JP2006237926A - キャリアセンス回路及びキャリアセンス方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャリアセンスを実施する所望チャネルの隣接するチャネルに高レベルのキャリアが存在する場合に、その隣接チャネルの不要輻射からの影響によるキャリア誤検出を低減させ、キャリアセンス精度を向上させること。
【解決手段】分配器200は、入力した受信信号を復調回路210とキャリアセンス回路220とに分配する。バンドパスフィルタ230〜232は、入力信号からキャリアセンスを実施する所望チャネルとその隣接チャネルの信号を抽出する。レベル検出器240〜242は、各チャネル信号を入力し各チャネルの信号レベルを検出する。キャリア判定器250は、レベル検出した各チャネルの信号レベルを入力し、キャリアの有無を判定しキャリアセンス判定信号を出力する。
【選択図】図2
【解決手段】分配器200は、入力した受信信号を復調回路210とキャリアセンス回路220とに分配する。バンドパスフィルタ230〜232は、入力信号からキャリアセンスを実施する所望チャネルとその隣接チャネルの信号を抽出する。レベル検出器240〜242は、各チャネル信号を入力し各チャネルの信号レベルを検出する。キャリア判定器250は、レベル検出した各チャネルの信号レベルを入力し、キャリアの有無を判定しキャリアセンス判定信号を出力する。
【選択図】図2
Description
本発明は、通信システムのキャリアセンスに関するものである。
一般に、無線LANなどの通信システムでは、送信を開始しようとする通信端末が送信を開始する前に、通信を実施しようとする所望チャネルにおいて、回りに存在する他の通信端末がキャリアを送出していないかどうかを確認するキャリアセンスが用いられる。このときのキャリアとは他局からの送信信号である。
キャリアセンスにより所望チャネルにおいてキャリアが存在しないと判断した場合に通信端末は送信を開始し、所望チャネルにおいてキャリアが存在すると判断した場合は送信を取りやめて一定時間後に再びキャリアセンスを実施する。それにより、同じ通信チャネルにおいて複数の通信端末から情報が送信され、互いの信号に干渉を及ぼして受信信号の復調が困難になることを回避する。
本発明は、このような通信システムにおけるキャリアセンス回路およびキャリアセンス方法に関するものである。
図10は、従来のキャリアセンス回路のブロック図を示す。
図10の分配器1000は、入力した受信信号を復調回路1010とキャリアセンス回路1020とに分配する。
バンドパスフィルタ1030は、キャリアセンスを実施する所望チャネルの通過帯域幅を持ち、分配器1000がキャリアセンス回路1020に分配した信号を入力し、所望チャネルの信号を抽出する。
レベル検出器1040は、バンドパスフィルタ1030が抽出した所望チャネル信号を入力し、所望チャネル信号レベルを検出する。
比較器1050は、所望チャネル信号レベルを入力し、その信号レベルと所定のしきい値とを比較し、その比較結果より、所望チャネルのキャリアの有無を判断する。
また、特許文献1で提案されているキャリアセンス回路は、図10に示すバンドパスフィルタ1030の通過帯域幅を所望チャネルの帯域幅より狭くして、所望チャネル信号を抽出することを特徴としている。
図11は、隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。また、図11の(a)は所望チャネルのキャリアが存在しない場合と、図11の(b)は所望チャネルのキャリアが存在する場合である。
一般的なキャリアセンス回路では、隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在する場合では、その不要輻射の影響により所望チャネルのレベルが所定のしきい値を越えて、所望チャネルのキャリアの有無に関わらずキャリアがあると判断される場合が生じる。
特許文献1では、しきい値判断する帯域を狭帯域にすることで、信号レベル検出時において、所望チャネルの信号レベルに比べて隣接チャネルの不要輻射のレベルの影響を低減させることが可能になり、キャリアが存在しないのに関わらずキャリアが存在すると判断するといったキャリアの誤検出の低減を実現している。
特開2003−347946号公報
しかしながら、前記従来の構成では、所望チャネルの隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在し、その不要輻射が所望チャネルの帯域幅全体にわたり高レベルであるとき、キャリアの誤検出が生じる場合がある。例えば、送信回路の電力効率を高めるために、ある程度の波形歪みを許して大電力の変調波を送信している場合等である。
