JP4243842B2 - セミトレーラ式除雪車 - Google Patents

セミトレーラ式除雪車 Download PDF

Info

Publication number
JP4243842B2
JP4243842B2 JP2003277566A JP2003277566A JP4243842B2 JP 4243842 B2 JP4243842 B2 JP 4243842B2 JP 2003277566 A JP2003277566 A JP 2003277566A JP 2003277566 A JP2003277566 A JP 2003277566A JP 4243842 B2 JP4243842 B2 JP 4243842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
trailer
mode
steering angle
sweeper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003277566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005042393A (ja
Inventor
秀昭 平郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp filed Critical Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority to JP2003277566A priority Critical patent/JP4243842B2/ja
Publication of JP2005042393A publication Critical patent/JP2005042393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4243842B2 publication Critical patent/JP4243842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

本発明は、セミトレーラ式除雪車に関する。
路面に積もった雪を除雪する除雪車として、図1に示すようなセミトレーラ式除雪車1がある。このセミトレーラ式除雪車1は、路面に積もった雪を一側に排除するスノープラウ2を備えた牽引車(以下「トラクタ」という)3と、スノープラウ2が除雪した後の残雪を一掃するスノースイーパ(回転ブラシ)7及びブロワ(図示せず)を備え、トラクタ3に牽引される被牽引車(以下「トレーラ」という)8とから成る(例えば、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3参照。)。牽引式スノースイーパとしての除雪車は、フルトレーラ式は全長が長くなること、運転操作性に難があること等からセミトレーラ式が広く使用されている。
実開平2−120513号公報 実開平2−120514号公報 実開平2−120515号公報
セミトレーラ式除雪車は、旋回する際にトレーラ8の後輪9を操舵しない場合には図2に示すようにトレーラ8が内側に大きく回り込み、スノープラウ2で除雪した領域Iから外れて積雪領域IIに入り込むこととなる。このため、トレーラ8の後輪9を操舵して当該トレーラ8を外回りさせる必要がある。この場合、図3に示すようにトラクタ3の前輪4の軌跡を追随するように制御した場合スノースイーパ7の内側端7aの軌跡がスノープラウ2による除雪領域Iから外れて積雪領域IIに入り込むこととなり、スノースイーパ7を損傷するおそれがあり好ましくない。また、トレーラ8の後輪9の舵角を大きくしてスノープラウ2による除雪領域Iにスノースイーパ7の内側端7aの軌跡が収まるようにすると、図4に斜線で示すようにトレーラ8の後輪9の軌跡がトラクタ3の前輪4の軌跡を逸脱し、トレーラ8が大きく外回りすることとなる。
広い場所例えば、滑走路等の除雪作業においては上述したように旋回走行時にトレーラ8が大きく外回りしても余り問題はないが、除雪作業以外の走行時に旋回走行した場合にトレーラ8が大きく外回りすると周囲の建物等に干渉するおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、セミトレーラ式除雪車において除雪作業モードと除雪作業モード以外のいわゆるセミトレーラの一般走行モードとに応じてトレーラ後輪の操舵角制御を行い、各モードにおける旋回走行時の不具合を解消するようにしたセミトレーラ式除雪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、セミトレーラ式除雪車の制御装置は、運転者の操作によりスノースイーパの作業信号が入力されると、除雪作業モードを実行し、トレーラの後輪の操舵機構を制御して旋回走行時にトラクタのスノープラウの除雪領域内にトレーラのスノースイーパの軌跡が収まるように制御する。これにより、前記スノースイーパの損傷を防止することができる。制御装置は、前記スノースイーパの作業信号が入力されないときには走行モードを実行し、旋回走行時におけるトレーラ後輪の操舵角を前記除雪作業モードの操舵角よりも小さい操舵角として前記トレーラが大きく外回りすることを抑えるように前記操舵機構を制御する。これにより、除雪作業モード以外の走行モードにおける車両の操作性と、安全性との向上が図られる。
請求項2の発明では、前記制御装置は、作業信号が入力されたときに、トレーラの後輪の操舵角が直進状態で、車速が所定速度以下になった後に前記走行モードから前記除雪作業モードに切り換える。これにより、除雪作業モードでは、トレーラ後輪の操舵角が走行モードに比べて大きくなるように制御されることによるトレーラ側の急速な挙動変化を防止している。
請求項3の発明では、前記制御装置は、作業信号が入力されなくなったときに、予め設定された所定時間の経過後に前記除雪作業モードから前記走行モードに切り換える。これにより、除雪作業モードでの旋回時にトレーラの後輪の操舵角が、急速に小さくなってトレーラ側の挙動変化が大きくなることを防止して、自動的に除雪作業モードから走行モードに切り換える際の安全性を確保している。
本発明の請求項1の発明では、セミトレーラ式除雪車の除雪作業モードにおいは旋回走行時にトラクタ側のスノープラウによる除雪領域内にトレーラ側のスノースイーパの軌跡を収めることができ、前記スノースイーパの損傷を防止することができ、走行モードにおいては旋回走行時にトレーラが大きく外回りすることを抑えることで操作性と、安全性の向上が図られる。
