JPH08122847A - 写真機及び写真システム - Google Patents

写真機及び写真システム

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JPH08122847A
JPH08122847A JP6255402A JP25540294A JPH08122847A JP H08122847 A JPH08122847 A JP H08122847A JP 6255402 A JP6255402 A JP 6255402A JP 25540294 A JP25540294 A JP 25540294A JP H08122847 A JPH08122847 A JP H08122847A
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JP
Japan
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data
image
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subject area
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Application number
JP6255402A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Kaneshiro
金城  直人
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6255402A priority Critical patent/JPH08122847A/ja
Publication of JPH08122847A publication Critical patent/JPH08122847A/ja
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】あらゆるシーンに対して最適でかつ撮影者の意
図を反映したプリントを作成する。 【構成】表示部30Aに表示された画像上に、電子ペン
32で主要被写体領域E1,E2を囲むことによって主
要被写体領域の指示データを入力する。主要被写体領域
の指示が行なわれると、画像データから主要被写体領域
の画像データをピックアップし、主要被写体領域の測光
値を演算し、主要被写体領域が適正露出で撮影されるよ
うに露出量を演算し、主要被写体領域に自動的に合焦さ
せる。表示部30Aには、制御された露出値に応じて濃
度を変更して表示し、プリント予想濃度や被写界深度を
確認できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真機及びプリントシス
テムに係り、より詳しくは、主要被写体を指定して露出
量等を自動的に制御することができる写真機、及びこの
写真機で撮影された写真をプリントするプリンタを備え
た写真システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フィルムの画面には、主要被写体画
像の他に背景画像が記録されているが、プリント等のハ
ードコピーの作製に際しては主要被写体画像の濃度及び
カラーバランスが適性に仕上がっていれば、たとえ背景
画像の仕上がりが不適性であっても、ハードコピーが良
好とされることが多い。
【0003】このため従来では、カメラでの撮影時に合
焦した被写体を主要被写体とするような統計的な方法で
撮影シーンを推定している。しかしながら、合焦した被
写体が必ずしも主要被写体でない場合があり、この場合
には実際の主要被写体の濃度が不明であるため、ストロ
ボ撮影や逆光シーン等において人物等の主要被写体が適
正露出にならないケースがあった。
【0004】この問題を解決するために、主要被写体画
像の殆どが人物の顔であることに着目し、写真フィルム
の画面に記録された画像の中から人物の顔の部分を抽出
し、この顔の部分が適性に仕上がるように、ハードコピ
ーを再現する方法が知られている。例えば、特開昭52
−156624号公報に記載された露光制御方法では、
ポジ画像での肌色に相当するネガの色(以下、これを肌
色という)が予め定義されている。そして、コマをスキ
ャンして得た各点の色濃度と比較して、各点の画素が肌
色かどうかを判定する。次に、抽出した肌色の画素から
構成される領域の平均色濃度を算出し、この平均色濃度
を用いて焼付露光量を推定する。この方法は、露光制御
方法としては優れているが、肌色画素の抽出が難しいた
めに、例えば肌の色と似ている壁等が含まれていると、
この壁の部分を肌と誤認するという問題点がある。
【0005】そこで、物体と人物の肌との誤認を防止す
るために、写真フィルムのコマをモニタに表示し、これ
を観察して顔の部分の一部をライトペン等で指定するこ
とで、この指定された画素と同一または類似した色を持
った画素を自動抽出し、これにより顔領域を決定するよ
うにした主要画像検出方法が知られている(特開昭62
−189456号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の主要画像検出方法では、誤認防止には効果がある
