JP4233978B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
現在、遊技場に設置されるパチンコ機には、前面に操作ハンドルが設けられている。この操作ハンドルには、リングホルダが回動可能に設けられており、このリングホルダを回動させると、その回動が伝達部を介して球発射装置に伝わり、球発射装置によりパチンコ球が遊技領域に打ち出される。パチンコ球の打ち出し強さは、リングホルダの回動量に比例して強くなる。リングホルダは、パチンコ球が打ち出されない状態となる基準位置へ戻る方向にバネによって付勢されている。
遊技領域には入賞口が設けられ、この入賞口にパチンコ球が入ることにより遊技状態が有利に働くようになっている。遊技領域のある特定領域にパチンコ球を打ち出せば、パチンコ球が入賞口に入る確率が高くなることが知られている。そのため、遊技者は、その特定領域にパチンコ球が打ち出されているかを視覚により確認しながらリングホルダを回動させている。なお、以降では、特定領域にパチンコ球を打ち出すリングホルダの回動位置を入賞回動位置(入賞変位位置)と呼ぶことにする。リングホルダを入賞回動位置に回動させれば、パチンコ球は入賞口に入る確率が高くなる。
リングホルダを基準位置へ付勢するバネによる付勢力はそれほど大きなものではないため、遊技者にとって操作感が軽すぎるという問題がある。この問題を解決するためバネの持つ弾性係数を大きくして付勢力を大きくすることが考えられるが、付勢力はリングホルダの回動位置に応じて大きく変化してしまうため遊技者にとって操作がしにくいものとなる。また、基準位置からはなれた回動位置においてリングホルダを保持し続ける際には、常に大きな力をかけておく必要があるため、遊技者にとって負担のかかるものとなる。
また、従来は、リングホルダの入賞回動位置を視覚のみによって認識していたが、その他の感覚、例えば触覚によっても認識することができれば遊技者にとってより操作性の良いものとなる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、遊技の際の操作性を向上させることができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明の弾球遊技機は、遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、変位が可能であって非変位状態である基準位置からの変位量に応じて前記発射装置による前記遊技媒体の打ち出し強さを調節する打出調整部、前記打出調整部を前記基準位置に向けて付勢する付勢部、前記打出調整部に設けられた固定部材を加圧する加圧位置と前記固定部材への加圧を解除する解除位置との間で変位する移動部材及び前記移動部材を駆動する移動駆動部を含む抵抗部を有し前記発射装置により前記遊技媒体を打ち出させる発射作動装置と、前記変位量から求めた前記打出調整部の変位位置に基づいて前記移動部材の前記固定部材への加圧力を算出する加圧力算出手段を有し、前記加圧力算出手段に基づいて前記移動駆動部を駆動する制御手段とを備え、前記移動駆動部は、前記制御手段の駆動制御に基づき、前記打出調整部の前記変位位置が所定変位位置に近づくにつれて前記移動部材の前記固定部材への加圧力を大きくすることを特徴とする。
本発明の弾球遊技機は、遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、変位が可能であって非変位状態である基準位置からの変位量に応じて前記発射装置による前記遊技媒体の打ち出し強さを調節する打出調整部、前記打出調整部を前記基準位置に向けて付勢する付勢部、磁気力を発生しない非磁気化状態と磁気力を発生し前記打出調整部に設置の磁性部材を引き付ける磁気化状態とに変化する磁気部を有し前記発射装置により前記遊技媒体を打ち出させる発射作動装置と、前記変位量から求めた前記打出調整部の変位位置に基づいて前記磁気部の磁気力を算出する磁気力算出手段を有し、前記磁気力算出手段に基づき前記磁気部を駆動する制御手段とを備え、前記磁気部は、前記制御手段の駆動制御に基づき、前記打出調整部の前記変位位置が所定変位位置に近づくにつれて前記磁気力を大きくすることを特徴とする。
本発明の弾球遊技機によれば、遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、変位が可能であって非変位状態である基準位置からの変位量に応じて発射装置による遊技媒体の打ち出し強さを調節する打出調整部、打出調整部を基準位置に向けて付勢する付勢部、前記打出調整部が変位する際に当該打出調整部に抵抗を生じさせる駆動可能な抵抗部を有し発射装置により遊技媒体を打ち出させる発射作動装置と、抵抗部の駆動を制御する制御手段とを備えるので、制御手段により抵抗部が駆動すると、打出調整部に抵抗を生じさせることができる。打出調整部を一度意図する変位位置に停止させれば、打出調整部に働く抵抗力は付勢部による付勢力に抗する力となるため、遊技者が打出調整部を意図する変位位置で保持し続けるのに必要な力は抵抗力が働かないときに比べて低減される。特に抵抗力を付勢力とつり合うように調節すれば遊技者は力をかけなくてもよいこととなる。これにより、遊技者は打出調整部を軽く把持するだけでよくなり負担が軽減される。また、打出調整部を変位させる際には、変位方向と逆方向に抵抗力が働くため、遊技者が感じる操作感は抵抗力が働かないときに比べて重いものとなり操作性が向上する。
