JP4626238B2 - 無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4626238B2
JP4626238B2 JP2004267649A JP2004267649A JP4626238B2 JP 4626238 B2 JP4626238 B2 JP 4626238B2 JP 2004267649 A JP2004267649 A JP 2004267649A JP 2004267649 A JP2004267649 A JP 2004267649A JP 4626238 B2 JP4626238 B2 JP 4626238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar
wireless communication
signal
detection
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004267649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006086665A (ja
Inventor
誠 鶴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004267649A priority Critical patent/JP4626238B2/ja
Priority to US11/225,020 priority patent/US7715801B2/en
Priority to CNB2005101034078A priority patent/CN100433564C/zh
Priority to GB0518854A priority patent/GB2418807B/en
Publication of JP2006086665A publication Critical patent/JP2006086665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4626238B2 publication Critical patent/JP4626238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/382Monitoring; Testing of propagation channels for resource allocation, admission control or handover
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal

Description

本発明は無線通信システム、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法並びにそのプログラムに関し、特にレーダと共用される無線通信システムにおけるレーダ検出に関する。
従来、レーダの存在する地域において同一の帯域で他の無線通信システムを運用する際には、レーダ検出が必要となる。つまり、レーダと帯域を共用する無線通信システムにおいては、レーダと同一のチャネルを使用することでレーダの運用を妨げることがないよう、運用前及び運用開始後も常時レーダ信号の有無を監視している(例えば、特許文献1参照)。
この無線通信システムでは、上記のレーダ信号の監視において、レーダ信号の存在を検知すると、速やかに自システムの運用チャネルを他のチャネルへと移動する必要がある。
しかし、どのようなレーダが存在するかは運用地域によって異なり、また様々なレーダ信号が存在するため、このレーダ信号の検出に従来から行われているような、予め想定されるレーダ信号のパターンを装置に記憶し、パターンマッチング等によってレーダ検出を行うという方法を利用するのは難しい。
特開2002−135831号公報
一般的に、従来の無線通信システムでは、レーダ検出を行うために、自システム用の受信機の他にレーダ検出専用の受信機が必要とされているため、装置の大きさや価格の面で不利になることが多い。
また、従来の無線通信システムでは、レーダ検出を行う際に、同一の帯域で通信を行う自システムの通信を停止する必要があり(上記の特許文献1参照)、常時レーダ検出を行うことで通信の効率が下がってしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、通信の効率をほとんど低下させることなく、常時レーダ検出を行うことができる無線通信システム、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による無線通信システムは、無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置を含む無線通信システムであって、
前記無線通信における受信信号電力を計算する電力算出手段と、前記電力算出手段で計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを前記無線通信装置に備え、
前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクしている。
本発明による無線通信装置は、無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置であって、
前記無線通信における受信信号電力を計算する電力算出手段と、前記電力算出手段で計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを備え、
前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクしている。
本発明によるレーダ検出回路は、無線通信装置による無線通信においてレーダ信号を検出するレーダ検出回路であって、
計算された前記無線通信における受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを備え、
