JP4240219B2 - 画像投映装置及び画像投映方法 - Google Patents
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Description
また、原稿のどの部分の画像であるかを示す情報を一緒に記憶することにより、画像同士を結合する際の正確度を高め、前記原稿の全体画像を正しく再生することができる。
また、前記記憶手段に画像を記憶する際に、該画像の平面上の向きを180度回転させ得ることとされるので、たとえば、見開き原稿の左右の頁を撮影するときの利便性が図られる。
また、前記撮像手段で撮像中の画像の向きや位置を、前記記憶手段に記憶済の画像に合わせて微調整できる。
図1は、実施形態における画像投映装置の外観図である。この図において、画像投映装置(以下「OHP」と称する)1の筐体2の上面には、所定の大きさの板状透明素材(強化ガラス等)で作られた原稿載置面3が設けられており、その原稿載置面3の一辺側には、原稿載置面3の全体を覆って外部光を遮ることができ、且つ、原稿載置面3に適宜に載置される物体(一般的には書籍や紙等の印刷物である。以下、これらを総称して「原稿」という)に対して、上から若干の質量をもって押圧することができる押さえ板4が取り付けられている。ここで、原稿載置面3の大きさ(縦横の平面寸法)は、規格化された定型用紙サイズ相当である。以下、そのサイズを便宜的にA4サイズとする。したがって、この原稿載置面3には、最大A4サイズまでの原稿を載置することができる。なお、対象とする定型用紙のサイズはA判に限定されない。B判であってもよい。A判、B判のいずれも、JIS規格(JIS P0138)で、それぞれ0番から10番までのサイズが決められており、とりわけA判は国際規格ともなっている。
また、筐体2の一つの側面には、投映レンズ10が設けられており、このOHP1を使用する際は、同図(b)に示すように、スクリーン11の方向に投映レンズ10が向くように筐体2の置き場所が適宜に調節される。なお、筐体2の下面に取り付けられた足12のすべて又はその一部は、投映レンズ10の軸線の仰角を所定範囲内で変更できるように高さ調節式になっている。
A/D変換部27は、透過率補正アンプ26の出力(アナログ画像信号)をデジタル画像信号に変換するためのものである。この変換は、次の第一記憶部28や第二記憶部29にデジタルの記憶デバイスを用いる場合に必要である。
(第1実施形態)
まず、はじめに、本実施形態のOHP1は、従来と同様に、原稿載置面3の寸法以下の大きさの原稿34、すなわち、A4までの大きさの原稿34を投映することができる。このことについては、従来と同様であるため、敢えて説明を加えない。本実施形態のOHP1の特徴とするところは、原稿載置面3の寸法(A4)を越える大きさの原稿34、たとえば、最大投映サイズをA3やA2又はA1やA0などとする原稿34を投映できることにある。以下、この特徴点について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、簡単化のために原稿34のサイズを便宜的にA2とする。A2サイズの原稿34を四つ折りにしたとき、各々がA4サイズの四つの面を形成する。
ユーザは、この順番に従って、まず、原稿載置面3に「1(列),1(行)」の面34aを載置し、スタートボタン7を押す。スタートボタン7の押圧を検知して、ステップS12の判定結果が“YES”になると、次に、i列j行の画像を生成し(ステップS13)、データファイル35の第1レコードのデータ部35bにi列j行の画像を保存すると共に、そのレコードのヘッダ部35aに変数i、jの値から生成された画像座標情報を保存する(ステップS14)。ここで、変数iは列番号、変数jは行番号であり、画像座標情報の書式は「列,行」、つまり(i,j)である。
ユーザは、原稿34の次の面34bを原稿載置面3に載置してスタートボタン7を押す。このスタートボタン7の押圧を検知して、ステップS12の判定結果が“YES”になると、次に、i列j行の画像を生成し(ステップS13)、データファイル35の第2レコードのデータ部35bにi列j行の画像を保存すると共に、そのレコードのヘッダ部35aに変数i、jの値から生成された画像座標情報を保存する(ステップS14)。
ユーザは、原稿34のさらに次の面34cを原稿載置面3に載置してスタートボタン7を押す。このスタートボタン7の押圧を検知して、ステップS12の判定結果が“YES”になると、次に、i列j行の画像を生成し(ステップS13)、データファイル35の第3レコードのデータ部35bにi列j行の画像を保存すると共に、そのレコードのヘッダ部35aに変数i、jの値から生成された画像座標情報を保存する(ステップS14)。
ユーザは、原稿34の最後の面34dを原稿載置面3に載置してスタートボタン7を押す。このスタートボタン7の押圧を検知して、ステップS12の判定結果が“YES”になると、次に、i列j行の画像を生成し(ステップS13)、データファイル35の第4レコードのデータ部35bにi列j行の画像を保存すると共に、そのレコードのヘッダ部35aに変数i、jの値から生成された画像座標情報を保存する(ステップS14)。