が、撮影者とプリントを行なうオペレータとが異なって
いるのが通常であるにも拘らず、プリント時にオペレー
タが主要被写体を検知するようにしているため、撮影者
による主要被写体の指示ができず、撮影者の意図を反映
したプリントを作成するのが困難であると共に、ストロ
ボ撮影から逆光シーンまであらゆる場合の主要被写体を
最適にプリントすることが困難である、という問題があ
る。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、撮影者によってプリント仕上り内容の指
示を行なえるようにし、あらゆるシーンに対して最適で
かつ撮影者の意図を反映したプリントを作成するための
撮影ができる写真機およびあらゆるシーンに対して最適
でかつ撮影者の意図を反映したプリントを作成すること
ができるプリントシステムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、被写体を撮影して被写体を表す
画像信号を出力する撮影手段と、前記画像信号に基づい
て被写体の画像を表示する表示部とデータを入力するた
めのデータ入力部とを備えた表示装置と、表示部に表示
された画像中の主要被写体領域を指示して前記表示装置
のデータ入力部から主要被写体領域を示すデータを入力
する入力手段と、入力手段から入力されたデータによっ
て指示される主要被写体領域を測光点として分割測光す
る測光手段と、前記測光手段の測光値に基づいて主要被
写体領域が適正露出で撮影されるように露出量を制御す
る露出量制御手段と、フィルムに被写体の画像を露光す
る露光手段と、を含んで構成したものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明に更に
入力手段から入力されたデータによって示される主要被
写体領域を測距点として分割測距し、主要被写体領域に
自動的に合焦させる自動焦点手段を設けたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の前記表示装置が、フィルムの感度、主要被写体領域
の測光値および露出量制御手段で制御される露出量に応
じて画像濃度を調整して表示部に表示するようにしたも
のである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項の発明において、前記画像信号を圧縮したデータ
を含むデータを記憶する記憶媒体を更に設け、前記表示
装置が記憶媒体に記憶されたデータに基づいて表示部に
被写体の画像を表示するようにしたものである。
【0012】請求項5の発明は、前記記憶媒体にプリン
トに記録するメッセージを表すデータを記憶した請求項
4の写真機と、プリント処理を行なうと共に前記記録媒
体に記録されたデータに基づいてプリントにメッセージ
を記録するプリンタと、を含んで構成したものである。
【0013】そして、請求項6の発明は、前記記憶媒体
にプリント注文内容を表すデータを記憶した請求項4の
写真機と、前記記録媒体に記録されたデータに基づいて
プリント処理するプリンタと、を含んで構成したもので
ある。
【0014】
【作用】請求項1の発明の表示装置は、撮影手段から出
力された画像信号に基づいて被写体の画像を表示部に表
示する。入力手段は、表示部に表示された画像中の主要
被写体領域を指示して表示装置のデータ入力部から主要
被写体領域を示すデータを入力する。また、測光手段は
入力手段から入力されたデータによって指示される主要
被写体領域を測光点として分割測光する。そして、露出
量制御手段は測光手段の測光値に基づいて主要被写体領
域が適正露出で撮影されるように露出量を制御し、露光
手段によってフィルムに被写体の画像が露光される。
【0015】このように請求項1の発明では、フィルム
を現像する前の段階で表示部に表示された画像に基づい
て主要被写体領域を指定しているので、あらゆるシーン
に対して最適で撮影者の意図を反映したプリントを作成
するための画像を撮影することができる。
【0016】請求項2の発明では、請求項1の発明に主
要被写体領域に自動的に合焦させる自動焦点手段を設け
たので、撮影操作を簡単に行なうことができる。
【0017】請求項3の発明では、請求項1または2の
発明のにおいて、フィルムの感度、主要被写体領域の測
光値および露出量に応じて画像濃度を調整した画像を表
示部に表示するようにしているので、フィルムに露光さ
れる画像のシュミュレートを行なうことができ、これに
よって被写界深度等を確認することができる。
【0018】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れか1項の発明において、画像信号を圧縮したデータを
含むデータを記憶する記憶媒体を更に設け、表示装置が
記憶媒体に記憶されたデータに基づいて表示部に被写体
の画像を表示するようにしているので、撮影終了後にお
いても撮影した画像を表示してプリントに記録するメッ
セージを表すデータを入力したり、主要被写体領域、露
出値等を変更してプリントされる画像のシュミュレート
を行なうことができる。
【0019】請求項5の発明のようにこの記録媒体にプ
リントに記録するメッセージを表すデータを記憶すれ
ば、プリントにメッセージを記録することができる。
【0020】また、請求項6の発明のように、記憶媒体
