JP2021147848A - 車両用収納装置 - Google Patents

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直希 野本
Naoki Nomoto
直希 野本
和哉 井澤
Kazuya Izawa
和哉 井澤
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Abstract

【課題】部品点数を減らした簡易な構成としたロック機構を有する車両用収納装置を提供する。【解決手段】車両用収納装置のロック機構は、ノブ31と、ノブ31に連動するフラップ32と、この一方を付勢する弾性部材33と、を有し、ノブ31とフラップ32との連結部4は、互いにスライド可能に連結し、リッドをロックした状態を原点位置としたとき、弾性部材33の付勢力を連結部4を介して他方に伝達することで、ノブ31とフラップ32とを原点位置に向けて付勢する。【選択図】図3

Description

本発明は、コンソールボックスなどの車両用収納装置のロック機構に関する。
特許文献1、2には、プッシュ式やレバー式の操作ノブと、リッドをロックするためのフックとが、別部材として組み合わされたロック機構が開示されている。従来のロック機構では、ロック解除後に原点位置へ復帰させるため、操作ノブとフックの両方に弾性部を設ける必要がある。
特開2019−006218 特開平10−119652
本発明は、部品点数を減らした簡易な構成としたロック機構を有する車両用収納装置を提供することである。
上記課題を解決する為に、本発明は、以下の特徴を有する。
車両用収納装置のロック機構は、
リッドに軸支されたノブと、
前記リッドに軸支され、前記ノブに連結して揺動することで、その一端に設けられたフックが収納部との間で係脱可能とされたフラップと、
前記ノブと前記フラップの一方を付勢する弾性部材と、を有し、
前記ノブと前記フラップとの連結部は、互いにスライド可能に連結し、
前記ロックした状態を原点位置としたとき、前記弾性部材の付勢力を該連結部を介して他方に伝達することで、前記ノブと前記フラップとを該原点位置に向けて付勢する、
ことを要旨とする。
本発明によれば、ノブとフラップとが連結し、一方への付勢力を他方へ伝達できることで、弾性部材の数を削減できる。また、ノブとフラップとの連結部がスライド可能であるため、ノブやフラップの回動軸や互いの連結部に、過度な応力がかかることを低減できる。これらの結果、簡易な構成でありながら、操作性の良好なロック機構とすることができる。
本発明の車両用収納装置の断面図である。 本発明のロック装置の斜視図である。 本発明のロック装置の分解斜視図である。 本発明のロック装置の動作状態を示す模式図である。
本発明に係る実施形態を図1〜4を用いて説明する。
本例において、車両用収納装置5は、車両前席の運転席と助手席の間に位置するコンソールボックスである。図1に示したように、車両用収納装置5は、収容空間を有する収納部1と、収納部1に軸支され、収納部1に対して回動可能に取付けられたリッド2と、使用者の操作により、収納部1とリッド2との間をロックまたはロック解除するよう構成されたロック機構を有するロック装置3と、を有する。
以下、各部の詳細について説明する。
収納部1は、その内壁で構成された収納空間の内面(内壁)に、車両前方側へ向けた窪みを有する。該窪みは、後述するロック装置3のフック321が係脱可能とされている。
リッド2は、収納部1にその一端が軸支され、他端側(先端側)が収納部1に対して開閉可能とされている。本例においては、一端側が車両後方側、他端側が車両前方側に位置する。リッド2の他端側にはロック装置3が取付けられている。
ロック装置3はロック機構を有しており、ベース30と、ノブ31と、フラップ32と、コイルばねからなる弾性部材33と、を備える。各部の詳細を図2、図3に示しており、ロック装置3を組み立てる際の各部の取付位置を図3中に破線で示している。
ベース30は、リッド2の先端側に取付けられている。ベース30は、リッド2の閉状態において、収納部1内に位置するよう、収納部1の収納空間に向けて突出している。ベース30は、突出方向(鉛直方向)から見て、略コの字状の凹部が形成されている。この凹部内にノブ31、フラップ32、および弾性部材33が収納されている。ベース30はロック機構を収容し、ロック装置3のハウジングとして機能する。このため、本例のように、リッド2とベース30とを別部材とすることにより、ロック装置3を取り外し可能とし、ロック装置30を他の車種や他のリッドにも転用できる。
なお、リッド2とベース30は一体であってもよく、リッド2内にロック装置3のロック機構が含まれるようにしてもよい。この場合、リッド2とベース30とを射出成形などにより一体に成形することができ、本例では図示していないネジなど、リッド2に対するベース30の別途の取り付け部材を廃することができる。
ノブ31は、使用者がリッド2を開閉する際の操作ノブである。ノブ31は、ベース30の凹部内における上方、すなわちリッド2側に、回動可能に軸支されている。軸支されたノブの31の回転軸から、車両前方側に操作ノブが延出し、下方側にフラップ32とのノブ側連結部41が延出している。ノブ31の回転軸には、コイルばね33が装着されている。
フラップ32は、ベース30の凹部内における下方側、すなわちリッド2に対して、ノブ31の回転軸よりも下方側において、回動可能に軸支されている。フラップ32は、その回転軸の下方に、収納部1に対して係脱可能とされ、車両前方側へ突出するフック321を有する。これにより、リッド2の開閉時に、収納部1とリッド2とをロックすることができる。また、軸支されたノブの31の回転軸の上方には、ノブ31と連結するフラップ側連結部42が延出している。