図12は、隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。
図12の(a)は、所望チャネルにキャリアが存在しない場合と、図12の(b)は所望チャネルにキャリアが存在する場合とを示す。
隣接チャネルの不要輻射が所望チャネルの帯域幅全体にわたり高レベルであるとき、しきい値判断を行う所望チャネルに狭帯域バンドパスフィルタを用いてレベルを抽出しても、不要輻射の影響を除去できず、キャリアの誤検出が解決されないという課題を有する。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、所望チャネルの隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在し、その不要輻射が所望チャネルの帯域幅全体にわたり高レベルである場合においても、所望チャネルに隣接チャネルの不要輻射による影響の有無を判断し、所望チャネルのキャリアセンスの精度を向上させることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、所望チャネルの受信信号レベルと所望チャネルに隣接するチャネルの受信信号レベルとを検出するレベル検出手段と、そのレベル検出手段で検出した受信信号レベルを基に、所望チャネルのキャリアの有無を判断するキャリア判定手段とを有することを特徴とするキャリアセンス回路および方法を提供する。
本構成によって、隣接チャネルの不要輻射レベルと、所望チャネル信号レベルの関係を知ることができ、所望チャネルに隣接チャネルの不要輻射による影響があるかを判断することで、キャリアセンスの精度を向上させる。
本発明のキャリアセンス回路および方法によれば、隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在し、その不要輻射が所望チャネルの帯域幅全体にわたり高レベルである場合においても、所望チャネルのキャリアの有無を判断し、キャリアセンスの精度を向上させることで、所望チャネルにおいてキャリアが存在しないのにも関わらず、誤って送信が抑制されることを防ぐ。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、無線LANに代表される通信システムの送受信回路のブロック図を示す。
図1は、無線LANに代表される通信システムの送受信回路のブロック図を示す。
図1の送受信回路は、アンテナ100、切換器110、RF回路120、分配器130、復調回路140、キャリアセンス回路150、制御回路160、変調回路170で構成される。
図1の切換器110は、制御回路160から送られる送受信切換信号に応じて送信と受信を切り換える。
RF回路120は、切換器110送られた受信信号にスーパーヘテロダイン方式を用いて無線周波数から中間周波数に周波数変換し、さらに中間周波数からベースバンド周波数に周波数変換し、分配器130にベースバンド信号を出力する。なお、スーパーヘテロダイン方式の代わりに、ダイレクトコンバージョン方式を用いて無線周波数から直接ベースバンド信号に周波数変換してもよい。
それとともに、RF回路120は、変調回路170から送られた変調信号にスーパーヘテロダイン方式を用いてベースバンド周波数から中間周波数に周波数変換し、さらに中間周波数から無線周波数に周波数変換し、切換器110に無線周波数の送信信号を出力する。なお、スーパーヘテロダイン方式の代わりに、ダイレクトコンバージョン方式を用いてベースバンド信号から直接無線周波数に周波数変換してもよい。
分配器130は、ベースバンド信号を復調回路140とキャリアセンス回路150に分配する。なお、分配器130は、RF回路120内部において周波数変換を行う前に設置し、無線周波数信号を分配するのでもよい。さらに、RF回路120内部においてスーパーヘテロダイン方式を用いて無線周波数から中間周波数に周波数変換した後に設置し、中間周波数の受信信号を分配するのでもよい。
復調回路140は、分配器130で分配された受信信号を復調して制御回路160に出力する。
キャリアセンス回路150は、分配器130で分配された信号を入力し、送信を開始しようとする所望チャネルのキャリアの有無を判断し、キャリアセンス判定信号を制御回路160に出力する。
