JP4238901B2 - プロジェクションシステム、情報処理装置、情報処理プログラム、その記録媒体、プロジェクタ、そのプログラム、及びその記録媒体 - Google Patents

プロジェクションシステム、情報処理装置、情報処理プログラム、その記録媒体、プロジェクタ、そのプログラム、及びその記録媒体 Download PDF

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    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1446Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display display composed of modules, e.g. video walls

Description

本発明は、プロジェクションシステム、情報処理装置、情報処理プログラム、その記録
媒体、プロジェクタ、そのプログラム、及びその記録媒体に関する。
従来、情報処理装置としてのパソコンに入力された画像ソースに対してパソコンの画像
処理部にて形状補正や色調補正等の画像補正処理を行い、プロジェクタが、この画像補正
処理された画像データをスクリーンに投射するプロジェクションシステムとしてのプロジ
ェクションシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
なお、パソコンの画像処理部にて画像補正処理された画像データは、USBケーブル等
の信号伝送装置を介してプロジェクタに伝送される。
画像補正処理としては、例えば、プロジェクタとスクリーンとの配置関係に起因して生
じる台形歪みを補正する台形補正(形状変換)や、プロジェクタの出力特性に応じた色補
正であるγ補正やVT−γ補正、液晶パネルの特性による輝度ムラや色ムラを補正する色
ムラ補正、さらには、液晶パネルの各画素を駆動する際に駆動信号が近隣画素に影響して
生じる色ムラ(ゴーストやクロストーク)を補正するゴースト補正やクロストーク補正な
どが例として挙げられる。
このような構成によれば、画像補正処理を主としてパソコン上で行っており、プロジェ
クタは単に画像データを投影するだけで複雑な画像補正処理を行わないので、プロジェク
タの構成を非常に簡易にすることができる。また、元来、パソコンは、画像処理の機能を
有するので、特別にパソコンに新たな機能を付加することなく、高精度の画像補正処理を
行うことができる。
特開2004−69996号公報
ところで、近年では、2台以上の複数のプロジェクタを使用して、各プロジェクタの投
射画像を、同一の投射領域に重畳させて高輝度な画像を表示するスタック投影、及び各プ
ロジェクタから画像データに基づいて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分
画像を並列配置して1つの表示画像を形成して高精彩な画像を表示するタイリング投影な
どの様々な投影方法が利用されている。
このような場合、特許文献1の方法では、複数のプロジェクタに伝送される画像データ
をパソコンの画像処理部にて画像補正処理するため、パソコンにかかる負荷が非常に大き
くなってしまい、高性能のパソコンを使用するか、複数のパソコンを使用する必要がある
という問題があった。
さらに、各プロジェクタに応じた個別の画像補正処理をも行った別々の画像データを各
プロジェクタに伝送する必要があるため、USBケーブル等にかかる伝送負荷が大きくな
り、動画像等の大容量画像データを適切に表示することができないという問題があった。
本発明の目的は、複数のプロジェクタを使用してスタック、タイリング投影を行う場合
であっても、情報処理装置にかかる負荷を軽減することができ、動画像等の大容量データ
を適切に表示することができるプロジェクションシステム、情報処理装置、情報処理プロ
グラム、その記録媒体、プロジェクタ、そのプログラム、及びその記録媒体を提供するこ
とにある。
本発明のプロジェクションシステムは、入力される画像ソースに所定の画像処理を行い
出力用の画像データを生成する情報処理装置と、信号伝送装置により伝送される画像デー
タに基づいて光源から射出される光束を変調し、拡大投射して画像を表示する複数のプロ
ジェクタと、前記情報処理装置、及び各プロジェクタ間を接続し、前記情報処理装置で生
成された画像データを各プロジェクタに伝送する前記信号伝送装置とを備えたプロジェク
ションシステムであって、前記情報処理装置は、前記各プロジェクタのそれぞれに適切な
画像を表示させるために、前記画像ソースに対して各プロジェクタに共通の画像補正処理
を行った画像データを生成する共通画像補正処理手段と、前記共通画像補正処理手段によ
り生成される画像データを所定の伝送データに変換し、前記信号伝送装置を介して各プロ
ジェクタに伝送する画像データ伝送手段とを備え、前記各プロジェクタは、前記伝送デー
タを変換して画像データに復元する画像データ復元手段と、前記画像データ復元手段によ
り復元される画像データに対して当該各プロジェクタに応じた個別の画像補正処理を行う
個別画像補正処理手段とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、情報処理装置が共通画像補正処理手段を備えていることによ
り、各プロジェクタに共通の画像補正処理を一括して行うことができるため、プロジェク
ションシステム全体での画像補正処理を軽減することができる。
また、各プロジェクタが個別画像補正処理手段を備えていることにより、各プロジェク
