JP2020179310A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Mutsumi Goto
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Abstract

【課題】遊技中は操作ハンドルを持ったまま手を指置きによって休めることができるだけでなく、パチンコ遊技を再開する場合に操作ハンドルの好みの位置への戻し回転を直ちに行える発射ハンドル装置を提供すること。【解決手段】遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機であって、パチンコ遊技機の本体に取り付けた筒状部に前記操作ハンドルを回転可能に取り付けるとともに、前記筒状部に、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材を組み付けたこと。【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、一方向に付勢された操作ハンドルの回転角度に応じて打球強度を調整せしめるパチンコ遊技機に関するものである。
パチンコ遊技機においては、図1及び図2に示すように、パチンコ球の遊技領域内への打ち込み操作を行う操作ハンドルが設けてあり、遊技者は、この操作ハンドルを操作してパチンコ遊技を楽しむものである。近年の操作ハンドルは、これ自体がタッチスイッチになっていて、遊技者がこれを手で掴むと、パチンコ球の発射可能状態が形成されるようになっているだけでなく、この操作ハンドルの回転量を操作量検出装置によって検出し、パチンコ球の打球強度を遊技者が操作ハンドルの回転量を調整することによって行えるようになっている。
また、この操作ハンドルは、遊技者が手を離せば、自動的に、つまりスプリング等によって原位置に復帰するようにしてある。換言すれば、この操作ハンドルを回動させてパチンコ遊技を行うには、遊技者は、スプリング等の付勢力に抗した力を掛けて操作ハンドルを回動させなければならないことは当然として、パチンコ遊技中は、遊技者が選択した打球強度を維持するために、スプリング等の付勢力に抗した力をそのまま掛け続けなければならない。
このように、遊戯中に操作ハンドルを所定位置に維持するのは疲れ易いため、例えば特許文献1や特許文献2にて提案されているような種々な機構が採用されてきている。
特許第3656722号掲載公報 特開2005−125006号公報
しかしながら、操作ハンドルにおいて、内部機構が複雑で、操作ハンドルの外形が大きくなると、女性のように手の小さい人には、持つことそれ自体で疲れてしまう。
また、パチンコ遊技中において、遊技者は、操作ハンドルの位置が変化しないように、かつストップボタンには触れないように操作ハンドルを持っていなければならないことになって、手を休めることができないものとなっている。
本発明の目的とするところは、例えば、遊技中は操作ハンドルを持ったまま手を休めることができ、パチンコ遊技を再開する場合に、遊技者による操作ハンドルの好みの位置への戻し回転を容易に行えるパチンコ遊技機を提供することである。
請求項1記載の遊技機は、
遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機であって、
前記パチンコ遊技機の本体に前記操作ハンドルが回転可能に取り付けられるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材が、所定の位置に停止可能な大きさの摩擦力が発生する状態にて組み付けられ、
前記操作ハンドルには、当該操作ハンドルが回転する場合に前記指置き部材の一部に係合して前記指置き部材を回転させる指置き連動部が設けられ、
前記操作ハンドルを前記原位置から一方側に回転させる場合には前記指置き部材が前記操作ハンドルに連動して前記一方側に回動し、
前記操作ハンドルを前記原位置に戻す逆方向側に回転させる場合には、前記指置き部材が前記操作ハンドルに連動することなく前記摩擦力により停止状態とされ、前記操作ハンドルが前記原位置側に戻るように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、遊技中は操作ハンドルを持ったまま手を休めることができ、パチンコ遊技を再開する場合に、遊技者による操作ハンドルの好みの位置への戻し回転を容易に行えるパチンコ遊技機を提供することができる。