そして、最後に、データファイル35の各レコードから画像データ(面34a〜34dの各画像データ)を読み出し、それらの座標情報に基づいて各画像データをつなぎ合わせて(ジョイントして)原稿34の全体画像(ジョイント画像)を再構成し、このジョイント画像をスクリーン11に投映(ステップS24)してフローチャートを終了する。なお、この例では、原稿34の画像を読み取った後に、続けてジョイント画像の投映を行っているが、これに限定されない。画像の読み取りとジョイント画像の投映とを別々の時点で行ってもよい。
さらに、本実施の形態によればOHP1の大幅な小型化を図ることができる。つまり、本実施形態では、「原稿載置面3の寸法を超えるサイズの原稿34の“全体画像”を投映できる」ので、原稿の最大投映サイズが原稿載置面3の寸法に全く制限されない。このため、たとえば、原稿載置面3の寸法をハガキ程度のA6判(148mm×105mm)とした場合でも、それ以上のサイズの原稿の“全体画像”を支障なく投映することができ、OHP1の筐体2の大きさをハガキ程度の原稿載置面3の寸法に対応させて大幅に小型化でき、とりわけ、携帯性に優れたもの(モバイル型OHP)にすることもできる。
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、その技術思想の範囲内において様々な変形例や発展例を包含することは当然である。
たとえば、上記の実施の形態では、「改行コード」と「終了コード」の発生をユーザ操作に基づいて行っているが、すなわち、ユーザは、原稿34の最右列の面で且つ最下行でない面(面34b)を読み込んだ後に、改行ボタン8を押し、また、原稿34の最右列の面で且つ最下行の面(面34d)を読み込んだ後に、終了ボタン9を押すようにしているが、たとえば、改行ボタン8や終了ボタン9の押し忘れ、あるいは、不適切なボタン操作(改行ボタン8を押すべきところ、終了ボタン9を押してしまうなど)を否めず、この点において改善の余地がある。
図6〜図8は、操作部5のタッチパネル付平面表示装置6の表示例を示す図である。これらの図において、モード選択画面38は、このOHP1を従来どおりの使い方で原稿34の投映に用いるか、または、本実施形態特有の使い方で原稿34の投映に用いるかを指定するためのものである。ユーザは、従来どおりの使い方を希望する場合に通常投映モードボタン38aにタッチし、本実施形態特有の使い方を希望する場合にジョイント投映モードボタン38bにタッチする。
図14は、画像位置合わせの概念図である。図(a)において、スクリーン11には、すでにデータファイル35に保存済の単位画像42が投映されていると共に、これからデータファイル35に保存しようとする単位画像43も投映されている。同様に、図(b)において、スクリーン11には、すでにデータファイル35に保存済の単位画像44、45が投映されていると共に、これからデータファイル35に保存しようとする単位画像46も投映されている。
3 原稿載置面
24 撮像素子(撮像手段)
29 第二記憶部(記憶手段)
32 画像投映部(投映手段)
33 制御部(画像合成手段、画像再生手段)
34 原稿
Claims (4)
- 原稿の画像の分割数を設定する設定手段と、
原稿載置面に載置された原稿の画像を撮像する撮像手段と、
前記画像を記憶するとともに前記設定手段の設定に基づいて前記原稿のどの部分の画像であるかを示す情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から画像及びその画像とともに記憶された前記情報を読み出し、該情報に基づいて画像同士を結合して前記原稿の全体画像を作り出す画像再生手段と、
前記撮像手段で撮像中の画像と前記記憶手段に記憶済の画像とを一緒に投映し、また前記画像再生手段によって作られた画像を投映するための投映手段と
を備えたことを特徴とする画像投映装置。 - 原稿の画像の分割数を設定する工程と、
原稿載置面に載置された原稿の画像を撮像する工程と、
前記画像を記憶するとともに前記設定する工程の設定に基づいて前記原稿のどの部分の画像であるかを示す情報を記憶する工程と、
前記撮像手段で撮像中の画像と記憶済の画像とを一緒に投映する工程と、
前記記憶手段から画像及びその画像とともに記憶された前記情報を読み出し、該情報に基づいて画像同士を結合して前記原稿の全体画像を作り出す工程と、
前記作り出す工程によって作られた画像を投映する工程と
を含むことを特徴とする画像投映方法。 - 前記分割数の設定は、行、列の2方向ごとに設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像投映装置。
- 前記記憶手段に画像を記憶する際に、該画像の平面上の向きを180度回転させ得ることを特徴とする請求項1に記載の画像投映装置。
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