JP4246815B2 - 作業機の開閉蓋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業機の操作レバー近傍に配置する蓋を作業時には開かないようにする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、歩行型の運搬車や農業機械等の作業機においては、作業機の操作部分を覆うカバーの一部に蓋を設けて、該蓋を開けて内部の動力伝達部や各機器の操作やメンテナンス等の作業を行うようにしていた。また、操作パネルが機体の一側に設けられ、該操作パネルの近傍に燃料タンクやエンジンを配置して、エンジンの始動や停止等の操作を容易にできるようにしていた。そして、このエンジンをカバーによって覆い、そのカバー上の一部に操作パネルを設け、該カバーに蓋を設けて、該蓋を開けてその下方の燃料タンクに燃料を補給したり、ディーゼルエンジンの場合にはデコンプを操作したりしていた。また、前記操作パネル上には、走行クラッチレバーや作業機クラッチレバーや操向レバー、始動スイッチやアクセルレバー等が配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記技術では、メンテナンス作業後には前記蓋を閉め忘れることがないようにする構成のものが望まれている。また、カバー内にはエンジンやそのエンジンの出力軸に連結される動力伝達部が配置されているため、走行時や作業時に蓋を開けることは大変危険である。そのため従来技術においては、走行時や作業時に蓋を開けられないように、前記蓋にロック機構を設けて、走行クラッチレバーや作業機クラッチレバーと連動させて、作動時には蓋が開けられないようにしていたが、各レバー毎にロック機構を設ける必要があり、ロック機構が複雑でコストアップとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
作業機のカバーに開口部を設け、該開口部よりも同等以上に大きく構成した開閉蓋で、前記開口部を覆う構成であって、該開閉蓋の一端をカバーに枢支して開閉自在とし、該開閉蓋とカバーの間に、開閉蓋の開き量を鉛直方向より閉鎖側で止めるストッパーを配置し、前記開閉蓋の回動支点を開口部の一縁部より離れたカバー上に配置し、開閉蓋を開けた時に開閉蓋下面に設けた前記ストッパーが、この回動支点より開口部側のカバー下面に当接されるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、発明を作業機として歩行型スレッシャーに適用した実施の形態を説明する。図1は歩行型スレッシャーの後方斜視図、図2は歩行型スレッシャーの操作部の斜視図、図3は蓋を開けた状態の操作パネルを示す斜視図、図4は操作パネル下方の燃料タンク及びエンジンの部分平面図、図5は操作パネルに設けた蓋を示す平面図、図6は蓋とクラッチレバーとの連動構成を示す側面断面図、図7は走行及び作業クラッチレバーの「切」位置とロックシャフトの位置を示す側面図、図8は作業クラッチレバーの「入」位置と走行クラッチレバーの「切」位置とロックシャフトの位置を示す側面図、図9は走行クラッチレバーの「入」位置と作業クラッチレバーの「切」位置とロックシャフトの位置を示す側面図、図10は走行及び作業クラッチレバーの「入」位置とロックシャフトの位置を示す側面図、図11は蓋に設けたロック金具の後面断面図、図12は左右平行に配置する二本のクラッチレバーを平面視「コ」字状の連結部材を介して連動させて開閉蓋のロックを行う構成を示す平面図、図13は左右平行に配置する三本のクラッチレバーを平面視E型の連結部材を介して連動させて開閉蓋のロックを行う構成を示す平面図である。
【0006】
まず、本発明の安全装置を配置した歩行型スレッシャー1の全体構成について図1を用いて説明する。クローラ式走行装置18上方にメインフレーム2が配置され、該メインフレーム2後部にエンジン3等の動力部が載置され、該エンジン3の前方に脱穀機4が載置されている。該脱穀機4内には豆等の収穫物を脱穀するローター等が配されている。
【0007】