にプリント注文内容を表すデータを記憶すれば、記録さ
れたデータに基づいてプリント処理することができる。
【0021】
【実施例】以下、写真カメラと現像された写真フィルム
の画像を印画紙に焼き付ける写真プリンタとを含む写真
システムに本発明を適用した実施例について説明する。
【0022】図1は本実施例のカメラを示すものであ
る。撮影レンズ10は、複数のレンズで構成された光学
系と光学系を保持するレンズ鏡筒とから構成されてお
り、光学系は合焦させるためにレンズ移動機構によって
光軸に沿って移動可能である。このレンズ移動機構は、
手動または自動合焦(AF)機構12によって作動され
る。また、この撮影レンズ10には、ズーミング機構も
設けられている。
【0023】カメラ内にはカートリッジ18内に収納さ
れた写真フィルム19が装填されている。この写真フィ
ルム19には、乳剤面と反対の面に全面にわたって透明
磁気層が塗布されており、この透明磁気層に接触するよ
うに一対の記録再生用の磁気ヘッド20A,20Bが配
置されている。
【0024】また、撮影レンズ10と写真フィルム19
との間には、シャッタ機構(図示せず)、ミラーアップ
可能なメインミラー22及びサブミラー24が配置され
ており、ミラーアップしてシャッタ機構を開閉すること
により写真フィルム19に被写体が撮影される。
【0025】また、メインミラー22で反射された光は
カラーCCD26に入射され、被写体を表す画像信号と
して制御装置に出力されると共に、自動的に露出量を決
定する自動露出(AE)機構28の入力データとして使
用される。このAE機構28は、予め指定された絞り優
先自動露出、シャッター速度優先自動露出、プログラム
自動露出に応じて露出量を決定し、シャッター速度、絞
り、またはシャッター速度及び絞りの両方を制御する。
【0026】このAE機構28はマイクロコンピュータ
等で構成された制御回路14に接続されると共に、演算
された露出量になるように制御するためにシャッター及
び絞りに接続されている。
【0027】また、制御回路14には集光レンズとCC
Dラインセンサーとからなる受光部16が接続されてい
る。レリーズボタンが半押しされた測距時または主要被
写体が指定された測距時には、被写体で反射された光が
撮影レンズ10及びサブミラー24を介して受光部16
のライセンサーに入射する。このライセンサーの出力信
号は、制御回路14に入力され、ライセンサーのどの素
子に反射光が入射したかが検出される。この入射位置か
ら測距点までの距離が検出され、測距点を変更すること
により変更された測距点までの距離が検出される。した
がって、本実施例のカメラでは、測距点までの距離を分
割測距する機能を有することになる。
【0028】この測距点までの距離の信号がAF機構1
2に入力されると、AF機構12は測距点までの距離に
応じた位置に撮影レンズ10をセットし、測距点に自動
的に合焦させる。
【0029】また、制御回路14には、カメラ本体にヒ
ンジを介して連結されると共に、開くことにより電源が
オンされる表示装置30が接続されている。表示装置3
0は、カメラ本体にヒンジを介して連結されているた
め、位置及び姿勢が可変である。この表示装置30は、
図2に示すように、LCD(液晶表示装置)で構成され
ると共に表面にタブレットとして作用する透明電極が貼
付されたた表示部30Aを備えている。表示部30Aの
周囲には、複数のボタンで構成されたに入力部30Bが
設けられると共に、表示部30Aの透明電極に接触して
データを入力するための電子ペン32が接続されてい
る。入力部30BのボタンにはAE機構を選択するため
のボタン、AF機構を選択するためのボタン、絞りを段
階的に変更するためのボタン、ズーミング機構を選択す
るためのボタン、磁気トラックに記憶された画像データ
に基づいて画像を表示部30Aに表示させるためのボタ
ン等の各種モードを選択するためのボタンや各種のコマ
ンドを入力するためのボタンが設けられている。これら
のボタンを表すアイコンを表示部30Aに表示して電子
ペンで選択してモードやコマンドを入力するようにして
もよい。
【0030】なお、表示装置としてはカメラ本体にヒン
ジを介して連結された表示装置以外に、カメラに固定さ
れた表示装置、着脱可能にカメラに連結された表示装
置、信号伝送線を介してカメラに接続された表示装置等
を使用することができる。また、表示部30Aからのデ
ータ入力は電子ペンを用いる方式の他にタッチパネル方
式等の周知の方式を採用することができる。
【0031】制御回路14は、ドライバを介して記録再
生用の磁気ヘッド20A,20Bを駆動して、写真フィ
ルム19の各磁気トッラクにデータを記録すると共に、
必要に応じて記憶されたデータを再生する。
【0032】図3に示すように画像コマに対応して設け
られた磁気トラック21aにはCCD26で撮影された
画像データが記録される。なお、21bは写真現像所で
使用する磁気トラックであり、プリント注文内容を示す
データやプリントに記録するメッセージデータ等が記憶
される。また、19bは各コマのエッジに対応する位置
に穿設されたパーフォレーションである。このパーフォ
レーション19bを巻止め装置のセンサーが検出するこ
とにより1コマ送りが行なわれる。
【0033】なお、磁気トラック21bには、撮影時の