抵抗部は、打出調整部に設けられた固定部材を加圧する加圧位置と固定部材への加圧を解除する解除位置との間で変位する移動部材と、移動部材を駆動する移動駆動部とを備えるので、移動駆動部が駆動すると移動部材は固定部材を加圧し、移動部材と固定部材との間に接触抵抗が生じる。これにより、打出調整部に確実に抵抗を生じさせることができる。
制御手段は、打出調整部の変位量から求めた打出調整部の変位位置に基づいて移動部材の固定部材への加圧力を算出する加圧力算出手段を備え、加圧力算出手段に基づいて移動駆動部を駆動するので、打出調整部の変位位置に基づいて打出調整部に生じさせる抵抗を調節することができる。特に、加圧力算出手段を打出調整部の変位位置が所定変位位置に近づくにつれて加圧力を大きくすれば、遊技者は打出調整部を変位させる際に触覚によって所定変位位置を認識することができる。所定変位位置を入賞変位位置に設定すれば、遊技者は触覚によって入賞変位位置を認識することができるため、操作性の向上を図ることができる。
また、打出調整部には磁性体からなる磁性部材が設けられ、抵抗部は、磁気力を発生しない非磁気化状態と磁気力を発生し磁性部材を引き付ける磁気化状態とに変化する磁気部を備えるので、磁気部材を磁気化して磁性部材を引き付ければ、打出調整部に抵抗を生じさせることができる。これにより、抵抗部は簡易な構成となり、製造コストの低減を図ることができる。
前記制御手段は、前記変位量から求めた前記打出調整部の変位位置に基づいて前記磁気部の磁気力を算出する磁気力算出手段を備え、前記磁気力算出手段に基づき前記磁気部を駆動するので、打出調整部の変位位置に基づいて打出調整部を引き付ける力を変化させて抵抗を調節することができる。特に、磁気力算出手段を打出調整部の変位位置が所定変位位置に近づくにつれて磁気力を大きくすれば、遊技者は打出調整部を変位させる際に触覚によって所定変位位置を認識することができる。所定変位位置を入賞変位位置に設定すれば、遊技者は触覚によって入賞変位位置を認識することができるため、操作性の向上を図ることができる。
図1に本発明を用いた弾球遊技機の1実施例であるパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2の本体基部となる本体枠3の内部には遊技盤4が配設されており、遊技盤4の前面には前面枠5が本体枠3に対して開閉自在に設けられている。前面枠5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球(遊技媒体)7の打ち出し強さを調節する操作ハンドル(発射作動装置)8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が打ち出される遊技領域4aの略中央には、予め定められた入賞口へパチンコ球を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置9が配置され、その周りには始動入賞口10、通常入賞口11、アタッカ12、アウト口13が設けられている。各入賞口10〜12内には、各入賞口10〜12に入ったパチンコ球7を検知する入賞球検知センサ14(図11参照)が設けられている。遊技者は、供給皿6にパチンコ球7を投入してパチンコ球7を供給皿6内に設けられた誘導路を介して後述する球発射装置(発射装置)17へと導き、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置17の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球7を打ち出す。打ち出されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10〜12のいずれかに入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
なお、前面枠5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の作業者は、前面枠5に板状のガラスが装着されて形成されたガラス窓19を通して遊技盤4の遊技領域4aを流下していく遊技球を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。