本発明に係る発射ハンドル装置を採用したパチンコ遊技機本体の正面図である。 同本体の斜視図である。 本発明に係る発射ハンドル装置の右側からみた斜視図である。 同発射ハンドル装置の左側からみた斜視図である。 同発射ハンドル装置を示すもので、(a)はその後方からみた斜視図、(b)は(a)中の1−1線で見た部分拡大断面図である。 同発射ハンドル装置の背面図である。 同発射ハンドル装置の背面側からみた分解斜視図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品の背面図である。 同部品の正面図である。 同部品の右側面図である。 同部品の左側面図である。 同部品の背側面図である。 同部品の平面図である。 同部品の右側正面からみた斜視図である。 同部品の左側正面からみた斜視図である。 同部品の左側背面からみた斜視図である。 同部品の右側背面からみた斜視図である。 本発明の実施例2に係る発射ハンドル装置の背面側からみた斜視図である。 同発射ハンドル装置の図18とは反対側からみた斜視図である。 同発射ハンドル装置の正面側からみた分解斜視図である。 同発射ハンドル装置の背面図である。 同発射ハンドル装置をパチンコ機の本体に取り付けたときの部分断面図である。 同発射ハンドル装置の左側側面図である。 同発射ハンドル装置をパチンコ機の本体に図22とは異なった方法で取り付けたときの部分断面図である。 同発射ハンドル装置の底面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部と、その中に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の部分横断平面図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の部分横断平面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の背面図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の背面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の平面図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の平面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の左側面図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の左側面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の右側面図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の右側面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の底面図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の底面図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の斜視図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の斜視図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を図32とは反対側から見て示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の斜視図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の斜視図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を背面から見て示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の斜視図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の斜視図である。 同発射ハンドル装置を構成している筒状部内に挿入して組み付けられる部品を図34とは反対側から見て示すもので、(a)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接していない場合の斜視図、(b)は抵抗力調整部が取付アーム部に当接している場合の斜視図である。
以下に、各発明を、様々な「場合」や「タイミング」に分けて説明するが、これらの「場合」や「タイミング」を次のように定義する。「場合」は、指置き部材と操作ハンドルとの連動関係の違いを説明するもので、「第1の場合」は、指置き部材が操作ハンドルとは連動せずに独立的に回転する場合であって、「第2の場合」は、指置き部材が操作ハンドルと連動して回転する場合をいう。