タに応じた個別の画像補正処理を行うことができるため、スタック投影、タイリング投影
を行ってもプロジェクションシステム全体で適切な画像を表示させることができ、情報処
理装置にかかる負荷を軽減することができる。
さらに、各プロジェクタに、情報処理装置の共通画像補正処理手段により画像補正処理
された同一の画像データを伝送するから、信号伝送装置にかかる伝送負荷を軽減すること
ができ、動画像等の大容量画像データを適切に表示することができる。
本発明では、前記各プロジェクタの投射画像を、同一の投射領域に重畳させて表示する
スタック投影プロジェクションシステムであることが好ましい。
このような構成によれば、各プロジェクタが、情報処理装置から伝送される同一の画像
データに基づいて、各プロジェクタの投射画像を、同一の投射領域に重畳させて表示する
から、高輝度な画像を表示することができる。
本発明では、前記各プロジェクタから前記画像データに基づいて表示されるべき画像の
部分画像を表示させ、各部分画像を並列配置して1つの表示画像を形成するタイリング投
影プロジェクションシステムであることが好ましい。
このような構成によれば、各プロジェクタが、情報処理装置から伝送される画像データ
に基づいて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分画像を並列配置して1つの
表示画像を形成するから、高精彩な画像を表示することができる。
本発明では、前記情報処理装置は、前記画像データを各プロジェクタで表示させるべき
部分画像データに分割する画像データ分割手段を備えることを採用することができる。
このような構成によれば、画像データを部分画像データに分割する処理を情報処理装置
で行うことにより、各プロジェクタにおいて画像データを部分画像データに分割する処理
を行う必要がなく、各プロジェクタにかかる負荷を軽減することができる。
本発明では、前記各プロジェクタは、前記画像データを各プロジェクタで表示させるべ
き部分画像データに分割する画像データ分割手段を備えることを採用することができる。
このような構成によれば、画像データを部分画像データに分割する処理を各プロジェク
タで行うことにより、情報処理装置において画像データを部分画像データに分割する処理
を行う必要がなく、情報処理装置にかかる負荷を軽減することができる。
なお、画像データを部分画像データに分割する処理を、情報処理装置、または各プロジ
ェクタのいずれの装置で行うかは、プロジェクションシステムを構成する情報処理装置、
各プロジェクタ、及び信号伝送装置の機能や性能などに応じて決定すればよい。
本発明では、前記各プロジェクタは、前記画像データから各プロジェクタで表示すべき
部分画像データを切り出す画像データ切出手段を備えることが好ましい。
このような構成によれば、各プロジェクタが自身で表示する部分画像データを画像デー
タから切り出す処理を各プロジェクタそれぞれで行うことにより、情報処理装置において
画像データを部分画像データに分割する処理を行う必要がなく、情報処理装置にかかる負
荷を軽減することができる。
本発明の情報処理装置は、入力される画像ソースに所定の画像処理を行い出力用の画像
データを生成する情報処理装置であって、複数のプロジェクタのそれぞれに適切な画像を
表示させるために、前記画像ソースに対して各プロジェクタに共通の画像補正処理を行っ
た画像データを生成する共通画像補正処理手段と、前記共通画像補正処理手段により生成
される画像データを所定の伝送データに変換し、信号伝送装置を介して各プロジェクタに
伝送する画像データ伝送手段とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、前述したプロジェクションシステムの作用および効果と同様
の作用および効果を享受することができる。
また、本発明は、情報処理装置を動作させる情報処理プログラムとしても構成すること
ができ、さらには、このプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体と
しても構成することができる。
本発明のプロジェクタは、情報処理装置により画像ソースに対して複数のプロジェクタ
に共通の画像補正処理が行われた画像データに基づいて光源から射出される光束を変調し
、拡大投射して画像を表示するプロジェクタであって、前記画像データに対して当該各プ
ロジェクタに応じた個別の画像補正処理を行う個別画像補正処理手段を備えることを特徴
とする。
このような構成によれば、前述したプロジェクションシステムの作用および効果と同様
の作用および効果を享受することができる。
また、本発明は、プロジェクタを動作させるプログラムとしても構成することができ、
さらには、このプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体としても構
成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るプロジェクションシステムについて説明する。
本実施形態に係るプロジェクションシステム1は、図1に示すように、2台のプロジェ
クタの投射画像を、同一の投射領域に重畳させて表示するスタック投影プロジェクション
システムである。
プロジェクションシステム1は、パソコン(情報処理装置)2と、2台のプロジェクタ
3A、及び3Bと、USBケーブル(信号伝送装置)4A、及び4Bとを備える。
プロジェクタ3A、及び3Bは、パソコン2により生成される画像データに基づいて光
源から射出される光束を変調し、拡大投射してスクリーン5に画像を表示する。