請求項2の発明では、作業信号が入力されたときに、トレーラの後輪の操舵角が直進状態で、車速が所定速度以下になった後に走行モードから除雪作業モードに切り換えることにより、除雪作業モードでトレーラの後輪の操舵角が走行モードに比べて大きく制御されることによる急速な挙動変化を防止できる。
請求項3の発明では、作業信号が入力されなくなったときに、予め設定された所定時間の経過後に除雪作業モードから走行モードに切り換えることにより、除雪作業モードでの旋回時にトレーラの後輪の操舵角が急速に小さくなってトレーラ側の挙動変化が大きくなるのを防止して、自動的に除雪作業モードから走行モードに切り換える際の安全性を確保することができる。
図5は、本発明に係るセミトレーラ式除雪車におけるトレーラ後輪の操舵機構を制御する制御システムの実施例を示すブロック図である。尚、本発明に係るセミトレーラ式除雪車は、全体構成が図1に示すセミトレーラ式除雪車と同じ構成であるため図面を省略し、必要に応じて図1を用いて説明する。図5に示すように制御システム21は、除雪作業モードと除雪作業以外の走行モードとの切換を可能とし、切換たモードに応じてトレーラ後輪の操舵を制御するもので、トレーラ8の後輪9(図1)の操舵機構15を制御する制御装置22を備えている。
制御装置22には、トラクタ3の前輪4の操舵角例えば、不図示のハンドルの回転角を検出する回転角センサ23と、トラクタ3の車速を検出する車速センサ24と、トレーラ8の後輪9の操舵角を検出するトレーラ後輪操舵角センサ26と、スノースイーパ7を回転駆動する図示しない油圧モータの駆動油圧を検出するスノースイーパ駆動油圧センサ25と、スノースイーパ7を上下に昇降させる図示しないスノースイーパ昇降シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ27等から信号が入力される。
更に、スノースイーパ7の回転を開始させるスノースイーパ駆動スイッチ28と、スノースイーパ駆動油圧センサ25の検出値に基づいて駆動油圧を表示するスノースイーパ駆動油圧計33と、スノースイーパ7を昇降操作するスノースイーパ昇降スイッチ29と、スノースイーパ7を下降させたときに当該スノースイーパ7が接地状態時に点灯するスノースイーパスタンバイランプ30と、スノースイーパ7を作動させる作業信号を出力するスノースイーパ作業開始スイッチ31と、トレーラ8の後輪9が除雪作業モードで操舵されていることを運転者に知らせる除雪作業中表示ランプ32等が接続されている。尚、トラクタ3のハンドルの回転角に代えてトラクタ3とトレーラ8とを連結するキングピンKP(図1)回りの相対回転角信号を用いることも可能である。
制御装置22は、コンピュータ(図示せず)を備え、前記各入力信号に基づいて除雪作業モード、走行モードを判別し、各モードに応じた制御信号を出力して操舵機構15に加え、トレーラ8の後輪9の舵角を制御する。図6は、トレーラ8の後輪9の操舵角制御に使用するステアリングモードのマップの一例を示し、或る車速範囲例えば、40km/k以下におけるトラクタ3のハンドル回転角(前輪4の操舵角)とトレーラ8の後輪9の操舵角との関係を表している。尚、セミトレーラ式除雪車の作業領域や仕様等にもよるが、除雪作業以外のときでも40km/h以下で走行する場合を想定したものである。図中除雪作業時以外の走行モードにおける関係を実線で示し、除雪作業モードにおける関係を2点鎖線で示してある。このステアリングモードのマップは、前記コンピュータのメモリに記憶されている。制御装置22は、除雪作業モード時、走行モード時に対応するステアリングモードのデータを読み出して操舵機構15を制御する。
実線で示す走行モードにおいてはトラクタ3のハンドル回転角(舵角)が或る範囲(不感帯幅)内にある場合トレーラの舵角が0に維持され、トラクタ4のハンドル回転角が前記範囲(不感帯幅)を超えると当該ハンドル回転角に応じてトレーラ8の後輪9の操舵角が適切な割合で(略直線的)変化する。これにより、除雪作業時以外の旋回走行時にトレーラ8が大きく外回りすることを抑えて周囲の建物等に干渉することを防止することができる。
2点鎖線で示す除雪作業モードにおいてはトレーラ8の後輪9は、トラクタ3のハンドル操作と共に操舵され、前記走行モード時の操舵角よりも大きな操舵角で制御される。また、トラクタの後輪9の操舵角は、トラクタのハンドル回転角が或る範囲まで略直線的に変化し、前記範囲を超えて大きなハンドル回転角となるとこれに伴い急激に大きくなるように非線形に設定されている。これにより、図4に示すように旋回走行する際にトレーラ8を大きく外回りさせてスノープラウ2による除雪領域I内にスノースイーパ7の端部7aの軌跡を収めることが可能となる。
図7は、操舵機構15の一例を示し、後輪9の操舵角を制御する油圧アクチュエータ例えば、油圧シリンダ16は、トレーラ8のフレーム10に前後方向に水平に設けられており、ロッド16aの先端が、基端がフレーム10に回動自在に垂設されたスレーブレバー17の略中央に連結されている。ドラッグリンク18は、一端がスレーブレバー17の先端に連結され、他端が後輪9の車軸11の先端に設けられ一側の後輪9を支持するナックル・ジョイント12のナックルアーム13に連結されている。また、ナックルジョイント12には、ナックルアーム13に連動してトレーラ8の他側の車輪の操舵を行うタイロッドアーム19が一体で設けられている。タイロッド14は、一端が前記一側のナックル・ジョイント12のタイロッドアーム19に連結され、他端が他側の後輪のタイロッドアーム(図示せず)に連結されている。
電磁弁19は、制御装置22からの制御信号に応じて油圧シリンダ16のロッド16aのストロークを制御する。トレーラ8は、ロッド16aが1/2のストローク位置にあるときには左右の後輪9がフレーム10と平行をなして操舵角が0即ち、直進行状態となり、ロッド16aが伸長すると左右の後輪9が矢印X方向に操舵されて例えば、右旋回となり、ロッド16aが短縮すると左右の後輪9が矢印Y方向に操舵されて左旋回(図3)となる。これにより、トレーラ8が左右に操舵される。また、制御装置22は、除雪装置としてのスノープラウ2及びスノースイーパ7の制御も行う。
