JP4236240B2 - 騒音防止機能を有するサーキュラソー用基板およびサーキュラソー - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、金属材料、木質系材料などを加工するためのサーキュラソー用基板およびこの基板を用いたサーキュラソーに関するものであって、特に切断中の基板の振動や騒音を抑制する基板およびサーキュラソーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金属材料や木質系材料の切断加工を行うのに、円板状の基板の周縁に多結晶ダイヤモンド焼結体のチップが設けられたサーキュラソーが使用される。このサーキュラソーで切断を行う際、主として基板の振動により騒音が発生し、状況によっては基板外周に設けられたチップ間の刃底部分から亀裂が発生し、基板が破壊するという問題も起こっていた。このことから、作業環境の改善や安全性のために基板の振動を抑制することが望まれている。
【0003】
基板の振動を抑制できるものとしては、様々な提案がなされており、例えば特開昭63−1501号公報に記載のものがある。この基板の一部を図3に示す。この提案は、台金の外周域より中周域に向けて振り幅が溝間隔より長いジグザグ状の切溝によって交互に形成された細長い舌片を形成し、図3(b)に示すようにこの舌片の先端部が隣接する舌片基部と部分的な面接触状態になるように接触部2cを有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の提案では、舌片の接触を部分的にして弱い面接触とし、この部分の摩擦により振動エネルギーを抑制して減衰するとともに、台金に大きなずれが生じても元に戻るようにするものである。この提案は、弱い面接触により効果的に騒音を防止できる効果があるが、この弱い面接触は切溝を形成するための高エネルギービームの高熱を利用して舌片を変形させることにより形成させるために、面接触状態を制御して、常に騒音防止効果の高いスリットを形成するには高度の技術を必要とした。
【0005】
以上のようなことから、振動を抑制する効果が大きいスリットの形成が容易で、台金に大きなずれが生じても元に戻ることが可能であり、基板に亀裂が発生しにくく安全性の高いサーキュラソー用基板およびサーキュラソーを提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のサーキュラソー用基板の第1の特徴は、円板状の台金にスリットが設けられたサーキュラソー用基板であって、前記スリットは、最外周側の部分が前記台金の外周縁とは間隔をおいて内周側に形成され、前記台金の外周側から内周側に向けて振り幅が溝間隔より長いジグザグ状の切溝により形成されるとともに、前記ジグザグ状の切溝により形成された細長い舌片を有する第1スリットと、前記第1スリットの内周側に設けられ、前記台金の外周側から内周側に向けて振り幅が溝間隔より長いジグザグ状の切溝により形成されるとともに、前記ジグザグ状の切溝により形成された細長い舌片を有する第2スリットとからなり、前記第1スリットの最内周側の振り幅が溝間隔より長い舌片に前記第2スリットの最外周側の切溝が形成され、前記第1スリットおよび第2スリットには樹脂が充填されてなることである。
【0007】
第2の特徴は、前記ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸は、前記基板の半径方向に一致するか、前記スリットの中心部における半径方向に対して45°以内としたことである。なお、スリットの中心部とは、第1スリットおよび第2スリットの領域内で振り幅方向の中心かつ振り幅と直角方向の中心である点を指す。
【0008】
第3の特徴は、前記第1スリットと前記第2スリットを組み合わせた一対のスリットを、前記台金の周方向に等間隔に形成したことである。
【0009】
第4の特徴は、前記樹脂は、フェノール系、ポリイミド系、エポキシ系またはシリコン系のいずれかよりなる熱硬化性樹脂としたことである。
【0010】
第5の特徴は、前記樹脂には、SiC、アルミナ、SiO2のうちのいずれか一つまたは二つ以上を含有することである。
【0011】
第6の特徴は、上記の基板を用い、基板の外周に多結晶ダイヤモンド、単結晶ダイヤモンドまたはCBN焼結体からなる切れ刃を接合したサーキュラソーとしたことである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のサーキュラソー用基板を図1に示す。基板1は薄板円板状の台金からなり、外周には切れ刃となるチップを接合するための刃台5が設けられている。刃台5間には刃底6が形成されており、チップを刃台5にろう付けする際に隣接する刃台5に熱が拡散しないようになっている。基板1には、第1スリット2aと第2スリット2bを組み合わせた一対のスリット2が複数個設けられており、基板1の周方向において等間隔に設けられている。これらのスリット2は、振り幅が溝間隔より長いジグザグ状の切溝であり、 基板1の外周側から内周側に向けてジグザグ状に形成される。ジグザグ状の切溝とすることにより、切溝の間には細長い舌片3が形成される。
【0013】
第1スリット2aの最内周側の舌片3には、第2スリット2bの最外周側の切溝が形成されている。このようにすることで、第1スリット2aと第2スリット2bがかみ合うように重複することになり、剪断歪み量の和が増え広範囲な周波数に対して振動を減衰することができるので、切削加工時に発生する複雑な振動を抑制する効果が生まれる。
【0014】
一対のスリット2でジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸pは、基板1の半径方向に一致するか、スリット2の中心部oにおける半径線rに対し45°以内としている。このようにすることで、チップの部分で発生して基板1中心方向に向かって伝わる振動を効果的に減衰できる。
【0015】
第1スリット2aおよび第2スリット2bには樹脂が充填されている。このように樹脂が充填されていることで、舌片3と樹脂が面接触状態になり、スリット2付近に発生した振動エネルギーは熱エネルギーに変換されて減衰される。この樹脂は、フェノール系、ポリイミド系、エポキシ系またはシリコン系のいずれかよりなる熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。これは、低コストで作業が容易であるとともに、これらの熱硬化性樹脂を用いることで、熱による樹脂の劣化と剥離を防いで制振効果を持続させ、万一剥離した場合でも、再度樹脂を充填することを容易にするためである。また、樹脂には助剤としてダイヤモンド、CBN、SiC、アルミナ、SiO2などが使用できるが、SiC、アルミナ、SiO2うちのいずれか一つまたは二つ以上を含有することが好ましい。これにより、比較的低コストで歪みエネルギーを効率よく熱エネルギーに変換させて制振効果を高めることができる。
【0016】
上記のようなサーキュラソー用基板の外周に多結晶ダイヤモンド、単結晶ダイヤモンドまたはCBN焼結体からなる切れ刃を接合し、騒音防止効果の高いサーキュラソーとすることができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)
本発明のサーキュラソーの第1の実施例として、図1に示すようなスリット2aおよび2bを形成した基板1を製作した。直径255mm、厚み2mm、材質はSKS5の円板状の基板1を準備し、外周部に所定の形状の刃台5および刃底6を形成し、レーザービームにより外周スリット4、第1スリット2aおよび第2スリット2bを形成した。外周スリット4は溝幅0.1〜0.3mm、刃底6から基板1中心に向かうように長さ5mmとし、等間隔に4ヶ形成した。スリット2aおよび2bは溝幅0.1〜0.3mm、ジグザグ状の振り幅は最大30mm、溝間隔(舌片3の幅)8mmとし、第1スリット2aは舌片3が3ヶ、第2スリット2bは舌片3が3ヶとなるように加工した。ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸pは、スリット中心部oにおける半径線rに一致(傾きを0°)させて5等配に形成し、スリット2aおよび2bを形成する位置は、スリット2全体が半径r上において中央部になるようにした。なお、これらのスリット2aおよび2bのすべての端部は切溝が割れ目になって広がらないように溝幅より大きい直径の円形穴を形成した。このスリット2aおよび2bの溝内に、エポキシ樹脂にSiCの助剤を混合した樹脂を充填し、乾燥させた。以上のようにして製作した基板1の刃台5に、所定の大きさの焼結ダイヤモンドチップをろう付けし、本発明のサーキュラソーとした。
【0018】
(実施例2)
第2の実施例として、図2に示すようなスリット2を形成した基板1を製作した。直径300mm、厚み2mmで、材質SKS5の円板状の基板1を準備し、実施例1と同様にスリット加工を行った。外周スリット4は溝幅0.1〜0.3mm、刃底6から基板1中心に向かうように長さ5mmとし、等間隔に4ヶ形成した。スリット2aおよび2bは溝幅0.1〜0.3mm、ジグザグ状の振り幅は最大40mm、溝間隔(舌片の幅)7mmとし、第1スリット2aは舌片3が4ヶ、第2スリット2bは舌片3が4ヶとなるように加工した。ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸pは、スリット中心部oにおける半径線rに対し傾きαを30°として5等配に形成し、スリット2aおよび2bを形成する位置は、スリット2全体が半径r上において中央部になるようにした。なお、これらのスリット2aおよび2bのすべての端部は切溝が割れ目になって広がらないように溝幅より大きい直径の円形穴を形成した。このスリット2aおよび2bの溝内に、シリコン樹脂にアルミナの助剤を混合した樹脂を充填し、乾燥させた。以上のようにして製作した基板1の刃台5に、所定の大きさの焼結ダイヤモンドチップをろう付けし、本発明のサーキュラソーとした。
【0019】
(実施例3)
第3の実施例として、直径600mm、厚み6mmで、材質SKS5の円板状の基板1を準備し、実施例1と同様にスリット加工を行った。外周スリット4は溝幅0.1〜0.3mm、刃底6から基板1中心に向かうように長さ5mmとし、等間隔に4ヶ形成した。スリット2aおよび2bは溝幅0.1〜0.3mm、ジグザグ状の振り幅は最大70mm、溝間隔(舌片の幅)10mmとし、第1スリット2aは舌片3が3ヶ、第2スリット2bは舌片3が3ヶとなるように加工した。ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸pは、スリット中心部oにおける半径線rに対し傾きαを45°として5等配に形成し、スリット2aおよび2bを形成する位置は、スリット2全体が半径r上において中央部になるようにした。なお、これらのスリット2aおよび2bのすべての端部は切溝が割れ目になって広がらないように溝幅より大きい直径の円形穴を形成した。このスリット2aおよび2bの溝内に、エポキシ樹脂にアルミナの助剤を混合した樹脂を充填し、乾燥させた。以上のようにして製作した基板1の刃台5に、所定の大きさの焼結ダイヤモンドチップをろう付けし、本発明のサーキュラソーとした。
【0020】
(実施例4)
第4の実施例として、直径250mm、厚み4.5mmで、材質SKS5の円板状の基板1を準備し、実施例1と同様にスリット加工を行った。外周スリット4は溝幅0.1〜0.3mm、刃底6から基板1中心に向かうように長さ5mmとし、等間隔に4ヶ形成した。スリット2aおよび2bは溝幅0.1〜0.3mm、ジグザグ状の振り幅は最大35mm、溝間隔(舌片の幅)7mmとし、第1スリット2aは舌片3が3ヶ、第2スリット2bは舌片3が3ヶとなるように加工した。ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸pは、スリット中心部oにおける半径線rに対し傾きαを45°として5等配に形成し、スリット2aおよび2bを形成する位置は、スリット2全体が半径r上において中央部になるようにした。なお、これらのスリット2aおよび2bのすべての端部は切溝が割れ目になって広がらないように溝幅より大きい直径の円形穴を形成した。このスリット2aおよび2bの溝内に、シリコン樹脂にSiCの助剤を混合した樹脂を充填し、乾燥させた。以上のようにして製作した基板1の刃台5に、所定の大きさの焼結ダイヤモンドチップをろう付けし、本発明のサーキュラソーとした。
【0021】
(比較例)
比較例として、図3(a)に示すようなスリット2を形成した基板1を製作した。実施例2と同じサイズおよび材質の基板1を準備し、スリット加工を行った。外周スリット4は溝幅0.1〜0.3mm、刃底6から基板1中心に向かうように長さ5mmとし、等間隔に4ヶ形成した。スリット2は溝幅0.1〜0.3mm、ジグザグ状の振り幅は最大40mm、溝間隔(舌片の幅)7mmとしたが、上記の実施例のように第1スリット2aおよび第2スリット2bのように1組のスリット2の領域内で2本の切溝により形成したものではなく、1本の連続した切溝で形成されており、舌片3の数は1組のスリットの領域内で同じ数とするために8ヶとなるように加工した。ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸pは、スリット2中心部oにおける半径線rに対し傾きαを30°として5等配に形成し、スリット2を形成する位置は、スリット2全体が半径r上において中央部になるようにした。なお、このスリット2のすべての端部は切溝が割れ目になって広がらないように溝幅より大きい直径の円形穴を形成した。このスリット2の溝内に、シリコン樹脂にアルミナの助剤を混合した樹脂複合材を充填し、乾燥させた。以上のようにして製作した基板1の刃台5に、所定の大きさの焼結ダイヤモンドチップをろう付けし、比較例のサーキュラソーとした。
