JP4249678B2 - 道路用防眩板 - Google Patents

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Description

本発明は、対向する車線間に所定間隔をおいて設置され、対向車のヘッドライトによる運転者の眩惑等を防止する道路用の防眩板に関するものである。
道路の中央分離帯などの対向する車線間に、対向車のヘッドライトを遮光し運転者の眩惑や疲労を防止する目的で所定間隔をおいて設置する道路用の防眩装置については数多くの発明が開示されてきており、概ね道路の進行方向に沿って設置される遮光性のフェンスと、道路の進行方向と略垂直に遮光板を間隔をおいて設置する防眩板とに分けられる。その内、防眩板については、設置が簡便で、材料を節約できることから、対向車のヘッドライト以外の防眩や横断防止等、他の機能を必要としない高速道路上に好適に設置されるものである。その防眩板についても、やはり種々の発明が開示されてきている。
例えば特許文献1には、表面に隆起する補強リブと補強リブに取り囲まれた縦方向の補強溝と取付固定部とが形成された2枚の合成樹脂からなる側板をそれぞれの裏面で互いに結合してなる防眩板と、防眩板の取付固定部に挿入固定した取付脚とからなり、該取付固定部上方にある補強溝の底部をその下端で該取付脚が挿入されるに十分な高さを浅くすることにより緩衝用突部を補強溝に連設して形成するとともに該取付脚をその上端が緩衝用突部に臨むように挿入固定してなる道路用防眩装置が開示されている。
また特許文献2には、緑色等の合成樹脂繊維より形成した細網目をもつ方形状網体の周縁耳部に着脱用止め具を配設し遮光ネット本体とし、該遮光ネット本体を、下端に支脚を突設した方形状支持枠体の枠内に緊締具をもって着脱自在に張設し遮光ネットユニットを形成し、この遮光ネットユニットの支脚を、道路の中央分離帯等に配置したガードレール位置の所定間隔の支柱部又は中央分離帯等に直接突設した支柱部に、遮光ネット本体が道路長手方向に対し横向き配置に取付けてなる道路用セパレート式遮光ネットが開示されている。
実願昭51−141382号のマイクロフィルム(実開昭53−58431号) 登録実用新案第3045114号公報
しかしながら、特許文献1に記載の如き道路用防眩装置は、防眩板として補強リブ、補強溝及び取付固定部といった複雑な形状を成形する必要があり、その形成に係わる成形方法や材料の自由度が低く、形成に関する制約が大きいものであった。
また特許文献2に記載の如き道路用セパレート式遮光ネットでは、ネットであるが故に遮光効果が不十分となる恐れがあり、ネットを遮光板に替えると、風荷重や振動等により方形状支持枠体と支持金具との間の接合強度が不足する恐れがある。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、形成に関する制約が小さく、風荷重や振動等に対する強度が高められた道路用防眩板を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる道路用防眩板は、平板状の遮光板を金属製の支脚により支持し、遮光板が道路の延設方向と略垂直になるように立設した防眩板であって、前記支脚は、設置対象物に取り付けられたベースプレートから突設された支脚取付部に取り付けられ、該支脚取付部が前記支脚に相対向して設けられたスライド溝にシャッター構造にて取り付けられた隠ぺい板により隠されていることを特徴とするものである。
本発明に係わる道路用防眩板によれば、平板状の遮光板を金属製の支脚により支持するのみで形成可能であるから、遮光板を複雑な形状に成形する必要がなく形成に係わる制約は小さくできるが、支脚支持部を用いて支脚をベースプレートに支持できることで、支脚及び遮光板を取付対象物に対して強固に取り付けることができ、風荷重や振動等の外力に対する強度は高められる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1及び図2は、本発明に係わる道路用防眩板の、実施の一形態における形成を示す説明図である。まず図1において、アルミニウム−樹脂積層複合板からなる遮光板1の両面に、アルミニウム押出形材からなり同一断面が連続して形成された支脚2が配置され、支脚2により遮光板1が挟み込まれた状態でボルトB1によりボルト止めがなされることで、支脚2に遮光板1が固定される。遮光板1には、中央分離帯に設置された場合に走行車両と相対向する側である左下に合成樹脂にガラスビーズを埋設して形成された再帰反射体Rが取り付けられている。道路用防眩板の取付対象物は、この場合道路の中央分離帯に設置されているコンクリート製の擁壁Yであるが、擁壁Yの上面に鋼板からなるベースプレート4がボルトB2により固定され、ベースプレート4の上面には、同じく鋼板からなる板状の支脚取付部3が溶接により一体に取り付けられている。ベースプレート4の、ボルトB2を挿通する貫通孔41は円弧状の長孔となされ、ボルトB2が貫通孔41内で摺動されることで、取り付け後でも遮光板1の取付角度が調整可能となされている。
