JP2005036686A - 油圧ポンプ - Google Patents

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Shigeki Hanehiro
隆樹 羽広
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Unisia JKC Steering Systems Co Ltd
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Unisia JKC Steering Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】サイドプレートのベーン摺接側に介在するコンタミを高圧ポートから低圧ポートまたは貫通穴にスムーズに導くことにより、ロータの異常摩擦や焼き付きを防止できる油圧ポンプの提供。
【解決手段】サイドプレート8のベーン摺接側に、高圧ポート13と低圧ポート10との間または高圧ポート13と貫通穴8aとの間に径方向に伸びた油溝が設けられ、前記油溝は高圧ポート13から低圧ポート10または貫通穴8a方向へ途中まで延びた高圧側油溝H(H1)と、低圧ポート10または貫通穴8aから高圧ポート13方向へ途中まで延びた低圧側油溝L(L1)とから構成され、前記高圧側油溝H(H1)と低圧側油溝L(L1)とは径方向にオーバーラップして設けられることとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のパワーステアリング装置等のパワーソースに用いて好適な油圧ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の油圧ポンプは、ポンプハウジングとカムリングとの間にサイドプレートが介装され、該サイドプレートの貫通穴には駆動軸が貫通された構造となっている。
前記サイドプレートにはカムリングの吸入領域に連通する低圧ポートと、カムリングの吐出領域とポンプハウジング内の高圧室とに連通する高圧ポートが設けられている。
また、前記油圧ポンプは通常、ベーンを含むロータの回転側とサイドプレートとの間に僅かな隙間が設けられ、該隙間に作動油が流入することにより前記回転側とサイドプレートとの間の潤滑性が確保されている。
【0003】
なお、前記隙間が大きすぎると高圧ポートから低圧ポートに作動油が大量に流入して高圧ポートの油圧が低下するためポンプとして機能しない。
また、前記隙間が小さすぎるとベーン及びロータがサイドプレートに当接して異常摩擦する。
【0004】
そこで、前記サイドプレートのベーン摺接側に、低圧ポートに連なる油溝を形成することによって前記回転側とサイドプレートとの間の潤滑性の向上を図った油圧ポンプの技術が公知となっている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−26086号公報 (第1−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した特許文献1の発明にあっては、前記回転側とサイドプレートとの間にある程度の潤滑性は期待できるものの、前記隙間のリークする作動油にコンタミが混在した場合、該コンタミを低圧ポートまたは貫通穴へ積極的に導く手段がなく、結果、該コンタミが前記隙間に噛みこんでロータの異常摩擦や焼き付きを起こす虞があった。
なお、本発明でいうコンタミとはポンプユニットの駆動に伴って作動油に混入する異物を指す。
【0007】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、サイドプレートのベーン摺接側に介在するコンタミを高圧ポートから低圧ポートまたは貫通穴にスムーズに導くことにより、ロータの異常摩擦や焼き付きを防止できる油圧ポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、駆動軸が貫通する貫通穴と、カムリングの吸入領域に連通する低圧ポートと、該カムリングの吐出領域とポンプハウジング内の高圧室とに連通する高圧ポートと、を有してポンプハウジングとカムリングとの間に介装されるサイドプレートのベーン摺接側に、前記高圧ポートと低圧ポートとの間または高圧ポートと貫通穴との間に径方向に伸びた油溝が設けられ、前記油溝は高圧ポートから低圧ポートまたは貫通穴方向へ途中まで延びた高圧側油溝と、低圧ポートまたは貫通穴から高圧ポート方向へ途中まで延びた低圧側油溝とから構成され、前記高圧側油溝と低圧側油溝とは径方向にオーバーラップして設けられることとした。
【0009】
