JP2007251294A - 投写表示システムおよび投写表示方法 - Google Patents

投写表示システムおよび投写表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007251294A
JP2007251294A JP2006068487A JP2006068487A JP2007251294A JP 2007251294 A JP2007251294 A JP 2007251294A JP 2006068487 A JP2006068487 A JP 2006068487A JP 2006068487 A JP2006068487 A JP 2006068487A JP 2007251294 A JP2007251294 A JP 2007251294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
projection
color
color correction
projection display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006068487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhoshi Yokoyama
壱星 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006068487A priority Critical patent/JP2007251294A/ja
Publication of JP2007251294A publication Critical patent/JP2007251294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、複数の画像を1つの投写画像として表示する場合に、投写表示された画像の色の均一性を向上させる。
【解決手段】1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、前記複数の画像を1つの投写画像として表示する投写表示システムは、前記複数の画像を前記投写面上で隣接して表示するように投写する複数台の投写表示用プロジェクタと、前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記投写画像として表示された画像中に発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の分布とするための色補正用画像を、前記投写画像として表示される画像に重ね合わせて投写する色補正用プロジェクタと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、複数の画像を1つの投写画像として表示する技術に関する。
複数台のプロジェクタを用いて、1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、複数の画像を1つの投写画像として表示する投写表示システムが普及しつつある(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2002−207247号公報 特開2005−274816号公報
しかしながら、一般に、プロジェクタは、装置ごとに、それぞれ発色特性が異なっており、均一な色の画像を表示させた場合に、それぞれ、異なった色の画像を表示する。例えば、均一な白色のベタ画像(以下、「白色画像」と呼ぶ。)を表示させた場合に、あるプロジェクタは全体に青味の強い白色画像を表示し、また、別のプロジェクタは全体に赤味の強い白色画像を表示する。従って、上記のような投写表示システムにおいて、仮に、複数のプロジェクタで、それぞれ、同じ画像を投写表示した場合には、それぞれの発色の違いに基づいて、それぞれ異なった色の画像が表示されることになる。また、1つの画像を複数に分割して複数のプロジェクタで投写表示させた場合において、本来1つの画像が表示されているように見えることが好ましいが、実際には、複数の異なった画像が表示されているように見えてしまう場合もある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、複数の画像を1つの投写画像として表示する場合に、投写表示された画像の色の均一性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の態様は、
1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、前記複数の画像を1つの投写画像として表示する投写表示システムであって、
前記複数の画像を前記投写面上で隣接して表示するように投写する複数台の投写表示用プロジェクタと、
前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記投写画像として表示された画像中に発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の分布とするための色補正用画像を、前記投写画像として表示される画像に重ね合わせて投写する色補正用プロジェクタと、
を備えることを特徴とする。
上記投写表示システムによれば、色補正用プロジェクタが、所定の均一な色の画像を投写画像として投写表示した場合に、投写画像中に発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の分布とするための色補正用画像を、投写画像として表示される画像に重ね合わせて投写するので、投写画像の色の均一性を向上させることが可能である。
ここで、上記投写表示システムにおいて、
前記色補正用プロジェクタは、
前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、前記所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記投写画像として表示された画像中に発生する不均一な色の分布に関する情報を取得し、取得した前記情報に基づいて、前記色補正用画像を表す色補正用画像データを生成する色補正用画像データ生成部と、