一方、「タイミング」は、抵抗力調整装置による抵抗力付与タイミングが何時かによって分けるものであり、「第1タイミング」は、操作ハンドルを回転させて好みの位置になったときに操作ハンドル固定のために抵抗力調整装置が働く場合をいい、「第2タイミング」は、操作ハンドルに従来の操作ハンドルとは別の抵抗力をほぼ常時発生させるようにしておいて、操作ハンドルを原位置に復帰させるタイミング、すなわち、遊技者が操作ハンドルから手を離した後の一定期間に限って抵抗力が無くなる場合をいう。
さて、上述した課題を解決するために、まず、発明1の採った手段は、
「遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機用の発射ハンドル装置であって、
前記パチンコ遊技機の本体に取り付けた筒状部に前記操作ハンドルを回転可能に取り付けるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材を組み付けたことを特徴とする発射ハンドル装置」である。
すなわち、この発明1に係る発射ハンドル装置は、遊技者によって回転操作され、遊技者がパチンコ遊技をしていないときには原位置に復帰する操作ハンドルと、この操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材とを備えたものである。この指置き部材は、前記パチンコ遊技機の本体に取り付けた筒状部またはこれとは別の案内部に組み付けたものでもよい。この場合、筒状部は、当該パチンコ遊技機の前面にて突出した状態で、パチンコ遊技機を構成している本体に取り付けられるものであり、操作ハンドルを回転させても当該筒状部自体は回転しないものである。
なお、遊技者によって操作ハンドルが回転操作されると、この操作ハンドルの回転量が検出されて、パチンコ球の打球強度が調整されるようになっている。後述する最良形態の操作ハンドルでは、その回転量を大きくすれば、打球強度も大きくなるようにしてある。
さて、この発明1に係る発射ハンドル装置において、前記指置き部材が操作ハンドルの回転方向へ移動可能とは、この指置き部材に何らかの力を加えれば移動できる状態になっていることを意味し、逆に、この指置き部材に何等の力も加えなければその位置に留めておくことができる状態になっていることを意味している。具体的には、この指置き部材と、前記筒状部、またはこの筒状部とは別に当該発射ハンドル装置に形成された前記案内部との間に、例えば摩擦力が発生するように、前記指置き部材を前記筒状部または案内部に組み付けることによって実現される。
一方、この指置き部材は、操作ハンドルが手を離せば原位置に復帰するのとは異なって、遊技者が原位置から好みの位置にまで移動させるたとき、例えば摩擦力が作用して原位置には復帰回転しないのである。さらに言えば、この指置き部材は、遊技者が好みの位置にまで自由に移動させることができるが、移動させた場所で停止したままの状態になるのである。
この指置き部材を動かすに当たっては、当該指置き部材を遊技者が直接手指で動かす場合(第1の場合)は勿論、例えば、操作ハンドルとある一定の範囲で連動するようにしておいた指置き部材を遊技者が回転させた操作ハンドルと連動させて動かす場合(第2の場合)も含むものである。
ここで、この発射ハンドル装置を使用するには、遊技者が、上記操作ハンドルを好みの打球強度となる位置に回転させるのであるが、上記第1の場合では、遊技者が指置き部材を、好みの指、例えば親指か人差し指を支えられる位置まで回動させるのであり、上記第2の場合には、指置き部材が操作ハンドルの回転に連動して一定の範囲まで回動してくるから、その位置が気に入らなければ遊技者は当該指置き部材を好みの位置まで僅かに回転させるのである。以上の結果、好みの打球強度位置にした操作ハンドルを持った手の指を指置き部材に置くだけで、この指置き部材で操作ハンドルを持った手を支えさせることができるから、遊技者は、安楽な状態でパチンコ遊技が行えるだけでなく、指置き部材はこれを積極的に動かしたとき以上の力を掛けないと回転(移動)しないから、例えば遊技者が操作ハンドルを持ったまま姿勢を変えたとしても、操作ハンドルの好みの位置が不用意に変化することもない。
また、当該遊技者が何かの用で当該パチンコ遊技機での遊技を止め、用を済ませて再び当該パチンコ遊技機での遊技を始めようとする場合を想定してみると、まず、操作ハンドルから手を離してパチンコ遊技を止めたときには、操作ハンドルは原位置に復帰回転する。ここで、上記第1の場合には、指置き部材は当該遊技者が合わせた位置に残留したままで変化しないし、第2の場合には、操作ハンドルの戻りとともに指置き部材も戻る場合と、指置き部材を残したまま操作ハンドルだけが戻る場合とがある。
