JP2003250130A - レイアウト情報記録可能なカメラ - Google Patents

レイアウト情報記録可能なカメラ

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JP2003250130A
JP2003250130A JP2003005936A JP2003005936A JP2003250130A JP 2003250130 A JP2003250130 A JP 2003250130A JP 2003005936 A JP2003005936 A JP 2003005936A JP 2003005936 A JP2003005936 A JP 2003005936A JP 2003250130 A JP2003250130 A JP 2003250130A
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Hiroshi Yamada
浩 山田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1枚のシートに複数の静止画像を並べてプリン
トするシートの作成等に好適するレイアウト情報記録可
能なカメラを提供する。 【構成】本発明の一態様によると、1枚のシートに複数
の静止画像を並べてプリントするために使用されるレイ
アウト情報記録可能なカメラにおいて、被写体像を撮像
して光電変換する撮像部と、前記撮像部によって逐次撮
像された被写体像を静止画像として記録する画像記録手
段と、前記撮像部による撮像終了後に、編集情報を入力
するための編集情報入力手段と、前記編集情報入力手段
からの入力に応じて、前記画像記録手段に記録された複
数の静止画像を自動的にレイアウトしてプリントするか
否かを指定するレイアウト情報を前記画像記録手段に記
録する記録手段と、を具備したことを特徴とするレイア
ウト情報記録可能なカメラが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルバムシートの作
成等に好適するレイアウト情報記録可能なカメラに係
り、特に、電子映像手段と結合した編集機能を用いたレ
イアウト情報記録可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩フィルムを用いたカメラと電
子映像装置とを結合させ、撮影した被写体画像をその場
で確認することができるカメラが種々、提案されてい
る。
【0003】例えば、特許文献1には、シャッタ閉時に
はハーフミラーで光束をファインダ光学系へ分岐し、シ
ャッタ開時にはハーフミラーを回動して光束を撮像素子
と感光材料へ分岐させることにより、撮影時の被写体像
を即時に確認できるようにしたカメラが提案されてい
る。
【0004】また、特許文献2には、光学レンズの光軸
と交差するようにハーフミラーを設け、このハーフミラ
ーの透過光と反射光のうちの一方を銀塩フィルム上に導
くと共に、他方を電子撮像手段に導くことにより銀塩フ
ィルムに形成された画像そのものをその場で確認できる
ようにしたカメラが提案されている。
【0005】
【特許文献1】特開平1−133038号公報
【0006】
【特許文献2】実開昭63−120241号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許文献1、及び、特許文献2にて提案されている手法で
は、撮影時の被写体像を即時に確認できるが、撮影した
駒の編集、例えば、1枚のシートに複数の静止画像を並
べてプリントするシート上での撮影駒の並び換えなどの
手段は有していなかった。
【0008】従って、従来通り、現像済フィルムをプリ
ントした後に、それらプリントを選別して手作業でアル
バムシートに貼る必要があるため、ユーザの意図するア
ルバムが容易に作成できるものではなかった。
【0009】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、1枚のシートに複数の静止画像を並べ
てプリントするシートの作成等に好適するレイアウト情
報記録可能なカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 1枚のシートに複数の静
止画像を並べてプリントするために使用されるレイアウ
ト情報記録可能なカメラにおいて、被写体像を撮像して
光電変換する撮像部と、前記撮像部によって逐次撮像さ
れた被写体像を静止画像として記録する画像記録手段
と、前記撮像部による撮像終了後に、編集情報を入力す
るための編集情報入力手段と、前記編集情報入力手段か
らの入力に応じて、前記画像記録手段に記録された複数
の静止画像を自動的にレイアウトしてプリントするか否
かを指定するレイアウト情報を前記画像記録手段に記録
する記録手段と、を具備したことを特徴とするレイアウ
ト情報記録可能なカメラが提供される。
【0011】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 前記編集情報人力手段はカメラスイ
ッチであることを特徴とする(1)記載のレイアウト情
報記録可能なカメラが提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係る第1
実施形態に用いられるレイアウト情報記録可能なカメラ
の構成を示す図である。
【0013】このレイアウト情報記録可能なカメラは、
撮影レンズ1、絞り兼用のシャッタ2、このシャツタ2
を開閉させるシャッタ制御部3、銀塩フィルム4に塗布
された磁気記録層に情報を記録するための磁気ヘッド等
から成る磁気記録部5、上記銀塩フィルム4面にピント
を合わせるために上記撮影レンズ1を駆動するレンズ制
御部6から構成される。