パソコン2、及びプロジェクタ3Aは、USBケーブル4Aを介して接続される。また
、プロジェクタ3A、及びプロジェクタ3Bは、USBケーブル4Bを介して接続される
。以下、このような接続方法を直列接続とする。
パソコン2は、図2に示すように、CPU201、メインメモリ202、補助メモリ2
03、ディスプレイ204、キーボード205、画像補正パラメータ記憶部21、画像処
理部22、及びUSBコネクタ23を備える。
補助メモリ203には、例えば、デジタルデータとして映像(画像ソース)と音声とを
記録したDVD(Digital Versatile Disc)等のメディアが利用
される。
画像補正パラメータ記憶部21は、プロジェクタ3A、及び3Bのそれぞれに画像を適
切に表示させるために、画像ソースに対して各プロジェクタに共通の画像補正処理を行う
ための補正パラメータを記憶する。
なお、画像補正パラメータ記憶部21は、これらの補正パラメータを記録したメモリカ
ードやCD−ROMをパソコン2に挿入してインストールすることにより補正パラメータ
を記憶してもよい。
または、画像補正パラメータ記憶部21は、パソコン2とプロジェクタ3AとをUSB
ケーブル4Aで接続した際に、パソコン2が、プロジェクタ3Aから取得した所定の補正
パラメータを記憶してもよい。
画像処理部22は、画像生成部221と、画像補正演算処理部(共通画像補正処理手段
)224と、エンコーダ225とを備える。
画像生成部221は、デコーダ222およびIP(Interlace Progre
ssive)変換部223を備え、補助メモリ203から読み出される画像ソースに対し
てその記録方式に応じた復号処理を行ってフレーム単位の画像データを復号する。
デコーダ222は、MPEG2等の形式で符号化された画像ソースを復号して画像デー
タを生成する。
IP変換部223は、NTSC、PAL等のインターレス方式の画像ソースを、固定画
素型表示装置(液晶パネル等)用のプログレッシブ方式の画像データに変換する。
画像補正演算処理部224は、画像生成部221により復号された画像データに対して
画像補正パラメータ記憶部21に記憶された補正パラメータに基づいて共通画像補正処理
を行う。
ここで、画像補正処理としては、例えば、プロジェクタの型式に応じた画像補正処理な
どの各プロジェクタに共通する特性に応じた画像補正処理(以下、共通画像補正処理とす
る)と、各プロジェクタに個別の特性に応じた画像補正処理(以下、個別画像補正処理と
する)とがある。
本実施形態においては、共通画像補正処理としては、解像度変換、輪郭強調、白黒伸長
、色変換、及びγ補正等の画像補正処理が該当する。
また、個別画像補正処理としては、形状変換、VT−γ補正、ゴースト補正、クロスト
ーク補正、色ムラ補正等の画像補正処理が該当する。
なお、プロジェクタの構成により、他の画素の影響を受けて起こる色ムラをクロストー
クまたはゴーストと称し、クロストークとは、隣の画素に対する信号の漏れ電流により画
素が駆動されることによる画像のムラであり、ゴーストとは、映像がずれて重なって見え
ることをいう。
エンコーダ225は、画像補正演算処理部224により画像補正処理された画像データ
に対し、画像フレーム間の差分を算出し、変化した部分を検出して差分データとする。
また、エンコーダ225は、検出した差分データを、USBケーブル4A、及び4Bに
より伝送可能な形式、例えば、USB2.0等の形式に符号化する。
USBコネクタ23は、データ入力部231と、データ出力部232とを備え、USB
ケーブル4Aを介してパソコン2とプロジェクタ3Aとのデータの入出力を行う。
なお、本実施形態においては、画像データ伝送手段は、エンコーダ225と、USBコ
ネクタ23とから構成される。
次に、プロジェクタ3A、及び3Bの構成について説明する。
プロジェクタ3A、及び3Bは、図3に示すように、画像補正パラメータ記憶部31と
、画像処理部32と、USBコネクタ33と、駆動制御部35と、画像投射部36とを備
える。
画像補正パラメータ記憶部31は、送信用補正パラメータ記憶部311と、内部処理用
補正パラメータ記憶部312とを備える。
送信用補正パラメータ記憶部311は、パソコン2にて共通画像補正処理、すなわち、
解像度変換、輪郭強調、白黒伸長、色変換、及びγ補正等の画像補正処理を行うための補
正パラメータを記憶する。
内部処理用補正パラメータ記憶部312は、各プロジェクタにて個別画像補正処理、す
なわち、形状変換、VT−γ補正、ゴースト補正、クロストーク補正、色ムラ補正等の画
像補正処理を行うための補正パラメータを記憶する。
なお、前述したように、パソコン2の画像補正パラメータ記憶部21は、パソコン2と
プロジェクタ3AとをUSBケーブル4Aで接続した際に、パソコン2が、プロジェクタ
3Aの送信用補正パラメータ記憶部311からUSBケーブル4Aを介して取得した補正
パラメータを記憶する。
画像処理部32は、画像生成部321と、画像補正演算処理部(個別画像補正処理手段
)324とを備える。
画像生成部(画像データ復元手段)321は、デコーダ322と、現画像生成部323
とを備える。
デコーダ322は、パソコン2から伝送される符号化した差分データを復調する。すなわち、パソコン2から伝送される差分データは、エンコーダ225にて符号化されているところ、デコーダ322で復調することにより差分データが得られる。
現画像生成部323は、現在投影している画像データに対して復号された差分データを合成して、新たに現画像フレームを生成する。
画像補正演算処理部324は、現画像生成部323により生成された現画像フレームに