また、前記エンジン3後上部には燃料タンク5が載置され、該エンジン3前側部のメインフレーム2上より上方に操作部フレーム6が立設され、操作部フレーム6は上部で後方に屈曲されて逆L型に形成されている。該操作部フレーム6上部はカバーで覆われて操作パネル7とし、該操作パネル7でエンジン3や燃料タンク5上方を被装している。
【0008】
前記操作パネル7上において、図1中の矢印40に示す進行方向に向かって左側の前部には、図1〜図3に示すように、作業クラッチレバー8が前後方向に操作可能に配置され、該作業クラッチレバー8の後方に走行クラッチレバー9が前後に操作可能に配置されている。前記操作パネル7の後部には操向レバー10・10が左右一対配置されている。該操向レバー10・10の間には、スタートスイッチ11が配置され、操向レバー10の右側には、アクセルレバー12が設けられ、操作ワイヤー13を介して前記エンジン3に接続され出力の調整が行われている。
【0009】
また、前記操作パネル7前中央部には開口部7aが設けられ、該開口部7aは開閉蓋14によって閉じられるようにしており、該開閉蓋14の前端が蝶番15によって回動自在に支持されている。この開口部7aは、図3、図4に示すエンジン3および燃料タンク5の上方に配置されており、前記開閉蓋14を開けて、エンジン3の操作や燃料供給口5aより燃料タンク5内に燃料を補給することができるようにしている。該エンジン3の操作としては、チョークや本実施例のようにディーゼルエンジンの場合にはデコンプレバー17を操作できるようにしている。
【0010】
また、前記デコンプレバー17と燃料タンク5の間位置のエンジン6上面には、平面視略「コ」字状に形成した遮蔽板16が立設され、燃料の補給時に燃料がこぼれても、デコンプレバー17にかかることがないようにしている。尚、前記遮蔽板16は平面視略「コ」字状に形成しているが、デコンプレバー17と燃料タンク5とを仕切るものであれば、単に直線上の板体で形成することもできる。この場合には、デコンプレバー17のみでなく、その他シリンダーヘッド側にこぼれた燃料がかかることがないのである。
【0011】
次に、前記開閉蓋14のロック構成について図3、図5、図6を用いて説明する。前記開閉蓋14の前部には蝶番15、後部にはロック機構20とその側方上面に把手21が配置されている。前記ロック機構20は係止部が開口部7aの縁部側へスライドしてロックする構成として、走行車体の振動等の小さな力によって開閉蓋14が開かないようにし、オペレーターがロック部をスライドさせて前記把手21を持って上方に回動して開けられるようにしている。
【0012】
また、前記開閉蓋14後部裏側の蝶番15の直後方には、回動規制用のストッパー23が固設されている。該ストッパー23は一端が開閉蓋14下面に固設され、他端は開口部7aの前部下方へ延出され、その端部を直角に屈曲して係止部23aを形成している。
【0013】
そして、前記開閉蓋14を開けて行き、開閉蓋14が鉛直位置(機体に対して垂直位置)へ回動させる前において、係止部23aが開口部7aの前縁部に当接され、開閉蓋14が鉛直位置より更に前方(開閉蓋14で開口部7aを開ける開放側)へ回動できないように開き量が規制されている。即ち、前記開閉蓋14前部下面に蝶番15の一片が固設され、蝶番15の他片が開口部7a前縁部よりさらに前方の操作パネル7上に固設され、開閉蓋14の回動支点が開口部7a前縁部より離れた前方位置となっている。その為に開閉蓋14を開けると前記ストッパー23の係止部23aが、開閉蓋14の回動支点(蝶番15)より後方(開口部7aを閉じる閉鎖側)に位置し、開口部7aの前縁部下面に当接される。この時、ストッパー23が蝶番15より閉鎖側に位置し、このストッパー23を含む開閉蓋14の重心位置が開閉蓋14の閉鎖側に位置されるのである。
【0014】
従って、メンテナンス作業等の後に開閉蓋14を閉め忘れても、開閉蓋14の重心位置が蝶番15の回動支点より後方(閉鎖側)に位置しており、開閉蓋14が機体やエンジンの振動等で鉛直位置より自然と下方に回動され、開口部7aが閉められ、異物がエンジン3側に入る等の不具合が生じることがないのである。また、ストッパー23が開閉蓋14の下面に設けられ、その係止部23aが常時操作パネル7の下方となり、開口部7aの閉鎖時にはストッパー23が露出されず外観が損なわれない。