【0022】
(実験例1)
スリット形状の違いによるせん断歪み量の大きさを確認するため、実施例2および比較例のサーキュラソーを使用してCAEにより解析を行った。その結果、実施例2のサーキュラソーの方が各周波数におけるせん断歪み量の和が大きく、振動エネルギーを効果的に吸収できる形状であることがわかった。
【0023】
(実験例2)
基板の減衰状態を比較するため、実施例1〜4および比較例のサーキュラソーを使用して、打撃試験を行った。試験方法は、基板の中央部を固定した状態で、その基板のスリットのほぼ中央部を鉄製の振り子により打撃し、打撃直後の初期波形と0.2s経過した時の波形を一度に計測し、10Log10A/Cの対数減衰能値を算出して比較した。その結果、実施例1〜4のサーキュラソーはいずれも比較例のサーキュラソーに比べて、減衰能が10〜15%向上した。
【0024】
(実験例3)
基板の強度を確認するため、実施例1〜4および比較例のサーキュラソーを使用して、強度試験を行った。試験方法は、基板の中央部を固定した状態で、基板の端部に荷重をかけたときの撓み量を測定する方法で行った。その結果、実施例1〜4のサーキュラソーは比較例のものに比べて3〜5%向上し、比較例より低下しないことがわかった。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスリット形状は基板の強度を低下させずに振動の減衰性能を高くすることができ、騒音防止効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーキュラソー用基板の例を示した部分側面図である。
【図2】本発明のサーキュラソー用基板の別の例を示した部分側面図である。
【図3】従来のサーキュラソー用基板の例を示した図で、(a)は部分側面図、(b)はスリットの一部を拡大した図である。
【符号の説明】
1 基板
2 スリット
2a 第1スリット
2b 第2スリット
2c 舌片の接触部
3 舌片
4 外周スリット
5 刃台
6 刃底
7 取付穴
p スリットの振り幅における中心軸
r スリット中心部を通る半径線
o スリットの中心
α スリットの角度
Claims (6)
- 円板状の台金にスリットが設けられたサーキュラソー用基板であって、
前記スリットは、最外周側の部分が前記台金の外周縁とは間隔をおいて内周側に形成され、前記台金の外周側から内周側に向けて振り幅が溝間隔より長いジグザグ状の切溝により形成されるとともに、前記ジグザグ状の切溝により形成された細長い舌片を有する第1スリットと、
前記第1スリットの内周側に設けられ、前記台金の外周側から内周側に向けて振り幅が溝間隔より長いジグザグ状の切溝により形成されるとともに、前記ジグザグ状の切溝により形成された細長い舌片を有する第2スリットとからなり、
前記第1スリットの最内周側の振り幅が溝間隔より長い舌片に前記第2スリットの最外周側の切溝が形成され、前記第1スリットおよび第2スリットには樹脂が充填されてなることを特徴とするサーキュラソー用基板。 - 前記ジグザグ状の切溝の振り幅における中心軸は、前記基板の半径方向に一致するか、前記スリットの中心部における半径方向に対して45°以内であることを特徴とする請求項1記載のサーキュラソー用基板。
- 前記第1スリットと前記第2スリットを組み合わせた一対のスリットを、前記台金の周方向に等間隔に形成したことを特徴とする請求項1または2記載のサーキュラソー用基板。
- 前記樹脂は、フェノール系、ポリイミド系、エポキシ系またはシリコン系のいずれかよりなる熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサーキュラソー用基板。
- 前記樹脂には、SiC、アルミナ、SiO2のうちのいずれか一つまたは二つ以上を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のサーキュラソー用基板。
- 請求項1〜5のいずれかの基板の外周に、多結晶ダイヤモンド、単結晶ダイヤモンドまたはCBN焼結体からなる切れ刃を接合したことを特徴とするサーキュラソー。
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