【0014】さらに、上記カメラは、撮影レンズ1とは
別に設けられた撮像用のレンズ7、CCDやMOS等か
ら成る撮像部8、この撮像部8にピントを合わせるため
に上記レンズ7を駆動するレンズ制御部9、上記撮像部
8からの被写体の画像信号を処理する信号処理回路1
0、この信号処理回路10からの被写体像信号を記憶す
るメモリ11、上記撮像部8から出力される被写体像信
号または上記メモリ11に記憶された被写体像信号をモ
ニタ上に表示するための再生回路12、この再生回路1
2から出力される信号を表示する液晶表示装置(以下L
CDと記す)やCRT等から成る画像モニタ13、さら
に、銀塩フィルム4の撮影終了後に編集情報を入力する
ための編集情報入力部14、各駒のレイアウトに関する
機能を記憶している編集機能メモリ15、この編集機能
メモリ15中の編集モードを選んで入力する編集モード
入力回路16、上記編集情報入力部14で入力された各
駒に対応した編集情報を記憶しておく編集情報メモリ1
7、このカメラ全体の動作の制御を行うマイクロコンピ
ュータ等から成る制御回路18から構成される。
【0015】なお、上記編集情報は、不図示のカメラス
イッチ、例えば、トリミングスイッチ等のキー入力情報
や日付情報、露出情報等の編集にあたって使用される情
報である。
【0016】また、上記編集機能メモリ15は、編集機
能に関する制御プログラムが記憶されているものであ
り、例えば、ICカード、ROMパック、光カード、光
磁気カード、バーコード等である。
【0017】次に、本第1実施形態のレイアウト情報記
録可能なカメラの動作について説明する。
【0018】図2は、第1実施形態のカメラの動作につ
いて説明するために示すフローチャートである。
【0019】まず、ユーザは画像モニタ13を使って被
写体像を確認する。撮像部8上の被写体像は光電変換さ
れて信号処理回路10に送られる。
【0020】この信号処理回路10からの出力信号のコ
ントラスト信号に基づいて、制御回路18はレンズ制御
部9を介してレンズ7を駆動し、撮像部8上にピントを
合わせる(ステップS1)。
【0021】次に、レリーズスイッチ(不図示)を押し
て撮影動作に入ると、レンズ制御部6はレンズ7の駆動
量に対応した量だけ、撮影レンズ1を駆動して銀塩フィ
ルム4上にピントを合わせる。
【0022】次に、制御回路18はシャッタ制御部3を
介してシャッタ2を所定時間だけ開口する(ステップS
2)。
【0023】同時に、銀塩フィルム4に露光するタイミ
ングと同じタイミングで、制御回路18は被写体像信号
をメモリ11に記憶し、ここに記憶された被写体像信号
は画像モニタ13上に静止画像として表示される(ステ
ップS3)。
【0024】図3は、このときの画像モニタ13上に表
示される静止画像の一例を示す図であり、この画像モニ
タ13に使用されているLCDの1画面が、後述するア
ルバムシート1枚に相当する。
【0025】このアルバムシート1枚は、画面を6分割
しており、それぞれに写真1駒が対応している。
【0026】つまり、Aが1駒目、Bが2駒目、Cが3
駒目、Dが4駒目、Eが最新の5駒目であり、Fには現
在の被写体像が動画表示されている。
【0027】続いて、編集情報の入力を行う。例えば、
最新の5駒目をアルバムシート上のEの位置に配置した
くない場合、キー操作(不図示)により、この5駒目を
希望の位置に移動する等の入力を行う(ステップS
4)。
【0028】この編集情報入力が終了すると、制御回路
18はフィルム給送を開始させ(ステップS5)、アル
バムシート上のレイアウト位置等の上記編集情報を銀塩
フィルム4の磁気記録層に記録される(ステップS
6)。
【0029】なお、本第1実施形態では、画像モニタ1
3のLCDの画面を6分割して表示していたが、LCD
の画面の分割数については、それより多い分割数、また
は、少ない分割数としても良いし、通常撮影時は分割せ
ず現在の被写体像を大きく全画面で表示しておいて、編
集情報入力時のみ分割画面に切り換えても良い。
【0030】次に、本発明に係る第1実施形態のラボラ
トリ等にてプリント処理を行うレイアウト情報を用いた
プリント装置について説明する。
【0031】図4は、第1実施形態のレイアウト情報を
用いたプリント装置の構成を示す図である。
【0032】このプリント装置は、現像処理済みの銀塩
フィルム19の磁気記録層に記録された編集情報を読み
取る磁気読取回路20、フィルム給送部21、銀塩フィ
ルム19のISO感度等を検出するフィルム情報検出回
路22、プリント露光のための赤(R)、緑(G)、青
(B)のランプ23、上記フィルム情報検出回路22の
情報に基づいて上記ランプ23を制御する光源制御回路
24、上記ランプ23の光を集光するレンズ25、上記
銀塩フィルム19の1駒分の開口を有するマスク26、
上記銀塩フィルム19を通過した光を印画紙27へ導く
レンズ28、写真1駒分の開口を有するマスク29、上
記印画紙27のサイズや、感光度等を読み取る印画紙情
報読取回路30、印画紙27をX、Y方向に移動し、所
定の位置にて露光するように制御する印画紙制御部3
1、このプリンタ装置全体の動作の制御を行うプリンタ
制御回路32から構成される。
【0033】次に、第1実施形態のレイアウト情報を用
いたプリント装置の動作について説明する。
【0034】図5は、第1実施形態のレイアウト情報を
用いたプリント装置におけるプリント処理の動作を示す
フローチャートである。
【0035】プリント制御回路32は、銀塩フィルム1
9の磁気記録層に記録された編集情報に基づいて、印画
紙27上の指定位置に1駒がプリントされるように、印
画紙制御部31により印画紙27を移動させ、プリント
位置を決定する(ステップS7)。
【0036】続いて、プリント制御回路32は、光源制
御回路24によりランプ23のR、G、Bの各々の発光