図2にパチンコ機の背面側の外観を示す。パチンコ機2の本体枠3には、本体枠3の内部に設けられた支持部材を介して、遊技を行う際に後述する音声発生装置21等の各種装置を作動させるための主制御を行う主制御回路装置(主制御回路基板)15の他に、副制御回路装置(副制御回路基板)16、球発射装置17、球払出装置18等がそれぞれ組み付けられている。これら制御回路装置及び装置は、図示しないケーブル等を介して電気的に接続されている。また、本体枠3の内部にはスピーカーなどの音声発生装置21(図11参照)や、本体枠3及び遊技盤4上の様々な位置にランプ22(図11参照)が設けられており、音声発生装置21から演出効果を持たせた音声を発生させたり、ランプ22の点灯制御によって演出効果を出すといったことを行う。
図3及び図4に示すように、操作ハンドル8は、ハンドルベース26、リングホルダ(打出調整部)27、フェイスカバー28から構成され、詳しくは後述するように、ハンドルベース26とフェイスカバー28とは、リングホルダ27を回動自在に挟み込んだ状態で固定されている。ハンドルベース26は、前面枠5の所定部材に取り付けられる。
図5及び図6に示すように、ハンドルベース26は、有底円筒状の本体部26aとこの本体部26aの底面の外側面に一体に形成された円筒状の軸部26bとからなり、本体部26aの内部には、打出強さ調整用ボリューム30、第1調整ギア(第1ギア)31、第2調整ギア(第2ギア)32、ソレノイド(抵抗部)33が取り付けられる。打出強さ調整用ボリューム30、第1調整ギア31、第2調整ギア32は、リングホルダ27の回動を球発射装置17に伝える回動伝達部(伝達部)34の一部を構成する。本体部26aの内部には、フェイスカバー28を取り付けるための円筒状の第1〜第3カバー取付ボス26c〜26e、後述するねじりバネ(付勢部)41の第1腕部41bの先端部を固定するための円柱状のバネ固定ボス26f、後述する第1調整ギア31の挿入部31bを挿入するための第1取付孔26g、後述する打出強さ調整用ボリューム30の軸30c及びネジ部30bを挿通するためのボリューム挿通孔26h、ソレノイド33を取り付けるためのソレノイド取付孔26iが形成されている。ソレノイド取付孔26iは2個形成されている。第1〜第3カバー取付ボス26c〜26eには、それぞれフェイスカバー28の第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cを挿入するための位置決め凹部26jが形成され、位置決め凹部26jの底面部にはフェイスカバー28を取り付けるためのカバー取付孔26kが形成されている。バネ固定ボス26fには、ねじりバネ41の第1腕部41bの先端部を固定するためのバネ固定孔26lと、ねじりバネ41の第1腕部41bの回転を防止するための凸状の回転防止凸部26mとが形成されている。
打出強さ調整用ボリューム30は、四角柱状のベース30aと、ネジ切りされたネジ部30bと、円柱状の軸30cとからなり、軸30cはベース30aに回動可能に設けられている。ベース30aは、その幅がハンドルベース26のボリューム挿通孔26hの径よりも大きい形状で形成されており、このベース30aによりボリューム挿通孔26hに軸30c及びネジ部30bを挿通した後に抜けなくしている。ボリューム挿通孔26hにハンドルベース26の裏側(図3中右側)から軸30c及びネジ部30bを挿通させ、ネジ部30bにナット36をハンドルベース26の表側から締め付けると、打出強さ調整用ボリューム30は、ハンドルベース26に固定される(図3参照)。軸30cは後端部側が円形状に形成され、略中心部でその形状が変わり、先端部側は略D字形状に形成されている。
第2調整ギア32には、軸30cを挿入するための凹状の挿入凹部32aが形成されている。軸30cを挿入凹部32aに挿入することにより、打出強さ調整用ボリューム30と第2調整ギア32が係合する。第2調整ギア32が回動すると、打出強さ調整用ボリューム30の軸30cが回動される状態となる。打出強さ調整用ボリューム30は、後述する主制御回路装置15内の回動量演算部51に接続されている(図11参照)。打出強さ調整用ボリューム30には、演算回路(図示せず)が設けられており、この演算回路は軸30cの回動量に応じた信号を回動量演算部51に送る。
第1調整ギア31には、後述する接触検知ワイヤ44を挿通するための挿通孔31aが形成され、後端部にはハンドルベース26の第1取付孔26gに挿入するための円筒状の挿入部31bが、先端部には後述するリングホルダ27の係合孔27hに挿入するための円柱状の係合ボス31cがそれぞれ形成されている。挿通孔31aは、第1調整ギア31を回動する際の回動中心となる。挿入部31bを第1取付孔26gに挿入すると、第1調整ギア31と第2調整ギア32とが噛合した状態となる。この状態で係合ボス31cが後述するリングホルダ27の係合孔27hに挿入される。リングホルダ27は基準位置(図10(A)参照)に位置するときに、打出強さ調整用ボリューム30の軸30cの回動位置が基準回動位置(回動量=ゼロ)となるよう設定される。
ソレノイド(抵抗部)33は、コイルから構成される本体部(移動駆動部)33aと、この本体部33aの底部に一体に形成された楕円板状のベース部33bと、本体部33aの内部に移動可能に設けられた駆動鉄芯(移動部材)33cとからなる。ベース部33bの両端部分には、取付孔33dが形成されている。ビス35を取付孔33dを介してソレノイド取付孔26iにビス締めすることで、ソレノイド33はハンドルベース26に固定される。