制御回路160は、キャリアセンス回路150から出力されたキャリアセンス判定信号が入力され、所望チャネルにキャリアが存在しないと判断した場合に、送信を実施するために変調回路170に送信信号を出力し、送受信切換器110に送受信の切換信号を出力する。また、キャリアセンス判定信号より所望チャネルにキャリアが存在すると判断した場合は、送信を実施せず一定時間待機した後に再びキャリアセンスを実施し所望チャネルのキャリアを判断する。
変調回路170は、制御回路160から出力された送信信号を入力し、所定の変調方式に合わせて入力された信号を変調しRF回路120に出力する。
なお、復調回路140、キャリアセンス回路150、制御回路160、変調回路170は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、全てまたは一部を含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
図2は、本発明の実施の形態1におけるキャリアセンス回路のブロック図である。
図2の分配器200は、入力した受信信号を復調回路210とキャリアセンス回路220とに分配する。
バンドパスフィルタ230〜232とレベル検出器240〜242とがレベル検出手段を構成する。
バンドパスフィルタ230は、キャリアセンスを実施する所望チャネルの通過帯域幅を持ち、分配器200がキャリアセンス回路220に分配した信号を入力し、所望チャネルの信号を抽出する。バンドパスフィルタ231・232は、それぞれ所望チャネルの上下の帯域に隣接するチャネルの通過帯域幅を持ち、入力信号から各隣接チャネルの信号を抽出する。
レベル検出器240〜242は、バンドパスフィルタ230〜232が抽出した各チャネル信号を入力し、各チャネルの信号レベルを検出する。
キャリア判定器250は、レベル検出した各チャネルの信号レベルを入力し、キャリアの有無を判定し、キャリアセンス判定信号を出力する。
なお、キャリアセンスを実施する所望チャネルによっては、上または下のどちらか一方の帯域の隣接チャネルに対してのみ信号レベルを検出し、キャリア判定器250に入力し、キャリア判定を行ってもよい。
ここで、具体的なキャリア判定器250の構成を説明する。図3は、実施の形態1におけるキャリア判定器350のブロック図である。
図3に示されるキャリア判定器は、前記レベル検出器240〜242が検出した各チャネルの信号レベルを入力する。
しきい値設定器310は、2つの隣接チャネル信号レベルを入力し、どちらかもしくは両方の隣接チャネルレベルが所定のしきい値Aを越えた場合に、比較器320が用いるしきい値をしきい値Bに、越えなかった場合はしきい値Bより大きい値のしきい値Cに設定し出力する。なお、しきい値の設定方法において、隣接チャネル信号レベルを判断するしきい値を複数用意し、あらかじめ用意された2つ以上のしきい値を設定してもよい。さらに、通信システムによる送信時の不要輻射のレベルに応じて設定される値を用いて、隣接チャネル信号レベルから不要輻射レベルを減算した値を、比較器320で用いるしきい値として出力してもよい。
比較器320は、所望チャネル信号レベルとしきい値設定器310が出力するしきい値とを入力し、その2つの値を比較し、所望チャネル信号レベルがしきい値に比べて大きい場合は「1」、しきい値に比べて小さい場合は「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。なお、所望チャネルの上下の帯域に隣接するチャネルが2つ存在する場合は、それぞれの隣接チャネル信号レベルを別々に判断した後、より大きい方のしきい値を設定してもよい。さらには、しきい値設定器310に入力する隣接チャネル信号レベルは1つでもよい。
図4に、図2で示すキャリア判定器で用いられるキャリア判定の制御フローを示す。
まず、ステップ41は隣接チャネル信号レベルとしきい値Aとを比較し、隣接チャネルにおいて高レベルのキャリアが存在するか判断する。
ここで、しきい値Aより信号レベルが小さいと判断した場合は、所望チャネルにおける隣接チャネルの不要輻射のレベルが小さいとし、ステップ42でしきい値を通常のキャリアセンスレベルである所定のしきい値Bに設定する。ステップ41でしきい値Aより信号レベルが大きいと判断した場合は、所望チャネルにおける隣接チャネルの不要輻射のレベルが大きいとし、ステップ43でしきい値をしきい値Bより大きな値のしきい値Cに設定する。
ステップ44では、所望チャネル信号レベルとステップ42またはステップ43で設定したしきい値とを比較し、しきい値に対する所望チャネルの信号レベルの大きさからキャリアの有無を判断する。