時間を制御させ、1駒分露光させる(ステップS8)。
【0037】さらに、プリント制御回路32は、フィル
ム給送部21により銀塩フィルム19を給送させ(ステ
ップS9)、次の駒も同様に、次の印画紙27上の指定
位置にて露光させる。
【0038】そして、全駒の露光が終了したら(ステッ
プS10)、プリント制御回路32は、フィルム給送部
21を介して銀塩フィルム19をパトローネ内に巻き戻
させ(ステップS11)終了する。
【0039】以上のようにして、本プリント装置にてプ
リントしたのが、図6に示すアルバムシートである。
【0040】次に、第1実施形態のレイアウト情報記録
可能なカメラにおける編集情報入力のアルバムシートの
編集例について説明する。
【0041】図7は、上記編集例についての処理を説明
するために示すフローチャートである。
【0042】上述した図2に示したフローチャートにお
ける編集情報入力は、1駒撮影後、その都度その場に
て、アルバムシート上にその駒のレイアウト位置を入力
していた。
【0043】しかし、フィルム1本全部の撮影が終了し
た後、まとめて全駒各々のレイアウト位置を指定入力す
ることも可能であり、この編集例の処理を示すのがこの
フローチャートである。
【0044】まず、制御回路18は、メモリ11内に記
憶された被写体像信号を呼び出し(ステップS12)、
画像モニタ13の画面分割数に応じた駒数を該画像モニ
タ13のLCDに表示させる(ステップS13)。これ
が、アルバムシート1頁に相当する。
【0045】次に、上述した図2に示したフローチャー
トにおける編集情報入力と同様に、ユーザにより移動目
的の駒がアルバムシート上の希望とされるレイアウト位
置に移動される。
【0046】そして、このレイアウト位置の編集情報
は、一旦、メモリ11に記憶される(ステップS1
4)。
【0047】次に、アルバムシート次頁目に相当する駒
数を表示し、同様にレイアウト位置を指定入力する。
【0048】このようにして、全駒のレイアウト位置の
指定入力が終了したら(ステップS15)、制御回路1
8は先程記憶したメモリ11内のレイアウト位置の編集
情報を銀塩フィルム4を給送させながら(ステップS1
6)、順次、対応した駒の磁気記録層に記録させる(ス
テップS17)。
【0049】この磁気記録終了後、銀塩フィルム4を巻
き戻し(ステップS18)、本処理を終了させる。
【0050】なお、本編集例では、ユーザが全撮影駒に
ついて全てマニュアルでレイアウト位置を指定していた
が、撮影された順番にアルバムシート上に自動的にレイ
アウト位置を決定していくような自動レイアウトを設定
できるようにしておいて、自動的に各駒の磁気記録層に
レイアウト位置の編集情報を磁気記録するようにしても
良い。
【0051】また、各駒の磁気記録層にレイアウト位置
の編集情報を記録する代りに、フィルムの1駒目より前
フィルムの先頭部分に自動レイアウトであることを指定
する情報を記録しておけば、ラボラトリではそのフィル
ムは自動レイアウト指定のフィルムであると確認し、ラ
ボラトリで撮影順番通りに自動レイアウトすることも可
能である。
【0052】また、上記自動レイアウトでも不要な駒を
指定し、その駒の磁気記録層に削除の情報を磁気記録し
ておけば、その駒を除外して自動レイアウトするように
することも可能である。
【0053】このように、自動レイアウトの場合は、本
第1実施形態の電子映像部分であるレンズ7、レンズ制
御部9、撮像部8、信号処理回路10、メモリ11、再
生回路12、画面モニタ13は無くても良く、通常の銀
塩フィルムを用いるカメラの構成と磁気記録部のみでも
レイアウト位置の編集情報は記録可能である。
【0054】また、図6に示したアルバムシートは片面
プリントであるが、両面プリントにすることも可能であ
る。
【0055】次に、本発明に係る第1実施形態のレイア
ウト情報記録可能なカメラ及びそのレイアウト情報を用
いたプリント装置におけるアルバムシートの編集例につ
いて、図8を用いて説明する。
【0056】図8の(a)は、撮影駒が縦位置、横位置
に混在している場合のアルバムシートの編集例を示す図
である。
【0057】1本のフィルム中の撮影駒が縦位置や横位
置に混在している場合は、所定駒数を1枚のアルバムシ
ートにレイアウトしたとき、ある撮影駒の写真がアルバ
ムシートからはみ出してしまうような場合が生じる。
【0058】このような場合は、プリンタ装置で自動的
に縦位置の写真、または、横位置の写真、または、両方
の写真のプリント倍率を変えて1枚のアルバムシートに
適格に納まるようにする。
【0059】図8の(b)は、アルバムシートのサイズ
や、1冊のアルバムとして綴じるための穴径や、穴位置
等を市販のアルバムメーカ、例えば、ナカバヤシ社製の
“フエルアルバム(登録商標)”等のフォーマットに合
わせた場合の編集例を示す図である。
【0060】図8の(c)は、写真1駒ごとに切り離せ
るように、ミシン目をアルバムシートに入れた編集例を
示す図である。
【0061】この編集例によれば、同じ駒を複数個レイ
アウト指定しておけば、同じ写真を複数枚採取すること
ができ、焼増しと同様に使用することができる。
【0062】図8の(d)は、アルバムシートとしてプ
リントするときに、ラボラトリにて駒画面外に日付をプ
リントした編集例を示す図である。
【0063】なお、この編集例は1駒1枚づつの写真の
画面内に日付を入れるのと異なり、駒画面外の余白部を
有効に利用することができる。また、このとき、日付以
外のコメント等を入れることも可能である。
【0064】さらに、レイアウト位置の編集情報以外の
撮影情報を各駒の磁気記録層に記録しておき、それら種
々のデータをバーコードでプリントして置き、利用する
こともできる。
【0065】図8の(e)は、図8の(c)にて示した