本体部33aには、後述する主制御回路装置15のメインCPU15aからの命令により大きさを調節された電流が流される。本体部33aに電流が流されると駆動鉄心33cが移動し、駆動鉄心33cの先端が後述する固定板37に接触し加圧する。加圧する強さは、本体部33aに流される電流に応じて変化する。駆動鉄心33cの先端面は所定の摩擦係数を有している。
図3、図7及び図8に示すように、リングホルダ27は、略円盤状の本体部27aとこの本体部27aの底面の外側面に一体に形成された円筒状の軸部27bとからなり、導電性の樹脂から構成される。本体部27aの外周部には、遊技者が回動する際の把手となる凸状の第1〜第3把手部27c〜27eが形成されている。リングホルダ27の内部には、第1,第2カバー取付ボス26c,26dを挿通するための長孔状の第1挿通孔27f、第3カバー取付ボス26eを挿通するための長孔状の第2挿通孔27g、第1調整ギア31の係合ボス31cを挿入するための係合孔27h、後述するねじりバネ41の中心部41aに挿入するための円筒状のセンターボス27i、ねじりバネ41の第2腕部41cを係止するための断面が略コ字形状である凸状のバネ係止部27j、後述する接触検知リング45を取り付けるためのリング取付孔27k、接触検知リング45を取り付ける際に位置決めするための位置決めリブ27lが形成されている。センターボス27iは、リングホルダ27を回動する際の回動中心となり、係合孔27hは、センターボス27iを中心に180°の間隔で2個形成されている。センターボス27iの中心軸部には、後述する接触検知ワイヤ44を挿通するための挿通孔27mが形成されている。センターボス27iには、センターボス27iの中心軸部とリング取付孔27kの中心軸部とを結ぶ線上の部分に接触検知ワイヤ44を係止するための凹状のワイヤ係止凹部27nが形成されている。第1挿通孔27f、第2挿通孔27gはそれぞれ円弧状の長孔形状をしており、第1挿通孔27fにハンドルベース26の第1,第2カバー取付ボス26c,26dを、第2挿通孔27gに第3カバー取付ボス26eをそれぞれ挿通すると、軸部27bがハンドルベース26の本体部26aの内部に挿入するとともに、本体部27aの裏面外周部が本体部26aの表面外周部に当接し、リングホルダ27はハンドルベース26に回動可能な状態で取り付けられる。
本体部27aの裏面には、表面が所定の摩擦係数の弓形板状の固定板(固定部材)37が取り付けられている。この固定板37は、駆動鉄芯33cの先端面と対向する位置に取り付けられており、後述するように駆動鉄芯33cを移動すると、その移動した駆動鉄芯33cが固定板37に接触し加圧する。ハンドルベース26とリングホルダ27とを係合した状態では、リングホルダ27は、基準位置(図10(A)参照)から最大回動位置(図10(B)参照)まで回動する。そのため、リングホルダ27をその回動範囲内のどの位置に回動したときにも、固定板37が駆動鉄芯33cの先端面と対向する位置になるように固定板37を取り付ける。
図9及び図10に示すように、リングホルダ27の係合孔27hに、ハンドルベース26に取り付けられた第1調整ギア31の係合ボス31cを挿入すると、第1挿通孔27fに第1,第2カバー取付ボス26c,26dが、第2挿通孔27gに第3カバー取付ボス26eがそれぞれ挿通され、ハンドルベース26とリングホルダ27とが位置決めされた状態で係合される。これにより、リングホルダ27は、図10(A)に示す基準位置から図10(B)に示す最大回動位置まで回動自在となるとともに、リングホルダ27を回動すると、第1調整ギア31、第2調整ギア32を介して打出強さ調整用ボリューム30の軸30cが回動される状態となる。なお、リングホルダ27を図10中時計方向に回動させると、パチンコ球7の打ち出し強さが強くなり、図10(B)に示す最大回動位置までリングホルダ27を回動させた場合にパチンコ球7の打ち出し強さが最大となる。また、リングホルダ27を図10中反時計方向に回動させるとパチンコ球7の打ち出し強さが弱くなり、図10(A)に示す基準位置までリングホルダ27を回動させた場合にパチンコ球7の打ち出しが停止する。なお、ハンドルベース26には、パチンコ球7の打ち出しを停止させる発射停止ボタン(図示せず)が設けられており、この発射停止ボタンを押圧し続けると、リングホルダ27の回動位置を維持したままパチンコ球7の打ち出しを停止させることができる。