対して内部処理用補正パラメータ記憶部312に記憶された補正パラメータに基づいて個
別画像補正処理、すなわち、形状変換、VT−γ補正、ゴースト補正、クロストーク補正
、色ムラ補正等の画像補正処理を行う。
駆動制御部35は、画像補正処理された現画像フレームを表示するように画像投射部3
6を駆動する制御信号を出力する。
画像投射部36は、図4に示すように、光源部361を備え、光源362からの光は、リフレクタ363で平行光束にされ、二枚のレンズアレイ364、364を通って色分離光学系365に進む。
色分離光学系365は、赤色を反射して青色および緑色を通過させるダイクロイックミラー366と、緑色を反射して青色を通過させるダイクロイックミラー367とを備え、光を赤色、緑色、青色に分離する。
そして、赤色は反射ミラー365Aに反射され、緑色はダイクロイックミラー367に
反射され、青色は二枚の反射ミラー369、370を有するリレー光学系368に導かれ
、電気光学装置371の赤色用液晶パネル(光変調装置)372、緑色用液晶パネル(光
変調装置)373および青色用液晶パネル(光変調装置)374にそれぞれ入射する。各
色は、各液晶パネル372〜374において画像情報に応じた所定の変調を受けて、プリ
ズム375で合成される。
合成された画像は投射光学系376から射出され、スクリーン5に拡大投射される。
USBコネクタ33は、データ入力部331と、データ出力部332とを備え、USB
ケーブル4Aを介してパソコン2とプロジェクタ3Aとのデータの入出力を行い、USB
ケーブル4Bを介してプロジェクタ3Aとプロジェクタ3Bとのデータの入出力を行う。
次に、本実施形態に係るプロジェクションシステム1の動作について図5のフローチャ
ートを参照して説明する。
ここで、図5中左側のST1〜ST7は、パソコン(PC)2の動作であり、図5中右
側のST8〜ST13は、プロジェクタ(PJ)3A、及び3Bの動作である。
プロジェクションシステム1の使用者が、プロジェクションシステム1を直列接続する
と、パソコン2が、以下のST1からST7を実行する。
なお、プロジェクションシステム1の動作を実行させるプログラムは、パソコン2のメ
インメモリ202に記憶されている。
まず、パソコン2が、プロジェクタ3A、及び3Bに接続されると、パソコン2は、各
プロジェクタの機器情報を各プロジェクタから受信する。
そして、ST1において、パソコン2が、プロジェクタ3Aの送信用補正パラメータ記
憶部311から補正パラメータを読み出してUSBケーブル4Aを介して取得する。そし
て、画像補正パラメータ記憶部21は、パソコン2が取得した補正パラメータを記憶する
次に、ST2において、画像生成部221は、補助メモリ203(例えば、DVD)か
ら画像ソースを読み出す。
そして、ST3において、デコーダ222は、MPEG2等の形式で符号化された画像
ソースを復号して画像データを生成する。
次に、ST4において、画像補正演算処理部224は、画像生成部221により復号さ
れた画像データに対して共通画像補正処理を行う(共通画像補正処理手順)。本実施形態
においては、共通画像補正処理として解像度変換処理、輪郭強調処理、白黒伸長処理、色
変換処理、γ補正処理の各画像補正処理を行う。
次に、ST5において、エンコーダ225は、画像補正演算処理部224により画像補
正処理された画像データに対し、画像フレーム間の差分を算出し、変化した部分を検出し
て差分データとする。
次に、ST6において、エンコーダ225は、検出した差分データを符号化する。
そして、ST7において、パソコン2は、USBケーブル4Aを介して符号化した差分
データをプロジェクタ3Aに伝送する。
なお、本実施形態においては、画像データ伝送手順は、ST5〜ST7である。
プロジェクタ3Aは、符号化した差分データを受信すると、USBケーブル4Bを介し
て符号化した差分データをプロジェクタ3Bに伝送する。
また、プロジェクタ3A、及び3Bは、差分データを受信すると、以下のST8からS
T13を実行する。
まず、ST8において、内部処理用補正パラメータ記憶部312は、プロジェクタ3A
、及び3Bがスタック投影を行う際の表示位置、及び表示形状の調整に基づく形状変換を
行うための補正パラメータを記憶する。
次に、ST9において、デコーダ322は、パソコン2から伝送される符号化した差分
データを復調する。
そして、ST10において、現画像生成部323は、現在投影している画像データに対
してデコーダ322により復調された差分データを合成して、新たに現画像フレームを生
成する。
次に、ST11において、画像補正演算処理部324は、生成された現画像フレームに
個別画像補正処理を行う(個別画像補正処理手順)。本実施形態においては、個別画像補
正処理として形状変換処理、VT−γ補正処理、クロストーク補正処理、ゴースト補正処
理、色ムラ補正処理の各画像補正処理を行う。
次に、ST12において、駆動制御部35は、画像補正処理された現画像フレームを表
示するように制御信号を画像投射部36に出力する。
そして、ST13において、画像投射部36は、スクリーン5に向けて画像を拡大投射
し、スクリーン5上に画像が表示される。
本実施形態に係るプロジェクションシステム1によれば、次のような効果がある。
(1)パソコン2が画像補正演算処理部224を備えていることにより、プロジェクタ3
A、及び3Bに共通の画像補正処理を一括して行うことができるため、プロジェクション
システム1全体での画像補正処理を軽減することができる。
(2)プロジェクタ3A、及び3Bが画像補正演算処理部324を備えていることにより
、各プロジェクタに応じた個別の画像補正処理を行うことができるため、スタック投影を
