JP2692052B2 - 画像記録シート - Google Patents

画像記録シート

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JP2692052B2
JP2692052B2 JP21869489A JP21869489A JP2692052B2 JP 2692052 B2 JP2692052 B2 JP 2692052B2 JP 21869489 A JP21869489 A JP 21869489A JP 21869489 A JP21869489 A JP 21869489A JP 2692052 B2 JP2692052 B2 JP 2692052B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、現像済みフィルムの画像が集約して記録さ
れる画像記録シートに関するものである。
(発明の背景) 従来、この種のシートに類似したものにマイクロフィ
ッシュフィルムがあるが、これは雑多な情報をまとめて
画像にして保持しているものである。また、現在の銀塩
写真においては、ばらばらになったプリントと6フレー
ム毎にカットされたネガを収納しているネガケースがあ
る。
しかしながら、前記マイクロフィッシュフィルムで
は、例えば書類の複写においては頁順に揃えているが、
その他においては雑多な統一性のない情報をまとめて画
像にしている場合が多く、その記録内容は画像に限定さ
れ、各々の画像に付随する情報に関しては複写されてい
なった。例えば、銀塩フィルムであればデータ写し込み
装置による画面外への画像に付随する撮影情報の写し込
みがなされているが、該撮影情報までは上記マイクロフ
ィッシュフィルム上に複写されないという問題があっ
た。
また、現在の銀塩写真においては、バラバラになった
プリント及び6フレーム毎にカットされたネガを収納す
るネガケースでは、情報の読み出し方法及び物理的取り
扱い(検索、保存)に関して不便であり、画像のフィル
ム、或は画像のデータベースとして使うには不便なもの
であった。
(発明の目的) 本発明は、以上の事情に鑑みなされたもので、現像済
み写真フィルムの複数の画像とそれに付随する撮影情報
の取り扱いを向上させることのできる画像記録シートを
提供しようとするものである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、現像済み写真
フィルムから取り出されて記録された複数の画像と、該
記録された複数の画像のそれぞれと対応がとれる位置に
前記画像とは別に前記現像済み写真フィルムから取り出
されて記録されたそれぞれの画像の撮影時の情報と、前
記記録された複数の画像のそれぞれとは対応しない位置
に記録された前記画像の内容とは無関係な情報とを有す
る画像記録シートとするものである。
(発明の実施例) 以下、本発明の図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、1はシート
フィルムであり、複数の画像が図中bの記録領域に複写
されると共に、元の写真画像に付随する撮影情報が図中
aの位置にある記録領域に複写されることになる。ま
た、該シートフィルム自身のシートフィルム情報(フィ
ルム特性情報)が図中cの位置にある記録領域に複写さ
れることになる。尚第1図では、「4×6」駒である
が、これはあくまでも1例であり、その他の状態であっ
てもよい。
第2図は上記シートフィルム1に複写される元のフィ
ルムの1例で、2は通常の35mmの現像済みの銀塩写真フ
ィルムであり、3は不図示の撮影レンズやシャッタ等を
通して露光された写真画像であり、該画像と画像の間に
撮影情報4が写し込まれている。前記撮影情報4には、
撮影年月日、シャッタ秒時、絞り値、露出補正値、文字
情報、音情報、電子ズーム情報、トリミング情報、パノ
ラマ情報、ステレオ写真情報等があり、これらの情報
は、通常カメラの背蓋側に組み込まれた写し込み装置を
流用することにより、第2図に示すように写し込み(記
録)可能である。
第3図は第1図に図示したようなシートフィルム上か
ら画像を読み取り、且つそれを再生するまでの装置の一
実施例である。
該図において、41はシートフィルム44(第1図図示シ
ートフィルム1に相当する)上に記録された画像及びそ
れに付随する撮影情報(第2図図示撮影情報4に相当す
る)を読み取り、テレビモニタ48へ画像を形成するため
