JP4245863B2 - オイルポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオイルポンプに関する。本発明は例えば車両のパワーステアリング装置に油圧を供給するオイルポンプに適用できる。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されるオイルポンプは、基部と、ポンプ作用を行うロータと、駆動シャフトと、シールするシール部材とを備えている(実開平5−96483号公報等)。基部は、作動室と、シャフト孔と、吸込ポート、吐出ポートと、吸込ポートにオイルを供給する吸込通路と、吐出ポートからオイルが吐出される吐出通路とをもつ。ロータは作動室に回転可能に設けられており、回転に伴い吸込通路のオイルを吸込ボートから吸い込んで吐出ポートを経て吐出通路に供給するポンプ作用を行う。駆動シャフトはシャフト孔に回転可能に設けられ、ロータを回転させる。シール部材は、駆動シャフトの外壁面とシャフト孔の内壁面との境界域に配置されて境界域をシールする。
【0003】
また吐出通路には流量制御弁が設けられており、この流量制御弁の作動により、過剰のオイルを吸込通路へ帰還させるようになっている。
【0004】
ところでロータの両端面は隣接する部材に対して、所定の隙間を有し、油膜を介して摺接しているため、その摺接面からシャフト側へオイル洩れが生じる。このオイル洩れはシャフト外周の隙間からシール部材側へ導かれ、基部に形成されたドレン孔を介して吸込通路へ還流されるようになっている。ここで、ドレン孔は、シャフト孔に連通するドレン入口と、吸込通路に連通するドレン出口と、ドレン入口及びドレン出口を連通するドレン連通路とを有する。オイルポンプの内部構造のレイアウト、肉厚等の関係上、ドレン出口の開口径は大きくできない制約があり、かなり細径とされている。
【0005】
従ってオイルポンプの運転時に、駆動シャフト外周の隙間に洩れたオイルは、ドレン孔のドレン入口からドレン連通路に吸い込まれ、ドレン出口から吐出され、低圧側の吸込通路に導かれる。このように駆動シャフト外周の隙間に洩れたオイルを、ドレン出口を経て吸込通路にドレンさせるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、オイルポンプはますます高圧高容量化されつつある。このような高圧高容量化に伴い、流量制御弁の作動により吸込通路に帰還されるオイル流量が多くなるため、帰還されるオイルの流速が速くなる。このため、吸込通路に開口したドレン出口がオイルの流れにより絞られ、ドレン出口からドレンとして排出されるオイル排出性が損なわれるおそれがある。このようにオイル排出性が損なわれると、シール部材にてシールされた空間内が昇圧される。これによりシール部材のシールリップ部の早期摩耗及びシール部材の離脱が懸念される。
【0007】
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、ドレン出口からのオイル排出性を確保でき、シール部材の損耗を抑えることができ、これによりオイルポンプが高圧高容量化しているときであっても、ドレン出口からのオイル排出性を確保でき、ひいてはシール部材の損耗を抑えることができるオイルポンプを提供することを課題とするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者はオイルポンプのドレン構造について開発を進めており、そして、下記の方策[1]を施せば、オイルポンプが高圧高容量化するときであっても、ドレン孔のドレン出口からのオイル吐出性を確保することができ、ひいてはシール部材の損耗を抑えるのに有利であることを試験により知見し、本発明を完成した。
方策[1]:吸込通路の中心線と直交する向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、ドレン出口の開口中心は、吸込通路の内壁面または内壁面延長線よりも外側に位置するように設定されている。
【0009】