次に、用を済ませた遊技者が再び当該パチンコ遊技機で遊技を始める場合には、操作ハンドルを手で持って回転させるのであるが、上記第1の場合には、先ほど指置き部材に当接させていた指が、位置が変化していない指置き部材に当接するまで操作ハンドルを回転させればよいのである。これにより、遊技者は、操作ハンドルの好みの位置を探すことなく、先ほど設定した好みの位置で直ちに操作ハンドルを持つことができ、かつ指置き部材で手を休めることができるから、パチンコ遊技を安楽な状態で続行できることになる。
以上の指置き部材で手を休める場合、特に「親指」をこの指置き部材に掛けると非常に有効である。この親指以外の指は、主として操作ハンドルを包み込んで持つために使用され、その時に、親指の先端部は真っ直ぐ延びた状態にあって、指置き部材上に掛け易い状態になっているからである。逆に言えば、親指を当該指置き部材に置いたとき、遊技者の手は自然な状態になるのである。
上記の指置き部材で手を休める態様は、他にも次のようなものがある。例えば、指を前記指置き部材に当てたり、指を前記指置き部材に引っかけたりすることは勿論、前記操作ハンドルそれ自体に形成してある突起を、前記指置き部材とともに指で挟み込む等である。
勿論、上記第2の場合には、戻って来た遊技者が遊技ハンドルを好みの位置まで回転させれば、上述したように、回転された操作ハンドルに連動して指置き部材が好みの位置に回転されるか、あるいは僅かな位置調整をすればよく、遊技者は、先ほど設定した好みの位置で指置き部材に指を置いて手を休めることができるから、パチンコ遊技を安楽な状態で続行できることになる。
さらに、指置き部材は、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能である条件を満たせば、例えば前記筒状部または案内部に組み付けるだけで上記機能を発揮するものであるから、非常に簡単な構造のものとすることが可能になっている。このことは、手を休めることができて、しかも好みの位置に操作ハンドルを直ちに持って来られる、という機能を有する指置き部材を、発射ハンドル装置全体のコストをそれ程増大させることなく採用できることを意味し、結果として、機能が増加できる割りにはパチンコ遊技機全体のコスト増大が抑制できることをも意味している。
従って、この発明1に係る発射ハンドル装置によれば、遊技中は操作ハンドルを持ったまま指置き部材によって手を休めることができるのであり、パチンコ遊技の再開時には操作ハンドルの好みの位置への調整が直ちに行えるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、発明2の採った手段は、上記発明1として記載の発射ハンドル装置について、
「前記パチンコ遊技機の本体に取り付けた筒状部に前記操作ハンドルを回転可能に組み付け、前記筒状部内に、少なくとも、前記操作ハンドルの回転量に応じて打球強度を調整する操作量検出装置と、一定量回転させた前記操作ハンドルに復帰回転方向に対する抵抗力を付与する抵抗力調整装置とを収納したこと」である。
すなわち、この発明2に係る発射ハンドル装置では、前記筒状部内に、少なくとも、前記操作量検出装置と、一定量回転させた前記操作ハンドルに復帰回転方向に対する抵抗力を付与する抵抗力調整装置とが収納してある。前記操作量検出装置は、操作ハンドルの回転量を検出して、打球装置における打球強度を調整するものであり、操作ハンドルを少しずつ回転していくことによって、遊技者は好みの打球強度位置を操作ハンドルの回転位置によって決定することができるようにするものである。
また、抵抗力調整装置は、原位置に復帰回転するように付勢されている操作ハンドルに抵抗力を付与するものであるが、この付与タイミングには、第1と第2の二種類がある。第1タイミングは、操作ハンドルを回転させて好みの位置になったときに、当該抵抗力調整装置によって、操作ハンドルに抵抗力を付与するようにするものである。一方、第2タイミングは、操作ハンドルに、従来の操作ハンドルとは別の抵抗力をほぼ常時発生させるようにしておいて、操作ハンドルを原位置に復帰させるタイミング、すなわち、遊技者が操作ハンドルから手を離した後の一定期間に限って、当該抵抗力調整装置による抵抗力が無くなるようにするものである。
さて、この抵抗力調整装置は、第1タイミングで制御されるものの場合、操作ハンドルを一定量回転させたとき、換言すれば遊技者の好みの位置まで前記操作ハンドルを回転させたときに、当該操作ハンドルにその復帰回転方向に対する抵抗力を付与するのである。つまり、当該発射ハンドル装置が前記抵抗力調整装置を有していることによって、遊技者が好みの位置まで前記操作ハンドルを回転させたときに、当該操作ハンドルにはその復帰回転方向に対する抵抗力がこの抵抗力調整装置によって付与されるから、当該操作ハンドルは、その位置で停止したままの状態になるのである。