のビデオ信号を出力する再生装置である。42,43はシー
トフィルム44をX,Y方向の任意の位置にセットするため
のステージである。45はシートフィルム44上の画像を入
力するズームレンズ付のテレビカメラである。46はシー
トフィルム44上の前記画像に付随する撮影情報を入力す
るレンズ付のセンサであり、撮影情報を光学的に読み取
るものである。
47は前記再生装置41内に配置される画像処理装置であ
り、テレビカメラ45より入力された画像に対して、セン
サ46にて読み取られた撮影情報に基づいて画像処理を行
ってビデオ信号としてテレビモニタ48に出力するもので
ある。すなわち、ネガ/ポジの情報が「ネガ」であった
場合には、白黒反転(RGB→YMC)させ、さらに色補正情
報があれば該情報に従って色補正したり、又トリミング
情報があればトリミングした画像が再生されるように、
前記テレビカメラ45のズームを動かしたりする働きを持
つものである。また、天地の情報があれば、テレビモニ
タ48上の画像が正立するように処理を加える。当、年月
日情報があれば、テレビモニタ48上にスーパーインポー
ズで該情報を表示させる。
第4図は前述の再生装置41を構成するブロック図であ
り、該図において、501は全ての装置を制御するコント
ローラ、502は第3図図示テレビカメラ45を含む画像読
み取り装置、503はセンサ46を含む情報読み取り装置、5
04はステージ42,43を含むXYステージ駆動装置、505は第
3図図示再生装置41の前面にある操作部材であるところ
のフレームナンバ入力装置、506はテレビカメラ45のレ
ンズの焦点合せを行うピント装置、507は同レンズのズ
ームを制御するズーム装置、508はシートフィルム44を
照明するための光源(第3図では不図示)、509は第4
図の画像処理装置47に相当する画像処理装置である。
第5図は前記再生装置41のシステムフローチャートを
示すものであり、これはコントローラ501内にプログラ
ムとして組み込まれている。
「ステップ601」画像ファイルであるシートフィルム44
が再生装置41にセットされたか否かを判別し、セットさ
れていればステップ602へ進む。
「ステップ602」照明用の光源508を点灯する。
「ステップ603」シートフィルム自体の特性を情報読み
取り装置503を介して情報入力する。例えば、ここでは
ネガ/ポジ、コントラスト(ガンマ)、ベース色、複写
された画像の大きさ、枚数、更にはシートフィルム自体
に種類があれば該シートフィルムタイプ等の各種情報が
入力される。
「ステップ604」上記のシートフィルム44の情報に基づ
いて再生装置41自体の色補正、XYステージ位置等の初期
値データをセットし直す。
「ステップ605」ステップ604にてセットし直したデータ
に基づいて、XYステージが最初の画像を再生するよう
に、該XYステージをXYステージ駆動装置504を介して初
期位置に戻す。
「ステップ606」シートフィルム44上の画像の大きさに
応じたズーム初期位置にズーム装置507を介してセット
し、さらにネガ/ポジ、タテ/ヨコをリセットし、スー
パーインポーズもオフし、再生の準備を進める。
「ステップ607」画像の濃度に合せて再生画像が適正な
明るさになるように、絞り調整を行う。
「ステップ608」画像がさらに鮮明になるようにフィル
ムの反り等を補正すべくピント装置506を介してピント
合せを行う。
「ステップ609」セットされた画像の撮影情報を画像読
み取り装置502を介して読み込む。
「ステップ610」ステップ609で読み込んだ撮影情報から
「ネガ」か「ポジ」かの判別を行い、「ネガ」画像でな
ければステップ612へ、「ネガ」画像であればステップ6
11へ進む。
「ステップ611」「ネガ」画像であるので「ポジ」画像
に反転する。尚、前記ステップ610と該ステップ611があ
るのは、1枚のシートフィルム44上には複数の画像が複
写される為、全ての画像が同一の撮影フィルムからの複
写とは限らず、「ネガ」と「ポジ」の画像が混在してい
る可能性があるからである。
「ステップ612」タテ/ヨコ、すなわち天地の方向を判
別し、タテ位置の写真であればステップ613へ進み、そ
うでなければステップ615へ進む。
「ステップ613」タテ位置の写真であるので回転させ、
ステップ614へ進む。
「ステップ614」テレビモニタ45のタテ方向が納まるよ
うにズーム初期位置の変更を行う。