前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクしている。
本発明によるレーダ検出方法は、無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置を含む無線通信システムに用いるレーダ検出方法であって、
前記無線通信装置が、前記無線通信における受信信号電力を計算するステップと、その計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するステップと、前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するステップとを実行し、
前記レーダ信号を検出するステップにおいて、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
前記レーダ信号を検出するステップにおいて、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクしている。
本発明によるプログラムは、無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記無線通信における受信信号電力を計算する処理と、その計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出する処理と、前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知する処理とを含み、
前記レーダ信号を検出する処理において、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットさせ
前記レーダ信号を検出する処理において、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクさせている。
すなわち、本発明のレーダ検出回路は、無線通信システムにおける無線通信に用いられる復調器において、レーダ信号を検出するための手段を提供するものである。
より具体的に説明すると、本発明のレーダ検出回路では、電力算出・移動平均回路の出力がレーダ検出閾値aを超えると、その閾値を超えた信号が継続する時間を示すレーダタイマを開始する。このレーダタイマは予め定義されるタイムアウト時間(検出すべきレーダの最大パルス幅程度とする)を経過する前に電力算出・移動平均回路の出力がレーダ検出閾値bを下回った場合にレーダを検出したものとし、レーダ検出回数カウンタをカウントアップする。
本発明のレーダ検出回路では、上記のカウンタ値が一定時間内にある閾値J回(Jは正の整数)を超えると、レーダ検出上位通知信号によって通信プロトコルの上位層へと通知するので、上位層においてレーダ回避動作が開始される。
また、種々の通信方式におけるフレームフォーマットでは、フレームの同期をとったり、通信の信頼性を確保するために、固有かつ既知のプリアンブルやトレーニングシンボル、ユニークワードといったものがフレームの先頭に挿入されることが多い。そこで、これらの相関を検出する回路を追加することで、上述した受信電力のみによるレーダ検出方法に加えて、相関の検出有無もレーダ検出の判定基準とすることで、レーダ検出精度の向上を図ることが可能となる。
本発明のレーダ検出回路では、システムの既存の受信フローを利用しつつレーダ検出を行うことで、単一の受信機でレーダ検出が実現可能になるとともに、受信動作とともに動作させることで、効率の低下がほとんどなく、常時レーダ検出が可能となる。
これによって、本発明のレーダ検出回路では、既存の無線通信装置の受信動作フローに絡めてレーダ検出機能を実装することで、通信の効率をほとんど低下させることなく、常時レーダ検出を行うことが可能となる。また、本発明のレーダ検出回路では、単一の受信機で自システムの通信とレーダ検出とが実現可能となるので、装置の大きさやコストの面で有利となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、通信の効率をほとんど低下させることなく、常時レーダ検出を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線通信装置の受信部の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による無線通信装置は、無線LAN(Local Area Network)システムに適用した例で、受信信号がアナログ復調回路2と、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータ3と、ディジタル復調回路1とによって復調される。
但し、ディジタル復調回路1に関しては本発明に関係のある部分のみ示してある。つまり、ディジタル復調回路1はバンドパスフィルタ11と、電力算出・移動平均回路12と、受信制御回路13と、レーダ検出回路14とを含んで構成されている。
上記の受信信号は、所定のフレームフォーマットを有するディジタル信号で、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)によって送信する信号を複数の周波数(サブキャリア)に分けデータを分散させて並列に送信し、それぞれのサブキャリアは16QAM(16−position Quadrature Amplitude Modulation)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)等の方式で変調している。
図1において、受信信号(アナログ信号)はまずアナログ復調回路2によって同相成分I及び直交成分Qに分離され、A/Dコンバータ3によって各々の成分がディジタル信号へと変換される。
後段のディジタル復調回路1では、まず、バンドパスフィルタ11によって帯域外の信号成分を十分に減衰させた後、主信号系では引き続き復調処理が施される(バンドパスフィルタ11以降の復調動作は本発明には関係しないため、その構成や動作についての説明は省略する)。このバンドパスフィルタ11を通過した信号は電力算出・移動平均回路12と受信制御回路13とに入力され、受信制御回路13で受信の制御に利用されたり、レーダ検出回路14でレーダ検出に使用されたりする。