前記色補正用画像データを記憶する色補正用画像データ記憶部と、
を備えることにより構成することができる。
このようにすれば、あらかじめ、所定の均一な色の画像を前記投写画像として投写表示した場合に、投写画像中に発生する不均一な色の分布に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、色補正用画像を表す色補正用画像データを生成し、生成した色補正用画像データを色補正用画像データ記憶部で記憶しておくことができる。そして、色補正用画像データ記憶部に記憶された色補正用画像データの表す色補正用画像を投写することにより、容易に、投写画像の色の均一性を向上させることが可能である。
なお、上記のように、色補正用プロジェクタが、色補正用画像データ生成部と、色補正用画像データ記憶部と、を備える投写表示システムにおいて、色補正用プロジェクタは、さらに、
前記投写画像として表示された画像を撮像して、投写画像撮像データを取得するイメージセンサ部を備えており、
前記色補正用画像データ生成部は、前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、前記所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記イメージセンサ部で前記投写画像撮像データを取得し、取得した前記投写画像撮像データを前記不均一な色の分布に関する情報として用いて、前記色補正用画像データを生成するようにしてもよい。
このようにすれば、容易に色補正用画像データを生成することができる。
また、上記のように、色補正用プロジェクタが、色補正用画像データ生成部と、色補正用画像データ記憶部と、を備える投写表示システムにおいて、
前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、前記所定の均一な色の画像を投写した場合に、表示されたそれぞれの画像に発生する所定の均一な色に対する色のずれに関する情報を備えており、
前記色補正用画像データ生成部は、前記各投写表示用プロジェクタから、前記色のずれに関する情報を取得し、前記各投写表示用プロジェクタから取得した前記色のずれに関する情報を前記不均一な色の分布に関する情報として用いて、前記色補正用画像データを生成するようにしてもよい。
このようにしても、容易に色補正用画像データを生成することができる。
なお、本発明は、上記した投写表示システムとしての態様に限ることなく、投写表示方法としての態様、等、種々の態様で実現することも可能である。
以下では、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の手順で説明する。
A.第1実施例:
A1.投写表示システムの構成および動作:
A2.色補正用プロジェクタの構成および動作:
A3.実施例の効果:
B.第2実施例:
B1,色補正用プロジェクタの構成および動作:
B2.実施例の効果:
C.変形例:
A.第1実施例:
A1.投写表示システムの構成および動作:
図1は、本発明の第1実施例としての投写表示システムの構成を示す説明図である。この投写表示システムは、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bと、色補正用プロジェクタ200と、を備えている。この投写表示システムは、紙面に向かって左側の投写表示用プロジェクタ100AがスクリーンSC上に投写する左側の画像(以下、「左側投写画像」とも呼ぶ。)PJPLと、紙面に向かって右側の投写表示用プロジェクタ100BがスクリーンSC上に投写する右側の画像(以下、「右側投写画像」とも呼ぶ。)PJPRとで、1つの投写画像PJPをスクリーンSC上に投写するシステムである。なお、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bには、図示しない画像供給装置から画像データが供給され、対応する画像が投写表示される。また、色補正用プロジェクタ200は、投写画像PJPに重ね合わせて色補正用画像PJCを投写する。なお、図1において、投写画像PJPの枠を示す実線、左側投写画像PJPLおよび右側投写画像PJPRの枠を示す破線、色補正用画像PJCの枠を示す二点鎖線は、図をわかりやすくするために、ずらして示しているが、実際には重なっている。
図2は、第1実施例としての投写表示システムにおける色補正について示す説明図である。図2は、説明を判りやすくするため、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bが、投写画像PJPを構成する左側投写画像PJPLおよび右側投写画像PJPRとして白色画像を投写する場合を例に示している。
図2(A)は、補正前の投写画像、すなわち、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bによる投写画像PJPを示している。また、図2(B)は、色補正用プロジェクタ200による色補正用画像PJCを示している。そして、図3(C)は、補正後の投写画像、すなわち、図2(A)の投写画像PJPに、図2(B)の色補正用画像PJCを重ねて合わせて投写した場合の画像(以下、「補正後投写画像」とも呼ぶ。)PJPCを示している。
ここで、図2(A)に示すように、スクリーンSC上に投写表示される左側投写画像PJPLは青味がかった白色画像PJPL(WB)であり、右側投写画像PJPRは赤味がかった白色画像PJPR(WR)であるとする。
このとき、図2(B)に示すように、色補正用画像PJCとして、左側投写画像PJPLに重ね合わせる部分を、青味がかった白色画像PJPL(WB)が白色画像となるように、赤緑色画像PJCL(WRG)とするとともに、右側投写画像PJPRに重ね合わせる部分を、赤味がかった白色画像PJPR(WR)が白色画像となるように、青緑色画像PJCR(WBG)とした画像を用意する。
そして、図2(A)に示す投写画像PJPに重ね合わせて図2(B)に示す色補正用画像PJCを投写する。この結果、図2(C)に示すように、補正後投写画像PJPCの左側の部分を白色画像PJPCL(W)とし、右側の部分も白色画像PJPCR(W)とることができるので、補正後投写画像PJPCの全体を均一な白色画像PJPC(W)とすることができ、投写画像の色の均一性を向上させることが可能となる。