例では各写真1駒づつが台紙ごとにミシン目で切り離せ
るようにしていたが、本編集例は各写真1駒ごとを台紙
からはがせるようなシール状にした編集例を示す図であ
る。
【0066】よって、この編集例によれば、各写真1駒
ごとが台紙からはがせるようなシール状になっているの
で、アルバムシートからはがして他の物に自由に貼る等
に利用することができる。
【0067】以上説明したように、本第1実施形態によ
れば、ユーザがアルバム作成後の写真駒の入れ換え等の
レイアウト変更を特別な装置を用いることなく、ユーザ
自身によって行うことができると共に、プリントする前
にアルバムシート上のレイアウトを確認することができ
る。
【0068】なお、本第1実施形態によれば、アルバム
シート1枚の形にて編集していたが、数頁綴じた1冊の
アルバムの形で編集してユーザに戻しても良い。
【0069】また、アルバムシート1頁の数倍の大きさ
の印画紙に焼きつけて、それを折りたたむことで、1冊
のアルバムをつくるようにしても良い。
【0070】さらに、ラボラトリにおいてアルバムシー
トを作成していたが、ラボラトリに限らず、ビデオプリ
ンタ等に代表される家庭用のプリンタを用いて、銀塩画
像→電子画像信号→紙へのプリントの流れで、家庭にお
いても同様の処理を行うことができる。
【0071】また、電子画像を記憶している上記メモリ
11から直接プリントすることも可能である。
【0072】次に、本発明に係る第2実施形態の現像済
フィルムから写真を編集するレイアウト情報を用いたプ
リント装置について説明する。
【0073】図9は、第2実施形態のレイアウト情報を
用いたプリント装置の構成を示す図である。
【0074】このプリント装置は、現像処理済みの銀塩
フィルム19を照射する光源33、この光源33を制御
する光源制御回路34、銀塩フィルム19を介した光を
集光するレンズ35、CCD等から成る撮像部8、上記
撮像部8からの被写体の画像信号を処理する信号処理回
路10、被写体像信号を記憶するメモリ11、上記撮像
部8に入射する被写体像信号または上記メモリ11に記
憶された被写体像信号をモニタ上に表示するための再生
回路12、この再生回路12から出力される信号を表示
する液晶表示装置(以下LCDと記す)やCRT等から
成る画像モニタ13、さらに、銀塩フィルム19に塗布
された磁気記録層に情報を記録するための磁気ヘッド等
から成る磁気記録部5、この磁気記録層に記録された編
集情報を読み取る磁気読取回路20、フィルム給送部2
1から構成される。
【0075】さらに、このプリント装置は、撮影終了後
に編集情報を入力するための編集情報入力部14、各駒
のレイアウトに関する機能を記憶している編集機能メモ
リ15、上記編集情報入力部14で入力された各駒に対
応した編集情報を記憶しておく編集情報メモリ17、ト
リミング、日付等の後処理情報を入力するための後処理
情報入力部36、このプリント装置全体の動作の制御を
行うマイクロコンピュータ等から成る制御回路18から
構成される。
【0076】なお、上記編集情報は、不図示のカメラス
イッチ、例えば、トリミングスイッチ等のキー入力情報
や日付情報、露出情報等の編集にあたって使用される情
報である。
【0077】また、上記編集機能メモリ15は、編集機
能に関する制御プログラムが記憶されているものであ
り、例えば、ICカード、ROMパック、光カード、光
磁気カード、バーコード等である。
【0078】次に、第2実施形態のレイアウト情報を用
いたプリント装置の動作について説明する。
【0079】この第2実施形態のレイアウト情報を用い
たプリント装置の動作は、基本的には第1実施形態の図
2、図7に示したフローチャートとほぼ同じであるが、
さらに詳細に説明する。
【0080】図10は、第2実施形態のレイアウト情報
を用いたプリント装置において、ユーザが好みのレイア
ウトでアルバムシートを作成するマニュアルレイアウト
の場合の編集作業処理を説明するために示すフローチャ
ートである。
【0081】ラボラトリより返却されたパトローネ入り
の現像済の銀塩フィルム19を本プリント装置にセット
する。
【0082】まず、制御回路18は光源33をオンし
(ステップS21)、銀塩フィルム19を給送し(ステ
ップS22)、1駒目の磁気情報を読み取り記憶してお
く(ステップS23)。
【0083】次に、制御回路18は上記光源33で照射
された画像をレンズ35を介して、撮像部8にて電気信
号に変換させ、信号処理回路10、再生回路12により
上記画像を画像モニタ13に再生させる(ステップS2
4)。
【0084】ユーザにより、この再生された画像がレイ
アウト変更を目的とする画像か否かが判断され(ステッ
プS25)、目的の画像でなければメモリ11に格納後
(ステップS34)、ステップS22へ戻り次の駒に進
む。
【0085】一方、目的の画像であれば、次に、レイア
ウト以外の後処理情報、例えば、トリミング、日付、露
出補正、色補正等の書き換えを行うか否かが判断され
(ステップS26)、書き換えを行う場合はステップS
36へ移行し、書き換えを行わない場合はステップS2
7へ移行する。
【0086】まず、後処理情報の書き換えを行う場合の
ステップ36からステップS41までの処理について説
明する。
【0087】制御回路18は先に読み取った旧後処理情
報を文字情報として画像モニタ13に画像と合わせて表
示させ(ステップS36)、書き換えを行う場合はステ
ップS38へ移行し、書き換えを行わない場合はステッ
プS27へ移行する。
【0088】ステップS38では、ユーザは書き換え情
報をキーボードやマウス(不図示)等で指定し、新たな
後処理情報として入力する(ステップS38)。
【0089】入力が終了すると、制御回路18は銀塩フ
ィルム19を給送させながら(ステップS39)、入力