行ってもプロジェクションシステム1全体で適切な画像を表示させることができ、パソコ
ン2にかかる負荷を軽減することができる。
(3)プロジェクタ3A、及び3Bが、パソコン2から伝送される同一の画像データに基
づいて、各プロジェクタの投射画像を、同一のスクリーン5に重畳させて表示するから、
高輝度な画像を表示することができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係るプロジェクションシステムについて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省
略する。
前記第1実施形態に係るプロジェクションシステム1は、パソコン2、プロジェクタ3
A、及び3Bは、直列接続により接続されていたが、本実施形態に係るプロジェクション
システム1は、パソコン2、プロジェクタ3A、及び3Bを接続する方法が異なる。
すなわち、図6に示すように、パソコン2、及びプロジェクタ3Aは、USBケーブル
4Aを介して接続される。また、パソコン2、及びプロジェクタ3Bは、USBケーブル
4Bを介して接続される。以下、このような接続方法を並列接続とする。
また、前記第1実施形態に係るプロジェクションシステム1は、2台のプロジェクタの
投射画像を、同一の投射領域に重畳させて表示するスタック投影プロジェクションシステ
ムであったが、本実施形態に係るプロジェクションシステム1は、2台のプロジェクタか
ら画像データに基づいて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分画像を並列配
置して1つの表示画像を形成するタイリング投影プロジェクションシステムである点で異
なる。
したがって、本実施形態に係るプロジェクションシステム1は、図7に示すように、パ
ソコン2の画像処理部22が、画像データ分割部(画像データ分割手段)226を備える

画像データ分割部226は、プロジェクタ3A、及び3Bがタイリング投影を行った際
に、各プロジェクタの投射画像を並列に配置してスクリーン5に1つの表示画像を形成す
るように、画像補正演算処理部224により画像補正処理された画像データの分割を行う
。すなわち、プロジェクタ3Aが表示すべき部分画像の部分画像データと、プロジェクタ
3Bが表示すべき部分画像の部分画像データとを生成する。
なお、画像補正パラメータ記憶部21は、画像データの分割を行うためのパラメータ(
画像データにおける各部分画像データの範囲の始点位置に関する始点座標、及び終点位置
に関する終点座標など)を記憶する。
ここで、画像補正パラメータ記憶部21は、画像データの分割を行うためのパラメータ
を記録したメモリカードやCD−ROMをパソコン2に挿入してインストールすることに
よりパラメータを記憶してもよい。
または、画像補正パラメータ記憶部21は、パソコン2とプロジェクタ3A、及び3B
とをUSBケーブル4A、及び4Bで接続した際に、パソコン2が、各プロジェクタから
取得した画像データの分割を行うためのパラメータを記憶してもよい。
なお、この場合には、各プロジェクタの送信用補正パラメータ記憶部311は、画像デ
ータの分割を行うためのパラメータを記憶する。
また、本実施形態に係るプロジェクションシステム1の動作については、図8のフロー
チャートに示すように、ST41において、画像データ分割部226が、画像補正演算処
理部224により画像補正処理された画像データの分割を行う。そして、分割された各部
分画像データに対してST5以降の処理を行う。よって、ST7で送信される差分データ
は、第1実施形態では各プロジェクタに対して同じデータであったのに対して、本実施形
態では各プロジェクタそれぞれに対して異なるデータとなる。
このような本実施形態においても、前述の第1実施形態の(1)(2)と同様の作用、
効果を得ることができる。
さらに、プロジェクタ3A、及び3Bが、パソコン2から伝送される画像データに基づ
いて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分画像を並列配置して1つの表示画
像を形成するから、高精彩な画像を表示することができる。
また、画像データを部分画像データに分割する処理をパソコン2で行うことにより、各
プロジェクタにおいて画像データを部分画像データに分割する処理を行う必要がなく、各
プロジェクタにかかる負荷を軽減することができる。
なお、本実施形態においては、画像補正演算処理部224により画像補正処理を行った
後、画像データの分割を行うようにしたが、画像データの分割を行った後、画像補正演算
処理部224により画像補正処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、各プロジェクタで行う個別画像補正処理のうちの一部を
パソコン2で行うようにしてもよい。
この場合には、パソコン2が、各プロジェクタの内部処理用補正パラメータ記憶部31
2から一部の補正パラメータを読み出して各USBケーブルを介して取得する。そして、
画像補正パラメータ記憶部21は、パソコン2が取得した一部の補正パラメータを記憶す
る。次に、画像データ分割部226が、画像補正演算処理部224により画像補正処理さ
れた画像データの分割を行った後、各部分画像データに対して、当該部分画像データを表
示するプロジェクタから取得した一部の補正パラメータに基づいて個別画像補正処理を行
うようにすればよい。
このように、個別画像補正処理のうちの一部をパソコン2で行うようにすれば、パソコ
ンとプロジェクタとの負荷のバランスを、それぞれの機能や性能などに応じて適切に決定