シャッター速度、露出値等のカメラ制御データやフラッ
シュ発光の有無を表すデータを更に記録してもよい。ま
た、フィルム上に情報を記録する位置は図3に示した位
置に限定されることはなく、フィルムコマ間でもよく、
またフィルムやフィルム収納カートリッジに貼着または
プリントしたICに記録してもよい。また、上記では、
フィルム全面に渡って透明磁気層を塗布したが、フィル
ム側縁近傍のフィルム長さ方向に沿った位置にのみ透明
磁気層または不透明な磁気層を塗布するようにしてもよ
い。フィルム側縁近傍は、撮影された画像コマには影響
しないので、磁気層の厚みを厚くすることにより、磁気
記録密度を高くすることができる。
【0034】図4は、写真プリンタを示すものである。
光源35から放射された白色光は、シアンフィルタ3
6,マゼンフィルタ37,イエローフィルタ38を通っ
てからミキシングボックス39に入射する。これらのフ
ィルタ36〜38からなる色補正フィルタは、フィルタ
調整部40によって光路41への挿入量が調節され、そ
れにより焼付光の三色光成分及びその強度が調節され
る。このミキシングボックス39は、内面がミラー面と
なった角筒の両端部に拡散板を取り付けたものである。
【0035】フィルムキャリア44はプリント位置に配
置されており、現像済み写真フィルム19がセットさ
れ、ミキシングボックス39を透過した光で照明され
る。この写真フィルム19の平坦性を確保するために、
プリント位置の上にフィルムマスク45が設けられてい
る。このフィルムマスク45は、周知のようにコマのサ
イズに対応した開口が形成されており、写真フィルム1
9の移送時に、ソレノイド(図示せず)によって浮き上
がり、プリント時に写真フィルム19を押え付けるよう
になっている。また、このフィルムマスクは、フルサイ
ズコマ、ハーフサイズコマ、パノラマサイズコマ、シネ
マサイズコマ等のコマサイズに応じて開口の大きさを可
変するとができる。
【0036】このプリント位置の手前に、再生用の磁気
ヘッド46が配置されており、プリント位置に送られる
際に、各コマ毎に記録されているプリント時に必要なデ
ータが読み取られる。この読み取ったデータは、デコー
ダ47に送られてデコードされてから、演算部48に送
られる。
【0037】また、プリント位置の斜め上方には、レン
ズ50とイメージエリヤセンサー51とから構成された
スキャナー52が配置されており、プリント位置にセッ
トされたコマの各点の透過光を測定する。このスキャナ
ー52の信号は、A/D変換器53でデシタル信号に変
換されてから、対数変換器54で対数変換される。この
対数変換器54で濃度信号に変換されてから演算部48
に送られて、焼付露光量の演算が行われ、得られた各色
の焼付露光量はコントローラ55に送られる。
【0038】プリント位置の上方には、焼付レンズ58
が配置されており、ペーパーマスク59の背後に配置し
たカラーペーパー60に、セットされたコマの画像を拡
大投影する。この焼付レンズ58及びペーパーマスクは
各々プリントサイズに応じて焼付倍率、開口の大きさが
調整可能である。この焼付レンズ58とカラーペーパー
60との間にはシャッタ駆動部61で開閉制御されるシ
ャッタ62が配置されている。
【0039】カラーペーパー60の裏面側及び表面側に
は、ペーパー60にメッセージを印字するための印字機
62、64が配置されている。この印字機62、64
の、メッセージを印字する位置に応じて制御回路により
選択して使用される。
【0040】次に、本実施例の作用を説明する。写真カ
メラのスイッチをオンすると図5のルーチンが起動さ
れ、ステップ100において入力部30Bのボタンの操
作により撮影モードが選択されているか、その他のモー
ドが選択されているかを判断する。その他のモードが選
択されている場合には、ステップ102において後述す
るその他の処理を行なってこのルーチンを終了する。
【0041】一方、撮影モードが選択されているとき
は、ステップ104において、入力部30Bのボタンの
操作により自動モードが選択されているか否かを判断
し、自動モードが選択されていない場合には、ステップ
106において選択されている他のモード、例えば、マ
ニュアルモードに応じた撮影を行なう。ここで、自動モ
ードには、絞り優先自動露出モード、シャッター速度優
先自動露出モード、プログラム自動露出モードがあり、
いずれも入力部30Bのボタンの操作により選択可能で
あり、またいずれも自動焦点(オートフォーカス)で行
なわれる。なお、露出制御のみ自動でピント合せ(合
焦)はマニュアルで行なうようにしてもよい。
【0042】自動モードのときは、ステップ108にお
いて、CCD26によって撮影された画像データに基づ
いてフィルムに撮影する対象画像である撮影対象画像を
表示部30Aに表示する。これによって撮影者は撮影対
象画像を目視することができる。
【0043】撮影者は、表示部30Aに表示された画像
を目視して、電子ペン32を使用して円や矩形等の閉図
形を表示部30A上に描いて主要被写体領域を囲むこと
によって主要被写体領域の指示データの入力を行なう。
この主要被写体領域は表示部30Aに表示される。図2
には、複数の主要被写体領域E1,E2が指示された状
態が示されている。
【0044】ステップ110で主要被写体領域の指示が