ここで、しきい値より信号レベルが小さいと判断した場合は、所望チャネルにおいてキャリアが存在しないとし、ステップ45でキャリアセンス判定信号を「0」とする。ステップ44でしきい値より信号レベルが大きいと判断した場合は、所望チャネルにおいてキャリアが存在するとし、ステップ46でキャリアセンス判定信号を「1」とする。
図5は、所望チャネルと隣接チャネルのスペクトルを示す。
図5を用いて、このキャリア判定器の動作を説明する。
図5の(a)は、所望チャネルにキャリアが存在せず、隣接チャネルに低レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、しきい値設定器310は、隣接チャネル信号レベルが所定のしきい値Aより低いため、比較器320に所定のしきい値Bを出力する。
比較器320は、所望チャネル信号レベルとしきい値Bとを比較し、しきい値Bよりも所望チャネル信号レベルが低いため、キャリアが存在しないと判断し「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図5の(b)は、所望チャネルに高レベルのキャリアが存在し、隣接チャネルに低レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、しきい値設定器310は、隣接チャネル信号レベルが所定のしきい値Aより低いため、所定のしきい値Bを出力する。
比較器320は、所望チャネル信号レベルとしきい値Bとを比較し、しきい値Bよりも所望チャネル信号レベルが大きいため、キャリアが存在すると判断し「1」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図5の(c)は、所望チャネルにキャリアが存在せず、隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、しきい値設定器310は、隣接チャネル信号レベルが所定のしきい値Aより大きいため、所定のしきい値Bよりも大きい値のしきい値Cを出力する。
比較器320は、所望チャネル信号レベルとしきい値Cとを比較し、所定のしきい値Cよりも所望チャネル信号レベルが低いため、キャリアが存在しないと判断し「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図5の(d)は、所望チャネルに高レベルのキャリアが存在し、かつ隣接チャネルにも高レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、しきい値設定器310は、隣接チャネルの信号レベルが所定のしきい値Aより大きいため、所定のしきい値Aよりも大きい値のしきい値Cを出力する。
比較器320は、所望チャネル信号レベルとしきい値Cとを比較し、所定のしきい値Cよりも所望チャネル信号レベルが大きいため、キャリアが存在すると判断し「1」をキャリアセンス判定信号として出力する。
このようにして、隣接チャネル信号レベルにより所望チャネルでのキャリアセンスを実施する際のしきい値を変化させ、所望チャネル信号レベルがしきい値より大きい場合はキャリアが存在すると判断し、小さい場合は所望チャネルにはキャリアが存在しないと判断する。
この構成のキャリア判定器を用いることによって、所望チャネルにキャリアが存在しない場合のキャリアの誤検出を低減し、キャリアセンス回路の精度が向上する。
さらに、具体的なキャリア判定器250の別の構成を説明する。図6は、実施の形態1におけるキャリア判定器250のブロック図である。
図6に示されるキャリア判定器は、前記レベル検出器240〜242で検出した各チャネルの信号レベルを入力する。
比較器610は、所望チャネル信号レベルを入力し、所望チャネル信号レベルと所定のしきい値Dとを比較し、所望チャネル信号レベルが所定のしきい値Dより大きい場合は「1」、所定のしきい値Dよりも小さい場合は「0」を出力する。
演算器620・621は、所望チャネル信号レベルと隣接チャネル信号レベルとを入力し、所望チャネル信号レベルと隣接チャネル信号レベルとの演算処理を実施する。
演算器620・621の演算処理は、所望チャネル信号レベルと隣接チャネル信号レベルとの差を算出する。なお、所望チャネル信号レベルと隣接チャネル信号レベルとの比の算出するのでもよい。また、隣接チャネルが1つしかない場合は、比較器611・612のいずれかにおいて演算処理を実施すればよい。
比較器611・612は、演算器620・621の演算結果をそれぞれ入力し、その演算結果と所定のしきい値Dとを比較し、演算結果がしきい値Dに比べて大きい場合は「1」、しきい値Dに比べて小さい場合は「0」を出力する。