「ステップ615」トリミング情報があるかないかを判別
し、なければステップ618へ、あればステップ616へ進
む。
「ステップ616」トリミング情報に応じてズーム装置507
を介してズーミング制御を行う。
「ステップ617」同時にXYステージをトリミング情報に
応じて移動させる。
「ステップ618」露出補正情報があるかないかを判別
し、ない場合にはステップ620へ、ある場合にはステッ
プ619へ進む。
「ステップ619」露出補正情報に基づいて絞りの調整を
行う。
「ステップ620」色補正情報があるかないかを判別し、
ない場合にはステップ622へ、ある場合にはステップ621
へ進む。
「ステップ621」画像処理装置509によって画像の色補正
を行う。
「ステップ622」年月日情報があるかないかを判別し、
ない場合にはステップ624へ、ある場合にはステップ623
へ進む。
「ステップ623」画像処理装置509を介して年月日情報を
テレビモニタ48にスーパーインポーズ表示を行う。
「ステップ624」再生装置41の前側に設けられた操作部
材であるところのスイッチ類の操作がなされたかどうか
をフレームナンバ入力装置505等より検知する。
「ステップ625」前記検知の結果、次の駒への移動指示
操作がなされたかどうかを判別し、操作されていればス
テップ634へ、操作されていなければステップ626へ進
む。
「ステップ626」ズーム創始がなされたかどうかを判別
し、操作されていればステップ627へ、操作されていな
ければステップ628へ進む。
「ステップ627」上記ズーム操作により設定されたズー
ム情報に基づいてズーム制御を行う。
「ステップ628」パンニング操作がなされたかどうかを
判別し、操作されていればステップ629へ、操作されて
いなければステップ630へ進む。
「ステップ629」上記パンニング操作により設定された
パンニング情報に基づいてXYステージを制御する。
「ステップ630」色補正の操作がなされたかどうかを判
別し、操作されていればステップ631へ、操作されてい
なければステップ632へ進む。
「ステップ631」上記色補正操作により設定された色補
正情報に基づいて画像の色補正を行う。
「ステップ632」濃度補正の操作がなされたかどうかを
判別し、操作されていればステップ633へ、操作されて
いなければステップ624へ戻る。
「ステップ633」前記の濃度補正情報に基づいて絞りの
制御を行う。
前述したように、前記ステップ625により次の駒への
移動指示がなされたことを判別した場合には、ステップ
634へ進む。
「ステップ634」次の画像へと進む為にシートフィルム4
4上の次の画像位置になるようXYステージの位置制御を
行う。
「ステップ635」シートフィルム44上の最後の駒が終了
したかどうかを判別し、最後の駒でなければ前記ステッ
プ606へ戻り(以後前述と同様の動作を繰り返す)、一
方最後の駒であればステップ636へ進む。
「ステップ636」ここでは光源508を消灯し、次のシート
フィルム44のセットを持つステップ601へ戻る。
上記ステップ624からステップ633における操作結果
は、記録することも可能である。この場合、光学的な情
報記録は現像後なので無理であるが、別の記録媒体、例
えば後述のRAM等の記録媒体が貼付されたシートフィル
ム(第15図参照)であれば可能である。
第6図はシートフィルム44へ画像及びそれに付随する
撮影情報を複写する複写装置の1例を示したものであ
る。
該図において、701は未現像のシートフィルム、702は
シートフィルム701の1駒分を残して遮光するマスク部
材、704はマスク部材702内にある露光するアパーチャ、
703は画像に付随する撮影情報を前記シートフィルム701
に写し込む為の写し込み装置である。709は銀塩写真フ
ィルム708に画像と共に記録された第2図図示撮影情報
4を読み取る為のセンサ装置、705はセンサ装置709から
の情報を元に処理を行い、写し込み装置703を制御して
シートフィルム701上に該情報を写し込ませる写し込み
処理装置である。710は銀塩写真フィルム708に記録され
た画像をシートフィルム701に露光する為の光源であ
る。
第7図は第6図図示複写装置のシステムフローチャー
トである。
「ステップ801」未現像のシートフィルム701が該装置に
セットされたかどうかを判別し、セットされていれば画
像及びそれに付随する撮影情報の複写の動作を開始する