電力算出・移動平均回路12では、例えば復調信号のI成分及びQ成分それぞれの2乗を加算することで受信信号電力を計算し、さらに移動平均処理を行う。ここで、移動平均処理を行うのは、本実施例が電力の分散の大きいOFDM方式を採用した無線LANシステムのため受信電力のばらつきを小さくする必要があるからであり、本発明を実施するにあたり必ずしも必要な処理とは限らない。
受信制御回路13では復調動作の制御を行う。さらに、受信制御回路13はレーダ検出回路14の動作タイミングを制御する機能も有する。レーダ検出回路14では電力算出・移動平均回路12の出力を基にレーダ信号の有無を判定し、レーダ信号検出と判定された場合に、レーダ検出上位通知信号101を出力することで、通信プロトコルの上位層へとレーダ信号の検出を通知する。
通信プロトコルの上位層では、そのレーダ信号の検出通知によって、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11hにしたがったレーダ回避動作を行う。
図2は図1のレーダ検出回路14の詳細な構成を示すブロック図である。図2では、図1に示す本発明の一実施例による無線通信装置の受信部と同一の構成部分に対して同一符号を付してある。この図2において、レーダ検出回路14はレーダ閾値比較回路141と、レーダ閾値a保持回路142と、レーダ閾値b保持回路143と、レーダ閾値セレクタ144と、レーダタイマ回路145と、レーダ検出判定回路146とを含んで構成されている。
レーダ閾値比較回路141は受信制御回路13からのレーダ閾値選択信号201によってレーダ閾値セレクタ144で選択されている、レーダ閾値a保持回路142またはレーダ閾値b保持回路143からのレーダ閾値aまたはレーダ閾値bと、電力算出・移動平均回路12の出力との比較を行う。これらのレーダ閾値a,bは予め定義されており、本実施例では、レーダ閾値aがレーダ立上がり検出用、レーダ閾値bがレーダ立下り検出用として利用されている。
レーダタイマ回路145はレーダ閾値比較回路141の出力及び受信制御回路13からのレーダタイマ開始イネーブル信号202によってレーダタイマ動作を開始するかどうかを判断する。レーダタイマ動作では、停止させる要因となる信号が入力されるか、予め定義されているタイムアウト時間(検出すべきレーダの最大パルス幅程度)経過すると、タイムアウトとなってリセットされる。
レーダ検出判定回路146はレーダ閾値比較回路141の出力及びレーダタイマ回路145の状態によってレーダ検出の有無を判定し、レーダ検出と判定すると、レーダ検出上位通知信号101を通信プロトコルの上位層へと出力する。
図3は本発明の一実施例によるレーダ検出動作を示すタイムチャートであり、図4は本発明の一実施例によるレーダ検出動作を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施例で用いるフレームフォーマットの一例を示す図である。これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例によるレーダ検出動作について説明する。尚、本発明の一実施例によるレーダ検出動作は、例えばCPU(中央処理装置)がROM(リードオンリメモリ)から読込んだプログラムをRAM(ランダムアクセスメモリ)に展開して実行することでも実現可能である。
今、図3(a)の実線に示すように、電力算出・移動平均回路12に規制レーダ閾値(レーダとの共用条件として各地域によって定められた値)を超えるレーダ信号が時刻t1〜t3に入力されたものとする。
この時、まず、電力算出・移動平均回路12では受信電力が算出される(図4ステップS1)。本実施例では電力算出の後に移動平均を行うため、電力算出・移動平均回路12の出力が、図3(b)の実線に示すように、時刻t1から上昇し始める。
そして、電力算出・移動平均回路12の出力は時刻t2でレーダ閾値比較回路141へと入力されるレーダ閾値a[図3(b)に破線で示す]を超え、これを契機に、レーダ閾値比較回路141からレーダタイマ回路145にレーダタイマ開始信号203が出力される(図4ステップS2)。但し、このレーダ閾値aはレーダ信号の立上がりを捉えるための閾値であり、例えば、上述した各地域によって定められた規制レーダ閾値を設定する。レーダ閾値セレクタ144は初期状態ではレーダ閾値aを選択している。
レーダタイマ回路145では、レーダタイマ開始信号203が入力されると、図3(c)に矢印で示すように、レーダタイマを開始する。但し、受信制御回路13から出力されるレーダタイマ開始イネーブル信号202が何らかの理由でイネーブルとなっていない場合、レーダタイマ開始信号203はマスクされ、レーダタイマが開始されることはない(図4ステップS3,S4)。レーダタイマが開始されると、レーダ閾値セレクタ144はレーダ閾値bを選択する。
レーダタイマ開始後、時刻t3で、図3(a)に示す実線のように、電力算出・移動平均回路12への入力がなくなると、図3(b)に示す実線のように、電力算出・移動平均回路12の出力が下がり始め、時刻t4でレーダ閾値比較回路141へと入力されるレーダ閾値b[図3(b)に破線で示す]を下回る。
これを契機に、レーダ検出判定回路146はその時(時刻t4に)、レーダタイマが動作しているかどうかを確認し、レーダタイマが動作していれば、レーダ信号を検出したものと判断し、例えば、図3(e)に示す実線のようなレーダ検出信号を出力する(図4ステップS6,S7)。また、レーダ閾値bを下回ったことを通知する信号が入力されたレーダタイマ回路145はレーダタイマをリセットする(図4ステップS12,S13)。
このようなレーダタイマ停止要因となる信号を受信しなければ、レーダタイマは予め定義されるレーダタイマタイムアウト時間(時刻t5)まで動作した後にタイムアウトとなってリセットされる。したがって、レーダタイマがタイムアウトとなった場合には、レーダが検出されなかったことになる(図4ステップS6,S10,S11)。
