機。
  9. 前記所望チャネルは、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値を超えたときに有効として示される請求項8に記載の送受信機。
  10. 前記切替可能な帯域幅チャネル選択フィルタは、所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルでの雑音の量を求めるよう構成された論理回路をさらに備える請求項7に記載の送受信機。
  11. 所望チャネルに隣接するチャネルでの前記雑音の量は、所望チャネルでの雑音の量を示す請求項10に記載の送受信機。
  12. 前記電力検出器は、所望チャネルに隣接するチャネルでの電力に対する、所望チャネルでの電力の比を求める請求項10に記載の送受信機。
  13. 無線受信機において放送チャネルを検出するための方法であって、
    所望チャネルの電力を代表するRSSI信号を発生ことと、
    所望チャネルの電力出力と、該所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルとを比較し、所望チャネルにおける雑音の代表である隣接チャネル電力比(SACPR)信号に対する信号を発生することと、
    RSSI信号が予め定められたRSSI閾値より大きいか判断し、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値より大きいか判断することと、
    SACPR信号が予め定められたSACPR閾値より大きい場合であって、RSSI信号が予め定められたRSSI閾値より大きいときに所望チャンネルに接続すること
    を含む前記方法。
  14. RSSI閾値信号を、最小の予想された所望信号のレベルよりも低いレベルに設定することをさらに含む請求項13に記載の方法。
  15. 所望チャネルを、SACPR信号が予め定められたSACPR閾値を超えたときに有効として示すことをさらに含む請求項14に記載の方法。
  16. 所望チャネルに隣接する少なくともひとつのチャネルでの雑音の量を求めることをさらに含む請求項13に記載の方法。
  17. 所望チャネルに隣接するチャネルでの前記雑音の量は、所望チャネルでの雑音の量を示す請求項16に記載の方法。
  18. 所望チャネルに隣接するチャネルでの電力に対する、所望チャネルでの電力の比を求めることをさらに含む請求項16に記載の方法。
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