本発明に係るオイルポンプは方策[1]を採用したものであり、作動室と、シャフト孔と、吸込ポートと、吐出ポートと、吸込ポートにオイルを供給する吸込通路と、前記吐出ポートからオイルが吐出される吐出通路と、吐出通路と吸込通路とを連通するバイパス通路と、吸込通路に連通するサクション穴とをもつ基部と、
作動室に回転可能に設けられ、回転に伴い吸込通路のオイルを吸込ポートから吸い込んで吐出ポートを経て吐出通路に供給するポンプ作用を行うロータと、
シャフト孔に回転可能に設けられロータを回転させる駆動シャフトと、
駆動シャフトの外壁面とシャフト孔の内壁面との境界域に配置され境界域をシールするシール部材と、
シャフト孔に連通するドレン入口と吸込通路に連通するドレン出口とドレン入口及びドレン出口を連通するドレン連通路とを有し、シャフト室における過剰のオイルをドレン入口から吸い込んでドレン連通路を経てドレン出口へドレンするドレン孔とを具備するオイルポンプにおいて、
吸込通路は、横断面で長径および短径をもつ形状をなしており、
バイパス通路の内径は、吸込通路に同芯的に連通するとともに、吸込通路の短径と略一致しており、
サクション穴は、先端に円錐面が形成されており、円錐面は吸込通路の作動室側の底に到達しており、
吸込通路およびパイパス通路の中心線と直交する向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、ドレン出口の開口中心は、
サクション穴の円錐面上であって、吸込通路の内壁面または内壁面延長線よりも外側に位置するように、ドレン出口がサクション穴の底部に開口されており、且つ、
サクション穴の中心線が吸込通路の中心線に対して吸込通路の長径方向に沿ってずれており、かつ、サクション穴と吸込通路とが交差するようにサクション穴が形成されていることを特徴とすることを特徴とする。
【0010】
本発明に係るオイルポンプによれば、吸込通路の中心線と直交する向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、ドレン出口の開口中心は、吸込通路の内壁面または内壁面延長線よりも外側に位置するように設定されている。このためドレン出口の開口中心を吸込通路の長径方向に沿って吸込通路の中心線から遠ざけることができる。故に、オイルポンプが高圧高容量化しているときであっても、ドレン出口から吐出されるオイルは、吸込通路を流れるオイルの影響を受けにくくなる。
【0011】
(2)本発明に係るオイルポンプは、次の好ましい形態のようにできる。すなわち、好ましい形態に係るオイルポンプは、作動室と、シャフト孔と、吸込ポートと、吐出ポートと、吸込ポートにオイルを供給する吸込通路と、吐出ポートからオイルが吐出される吐出通路と、吸込通路に連通するサクション穴とをもつ基部と、
作動室に回転可能に設けられ、回転に伴い吸込通路のオイルを吸込ポートから吸い込んで吐出ポートを経て吐出通路に供給するポンプ作用を行うロータと、
シャフト孔に回転可能に設けられロータを回転させる駆動シャフトと、
駆動シャフトの外壁面とシャフト孔の内壁面との境界域に配置され境界域をシールするシール部材と、
シャフト孔に連通するドレン入口と吸込通路に連通するドレン出口とドレン入口及びドレン出口を連通するドレン連通路とを有し、シャフト室における過剰のオイルをドレン入口から吸い込んでドレン連通路を経てドレン出口へドレンするドレン孔とを具備するオイルポンプにおいて、
吸込通路は、横断面で長径および短径をもつ形状をなしており、
吸込通路の中心線と直交する向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、ドレン出口の開口中心は、吸込通路の長径方向に沿って、吸込通路の内壁面または内壁面延長線よりも外側に位置するように、ドレン出口が設定されていると共に、
吸込通路の中心線と平行に沿った向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、吐出通路の中心線と吸込通路の中心線とを仮想的に結ぶ仮想線を規定したとき、ドレン出口の開口中心は、ドレン出口の開口と仮想線とが重ならないように、仮想線から離間してシャフト孔側に位置するように設定されていることを特徴とするものである。