された後処理情報を上記銀塩フィルム19の磁気記録層
に磁気記録させる(ステップS40)。
【0090】後処理情報の書き換えが終了したときはス
テップS27へ移行し、終了していないときはステップ
S36へ戻る(ステップS41)。
【0091】次に、後処理情報の書き換えを行わない場
合のステップ27からステップS32までの処理につい
て説明する。
【0092】ユーザによりアルバムシート上のレイアウ
ト変更を行うか否かが判断され(ステップS27)、レ
イアウト変更を行わない場合はメモリ11に格納後(ス
テップS35)、ステップS22へ戻る。
【0093】一方、レイアウト変更を行う場合は、一
度、メモリ11に格納し(ステップS28)、このデー
タを用いて1駒画像を画像モニタ13上でキーボードや
マウス(不図示)等を用いて希望する位置まで移動させ
る(ステップS29)。
【0094】図11は、このときの画像モニタ13上の
様子について説明するために示す図である。
【0095】なお、ここでは、移動前に1駒画像をメモ
リ11に格納しているが、信号処理回路10からの画像
信号が画像モニタ13上の希望の位置にくるように再生
回路12で偏移処理して表示しておいて、後でメモリ1
1に格納するようにしても良い。
【0096】続いて、レイアウト位置が決定したら(ス
テップS30)、制御回路18は銀塩フィルム19を給
送させながら(ステップS31)、レイアウト変更後の
編集情報を上記銀塩フィルム19の磁気記録層に記録さ
せる(ステップS32)。
【0097】続けて編集を行う場合は次の駒に進むため
にステップS22へ戻り、編集を行わない場合は本処理
を終了する(ステップS33)。
【0098】次に、第2実施形態のレイアウト情報を用
いたプリント装置における自動レイアウトの編集作業に
ついて説明する。
【0099】図12は、第2実施形態のレイアウト情報
を用いたプリント装置における自動レイアウトの編集作
業処理を説明するために示すフローチャートである。
【0100】この自動レイアウトは、ユーザが各駒のレ
イアウトを全て指示しなくても、自動的にレイアウト情
報を磁気記録していく場合である。
【0101】例えば、駒画像を撮影順にアルバムシート
上に左上からレイアウトしていくなどの決まりに従って
レイアウトする場合である。
【0102】現像済の銀塩フィルム19をセット後、制
御回路18は光源33をオンする(ステップS51)。
【0103】次に、銀塩フィルム19中の全ての駒を自
動レイアウトする全自動レイアウトか否かが判断され
(ステップS52)、全自動レイアウトの場合は、制御
回路18は銀塩フィルム19を給送させながら(ステッ
プS60)、全ての駒に対応する上記銀塩フィルム19
の磁気記録層に編集情報を一括して磁気記録させて(ス
テップS61)、本処理を終了する。
【0104】一方、全自動レイアウトでない場合、すな
わち、全ての駒をレイアウトせず、不要な駒を削除して
自動レイアウトする場合には、銀塩フィルム19を給送
し(ステップS53)、1駒目の磁気情報を読み取り記
憶しておく(ステップS54)。
【0105】次に、制御回路18は上記光源33で照射
された画像をレンズ35を介して、撮像部8にて電気信
号に変換させ、信号処理回路10、再生回路12により
上記画像を画像モニタ13に再生させる(ステップS5
5)。
【0106】ユーザにより、この再生された画像が削除
を行う画像か否かが判断され(ステップS56)、削除
を行わない画像であればステップS52へ戻り、次の駒
に進む。
【0107】一方、削除を行う画面であれば、制御回路
18は銀塩フィルム19を給送させながら(ステップS
57)、その駒の磁気記録層に削除のデータを磁気記録
させる(ステップS58)。
【0108】次に、上記自動レイアウトが終了か否かが
判断され(ステップS59)、終了でない場合はステッ
プ53へ戻り、次の駒へ進み、終了の場合は本処理を終
了させる。
【0109】以上説明したように、本第2実施形態で
は、プリントする前にアルバムシート上のレイアウトを
確認することができる。
【0110】なお、本第2実施形態では、マニュアルレ
イアウトの場合と自動レイアウトの場合の処理を示した
が、フィルム1本の途中でマニュアルレイアウトから自
動レイアウトに切り換えて作業することも可能である。
【0111】また、本第2実施形態では、メモリ11を
用いて画像モニタ13上のアルバムシート枠内に複数の
撮影駒を表示してレイアウトするようにしたが、ここで
画像モニタ13上の表示を現在光源にて照射されている
駒のみにして、規定の位置に対応したレイアウト情報を
その都度磁気記録するようにすれば、メモリ11は不要
である。
【0112】さらに、画像モニタ13、再生回路12、
制御回路18、編集情報入力部14や後処理情報入力部
36等の編集情報の入力部等を市販のパーソナルコンピ
ュータやファミリーコンピュータ等を使用し、レイアウ
ト機能をパーソナルコンピュータソフト、ファミリーコ
ンピュータソフト等で制御するようにしても良い。
【0113】次に、本発明に係る第3実施形態の現像済
フィルムから写真を編集するレイアウト情報を用いたプ
リント装置について説明する。
【0114】図13は、第3実施形態のレイアウト情報
を用いたプリント装置の構成を示す図である。
【0115】上記第2実施形態では、現像済の銀塩フィ
ルム19の画像を画像モニタ13で確認しながら編集情
報を入力するようにしたが、本第3実施形態ではモニタ
を使用せずに編集情報を入力するものであり、ほぼ図9
に示した第2実施形態の構成から画像再生手段を削除し
た構成となっている。
【0116】このプリント装置は、現像処理済みの銀塩
フィルム19、この銀塩フィルム19に塗布された磁気
記録層に情報を記録するための磁気ヘッド等から成る磁