論理回路630は、比較器610〜612からの出力信号を入力し、比較器610が「1」を出力し、かつ、比較器611・612の両方が「0」を出力した場合に、「1」をキャリアセンス判定信号として出力する。
比較器610が「1」を出力し、比較器611・612のどちらか一方が「1」を出力した場合と、比較器410が「0」を出力した場合に、「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図7に、図6で示すキャリア判定器で用いられるキャリア判定の制御フローを示す。
まず、ステップ71は所望チャネル信号レベルとしきい値Dとを比較し、所望チャネル信号レベルが所定のキャリアセンスレベルより大きいかを判断する。
ここで、ステップ71で所望チャネル信号レベルがキャリアセンスレベルよりも小さいと判断した場合は、所望チャネルにキャリアが存在しないとし、ステップ74でキャリアセンス判定信号に「0」を出力する。ステップ71で所望チャネル信号レベルがキャリアセンスレベルよりも大きいと判断した場合は、所望チャネルにキャリアが存在するか隣接チャネルの不要輻射のレベル大きいと考えられるため、所望チャネル信号レベルに対する隣接チャネル信号レベルの差を比較するために、ステップ72で所望チャネル信号レベルと隣接チャネル信号レベルの差を演算する。
ステップ73は、ステップ72の演算結果と所定のしきい値Eとを比較し、しきい値Eより演算結果が大きい場合は、所望チャネル信号レベル対する隣接チャネル信号レベルが大きいと所望チャネルにキャリアが存在しないと判断し、ステップ74でキャリアセンス判定信号に「0」を出力する。逆に、しきい値Eより演算結果が小さい場合は、所望チャネル信号レベルに対する隣接チャネル信号レベルが大きく、所望チャネルにキャリアが存在すると判断し、ステップ75でキャリアセンス判定信号に「1」を出力する。
図8は、所望チャネルと隣接チャネルのスペクトルを示す。
図8を用いて、このキャリア判定器の動作を説明する。
図8の(a)は、所望チャネルにキャリアが存在せず、隣接チャネルに低レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、比較器610は、所望チャネル信号レベルと所定のしきい値Dとを比較し、しきい値Dよりも所望チャネル信号レベルが低いため「0」を出力する。
比較器610が「0」を出力した場合、比較器611・612がどのような値を取っても、所望チャネルにはキャリアが存在しないと判断し、「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図8の(b)は、所望チャネルに高レベルのキャリアが存在し、隣接チャネルに低レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、比較器610は、所望チャネル信号レベルと所定のしきい値Dとを比較し、しきい値Dよりも所望チャネル信号レベルが大きいため「1」を出力する。さらに、演算器620は、所望チャネルと隣接チャネルの差を演算し、その演算結果を出力する。
比較器611は、演算器620の演算結果と所定のしきい値Eとを比較し、所定のしきい値Eよりも演算結果が小さいため「0」を出力する。比較器610・611の出力から、所望チャネルに比べ隣接チャネルの信号レベルが低いため、キャリアが存在すると判断し「1」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図8の(c)は、所望チャネルにキャリアが存在せず、隣接チャネルに高レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、比較器610は、所望チャネル信号レベルと所定のしきい値Dとを比較し、しきい値Dよりも所望チャネル信号レベルが大きいため「1」を出力する。さらに、演算器620は、所望チャネルと隣接チャネルの差を算出し、その演算結果を出力する。
比較器611は、演算器620の演算結果と所定のしきい値Eとを比較し、所定のしきい値Eよりも演算結果が大きいため「1」を出力する。比較器610・611の出力から、所望チャネルに比べ隣接チャネルの信号レベルが大きいため、キャリアが存在しない判断し、「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。