従って、本発明の油圧ポンプではサイドプレートのベーン摺接側に高圧ポートから排出されたコンタミは、作動油と共に高圧ポートの高圧側油溝から低圧側油溝にスムーズに導かれて低圧ポートまたは貫通穴に流入し、結果、ロータの異常摩擦や焼き付きを防止できる。
【0010】
また、前記高圧側油溝及び低圧側油溝はオーバーラップしていて連通していないため、高圧ポートの油圧が低下する虞がない上、ベーンの回転に伴って前記高圧側油溝から低圧側油溝へコンタミが流入し易い構造となる。
【0011】
よって、従来の発明に比べてサイドプレートのベーン摺接側に高圧ポートから排出されたコンタミを低圧ポートまたは貫通穴へ積極的に導くことができ、結果、ベーンを含むロータの回転側とサイドプレートとの間に良好な潤滑性を得ることができる上、該コンタミによるロータの異常摩擦や焼き付きを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の油圧ポンプの実施の形態を説明する。
本実施の形態ではパワーステアリング装置の油圧ポンプ、詳しくはベーンポンプに適用した例について説明する。
なお、本発明の油圧ポンプはパワーステアリング装置の適用に限定されるものではなく、ポンプの形式もトロコイドポンプの様な内接歯車等の一般的な全ての液体ポンプに適用できる。
【0013】
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1を説明する。
図1は本発明の実施の形態1の油圧ポンプを示す断面図、図2は本実施の形態の油圧ポンプのカバーを外した端面図、図3は本実施の形態のサイドプレートの摺接側を示す平面図、図4は本実施の形態のコンタミの移動を説明する図である。
【0014】
図1、2に示すように、本実施の形態の油圧ポンプはポンプユニット1を収装するためのポンプカバー2と、貫通穴3aが形成されたポンプハウジング3と、該貫通穴3aを貫通する駆動軸20を主要な構成としている。
【0015】
前記ポンプユニット1のカムリング4は、後述するサイドプレート8とポンプカバー2に挟まれた状態で設けられ、該カムリング4内には複数のベーン5を半径方向に出没自在に取付けたロータ6が収装されている(図2参照)。
また、前記カムリング4内は隣り合うベーン5によって隔成されたポンプ室9が形成されている。
前記ポンプ室9はロータ6の回転によってその容積が変化し、この容積変化によって増加する部分に吸入領域が形成され、容積が減少する部分に吐出領域が形成されている。
【0016】
また、前記サイドプレート8は前記カムリング4とポンプハウジング3との間で挟まれた状態で設けられ、該サイドプレート8の貫通穴8aには後述する駆動軸20が貫通した状態で設けられている。
また、前記サイドプレート8とカムリング4との間、換言するとサイドプレート8のベーン摺接側とベーン5を含むロータ6との間には、ロータ6をサイドプレート8に対して回転自在にするための僅かな隙間が形成されている。
【0017】
また、前記サイドプレート8のベーン摺接側は、図3に示すように、前記吸入領域と所定の位置関係を保って連通される一対の低圧ポート10と、前記吐出領域及びポンプハウジング3の高圧室16と所定の位置関係を保って連通された一対の高圧ポート11とが設けられている。
【0018】
また、サイドプレート8にはベーン5の基部へ背圧を導くための通路12に連なる高圧ポート13が環状の溝部として所定の深さで4箇所形成されることにより、該ベーン背圧相互の連通は対抗するロータ6側に形成される環状溝により確保される。
【0019】
そして、前記各高圧ポート13から貫通穴8a方向へ途中まで高圧側油溝Hが2箇所ずつ、合計8箇所形成されている。
また、前記貫通穴8aから高圧ポート13方向へ途中まで低圧側油溝Lが8箇所形成されている。
【0020】
そして、これら高圧側油溝Hと低圧側油溝Lは所定の深さで形成されると共に、貫通穴8aに対して放射状にそれぞれ交互に配置される上、径方向にオーバーラップして設けられている。
また、前記低圧ポート10はカバー2に形成された吸入通路14を介してポンプハウジング3の低圧室15に連通され、該低圧室15は作動油の供給口である吸入コネクタKや作動油の余剰油を図外のドレン口へ排出する流量調整弁Sに連通されている。
【0021】
また、前記高圧ポート11はポンプハウジング3の高圧室16に連通され、該高圧室16には作動油の流量を調整しながら図示しない通路から図外のパワーステアリング装置のアクチュエータへ送るための流量調整弁S1が設けられている。
前記ポンプハウジング3の貫通穴3aの端部には後述する駆動軸20を外部と封止するためのシール17室及びシール部材18が設けられている。
【0022】