気記録部5、この磁気記録層に記録された編集情報を読
み取る磁気読取回路20、フィルム給送部21から構成
される。
【0117】さらに、このプリント装置は、撮影終了後
に編集情報を入力するための編集情報入力部14、この
編集情報入力部14によって入力される編集情報を表示
する表示器37、このプリント装置全体の動作の制御を
行うマイクロコンピュータ等から成る制御回路18から
構成される。
【0118】なお、上記編集情報は、不図示のカメラス
イッチ、例えば、トリミングスイッチ等のキー入力情報
や日付情報、露出情報等の編集にあたって使用される情
報である。
【0119】また、銀塩フィルム19に撮影されている
内容が確認できるような写真、または、文字で表示され
ており、通常、現像済の銀塩フィルム19と共にユーザ
に返却されるインデックスシート38、作成されるアル
バムシートの見本となる見本シート39を必要とする。
【0120】次に、第3実施形態のレイアウト情報を用
いたプリント装置におけるレイアウトの編集作業の処理
について説明する。
【0121】図14の(a)は、第3実施形態のプリン
ト装置におけるレイアウトの編集作業処理を説明するた
めに示すフローチャートである。
【0122】ラボラトリより返却されたパトローネ入り
の現像済の銀塩フィルム19を本プリント装置にセット
する。
【0123】まず、インデックスシート38を見なが
ら、希望駒まで銀塩フィルム19を給送する(ステップ
S71)。
【0124】駒情報は銀塩フィルム19の磁気記録層に
記録されているので、磁気読取回路20により読み取る
ことで自動的に希望駒を選ぶことができる。
【0125】さらに、銀塩フィルム19の磁気記録層に
記録されている旧編集情報を読み取り(ステップS7
2)、表示器37の、例えば、ドットマトリクスタイプ
のLCDやLED等に表示する(ステップS73)。
【0126】図14の(b)は、このときの表示器37
の表示例について説明するために示す図である。
【0127】ここで、ユーザにより上記旧編集情報をオ
ーバーライト(上書き)するか否かが判断され(ステッ
プS74)、オーバーライトしない場合は、ステップS
71へ戻り、オーバーライトする場合は、その駒をアル
バムシートのどの位置にレイアウトするかが決定され入
力される(ステップS75)。
【0128】図14の(c)は、このときに用いられる
アルバム見本シート39を説明するために示す図であ
る。
【0129】例えば、2駒目をアルバムシート上のBの
位置にレイアウトしたいときは、2Bと編集情報入力部
より入力する。
【0130】次に、制御回路18は銀塩フィルム19を
給送させながら(ステップS76)、その駒の磁気記録
層に編集情報を磁気記録させる(ステップS77)。
【0131】続けて編集を行う場合は次の駒に進むため
にステップS71へ戻り、編集を行わない場合は本処理
を終了する(ステップS78)。
【0132】図15は、第3実施形態のレイアウト情報
を用いたプリント装置におけるレイアウトの編集作業の
処理の変形例を示すフローチャートである。
【0133】このレイアウトの処理は、図14の(a)
に示したレイアウトの処理において、旧編集情報の読み
取り、表示を行わない場合であり、ステップS72〜ス
テップS74を削除した処理である。
【0134】ラボラトリより返却されたパトローネ入り
の現像済の銀塩フィルム19を本プリント装置にセット
する。
【0135】まず、インデックスシート38を見なが
ら、希望駒まで銀塩フィルム19を給送する(ステップ
S81)。
【0136】駒情報は銀塩フィルム19の磁気記録層に
記録されているので、磁気読取回路20により読み取る
ことで自動的に希望駒を選ぶことができる。
【0137】ここで、ユーザによりこの希望駒をアルバ
ムシートのどの位置にレイアウトするかが決定され入力
される(ステップS82)。
【0138】続いて、制御回路18は銀塩フィルム19
を給送させながら(ステップS83)、その駒の磁気記
録層に編集情報を磁気記録させる(ステップS84)。
【0139】続けて編集を行う場合は、次の駒に進むた
めにステップS81へ戻り、編集を行わない場合は本処
理を終了する(ステップS85)。
【0140】次に、本発明に係る第4実施形態の特別な
装置なしにアルバムシートを作る場合について説明す
る。
【0141】図16の(a)は、第4実施形態の特別な
装置を使用せずにアルバムシートを作る場合の構成を示
す図である。
【0142】この第4実施形態の構成は、インデックス
シート38、現像済の銀塩フィルム19、裏側等に駒N
oが付記された1駒ずつプリントされたプリント(写
真)40、アルバムシートを注文する時に使用するアル
バム注文用紙41から構成される。そして、この結果、
作成されるのがアルバムシート42である。
【0143】まず、ユーザはインデックスシート38、
または、現像済の銀塩フィルム19、または、駒No付
きのプリント40を見ながら、希望する駒及びその駒の
希望するレイアウト位置をアルバム注文用紙41に手書
きで書き込む。
【0144】図16の(b)は、このアルバム注文用紙
41についての一例を説明するために示す図である。
【0145】次に、ユーザはこのアルバム注文用紙41
と現像済の銀塩フィルム19を合わせてラボラトリに提
出すれば、ラボラトリにて上述の第2実施形態、第3実
施形態等の装置を用いて希望位置に写真がレイアウトさ
れたアルバムシート42が作成され、ユーザはそのアル
バムシート42を受け取ることができる。
【0146】なお、本発明の上記実施態様によれば、以
下のごとき構成が得られる。 (1) 被写体像を銀塩フィルムに露光するための露光
手段と、上記銀塩フィルム上の情報記録部に、2以上の
静止画像を1枚のシートにプリントするためのレイアウ