本実施例では、上記のステップS7で得られたレーダ検出信号を基に、レーダ検出判定回路146、または通信プロトコルの上位層に設けられたレーダカウンタ(図示せず)をカウントアップし、一定時間内にレーダカウンタのカウンタ値がある閾値J回を超えると(図4ステップS8)、レーダ検出判定回路146からレーダ検出上位通知信号101が出力され、レーダカウンタはリセットされる(図4ステップS9)。このカウンタ値は定期的にポーリング→リセットすることで、一定時間内のレーダ検出回数をカウントする。
以上が、本発明によるレーダ検出及びその結果の通信プロトコルの上位層への通知の基本的な流れである。次に、レーダ誤検出を防ぐための工夫について述べる。
第一の工夫としては、レーダ閾値比較回路141に入力されるレーダ閾値を2種類以上持つことで、レーダ誤検出を防止している。例えば、レーダの立上がり検出用にレーダ閾値a(その地域での規制レーダ閾値と同じとする)を、レーダの立下り検出用にはレーダ閾値b(電力の分散を考慮し、レーダ閾値aよりも低い値とする)をレーダ閾値セレクタ144で選択することで、レーダの立上がりは少しでも規制レーダ閾値を超える信号を受信した場合にレーダ検出動作を開始し、立下りは確実に規制レーダ閾値を下回った場合にのみ検出することができるようになる。これは特に、本実施例である無線LANシステム(OFDM変調)のように受信電力の分散が大きい場合に誤検出を防ぐ方法として有用である。
第二の工夫としては、レーダタイマ回路145でレーダタイマが不用意に動作するのを防ぐため、受信制御回路13からレーダタイマを開始することができる時間を示すレーダタイマ開始イネーブル信号202を出力する方法を採っている。このレーダタイマ開始イネーブル信号202をイネーブルとするかどうかは、例えば、図3(d)のレーダタイマ開始マスク信号204等を基に決定する。
この図3(d)のレーダタイマ開始マスク信号204は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、同一信号中で再度レーダタイマが開始されないよう、レーダタイマ開始信号203をマスクするための信号である。これは、同一信号中で何度もレーダタイマ開始→タイムアウトを繰り返すと、自システムの信号であってもレーダ信号と誤検出してしまうのを防ぐためのものである。
このレーダタイマ開始マスク信号204の開始は、例えば、図3(d)に示すように、最初のレーダタイマ開始時を契機としてもよいし、レーダタイマ停止時(タイムアウトも含む)を契機としてもよい。また、このレーダタイマ開始マスク解除の契機は、例えば、図3の(d)に示すように、電力算出・移動平均回路12の出力がレーダの立下り閾値であるレーダ閾値bを下回った時でもよいし、これとは別に新たにレーダ閾値を設けて判定してもよい。
第三の工夫としては、フレームフォーマットとして、図5に示すようなその信号固有かつ既知のプリアンブル信号(図5のショートプリアンブル、ロングプリアンブル)が存在する場合に、その相関を検出する相関検出器(図示せず)を受信制御回路13へ実装し、上述の受信電力に基づいたレーダ検出方式と組み合わせることで、レーダ誤検出を減らす方法がある。例えば、『上述の「受信電力に基づいたレーダ検出方式でレーダ検出」かつ「プリアンブルの相関が取れなかった」』の条件でレーダ検出を行うといった方法が考えられる。
さらに、本実施例である無線LANシステムでは、ショートプリアンブルとロングプリアンブルとを利用してタイミングの検出を行うが、この「タイミングが検出されなかった」という条件をレーダ検出の条件として加えることもできる。この方式は、検出すべき最大レーダパルス幅よりも自システムの信号長が短い場合には、特に誤検出を防ぐ効果を期待することができる。
第四の工夫としては、一度復調器でレーダ検出と判定しても、レーダカウンタを設けることで、直ちに上位へ通知しないようにしている点がある。これによって、本実施例では、頻繁にレーダ回避動作へと移行してしまい、通信が不能となることを避けることができる。
このように、本実施例では、既存の無線通信装置の受信動作フローに絡めてレーダ検出機能を実装することで、通信の効率をほとんど低下させることなく、常時レーダ検出を行うことが可能となる。また、本実施例では、単一の受信機で自システムの通信とレーダ検出を実現することができるため、装置の大きさやコストの面で有利となる。
本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、レーダと共用される無線通信装置全般、レーダの存在する地域・帯域においてレーダの運用に影響を与えずに無線通信を行うためにレーダ検出手段を必要とする装置全般に適用可能である。
本発明の一実施例による無線通信装置の受信部の構成を示すブロック図である。 図1のレーダ検出回路の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるレーダ検出動作を示すタイムチャートである。 本発明の一実施例によるレーダ検出動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施例で用いるフレームフォーマットの一例を示す図である。
符号の説明
1 ディジタル復調回路
2 アナログ復調回路
3 A/Dコンバータ
11 バンドパスフィルタ
12 電力算出・移動平均回路
13 受信制御回路
14 レーダ検出回路
141 レーダ閾値比較回路
142 レーダ閾値a保持回路
143 レーダ閾値b保持回路
144 レーダ閾値セレクタ
145 レーダタイマ回路
146 レーダ検出判定回路

Claims (18)

  1. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置を含む無線通信システムであって、
    前記無線通信における受信信号電力を計算する電力算出手段と、前記電力算出手段で計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを前記無線通信装置に有し、
    前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