することができる。
特に、高機能なパソコン2を用いて画像補正処理を行う場合に有効であり、各プロジェ
クタにかかる負荷を軽減することができる。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態に係るプロジェクションシステムについて説明する。
前記第2実施形態に係るプロジェクションシステム1は、パソコン2の画像処理部22
が、画像データ分割部226を備えていたが、本実施形態に係るプロジェクションシステ
ム1は、図9に示すように、プロジェクタ3A、及び3Bが、画像データ分割部326を
備える点で異なる。
画像データ分割部326は、プロジェクタ3A、及び3Bがタイリング投影を行った際
に、各プロジェクタの投射画像を並列に配置してスクリーン5に1つの表示画像を形成す
るように、各プロジェクタが、それぞれの投射画像の位置に基づいてパソコン2から伝送
される画像データの分割を行う。
また、本実施形態に係るプロジェクションシステム1の動作については、図10のフロ
ーチャートに示すように、ST101Aにおいて、画像データ分割部326が、現画像生
成部323により生成された現画像フレームの分割を行う。
そして、分割した部分画像データのうち、自身が表示する部分画像データに対して、S
11において、画像補正演算処理部324により個別画像補正処理を行う。
なお、S12以降の処理については前記第1実施形態で説明したとおりである。
このような本実施形態においても、前述の第1実施形態の(1)(2)と同様の作用、
効果を得ることができる。
さらに、プロジェクタ3A、及び3Bが、パソコン2から伝送される画像データに基づ
いて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分画像を並列配置して1つの表示画
像を形成するから、高精彩な画像を表示することができる。
また、画像データを部分画像データに分割する処理をプロジェクタ3A、及び3Bで行
うことにより、パソコン2において画像データを部分画像データに分割する処理を行う必
要がなく、パソコン2にかかる負荷を軽減することができる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態に係るプロジェクションシステムについて説明する。
前記第実施形態に係るプロジェクションシステム1は、プロジェクタ3A、及び3Bが、画像データ分割部326を備えていたが、本実施形態に係るプロジェクションシステム1は、図11に示すように、プロジェクタ3A、及び3Bが、画像データ切出部(画像データ切出手段)327を備える点で異なる。
画像データ切出部327は、プロジェクタ3A、及び3Bがタイリング投影を行った際
に、各プロジェクタの投射画像を並列に配置してスクリーン5に1つの表示画像を形成す
るように、各プロジェクタが、それぞれの投射画像の位置に基づいてパソコン2から伝送
される画像データの切り出しを行う。
また、本実施形態に係るプロジェクションシステム1の動作については、図12のフロ
ーチャートに示すように、ST101Bにおいて、画像データ切出部327が、現画像生
成部323により生成された現画像フレームに対して画像データの切り出しを行う。
ここで、内部処理用補正パラメータ記憶部312は、切り出しを行うためのパラメータ
(以下、切出パラメータとする)を記憶する。
切出パラメータとしては、図13に示すように、画像データにおける部分画像データの
範囲の始点位置に関する始点座標と、拡大率とで構成されたパラメータが例示できる。
ここで、始点座標は、切出開始位置として、例えば、切り出す矩形領域の左上部を指定
するための座標P(例えば、P1,P2)である。また、拡大率は、切り出された画像デ
ータの拡大率を定めるもので、図13に示すように、画像データD0の水平解像度をW、
垂直解像度をH、切り出す矩形領域の水平解像度をw、垂直解像度をhとすると、拡大率
Zは、Z=W/w=H/hと表すことができる。
なお、本実施形態では、原画像データのアスペクト比と、切り出す矩形領域のアスペク
ト比とが同一であるものとしている。また、拡大率Z(Z1,Z2)=2としている。
より具体的には、プロジェクタ3Aの画像データ切出部327は、以下に示すように、
ST101Bを実行することで、部分画像データD1(図13)を生成する。
すなわち、ST101Bにおいて、画像データ切出部327は、内部処理用補正パラメ
ータ記憶部312に記憶される切出パラメータである始点座標P1(0、0)、および拡
大率Z1に基づいて、終点座標Q1(W、H/2)を算出する。そして、画像データ切出
部327は、画像データD0から読み出した始点座標P1、および算出した終点座標Q1
で設定される切出範囲の画像データD1Aを切り出す。この後、ST101Bにおいて、
画像データ切出部327は、切り出した画像データD1Aに対して、拡大率Z1で拡大を
実施することで、部分画像データD1を生成する。
また、プロジェクタ3Bの画像データ切出部327は、以下に示すように、ST101
Bを実行することで、部分画像データD2(図13)を生成する。
すなわち、ST101Bにおいて、画像データ切出部327は、内部処理用補正パラメ
ータ記憶部312に記憶される切出パラメータである始点座標P2(0、H/2)、およ
び拡大率Z2(図13)に基づいて、終点座標Q2(W、H)を算出する。そして、画像
データ切出部327は、画像データD0から読み出した始点座標P2、および算出した終
点座標Q2で設定される切出範囲の画像データD2Aを切り出す。この後、ST101B