【0012】
この好ましい形態に係るオイルポンプによれば、吸込通路の中心線と直交する向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、ドレン出口の開口中心は、吸込通路の長径方向に沿って、吸込通路の内壁面または内壁面延長線よりも外側に位置するように設定されており、且つ、吸込通路の中心線と平行に沿った向きであり且つドレン出口の開口中心を示す断面において、吐出通路の中心線と吸込通路の中心線とを仮想的に結ぶ仮想線を規定したとき、ドレン出口の開口中心は、ドレン出口の開口と仮想線とが重ならないように、仮想線から離間してシャフト孔側に位置するように設定されている。このためドレン出口を吸込通路の中心線から吸込通路の径方向に沿って遠ざけることができる。故に、オイルポンプが高圧高容量化しているときであっても、ドレン出口から吐出されるオイルは、吸込通路を流れるオイルの影響を受けにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態に係り、ベーン式のオイルポンプの断面図であり、図2は実施形態に係り、第2サイドプレートを外した状態に係る図1に示すオイルポンプを矢視S1方向から視認した側面図である。図3(A),図4(A),図5(A),図6(A)は実施形態に係るオイルポンプを示す。図3(B),図4(B),図5(B),図6(B)は本出願人に係る比較形態に係るオイルポンプを示す。図3(A)(B)、図5(A)(B)においては、断面部分のハッチングを示す部位であっても、図面の複雑化を避けるためハッチングを省略している。
【0014】
本実施形態に係るオイルポンプは、ハンドルであるステアリングの操作をアシストするパワーステアリング装置に使用されるものであり、エンジンのクランクシャフトで回転されるように車両に搭載されている。
【0015】
図1に示すようにオイルポンプでは、基部1は、内壁面11aで区画された作動室11及び作動室11に連通する吐出室12をもつフロントハウジングとも呼ばれるハウジング13と、リング状のシール部15を介して作動室11に嵌合して吐出室12に対面するように配置された第1サイドプレート16と、ハウジング13の取付端面13aに一体的に固定された第2サイドプレート18とを有する。
【0016】
図1に示すように、取付具としての取付ボルト14を第2サイドプレート18の通孔18pに挿通し、取付ボルト14をハウジング13のねじ孔13pにねじ込むことにより、第2サイドプレート18はハウジング13の取付端面13aにリング状のシール部18sを介して着脱可能に固定されている。第1サイドプレート16の厚み方向には、吐出室12及び作動室11に連通する吐出ポート19が形成されている。第1サイドプレート16と第2サイドプレート18とで挟持されるように、カムリング20が作動室11に嵌合して配置されている。
【0017】
図1に示すように、シャフト孔21は作動室11に繋がるように基部1に形成されている。シャフト孔21は、ハウジング13に形成された相対的に大径の第1シャフト孔21aと、第1サイドプレート16に形成された相対的に小径の第2シャフト孔21bと、第2サイドプレート18に形成された相対的に小径の第3シャフト孔21cとをもつ。
【0018】
図1に示すように、基部1のハウジング13に吸込通路24が形成されている。吸込通路24はシャフト孔21の中心線に沿ってこれと平行に形成されており、第2サイドプレート18の吸込連通路26を経て吸込ポート27に連通し、吸込ポート27にオイルを供給する。図2,図3(A)に示すように、吸込通路24の横断面形状は真円形状ではなく、長径24b及び短径24aを有する長円または楕円状である。図2に示すように、吸込通路24の横断面における長径24bは、吐出通路28の中心線P2が延びる方向に沿っている。吸込通路24の横断面における短径24aは、吐出通路28の中心線P2と交差する方向に沿っている。