為にステップ802へ進む。
「ステップ802」シートフィルム701の情報を入力する。
「ステップ803」シートフィルム701を初期位置に不図示
のシートフィルム駆動回路を介してセットする。
「ステップ804」オリジナルの銀塩写真フィルム708が該
装置にセットされたかどうかを判別し、セットされるこ
とによりステップ805へ進む。
「ステップ805」上記銀塩写真フィルム708上の撮影情報
を入力する。
「ステップ806」両フィルムの情報より各種補正値を決
定する。すなわち、オリジナルの銀塩写真フィルム708
がネガ像で、該シートフィルム701がネガタイプであ
り、色補正も合致していれば、ポジ画像がシートフィル
ム701上に得られる為、撮影情報の補正(この場合シー
トフィルム情報中のネガ情報、色補正情報をキャンセル
する)が必要になってくるからである。つまり、例えば
ポジ画像がシートフィルム701上に得られているのに
「ネガ」なるシートフィルム情報が残っていると、再生
時にポジ画像にするための処理がなされ、結果的にはネ
ガ像が再生されてしまうことになるからである。ここ
で、オリジナルの銀塩写真フィルム708とシートフィル
ム701のそれぞれの特性から最終のシートフィルム1上
の画像の補正(再生時に)しなければならない情報をま
とめたものの一例が第8図(a)〜(d)である。
「ステップ807」この時の画像のフィルムの情報(ネガ
/ポジ、コントラスト等)を含む撮影情報(年月日、絞
り等がさらに加わった情報を意味する)を入力する。尚
初期時においてはステップ805において既に入力してい
る。
「ステップ808」上記の各種補正値に従って前記撮影情
報を補正する。
「ステップ809」上記銀塩写真フィルム708がネガフィル
ムで、オレンジ色のベースフィルムの色補正等が入る場
合、適正な色補正フィルタをセットする。
「ステップ810」フィルム画像の濃度を側定する。
「ステップ811」シャッタスピードと絞りを決定する。
「ステップ812」シートフィルム701を所定の位置にセッ
トする。初期時においては前記ステップ803においてセ
ットされているので、そのままの状態が保たれる。
「ステップ813」画像の複写の為の露光動作を実行す
る。
「ステップ814」ステップ808で補正したフィルムの情報
を含む撮影情報をシートフィルム701に複写する。
「ステップ815」次の画像の複写の為にオリジナルの銀
塩写真フィルム708を移動する。
「ステップ816」上記オリジナルの銀塩写真フィルム708
が終了かどうかを判別し、終了でなければステップ807
へ戻り、複写を繰り返えす。終了の場合は、ステップ81
7に進む。
「ステップ817」シートフィルム701に複写するスペース
があるかどうかを判別し、ある場合は次の銀塩写真フィ
ルム(画像)の複写に移るべくステップ804に戻り、ス
ペースがなければステップ818に進む。
「ステップ818」シートフィルム701を取り外し、ステッ
プ801に戻る。
第9図は第6図図示複写装置を構成する内のセンサ装
置709、写し込み装置703、写し込み処理装置705の具体
例を示すブロック図であり、該図において、901はエリ
アセンサであり、ドライバ909によって駆動され、セン
サの個々の情報をシリアルに処理回路902に送り出す。
処理回路902から出力されたデータは二値化回路903によ
り二値化され、エリア形状となった液晶904に表示され
る。該液晶904はドライバ905によって駆動される。907
は全体の制御を行うコントローラであり、タイミング発
生装置908をも制御して読み出し、処理、表示の制御を
行う。液晶904に表示された撮影情報はランプ906によっ
てシートフィルム701の所定位置に写し込まれることに
なる。
上記構成において、エリアセンサ901、ドライバ909が
第6図のセンサ装置709を、液晶904、ドライバ906及び
ランプ906が写し込み装置703を、その他の回路が写し込
み制御装置を、それぞれ構成している。
第10図は第9に示した液晶904及びランプ906を具体的
に示したものであり、図示のように、液晶904は透過型
のエリア形状をしており、写し込み文字部分のみが透明
になるように駆動され、この状態でランプ(例えばEL)
906が発光されて写し込みが実行される。
第11図乃至第15図は第5図のステップ603にて読み取
られる、シートフィルム1601,1701,1801,1901,2001に備