以上の結果、この第1タイミングで制御されている抵抗力調整装置を有した発射ハンドル装置では、遊技者が操作ハンドルを好みの位置まで回転させたときに、指置き部材によって手を休めることができることは当然として、抵抗力調整装置によって、当該操作ハンドルにはその復帰回転方向に対する抵抗力が付与されるのである。このため、遊技者は、当該操作ハンドルをその好みの位置で停止させることができて、例えば指一本を当該操作ハンドルに掛けたまま指置き部材で休めながらパチンコ遊技を続行することができるのである。
一方、この抵抗力調整装置が上記第2タイミングで制御されるものの場合、操作ハンドルには、従来の操作ハンドルとは別の抵抗力がほぼ常時発生していて、操作ハンドルを原位置に復帰させるタイミング、すなわち、遊技者が操作ハンドルから手を離した後の一定期間に限って抵抗力が無くなるように、当該抵抗力調整装置が作動するようになっている。つまり、当該発射ハンドル装置が前記第2タイミングで制御される抵抗力調整装置を有していることによって、遊技者が好みの位置まで前記操作ハンドルを回転させるときは勿論、当該操作ハンドルが回転されていった位置においても抵抗力が発生しているから、当該操作ハンドルは回転された位置で停止したままの状態になるのである。
以上の結果、この第2タイミングで制御されている抵抗力調整装置を有した発射ハンドル装置では、遊技者が操作ハンドルを好みの位置まで回転させたときに、指置き部材によって手を休めることができることは当然として、抵抗力調整装置によって、当該操作ハンドルにはその復帰回転方向に対する抵抗力が付与されるのである。このため、遊技者は、当該操作ハンドルをその好みの位置で停止させることができて、例えば指一本を当該操作ハンドルに掛けたまま指置き部材で休めながらパチンコ遊技を続行することができるのである。
勿論、この第2タイミングで制御されている抵抗力調整装置を有した発射ハンドル装置では、遊技者が操作ハンドルから手を離した後の一定期間に限って抵抗力調整装置による抵抗力が無くなるようになっているから、操作ハンドルは、その本来有している原位置復帰回転力によって、遊技者が操作ハンドルから手を離した後に原位置に復帰するのである。
そして、この発明2に係る発射ハンドル装置では、前記筒状部内に、少なくとも、前記操作量検出装置と、一定量回転させた前記操作ハンドルに復帰回転方向に対する抵抗力を
付与する抵抗力調整装置とが収納してある。これによって、この筒状部に回転可能に組み付けた操作ハンドルの大きさや形状を抵抗力調整装置の存在に影響を受けることなく決定できるのであり、操作ハンドルの設計の自由度を向上させ得るのである。換言すれば、本発明に係る発射ハンドル装置が、その抵抗力調整装置を筒状部内に収納するようにしたことによって、抵抗力調整装置があっても、操作ハンドルを小型化することができるのであり、女性のような手の小さい人でも、操作が容易な操作ハンドルとし得るのである。
さらに、この発明2に係る発射ハンドル装置は、前記筒状部内に、少なくとも、前記操作量検出装置と、抵抗力調整装置とを収納したから、当該発射ハンドル装置自体が単体化されているのである。
従って、この発明2の発射ハンドル装置は、上記発明1に係るそれと同様な機能を発揮する他、抵抗力調整装置によって当該操作ハンドルにその復帰回転方向に対する抵抗力を付与することができ、操作ハンドルの設計の自由度を上げ得るものとなっている。それだけでなく、この発明2の発射ハンドル装置は、一個の独立した部品として構成されてもいるから、取付容易で低コストのものとなっているのである。
また、発明3の採った手段は、上記発明2として記載の発射ハンドル装置について、
「前記抵抗力調整装置は、駆動源と、この駆動源からの駆動力を受けて前記操作ハンドル側との間の前記抵抗力の発生調整を行う抵抗力調整部とを備え、この抵抗力調整部と前記抵抗力調整装置との間に、抵抗力増幅機構を設けたこと」である。
すなわち、この発明3の発射ハンドル装置は、まず、前記抵抗力調整装置が、駆動源と、この駆動源からの駆動力を受けて前記操作ハンドル側との間の前記抵抗力の発生調整を行う抵抗力調整部とを備えているのであるから、前記駆動源の駆動力の掛け方を選択することによって、前記操作ハンドルへの抵抗力付与の二種類の仕方(先述した第1のタイミングまたは第2のタイミング)を容易に実現できる。
上記第1のタイミングで前記抵抗力調整装置を作動するようにした場合には、遊技者が好みの位置まで操作ハンドルを回転させた場合、当該操作ハンドルが本来有している原位置への復帰力に抗した抵抗力が抵抗力調整装置によって発生するのである。このため、遊技者が例えば指一本で操作ハンドルに触れているだけであっても、つまり操作ハンドルを握って力を掛けていなくても、当該操作ハンドルは原位置に復帰することはなく、操作ハンドルを好みの回動位置に保持したまま遊技を続けることができることになる。