図8及び図9に示すフローチャートを参照して、制御装置22による作動を説明する。図8において、先ず図示しないイグニッションスイッチがONされると、制御装置22の制御がスタートして、初期設定としてトレーラ8の後輪9の操舵角制御モードが走行モードに設定される(ステップS1)。次に、スノースイーパ駆動スイッチ28がトラクタ3の運転者等が操作してON状態であるかを判別し(ステップS2)、ON状態であるならば、制御装置22は、スノースイーパ駆動油圧センサ25からの信号を受信してスノースイーパ7の駆動油圧が所定圧であるかを判別し(ステップS3)、所定圧であれば次のステップS4に進むが、運転者はトラクタ3の車室内に設けたスノースイーパ駆動油圧計33又はスノースイーパ7の回転動作を図示しないバックミラーを介して視認して正常であれば、スノースイーパ昇降スイッチ29を操作する。次いで、制御装置22は、ストロークセンサ27から信号を受信してスノースイーパ7が接地している状態であるか否かを判別し(ステップS4)、接地している状態のときにはトラクタ3の車室内に設けたスノースイーパスタンバイランプ30を点灯させてスノースイーパ7が作動待機状態であることを表示する(ステップS5)。次いで、運転者の手操作によりスノースイーパ作業開始スイッチ31がON操作され、制御装置22は、スノースイーパ作業開始スイッチ31がON操作されたかを判別する(ステップ6)。スノースイーパ作業開始スイッチ31がONされるとスノースイーパ7を作動させる作業信号が制御装置22に入力される。ここで、スノースイーパ作業開始スイッチ31がON操作されなかった場合でもステップS6に進みスノースイーパ作業開始スイッチ31がON操作されていないのでステップS2に戻る制御が行われる。また、ステップS2、S3、S4においても各判別結果が否定(NO)のときにはステップS2に戻り、上記各判別を繰り返す。
制御装置22は、ステップS6においてスノースイーパ作業開始スイッチ31がONを確認するとトレーラ8の後輪9の操舵角が直進状態(操舵角0)にあるか否かを判別し(ステップS7)、直線走行状態にあるときには車速が所定速度例えば、5km/h以下であるか否かを判別し(ステップS8)、5km/h以下であるときには除雪作業モードに切り換えると共に(ステップS9)、除雪作業中であることを示す表示ランプ31を点灯して作業者(運転者)に知らせる(ステップS10)。従って、除雪作業は、直進走行で車速が5km/h以下のときから開始される。
除雪作業モードでは、詳細は後述するが、トレーラ8の後輪9の操舵角が走行モードに比べて大きくなるように制御されるため、除雪作業モードへの切換は、トレーラ8の後輪9の操舵角が直進状態で車速が5km/hの極低速で開始されることで、トレーラ8が急速な挙動変化することを防止している。
制御装置22は、除雪作業モードになると図6に2点鎖線で示すようにトラクタ3の前輪4の操舵角(ハンドル回転角)に応じてトレーラ8の後輪9の操舵角が走行モードに比べて大きくなるように操舵機構15を制御して、図4に示すように旋回走行時にスノープラウ2の除雪領域I内にスノースイーパ7の端部7aの軌跡が収まるように制御する。
除雪作業モードにおいてスノースイーパ7の駆動油圧が所定圧であるか否か常時判別されており(図9のステップS11)、所定圧よりも低下したときにはスノースイーパ7が接地しているか否かを判別し(ステップS12)、接地していないと判別されたときにはスノースイーパ7の作業開始スイッチ31がONであるかOFFであるか判別する(ステップS13)。ステップS11においてスノースイーパ7の駆動油圧が所定圧であると判別されたとき、ステップS12においてスノースイーパ7が接地していると判別されたときには除雪作業モードが継続される。
ステップS13においてスノースイーパ7の作業開始スイッチ31がOFFと判別されたときには当該OFFになったときからの時間tをカウントする(ステップS14)。そして、スノースイーパ7の作業開始スイッチ31がOFFになっている時間tが所定時間Tを経過した後、トレーラ8の後輪9の操舵角が直進状態(操舵角0)になっているか否かを判別し(ステップS15)、直進状態になっているときには除雪作業及び旋回走行が終了したものと判断して除雪作業モードから走行モードに切り換え(ステップS16)、ステップS2に戻る。
トレーラ8が直進状態に戻る前に、除雪作業モードが解除されてしまうと、トレーラ8の後輪9の操舵角が急速に小さくなり、トレーラ8側の挙動変化が大きくなるのを防止する。
ステップS13においてスノースイーパ7の作業開始スイッチ31がONと判別されたとき、ステップS14においてスノースイーパ7の作業開始スイッチ31がOFFになっている時間tが所定時間Tを経過していないと判別されたとき、ステップS15においてトレーラ8の後輪9の操舵角が直進状態になっていないと判別されたときにはステップS11に戻り前記判別が繰り返される。
除雪作業モードから走行モードに切り換える際に予め設定された長さの作動信号OFF時間Tを設けて(ステップS14)除雪作業が終了したことを確認している。これにより、除雪作業モードでの旋回時にトレーラ8の後輪9の操舵角が急速に小さくなって、トレーラ8側の挙動変化が大きくなるのを防止して自動的に除雪作業モードから走行モードに切り換える際の安全性を確保している。セミトレーラ式除雪車1が除雪作業モードから走行モードに切り換えられると、トレーラ8の後輪9の操舵角が図6に実線で示すように制御される。これにより、走行モードにおける旋回走行時にトレーラ8が大きく外回りすることが防止される。
尚、上記実施例では、除雪作業モードと走行モードの2つのモードを設定し、これら各モードにおけるトレーラ8の後輪9の操舵角制御について説明したが、車両の後退走行時におけるトレーラ8の後輪9の操舵角制御を適切に行う後退モードの設定も可能である。
セミトレーラ式除雪車の説明図である。 図1に示すセミトレーラ式除雪車の除雪作業の旋回走行時にトレーラ後輪を操舵しない場合トレーラが内側に大きく回り込む説明図である。 図1に示すセミトレーラ式除雪車の除雪作業の旋回走行時にトレーラ後輪の操舵角が小さい場合スノースイーパの軌跡がスノープラウで除雪した領域から外れる説明図である。 図1に示すセミトレーラ式除雪車の除雪作業の旋回走行時にトレーラ後輪の操舵角が大きい場合トレーラが大きく外回りする説明図である。 本発明に係るセミトレーラ式除雪車のトレーラ後輪の操舵角を制御する制御システムを示すブロック図である(実施例)。 図5に示す制御システムにおけるトラクタのハンドル回転角とトレーラ後輪の操舵角との関係の一例を示すステアリングモードのマップである。 図5に示すトレーラ後輪の操舵機構の一例を示す一部斜視図である。 図5に示す制御システムによる除雪作業モードと走行モードの切り換え手順の一例を示すフローチャートの一部である。 図8に示すフローチャートの残部である。
符号の説明
1 セミトレーラ式除雪車
2 スノープラウ
3 トラクタ
4 トラクタ前輪
7 スノースイーパ
8 トレーラ
9 トレーラ後輪
15 トレーラ後輪操舵機構
21 トレーラ後輪制御システム
22 制御装置