前記駆動軸20はポンプユニット1を駆動するためのものであり、ポンプユニット1側のセレーション20aがサイドプレート8の貫通穴8aを貫通してロータ6のセレーション孔6aに嵌合され、これによって、駆動軸20はロータ6を回転駆動、換言すればポンプユニット1を駆動するようになっている。
【0023】
なお、前記駆動軸20のポンプユニット1側の先端はカバー2の貫通穴内に遊嵌され、一方、ポンプハウジング3から突出した先端には図外の内燃機関によって回転駆動される図外のプーリ等の駆動手段が取付けられる。
【0024】
以下、本実施の形態の油圧ポンプの作動について説明する。
このように構成された油圧ポンプにあっては、駆動手段によって駆動軸20が回転することによりロータ6が回転駆動する。
そして、前記ロータ6の回転駆動に伴って吸入コネクタKから供給された作動油は低圧室15を介して吸入通路14で軸直方向に2股に分かれてカムリング4の吸入領域のポンプ室9に吸入される。
【0025】
次に、前記作動油はポンプ作用を受けた後、ポンプ室9の吐出領域から高圧室16に移動し、流量制御弁S,S1によって流量調整されながら図示しない通路から図外のパワーステアリング装置のアクチュエータに吐出される。
そして、前記作動油はポンプユニット1から吐出される一方で、サイドプレート8とカムリング4、詳しくはサイドプレート8のベーン摺接側とベーン5及びロータ6との間の隙間に流入して潤滑油として作用する。
【0026】
前記隙間に流入した作動油は圧力差によって高圧側から低圧側へ運ばれる。
具体的には、図4に示すように、回転軸が図中時計回りに回転する場合、作動油は高圧側である高圧ポート13から低圧側である貫通穴8a方向に内に流入する。
この際、前記高圧ポート13の作動油にコンタミが混在した場合、該コンタミは矢印Xで示すように高圧側油溝Hを乗り越えて前記隙間に流入した後、ロータ6の回転に伴う応力と前記圧力差によって隣接する低圧側油溝Lにスムーズに流入する。
【0027】
なお、前記コンタミは低圧側油溝Lから貫通穴8aを介してポンプユニット1のリーク油と合流して駆動軸20のシール室17側へ運ばれる。
また、サイドプレート8の高圧ポート11にも所定の深さで周方向に伸びる油溝30が形成されており、該高圧ポート11から前記隙間に流入した作動油が潤滑油として均一に作用するよう考慮されている。
【0028】
従って、本実施の形態の油圧ポンプにおいては、サイドプレート8のベーン摺接側にコンタミが介在した際、高圧ポート13の高圧側油溝Hから貫通穴8aの低圧側油溝Lへスムーズに導くことができ、結果、ベーン5を含むロータ6とサイドプレート8との間に良好な潤滑性を得ることができる上、該コンタミによるロータ6の異常摩擦や焼き付きを防止できる(請求項1に対応)。
【0029】
また、本実施の形態では、高圧側油溝Hと低圧側油溝Lが貫通穴8aに対して放射状にそれぞれ交互に配置される上、径方向にオーバーラップして設けられているため、作動油の圧力差とロータ6の回転に伴う応力によりコンタミが高圧側油溝Hから低圧側油溝Lに運ばれ易い構造となる(請求項1及び後述する(イ)に対応)。
また、高圧側油溝Hと低圧側油溝Lとは直接連通していないので高圧ポート13の油圧が低下する虞がない。
また、本実施の形態では、高圧側油溝Hと低圧側油溝Lがロータ6に対応する位置に形成されているため、特にサイドプレート8とロータ6との間で作動油による良好な潤滑性が得られる。
【0030】
<実施の形態2>
以下、本発明の実施の形態2を説明する。
なお、本実施の形態の油圧ポンプでは、高圧側油溝Hと低圧側油溝Lの設けた位置を変更したこと以外は前記実施の形態1と同様であるため、同一構成部材については同一の符号を付してその説明は省略する。
図5は本発明の実施の形態2における油圧ポンプの断面図、図6は本実施の形態のサイドプレートの摺接側を示す平面図、図7は本実施の形態のコンタミの移動を説明する図である。
【0031】
図5、6に示すように、本実施の形態の油圧ポンプは、各高圧ポート13から各低圧ポート10方向へ途中まで高圧側油溝H1が3箇所ずつ、合計6箇所形成されている。
また、前記各低圧ポート10から高圧ポート13方向へ途中まで低圧側油溝L1が2箇所ずつ、合計4箇所設けられている。
そして、これら高圧側油溝H1と低圧側油溝L1は所定の深さで貫通穴8aに対して放射状にそれぞれ交互に配置される上、径方向にオーバーラップして設けられている。
【0032】
以下、本実施の形態の油圧ポンプの作動について説明する。
なお、ポンプユニット1の作動についての説明は前記実施の形態1と同様であるため省略する。
本実施の形態の油圧ポンプにあっては、前記実施の形態1で説明したように、
作動油はポンプユニット1から吐出される一方で、サイドプレート8とカムリング4、詳しくはサイドプレート8のベーン摺接側とベーン5を含むロータ6との間の隙間に流入すると共に、該流入した作動油は圧力差によって高圧側から低圧側へ運ばれる。