図8の(d)は、所望チャネルに高レベルのキャリアが存在し、かつ隣接チャネルにも高レベルのキャリアが存在する場合のスペクトルを示す。この場合、比較器610は、所望チャネル信号レベルと所定のしきい値Dとを比較し、しきい値Dよりも所望チャネル信号レベルが大きいため「1」を出力する。さらに、演算器620は、所望チャネルと隣接チャネルの差を算出し、その演算結果を出力する。
比較器611は、演算器620の演算結果と所定のしきい値Eとを比較し、所定のしきい値Eよりも演算結果が小さいため「0」を出力する。比較器610・611の出力から、所望チャネル信号レベルが大きく、隣接チャネル信号レベルも大きいため、キャリアが存在すると判断し「0」をキャリアセンス判定信号として出力する。
このようにして、所望チャネルに所定のしきい値以上の信号レベルを持ったキャリアもしくは隣接チャネルの不要輻射が存在するかを判断し、存在する場合は所望チャネル信号レベルと隣接チャネル信号レベルとを比較し、所望チャネルが隣接チャネルの不要輻射のレベルより大きいかを判断する。大きい場合は所望チャネルにキャリアが存在すると判断し、キャリアセンス判定信号を「1」と出力する。低い場合は所望チャネルにキャリアが存在しないと判断し、キャリアセンス判定信号を「0」と出力する。
実施の形態1のキャリアセンス回路を用いることで、所望チャネルのキャリアセンスを実施する際に、所望チャネルと隣接チャネルのレベル検出を行い、隣接チャネルのキャリアの信号レベルを用いて、所望チャネルに所定のしきい値以上の信号レベルが存在する場合においても、隣接チャネルの不要輻射による影響であるか判断することができ、キャリアセンスの精度を向上させることが可能になる。
なお、図2ではレベル検出手段においての受信信号の周波数帯域に当たるバンドパスフィルタを用いてチャネル信号を抽出していたが、次のような変形もある。
無線周波数信号に無線周波数帯域のバンドパスフィルタを用いてチャネル信号を抽出してもよい。また、中間周波数信号にA/D(アナログ/ディジタル)変換し、ディジタルフィルタを用いてチャネル信号を抽出してもよい。さらに、ベースバンド信号にA/D(アナログ/ディジタル)変換し、ディジタルフィルタを用いて、チャネル信号を抽出してもよい。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2におけるキャリアセンス回路のブロック図である。
図9は、本発明の実施の形態2におけるキャリアセンス回路のブロック図である。
図9の分配器900は、入力した受信信号を復調回路910とキャリアセンス回路920とに分配する。
通過帯域可変回路930とレベル検出器970と記憶回路980とがレベル検出手段を構成する。
通過帯域可変回路930は、ミキサ940と局部発振機950とバンドパスフィルタ960とで構成され、分配器900がキャリアセンス回路920に分配した信号を入力する。
なお、通過帯域可変回路930は、通過させる中心周波数を変えることができる可変帯域バンドパスフィルタを用いてもよい。
ミキサ940は、通過帯域可変回路930の入力信号と局部発振器950で発振した局部信号とを入力し、周波数変換を実施する。
ここで、レベル抽出を実施するチャネルの中心周波数をfin、バンドパスフィルタの中心周波数をfB、局部信号をfLと標記した場合、局部発振器950は、
fL=fin‐fB ・・・ (式1)
で求められる局部信号を発振する。
fL=fin‐fB ・・・ (式1)
で求められる局部信号を発振する。
バンドパスフィルタ960は、チャネルの帯域幅と同じ通過帯域幅を持ち、ミキサ940が周波数変換した信号を入力し、中心周波数がfBの信号を抽出する。
レベル検出器970は、通過帯域可変回路930が出力したチャネル信号を入力し、チャネル信号レベルを検出する。
記憶回路980は、レベル検出器970が出力したチャネル受信レベルを記憶する。
局部発振器950の発振周波数を(式1)において、finを所望チャネルの中心周波数としたfLとすることにより、レベル検出器970は所望チャネルの信号レベル検出する。また、局部発振器950の発振周波数を(式1)において、finを各隣接チャネルの中心周波数としたfLとすることにより、レベル検出器970はそれぞれの隣接チャネルの信号レベル検出する。記憶回路980は順次それらの信号レベルを記憶する。
なお、各チャネルの信号レベルを検出し記憶する順序は、どのような順序で実施してもよい。
キャリア判定器990は、記憶回路980から各チャネルの信号レベルを入力し、キャリアの有無を判定し、キャリアセンス判定信号を出力する。
なお、キャリア判定器990は、前記実施の形態1で用いた、図2・図3で示すキャリア判定器のどちらを用いてもよい。