【0019】
図2に示すように、ロータ3は作動室11に回転可能に設けられており、具体的にはカムリング20内に回転可能に設けられている。ロータ3は、回転に伴いオイルを吸込ポート27から吸い込んで吐出ポート19を経て吐出室12に吐出し、ひいては吐出通路28に供給する。つまりロータ3はポンプ作用を行う。図2に示すように、ロータ3は、カムリング20内で回転可能な回転体30と、回転体30の外周部の各溝31aに放射方向に前進後退可能にそれぞれ嵌合された複数の羽根状のベーン31とを有する。隣設するベーン31で室33が複数個形成されている。なお、カムリング20の内周面にはカム面20cが形成されている。ロータ3の回転に伴い、カム面20cにベーン31の外端が摺動する。
【0020】
図1に示すように基部1のハウジング13には、内壁面28rをもつ吐出通路28が形成されている。吐出通路28は横断面で円形状をなしており、吐出室12に連通しており、ひいては吐出室12及び吐出ポート19を介して作動室11に連通するように基部1のハウジング13に形成されている。従って、ロータ3が回転すると、オイルは吐出ポート19→吐出室12→吐出通路28に供給される。
【0021】
図1に示すように、吐出通路28の中心線P2は、吸込通路24の中心線P1と交差する方向に沿って延設されている。吐出通路28はバイパス通路29を介して吸込通路24に連通している。
【0022】
バイパス通路29は内壁面29rで区画されており、吐出通路28の過剰のオイルを吸込通路24に帰還させるものである。イパス通路29の中心線は、吸込通路24の中心線P1の延長線状に存在している。従ってバイパス通路29は吸込通路24に同芯的に連通している。なお、吸込通路24の流路断面積は、オイル吸込性を確保すべく、バイパス通路29の流路断面積よりも大きくされている。
【0023】
図2,図3(A)に示すように、バイパス通路29は横断面で円形状をなしており、バイパス通路29の内径は吐出通路28の内径よりも小さく、吸込通路24の長径24bよりも小さくされており、且つ、吸込通路24の短径24aと同じ程度に設定されている。なおバイパス通路29は図4(A)、図5(A)、図6(A)にも示されている。
【0024】
図1に示すように、駆動シャフト4はシャフト孔21に設けられたメタル軸受210によって回転可能に支承されると共に、ロータ3の回転体30の孔に一体的に係合し、駆動シャフト4及びロータ3は一体回転可能とされている。エンジンのクランクシャフトに連結された駆動シャフト4が回転すると、ロータ3は連動して回転する。従って駆動シャフト4がこれの中心線の周りで回転すると、ロータ3及びベーン31がカムリング20内で同方向に回転する。べーン31の先端はカムリング20のカム面20cに沿って移動する。吸込ポート27側では室33の容積は、吸込ポート27からのオイル吸い込み性を確保すべく相対的に大きくされており、吐出ポート19側では室33の容積は相対的に小さくされている。ロータ3の端面は、第1サイドプレート16と、第2サイドプレート18との間で所定の隙間を有して油膜を介して摺接する。このため、この摺接面から駆動シャフト4側へオイル洩れが生じる。
【0025】
図1に示すように、ハウジング13のうちシャフト孔21に対面する部分にはシール取付位置13bが設けられている。シール部材45はリング形状をなしており、駆動シャフト4の外壁面とシャフト孔21との境界域において、シール取付位置13bに配置されている。シール部材45は前記境界域をシールし、駆動シャフト4の外壁面からオイルが漏れることを抑える。シール部材45は、シールリップ部45aを有するシール材料で形成されたリング状のシール部45bと、シールリップ部45aを径内方向に付勢してシール性を高めるリング状のバネ45cとをもつ。なお前記メタル軸受210の内周には図略の油導入溝が形成され、この油導入溝を介して、ロータ3側の駆動シャフト外周に洩れたオイルがシール部材45側に導かれるようになっている。
【0026】