わったシートフィルム情報の記録位置を示すものであ
り、シートフィルム情報としては下記のものがある。
a)画像記録フォーマット(タテとヨコに何枚記録され
ているか、タテ/ヨコ比) b)フィルムシートのコントラスト(ガンマ) c)フィルムシートのベース色 d)フィルムシートのネガ/ポジ e)フィルムシートの粒状性 f)フィルムシートの現像処理方法 g)フィルムシート検索コード h)フィルムシートのラチチュード i)フィルムシートの色バランス 上記第11図、第12図及び第15図のシートフィルム160
1,1701,2001のタイプは前述の第6図に示した複写装置
及び第3図の再生装置41で使用できる形態のものであ
り、第13図及び第14図のシートフィルム1801,1901は再
生装置41のみでしか使用できない形態のものであり、以
下にそれぞれの詳細を述べる。
第11図のシートフィルム1601はバーコードタイプであ
り、各種情報がコード化されて、シートフィルム1601上
の一部にバーコード1602として印刷されている。この様
に印刷であると、複写装置での情報の取り扱いが可能と
なる。他の例として、潜像として記録しておくことも可
能である。この場合は再生装置41側だけでの情報の取り
扱いになるが、複写装置において情報の追加が可能とな
る。
第12図のシートフィルム1701の一部にノッチ1702によ
り情報が記録されている。この場合も複写装置でノッチ
を追加することにより、情報の追加が可能である。
第13図のシートフィルム1801は、灰色で、濃度のある
エリアを1802として記録することにより、オリジナルフ
ィルムを忠実に再生装置で再生することが可能となる。
すなわち、情報記録エリア1802を再生して、所定の濃度
の灰色に調整するだけで容易に補正が可能となる。
第14図はシートフィルム1901上に濃度情報1902及びカ
ラー情報1903をシートフィルム情報として記録してい
る。これは、潜像データとしてフィルム工場で入れてお
くことも可能であるし、複写装置において潜像として入
れることも可能である。この情報を使うことによって再
生装置側で濃度情報1902のエリアを実際に濃度測定を行
うことによってオリジナルフィルムの濃度との構成が可
能であり、複数の濃度情報の傾きからシートフィルム自
体のコントラストの測定が可能である。また、色情報19
03にRGB又はYMC等の露光があれば再生装置側で色測定を
行うことにより、オリジナルフィルムとの色の構成が可
能となる。
第15図はシートフィルム2001上に記録媒体2002及び電
気接点2003を備えたタイプである。記録媒体2002内にシ
ートフィルム情報を入れておくことにより、複写装置、
再生装置において記録、再生が可能となる。また、これ
には記憶容量を大きくするだけで、画像毎の撮影情報を
記録することも可能である。また、再生時にはシートフ
ィルム情報に関しては書き換え出来ないようにするのが
システム上良い。
第16図はシートフィルム上の画像データを検索し、ト
リミングするためのXY座標を付加した実施例である。
該図において、2101はシートフィルムであり、ここに
複写された画像各々のX,Y軸方向に座標目盛2103,2102が
写し込まれている。この座標目盛2103,2102を使うこと
により、画像2104の任意の位置のトリミングが第3図の
再生装置41において可能となる。
第17図は第16図の座標目盛2103,2102をシートフィル
ムに記録するための1例を示すものであり、第6図のマ
スク部材702の代りにマスク部材2201をセットすること
によりこの事が可能となる。2204は写し込み用のアパー
チャである。2202は第16図の座標目盛2102の写し込み用
の光源部材、2203は第16図の座標目盛2103の写し込み用
の光源部材であり、これらはマスク部材2201の図示の位
置に埋め込まれている。勿論、マスク部材2201上に第7
図の写し込み装置703が配置されることは言うまでもな
い。
第18図は座標目盛を写し込む為の他の構成例を示すも
のであり、該図において、2301はオリジナルの銀塩写真
フィルム、2303は写真画像、2302は画像写し込み用の光
源、2304はハーフミラーであり、目盛パターン形成部材
2305と画像2303を合成して、レンズ2308を通してシート
フィルム2307上に複写画像と座標目盛2309を写し込む。
2306は目盛パターン2305を照明するための光源である。