図9に示すように、ねじりバネ(付勢部)41は、コイル状に巻回された中心部41aと、この中心部41aから外側に直線上に延びる第1腕部41b及び第2腕部41cとから構成されており、第1腕部41bの先端部は略円弧状に曲げ加工されている。ねじりバネ41の中心部41aにリングホルダ27のセンターボス27iを挿入し、曲げ加工された略円弧状の第1腕部41bの先端部を介して、ビス42をハンドルベース26のバネ固定ボス26fに形成されたバネ固定孔26lにビス締めする。この状態では、第2腕部41cは図10中反時計方向に回転しようとする力が発生する。そこで、第2腕部41cの先端部をリングホルダ27の断面が略コ字形状である凸状のバネ係止部27jの図10中時計方向側の面に接触させる。これにより、第2腕部41cは、その図10中反時計方向に回転しようとする力により、バネ係止部27jに係止された状態となる。また、第1腕部41bを、回転防止凸部26mの図10中反時計方向側の面に接触させることにより、リングホルダ27を図10中時計方向に回動しても、第1腕部41bが回動しないようにしている。このようにねじりバネ41を取り付けたリングホルダ27は、ねじりバネ41によって図10中反時計方向(基準位置へ戻る方向)に付勢される。
図7に示すように、接触検知ワイヤ44は、一方が後述する主制御回路装置15内の接触検知処理部53に接続されており、他方の先端部には鉄から構成された接触検知リング45が取り付けられている。接触検知リング45には、リング孔45aが形成されている。図10に示すように、接触検知リング45を、第1調整ギア31の挿通孔31a、リングホルダ27のセンターボス27iの挿通孔27mにそれぞれ挿通させ、接触検知ワイヤ44をワイヤ係止凹部27nに挿入し、ビス47を接触検知リング45のリング孔45aを介してリングホルダ27のリング取付孔27kにビス締めする。これにより、接触検知ワイヤ44がリングホルダ27に係止されるとともに、接触検知リング45がリングホルダ27に固定される。遊技者が手で導電性のリングホルダ27に触れると、リングホルダ27、接触検知リング45、接触検知ワイヤ44を介して接触検知処理部53に通電されるため、この通電の有無によりリングホルダ27に遊技者が触れたかどうかを検知することができる。なお、接触検知リング45は、鉄に限定されることなく、導電性の部材であれば適宜変更してもよい。
図3及び図4に示すように、フェイスカバー28は、中がくり抜かれた略半球形状をしており、その内部には、ハンドルベース26の位置決め凹部26jに挿入するための円柱状の第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cが形成されている。第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cの軸芯部には、ハンドルベース26の第1〜第3カバー取付ボス26c〜26eを取り付けるための取付穴28dがそれぞれ形成されている。上述したようにハンドルベース26とリングホルダ27とを位置決めして係合した状態で、係合第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cを、第1〜第3カバー取付ボス26c〜26eそれぞれに形成された位置決め凹部26jに挿入し、ハンドルベース26とフェイスカバー28との位置決めを行い、ビス49を、第1カバー取付ボス26cのカバー取付孔26kを介して、第1ベース取付ボス28aの取付穴28dにビス締めする。同様にして、ビス49を、第2カバー取付ボス26dのカバー取付孔26kを介して、第1ベース取付ボス28bの取付穴28dにビス締めし、ビス49を、第3カバー取付ボス26eのカバー取付孔26kを介して、第3ベース取付ボス28cの取付穴28dにビス締めする。これにより、ハンドルベース26とフェイスカバー28とが、リングホルダ27を回動自在に挟み込んだ状態で固定される。
図11に示すように、パチンコ機2の作動は基本的に主制御回路装置15及び副制御回路装置16によって管制される。
主制御回路装置15は、メインCPU(central processing unit)15a及びメインROM(read only memory)15b及びメインRAM(random access memory)15c、回動量演算部51、発射回路52、接触検知処理部53、抵抗調整回路(加圧力算出手段)54から構成されている。メインCPU15aは、入賞球検知センサ14から入力される入力信号に応じて、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムを読み込んでパチンコ機の遊技状態を制御する命令を生成すると共に、副制御回路装置16に命令情報を送信して所定の遊技状態となるように実行させる。メインROM15bには、遊技制御プログラムおよび乱数生成処理プログラムおよび乱数テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはメインCPU15aによって読み出され、演算処理されるように適宜用いられる。メインRAM15cは、ワーキングエリアとなっており、遊技において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。また、本実施形態では、メインCPU15aは、ソレノイド33の駆動を制御する制御手段としても機能し、リングホルダ27の回動を球発射装置17に伝える回動伝達部(伝達部)34は、メインCPU15a、打出強さ調整用ボリューム30、第1調整ギア31、第2調整ギア32、回動量演算部51、発射回路52から構成される。