なお、図2の説明では、説明を判りやすくするために、投写画像PJPとして白色画像を投写した場合を例にしているが、他の投写画像の場合においても、白色画像に対応する色補正用画像PJCを重ね合わせて投写することにより、同様に、投写画像の色の均一性を向上させることが可能である。
また、図2の説明では、説明を判りやすくするために、左側投写画像PJPL内および右側投写画像PJPR内においては、それぞれ、全体に均一な色であることとして説明しているが、左側投写画像PJPL内および右側投写画像PJPR内においても不均一な色の分布を有している場合にも適用可能である。この場合には、左側投写画像PJPLと右側投写画像PJPRとの間で発生する不均一な色の分布が均一な色の分布となるようにするとともに、左側投写画像PJPL内および右側投写画像PJPR内においてそれぞれ発生する不均一な色の分布が均一な色の分布となるようにする色補正用画像PJCを、重ね合わせて投写するようにすればよい。
A2.色補正用プロジェクタの構成および動作:
図3は、色補正用プロジェクタの概略構成を示す説明図である。この色補正用プロジェクタ200は画像処理部210と、ライトバルブ駆動部220と、液晶ライトバルブ230と、イメージセンサ部240と、色補正用画像データ生成部250と、色補正用画像データ記憶部260と、を備えている。また、色補正用プロジェクタ200は、液晶ライトバルブ230を照明するための照明装置270と、液晶ライトバルブ230から射出される変調光(以下、「画像光」と呼ぶ場合もある。)の表す画像をスクリーンSC上に投写するための投写光学系280と、を備えている。
ユーザが、例えば、図示しない色補正実行ボタンを押すことにより、色補正動作の実行が指示されて、以下で説明するように、色補正用画像データ記憶部260、画像処理部210、ライトバルブ駆動部220、液晶ライトバルブ230、照明装置270、および、投写光学系280が動作して、色補正用画像PJCを投写画像PJPに重ね合わせて投写する。
画像処理部210は、色補正用画像データ記憶部260に記憶されている色補正用画像データを読み出して種々の画像処理を実行し、画像処理後の画像データをライトバルブ駆動部220に供給可能な画像信号として出力する。
ライトバルブ駆動部220は、画像処理部210から入力される画像データに基づいて、液晶ライトバルブ230を駆動する。
液晶ライトバルブ230は、照明装置270から射出された照明光を、ライトバルブ駆動部220から供給された駆動信号に基づいて変調する。
投写光学系280は、液晶ライトバルブ230で変調された変調光を、スクリーンSC上で結像させて、画像を投写する。
そして、ユーザが、例えば、図示しない色調整ボタンを押すことにより、色調整動作の実行が指示されて、以下で説明するように、イメージセンサ部240、色補正用画像データ生成部250、および、色補正用画像データ記憶部260が動作して、投写画像PJPの不均一な色の分布を補正することが可能な色補正用画像PJCを表す色補正用画像データを生成する。
色補正用画像データ生成部250は、イメージセンサ部240を制御して、スクリーンSC上に投写される投写画像PJPを撮像し、撮像結果である投写画像撮像データを取得する。なお、この色調整を実行する場合には、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bにより、あらかじめ、所定の均一な色の画像、例えば、白色画像を、投写画像PJPとして投写させておく。
そして、色補正用画像データ生成部250は、取得した投写画像撮像データを解析して色の分布を調べ、これに基づいて、投写画像を均一な色の画像とするために、重ね合わせるべき色補正用画像データを生成する。
色補正用画像データ記憶部260は、色補正用画像データ生成部250が生成した色補正用画像データを記憶する。また、色補正用画像データ記憶部260は、後述するように、画像処理部210からの読み出し指示に従って、記憶している色補正用画像データを読み出して、画像処理部210に出力する。なお、色補正用画像データ記憶部260に記憶される色補正用画像データは、液晶ライトバルブの全画素のデータを有するビットマップ形式の画像データである。
A3.実施例の効果:
以上説明したように、本実施例の投写表示システムでは、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bから所定の均一な色の画像を投写した場合に、投写画像PJPに発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の画像となるような色補正用画像PJCを、色補正用プロジェクタ200から投写画像PJPに重ねて投写することができるので、左側の投写表示用プロジェクタ100Aが投写する左側投写画像PJPLと右側の投写表示用プロジェクタ100Bが投写する右側投写画像PJPRとの間で発生する不均一な色の分布や、左側投写画像PJP内あるいは右側投写画像PJPR内で発生する不均一な色の分布を抑制し、投写画像全体の色の均一性を向上させることが可能である。
B.第2実施例:
第2実施例としての投写表示システムは、第1実施例としての投写表示システムにおける色補正用プロジェクタ200を、以下で説明する色補正用プロジェクタ300に置き換えたものである。なお、第2実施例としての投写表示システムにおける色補正動作は、第1実施例の場合と同じであるので、ここではその説明を省略する。
B1.色補正用プロジェクタの構成および動作:
図4は、第2実施例における色補正用プロジェクタ300の概略構成を示す説明図である。この色補正用プロジェクタ300は、第1実施例における色補正用プロジェクタ200のイメージセンサ部240を省略し、色補正用画像データ生成部250を色補正用画像データ生成部350に置き換えている点、および、この色補正用画像データ生成部350が2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bの色補正データ記憶部110A,110Bに記憶されている色補正データに基づいて、色補正用画像データを生成する点、を除いて、第1実施例における色補正用プロジェクタ200と同じである。すなわち、色補正画像データの生成方法のみが第1実施例の色補正用プロジェクタ200と異なっているので、以下では、色補正用画像データ生成部350によって実行される色補正用画像データの生成について説明する。