一方、上記第2のタイミングで前記抵抗力調整装置を作動するようにした場合、つまり、操作ハンドルに従来の操作ハンドルとは別の抵抗力がほぼ常時発生させてあって、操作ハンドルを原位置に復帰させるタイミング、すなわち、遊技者が操作ハンドルから手を離した後の一定期間に限って抵抗力が無くなるように駆動源を作動させる場合には、遊技者が好みの位置まで操作ハンドルを回転させる際に、当該操作ハンドルが本来有している原位置への復帰力より大きな反対の抵抗力(例えば機械的摩擦力、あるいは磁力)が、前記抵抗力調整装置の抵抗力調整部によって操作ハンドル側との間に発生されるのである。このため、操作ハンドルが遊技者の好みに位置まで回動されたときにも上記抵抗力が発生しているから、遊技者が例えば指一本で操作ハンドルに触れているだけであっても、つまり操作ハンドルを握って力を掛けていなくても、当該操作ハンドルは原位置に復帰することはなく、操作ハンドルを好みの回動位置に保持したまま遊技を続けることができることになる。
そして、この第2のタイミングで上記抵抗力調整装置が作動する場合には、遊技者が操作ハンドルから手を離した後の一定期間に限って、前記抵抗力調整装置においてその駆動
源が作動し、この駆動源からの駆動力を受けた抵抗力調整部が前記操作ハンドルから退避して、操作ハンドル側との間に発生させていた前記抵抗力を消滅させるのである。以上の結果、操作ハンドルが本来有していた原位置への復帰回転力によって、遊技者が手を離した操作ハンドルは、上記一定時間内に原位置に自動的に復帰するのである。
以上、何れのタイミングの場合でも、上記駆動源としては、後述する最良形態では、所謂「ソレノイド」を採用しているが、モータを採用して実施してもよい。
また、この発明3の発射ハンドル装置においては、上記抵抗力調整部と前記抵抗力調整装置との間に、抵抗力増幅機構が設けてあるから、抵抗力調整装置の駆動源からの駆動力を上記抵抗力調整部に増幅して伝達することができる。逆に言えば、この抵抗力増幅機構を存在させたことによって、駆動源を小型のものにしても十分な抵抗力を発生させることができるのである。
従って、この発明3の発射ハンドル装置は、上記発明2のそれと同様な機能を発揮する他、操作ハンドルの回動位置を軽い力でも保持することができて、操作ハンドルの操作性を良好なものとするだけでなく、抵抗力増幅機構の存在によって、駆動源を小型のものとしても十分な抵抗力を発生することができるものとなっているのである。
さらに、発明4の採った手段は、上記発明3として記載の発射ハンドル装置について、
「前記抵抗力調整部の、前記操作ハンドル側との当接面に弾性体を配置したこと」である。
すなわち、この発明4に係る発射ハンドル装置では、前記抵抗力調整部の、前記操作ハンドル側との当接面に弾性体を配置したものであり、この弾性体によって、前記抵抗力調整部が前記操作ハンドル側に当接したときの衝撃が和らげられるのである。
換言すれば、この発明4の発射ハンドル装置では、前記抵抗力調整装置によって抵抗力調整部が急激に操作ハンドル側に当接したとしても、その際の衝撃が弾性体によって吸収されるため、操作ハンドルを握っているパチンコの遊技者に違和感を与えることがないだけでなく、上述した抵抗力調整装置及び抵抗力増幅機構の各部が保護されることにもなるのである。
この弾性体の材料としては、例えば合成ゴム等のゴムや樹脂があり、これらの材料によって形成した弾性体の上記摩擦抵抗によって、抵抗力調整部の抵抗力をより一層増大させることができるのである。
従って、この発明4に係る発射ハンドル装置は、上記発明3のそれと同様な機能を発揮する他、その弾性体によって、抵抗力調整部及び抵抗力増幅機構の各部の保護を行えるものとなっているのである。
以上の課題を解決するために、発明5の採った手段は、
「遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機用の発射ハンドル装置であって、
前記パチンコ遊技機の本体に取り付けた筒状部に前記操作ハンドルを回転可能に取り付けるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能で、前記筒状部内に延在する取付アーム部を有した指置き部材を組み付け、さらに、前記指置き部材の前記取付アーム部の内端部を前記筒状部内側に組み付けたことを特徴とする発射ハンドル装置」である。
すなわち、この発明5に係る発射ハンドル装置は、前記パチンコ遊技機の本体に取り付
けた筒状部に前記操作ハンドルを回転可能に取り付けるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材を設けたものである点は上記発明1のそれと同様であるが、この指置き部材が前記筒状部内に延在する取付アーム部を有した点が、上記発明1のそれと異なるものである。
従って、この発明5における指置き部材や操作ハンドルの機能は、上記発明1のそれと同様であり、これらの指置き部材や操作ハンドルの機能説明は省略し、前記指置き部材が前記筒状部内に延在する取付アーム部を有したことによって得られる機能を中心に説明する。