【0033】
具体的には、図7に示すように、回転軸が時計回りに回転する際には、作動油は圧力差により高圧ポート13から低圧側である低圧ポート10内に流入する。
この際、前記高圧ポート13の作動油にコンタミが混在した場合、該コンタミは矢印X1で示すように高圧側油溝H1を乗り越えて前記隙間に流入した後、ロータ6の回転に伴う応力と前記圧力差によって隣接する低圧側油溝L1へスムーズに流入する。
前記低圧側油溝L1に流入したコンタミは低圧ポート10を介してロータ6の回転によって再びカムリンク7の吸入領域に戻される。
【0034】
従って、本実施の形態の油圧ポンプにおいては、サイドプレート8のベーン摺接側にコンタミが介在した際、該コンタミは作動油の圧力差とロータの回転に伴う応力により高圧ポート13の高圧側油溝H1から低圧ポート10の低圧側油溝L1にスムーズに導くことができ、結果、ベーン5を含むロータ6とサイドプレート8との間に良好な潤滑性を得ることができる上、該コンタミによるロータ6の異常摩擦や焼き付きを防止できる(請求項1に対応)。
【0035】
また、本実施の形態では高圧側油溝H1と低圧側油溝L1が貫通穴8aに対して放射状にそれぞれ配置される上、径方向にオーバーラップして設けられているため、ベーン5の回転に伴う応力によって高圧側油溝Hから低圧側油溝へコンタミが効率的に流入し易い構造となる(請求項1及び後述する(イ)に対応)。
また、高圧側油溝Hと低圧側油溝とは直接連通していないので高圧ポート13の油圧が低下する虞がない。
【0036】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
【0037】
例えば、作動油が流通する各油溝の形状、位置、形成数については適宜設定することができる。
【0038】
更に、上記実施の形態及び実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
【0039】
(イ)請求項1記載の油圧ポンプにおいて、
前記高圧側油溝と低圧側油溝を貫通穴に対して放射状に交互に複数形成したことを特徴とする油圧ポンプ。
【0040】
即ち、サイドプレートのベーン摺接側に介在するコンタミをより効率的に広い範囲で高圧側油溝から低圧側油溝に導くことができる上、特に、低圧側油溝を貫通穴に、高圧側油溝を高圧ポートに設けた際にはロータとサイドプレートとの間に作動油による良好な潤滑性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の油圧ポンプを示す断面図である。
【図2】本実施の形態の油圧ポンプのカバーを外した端面図である。
【図3】本実施の形態のサイドプレートの摺接側を示す平面図である。
【図4】本実施の形態のコンタミの移動を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態2における油圧ポンプの断面図である。
【図6】本実施の形態のサイドプレートの摺接側を示す平面図である。
【図7】本発明の本実施の形態2のコンタミの移動を説明する図である。
【符号の説明】
H、H1 高圧側油溝
K 吸入コネクタ
L、L1 低圧側油溝
S、S1 流量調整弁
1 ポンプユニット
2 ポンプカバー
3a、8a 貫通穴
3 ポンプハウジング
4 カムリング
5 ベーン
6 ロータ
6a セレーション孔
8 サイドプレート
9 ポンプ室
11、13 高圧ポート
12 通路
14 吸入通路
15 低圧室
16 高圧室
17 シール室
18 シール部材
20 駆動軸
20a セレーション

Claims (1)

  1. 駆動軸が貫通する貫通穴と、カムリングの吸入領域に連通する低圧ポートと、該カムリングの吐出領域とポンプハウジング内の高圧室とに連通する高圧ポートと、を有してポンプハウジングとカムリングとの間に介装されるサイドプレートのベーン摺接側に、前記高圧ポートと低圧ポートとの間または高圧ポートと貫通穴との間に径方向に伸びた油溝が設けられ、
    前記油溝は高圧ポートから低圧ポートまたは貫通穴方向へ途中まで延びた高圧側油溝と、
    低圧ポートまたは貫通穴から高圧ポート方向へ途中まで延びた低圧側油溝とから構成され、
    前記高圧側油溝と低圧側油溝とは径方向にオーバーラップして設けられることを特徴とする油圧ポンプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9856873B2 (en) 2013-02-26 2018-01-02 Kyb Corporation Vane pump

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