行なわれたと判断されると、ステップ112において、
CCD26によって撮影された画像データから主要被写
体領域の画像データをピックアップし(スポット測
光)、主要被写体領域の測光値、すなわち主要被写体領
域内の複数の分割測光エリアの輝度値の平均値を演算
し、ステップ114において絞り優先自動露出、シャッ
ター速度優先自動露出、プログラム自動露出のいずれか
1つ(これは撮影者によって予め選択されている)によ
って、主要被写体領域が適正露出で撮影されるように露
出量を演算し、AE機構28を作動させAEロックす
る。
【0045】続いてステップ116において主要被写体
領域に合焦するようにAF機構12を作動させ、ステッ
プ118において表示部30Aに表示された画像をAE
機構で制御された露出値に応じて濃度を変更して表示す
る。これによって、被写界深度の確認ができる。なお、
この状態で絞りやシャッター速度を変更すると露出値が
変更され、変更された露出値に応じて表示画面の濃度が
変更されるので、変更された露出値に応じた被写界深度
の確認ができる。また、主要被写体領域を変更すると、
上記の処理が繰り返される。
【0046】主要被写体領域、及び露出量が充分に調整
された状態で、シャッタをオンすると(ステップ12
0)、ミラーアップが行なわれると共にシャッター速度
に応じてシャッタが開閉され、ステップ122でフィル
ムに被写体画像が撮影される。
【0047】次のステップ124では主要被写体領域を
示すデータ、主要被写体領域までの測距データ、絞り
値、シャッター速度、ズーミングを行なった場合にはズ
ーミングのデータ、フラッシュ発光の有無を表すデータ
等のカメラ制御データ等が磁気トラック21bに記憶さ
れる。なお、磁気トラック21bの先頭部分にはフィル
ムを装填した状態で予めフィルム感度やDXコードが記
憶されている。
【0048】次のステップ126では、カラー静止画像
の圧縮方式であるJPEG(Joint Photog
raphic Coding Experts Gro
up)を利用して画像データを圧縮し、ステップ124
で用いた磁気トラック21bとは別の磁気トラック21
aに記憶する。
【0049】そして、上記の処置がフィルム1本分につ
いて撮影が終了するまで実行される。
【0050】図6は、ステップ102の詳細を示すもの
で、ステップ130で入力部30Bのボタンの操作によ
りプリント内容指示モードが選択されたか否かを判断
し、プリント内容指示モードが選択された場合にはステ
ップ132で詳細を後述するプリント内容指示処理を実
行する。
【0051】撮影場所が屋外か室内(撮影光源が蛍光灯
かタングステン光か等)か、また時間帯により撮影光源
の色温度が異なるため、プリント時に、LATDに基づ
いて撮影光源の色温度による影響が発生しないように、
色補正している。しかしながら、夕日のシーン等のよう
にプリントに夕日の色味等の補正をしない色味を表現し
たい場合がある。そこで、本実施例では、色補正を行な
うか否かを入力部30Bのボタンの操作により撮影者に
選択させるようにし、撮影者の意図を反映したプリント
の作成を可能としている。すなわち、プリント内容指示
モードが選択されない場合には、ステップ134におい
て色補正オンオフ選択モードが選択されたか否かを判断
し、ステップ136において選択された色補正オンオフ
状態を磁気トラックに記憶する。この場合、通常は色補
正を行なうようにし、色補正オンオフ選択モードが選択
されたときだけ色補正オフ状態を磁気トラックに記憶す
るようにしてもよい。
【0052】色補正オンオフ選択モードが選択されない
場合には、ステップ138において入力部30Bのボタ
ンの操作によりメッセージ書込みモードが選択されたか
否かを判断し、メッセージ書込みモードが選択されたと
きにはステップ140において、詳細を後述するメッセ
ージ書込み処理を実行し、メッセージ書込みモードが選
択されないときには、ステップ142においてその他の
モードが選択されたか否かを判断し、その他のモードが
選択されたときにはステップ144において選択された
モードによる処理を実行する。
【0053】そして、ステップ146において、各モー
ドによる処理が終了したか否かを判断し、各モードによ
る処理終了の場合には、図5のルーチンに戻る。
【0054】図7は、図6のステップ132のプリント
内容指示処理の詳細を示すもので、ステップ150にお
いて、磁気トラック21aに記憶されている画像データ
を磁気ヘッド20Aを使用して読み出し、読み出した画
像データを復号して表示部30Aに再生すると共に、ス
テップ152において磁気トラック21bに記憶されて
いるデータを磁気ヘッド20Bを使用して読み出して主
要被写体領域を表示部30Aに表示する。これによっ
て、プリント内容指示対象の画像及び主要被写体領域が
表示部30Aに表示される。
【0055】次のステップ154では、プリント方式
(例えば、タイマープリントや従来のプリント方式等)
が入力部30Bのボタンの操作により選択されたか否か
を判断し、プリント方式が選択されたときには、ステッ
プ156で選択されたプリント方式を磁気ヘッド20B
によって磁気トラック21bに記憶し、ステップ158
で主要被写体指定モードが選択されたか否かを判断す
る。撮影者は、主要被写体指定モードを選択した後、電