この発明5に係る発射ハンドル装置では、前記指置き部材を組み付けるにあたって、前記取付アーム部の内端部を前記筒状部内側に組み付けるようにしている。「前記筒状部の内側に組み付ける」とは、この発明5に係る発射ハンドル装置での指置き部材の組み付け方が、前記発明1の発射ハンドル装置におけるそれとは異なっていることを意味し、指置き部材の組み付けは、前記筒状部の内側にまで延在している取付アーム部を介して行うことを意味しているのである。
この取付アーム部の、前記筒状部の内側への組み付けは、種々な手段によって行えるものである。例えば、後述する最良形態におけるように、操作ハンドルの回転中心であるハンドル軸にこの取付アーム部の先端部を取り付けるようにしてもよいし、筒状部内に配置した操作量検出装置等の支持台に取付アーム部の先端部を取り付けるようにしてもよい。
以上のように、前記指置き部材の取付アーム部の内端部を前記筒状部内側に組み付けることによって、この指置き部材の前記筒状部に対する主な組み付け部分が筒状部材内に位置することになるから、前記指掛け部材は、当該発射ハンドル装置の外からは容易に外せないものとなっているのである。
また、上記筒状部内には、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材の取付アーム部の内端部が組み付けられる。さらに、この指置き部材は、上記発明1に係るそれと同様に、遊技者が前記筒状部に対して好みの位置に自由に移動させることができたり(第1の場合)、操作ハンドルの回動と連動して回動する(第2の場合)のであり、移動させた場所で当該指置き部材を停止したままの状態にしておくことができるのである。
ここで、遊技者が、上記操作ハンドルを好みの打球強度となる位置に回転させるとともに、指置き部材については、好みの指、例えば親指か人差し指を支えられる位置まで回動させる(第1の場合)か、操作ハンドルとともに連動させり(第2の場合)と、遊技者は、好みの打球強度位置にある操作ハンドルを持った手を指置き部材で支えさせることができて、安楽な状態でパチンコ遊技が行えるだけでなく、操作ハンドルは、遊技者の好みの位置から不用意に変化してしまうこともなくなるのである。
また、当該遊技者が何かの用で当該パチンコ遊技機での遊技を止め、用を済ませて再び当該パチンコ遊技機での遊技を始めようとする場合を想定してみると、まず、操作ハンドルから手を離してパチンコ遊技を止めたときには、操作ハンドルが原位置に復帰回転し、指置き部材は当該遊技者が合わせた位置に残留したままで、変化しない(第1のタイミング及び第1の場合)。あるいは、操作ハンドルは、一定の時間経過後の短時間内に原位置へ復帰回転し(第2のタイミング)、第2の場合には、指置き部材は操作ハンドルとともに復帰回転する。
次に、用を済ませた遊技者が再び当該パチンコ遊技機で遊技を始める場合には、操作ハンドルを手で持って回転させるのであるが、第1のタイミングの場合には、先ほど指置き
部材に当接させていた指が、位置が変化していない指置き部材に当接するまで操作ハンドルを回転させればよいのである。これにより、遊技者は、操作ハンドルの好みの位置を探すことなく、先ほど設定した好みの位置で直ちに操作ハンドルを持つことができ、かつ指置き部材で手を休めることができるから、パチンコ遊技を安楽な状態で続行できることになる。なお、操作ハンドルは、一般的に、各指が掛け易くなるような形状にしてあり、この形状も変化しないのであるから、遊技者が操作ハンドルを持つ位置は殆ど一定である。
第2のタイミングの場合には、前記指置き部材は、操作ハンドルの好みの位置までの回動に連動して、好みの位置まで自動的に回動する。これにより、遊技者は、操作ハンドルの好みの位置を探すことなく、好みの位置で直ちに操作ハンドルを持つことができ、かつ指置き部材で手を休めることができるから、パチンコ遊技を安楽な状態で続行できることになる。
さらに、指置き部材は、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能である条件を満たせば、前記筒状部に組み付けるだけで上記機能を発揮するものであるから、非常に簡単な構造のものとすることが可能になっている。このことは、手を休めることができて、しかも好みの位置に操作ハンドルを直ちに持って来られる、という機能を有する指置き部材を、発射ハンドル装置全体のコストをそれ程増大させることなく採用できることを意味し、結果として、機能が増加できる割りにはパチンコ遊技機全体のコスト増大が抑制できることをも意味している。
従って、この発明5に係る発射ハンドル装置によれば、遊技中は操作ハンドルを持ったまま指置き部材によって手を休めることができるのであり、パチンコ遊技の再開時には操作ハンドルの好みの位置への調整が直ちに行えるものとなっているだけでなく、前記指掛け部材が、当該発射ハンドル装置の外からは容易に外せないものとなっているのである。