副制御回路装置16は、サブCPU16a及びサブROM16b及びサブRAM16cから構成されている。サブCPU16aは、サブROM16bに格納された副制御装置用制御プログラムを適宜読み出し、主制御回路装置15から命令情報として入力される制御信号に応じて、副制御用制御プログラムに従って副制御回路装置16と、図柄可変表示装置9及び音声発生装置21及びランプ22との間で制御信号の入出力を行い所定の遊技状態となるようにするための駆動制御を行う。サブRAM16cはワーキングエリアとなっており、図柄可変表示装置9及び音声発生装置21及びランプ22の制御において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。なお、サブCPU16aにより駆動を制御する装置は、図柄可変表示装置9、音声発生装置21及びランプ22に限られず、遊技領域4aに設けた可動式の入賞装置なども含まれることとする。
メインCPU15aは、入賞球検知センサ14からの信号が入力されると、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいて、球払出装置18を駆動して所定個数の賞球を供給皿6上に払い出す。なお、賞球の個数は、遊技球が入った各入賞口10〜12の種類に応じて適宜設定して良い。
上記のように構成されたパチンコ機の作用について図11、図13を用いて説明する。遊技者が操作ハンドル8のリングホルダ27に触れると、リングホルダ27、接触検知リング45、接触検知ワイヤ44を介して接触検知処理部53に通電される。接触検知処理部53は、この通電されたことに基づき、発射回路52に発射許可信号を、抵抗調整回路54に駆動許可信号を送る。
遊技者がリングホルダ27を回動すると、第1調整ギア31、第2調整ギア32を介して打出強さ調整用ボリューム30の軸30cが回動する。打出強さボリューム30は、軸30cの回動量に応じた電圧を回動量演算部51に送る。回動量演算部51では、送られた電圧に基づき回動位置を算出し、発射回路52と抵抗調整回路54に回動位置信号を送る。
発射回路52は、発射許可信号と回動位置信号に基づき、球発射装置17を駆動する駆動信号を算出する。球発射装置17は、メインCPU15aを介して送られた駆動信号に基づいてパチンコ球7を発射する。
抵抗調整回路54は、駆動許可信号と回動位置信号が送られてくると、ソレノイド33を駆動する駆動信号を算出する。ソレノイド33は、メインCPU15aを介して送られた駆動信号に基づいて本体部33aに電流を流す。なお、抵抗調整回路54では、回動位置信号に基づいてソレノイドに送る駆動信号が定められている。すなわち、リングホルダ27の回動位置に基づいて定められた電流がソレノイド33の本体部33aに流される。図14に示すように、リングホルダ27の回動位置が、いわゆる「ぶっこみ」と呼ばれる入賞回動位置である40度付近に位置するときに電流値は最大となる。そして、回動位置が40度から離れるに従い電流値は小さくされる。なお、本実施形態では、「ぶっこみ」と呼ばれる回動位置でのみ電流値を最大にしたが、「チョロ打ち」、「右打ち」と呼ばれる回動位置においても電流値を最大にしてよい。
本体部33aに電流が流されると、図13(B)に示すように、駆動鉄心33cが固定板37に向かって移動し、駆動鉄心33cの先端が固定板37に接触して固定板37を加圧する。この加圧の強さは、流される電流に応じて変化する。駆動鉄心33cが固定板37に接触すると接触抵抗が発生する。
この接触抵抗により、リングホルダ27が回動しているときには、回動方向と逆方向に動摩擦による抵抗力が働く。動摩擦による抵抗力は、リングホルダの回動位置が入賞回動位置に近づくにつれて大きくなる。また、リングホルダ27が回動途中で停止しているときには、静摩擦による抵抗力が働く。静摩擦による抵抗力も入賞回動位置近辺で大きくなるため、入賞回動位置近辺では静摩擦による抵抗力はねじりバネ41による付勢力とつり合うように働く。
遊技者がリングホルダ27から手を離せば、接触検知リング45、接触検知ワイヤ44を介して接触検知処理部53が非接触を認識する。接触検知処理部53は、発射回路52に発射停止信号を、抵抗調整回路54に駆動停止信号を送る。発射停止信号により、球発射装置17は駆動を停止し、パチンコ球7の打ち出しが停止する。また、駆動停止信号により、ソレノイド33の本体部33aに電流が流れなくなり、駆動鉄心33cは固定板37から離れる。リングホルダ27には抵抗力が働かなくなるため、リングホルダ27はねじりバネ41の付勢力によって基準位置へと戻る。
なお、上記では、ソレノイド33の本体部33aに流す電流の大きさは、リングホルダ27の回動位置に基づいて変化したが、回動位置に関係なく常に一定としてもよい。ブロック図を図12に示す。この場合、ソレノイド33を駆動させる駆動信号は、接触検知処理部53からメインCPU15aを介して送られる。本体部33aに流される電流は常に一定となり、駆動鉄心33cの固定板37への加圧の強さも一定となる。リングホルダ27に働く抵抗力は回動位置に依存しないものとなる。