図5(A)は実施形態に係り、シャフト孔21の過剰のオイルを矢印W1方向に吸込通路24に排出してドレンする細径のドレン孔5を示す。図5(A)に示すように、シャフト孔21の内周部には、前記メタル軸受210の外周に位置して油導入路21wが形成されている。油導入路21wは駆動シャフト4の軸線方向に伸び、一端がシール部材45側に開口する。ドレン孔5は、油導入路21wに開口してシャフト孔21に連通するドレン入口50と、吸込通路24に連通するドレン出口51と、ドレン入口50及びドレン出口51を連通するドレン連通路52とで形成されている。ドレン入口50は、油導入路21wにおいてシール部材45のシール取付位置13bよりも作動室11側で開口している。これによりオイルポンプの運転時に駆動シャフト4の外周に洩れたオイルを、図略の油導入溝、油導入路21wを介して、ドレン入口50から吸い込んでドレン連通路52を経て矢印W1方向へ向けて移動させ、ドレン出口51へドレンとして排出する。なお、オイルポンプのレイアウトの関係上、図5(A)から理解できるように、ドレン孔5のドレン連通路52の中心線P4は、吸込通路24の中心線P1、吐出通路28の中心線P2に対して傾斜しつつ、吐出通路28と作動室11との間の狭い部位にハウジング13内を貫通するように細径で形成されている。具体的には図5(A)に示すようにドレン連通路52の中心線P4の延長線は、後述のサクション穴6の穴開口6aの内縁6cよりもサクション穴6の径内側に位置している。サクション穴6の穴開口6aから切削ドリルを矢印K4方向に挿入してドレン孔5を切削で形成するためである。
【0027】
図5(A)に示すように、オイル供給用のサクション穴6が基部1のハウジング13において吸込通路24及びバイパス通路29に連通するように形成されている。サクション穴6は横断面で円形状をなしている。図5(A)に示すように、サクション穴6は、内径が相対的に大きい第1穴61と、内径が相対的に小さい第2穴62とを同軸的に有する。第2穴62の先端の円錐面62mは、吸込通路24のうち作動室11側の底24x側に到達している。なお、図5(A)に示すように、第2穴62の先端の円錐面62mでドレン出口51が開口している。
【0028】
図5(A)に示すように、サクション穴6は図面上、作動室11の上に位置すると共に、吐出通路28に隣設している。ロータ3の回転に伴い吐出通路28にオイルが供給され、吐出通路28のオイルが過剰となったとき、吐出通路28の流量制御弁7が作動し、吐出通路28の過剰のオイルをバイパス通路29を経て低圧側の吸込通路24に矢印K1方向に帰還させる。これにより吐出通路28のオイルが適量化され、適量のオイルが油圧機器100に供給される。
【0029】
上記したように吐出通路28におけるオイルがバイパス通路29を経て低圧側の吸込通路24に帰還するとき、スーパチャージ効果を期待できる。このため上記したようにサクション穴6が吐出通路28にこれの近傍に隣設されていると、サクション穴6から吸込通路24に向かうオイルの吸込性を高める効果を期待できる。なお、図3に示すようにサクション穴6の中心線P5は、吸込通路24の中心線P1(バイパス通路29の中心線)に対してΔXずれて形成されている。
【0030】
図1に示すように、サクション穴6には、吸込筒65をもつ吸込部64がリング状のシール部64s及び係止部64wを介して取り付けられている。オイルポンプの運転時にはクランクシャフトによりロータ3がベーン31と共に回転されるため、オイルは、吸込筒65→吸込部64の孔64m→吸込通路24→吸込連通路26→吸込ポート27→ベーン31で区画された室33→吐出ポート19→吐出室12→吐出通路28→油圧機器100へ流れる。
【0031】
図7は吐出通路28に配置されている流量制御弁7の概念図を示す。図7に模式的に示すように、流量制御弁7は吐出通路28におけるオイルの流量を調整するためのものであり、吐出通路28に往復移動可能に嵌合されたスプール70と、イパス通路29の入口開口29pを塞ぐ方向にスプール70を付勢する付勢バネ71とをもつ。スプール70は先端面70a及び後端面70bをもつ。吐出ポート19、吐出室12のオイルは、ハウジング13に形成された供給通路28xを経て吐出通路28に供給され、更に吐出通路28更には油路100aを経て油圧機器100に供給される。