ト情報を記録するための情報記録手段と、を具備したこ
とを特徴とするカメラ。
【0147】上記(1)に記載のカメラによれば、撮影
時にレイアウト情報を記録することができ、このレイア
ウト情報に従って1枚のシートにプリントすることが可
能となるので、手作業でプリントをアルバムに貼る必要
がなくなる。
【0148】(2) 撮像手段とこの撮像手段によって
取り込まれた画像を表示するためのモニタ手段を有する
上記(1)に記載のカメラ。
【0149】上記(2)に記載のカメラによれば、モニ
タ画面にてレイアウト情報を見ることが可能となる。
【0150】(3) 上記レイアウト情報を手動入力す
るための手段を有することを特徴とする上記(1)また
は(2)に記載のカメラ。
【0151】上記(3)に記載のカメラによれば、撮影
者の好みに応じて撮影した被写体像を自在にレイアウト
変更することができる。
【0152】(4) 被写体像を静止画像として記録す
る画像記録手段と、上記画像記録手段に記録された静止
画像を写真としてプリントするプリンタ手段と、を具備
し、上記プリンタは少なくとも2つ以上の上記静止画像
を1枚のシートにプリントすることを特徴とするプリン
ト装置。
【0153】上記(4)に記載のプリント装置によれ
ば、1枚のシートにプリントすることが可能となるの
で、手作業でプリントをアルバムに貼る必要がなくな
る。
【0154】(5) 被写体像を静止画像として記録す
る銀塩フィルムと、上記銀塩フィルムに画像以外の情報
を記録する情報記録手段と、上記銀塩フィルムに記録さ
れた静止画像を写真としてプリントするプリンタ手段
と、とを具備し、上記プリンタは上記情報記録手段によ
って記録されたレイアウト情報に基づいて少なくとも2
つ以上の上記静止画像を1枚のシートにプリントするプ
リント装置。
【0155】上記(5)に記載のプリント装置によれ
ば、情報記録手段によって銀塩フィルム上に記録された
レイアウト情報に従ってプリントすることができる。
【0156】(6) 上記レイアウト情報が無効もしく
は未記録の場合は自動的に撮影順にレイアウトする制御
回路を有する上記(5)に記載のプリント装置。
【0157】上記(6)に記載のプリント装置によれ
ば、銀塩フィルムに記録された静止画像のプリントの自
動レイアウトができる。
【0158】(7) 銀塩フィルム上に被写体像を結像
させるための第1光学系と、上記被写体像を記録するた
めの撮像素子と、上記撮像素子上に上記被写体像を結像
させるために上記第1光学系とは別に設けられるか、も
しくは上記第1光学系と一部を共用した第2光学系と、
撮影動作に連動して上記銀塩フィルム上に露光を行う露
出手段と、上記撮影動作に連動して上記撮像素子上の上
記被写体像を記憶するメモリと、上記メモリに記憶され
た上記被写体像を再生するモニタと、上記銀塩フィルム
上に情報を記録するための情報記録手段と、上記銀塩フ
ィルムを現像、プリントし1枚のアルバムシートにする
時に必要なレイアウト情報を上記情報記録手段を用いて
記録させる制御手段と、を具備することを特徴とするカ
メラ。
【0159】上記(7)に記載のカメラによれば、カメ
ラにおいてレイアウト情報を撮影時に記録することが可
能となる。
【0160】(8) 上記制御手段は、上記銀塩フィル
ムを現像、プリントし1枚のアルバムシートにする時に
必要なレイアウト情報を上記モニタ上に再生された被写
体像から決定し上記情報記録手段を用いて記録させるこ
とを特徴とする上記(7)に記載のカメラ。
【0161】上記(8)に記載のカメラによれば、モニ
タ画面を見ながらプリントのレイアウト編集を行うこと
ができる。
【0162】(9) 上記レイアウト情報に基づいて上
記アルバムシートをプリントするプリンタ手段を具備
し、上記レイアウト情報が無効もしくは未入力の場合で
も自動的にレイアウトする制御回路を具備することを特
徴とする上記(7)に記載のプリント装置。
【0163】上記(9)に記載のプリント装置によれ
ば、カメラを用いてレイアウト情報を記録した場合に、
レイアウト情報が無効もしくは未入力であっても自動的
にプリント装置においてレイアウト編集を行うことがで
きる。
【0164】(10) 情報記録部を有し、被写体像を
静止画像として記録された銀塩フィルムを使用する編集
装置において、複数の静止画像を1枚のシートにプリン
トする際に必要なレイアウト情報を設定する設定手段
と、この設定手段によって設定された上記レイアウト情
報を上記情報記録部に記録する情報記録手段と、を具備
したことを特徴とする編集装置。
【0165】上記(10)に記載の編集装置によれば、
カメラからフィルムを取り出した後であっても、プリン
トのレイアウト編集を行うことができる。
【0166】(11) 上記銀塩フィルムに記録された
上記静止画像をモニタ上に再生する画像再生手段を具備
する上記(10)に記載の編集装置。
【0167】上記(11)に記載の編集装置によれば、
モニタ画面を見ながらレイアウト編集を行うことができ
る。
【0168】(12) 上記画像再生手段は、現像済フ
ィルムの静止画像を撮像素子上に結像させるための光学
系と、上記撮像素子からのイメージ信号に基づいてモニ
タに画像を表示する表示手段とを具備する上記(11)
に記載の編集装置。
【0169】上記(12)に記載の編集装置によれば、
現像済フィルムを用いてプリントのレイアウト編集を行
うことができる。
【0170】(13) 被写体像を静止画像として記録
する銀塩フィルムと、上記銀塩フィルム上の磁気記録層
に画像以外の情報を記録する情報記録手段と、上記銀塩
フィルムの現像済静止画像を撮像素子上に結像させるた
めの光学系と、上記撮像素子上の静止画像を再生するモ
ニタと、上記静止画像をプリントし、1枚のアルバムシ
ートにする時に必要なレイアウト情報を上記情報記録手