2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bの色補正データ記憶部110A,110Bに記憶されている色補正データには、それぞれのプロジェクタが、所定の均一な色の画像(ここでは、白色画像とする。)を投写した場合に、その所定の均一な色に対する実際の投写画像の色のずれを示すデータ、あるいは、投写画像の色をその所定の均一な色に補正するために必要な補正量を示すデータや、その投写画像内における不均一な色の分布を示すデータが含まれている。
色補正用画像データ生成部350は、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bから、図示しない通信インタフェース、例えば、USB,RS232C,LAN等を介して、それぞれの色補正データを取得することができる。
そして、色補正用画像データ生成部350は、取得した色補正データに基づいて、投写画像を均一な色の画像とするために、重ね合わせるべき色補正用画像データを生成することができる。
B2.実施例の効果:
以上説明したように、本実施例の投写表示システムにおいても、2台の投写表示用プロジェクタ100A,100Bから所定の均一な色の画像を投写した場合に、投写画像PJPに発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の画像となるような色補正用画像PJCを、色補正用プロジェクタ300から投写画像PJPに重ねて投写することができるので、左側の投写表示用プロジェクタ100Aが投写する左側投写画像PJPLと右側の投写表示用プロジェクタ100Bが投写する右側投写画像PJPRとの間で発生する不均一な色の分布や、左側投写画像PJP内あるいは右側投写画像PJPR内で発生する不均一な色の分布を抑制し、投写画像全体の色の均一性を向上させることが可能である。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施例の色補正用画像データは、液晶ライトバルブの全画素のデータを有するビットマップ形式の画像データであるとして説明しているが、これに限定されるものではなく、左側投写画像と右側投写画像との間の不均一な色の分布(色のずれ)や、左側投写画像および右側投写画像内における不均一な色の分布を補正するための色補正用画像データを表すことができれば、どのような形式であってもよい。ただし、実施例以外のデータ形式の場合には、画像処理部210において、色補正用画像データ記憶部260から読み出した色補正用画像データを、液晶ライトバルブ230の全画素に対応するビットマップ形式の画像データに変換する処理が必要となる。
例えば、液晶ライトバルブ230の全画素のデータを有するビットマップ形式の画像データを圧縮した画像データの形式であってもよい。ただし、この場合には、画像処理部210における画像処理において圧縮されていない画像データに展開する処理が必要である。また、液晶ライトバルブの全画素のデータのうち、代表的な画素のデータのみを有している画像データの形式であってもよい。ただし、この場合には、画像処理部210において、代表的な画素のデータに基づいて、代表的な画像の間の画素を補間する処理が必要である。また、同じ色の領域ごとに、その領域を示す領域座標データと色のデータとで構成される画像データの形式であってもよい。ただし、この場合には、液晶ライトバルブ230の全画素のデータを有するビットマップ形式の画像データに展開する処理が必要である。
(2)上記実施例では、色補正画像データを生成するための基準となる所定の均一な色の画像を用い、投写画像PJPに色補正用画像PJCを重ね合わせた場合の投写画像(補正後投写画像)PJPCが、所定の均一な色の画像となるように、色補正画像PJCを表す色補正用画像データを生成する場合を例に説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、2台の投写表示用プロジェクタが投写した一方の画像の色が他方の画像の色と同じになるように色補正用画像データを生成するようにしてもよい。また、投写画像の色が、基準となる所定の均一な色の画像とは異なる均一な色の画像となるように色補正画像データを生成するようにしてもよい。ようするに、2台の投写表示用プロジェクタが投写した画像の間で不均一な色の分布が発生しないような色補正画像データを生成するようにすればよい。
(3)上記実施例では、所定の均一な色の画像として白色画像を例に説明しているが、これに限定されるものではなく、赤色画像や、青色画像、緑色画像などの種々の単色の画像を利用することができる。また、単色画像の輝度を変化させた中間調の画像を利用することも可能である。
(4)上記実施例では、2台の投写表示用プロジェクタにより1つの投写画像を表示する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、複数台の投写表示用プロジェクタにより1つの投写画像を表示する場合にも適用可能である。
(5)また、上記第1実施例では、投写画像PJPを撮像した投写画像撮像データを取得し、投写画像撮像データを解析して色の分布を調べ、これに基づいて色補正用画像データを生成する場合を例に説明し、上記第2実施例では、投写表示用プロジェクタに記憶されている色補正データを取得し、これに基づいて色補正用画像データを生成する場合を例に説明しているが、これに限定されるものではなく、色補正用画像データを生成することができればどのような方法であってもよい。例えば、色を補正する領域を指定する仕組みを用意し、ユーザが、指定した領域の色データを手動で変化させて、投写画像中で不均一な色の分布がなくなる状態を探すことにより色補正用画像データを生成するようにしてもよい。
本発明の第1実施例としての投写表示システムの構成を示す説明図である。 第1実施例としての投写表示システムにおける色補正について示す説明図である。 色補正用プロジェクタの概略構成を示す説明図である。 第2実施例における色補正用プロジェクタ300の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