子ペンを用いて上記で説明したように、主要被写体領域
としたい領域を囲んで指示する。ステップ160におい
て主要被写体領域の指示があったと判断されたときに
は、ステップ162において主要被写体領域データを磁
気トラック21bに記憶する。この時、すでに主要被写
体領域データが記憶されていれば、すでに記憶されてい
る主要被写体領域データを消去して新たに入力された主
要被写体領域データを記憶する。これによって主要被写
体領域の変更を行なうことができる。
【0056】ステップ164ではステップ112と同様
に主要被写体領域内の複数の分割測光エリアの輝度値の
平均値を演算し、ステップ166に進む。一方、ステッ
プ158で主要被写体指定モードが選択されないとき
は、ステップ170で露出修正モードが選択されたか否
かを判断し、ステップ174で露出値が変更されたと判
断されたときはステップ166へ進む。ステップ166
では、ステップ118と同様に表示部30Aに表示され
た画像の濃度を、演算した輝度値、フィルム感度、及び
撮影時または露出修正モードで変更された露出値に応じ
て変更して表示する。例えば、フィルム感度SVが高け
れば表示部30Aの表示画面を明るくし、演算した輝度
値BVが高ければ表示部30Aの表示画面を明るくし、
露出値EV(=絞り値+シャッター速度)が高ければ画
面を暗くする。これによって、指定した領域を主要被写
体とするプリント画像のシミュレートを行なうことがで
きる。また、露出修正モードで露出アンダーから露出オ
ーバーまで段階的に露出値を変更すれば、露出値を段階
的に変更したプリント画像のシミュレートを行なうこと
ができ、また記録画像データのサンプルを見ながら、表
示画面濃度の調整を行なうこともできる。
【0057】一方、ステップ170で露出修正モードが
選択されていないと判断されたときには、ステップ17
2においてその他のモードによる処理を行い、ステップ
168で終了と判断されるまで上記の処理を繰り返す。
【0058】図8は、図6のステップ140のメッセー
ジ書込み処理の詳細を示すもので、ステップ180にお
いて磁気トラック21aに記憶されている画像データを
磁気ヘッド20Aによって読み込み、圧縮されているデ
ータを復号して画像を表示部30Aに表示する。次のス
テップ182ではメッセージがすでに記憶されているか
否かを判断し、メッセージが既に記憶されている場合に
はステップ184で記憶されているメッセージを表示部
30Aに表示する。図2に記載されている「田中さ
ん」、「吉田さん」は既に記憶されているメッセージを
示すものである。これによって、撮影者はすでに入力し
たメッセージを確認することができる。
【0059】そして、すでに記憶されているメッセージ
を拡大表示したり、新たにメッセージを書き込む場合
は、撮影者は電子ペンを用いて拡大領域や書込み範囲
(領域)を円、楕円、矩形等の閉図形で指定する。ステ
ップ186で範囲の指定があると判断された場合には、
ステップ188で拡大指示か否かを判断し、拡大指示の
場合には指定された範囲のメッセージを拡大して表示す
る。なお、この拡大指示は入力部に設けられている拡大
指示用のボタンを押すことにより行なう。
【0060】また、メッセージを書き込む場合には、指
定した範囲内に電子ペンによってメッセージを書き込む
ことにより行なう。ステップ192でメッセージの書込
みがあったか否かを判断し、メッセージの書込みがあっ
た場合には書き込まれたメッセージを磁気トラック21
bに記憶する。
【0061】次のステップ196では、メッセージの編
集指示があったか否かを判断し、編集指示があった場合
には、ステップ198において、磁気トラック21bに
記憶されているメッセージの編集を行なう。メッセージ
の編集としては、メッセージデータの消去、修正、手書
きで入力されたメッセージ文字のスムージング処理、線
の太さの調整、文字の色指定等があり、さらに文字認識
技術により手書きで入力された文字を活字化してもよ
い。また、手書きメッセージデータの表現方法として
は、ドットパターン(ビットマップパターン)として記
憶する(この場合には2次元の2値画像扱いになる)、
筆跡情報として記憶する(時間及びドット座標データ
(2次元)、あるいは2次元加速度データ)等がある。
【0062】次のステップ200では、メッセージの焼
付位置の指示があったか否かを判断し、焼付位置の指示
があった場合にはステップ202で指示された焼付位置
を磁気トラック20bに記憶する。メッセージの焼付位
置としては、プリントの表面、表面の白枠部分、裏面の
いずれかを選択することができる。
【0063】そして、ステップ204でメッセージ書込
み処理終了と判断されると、このルーチンを終了する。
【0064】なお、図6のステップ144のその他のモ
ードによる処理では、メッセージを焼付するかしないか
の選択(メッセージ焼付オンオフ選択)、メッセージを
焼付るプリントの枚数、撮影日時を焼付するかしないか
の選択(撮影日時焼付オンオフ選択)、撮影日時を焼付
る位置の指定、撮影時のカメラ制御情報の書込みをする
かしないかの選択(カメラ制御情報書込みオンオフ選
択)、プリントサイズ、プリント枚数等の各種注文デー
タを表示画面上で指示できる。このような指示を行なっ
た場合には、指示データは磁気トラック21bに記憶さ
れる。