    前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とする無線通信システム。
  2. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置を含む無線通信システムであって、
    前記無線通信における受信信号電力を計算する電力算出手段と、前記電力算出手段で計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを前記無線通信装置に有し、
    前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記通信プロトコルの上位層は、前記レーダ検出の通知に応答してレーダ回避動作を開始することを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記無線通信に用いるフレームフォーマットの相関を検出する回路を前記レーダ検出回路に含み、その相関の検出の有無を前記レーダ検出の判定基準としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の無線通信システム。
  5. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置であって、
    前記無線通信における受信信号電力を計算する電力算出手段と、前記電力算出手段で計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを有し、
    前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
    前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とする無線通信装置。
  6. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置であって、
    前記無線通信における受信信号電力を計算する電力算出手段と、前記電力算出手段で計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを有し、
    前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とする無線通信装置。
  7. 前記通信プロトコルの上位層は、前記レーダ検出の通知に応答してレーダ回避動作を開始することを特徴とする請求項5または請求項6記載の無線通信装置。
  8. 前記無線通信に用いるフレームフォーマットの相関を検出する回路を前記レーダ検出回路に含み、その相関の検出の有無を前記レーダ検出の判定基準としたことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の無線通信装置。
  9. 無線通信装置による無線通信においてレーダ信号を検出するレーダ検出回路であって、
    計算された前記無線通信における受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを有し、
    前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
    前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とするレーダ検出回路。
  10. 無線通信装置による無線通信においてレーダ信号を検出するレーダ検出回路であって、
    計算された前記無線通信における受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するレーダ検出手段と、前記レーダ検出手段による前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するレーダ検出判定手段とを有し、
    前記レーダ検出手段は、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記レーダ検出手段は、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とするレーダ検出回路。
  11. 前記通信プロトコルの上位層は、前記レーダ検出の通知に応答してレーダ回避動作を開始することを特徴とする請求項9または請求項10記載のレーダ検出回路。
  12. 前記無線通信に用いるフレームフォーマットの相関を検出する回路を前記レーダ検出回路に含み、その相関の検出の有無を前記レーダ検出の判定基準としたことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか記載のレーダ検出回路。
  13. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置を含む無線通信システムに用いるレーダ検出方法であって、
    前記無線通信装置が、前記無線通信における受信信号電力を計算するステップと、その計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するステップと、前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するステップとを実行し、
    前記レーダ信号を検出するステップにおいて、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットし、
    前記レーダ信号を検出するステップにおいて、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とするレーダ検出方法。
  14. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置を含む無線通信システムに用いるレーダ検出方法であって、