100A…投写表示用プロジェクタ
100B…投写表示用プロジェクタ
110A…色補正データ記憶部
110B…色補正データ記憶部
200…色補正用プロジェクタ
210…画像処理部
220…ライトバルブ駆動部
230…液晶ライトバルブ
240…イメージセンサ部
250…色補正用画像データ生成部
260…色補正用画像データ記憶部
270…照明装置
280…投写光学系
300…色補正用プロジェクタ
350…色補正用画像データ生成部
SC…スクリーン

Claims (5)

  1. 1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、前記複数の画像を1つの投写画像として表示する投写表示システムであって、
    前記複数の画像を前記投写面上で隣接して表示するように投写する複数台の投写表示用プロジェクタと、
    前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記投写画像として表示された画像中に発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の分布とするための色補正用画像を、前記投写画像として表示される画像に重ね合わせて投写する色補正用プロジェクタと、
    を備えることを特徴とする投写表示システム。
  2. 請求項1記載の投写表示システムであって、
    前記色補正用プロジェクタは、
    前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、前記所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記投写画像として表示された画像中に発生する不均一な色の分布に関する情報を取得し、取得した前記情報に基づいて、前記色補正用画像を表す色補正用画像データを生成する色補正用画像データ生成部と、
    前記色補正用画像データを記憶する色補正用画像データ記憶部と、
    を備えることを特徴とする投写表示システム。
  3. 請求項2記載の投写表示システムであって、
    前記色補正用プロジェクタは、さらに、
    前記投写画像として表示された画像を撮像して、投写画像撮像データを取得するイメージセンサ部を備えており、
    前記色補正用画像データ生成部は、前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、前記所定の均一な色の画像を投写した場合に、前記イメージセンサ部で前記投写画像撮像データを取得し、取得した前記投写画像撮像データを前記不均一な色の分布に関する情報として用いて、前記色補正用画像データを生成する、
    ことを特徴とする投写表示システム。
  4. 請求項2記載の投写表示システムであって、
    前記各投写表示用プロジェクタが、それぞれ、前記所定の均一な色の画像を投写した場合に、表示されたそれぞれの画像に発生する所定の均一な色に対する色のずれに関する情報を備えており、
    前記色補正用画像データ生成部は、前記各投写表示用プロジェクタから、前記色のずれに関する情報を取得し、前記各投写表示用プロジェクタから取得した前記色のずれに関する情報を前記不均一な色の分布に関する情報として用いて、前記色補正用画像データを生成する、
    ことを特徴とする投写表示システム。
  5. 1つの投写面上に複数の画像を隣接して投写することにより、前記複数の画像を1つの投写画像として表示する投写表示方法であって、
    前記複数の画像を前記投写面上で隣接して表示するように投写し、
    所定の均一な色の画像を前記投写画像として投写した場合に、前記投写画像として表示された画像中に発生する不均一な色の分布を補正して均一な色の分布とするための色補正用画像を、前記投写画像として表示される画像に重ね合わせて投写する、
    ことを特徴とする投写表示方法。
JP2006068487A 2006-03-14 2006-03-14 投写表示システムおよび投写表示方法 Pending JP2007251294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068487A JP2007251294A (ja) 2006-03-14 2006-03-14 投写表示システムおよび投写表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068487A JP2007251294A (ja) 2006-03-14 2006-03-14 投写表示システムおよび投写表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007251294A true JP2007251294A (ja) 2007-09-27

Family

ID=38595169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068487A Pending JP2007251294A (ja) 2006-03-14 2006-03-14 投写表示システムおよび投写表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007251294A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334181A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Seiko Epson Corp マルチプロジェクションシステム
JP2012517621A (ja) * 2009-02-11 2012-08-02 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. マルチプロジェクタシステム及び方法
US8267523B2 (en) 2008-02-26 2012-09-18 Sony Corporation Image projecting system, method, computer program and recording medium