【0065】1本分の写真フィルム19の撮影が終了す
ると、カメラから写真フィルム19が取り出されて写真
現像所に提出される。写真現像所では、写真フィルム1
9を現像処理して、潜像で記録された各コマを可視像に
変換する。
【0066】現像処理された写真フィルム19は、図4
に示す写真プリンタのフィルムキャリア44に装填され
る。この写真フィルム19は、フィルムキャリア44上
で移送される際に、図9のステップ210に示すように
再生ヘッド46で磁気トラック21bに記録したデータ
を読み取る。読み取ったデータはデコーダ47でデコー
ドされてから、演算部48に送られ、ステップ212で
読み取ったデータに基づいてプリント方式が決定され
る。なお、プリント方式のデータが記憶されていない場
合には予め定められた方式でプリントされる。
【0067】また、ステップ214ではプリント位置に
セットされたコマ19aの各点についてスキャナー52
によって、赤色、緑色、青色の透過光をそれぞれ測定す
る。この三色の測光値は、A/D変換処理、対数変換処
理を受けた後に演算部48に送られる。
【0068】次のステップ216では読み込んだデータ
内に主要被写体領域を指定するデータが存在するか否か
判断し、主要被写体領域を指定するデータが存在する場
合には、主要被写体指定領域内のネガ平均濃度を演算
し、この指定領域の濃度がプリント上で適正濃度となる
ように、プリント露光量を演算する。また、ステップ2
22で露出修正モードによる露出修正指示(ステップ1
70、174)があるか否かを判断し、露出修正指示が
ある場合にはステップ224でプリント露光量を修正す
る。また、同様に色補正オンオフ指示がある場合にはプ
リント露光量を修正する。
【0069】次のステップ226ではトリミング処理が
ある場合にはトリミング処理を行い、パノラマやハイビ
ジョン等のプリントサイズの指定がある場合にはネガマ
スク、プリントマスク及びレンズの倍率をパノラマまた
はハイビジョン用等に変更する。コントローラ55は、
焼付露光量に応じて色補正フィルタ36〜38の光路4
1への挿入量を調節し、このフィルタ調節後に、シャッ
タ62が一定時間だけ開き、コマ19aをカラーペーパ
ー60に焼付露光する。
【0070】メッセージの書込み指示がある場合には、
ステップ228で印字機62、64の何れかを選択し
て、指定された位置にメッセージの書込みを行なう。な
お、図2に示したメッセージをペーパーの裏面に書き込
む場合には、鏡面反転(左右反転)の位置にメッセージ
を書き込む。
【0071】上記実施例では、位置及び姿勢が可変な表
示装置を目視して撮影できるため、撮影姿勢が自由にな
る。撮影画面中の主要被写体領域を手書きの要領で指定
できるため、露出制御や合焦制御を容易に行なうことが
できる。また、表示画面上であらゆるカメラ制御を行な
うことができるため、カメラデザインの簡素化が可能と
なる。
【0072】また、撮影済み画像を再表示できるため、
以前の撮影シーンのチェック及びプリント内容の指示が
可能となる。さらに、表示画面上に書込みができるた
め、撮影現場で手書きの要領で自由にメッセージ文を書
き込むことができる。また、メッセージ焼付の選択がで
きるため、同一シーンでのメッセージ有りプリントとメ
ッセージ無しプリントとの両方を各々複数枚作成できる
ため、プリントの目的に応じたメモ機能を持たせること
ができる。
【0073】上記実施例では、画像データやメッセージ
データ等を写真フィルムに設けられた磁気トラックに磁
気記録したが、これに代えてカメラにICカード、磁気
フロッピィまたはメモリカードをセットしてこれに記録
したり、あるいはカートリッジにICチップを貼付して
このICチップに記録してもよい。
【0074】また、主要被写体領域データやメッセージ
等は、写真撮影と同時またはその前後に記録する例につ
いて説明したが、電子手帳等に記録しておいて撮影後に
コピーにより磁気トラック等に記録するようにしてもよ
く、要は写真フィルム等をオペレータが取り扱う前に撮
影者の意図を反映させて記録されていれば良い。
【0075】上記では、写真フィルムを取り扱う装置と
してプリンタを例にして説明したが、本発明はこれに限
定されることはなく、フィルムに記録された画像コマを
撮影してCRTに表示する表示装置、フィルムに記録さ
れた画像コマを撮影してプリント状態の画像を推定しC
RTに表示するシミュレータ等にも適用できるものであ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、フィルムを現像する前の段階で表示部に表示さ
れた画像に基づいて主要被写体領域を指定しているの
で、あらゆるシーンに対して最適でかつ撮影者の意図を
反映したプリントを作成するための画像を撮影すること
ができる、という効果が得られる。
【0077】請求項2の発明によれば、主要被写体領域
に自動的に合焦させる自動焦点手段を設けたので、撮影
操作を簡単に行なうことができる、という効果が得られ
る。
【0078】請求項3の発明によれば、フィルムの感
度、主要被写体領域の測光値および露出量に応じて画像
濃度を調整した画像を表示部に表示するようにしている
ので、撮影前にフィルムに露光される画像のシュミュレ
ートを行なうことができる、という効果が得られる。
【0079】請求項4の発明によれば、画像信号を圧縮