【0015】
更に、前記開閉蓋14後部下面にはロック金具29が固設されて、前記作業クラッチレバー8及び走行クラッチレバー9を「入」側とすると、開閉蓋14を開けられないようにしている。該ロック金具29は、図11に示すように、板体をクランク状に屈曲して形成され、一端を開閉蓋14裏面に固設し、他端をクラッチレバー8・9側に延出して、該開閉蓋14とロック金具29の間に隙間26を形成している。
【0016】
一方、図6、図7に示すように、前記走行クラッチレバー9と作業クラッチレバー8の基部は、支点軸9a・8aを中心に前後に回動自在に枢支され、上部は操作パネル7に形成したガイド溝7b・7c内に挿入されて、該ガイド溝7b・7cに沿って前後に回動可能としている。該走行クラッチレバー9と作業クラッチレバー8は、前方に回動させた状態を「入」位置とし、後方に回動した状態を「切」位置としている。
【0017】
また、前記操作パネル7下方の作業クラッチレバー8の側面にピン30が突設され、同様に走行クラッチレバー9の側面にピン31が突設されている。前記ピン30及びピン31は連結部材32の前後に形成した融通部となる長孔32a・32bに挿入されて連動連結されている。
【0018】
また、前記連結部材32の前後途中部と、操作パネル7下面との間に付勢部材としてのコイルスプリング33が介装され、連結部材32を後方へスライドするように付勢し、作業クラッチレバー8及び走行クラッチレバー9を「切」位置とした停止時や非走行、非作業時には各長孔32a・32b内の前部にピン30・31が当接するようにしている。
【0019】
尚、融通部は長孔に限定するものでなく、溝やフック等で構成してもよく、前記付勢部材はコイルスプリング33に限定するものでなく、ゴム等の弾性部材を用いることもできる。
【0020】
また、前記連結部材32の前後途中部より右側方(開口部7a側)にロックシャフト34が突設されている。該ロックシャフト34は、図3、図11に示すように、左右途中部を操作パネル7下面に固定したガイド部35に前後摺動自在にガイドされ、先端を前記ロック金具29の隙間26内に挿入可能に水平方向に延出している。
【0021】
このように構成したことによって、図7に示すように、前記作業クラッチレバー8と走行クラッチレバー9とを共に後方に回動させた「切」位置では、連結部材32が後方に位置し、ロックシャフト34が開口部7aより後方に位置し、ロック金具29とは重なることがなく、開閉蓋14を上方に回動して開けることが可能である。
【0022】
そして、図8に示すように、前記作業クラッチレバー8を前方へ回動して「入」とすると、ピン30が連結部材32を前方に押して、ロックシャフト34がロック金具29が構成する隙間26内に入り、ピン31は長孔32b内を摺動する。従って、開閉蓋14を開けようとしても、開閉蓋14に一体的に固設したロック金具29がロックシャフト34に当たり、上方へ回動できないようにしている。よって、作業機側に動力を伝達している時には、開閉蓋14を開けることができず、手を突っ込むことがなく、安全性を確保している。
【0023】
また、図9に示すように、走行クラッチレバー9を「入」側へ回動操作すると、ピン31が連結部材32を前方に押して、前記同様にロックシャフト34がロック金具29が構成する隙間26内に入り、開閉蓋14を上方へ回動できないようにしている。
【0024】
また、両クラッチレバー8・9がともに「入」側に位置すると、前記連結部材32が前方に位置され、ロックシャフト34がロック金具29が構成する隙間26内に入りロックして、開閉蓋14を上方へ回動することができないようにしている。そしてこの状態より、クラッチレバー8・9の何れか一方を「切」側に操作しても、一方のピン30(31)が融通部である長孔32a(32b)内を移動し、ロックされ続ける。そして、両クラッチレバー8・9を「切」位置に操作すると、連結部材32がコイルスプリング33の付勢力に従って後方に移動し、ロックシャフト34が隙間26位置より後方に移動して、ロック金具29からのロックが外れ、開閉蓋14を開けることができるようになる。
【0025】