JP2014235295A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社Jvcケンウッド マルチプロジェクタシステム、投射装置、調整装置および画像調整方法、ならびに、画像調整プログラム
CN104570557A (zh) * 2013-10-17 2015-04-29 台达电子工业股份有限公司 显示装置与应用其的显示方法
CN108900821A (zh) * 2018-06-15 2018-11-27 深圳汇通九州科技有限公司 一种投影方法、系统、投影机及终端设备
JP2021071609A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 セイコーエプソン株式会社 表示システムの制御方法および制御装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334181A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Seiko Epson Corp マルチプロジェクションシステム
US8267523B2 (en) 2008-02-26 2012-09-18 Sony Corporation Image projecting system, method, computer program and recording medium
JP2012517621A (ja) * 2009-02-11 2012-08-02 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. マルチプロジェクタシステム及び方法
JP2014235295A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社Jvcケンウッド マルチプロジェクタシステム、投射装置、調整装置および画像調整方法、ならびに、画像調整プログラム
CN104570557A (zh) * 2013-10-17 2015-04-29 台达电子工业股份有限公司 显示装置与应用其的显示方法
CN104570557B (zh) * 2013-10-17 2017-05-10 台达电子工业股份有限公司 显示装置与应用其的显示方法
CN108900821A (zh) * 2018-06-15 2018-11-27 深圳汇通九州科技有限公司 一种投影方法、系统、投影机及终端设备
JP2021071609A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 セイコーエプソン株式会社 表示システムの制御方法および制御装置
JP7338404B2 (ja) 2019-10-31 2023-09-05 セイコーエプソン株式会社 表示システムの制御方法および制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10341626B2 (en) Image projection system, projector, and control method for image projection system
US10440337B2 (en) Projection apparatus, information processing apparatus, and control methods thereof
JP2007060118A (ja) 投影装置及び投影制御方法
JP7338404B2 (ja) 表示システムの制御方法および制御装置
JP5440230B2 (ja) 画像処理装置、画像表示システム、及び画像処理方法
JP6398185B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP2005107211A (ja) 画像投影装置
JP2007251294A (ja) 投写表示システムおよび投写表示方法
US9621863B2 (en) Projector and light emission control method in the projector
JP2007128045A (ja) 画像表示システム、画像表示装置、画像補正処理プログラム
JP2006235158A (ja) プロジェクションシステム、プロジェクタ、プロジェクション方法、およびプロジェクションシステムに用いられるプログラム
JP6707871B2 (ja) 画質補正方法、及び、画像投射システム
JP2019023711A (ja) マルチプロジェクションシステム、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP2008061063A (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、及びその記録媒体
JP2019024180A (ja) プロジェクター、マルチプロジェクションシステムおよびプロジェクターの制御方法
JP2009159371A (ja) 画像調整装置、画像表示システム及び画像調整方法
JP2019080279A (ja) プロジェクター、画像投写システム、及びプロジェクターの制御方法
US6837582B2 (en) Image adjuster of projector and image adjusting method of image display
JP2010010754A (ja) 表示装置
JP2017129704A (ja) 表示装置、プロジェクター、及び、表示装置の制御方法
JP2010197449A (ja) 画像投影システムと画像投影方法
JP2005156964A (ja) プロジェクタ及びプロジェクタシステム
JP2006349792A (ja) プロジェクタ、プロジェクタにおける画像処理方法及びプロジェクタにおける画像処理プログラム
JP2012070031A (ja) 画像表示システム、撮像装置、画像表示システムの制御方法、および撮像装置の制御方法
US20180376031A1 (en) Projection apparatus that improves dynamic range of luminance of printed material, control method therefor, and storage medium