    前記無線通信装置が、前記無線通信における受信信号電力を計算するステップと、その計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出するステップと、前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知するステップとを実行し、
    前記レーダ信号を検出するステップおいて、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記レーダ信号を検出するステップにおいて、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクすることを特徴とするレーダ検出方法。
  15. 前記通信プロトコルの上位層は、前記レーダ検出の通知に応答してレーダ回避動作を開始することを特徴とする請求項13または請求項14記載のレーダ検出方法。
  16. 前記レーダ検出回路が前記無線通信に用いるフレームフォーマットの相関を検出し、その相関の検出の有無を前記レーダ検出の判定基準としたことを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか記載のレーダ検出方法。
  17. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記無線通信における受信信号電力を計算する処理と、その計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出する処理と、前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知する処理とを含み、
    前記レーダ信号を検出する処理において、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記タイムアウト時間を検出すべきレーダの最大パルス幅と略同一とし、当該タイムアウト時間が経過するとレーダタイマ動作をリセットさせ、
    前記レーダ信号を検出する処理において、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクさせることを特徴とするプログラム。
  18. 無線通信においてレーダ信号を検出する無線通信装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記無線通信における受信信号電力を計算する処理と、その計算された前記受信信号電力を予め設定されたレーダ閾値と比較して前記レーダ信号を検出する処理と、前記レーダ信号の検出回数が一定時間内に予め設定された所定値を超えた時にレーダ検出を通信プロトコルの上位層へと通知する処理とを含み、
    前記レーダ信号を検出する処理において、前記受信信号電力が第1のレーダ閾値を超えてから予め設定されたタイムアウト時間を経過する前に第2のレーダ閾値を下回った時に前記レーダ信号を検出し、
    前記レーダ信号を検出する処理において、レーダタイマが一度タイムアウトした後に、前記受信信号電力がレーダ閾値を超えたことを契機にレーダタイマ回路に出力されるレーダタイマ開始信号をマスクさせることを特徴とするプログラム。
JP2004267649A 2004-09-15 2004-09-15 無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法 Expired - Fee Related JP4626238B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004267649A JP4626238B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法
US11/225,020 US7715801B2 (en) 2004-09-15 2005-09-14 Wireless communication device and radar detection method therefor
CNB2005101034078A CN100433564C (zh) 2004-09-15 2005-09-15 无线通信设备及其雷达检测方法
GB0518854A GB2418807B (en) 2004-09-15 2005-09-15 Wireless communication device and radar detection method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004267649A JP4626238B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006086665A JP2006086665A (ja) 2006-03-30
JP4626238B2 true JP4626238B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=35248841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004267649A Expired - Fee Related JP4626238B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7715801B2 (ja)
JP (1) JP4626238B2 (ja)
CN (1) CN100433564C (ja)
GB (1) GB2418807B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2015459A1 (en) * 2007-07-12 2009-01-14 STMicroelectronics N.V. Method for detecting the eventual presence of an interferer, for example a radar signal, adapted to interfere with a wireless device, for example an UWB device, and corresponding device.