よって、作業クラッチレバー8と走行クラッチレバー9との何れか一方または両方が「入」操作されていると、ロックされ開閉蓋14を開けることができないのである。
【0026】
尚、本構成例において、二本のクラッチレバー8・9に対応して、連結部材32に二個の長孔32a・32bが設けられているが、複数本のクラッチレバーが機体の進行方向に対して左右に配置される場合には、各クラッチレバーは操作方向が同じであれば、平面視で「コ」字状や平面視でE型の連結部材を用い、融通部である長孔を介して連結することができる。
【0027】
即ち、図12に示すように、平面視で「コ」字状の連結部材32’を、その開放面を前方に向けて図示せぬステーを介して、前後方向にスライド自在に支持している。該連結部材32’の左右側部には、前後方向に長い長穴32a’・32b’が開口されている。そして、各長穴32a’・32b’の側方に前後に操作方向を有するクラッチレバー8・9を配置し、各クラッチレバー8・9より突出するピン30・31が長穴32a’・32b’内に挿入され連動されている。また、前記連結部材32’後部にコイルスプリング33が掛止され、連結部材32’を後方に付勢して、各クラッチレバー8・9を「切」位置に回動するようにしている。
【0028】
そして、前記クラッチレバー8・9の何れか一方または両方を前方の「入」位置に操作すると、コイルスプリング33の付勢力に抗して連結部材32’が前方に移動し、前記連結部材32と同様にロックシャフト34がロック金具29上方に入り込み、開閉蓋14がロックされるのである。
【0029】
また、同様に前後に操作方向を有する三本のクラッチレバーが左右に配置されている場合には、図13に示すように、平面視E型の連結部材32”を用いることができる。該連結部材32”には、前後に長い長穴32a”・32b”・32cが開口され、各長穴32a”・32b”・32cにクラッチレバー等の操作レバーのピンを挿入することができ、何れか一本以上のレバーを前方の「入」位置に操作すると、連結部材32”が前方に移動して、前記同様にロックシャフト34がロック金具29上方に入り込み、開閉蓋14がロックされるのである。
【0030】
また、動力伝達の「入」若しくは「切」の切り換え操作を行う複数の操作レバーをカバー上に設け、該複数の操作レバーを融通部を介して連結部材と連動連結し、該連結部材に係合部材を設けると共に、前記カバーに設けた開口を覆う開閉蓋を設け、該開閉蓋に前記係合部材を係合する金具を設け、何れか一以上の操作レバーを「入」操作すると、前記係合部材が開閉蓋の金具に係合するようにしことによって、何れかの操作レバーが「入」側に操作され、走行や作業駆動が行われている際には、開閉蓋を開けることができず、誤って開閉蓋が開けられて、開口部内のレバーやスイッチが操作されたり、動力伝達部や駆動部が露出されたりする不具合を生じることがないのである。
【0031】
また、前記連結部材の融通部を長孔としたので、融通部はプレートに長孔を構成するだけの簡単な構成でよく、安価に構成できる。
【0032】
また、動力伝達の「入」若しくは「切」の切り換え操作を行う複数の操作レバーをカバー上に設け、該複数の操作レバーを融通部を介して連結部材と連動連結し、該連結部材に係合部材を設けると共に、何れか一以上の操作レバーを「入」操作すると、前記係合部材がストッパーで開き量を規制した開閉蓋の金具に係合することによって、何れかの操作レバーが「入」側に操作された、いわゆる作業中には開閉蓋を開けることができず、更に、作業の停止時に開閉蓋を開けて内部のメンテナンスを行っても、開閉蓋が自然に閉められるので、開口部が開放された状態に放置されることがなくなっている。即ち、前記開口部は、人為的にメンテナンスを行う以外においては開閉蓋が開けられることがなくなり、誤って開口部内のレバーやスイッチが操作されたり、動力伝達部や駆動部が露出されたりする不具合を生じることがないのである。
【0033】