実施の形態2のキャリアセンス回路を用いることで、所望チャネルのキャリアセンスを実施する際に、所望チャネルと隣接チャネルのレベル検出を行い、隣接チャネルのキャリアの信号レベルを用いて、所望チャネルに所定のしきい値以上の信号レベルが存在する場合においても、隣接チャネルの不要輻射による影響であるか判断することができ、キャリアセンスの精度を向上させることが可能になる。
本発明にかかるキャリアセンス回路および方法は、所望チャネルとその隣接チャネルの信号レベルを基にキャリアセンスを行い、キャリアセンスの精度を向上させるという効果を有し、所望チャネルのキャリアセンスを行う回路および方法として有用である。
100 アンテナ
110 切換器
120 RF回路
130,200,900 分配器
140,210,910 復調回路
150,220,920 キャリアセンス回路
160 制御回路
170 変調回路
230〜232,960 バンドパスフィルタ
240〜242,970 レベル検出器
250,990 キャリア判定器
310 しきい値設定器
320,610〜612 比較器
620〜621 演算器
630 論理回路
930 通過帯域可変回路
940 ミキサ
950 局部発振器
980 記憶回路
110 切換器
120 RF回路
130,200,900 分配器
140,210,910 復調回路
150,220,920 キャリアセンス回路
160 制御回路
170 変調回路
230〜232,960 バンドパスフィルタ
240〜242,970 レベル検出器
250,990 キャリア判定器
310 しきい値設定器
320,610〜612 比較器
620〜621 演算器
630 論理回路
930 通過帯域可変回路
940 ミキサ
950 局部発振器
980 記憶回路
Claims (14)
- 所望チャネルの受信信号レベルと前記所望チャネルに隣接するチャネルの受信信号レベルとを検出するレベル検出手段と、
前記レベル検出手段で検出した前記所望チャネルの受信信号レベルと前記隣接チャネルの受信信号レベルを基に、前記所望チャネルのキャリアの有無を判断するキャリア判定手段とを有することを特徴とする、キャリアセンス回路。 - 前記レベル検出手段は、
前記所望チャネルの通過帯域幅を持ち受信信号から前記所望チャネルの信号を抽出する第1のバンドパスフィルタと、
前記第1のバンドパスフィルタで抽出した信号から前記所望チャネルの受信信号レベルを検出する第1のレベル検出器と、
前記隣接チャネルの通過帯域幅を持ち前記受信信号から前記隣接チャネルの信号を抽出する1以上の第2のバンドパスフィルタと、
前記第2のバンドパスフィルタで抽出した信号から前記隣接チャネルの受信信号レベルを検出する1以上の第2のレベル検出器とを有することを特徴とする、請求項1に記載のキャリアセンス回路。 - 前記キャリアセンス回路はさらに、
通過帯域幅を前記所望チャネルの帯域または前記隣接チャネルの帯域にすることが可能であり、受信信号から前記所望チャネルの信号または前記隣接チャネルの信号を抽出する通過帯域可変手段と、
前記通過帯域可変手段で抽出した信号から、抽出した信号のチャネルに合わせて前記所望チャネルの受信信号レベルまたは前記隣接チャネルの受信信号レベルを検出するレベル検出手段とを有することを特徴とする、請求項1に記載のキャリアセンス回路。 - 前記キャリア判定手段は、
前記隣接チャネルの受信信号レベルを基にしきい値を設定するしきい値設定手段と、
前記所望チャネルの受信信号レベルと前記しきい値とを比較する比較手段とを有し、前記所望チャネルのキャリアの有無を判断することを特徴とする、請求項1に記載のキャリアセンス回路。 - 前記キャリア判定手段は、
前記所望チャネルの受信信号レベルと前記隣接チャネルの受信信号レベルとを比較する比較手段を有し、
前記比較手段の出力に基づいて前記所望チャネルのキャリアの有無を判断することを特徴とする、請求項1に記載のキャリアセンス回路。 - 前記比較手段は、
所望チャネル受信信号レベルとその隣接チャネル受信信号レベルとの差を算出する演算手段を有し、
前記演算手段の演算結果と所定のしきい値とを比較することを特徴とする、請求項5に記載のキャリアセンス回路。 - 前記比較手段は、
所望チャネル受信信号レベルとその隣接チャネル受信信号レベルとの比を算出する演算手段を有し、
前記演算手段の演算結果と所定のしきい値とを比較することを特徴とする、請求項5に記載のキャリアセンス回路。 - 所望チャネルの受信信号レベルと隣接チャネルの受信信号レベルとを検出するレベル検出ステップと、