支脚2は断面コ字状に開口された開口溝21が設けられており、開口部21の奧側底部に遮光板1及び支脚2を貫通してボルト孔22が穿設されており、支脚取付部3にも貫通されたボルト孔31が穿設されている。遮光板1及び支脚2は、矢印Y1の方向に上方から、図2に示す如く、支脚取付部3が支脚2の開口溝21内に挿入され、位置が合わせられたボルト孔22とボルト孔31とにボルトB3が挿通され、ボルトB3にナットN3が螺着される。最後に、支脚2に設けられたスライド溝23内に遮へい板5の両側端が下方に挿入及び摺動されてシャッター構造状に取り付けられることで、支脚取付部3が遮へい板5により隠されて、支脚取付部3やボルトB3及びナットN3により見栄えが損なわれるのを防止することができる。また遮へい板5によりボルトB1をも隠すことができる。
図3は、形成された道路用防眩板の、支脚取付部3付近の上方からの断面図である。遮光板1を両面側から挟み込む支脚2は同一断面のものが用いられ、開口溝21とスライド溝23以外の部分はボックス形状となされている。ボックス形状の断面の一部には、ビスが螺着可能なビス孔24が設けられている。ベースプレート4は平面円形で、支脚取付部3がベースプレート4外縁の円形の中心ではなく中心より偏心されていることで、遮光板1がベースプレート4の中心に位置するようになされている。また、ベースプレート4及びそれに取り付けられる支脚取付部3の材料強度を変更することで、設置状況に応じて必要とされる取り付け強度を自在に設定することができ、風荷重や振動等に耐えうる強度を確保するのが容易となり得る。
最後に、図4に示す如く、支脚2の上端に遮へい板5の上方への摺動の防止及び支脚2の断面の隠ぺいを行う蓋体が取り付けられる。アルミニウム板からなる蓋体6には、取り付け時において支脚2のビス孔24と一致する位置に挿通孔61が設けられ、挿通孔61に挿通されたビスB4がビス孔24に螺着されることで支脚2上端に蓋体6が取り付けられる。
遮光板1は、樹脂板の両側にアルミニウム箔を貼着してサンドイッチ構造となされたアルミ樹脂金属複合板を用いるのが上述の効果を得ることができ好ましいが、特に限定されるものではなく、風荷重に耐え得るよう、FRP板、鉄鋼、アルミニウム、ステンレス等の金属板といった強度の高い板状体を好適に用いることができる。また必要とされる遮光性能に応じて、メッシュ状の板状体を用いることもできる。
支脚2は、中空部22やスライド溝23を設ける上で、複雑な形状を連続的に形成するのが容易で、且つ強度が高く軽量であるアルミニウム製の押出形材を用いるのが好ましいが、強度の高い金属性のもので、必要とされる強度を有するものであれば特に限定されるものではなく、鉄鋼、アルミニウム、ステンレス等の平板、L字やH型のアングルなどを用いることができる。
本発明に係わる道路用防眩板の、実施の一形態における形成を示す説明図である。 本発明に係わる道路用防眩板の、実施の一形態における形成を示す説明図である。 本発明に係わる道路用防眩板の、実施の一形態を示す上方からの断面図である。 本発明に係わる道路用防眩板の、実施の一形態における形成を示す説明図である。
符号の説明
1 遮光板
2 支脚
23 スライド溝
3 支脚取付部
4 ベースプレート
5 隠ぺい板
10 道路用防眩板

Claims (1)

  1. 平板状の遮光板を金属製の支脚により支持し、遮光板が道路の延設方向と略垂直になるように立設した防眩板であって、前記支脚は、設置対象物に取り付けられたベースプレートから突設された支脚取付部に取り付けられ、該支脚取付部が前記支脚に相対向して設けられたスライド溝にシャッター構造にて取り付けられた隠ぺい板により隠されていることを特徴とする道路用防眩板。
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