また、前記ストッパーで開き量を規制した開閉蓋を設けるとともに、動力伝達の「入」若しくは「切」の切り換え操作を行う複数の操作レバーの何れか一以上の操作レバーを「入」操作することで、融通部、連結部材、係合部材を介して開閉蓋の金具に係合する機能的な構成としても、連結部材の融通部を長孔としたことで、構成はいたってシンプルであり、安価に構成できる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1記載のように、作業機のカバーに開口部を設け、該開口部よりも同等以上に大きく構成した開閉蓋で前記開口部を覆う構成であって、該開閉蓋の一端をカバーに枢支して開閉自在とし、該開閉蓋とカバーの間に、開閉蓋の開き量を鉛直方向より閉鎖側で止めるストッパーを配置したことによって、開閉蓋を開けるとストッパーによって開閉蓋が鉛直位置で回動が規制される。従って、オペレーターによる開閉蓋の閉め忘れが生じても、機体やエンジンの振動等で自然に重量によって下方に回動され、開口部が閉められ、動力伝達部や駆動部等が露出されたり、異物が落下して内部に入ることがなくなるのである。
【0035】
また、前記開閉蓋の回動支点を開口部の一縁部より離れたカバー上に配置したので、開閉蓋を鉛直位置に開けた時に開閉蓋下面に設けたストッパーが、この回動支点より開口部側のカバー下面に当接され、ストッパー全体が回動支点より閉鎖側に位置し、開閉蓋の重心が閉鎖側に偏ることとなり、オペレーターによる開閉蓋の閉め忘れが生じても、機体やエンジンの振動等で自然に重量によって閉鎖側に回動され、開口部が閉められるのである。
更に、前記ストッパーが開閉蓋の下面に設けられ、開閉蓋を開けるとストッパー端部が開口部の縁部の下面(カバー下面)に当接され、開閉蓋を閉めるとストッパー全体が開口部内に完全に入り込み、外側に露出されることがなく、外観が損なわれることがないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歩行型スレッシャーの後方斜視図である。
【図2】 歩行型スレッシャーの操作部の斜視図である。
【図3】 蓋を開けた状態の操作パネルを示す斜視図である。
【図4】 操作パネル下方の燃料タンク及びエンジンの部分平面図である。
【図5】 操作パネルに設けた蓋を示す平面図である。
【図6】 蓋とクラッチレバーとの連動構成を示す側面断面図である。
【図7】 走行及び作業クラッチレバーの「切」位置とロックシャフトの位置を示す側面図である。
【図8】 作業クラッチレバーの「入」位置と走行クラッチレバーの「切」位置とロックシャフトの位置を示す側面図である。
【図9】 走行クラッチレバーの「入」位置と作業クラッチレバーの「切」位置とロックシャフトの位置を示す側面図である。
【図10】 走行及び作業クラッチレバーの「入」位置とロックシャフトの位置を示す側面図である。
【図11】 蓋に設けたロック金具の後面断面図である。
【図12】 左右平行に配置する二本のクラッチレバーを平面視「コ」字状の連結部材を介して連動させて開閉蓋のロックを行う構成を示す平面図である。
【図13】 左右平行に配置する三本のクラッチレバーを平面視E型の連結部材を介して連動させて開閉蓋のロックを行う構成を示す平面図である。
【符号の説明】
7 操作パネル
7a 開口部
8 作業クラッチレバー
9 走行クラッチレバー
14 開閉蓋
23 ストッパー
29 ロック金具
32 連結部材
32a・32b 長孔(融通部)
33 コイルスプリング(付勢部材)
34 ロックシャフト
Claims (1)
- 作業機のカバーに開口部を設け、該開口部よりも同等以上に大きく構成した開閉蓋で、前記開口部を覆う構成であって、該開閉蓋の一端をカバーに枢支して開閉自在とし、該開閉蓋とカバーの間に、開閉蓋の開き量を鉛直方向より閉鎖側で止めるストッパーを配置し、前記開閉蓋の回動支点を開口部の一縁部より離れたカバー上に配置し、開閉蓋を開けた時に開閉蓋下面に設けた前記ストッパーが、この回動支点より開口部側のカバー下面に当接されることを特徴とする作業機の開閉蓋。
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- 1998-07-08 JP JP19320298A patent/JP4246815B2/ja not_active Expired - Lifetime
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