【0032】
吐出通路28のオイルが適量よりも過剰となったとき、吐出通路28のオイルの圧力により付勢バネ71が弾性収縮する方向(図7において矢印K3方向)にスプール70が移動しバイパス通路29の入口開口29pの開口面積を増加させ、吐出通路28の過剰のオイルをバイパス通路29を経て低圧側の吸込通路24に矢印K1方向に帰還させる。これにより吐出通路28から油路100aを介して油圧機器100に供給されるオイルの流量の適切化を図り得る。
【0033】
上記したように高圧側の吐出通路28の過剰のオイルをバイパス通路29を経て低圧側の吸込通路24に矢印K1方向に帰還させるとき、オイルの帰還流は一般的にはかなりの高速で帰還する。殊にオイルポンプが高圧高容量化されている場合には、吐出通路28の圧力が高くまた流量が多いため、オイルの帰還流はかなりの高速で帰還する。
【0034】
上記した吸込通路24は図7に示すように短径24a及び長径24bを有する長円形状または楕円形状で形成されている。吸込通路24の長径24bが吐出通路28の中心線P2に沿って設定されている。これは、図7に示すように、吸込通路24が真円形状である場合に比較して、バイパス通路29の入口開口29pから吸込通路24の内壁面24rまでの距離L1(図7参照)を増加させることができ、オイル帰還流の直撃の緩和に有効である。
【0035】
次に本実施形態の要部について説明する。図3(A)は実施形態に係り、吸込通路24の中心線P1と直交する向きであり且つドレン出口51の開口中心51xを示す断面を模式的に示すものである。図3(A)において、ドレン出口51の開口中心51xは、吸込通路24の内壁面24rまたは内壁面24rの延長線よりも外側に位置するように設定されている。即ち、ドレン出口51の開口中心51xは、図3(A)において矢印N1方向に寄せられ、吸込通路24の中心線P1よりも遠ざかる方向に寄せられている。このため高圧高容量化したオイルポンプにおいて、吐出通路28からバイパス通路29を経て吸込通路24にオイルが流れるときであっても、ドレン孔5のドレン出口51は、吸込通路24を流れるオイルの流れの影響を受けにくくなる。
【0036】
故に本実施形態によれば、オイルポンプが高圧高容量化したときであっても、ドレン孔5のドレン出口51からドレンとして排出されるオイルの排出性が損なわれることが抑えられる。従って、シャフト孔21内に漏れたオイルをドレン入口50及びドレン連通路52を経て、ドレン出口51からオイルを排出させるオイル排出性が確保される。よってシール部材45の昇圧化が抑えられ、シール部材45のシールリップ部45aの早期損耗の抑制、シール部材45の離脱の抑制に有利である。
【0037】
これに対して図3(B)に示す比較形態によれば、ドレン出口51の開口中心51xは、吸込通路24の内壁面24rまたは内壁面24rの延長線よりも内側(図3(B)における矢印N2方向)に位置するように設定されている。このためドレン孔5のドレン出口51からドレンとして排出されるオイルは、吸込通路24を流れるオイルの影響を受け易く、従ってオイルポンプが高圧高容量化したとき、吸込通路24を流れるオイル流の影響をドレン出口51は直接的に受け易いため、ドレン出口51からドレンとして排出されるシャフト孔21に貯まったオイルの円滑な排出性が損なわれるおそれがある。このようにシャフト孔21内に漏れたオイルの排出性が損なわれると、シャフト孔21内が昇圧するおそれがあり、シール部材45のシールリップ部45aの早期損耗の抑制、シール部材45の離脱の抑制に好ましくない。
【0038】