GB0717031D0 (en) * 2007-08-31 2007-10-10 Raymarine Uk Ltd Digital radar or sonar apparatus
WO2009061253A1 (en) * 2007-11-06 2009-05-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Spectrum sharing enabled by strong interfering pulse handling
CN101282266B (zh) * 2008-03-05 2012-05-23 中国科学院嘉兴无线传感网工程中心 一种智能防入侵微波雷达无线传感器网络架构方法
EP2260322A1 (en) * 2008-03-31 2010-12-15 Valeo Radar Systems, Inc. Automotive radar sensor blockage detection apparatus and method
WO2009126074A1 (en) * 2008-04-08 2009-10-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Communications unit and method for detecting pulse interference
US8219034B2 (en) * 2008-09-10 2012-07-10 Motorola Solutions, Inc. Method for detection of radar signals
JP4991815B2 (ja) * 2009-09-18 2012-08-01 株式会社東芝 レーダ検出装置及び方法
US9119079B2 (en) 2012-01-27 2015-08-25 Airties Kablosuz Iletisim San. Ve Dis Tic. A.S. System and method to avoid interference with radar systems
WO2013118558A1 (ja) * 2012-02-08 2013-08-15 アルプス電気株式会社 マルチパス検出方法、マルチパス検出装置及び到来角度算出装置
US8660219B2 (en) * 2012-04-03 2014-02-25 Summit Semiconductor Llc Circuit and method for distinguishing between an OFDM signal and a radar signal
JP6225041B2 (ja) 2014-02-05 2017-11-01 パナソニック株式会社 受信装置
RU2577848C1 (ru) * 2014-09-05 2016-03-20 Супра Технолоджис Лимитед Радар-детектор
FR3048318B1 (fr) 2016-02-26 2018-04-06 Thales Capteur integre d'interception des emissions radioelectriques com/rad
US10299290B2 (en) * 2016-09-30 2019-05-21 Intel IP Corporation Apparatus, system and method of radar detection
US10142095B2 (en) * 2016-10-26 2018-11-27 Texas Instruments Incorporated Timing for IC chip
EP3566077A1 (en) * 2017-01-06 2019-11-13 William J. Brown System for free-space optical communication and lidar
EP3625895B1 (en) * 2017-05-18 2021-10-06 Sony Group Corporation Method for performing radar-assisted wireless data communication
US10754005B2 (en) * 2017-05-31 2020-08-25 Google Llc Radar modulation for radar sensing using a wireless communication chipset
US10782390B2 (en) 2017-05-31 2020-09-22 Google Llc Full-duplex operation for radar sensing using wireless communication chipset
EP3928181A1 (en) 2019-06-17 2021-12-29 Google LLC Mobile device-based radar system for applying different power modes to a multi-mode interface
US11487363B2 (en) * 2019-07-29 2022-11-01 Qualcomm Incorporated Gesture detection in interspersed radar and network traffic signals

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637762A (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 Toshiba Corp 無線通信装置
JP2001237847A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタル無線通信システムにおけるパケット信号送信方法ならびに装置
JP2001285301A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Japan Radio Co Ltd 無線lan装置
JP2002135831A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信システム
JP2003060649A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線パケット通信用周波数チャネル識別方法、無線パケット通信用受信装置
WO2003030577A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-10 Motorola Inc Communication system with detection of extra-system interference
WO2003050560A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-19 Atheros Communications, Inc. Radar detection and dynamic frequency selection for wireless local area networks
JP2004159078A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd セルサーチ制御装置およびセルサーチ制御方法