Claims (3)

  1. スノープラウを備えたトラクタと、前記スノープラウが除雪した後の残雪を一掃するスノースイーパを備え前記トラクタに牽引されるトレーラと、前記トレーラに設けられ該トレーラの後輪を操舵する操舵機構と、前記トラクタの操舵に応じて前記操舵機構を制御する制御装置とを備えたセミトレーラ式除雪車において、
    前記制御装置は、
    運転者の操作により前記スノースイーパを作動させる作業信号が入力されたときに、車両旋回時の前記スノープラウの除雪領域内に前記スノースイーパの軌跡が収まるように前記トレーラ後輪の操舵角を制御する除雪作業モードを実行し、前記作動信号が入力されていないときに、車両旋回時に前記トレーラ後輪の操舵角を前記除雪作業モードの操舵角よりも小さく制御する走行モードを実行することを特徴とするセミトレーラ式除雪車。
  2. 前記制御装置は、前記作業信号が入力されたときに、前記トレーラ後輪の操舵角が直進状態で、車速が所定速度以下になった後に前記走行モードから前記除雪作業モードに切り換えることを特徴とする請求項1記載のセミトレーラ式除雪車。
  3. 前記制御装置は、前記作業信号が入力されなくなったときに、予め設定された所定時間の経過後に前記除雪作業モードから前記走行モードに切り換えることを特徴とする請求項1記載のセミトレーラ式除雪車。
JP2003277566A 2003-07-22 2003-07-22 セミトレーラ式除雪車 Expired - Fee Related JP4243842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277566A JP4243842B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 セミトレーラ式除雪車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277566A JP4243842B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 セミトレーラ式除雪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005042393A JP2005042393A (ja) 2005-02-17
JP4243842B2 true JP4243842B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=34264257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277566A Expired - Fee Related JP4243842B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 セミトレーラ式除雪車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4243842B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4495044B2 (ja) * 2005-07-29 2010-06-30 本田技研工業株式会社 除雪機
US9234331B1 (en) * 2014-07-03 2016-01-12 Caterpillar Inc. Dynamic deadband for automatic articulation
CN107489122A (zh) * 2017-10-11 2017-12-19 中国重汽集团柳州运力科迪亚克机械有限责任公司 除雪车滚刷调节装置
KR102148568B1 (ko) * 2018-10-10 2020-08-26 세화자동차주식회사 제설차량