図5(A)は本実施形態に係り、吸込通路24の中心線P1に沿った向きであり且つドレン出口51の開口中心51xを示す断面を模式的に示す図である。図5(A)に示す断面において、吐出通路28の中心線P2と吸込通路24の中心線P1とを仮想的に結ぶ線を仮想線P3として規定する。本実施形態によれば、図5(A)に示すように、ドレン出口51の開口と仮想線P3とが重ならないように、ドレン出口51の開口中心51xは仮想線P3から離間してシャフト孔21側に位置するように矢印N3方向に寄せて設定されている。このためドレン孔5のドレン出口51を吸込通路24の中心線P1(仮想線P3)から遠ざけることができる。故に、ドレン孔5のドレン出口51は、吸込通路24を流れるオイルの流れの影響を受けにくくなる。従って、ドレン孔5のドレン出口51から吸込通路24側にオイルを排出させる排出性が確保される。よって本実施形態によれば、シール部材45の昇圧化が抑えられ、シール部材45のシールリップ部45aの早期損耗の抑制、シール部材45の離脱の抑制に有利である。
【0039】
これに対して図5(B)に示す比較形態によれば、吐出通路28の中心線P2と吸込通路24の中心線P1とを仮想的に結ぶ仮想線P3として規定したとき、ドレン出口51の開口中心51xは、ドレン出口51の開口と仮想線P3とが重なるように設定されている。このため図5(B)に示す比較形態によれば、ドレン孔5のドレン出口51から排出されるオイルは、吸込通路24を流れるオイルの影響を受け易くなる。このため図5(B)に示す比較形態によれば、オイルポンプが高圧高容量化したとき、ドレン出口51からドレンとして排出されるオイルの排出性が損なわれるおそれがある。このようにシャフト孔21内に漏れたオイルの排出性が損なわれると、シール部材45のシールリップ部45aの早期損耗、シール部材45の離脱の抑制に好ましくない。
【0040】
なお本実施形態によれば、図6(A)に示すように、ドレン出口51は吸込通路24の中心線P1からかなりずれて形成されている。図6(B)に示す比較形態によれば、ドレン出口51は吸込通路24の中心線P1に近づいて形成されている。
【0041】
上記した実施形態によれば、ドレン出口51からのオイルドレン性を高めるべく、下記の方策[1][2]の双方が採用されている。しかしながら高圧高容量化の要請が厳しくないオイルポンプの場合には、[1]とすることもできる。
方策[1]:吸込通路24の中心線P1と直交する向きであり且つドレン入口50の開口中心を示す断面(図3(A))において、ドレン出口51の開口中心51xは、吸込通路24の内壁面24rまたは内壁面24rの延長線よりも外側(図3(A)において矢印N1方向)に位置するように設定されている。
方策[2]:吸込通路24の中心線と平行に沿った向きであり且つドレン出口51の開口中心51xを示す断面(図5(A))において、ドレン出口51の開口中心51xは、吸込通路24の中心線P1よりもシャフト孔21側に位置するように設定されている。
【0042】
なお本実施形態によれば、図1において左側から右側に進行する方向を矢印Wとすると、吸込通路24のオイルは矢印W方向に沿って流れる。吐出通路28からバイパス通路29を経て吸込通路24の向かうオイルの流れも矢印W方向である。
【0043】
上記した実施形態によれば、図5(A)に示すように、ドレン出口51はサクション穴6のうち吸込通路24に対面する部位に形成されているが、これに限らず、吸込通路24のみに対面するように形成されていても良いし、あるいは、バイパス通路29のみに対面するように形成されていても良い。上記した実施形態によれば、ベーン31をもつオイルポンプに適用されているが、これに限らず、場合によってはギヤポンプでも良い。吸込通路24の断面は楕円または長円形状に形成されているが、これに限らず、真円形状でも良い。その他、本発明に係るオイルポンプは上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で必要に応じて適宜変更して実施できるものである。
【0044】
【発明の効果】
本発明に係るオイルポンプによれば、ドレン孔のドレン出口を吸込通路の中心線から遠ざけることができる。故にオイルポンプが高圧高容量化されているときであっても、ドレン孔のドレン出口から排出されるオイルは、吸込通路を流れるオイルの影響を受けにくくなる。従ってドレン孔のドレン出口からオイルをドレンさせる排出性が確保される。