において、画像データ切出部327は、切り出した画像データD2Aに対して、拡大率Z
2で拡大を実施することで、部分画像データD2を生成する。
そして、生成した部分画像データに対して、S11において、画像補正演算処理部32
4により個別画像補正処理を行う。
なお、S12以降の処理については前記第1実施形態で説明したとおりである。
このような本実施形態においても、前述の第1実施形態の(1)(2)と同様の作用、
効果を得ることができる。
さらに、プロジェクタ3A、及び3Bが、パソコン2から伝送される画像データに基づ
いて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分画像を並列配置して1つの表示画
像を形成するから、高精彩な画像を表示することができる。
また、各プロジェクタが自身で表示する部分画像データを画像データから切り出す処理
をプロジェクタ3A、及び3Bそれぞれで行うことにより、パソコン2において画像デー
タを部分画像データに分割する処理を行う必要がなく、パソコン2にかかる負荷を軽減す
ることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範
囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、プロジェクタ3A、及び3Bは、直列接続によりスタック投影を行っていたが
、並列接続によりスタック投影を行ってもよく、要するに、情報処理装置の共通画像補正
処理部により画像補正処理された画像データを、信号伝送装置を介して受信することがで
きればよい。
また、2台のプロジェクタ3A、及び3Bを使用してスタック投影、タイリング投影を
行っていたが、2台以上のプロジェクタを使用してもよく、要するに、プロジェクション
システムを使用する環境などに応じて使用台数を決定すればよい。
また、タイリング投影においては、プロジェクタ3A、及び3Bが投影する各部分画像
が重なり合うことなく各部分画像によって1つの表示画像を形成するものとしたが、これ
に限らず、各部分画像の一部が重なり合うことで1つの表示画像を形成するものとしても
よい。
この際、部分画像の重なり領域の明るさを調整して、重なり領域を目立ちにくくするこ
とが好ましい。例えば、部分画像の重なり領域の明るさを光学的に調整、すなわち、拡大
投射される部分画像の一部の光量を遮光板により調整する。また、例えば、部分画像デー
タにおける重なり領域に対応する画像データに対して、明るさ(輝度や色)を調整する画
像補正処理を行う。
また、共通画像補正処理、及び個別画像補正処理としては、前記実施形態に例として挙
げた以外の処理を行ってもよく、さらに、前記実施形態に例として挙げた処理であっても
必要に応じて共通画像補正処理とするか、個別画像補正処理とするかを変更してもよい。
すなわち、例えば、各プロジェクタにレンズシフト機能が搭載され、スタック投影、タ
イリング投影を行う際にレンズシフト機能により投影画像を平行移動することができるよ
うな場合には、スクリーンの傾きなど共通の原因により画像補正処理が必要となるため、
形状変換は、共通画像補正処理とすることができる。
また、情報処理装置は、パソコン2を使用していたが、例えば、ボードコンピュータな
どを使用してもよく、要するに、入力される画像ソースに所定の画像処理を行い出力用の
画像データを生成することができればよい。
また、信号伝送装置は、USBケーブル4A、及び4Bを使用していたが、例えば、I
EEE1394ケーブルやDVIケーブルなどを使用してもよく、さらに、無線の信号伝
送装置であってもよく、要するに、情報処理装置により生成される画像データを伝送する
ことができればよい。
また、エンコーダ225は、画像フレーム間の差分を算出し、変化した部分を検出して
差分データとし、これを伝送データとしていたが、他のデータ形式であってもよく、さら
に、画像データをそのまま伝送データとしてもよく、要するに、各プロジェクタに画像デ
ータを、信号伝送装置を介して送信することができればよい。
本発明の第1実施形態におけるプロジェクションシステムの直列接続を示す外観図である。 同パソコンの機能ブロック図である。 同プロジェクタの機能ブロック図である。 同プロジェクタの画像投射部の構成を示す図である。 同プロジェクションシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるプロジェクションシステムの並列接続を示す外観図である。 同パソコンの機能ブロック図である。 同プロジェクションシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 同プロジェクションシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 同プロジェクションシステムの動作を示すフローチャートである。 同画像データ切出部にて実施される部分画像データ切出処理を示す図である。
符号の説明
1…プロジェクションシステム、2…パソコン、3A…プロジェクタ、3B…プロジェ
クタ、4A…USBケーブル、4B…USBケーブル、5…スクリーン、21…画像補正
パラメータ記憶部、22…画像処理部、23…USBコネクタ、31…画像補正パラメー
タ記憶部、32…画像処理部、33…USBコネクタ、224…画像補正演算処理部、2
25…エンコーダ、226…画像データ分割部、311…送信用補正パラメータ記憶部、
312…内部処理用補正パラメータ記憶部、324…画像補正演算処理部、326…画像
データ分割部、327…画像データ切出部、ST4…共通画像補正処理手順、ST5〜S