第19図は座標目盛形成の他の例を示すものであり、シ
ートフィルム2401の周辺に全て座標目盛が付いているタ
イプであり、例えば第17図、第18図の目盛パターンを拡
大して、一括してシートフィルム2401の周辺に座標目盛
2402として写し込む事によって可能である。
本実施例によれば、第1図に示す様に、シートフィル
ム上に画像を記録(複写)する領域に加えて、これら画
像に付随する撮影情報を記録する領域、或は記録媒体を
設けているので、銀塩写真フィルム上の画像とそれぞれ
に付随する撮影情報をまとめて同一のシートフィルムに
保持することが可能となり、つまり写真アルバムとして
の機能を持つ画像ファイルを形成でき、フィルムにある
画像固有の情報を失うこと無く、且つ1枚のシートに多
数の画像と情報が入り、物理的な取り扱いを向上させる
と共に、情報を使った最適な画像の再生が可能となる。
具体的には、ネガ/ポジ、ガンマ、濃度、オレンジベ
ース色、年月日等の情報を使って最適な画像処理再生が
可能となり、今までのディスプレイ上に再生してから処
理を加える手間が無くなることになる。
(発明と実施例の対応) 以上の実施例において、第1図の記録領域bに記録さ
れた複数の画像が本発明の複数の画像に、第1図の記録
領域aに記録された情報が本発明の画像の撮影時の情報
に、第1図の記録領域cに記録された情報が本発明の画
像の内容とは無関係な情報に、それぞれ相当する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、現像済み写真
フィルムの複数の画像及びそれに付随する撮影情報の取
り扱いを向上させることのできる画像記録シートが提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるフィルムシートを示す
図、第2図は第1図図示フィルムシートに複写される元
の銀塩写真フィルム上の画像及び撮影情報の状態を説明
する図、第3図は本実施例のシートフィルムより画像を
再生する為の処理を行う再生装置の一例を示す斜視図、
第4図は第3図図示再生装置のブロック図、第5図は同
じくその動作を示すフローチャート、第6図は本実施例
のシートフィルムへ画像を複写する複写装置の一例を示
す斜視図、第7図はその動作を示すフローチャート、第
8図は第7図の動作説明を助けるための図、第9図は第
6図図示複写装置のブロック図、第10図は第9図図示の
液晶及びランプの構成例を示す斜視図、第11図乃至第15
図はシートフィルム上に記録されたシートフィルム情報
の記録位置及びその形態の種々の例を示す図、第16図は
本発明の一実施例におけるトリミング時の指標となる座
標目盛を説明するための図、第17図はその座標目盛を複
写するための構成例を示す図、第18図は他の座標目盛を
複写するための構成例を示す図、第19図はトリミング時
の指標となる他の座標目盛を説明するための図である。 1……シートフィルム、41……再生装置、702……マス
ク部材、703……写し込み装置、704……アパーチャ、70
5……写し込み処理装置、706……結像レンズ、707……
シャッタ部材、709……センサ装置、1001……マスク部
材、1002……写し込み装置、1003……アパーチャ、1004
……写し込み処理装置、1006……センサ装置、1602……
バーコード、1702……ノッチ、1802……情報記録エリ
ア、1902……濃度情報、1903……カラー情報、2002……
記録媒体、2003……電気接点、2102,2103……座標目
盛、2202,2203……光源部材、2201……マスク部材、230
4……ハーフミラー、2305……目盛パターン形成部材、2
306……光源、2308……レンズ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像済み写真フィルムから取り出されて記
    録された複数の画像と、該記録された複数の画像のそれ
    ぞれと対応がとれる位置に前記画像とは別に前記現像済
    み写真フィルムから取り出されて記録されたそれぞれの
    画像の撮影時の情報と、前記記録された複数の画像のそ
    れぞれとは対応しない位置に記録された前記画像の内容
    とは無関係な情報とを有することを特徴とする画像記録
    シート。
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