なお、リングホルダ27の回動位置に基づいてソレノイド33の本体部33aに流す電流の大きさを変化させたが、その替わりに、ソレノイド33の本体部33aに流す電流の大きさを常に一定にし、固定板37の表面の摩擦係数を、表面の各領域に応じて変化させてもよい。この場合、リングホルダ27が入賞回動位置にあるときに駆動鉄心33cが接触する領域で最も摩擦係数を高くしておく。そして、その領域から離れるにつれて摩擦係数を低くする。本体部33aに流す電流が一定であっても、リングホルダ27の回動位置が入賞回動位置に近づくにつれてリングホルダ27に生じる抵抗力が大きくなる。これにより、本体部33aに流す電流の大きさを変化させたときと同様の効果を得ることができる。
このように、リングホルダ27に抵抗を生じさせ、リングホルダ27を一度意図する変位位置に停止させれば、リングホルダ27に働く静摩擦による抵抗力はねじりバネ41による付勢力に抗する力となるため、遊技者がリングホルダ27を意図する変位位置で保持し続けるのに必要な力は抵抗力が働かないときに比べて低減される。特に抵抗力を付勢力とつり合うように調節すれば遊技者は力をかけなくてもよいこととなる。これにより、遊技者はリングホルダ27を軽く把持するだけでよくなり負担が軽減される。また、リングホルダを変位させる際には、変位方向と逆方向に動摩擦による抵抗力が働くため、遊技者が感じる操作感は抵抗力が働かないときに比べて重いものとなり操作性が向上する。
また、リングホルダ27の回動位置が入賞回動位置に近づくにつれてリングホルダ27に生じる抵抗力を大きくすれば、遊技者は抵抗力の変化によって入賞回動位置を認識することができる。遊技者は視覚のみならず、触覚によっても入賞回動位置を認識することができるため、操作性を向上させることができる。
図15を用いて第2実施形態を説明する。第1実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。図15(A)に示すように、第2実施形態では、第1実施形態で用いた駆動鉄心33cの替わりに、移動しない固定鉄心33eを用いる。また、リングホルダ27の本体部27aの裏面には、強磁性体である鉄製の弓形板状の固定プレート(磁性部材)57が設けられている。固定プレート57は、ソレノイド33の駆動鉄芯33cの先端面と対向する位置に取り付けられている。固定プレート57は、リングホルダ27を回動範囲内のどの位置に回動したときにも、駆動鉄芯33cの先端面と対向する位置になるように取り付けられる。
遊技者が操作ハンドル8のリングホルダ27に触れると、接触検知処理部53がこれを検知し、発射回路52に発射許可信号を、抵抗調整回路54に駆動許可信号を送る。また、遊技者がリングホルダ27を回動させると、回動量演算部51で回動位置が算出され、発射回路52と抵抗調整回路54に回動位置信号が送られる。
発射回路52では、発射許可信号と回動位置信号に基づき駆動信号を算出し、その駆動信号により球発射装置17がパチンコ球7を発射する。抵抗調整回路54では、駆動許可信号と回動位置信号に基づき駆動信号を算出し、その駆動信号によりソレノイド33が駆動する。
ソレノイド33は、駆動信号に基づいて本体部33aに電流を流す。流される電流は、回動位置が入賞回動位置に近づくにつれて大きくなるようになっている。本体部33aに電流が流されると、図15(B)に示すように、本体部33aは固定鉄心33eと共に磁気化して周囲に磁界を形成する。磁気化したソレノイド33は固定プレート57を引き付ける。固定プレート57が引き付けられると、リングホルダ27はハンドルベース26に押し付けられるため、リングホルダ27とハンドルベース26の接する部分において摩擦による抵抗が生じる。
この抵抗により、リングホルダ27が回動しているとき、及び回動途中で停止しているときに、リングホルダ27に抵抗力が働く。リングホルダ27の回動位置が入賞回動位置に近づくにつれて本体部33aに流れる電流が大きくなり、リングホルダ27のハンドルベース26への押し付け強さが強くなる。リングホルダ27の回動位置が入賞回動位置に近づくにつれてリングホルダ27に生じる抵抗力が大きくなる。