WO2004073189A1 (en) * 2003-02-11 2004-08-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Interference detection in a wireless communication system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001298763A (ja) * 2000-02-09 2001-10-26 Sony Corp 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法
EP1248477A1 (en) * 2001-04-03 2002-10-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and device for controlling dynamic frequency selection within a wireless communication system
WO2003047290A1 (en) * 2001-11-30 2003-06-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Interference measurements in a wireless communications system
US7155230B2 (en) 2002-08-19 2006-12-26 Intel Corporation Dynamic frequency selection and radar detection with a wireless LAN
US7593692B2 (en) 2003-09-15 2009-09-22 Broadcom Corporation Radar detection circuit for a WLAN transceiver

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637762A (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 Toshiba Corp 無線通信装置
JP2001237847A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタル無線通信システムにおけるパケット信号送信方法ならびに装置
JP2001285301A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Japan Radio Co Ltd 無線lan装置
JP2002135831A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信システム
JP2003060649A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線パケット通信用周波数チャネル識別方法、無線パケット通信用受信装置
WO2003030577A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-10 Motorola Inc Communication system with detection of extra-system interference
WO2003050560A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-19 Atheros Communications, Inc. Radar detection and dynamic frequency selection for wireless local area networks
JP2004159078A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd セルサーチ制御装置およびセルサーチ制御方法
WO2004073189A1 (en) * 2003-02-11 2004-08-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Interference detection in a wireless communication system

Also Published As

Publication number Publication date
CN1750414A (zh) 2006-03-22
CN100433564C (zh) 2008-11-12
GB2418807B (en) 2006-12-20
US20060058035A1 (en) 2006-03-16
GB2418807A (en) 2006-04-05
JP2006086665A (ja) 2006-03-30
US7715801B2 (en) 2010-05-11
GB0518854D0 (en) 2005-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4626238B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置、レーダ検出回路及びそれらに用いるレーダ検出方法
EP3583805B1 (en) Wake-up signal transmission
JP3568180B2 (ja) データ伝送装置
US7835701B2 (en) Detecting and eliminating spurious energy in communications systems via multi-channel processing
US10834605B2 (en) Detecting subframe timing in an OFDM licensed-assisted access signal
JP4755077B2 (ja) 伝送モード、ガード長検出回路とその方法
JP3643088B2 (ja) データスライサ
EP2966892A1 (en) Channel selection for wireless communication device and wireless communication method
US9608905B1 (en) Packet preamble and symbol boundary detection
JP2010263511A (ja) 通信装置
JP2007189626A (ja) 通信装置
JP7181694B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
JP2003283388A (ja) 通信モデム及び通信方法
JP4476154B2 (ja) Dsss/ofdm両面待ち受信方法および無線lan装置
JP2007282289A (ja) 通信モデム及び通信方法
JP4112290B2 (ja) Catv伝送システムのセンタにおける受信装置
JP2004048177A (ja) 受信装置および受信タイミング検出方法
JP5689627B2 (ja) Ofdm受信装置
JP4972588B2 (ja) 無線受信機、そのフレーム同期検出装置
JP2009278409A (ja) 通信用半導体集積回路装置および受信方法
JP2001144725A (ja) Ofdm信号検知装置
JP2006295465A (ja) 入力信号判定方法、無線lan装置
JP2006254248A (ja) 受信装置
JP2005176225A (ja) 信号補正装置
JPH0923237A (ja) ブロードバンドlan通信制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees