JP4234632B2 - スクラッチ印刷物 - Google Patents
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Description
(実施例1〜11および比較例1〜11)
下記の成分を均一に混合分散して実施例のスクラッチ印刷物用のインキ(a〜i)および比較例のスクラッチ印刷物用のインキ(j〜q)を調製し、前記スクラッチ印刷物調製例に準じて、本発明のスクラッチ印刷物および比較例のスクラッチ印刷物を調製した。
下記の成分を均一に混合分散して剥離層用のインキaを調製した。
・「樹脂A」(重量平均分子量500、ビスフェノールA型の「樹脂A」)
10.0部
・「樹脂B」(エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート)
72.0部
・「樹脂C」(重量平均分子量15,000、スチレンとジメチルアミノエチル
メタクリレートとの共重合体) 10.0部
・シリコーンアクリレート(樹脂D) 1.0部
・光重合開始剤(ベンゾフェノン誘導体) 6.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
下記の成分を均一に混合分散して隠蔽性スクラッチ層用のインキbを調製した。
・「樹脂E」(酢酸ビニル量40〜85%) 20.0部
・酢酸エチル 28.0部
・ノルマルプロピルアセテート 24.0部
・ノルマルプロピルアルコール 8.0部
・アルミペースト 20.0部
下記の成分を均一に混合分散して偽造防止印刷層(A−1)用のインキc−1を調製した。
・「樹脂C」水溶液(固形分30質量%) 18.0部
・「樹脂G」水溶液(固形分30質量%) 18.0部
・水 9.0部
・プロピレングリコール 2.0部
・炭酸カルシウム 2.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
・消泡剤(シリコーン系消泡剤) 0.1部
・蛍光カラーペースト 50.0部
下記の成分を均一に混合分散して偽造防止印刷層(A−2)用のインキc−2を調製した。
・「樹脂C」水溶液(固形分30質量%) 18.0部
・「樹脂G」水溶液(固形分30質量%) 18.0部
・水 9.0部
・プロピレングリコール 2.0部
・炭酸カルシウム 2.0部
・着色用有機顔料(ナフトール系赤) 5.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
・消泡剤(シリコーン系消泡剤) 0.1部
・蛍光カラーペースト 45.0部
下記の成分を均一に混合分散してアンカー層(B)用のインキdを調製した。
・「樹脂C」エマルジョン(ガラス転移温度15〜35℃、酸価20〜50mg
KOH/g、平均粒子径30〜100nm、固形分40質量%) 40.0部
・水 50.9部
・イソプロピルアルコール 2.0部
・プロピレングリコール 1.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
・消泡剤(シリコーン系消泡剤) 0.1部
・紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤) 5.0部
下記の成分を均一に混合分散して保護層(C−1)用のインキe−1を調製した。
・「樹脂C」エマルジョン(ガラス転移温度15〜35℃、酸価20〜50mg
KOH/g、平均粒子径30〜100nm、固形分40質量%) 40.0部
・水 55.9部
・イソプロピルアルコール 2.0部
・プロピレングリコール 1.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
・消泡剤(シリコーン系消泡剤) 0.1部
下記の成分を均一に混合分散して保護層(C−2)用のインキe−2を調製した。
・「樹脂C」エマルジョン(ガラス転移温度15〜35℃、酸価20〜50mg
KOH/g、平均粒子径30〜100nm、固形分40質量%) 40.0部
・水 50.9部
・イソプロピルアルコール 2.0部
・プロピレングリコール 1.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
・紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤) 5.0部
・消泡剤(シリコーン系消泡剤) 0.1部
下記の成分を均一に混合分散して白隠蔽層(D)用のインキfを調製した。
・「樹脂A」(重量平均分子量500、ビスフェノールA型「樹脂A」)
5.0部
・「樹脂B」(1,9−ノナンジオールジアクリレート) 38.0部
・「樹脂C」(重量平均分子量15,000、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ートとスチレンとの共重合体) 10.0部
・光重合開始剤(アセトフェノン系) 6.0部
・ポリエチレンワックス 1.0部
・酸化チタン 40.0部
下記の成分を均一に混合分散して「OP層」(E)用のインキgを調製した。
・「樹脂B」(エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート)
77.0部
・「樹脂A」(重量平均分子量500、ビスフェノールA型「樹脂A」)
13.0部
・「樹脂D」(1分子当たり6〜8個のアクリロイル基を有するシリコーンアク
リレート) 2.0部
・光重合開始剤(ベンゾフェノン誘導体) 6.0部
・ポリエチレンワックス 2.0部
下記の成分を均一に混合分散して偽造防止印刷層(F−1)のインキh−1を調製した。
・「樹脂B」(エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート)
75.0部
・「樹脂A」(重量平均分子量500、ビスフェノールA型「樹脂A」)
10.0部
・シリコーンアクリレート(「樹脂D」) 2.0部
・光重合開始剤(ベンゾフェノン誘導体) 6.0部
・ポリエチレンワックス 2.0部
・蛍光増白剤(ベンゾオキザゾリルチオフェン) 5.0部
実施例10における蛍光増白剤を蛍光体(芳香族系ヘテロ環誘導体)に替える以外は実施例10と同様にして印刷基材の裏面用の偽造防止印刷層(G)用のインキiを調製した。
下記成分を均一に混合分散して隠蔽性スクラッチ層用の比較例のインキjを調製した。
・スチレンブタジエンゴム 10.0部
・酢酸エチル 38.0部
・ノルマルプロピルアセテート 24.0部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 8.0部
・アルミペースト 20.0部
実施例3における「樹脂G」水溶液を「樹脂C」エマルジョン(固形分50%)に替える以外は実施例3と同様にして比較例の偽造防止印刷層(R−1)用のインキk−1を調製した。
実施例4における「樹脂G」水溶液を「樹脂C」エマルジョン(固形分50%)に替える以外は実施例4と同様にして比較例の偽造防止印刷層(R−2)用のインキk−2を調製した。
実施例5における「樹脂C」エマルジョンの配合量を45.0部にし、紫外線吸収剤を配合しない以外は実施例5と同様にして比較例のアンカー層(S−1)用のインキl−1を調製した。
実施例5における「樹脂C」エマルジョンの配合量を20.0部にし、「樹脂C」水溶液(固形分30%)を25.0部配合し、紫外線吸収剤を配合しない以外は実施例5と同様にして比較例のアンカー層(S−2)用のインキl−2を調製した。
実施例6において、「樹脂C」エマルジョンをガラス転移温度90℃、酸価30mgKOH/gおよび固形分40%である「樹脂C」エマルジョンに替える以外は実施例6と同様にして比較例の保護層(T−1)用のインキm−1を調製した。
実施例6において、「樹脂C」エマルジョンをガラス転移温度0℃、酸価100mgKOH/gおよび固形分40%である「樹脂C」エマルジョンに替える以外は実施例6と同様にして比較例の保護層(T−2)用のインキm−2を調製した。
下記の成分を均一に混練して比較例の白隠蔽層(U)用のインキnを調製した。
・スチレンブタジエンゴム 10.0部
・酢酸エチル 30.0部
・ノルマルプロピルアセテート 20.0部
・ポリメチルアセテート 20.0部
・酸化チタン 35.0部
下記の成分を均一に混練して比較例の「OP層」(V)用のインキoを調製した。
・アクリレートモノマー(1,6−ヘキサンジオールジアクリレート)
75.0部
・ポリエステルアクリレート 17.0部
・光重合開始剤(ベンゾフェノン誘導体) 6.0部
・ポリエチレンワックス 2.0部
下記の成分を均一に混練して比較例の偽造防止印刷層(W)用のインキpを調製した。
・アクリレートモノマー(1,6−ヘキサンジオールジアクリレート)
70.0部
・ポリエステルアクリレート 17.0部
・光重合開始剤(ベンゾフェノン誘導体) 6.0部
・ポリエチレンワックス 2.0部
・蛍光増白剤(ベンゾオキザゾリルチオフェン) 5.0部
比較例10における蛍光増白剤を芳香族系ヘテロ環誘導体に替える以外は比較例10と同様にして比較例の印刷基材の裏面用の偽造防止印刷層(X)用のインキqを調製した。
隠蔽性スクラッチ層の剥離層への転移性、スクラッチ性、耐油性および耐熱性に関して下記の方法で測定し評価した。評価結果を表1に示す。
(剥離層への転移性)
上記の隠蔽性スクラッチ層の剥離層への転移性の状況を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:剥離層面に対してはじき現象などが認められず転移性良好である。
×:剥離層面に対してはじき現象が認められ転移性がよくない。
上記の剥離層上の隠蔽性スクラッチ層をコインで擦って剥離してスクラッチ性を下記の評価方法で評価した。
◎:スムースなスクラッチで容易に剥離できる。
△:スクラッチがやや重く剥離性が劣る。
×:スクラッチが重く剥離性が劣る。
上記の剥離層上の隠蔽性スクラッチ層にサラダ油を滴下して24時間放置後の被膜の膨潤状況を下記の評価方法で評価した。
◎:被膜の膨潤がまったく認められない。
△:被膜の膨潤がやや認められる。
×:被膜の膨潤が認められる。
上記の剥離層上の隠蔽性スクラッチ層を70〜80℃の雰囲気下に24時間放置して、剥離層からの隠蔽性スクラッチ層の浮き現象を下記の評価方法で評価した。
◎:隠蔽性スクラッチ層の浮き現象がまったく認められない。
△:隠蔽性スクラッチ層の浮き現象がわずかに認められる。
×:隠蔽性スクラッチ層の浮き現象がかなり認められる。
偽造防止印刷層(A)および比較例の偽造防止印刷層(R)の網点再現性(画像再現性)、耐摩擦性、耐光強度および被膜の再溶解性を下記の評価方法で評価した。評価結果を表2に示す。
(網点再現性)
印刷基材上のインキの転移状態を下記の評価基準にて評価した。
評価点:
◎:網点再現性が良く、細線が忠実に再現できる。
×:網点再現性が不十分で、細線の再現性が良くない。
学振型摩擦計にて200gの過重をかけて500回擦り、偽造防止印刷層の磨耗状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:偽造防止印刷層の絵柄に擦りがほとんど認められない。
△:偽造防止印刷層の絵柄にわずかに擦りが認められる。
×:偽造防止印刷層の絵柄にかなり擦りが認められる。
偽造防止印刷層をフェドメーターにて100時間照射して偽造防止印刷層の変色状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:変色がまったく認められない。
△:変色がわずかに認められる。
×:変色がかなり認められる。
インキタンク中およびインキローラー上に付着したインキ被膜の使用溶剤による再溶解性の状態を下記の評価基準にて評価した。
評価点:
◎:インキ溶剤に対する再溶解性が良好である。
×:インキ溶剤に対する再溶解性がやや劣る。
アンカー層(B)および比較例のアンカー層(S)の可変情報データ用インキの受理性と、耐摩擦性および耐光強度について下記の方法にて評価した。評価結果を表3に示す。
(インキ受理性)
アンカー層に対する可変情報データ用インキの受理性を下記の評価基準にて評価した。
評価点:
◎:印刷かすれ、印刷汚れなど認められず、安定した可変情報データ用インキの受理性を有する。
△:印刷かすれがわずかに認められ、安定した可変情報データ用インキの受理性がやや劣る。
×:印刷かすれ、印刷汚れなどがかなり認められ、安定した可変情報データ用インキの受理性が得られない。
学振型摩擦計にて200gの過重をかけて500回擦り、アンカー層の磨耗状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:アンカー層で覆われた偽造防止印刷層に擦りが認められない。
△:アンカー層で覆われた偽造防止印刷層にわずかに擦りが認められる。
×:アンカー層で覆われた偽造防止印刷層にかなり擦りが認められる。
アンカー層が設けられた偽造防止印刷層をフェドメーターにて100時間照射して偽造防止印刷層の変色状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:変色がまったく認められない。
×:変色がわずかに認められる。
保護層(C)および比較例の保護層(T)の剥離層との密着性、耐摩擦性および耐光強度について下記の評価方法で評価した。評価結果を表4に示す。
(剥離層との密着性)
保護層に印刷された剥離層を市販のセロハンテープを指で擦って密着させ、密着後45度の角度で急激に剥離して保護層の剥離層への密着性を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:剥離層との密着性が良好である。
×:剥離層との密着性がやや落ちる。
学振型摩擦計にて200gの過重をかけて500回擦り、保護層の磨耗状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:保護層で覆われた可変機密情報データ層に擦りが認められない。
×:保護層で覆われた可変機密情報データ層にわずかに擦りが認められる。
保護層面をフェドメーターにて100時間照射して偽造防止印刷層の変色状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:変色がまったく認められない。
△:変色がわずかに認められる。
×:変色がかなり認められる。
白隠蔽層(D)および比較例の白隠蔽層(U)用インキの安定性および隠蔽性スクラッチ層に対するインキのレベリング性につき下記の評価方法で評価した。評価結果を表5に示す。
(インキの安定性)
◎:印刷時に著しいインキの粘度上昇やゲル化などの変化がまったく認められない。
×:印刷時に粘度上昇やゲル化などの変化が認められる。
白隠蔽層の隠蔽性スクラッチ層に対するレベリング性を下記の評価方法で評価した。
◎:隠蔽性スクラッチ層に対してレベリング性が良好で、隠蔽性スクラッチ層を均一に全体を隠蔽することができる。
×:隠蔽性スクラッチ層に対してレベリング性にむらがあり、隠蔽性スクラッチ層を完全に隠蔽することができない。
「OP層」(E)および比較例の「OP層」(V)の耐摩擦性につき下記の評価方法で評価した。評価結果を表6に示す。
(耐摩擦性)
学振型摩擦計にて200gの過重をかけて500回擦り、「OP層」の磨耗状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:「OP層」で覆われた絵柄層に擦りが認められない。
×:「OP層」で覆われた絵柄層に層にわずかに擦りが認められる。
偽造防止印刷層(F)および比較例の偽造防止印刷層(W)の耐摩擦性につき下記の評価方法で評価した。評価結果を表6に示す。
(耐摩擦性)
学振型摩擦計にて200gの過重をかけて500回擦り、偽造防止印刷層の磨耗状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:偽造防止印刷層の絵柄に擦りがほとんど認められない。
×:偽造防止印刷層の絵柄にわずかに擦りが認められる。
印刷基材の裏面に印刷された偽造防止印刷層(G)および比較例の偽造防止印刷層(X)の耐摩擦性につき下記の評価方法で評価した。評価結果を表6に示す。
(耐摩擦性)
学振型摩擦計にて200gの過重をかけて500回擦り、偽造防止印刷層の磨耗状態を下記の評価方法で評価した。
評価点:
◎:偽造防止印刷層の絵柄に擦りがほとんど認められない。
×:偽造防止印刷層の絵柄にわずかに擦りが認められる。
Claims (9)