本実施例において、弾性部材33はコイルばねからなる。コイルばね33は、ノブ31の回転軸に外挿され、その一端がベース30に、他端がノブ31に支持されている。これにより、ベース30とノブ31との間で、ノブ31を回転軸まわりで付勢することができる。なお他の弾性部材として、板バネやスプリングなどを例示できるが、省スペース化の観点から、コイルばねが望ましい。
以下、ノブ31とフラップ32との連結部4(連結構造)について詳述する。なお説明のため、リッド2に対するノブ31とフラップ32の相対的な位置について、ノブ31およびフラップ32に操作力が加わっていない状態で、かつ、ロック位置にある状態を、原点位置とする。
図4(a)は、ロック装置3が原点位置にある状態を示す。(b)は、ロック装置3を操作して原点位置であるロック位置からアンロック位置へと遷移する途中の状態を示す。(c)は、リッド2を閉じる際に、原点位置からアンロック位置へ遷移する途中状態を示す。
ノブ31とフラップ32とは、互いの連結部41、42が連結することで、連結構造4を構成している。より詳細には、連結部4は、一方に設けられた開口部4aに対して、他方に設けられた軸部4bが挿通することで連結する。本実施例においては、ノブ側連結部41に開口部4a、フラップ側連結部42に軸部4bが形成されている。
図4各図に示したよう、開口部4aは、その開口が形成されたノブ側連結部41の延伸方向に沿って延びる、直線状の長穴とされている。そして、図4(a)(b)に示したよう、使用者がノブ31を操作することで、ロック装置3のノブ31とフラップ32とがロック状態(原点位置)からアンロック状態へ遷移する際には、この長穴内に沿ってフラップ側連結部42の軸部4bがスライドして移動することで、ノブ31とフラップ32とが連動して揺動する。その後、リッド2を開き、使用者が操作を解除した際には、ノブ31とフラップ32とが、アンロック状態からロック状態である原点位置へ、コイルばね33の復元力により付勢されることで戻る。
また、リッド2を開状態から閉状態へ閉じる際には、ノブ31を操作せずとも、原点位置に位置するフラップ32のフック321が、収納部1に設けられたテーパ状のガイド12に接することで後退する。さらにリッド2が閉状態にまで移動すると、コイルばね33の復元力によりフック321が原点位置へ付勢され、窪み11内に収容される。これによりロック装置3がロック状態となる。
上述の構成であることから、開口部4aは、そのノブ31の回転軌跡に対して、その内壁が交差するように延びる長穴形状であることが好ましい。これにより使用者がノブ31を操作した際、ノブ31の原点位置からの回転軌跡中において、開口部4aの内壁によりフラップ32の軸部4bを押圧し続けることができ、その操作力をフラップ32へ確実に伝達することが可能となる。
また、長穴形状であるため、使用者が手を離してノブ31の操作を解除した際、ノブ31に装着されたコイルばね33の復元力により、ノブ31を原点位置に向け付勢しつつ、その力をフラップ32に伝達し、フラップ32をも原点位置へ戻るよう付勢することができる。
さらに、フラップ32の回転軸は、ノブ31の回転軸よりも、車両前方側に位置することが望ましい。これにより、ノブ31からフラップ32へ、操作時の操作力および操作解除時のコイルばね33の付勢力を、より着実に伝達することが可能となる。また、このような構成であれば、フラップ32をより車両前方側へ配置できるため、リッド2から突出したロック装置3のフラップ側をより薄くすることができる。
本例においては、ノブ31とフラップ32とが連結部4にて連結したことで、一方への付勢力を他方へ伝達できる。このため、コイルばね33をノブ31にのみ配置することで、その付勢力を確実にノブ31からフラップ32へと伝達でき、従来必要であったフラップ32側のコイルばね33を削減することができる。
なお本例において、コイルばね33をノブ31側に設けた例を示したが、フラップ32側に設けてもよい。この場合であっても、同様の連結部を有することで、同様の効果を得ることができる。しかしフラップ32側に設けると、その分、ロック装置3のフラップ側が肥大化し、収納部1の収納スペースが削られてしまうことになる。このことから、リッド2側に位置するノブ31の回転軸に、弾性部材33を設けることが好ましい。
また連結部4において、ノブ側連結部41とフラップ側連結部42とが互いにスライド可能であるため、ノブ31やフラップ32の回動軸や互いの連結部に、過度な応力がかかることを低減できる。これらの結果、簡易な構成でありながら、操作性の良好なロック機構3とすることができる。
連結部4における開口部4aと軸部4bの関係は、逆であってもよい。すなわち開口部4aをフラップ側連結部42に、軸部4bをノブ側連結部41に設け、位置関係を逆にしてもよい。また開口部4aは、完全な孔ではなく、有底の凹形状としてもよい。さらには、直線状の長穴の開口部4aを例示したが、ノブ31とフラップ32の回転軌跡に応じた曲線状などの形状としてもよい。
さらに、ベース30に対し軸支されたノブ31の回転軸は、同じくベース30に軸支されたフラップ32の回転軸よりも太いことが好ましい。使用者が操作した際の、ロック解除、およびリッドを開閉する力は、使用者が操作するノブ31を介してノブ31の回転軸に集中するためである。他方、フラップ32の回転軸は、連結部4がスライド可能とされているため、ノブ31側の回転軸よりも応力がかかりにくい。このため、フランジ32側の回転軸をノブ31側の回転軸よりも細くすることでフラップ32側を小型化でき、収納部1の収納スペースを広くできる。
なお、本発明は、以上の説明に限られるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲にて、公知の技術などを適用し、適宜調整や改変などをすることができる。
1…収納部、2…リッド、3…ロック装置、4…連結部、5…車両用収納装置
30…ベース、31…ノブ、32…フラップ、33…弾性部材(コイルばね)