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005042393A (ja) 2005-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112867666B (zh) 主动扩散器机构
AU2004298496B2 (en) Steerable axle automatic lift sensor system
EP0303204A2 (en) Self-steering axle assembly for vehicles
US8892307B2 (en) Vehicle axle control method, device and system
US7681339B2 (en) Self-propelled snow remover
JP5320286B2 (ja) 後輪操舵車両
KR20180093901A (ko) 플랫폼에서의 주차 조종을 위한 보조 시스템
JP4243842B2 (ja) セミトレーラ式除雪車
JP4754088B2 (ja) 前後輪操舵自動車
JPH04356277A (ja) 四輪操舵車の車庫出し制御装置
JP2007085405A (ja) 油圧駆動式作業車両の走行安定装置
JP2000301906A (ja) 作業車両のトレッド変更装置
JP6592255B2 (ja) 作業車
JPH0327430B2 (ja)
US20020139595A1 (en) Selectively bypassing skid steering function
JP3703321B2 (ja) パワーステアリング装置
JP4800667B2 (ja) 作業車のステアリング装置
CN215474791U (zh) 一种车辆及其轮胎照明灯控制电路
BE1018104A3 (nl) Inrichting voor het besturen van een aanhangwagen.
JP2010234820A (ja) 車両の後輪操舵制御装置
SE541613C2 (en) A method and system for limiting an autonomous vehicle´s impact on a road surface
JP2507106Y2 (ja) 走行作業車の操向切換牽制装置
JP3838334B2 (ja) 除雪用車両
JPH10292331A (ja) 除雪車の乗降装置
JPH0327429B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060426

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080917

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees