JP4248617B2 - 圧延機間の形鋼ガイドの組替装置 - Google Patents

圧延機間の形鋼ガイドの組替装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧延機間、特に、H形鋼を圧延するユニバーサル圧延機とエッジャー圧延機との間に配設された形鋼用誘導ガイドを組み替えるために用いられる圧延機間の形鋼ガイドの組替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、H形鋼の圧延は、圧延ラインに沿って間隔をあけて配設されたユニバーサル圧延機とエッジャー圧延機との間でH形鋼を往復させながら行っている。この際、ユニバーサル圧延機及びエッジャー圧延機の前後には、それぞれ、形鋼誘導ガイドが配設されており、また、ユニバーサル圧延機とエッジャー圧延機間には中間形鋼ガイドが配設されている。
【0003】
ところで、ユニバーサル圧延機やエッジャー圧延機の圧延ロールを交換する際には、中間形鋼ガイドをクレーンで吊り出した後、ユニバーサル圧延機の下流側に位置する形鋼誘導ガイドとエッジャー圧延機の上流側に位置する形鋼誘導ガイドを、それぞれ、圧延ロールの挿入、引き出しに支障のない位置に退避する必要がある。しかし、従来のユニバーサル圧延機やエッジャー圧延機では、形鋼誘導ガイドがハウジングに固定された水平軸にそれぞれ取付けられているため、クレーンでそれぞれ取り外さなければならず、ガイド交換時のガイド姿勢が不安定となり取り外し作業や組み込み作業がむずかしく、長時間を要していた。
【0004】
そこで、本出願人は、先に、特開平9─29320号公報において、中間形鋼ガイドをクレーンで取り外した後、形鋼誘導ガイドを圧延ロールの挿入・引出しに支障のない位置までクレーンを使用せずに退避し、その後、形鋼誘導ガイドの交換をガイドホルダーと一緒にクレーンで取り外すことによって行い、圧延ロール及び形鋼誘導ガイドの取り外し、組み込みが容易にかつ短時間で行える圧延機間の形鋼ガイドの組替装置を提示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した圧延機間の形鋼ガイドの組替装置は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
即ち、ユニバーサル圧延機の上、下流側に位置する形鋼誘導ガイドと、エッジャー圧延機の上、下流側に位置する形鋼誘導ガイドは、圧延ロールの挿入・引出しに支障のない位置まで退避した後に、それぞれ、別個にクレーンを用いて取り外す必要があるため、都合、4回もクレーンを使用しなくてはならず、取り外しに一回当たり5分程度要することを考えると、4回で20分以上になり、ガイド交換時間も含めた圧延ロール交換時間の短縮化を図る上で問題となっていた。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、上流側圧延機の出口の形鋼誘導ガイドと下流側圧延機の入口の形鋼誘導ガイドをクレーンを用いて取り外す回数を少なくすることによって、ガイド交換時間を短縮でき、ひいては、圧延ロール交換時間も短縮できる圧延機間の形鋼ガイドの組替装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の圧延機間の形鋼ガイドの組替装置は、圧延ラインに沿って配列された上流側圧延機の出口と下流側圧延機の入口にそれぞれ組み込んだ形鋼誘導ガイドの組替えを行うための圧延機間の形鋼ガイドの組替装置であって、前記両形鋼誘導ガイドがそれぞれ搭載され、前記上、下流側圧延機間の中間をなす退避位置と、前記両圧延機への組み込み位置との間で水平移動自在な第1及び第2のガイド支持台と、前記退避位置で前記第1及び第2のガイド支持台を着脱自在に連結する連結手段と、前記退避位置で前記第1及び第2のガイド支持台を一体的に吊り上げる吊上手段と、
前記第1及び第2のガイド支持台に着脱自在で、しかも該第1及び第2のガイド支持台を水平移動させる進退シリンダと、
前記第1及び第2のガイド支持台の間に設けられる形鋼中間ガイドを、前記圧延ラインと該圧延ラインに直交する方向に所要距離後退した退避位置との間で移動させる進退シリンダとを具備し、
更に、前記連結手段は、前記上、下流側圧延機間の中間をなす退避位置で前記第1及び第2のガイド支持台の対向する面にそれぞれ取付けられ相互に嵌合される嵌合突起及び嵌合溝と、前記第1及び第2のガイド支持台の拡開を防止する拡開防止機構を具備し、
前記形鋼中間ガイドを前記圧延ラインに直交する方向の退避位置へ退避させ、前記上、下流側圧延機間の中間をなす退避位置で、前記形鋼中間ガイド及び前記第1及び第2のガイド支持台を水平移動させる進退シリンダを残して、前記第1及び第2のガイド支持台を前記連結手段により連結し一体的に吊り上げることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0010】
まず、図1及び図2を参照して、圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aの全体構成を示す。なお、本実施の形態は圧延すべき形鋼がH形鋼70(図3参照)の場合であり、図1は圧延状態(組み込み位置)における本実施の形態に係る圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aの構成を示し、図2は圧延ロール及び形鋼誘導ガイドの交換状態(退避位置)における圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aの構成を示す。
【0011】
図示するように、圧延設備は上流側と下流側圧延機から構成されており、下流側圧延機の一例であるエッジャー圧延機11と上流側圧延機の一例であるユニバーサル圧延機12は、圧延ライン10に沿って、所定の間隔をあけて、床面上に固定設置されている。また、エッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12との間には中間ガイド載置台13が配設されている。
エッジャー圧延機11は、上、下圧延ロール14、15を有し、その下流側出口と上流側入口には、それぞれ、形鋼誘導ガイド16と形鋼誘導ガイド17が配設されている。
【0012】
同様に、ユニバーサル圧延機12は、上、下圧延ロール18、19を有し、その下流側出口と上流側入口には、それぞれ、形鋼誘導ガイド20と形鋼誘導ガイド21が配設されている。
また、中間ガイド載置台13の下部はガイド載置台支持ベース22上に上下方向に着脱自在に取付けられており、中間ガイド載置台13の中間部には、エッジャー圧延機11の形鋼誘導ガイド17とユニバーサル圧延機の形鋼誘導ガイド20と整合する形鋼中間ガイド23が取付けられている。
【0013】
上記した構成を有する圧延設備において、本実施の形態は、エッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12との間に、エッジャー圧延機11の形鋼誘導ガイド17を支持する第1のガイド支持台17aとユニバーサル圧延機12の形鋼誘導ガイド20を支持する第2のガイド支持台20aを、図1に示す組み込み位置から、上、下圧延ロール14、15、18、19の挿入・引出しに支障のない図2に示す退避位置まで水平移動で後退し、退避位置で、第1及び第2のガイド支持台17a、20aを連結し、一回のクレーン動作によって、形鋼誘導ガイド17と形鋼誘導ガイド20を交換可能な圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aを配設したことに特徴を有する。
【0014】
以下、圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aの各部の構成について、図1〜図7を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、ガイド載置台支持ベース22の上面の中央部に上面開口の凹部24が形成されており、その下流側と上流側には、それぞれ、先部がエッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12に向けて伸延する退避側レール25、26が敷設されている。退避側レール25、26の先部の延長線上には圧延側レール27、28が配置されており、これらの圧延側レール27、28は、エッジャー圧延機11のハウジング前部29とユニバーサル圧延機12のハウジング後部30に固定支持されている。
【0015】
図2に示すように、退避側レール25及び圧延側レール27上には走行台車31が圧延ライン10に沿って走行自在に載置されており、走行台車31上にはエッジャー圧延機11の形鋼誘導ガイド17を支持する第1のガイド支持台17aが固定載置されている。また、走行台車31の下面には下方に向けて伸延する係合杆32の上端が突設されており、その下端は、ガイド載置台支持ベース22の側壁に沿って取付けられた進退シリンダ33の伸縮ロッドの先部に設けた上端開口の係合筒34に着脱自在に係合されている。
かかる構成によって、進退シリンダ33を駆動することによって、走行台車31及び走行台車31上に搭載された第1のガイド支持台17aを、図1に示す組み込み位置と、図2に示す退避位置との間で水平に往復移動することができる。
【0016】
一方、図1に示すように、退避側レール26及び圧延側レール28上には走行台車35が圧延ライン10に沿って走行自在に載置されており、走行台車35上にはユニバーサル圧延機12の形鋼誘導ガイド20を支持する第2のガイド支持台20aが固定載置されている。また、走行台車35の下面には下方に向けて伸延する係合杆36の上端が突設されており、その下端は、ガイド載置台支持ベース22の側壁に沿って取付けられた進退シリンダ37の伸縮ロッドの先部に設けた上端開口の係合筒38に着脱自在に係合されている。
かかる構成によって、進退シリンダ37を駆動することによって、走行台車35及び走行台車35上に搭載された第2のガイド支持台20aを、第1のガイド支持台17aと同様に、図1に示す組み込み位置と、図2に示す退避位置との間で水平に往復移動することができる。
【0017】
また、図1に示すように、エッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12との間に配設された中間ガイド載置台13は、ガイド載置台支持ベース22の上面の中央部に設けた凹部24内に、圧延ライン10と直交方向に配設された進退シリンダ39によって、図1に示す組み込み位置と、圧延ライン10から該圧延ラインと直交する方向に所要距離後退した退避位置との間で移動することができる。
そして、中間ガイド載置台13を退避位置まで後退させることによって、エッジャー圧延機11の形鋼誘導ガイド17とユニバーサル圧延機12の形鋼誘導ガイド20を、図2に示す退避位置に移動することができる。
【0018】
図2、図4及び図5に示すように、第1及び第2のガイド支持台17a、20aの対向する面には、それぞれ、嵌合突起40、41及び嵌合溝42、43が形成されている。退避位置で第1及び第2のガイド支持台17a、20aを当接した際、嵌合突起40、41は嵌合溝42、43に嵌合され、第1及び第2のガイド支持台17a、20aは一体化される。
【0019】
一方、図6に示すように、第1及び第2のガイド支持台17a、20aの側面間には枢軸44回りに回転する拡開防止機構の一例である連結リンク45が取付けられており、連結リンク45の先部に設けられた可動側係合部材(例えば、スプリング付勢のピン)を対応する固定側係合部材(例えば、ピン挿入孔)に係合することによって、第1及び第2のガイド支持台17a、20aの拡開を防止することができ、第1及び第2のガイド支持台17a、20aをさらに確実に一体化することができる。
図1及び図2に示すように、第2のガイド支持台20aの頂部には、吊上手段の一例であるクレーンのフック46が着脱自在に掛止される棒状の掛止具47が取付けられている。そして、この掛止具47にフック46を掛止した後、クレーンによって、第1及び第2のガイド支持台17a、20aを吊り上げて一体的に取り外すことができる。
上記したクレーンによる取り外し作業において、上述したように、第1及び第2のガイド支持台17a、20aは、嵌合突起40、41と嵌合溝42、43の嵌合、及び、連結リンク45からなる連結手段によって着脱自在に一体的に連結されているので、取り外し作業の安全性を十分に確保できる。
【0020】
図1〜図7に示す本実施の形態に係る圧延機間の形鋼ガイドの組替装置A、エッジャー圧延機11及びユニバーサル圧延機12のその他の構成について説明すると、図1及び図2に示すように、エッジャー圧延機11の下流側に配設した形鋼誘導ガイド16を取付けた第3のガイド支持台16aは、その上部を揺動レバー48及び枢軸49を介してエッジャー圧延機11のハウジング後部50の上部に枢支されている。また、枢軸49には揺動シリンダ51の伸縮ロッドの先部が回動レバー52を介して連結されている。
かかる構成によって、揺動シリンダ51を駆動することによって、第3のガイド支持台16aと一体的に、形鋼誘導ガイド16を、図1で示す組み込み位置から図2に示す退避位置まで容易に移動することができる。
【0021】
同様に、ユニバーサル圧延機12の上流側に配設した形鋼誘導ガイド21を取付けた第4のガイド支持台21aは、その上部を揺動レバー53及び枢軸54を介してユニバーサル圧延機12のハウジング前部55の上部に枢支されている。また、枢軸54には揺動シリンダ56の伸縮ロッドの先部が回動レバー57を介して連結されている。
かかる構成によって、揺動シリンダ56を駆動することによって、第4のガイド支持台21aと一体的に、形鋼誘導ガイド21を、図1で示す組み込み位置から図2に示す退避位置まで容易に移動することができる。
【0022】