前記レベル検出ステップで検出した前記所望チャネルの受信信号レベルと前記隣接チャネルの受信信号レベルを基に、前記所望チャネルのキャリアの有無を判断するキャリア判定ステップとを有することを特徴とする、キャリアセンス方法。 - 前記レベル検出ステップは、
前記所望チャネルの通過帯域幅を持つ第1のバンドパスフィルタを用いて受信信号から前記所望チャネルの信号を抽出し、その抽出した信号から前記所望チャネルの受信信号レベルを検出し、
前記隣接チャネルの通過帯域幅を持つ1以上の第2のバンドパスフィルタを用いて前記受信信号から前記隣接チャネルの信号を抽出し、その抽出した信号から前記隣接チャネルの受信信号レベルを検出することを特徴とする、請求項8に記載のキャリアセンス方法。 - 前記レベル検出ステップは、
通過帯域幅を前記所望チャネルの帯域または前記隣接チャネルの帯域にすることが可能な通過帯域可変手段を用いて、受信信号から前記所望チャネルの信号または前記隣接チャネルの信号を抽出し、その抽出した信号から前記所望チャネルの受信信号レベルまたは前記隣接チャネルの受信信号レベルを検出することを特徴とする、請求項8に記載のキャリアセンス方法。 - 前記キャリア判定ステップは、
前記隣接チャネルの受信信号レベルを基にしきい値を設定し、前記所望チャネルの受信信号レベルと前記しきい値とを比較し、前記所望チャネルのキャリアの有無を判断することを特徴とする、請求項8に記載のキャリアセンス方法。 - 前記キャリア判定ステップは、
前記所望チャネルの受信信号レベルと前記隣接チャネルの受信信号レベルとを比較する比較ステップを有し、
前記比較ステップの出力に基づいて前記所望チャネルのキャリアの有無を判断することを特徴とする、請求項8に記載のキャリアセンス方法。 - 前記比較ステップは、
所望チャネル受信信号レベルとその隣接チャネル受信信号レベルとの差を算出し、
その算出結果と所定のしきい値とを比較することを特徴とする、請求項12に記載のキャリアセンス方法。 - 前記比較ステップは、
所望チャネル受信信号レベルとその隣接チャネル受信信号レベルとの比を算出し、
その算出結果と所定のしきい値とを比較することを特徴とする、請求項12に記載のキャリアセンス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005048348A JP2006237926A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | キャリアセンス回路及びキャリアセンス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005048348A JP2006237926A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | キャリアセンス回路及びキャリアセンス方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006237926A true JP2006237926A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37045111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005048348A Pending JP2006237926A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | キャリアセンス回路及びキャリアセンス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006237926A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011511585A (ja) * | 2008-02-04 | 2011-04-07 | スカイワークス ソリューションズ インコーポレイテッド | 無線受信機における局検出及び探索のためのシステム及び方法 |
JP2012257087A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 無線通信装置 |
-
2005
- 2005-02-24 JP JP2005048348A patent/JP2006237926A/ja active Pending
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