Claims (4)

  1. 収納部と、
    前記収納部に対して回動可能に取り付けられるリッドと、
    前記収納部と前記リッドとの間を、ロックまたはロック解除するロック機構と、を有する車両用収納装置であって、
    前記ロック機構は、
    前記リッドに軸支されたノブと、
    前記リッドに軸支され、前記ノブに連結して揺動することで、一端に設けられたフックが前記収納部との間で係脱可能とされたフラップと、
    前記ノブと前記フラップの一方を付勢する弾性部材と、を有し、
    前記ノブと前記フラップとの連結部は、互いにスライド可能に連結し、
    前記ロックした状態を原点位置としたとき、前記弾性部材の付勢力を該連結部を介して他方に伝達することで、前記ノブと前記フラップとを該原点位置に向けて付勢する、ことを特徴とする車両用収納装置。
  2. 前記フックは、前記フラップから、前記収納部の収納空間と反対側に突出する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用収納装置。
  3. 前記ノブとフラップとの連結部は、一方に設けられた開口部に、他方に設けられた軸部が挿通して形成され、該開口部は該軸部が開口部内でスライド可能とされた直線状の長穴であることを特徴とする請求項1〜2いずれかに記載の車両用収納装置。
  4. 前記リッドはベースを有し、該ベースに対し前記ノブとフラップが軸支されていることで、該ベースとともに該ベースに収容された前記ロック機構を取り外し可能としたことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の車両用収納装置。
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