- 少なくとも印刷基材の所定領域に剥離層と該剥離層上に隠蔽性スクラッチ層とを有するスクラッチ印刷物において、前記剥離層が、エポキシアクリレート(以下「樹脂A」という)と、単官能(メタ)アクリレートおよび/または多官能(メタ)アクリレート(以下「樹脂B」という)と、スチレンアクリル系樹脂(以下「樹脂C」という)と、光重合開始剤とを主成分とし、1分子当たり6〜8個のアクリロイル基を有するシリコーンアクリレート(以下「樹脂D」という)0.1〜5質量%を含有するインキを塗布し紫外線硬化により形成され、前記隠蔽性スクラッチ層が、酢酸ビニルを40〜85質量%含有するエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下「樹脂E」という)40〜60質量%と隠蔽顔料5〜40質量%とを含有するインキから形成されていることを特徴とするスクラッチ印刷物。
- 前記剥離層用インキが、重量平均分子量400〜1,000の「樹脂A」5〜20質量%と、「樹脂B」60〜80質量%と、重量平均分子量10,000〜30,000の「樹脂C」5〜20質量%と、1分子当たり6〜8個のアクリロイル基を有するシリコーンアクリレート(「樹脂D」)0.5〜2質量%および光重合開始剤を主成分とする請求項1に記載の印刷物。
- 前記隠蔽顔料が、カーボンブラック、アルミニウム粉およびアルミペーストから選ばれる少なくとも1種である請求項1または2に記載の印刷物。
- 前記スクラッチ印刷物がさらに偽造防止印刷層を有し、該印刷層が、「樹脂C」水溶液(固形分30〜40質量%)/スチレンマレイン酸樹脂(以下「樹脂G」という)水溶液(固形分30〜40質量%)混合物(質量比=2/8〜8/2)30〜50質量%および蛍光顔料または蛍光ペースト20〜60質量%を含むインキから形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷物。
- 前記スクラッチ印刷物が、さらにアンカー層および保護層を有し、該アンカー層および保護層が、ガラス転移温度15〜35℃、酸価20〜50mgKOH/gおよび平均粒子径30〜100nmの「樹脂C」エマルジョン(固形分30〜40質量%)30〜50質量%および紫外線吸収剤1〜10質量%を含むインキから形成され、前記保護層がガラス転移温度15〜35℃、酸価20〜50mgKOH/gおよび平均粒子径30〜100nmの「樹脂C」エマルジョン(固形分30〜40質量%)30〜50質量%を含むインキから形成されている請求項1〜4の何れか1項に記載の印刷物。
- 前記スクラッチ印刷物がさらに白隠蔽層を有し、該白隠蔽層が、重量平均分子量400〜1,000の「樹脂A」3〜10質量%、「樹脂B」30〜50質量%、重量平均分子量10,000〜30,000の「樹脂C」5〜20質量%、酸化チタン30〜50質量%および光重合開始剤4〜8質量%を含むインキから形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の印刷物。
- 前記スクラッチ印刷物がさらにオーバーコート層(以下「OP層」という)を有し、該「OP層」が、重量平均分子量400〜1,000の「樹脂A」5〜20質量%、「樹脂B」60〜80質量%、「樹脂D」0.1〜5質量%および光重合開始剤4〜8質量%を含むインキから形成されている請求項1〜6の何れか1項に記載の印刷物。
- 前記スクラッチ印刷物がさらに偽造防止印刷層を有し、該偽造防止印刷層が、重量平均分子量400〜1,000の「樹脂A」5〜20質量%、「樹脂B」60〜80質量%、「樹脂D」0.1〜5質量%、光重合開始剤4〜8質量%および蛍光体および/または蛍光増白剤1〜10質量%を含むインキから形成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の印刷物。
- 前記スクラッチ印刷物がさらに印刷基材の裏面に偽造防止印刷層を有し、該偽造防止印刷層が、重量平均分子量400〜1,000の「樹脂A」5〜20質量%、「樹脂B」60〜80質量%、「樹脂D」0.1〜5質量%、光重合開始剤4〜8質量%および芳香族系ヘテロ環誘導体1〜10質量%を含むインキから形成されている請求項1〜8の何れか1項に記載の印刷物。
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