段に入力するための入力手段を具備し、上記レイアウト
情報は撮影順または指定駒を除いて撮影順に自動レイア
ウトすることを特徴とする編集装置。
【0171】上記(13)に記載の編集装置によれば、
自動的にレイアウト編集を行うことができる。
【0172】(14) 被写体像を静止画像として記録
する画像記録手段と、上記画像記録手段に記録された静
止画像を写真としてプリントするプリンタ手段と、アル
バム上の写真レイアウト位置を指定するレイアウト指定
手段と、を具備し、上記プリンタ手段は上記レイアウト
指定手段に基づいて少なくとも2以上の静止画像を1枚
のシートにプリントすることを特徴とする編集装置。
【0173】上記(14)に記載のプリント装置によれ
ば、2つ以上の静止画像がプリントされた1枚のシート
を得ることができる。
【0174】(15) 上記レイアウト指定手段は、紙
に書かれたレイアウト情報を手動で入力されることを特
徴とする上記(14)に記載の編集装置。
【0175】上記(15)に記載のプリント装置によれ
ば、特別な装置を持たなくてもプリントのレイアウト情
報を入力することができる。
【0176】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、1枚
のシートに複数の静止画像を並べてプリントするシート
の作成等に好適するレイアウト情報記録可能なカメラを
提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のレイアウト情報記録可能なカ
メラの構成を示す図である。
【図2】 第1実施形態のレイアウト情報記録可能なカ
メラの編集作業の処理を示すフローチャートである。
【図3】 第1実施形態での画像モニタ13上に静止画
像として表示される一例を示す図である。
【図4】 第1実施形態によるレイアウト情報を用いた
プリント装置の構成を示す図である。
【図5】 第1実施形態のレイアウト情報を用いたプリ
ント装置のプリント処理の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】 第1実施形態のプリント装置にてプリントし
たアルバムシートの一例を示す図である。
【図7】 第1実施形態のレイアウト情報記録可能なカ
メラの編集作業の他の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図8】 第1実施形態のカメラ及びプリント装置での
アルバムシートの編集例を示す図である。
【図9】 第2実施形態によるレイアウト情報を用いた
プリント装置の構成を示す図である。
【図10】 第2実施形態のレイアウト情報を用いたプ
リント装置でのマニュアルレイアウトの編集作業の処理
を示すフローチャートである。
【図11】 第2実施形態のレイアウト情報を用いたプ
リント装置でのマニュアルレイアウトの編集作業時の画
像モニタ13の表示を示す図である。
【図12】 第2実施形態のレイアウト情報を用いたプ
リント装置での自動レイアウトの編集作業の処理を示す
フローチャートである。
【図13】 第3実施形態によるレイアウト情報を用い
たプリント装置の構成を示す図である。
【図14】 第3実施形態によるレイアウト情報を用い
たプリント装置でのレイアウトの編集作業の処理を示す
フローチャートと、このときの表示器35の表示例を示
す図である。
【図15】 第3実施形態によるレイアウト情報を用い
たプリント装置でのレイアウトの編集作業の処理の変形
例を示すフローチャートである。
【図16】 第4実施形態の特別な装置を使用せずにア
ルバムシートを作る場合の構成を示す図と、ここで使用
されるアルバム注文用紙41の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…撮影レンズ、2…シャッタ、3…シャッタ制御回
路、4…銀塩フィルム、5…磁気記録部、6…レンズ制
御部、7…レンズ、8…撮像部、9…レンズ制御部、1
0…信号処理回路、11…メモリ、12…再生回路、1
3…画像モニタ、14…編集情報入力部、15…編集機
能メモリ、16…編集モード入力回路、17…編集情報
メモリ、18…制御回路、19…銀塩フィルム、20…
磁気読取回路、21…フィルム給送部、22…フィルム
情報検出回路、23…ランプ、24…光源制御回路、2
5…レンズ、26…マスク、27…印画紙、28…レン
ズ、29…マスク、30…印画紙情報読取回路、31…
印画紙制御部、32…プリンタ制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚のシートに複数の静止画像を並べて
    プリントするために使用されるレイアウト情報記録可能
    なカメラにおいて、 被写体像を撮像して光電変換する撮像部と、 前記撮像部によって逐次撮像された被写体像を静止画像
    として記録する画像記録手段と、 前記撮像部による撮像終了後に、編集情報を入力するた
    めの編集情報入力手段と、 前記編集情報入力手段からの入力に応じて、前記画像記
    録手段に記録された複数の静止画像を自動的にレイアウ
    トしてプリントするか否かを指定するレイアウト情報を
    前記画像記録手段に記録する記録手段と、 を具備したことを特徴とするレイアウト情報記録可能な
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記編集情報人力手段はカメラスイッチ
    であることを特徴とする請求項1記載のレイアウト情報
    記録可能なカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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