したデータを含むデータを記憶する記憶媒体を更に設
け、表示装置が記憶媒体に記憶されたデータに基づいて
表示部に被写体の画像を表示するようにしているので、
撮影終了後においても撮影した画像を表示してプリント
に記録するメッセージを表すデータを入力したり、主要
被写体領域、露出値等を変更してプリントされる画像の
シュミュレートを行なうことができる、という効果が得
られる。
【0080】請求項5の発明によれば、記録媒体にプリ
ントに記録するメッセージを表すデータを記憶している
ので、プリントにメッセージを記録することができる、
という効果が得られる。
【0081】そして、請求項6の発明によれば、記憶媒
体にプリント注文内容を表すデータを記憶しているの
で、記録されたデータに基づいてプリント処理すること
ができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の写真カメラを示す概略図であ
る。
【図2】図1の写真カメラの表示装置を示す概略図であ
る。
【図3】写真フィルムの磁気トラックを示す説明図であ
る。
【図4】本発明の実施例の写真プリンタの概略図であ
る。
【図5】写真カメラの処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図6】図5のステップ102の詳細を示す流れ図であ
る。
【図7】図6のステップ132の詳細を示す流れ図であ
る。
【図8】図6のステップ140の詳細を示す流れ図であ
る。
【図9】写真プリンタの処理ルーチンを示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
10 撮影レンズ 19 写真フィルム 35 光源 52 スキャナー 60 カラーペーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 7/00 Z 17/18 A 17/24 27/46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して被写体を表す画像信号
    を出力する撮影手段と、 前記画像信号に基づいて被写体の画像を表示する表示部
    とデータを入力するためのデータ入力部とを備えた表示
    装置と、 表示部に表示された画像中の主要被写体領域を指示して
    前記表示装置のデータ入力部から主要被写体領域を示す
    データを入力する入力手段と、 入力手段から入力されたデータによって指示される主要
    被写体領域を測光点として分割測光する測光手段と、 前記測光手段の測光値に基づいて主要被写体領域が適正
    露出で撮影されるように露出量を制御する露出量制御手
    段と、 フィルムに被写体の画像を露光する露光手段と、を含む
    写真機。
  2. 【請求項2】 入力手段から入力されたデータによって
    示される主要被写体領域を測距点として分割測距し、主
    要被写体領域に自動的に合焦させる自動焦点手段を更に
    含む請求項1の写真機。
  3. 【請求項3】 前記表示装置は、フィルムの感度、主要
    被写体領域の測光値および露出量制御手段で制御される
    露出量に応じて画像濃度を調整して表示部に表示する請
    求項1または2の写真機。
  4. 【請求項4】 前記画像信号を圧縮したデータを含むデ
    ータを記憶する記憶媒体を更に備え、前記表示装置は記
    憶媒体に記憶されたデータに基づいて表示部に被写体の
    画像を表示する請求項1〜3のいずれか1項の写真機。
  5. 【請求項5】 前記記憶媒体にプリントに記録するメッ
    セージを表すデータを記憶した請求項4の写真機と、プ
    リント処理を行なうと共に前記記録媒体に記録されたデ
    ータに基づいてプリントにメッセージを記録するプリン
    タと、を含む写真システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶媒体にプリント注文内容を表す
    データを記憶した請求項4の写真機と、前記記録媒体に
    記録されたデータに基づいてプリント処理するプリンタ
    と、を含む写真システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002082369A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Akira Nakano 二元操作型視認支援装置
US7034881B1 (en) 1997-10-31 2006-04-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera provided with touchscreen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7034881B1 (en) 1997-10-31 2006-04-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera provided with touchscreen
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