T7…画像データ伝送手順、ST11…個別画像補正処理手順。

Claims (12)

  1. プロジェクションシステムであって、
    信号伝送装置により伝送される画像データに基づいて光源から射出される光束を変調し、拡大投射して画像を表示する複数のプロジェクタであって、
    前記伝送データを変換して画像データに復元する画像データ復元手段と、
    前記画像データ復元手段により復元される画像データに対して当該各プロジェクタに応じた個別の画像補正処理を行う個別画像補正処理手段と、
    を備えるプロジェクタと、
    情報処理装置、及び各プロジェクタ間を接続し、前記情報処理装置で生成された画像データを各プロジェクタに伝送する前記信号伝送装置と、
    入力される画像ソースに所定の画像処理を行い出力用の画像データを生成する前記情報処理装置であって、
    前記各プロジェクタのそれぞれに適切な画像を表示させるために、前記画像ソースに対して各プロジェクタに共通の画像補正処理を行った画像データを生成する共通画像補正処理手段と、
    前記共通画像補正処理手段により生成される画像データを所定の伝送データに変換し、前記信号伝送装置を介して各プロジェクタに伝送する画像データ伝送手段と、
    を備える情報処理装置と、
    を備えるプロジェクションシステム。
  2. 請求項1に記載のプロジェクションシステムにおいて、
    前記各プロジェクタの投射画像を、同一の投射領域に重畳させて表示するスタック投影プロジェクションシステムであることを特徴とするプロジェクションシステム。
  3. 請求項1に記載のプロジェクションシステムにおいて、
    前記各プロジェクタから前記画像データに基づいて表示されるべき画像の部分画像を表示させ、各部分画像を並列配置して1つの表示画像を形成するタイリング投影プロジェクションシステムであることを特徴とするプロジェクションシステム。
  4. 請求項3に記載のプロジェクションシステムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    前記画像データを各プロジェクタで表示させるべき部分画像データに分割する画像データ分割手段を備えることを特徴とするプロジェクションシステム。
  5. 請求項3に記載のプロジェクションシステムにおいて、
    前記各プロジェクタは、
    前記画像データを各プロジェクタで表示させるべき部分画像データに分割する画像データ分割手段を備えることを特徴とするプロジェクションシステム。
  6. 請求項3に記載のプロジェクションシステムにおいて、
    前記各プロジェクタは、
    前記画像データから各プロジェクタで表示すべき部分画像データを切り出す画像データ切出手段を備えることを特徴とするプロジェクションシステム。
  7. 画像データに対して個別の画像補正処理を行う複数のプロジェクタに前記画像データを伝送する情報処理装置であって、
    前記複数のプロジェクタのそれぞれに適切な画像を表示させるために、入力される画像ソースに対して各プロジェクタに共通の画像補正処理を行った画像データを生成する共通画像補正処理手段と、
    前記共通画像補正処理手段により生成される画像データを所定の伝送データに変換し、信号伝送装置を介して各プロジェクタに伝送する画像データ伝送手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 画像データに対して個別の画像補正処理を行う複数のプロジェクタに前記画像データを伝送する情報処理装置で実行される情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    前記複数のプロジェクタのそれぞれに適切な画像を表示させるために、入力される画像ソースに対して各プロジェクタに共通の画像補正処理を行った画像データを生成する共通画像補正処理手順と、
    前記共通画像補正処理手順により生成される画像データを所定の伝送データに変換し、信号伝送装置を介して各プロジェクタに伝送する画像データ伝送手順とを実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  9. 請求項8に記載の情報処理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  10. プロジェクタであって、
    情報処理装置において画像ソースに対して複数のプロジェクタに共通の画像補正処理が行われた画像データに基づいて光源から射出される光束を変調し、拡大投射して画像を表示する画像投射部と、
    前記画像データに対して当該各プロジェクタに応じた個別の画像補正処理を行う個別画像補正処理手段を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  11. プロジェクタで実行されるプログラムであって、
    前記プロジェクタは、
    情報処理装置において画像ソースに対して複数のプロジェクタに共通の画像補正処理が行われた画像データに基づいて光源から射出される光束を変調し、拡大投射して画像を表示する画像投射部を有し、
    前記プロジェクタに、
    前記画像データに対して当該各プロジェクタに応じた個別の画像補正処理を行う個別画像補正処理手順を実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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