図1、図2及び図7に示すように、圧延側レール27、28には、それぞれ、凹部27a、28aが形成されており、凹部27a、28aの深さは、走行台車31、35の車輪31a、35aより深くなっている。従って、走行台車31、35の車輪31a、35aが組み込み位置にくると、車輪31a、35aが凹部27a、28a内に嵌入して走行台車31、35の底面が圧延側レール27、28に当接することになり、形鋼誘導ガイド17及び形鋼誘導ガイド20を、組み込み位置に安定状態に保持することができる。
また、図1〜図3において、59はクランプゲート開閉用シリンダ、62、63は上、下偏心軸、64、65はクラッチ軸、66、67はクラッチ開閉用シリンダ、68、69はガイド開閉装置である。
【0023】
次に、上記した構成を有する圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aによる組み替え作業について説明する。
図1に示す圧延状態にある圧延機間の形鋼ガイドの組替装置Aにおいて、まず、進退シリンダ39を駆動することによって、中間ガイド載置台13を形鋼中間ガイド23と共に、図1に示す組み込み位置から圧延ライン10と直交する方向に所要距離後退した退避位置に後退させる。
進退シリンダ33、37を駆動することによって、図1に示す組み込み位置から走行台車31、35を後退して図2に示す退避位置まで移動する。これによって、第1のガイド支持台17a及び第2のガイド支持台20aに搭載されている形鋼誘導ガイド17及び形鋼誘導ガイド20も一体的にエッジャー圧延機11の前部とユニバーサル圧延機12の後部から引き抜かれ、図2に示す退避位置まで後退させることができる。
この退避位置において、嵌合突起40、41は自動的に嵌合溝42、43に嵌合され、第1及び第2のガイド支持台17a、20aは一体化される。また、連結リンク45によって第1及び第2のガイド支持台17a、20aの連結を補強する。
【0024】
一方、揺動シリンダ51、56を駆動して、第3のガイド支持台16a及び第4のガイド支持台21aに搭載されている形鋼誘導ガイド16及び形鋼誘導ガイド21も一体的にエッジャー圧延機11の後部とユニバーサル圧延機12の前部から引き抜かれ、図2に示す退避位置まで後退させることができる。
【0025】
次に、クレーンのフック46を掛止具47に掛止して第1及び第2のガイド支持台17a、20aを一体的に吊り上げ、所定の個所まで搬送する。同様に、第3のガイド支持台16aに設けた掛止具(図示せず)にクレーンのフック46を掛止して第3のガイド支持台16aを吊り上げ、所定の個所まで搬送する。さらに、第4のガイド支持台21aに設けた掛止具(図示せず)にクレーンのフック46を掛止して第4のガイド支持台21aを吊り上げ、所定の個所まで搬送する。
また、中間ガイド載置台13に設けた掛止具(図示せず)にクレーンのフック46を掛止して中間ガイド載置台13を吊り上げ、所定の個所まで搬送する。
【0026】
その後、エッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12から、同様に、ロール組替装置(図示せず)を用いて、上、下圧延ロール14、15、18、19を取り出し、所定の個所まで搬送する。
次に、前記した手順と逆の手順で、次に圧延しようとするH形鋼70に対応する上、下圧延ロールと形鋼誘導ガイドを、エッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12に取付ける。
【0027】
このように、本実施の形態では、クレーンで、第1及び第2のガイド支持台17a、20aを一体的に吊り上げ、エッジャー圧延機11とユニバーサル圧延機12から取り外すことができるので、形鋼誘導ガイド16、20、形鋼誘導ガイド17、21を交換するに際して、クレーンを3回用いればよく、ガイド交換時間を短縮でき、ひいては、圧延ロール交換時間も短縮することができる。
【0028】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
【0029】
【発明の効果】
請求項記載の圧延機間の形鋼ガイドの組替装置においては、それぞれの形鋼誘導ガイドを搭載する第1及び第2のガイド支持台をそれぞれ上流側圧延機と下流側圧延機から引き出すと共に連結手段で連結し、その後、吊上手段によって吊り上げて一体的に取り外すことができるので、形鋼誘導ガイドを交換するに際して、吊上手段の使用回数を少なくでき、ガイド交換時間の短縮化、及び、圧延ロール交換時間の短縮化を図ることができる。
【0030】