【0045】
よってオイルポンプが高圧高容量化されているときであっても、シール部材の昇圧化が良好に抑えられ、シール部材のシールリップ部の早期損耗の抑制、シール部材の離脱の抑制に有利であり、オイルポンプの信頼性の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係り、オイルポンプの断面図である。
【図2】実施形態に係り、第2サイドプレートを外した状態に係る図1に示すオイルポンプを矢視S1方向から視認した側面図である。
【図3】(A)は実施形態に係り、サクション穴付近の断面図であり、(B)は比較形態に係り、サクション穴付近の断面図である。
【図4】(A)は実施形態に係り、第1サイドプレート、カムリング、ロータ、第2サイドプレートを外した状態に係る図1に示すオイルポンプを矢視S1方向から視認した側面図であり、(B)は比較形態に係り、第1サイドプレート、カムリング、ロータ、第2サイドプレートを外した状態に係る図1に示すオイルポンプを矢視S1方向から視認した側面図である。
【図5】(A)は実施形態に係り、ドレン孔付近の断面図であり、(B)は比較形態に係り、ドレン孔付近の断面図である。
【図6】(A)は実施形態に係り、サクション穴から吸込部を外した状態に係る図1に示すオイルポンプを矢視S2方向から視認した上面図であり、(B)は比較形態に係り、サクション穴から吸込部を外した状態に係る図1に示すオイルポンプを矢視S2方向から視認した上面図である。
【図7】流量制御弁の概念図である。
【符号の説明】
図中、1は基部、11は作動室、19は吐出ポート、21はシャフト孔、24は吸込通路、27は吸込ポート、28は吐出通路、29はバイパス通路、3はロータ、31はベーン、4は駆動シャフト、45はシール部材、5はドレン孔、50はドレン入口、51はドレン出口、51xは開口中心、52はドレン連通路、6はサクション穴を示す。

Claims (1)

  1. 作動室と、シャフト孔と、吸込ポートと、吐出ポートと、前記吸込ポートにオイルを供給する吸込通路と、前記吐出ポートからオイルが吐出される吐出通路と、前記吐出通路と前記吸込通路とを連通するバイパス通路と、前記吸込通路に連通するサクション穴とをもつ基部と、
    前記作動室に回転可能に設けられ、回転に伴い前記吸込通路のオイルを前記吸込ポートから吸い込んで前記吐出ポートを経て前記吐出通路に供給するポンプ作用を行うロータと、
    前記シャフト孔に回転可能に設けられ前記ロータを回転させる駆動シャフトと、
    前記駆動シャフトの外壁面と前記シャフト孔の内壁面との境界域に配置され前記境界域をシールするシール部材と、
    前記シャフト孔に連通するドレン入口と前記吸込通路に連通するドレン出口と前記ドレン入口及び前記ドレン出口を連通するドレン連通路とを有し、前記シャフト室における過剰のオイルを前記ドレン入口から吸い込んで前記ドレン連通路を経て前記ドレン出口へドレンするドレン孔とを具備するオイルポンプにおいて、
    前記吸込通路は、横断面で長径および短径をもつ形状をなしており、
    前記バイパス通路の内径は、前記吸込通路に同芯的に連通するとともに、前記吸込通路の短径と略一致しており、
    前記サクション穴は、先端に円錐面が形成されており、前記円錐面は前記吸込通路の前記作動室側の底に到達しており、
    前記吸込通路および前記パイパス通路の中心線と直交する向きであり且つ前記ドレン出口の開口中心を示す断面において、前記ドレン出口の開口中心は、
    前記サクション穴の前記円錐面上であって、前記吸込通路の内壁面または内壁面延長線よりも外側に位置するように、前記ドレン出口がサクション穴の底部に開口されており、且つ、
    前記サクション穴の中心線が前記吸込通路の中心線に対して前記吸込通路の長径方向に沿ってずれており、かつ、前記サクション穴と前記吸込通路とが交差するように前記サクション穴が形成されていることを特徴とするオイルポンプ。
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