このように、リングホルダ27の回動位置が入賞回動位置に近づくにつれてリングホルダ27に生じる抵抗力を大きくすれば、遊技者は抵抗力の変化によって入賞回動位置を認識することができる。遊技者は視覚のみならず、触覚によっても入賞回動位置を認識することができるため、操作性を向上させることができる。また、本実施形態は、固定鉄心33eを有するソレノイド33と固定プレート57とによりリングホルダ27に抵抗を生じさせることができるため、簡易な構造とすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態と同様にソレノイド33の本体部33aに流す電流の大きさをリングホルダ27の回動位置に関係なく常に一定としてもよい。リングホルダ27に働く抵抗力は回動位置に依存しないものとなる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態では、ソレノイド33及び固定板37または固定プレート57を用いてリングホルダ27に抵抗を発生させたが、その替わりに、電磁ブレーキを用いてもよい。その場合には、リングホルダ27の回転中心に固定軸を設け、固定軸の回動を電磁ブレーキによって制御すればよい。リングホルダ27とは離れた位置に電磁ブレーキを配置すれば、リングホルダ27とハンドルベース26との間にスペースがない場合にもリングホルダ27に抵抗を発生させることができる。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 図1に示したパチンコ機の背面側からの外観を示す斜視図である。 操作ハンドルを示す断面図である。 操作ハンドルを示す分解斜視図である。 ハンドルベースと打出強さ調整用ボリュームと第1調整ギアと第2調整ギアとソレノイドとを示す斜視図である。 ハンドルベースと打出強さ調整用ボリュームと第1調整ギアと第2調整ギアとソレノイドとを示す正面図である。 リングホルダと固定板とロックスイッチとねじりバネと接触検知ワイヤと接触検知リングとを示す斜視図である。 リングホルダと固定板とロックスイッチとを示す正面図である。 ハンドルベースにリングホルダを係合した状態を示す斜視図である。 ハンドルベースにリングホルダを係合した状態を示す正面図である。 抵抗調整回路を有するときのパチンコ機内部の電気的構成を示す機能ブロック図である。 抵抗調整回路を有さないときのパチンコ機内部の電気的構成を示す機能ブロック図である。 ソレノイドを駆動する前と駆動した後の状態を示す断面図である。 リングホルダの回動位置とソレノイドに流す電流の関係を示す説明図である。 リングホルダに固定プレートを取り付けた実施形態を示す操作ハンドルの断面図である。
符号の説明
2 パチンコ機
3 本体枠
4 遊技盤
7 パチンコ球(遊技媒体)
8 操作ハンドル(発射作動装置)
15 主制御回路装置
15a メインCPU(制御手段)
15b メインROM
17 球発射装置(発射装置)
26 ハンドルベース
27 リングホルダ(打出調整部)
28 フェイスカバー
30 打出強さ調整用ボリューム
31 第1調整ギア(第1ギア)
32 第2調整ギア(第2ギア)
33 ソレノイド(抵抗部)
33a 本体部(移動駆動部)
33b ベース部
33c 駆動鉄芯(移動部材)
34 回動伝達部(伝達部)
37 固定板( 固定部材)
41 ねじりバネ(付勢部)
44 接触検知ワイヤ
45 接触検知リング
51 回動量演算部
52 発射回路
53 接触検知処理部
54 抵抗調整回路(加圧力算出手段)
57 固定プレート(磁性部材)

Claims (2)

  1. 遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、
    変位が可能であって非変位状態である基準位置からの変位量に応じて前記発射装置による前記遊技媒体の打ち出し強さを調節する打出調整部、前記打出調整部を前記基準位置に向けて付勢する付勢部、前記打出調整部に設けられた固定部材を加圧する加圧位置と前記固定部材への加圧を解除する解除位置との間で変位する移動部材及び前記移動部材を駆動する移動駆動部を含む抵抗部を有し前記発射装置により前記遊技媒体を打ち出させる発射作動装置と、
    前記変位量から求めた前記打出調整部の変位位置に基づいて前記移動部材の前記固定部材への加圧力を算出する加圧力算出手段を有し、前記加圧力算出手段に基づいて前記移動駆動部を駆動する制御手段とを備え、
    前記移動駆動部は、前記制御手段の駆動制御に基づき、前記打出調整部の前記変位位置が所定変位位置に近づくにつれて前記移動部材の前記固定部材への加圧力を大きくすることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、
    変位が可能であって非変位状態である基準位置からの変位量に応じて前記発射装置による前記遊技媒体の打ち出し強さを調節する打出調整部、前記打出調整部を前記基準位置に向けて付勢する付勢部、磁気力を発生しない非磁気化状態と磁気力を発生し前記打出調整部に設置の磁性部材を引き付ける磁気化状態とに変化する磁気部を有し前記発射装置により前記遊技媒体を打ち出させる発射作動装置と、
    前記変位量から求めた前記打出調整部の変位位置に基づいて前記磁気部の磁気力を算出する磁気力算出手段を有し、前記磁気力算出手段に基づき前記磁気部を駆動する制御手段とを備え、
    前記磁気部は、前記制御手段の駆動制御に基づき、前記打出調整部の前記変位位置が所定変位位置に近づくにつれて前記磁気力を大きくすることを特徴とする弾球遊技機。
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