請求項記載の圧延機間の形鋼ガイドの組替装置においては、それぞれの形鋼誘導ガイドを搭載する第1及び第2のガイド支持台をそれぞれ上流側圧延機と下流側圧延機から退避位置まで引き出した際、第1及び第2のガイド支持台の対向する面にそれぞれ取付けられた嵌合突起及び嵌合溝が相互に自動的に嵌合し、かつ、第1及び第2のガイド支持台の拡開を防止する拡開防止機構が設けられているので、第1及び第2のガイド支持台を確実に一体化することができ、第1及び第2のガイド支持台を取り外す際の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る圧延機間の形鋼ガイドの組替装置(組み込み位置)を具備する圧延設備の一部を示す一部切欠側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る圧延機間の形鋼ガイドの組替装置(退避位置)を具備する圧延設備の一部を示す一部切欠側面図である。
【図3】図1のI−I線による矢視図である。
【図4】第1及び第2のガイド支持台を連結する連結手段の断面側面図である。
【図5】第1及び第2のガイド支持台を連結する連結手段の断面平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る圧延機間の形鋼ガイドの組替装置(退避位置)の要部側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る圧延機間の形鋼ガイドの組替装置の一部をなす圧延側レールの詳細説明図である。
【符号の説明】
A 圧延機間の形鋼ガイドの組替装置 10 圧延ライン
11 エッジャー圧延機 12 ユニバーサル圧延機
13 中間ガイド載置台 14 上圧延ロール
15 下圧延ロール 16 形鋼誘導ガイド
16a 第3のガイド支持台 17 形鋼誘導ガイド
17a 第1のガイド支持台 18 上圧延ロール
19 下圧延ロール 20 形鋼誘導ガイド
20a 第2のガイド支持台 21 形鋼誘導ガイド
21a 第4のガイド支持台 22 ガイド載置台支持ベース
23 形鋼中間ガイド 24 凹部
25 退避側レール 26 退避側レール
27 圧延側レール 27a 凹部
28 圧延側レール 28a 凹部
29 ハウジング前部 30 ハウジング後部
31 走行台車 31a 車輪
32 係合杆 33 進退シリンダ
34 係合筒 35 走行台車
35a 車輪 36 係合杆
37 進退シリンダ 38 係合筒
39 進退シリンダ 40 嵌合突起
41 嵌合突起 42 嵌合溝
43 嵌合溝 44 枢軸
45 連結リンク 46 フック
47 掛止具 48 揺動レバー
49 枢軸 50 ハウジング後部
51 揺動シリンダ 52 回動レバー
53 揺動レバー 54 枢軸
55 ハウジング前部 56 揺動シリンダ
57 回動レバー
59 クランプゲート開閉用シリンダ 62 上偏心軸
63 下偏心軸 64 クラッチ軸
65 クラッチ軸 66 クラッチ開閉用シリンダ
67 クラッチ開閉用シリンダ 68 ガイド開閉装置
69 ガイド開閉装置 70 H形鋼

Claims (1)

  1. 圧延ラインに沿って配列された上流側圧延機の出口と下流側圧延機の入口にそれぞれ組み込んだ形鋼誘導ガイドの組替えを行うための圧延機間の形鋼ガイドの組替装置であって、前記両形鋼誘導ガイドがそれぞれ搭載され、前記上、下流側圧延機間の中間をなす退避位置と、前記両圧延機への組み込み位置との間で水平移動自在な第1及び第2のガイド支持台と、前記退避位置で前記第1及び第2のガイド支持台を着脱自在に連結する連結手段と、前記退避位置で前記第1及び第2のガイド支持台を一体的に吊り上げる吊上手段と、
    前記第1及び第2のガイド支持台に着脱自在で、しかも該第1及び第2のガイド支持台を水平移動させる進退シリンダと、
    前記第1及び第2のガイド支持台の間に設けられる形鋼中間ガイドを、前記圧延ラインと該圧延ラインに直交する方向に所要距離後退した退避位置との間で移動させる進退シリンダとを具備し、
    更に、前記連結手段は、前記上、下流側圧延機間の中間をなす退避位置で前記第1及び第2のガイド支持台の対向する面にそれぞれ取付けられ相互に嵌合される嵌合突起及び嵌合溝と、前記第1及び第2のガイド支持台の拡開を防止する拡開防止機構を具備し、
    前記形鋼中間ガイドを前記圧延ラインに直交する方向の退避位置へ退避させ、前記上、下流側圧延機間の中間をなす退避位置で、前記形鋼中間ガイド及び前記第1及び第2のガイド支持台を水平移動させる進退シリンダを残して、前記第1及び第2のガイド支持台を前記連結手段により連結し一体的に吊り上げることを特徴とする圧延機間の形鋼ガイドの組替装置。
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