次に、上記課題を解決するために、発明6の採った手段は、上記発明5のそれについて、
「前記操作ハンドルを回転可能に組み付けた筒状部内に、少なくとも、前記操作ハンドルの回転量に応じて打球強度を調整する操作量検出装置と、前記取付アーム部に抵抗力を付与する抵抗力調整装置とを収納したこと」である。
すなわち、この発明6として記載の発射ハンドル装置では、前記操作ハンドルを回転可能に組み付けた筒状部内に、前記操作ハンドルの操作量検出装置と、前記取付アーム部に抵抗力の付与調整を行う抵抗力調整装置とを収納したものである。
この発明6に係る発射ハンドル装置では、前記筒状部内に収納した前記操作量検出装置が、前記操作ハンドルの回転量を検出して、打球装置における打球強度を調整するものであることは、上述した発明2に係るそれと同様であるが、前記筒状部内に収納した抵抗力調整装置による機能が、上述した発明2に係るそれと異なっている。
つまり、この発明6に係る発射ハンドル装置では、前記抵抗力調整装置は、前記取付アーム部に対する抵抗力の付与調整を行うのである。つまり、当該発射ハンドル装置の前記抵抗力調整装置は、上記第1タイミングの場合には、遊技者が好みの位置まで前記操作ハンドルを回転させたときに、当該操作ハンドルの復帰回転方向に対する抵抗力を前記取付アーム部に付与するようにしているのであり、上記第2タイミングの場合には、遊技者が好みの位置まで前記操作ハンドルを回転させる間、及び好みの位置で停止させた後も、当該操作ハンドルに抵抗力を前記取付アーム部に付与するようにしているのである。
後述する最良形態では、抵抗力がこの抵抗力調整装置によって前記取付アーム部に付与
されていれば、この取付アーム部は他に力が加えられなければ、その位置から回動しない。また、後述する最良形態のように、この取付アーム部の内端側が前記操作ハンドル側(例えばハンドル軸)に組み付けられていれば、結果的に当該操作ハンドルにもその復帰回転方向に対する抵抗力が取付アーム部を介して付与され、当該操作ハンドルも、その位置にあるまま回動されない。
以上の結果、この発明6の発射ハンドル装置では、遊技者が操作ハンドルを好みの位置まで回転させたときに、指置き部材によって手を休めることができることは当然として、抵抗力調整装置によって前記取付アーム部に抵抗力が付与され、結果として当該操作ハンドルにはその復帰回転方向に対する抵抗力が付与されるのである。このため、遊技者は、当該操作ハンドルをその好みの位置で停止させることができて、例えば指一本を当該操作ハンドルに掛けたまま指置き部材で休めながらパチンコ遊技を続行することができるのである。
さらに、この発明6に係る発射ハンドル装置では、前記筒状部内に、少なくとも、前記操作量検出装置と、一定量回転させた前記操作ハンドルに復帰回転方向に対する抵抗力を付与する抵抗力調整装置とが収納してあるから、この筒状部に回転可能に組み付けた操作ハンドルの大きさや形状を抵抗力調整装置の存在に影響を受けることなく決定できるのであり、操作ハンドルの設計の自由度を向上させ得ることは、上記発明2に係る発射ハンドル装置と同様である。
従って、この発明6の発射ハンドル装置は、上記発明5に係るそれと同様な機能を発揮する他、抵抗力調整装置によって当該操作ハンドルにその復帰回転方向に対する抵抗力を付与することができ、操作ハンドルの設計の自由度を上げ得るものとなっている。それだけでなく、この発明6の発射ハンドル装置は、一個の部品化されてもいるから、取付容易で低コストのものとなっているのである。
また、発明7の採った手段は、上記発明5または発明6として記載のパチンコ遊技機の発射ハンドル装置について、
「前記抵抗力調整装置は、駆動源と、この駆動源からの駆動力を受けて前記取付アーム部との間の前記抵抗力の発生調整を行う抵抗力調整部とを備え、この抵抗力調整部と前記抵抗力調整装置との間に、抵抗力増幅機構を設けたこと」である。
すなわち、この発明7の発射ハンドル装置は、まず、その抵抗力調整装置が、駆動源と、この駆動源からの駆動力を受けて前記取付アーム部との間の前記抵抗力の発生調整を行う抵抗力調整部とを備えているのであるから、遊技者が好みの位置まで操作ハンドルを回転させた場合、当該操作ハンドルが本来有している原位置への復帰力に抗した抵抗力が、取付アーム部を介して抵抗力調整装置により発生されるのである。このため、遊技者が、例えば指置きに置いた指一本で操作ハンドルに触れているだけであっても、つまり操作ハンドルを握って力を掛けていなくても、当該操作ハンドルは、取付アーム部を介して付与される抵抗力によって原位置に復帰することはなく、指置き及び操作ハンドルを好みの回動位置に保持したまま遊技を続けることができることになる。
この場合、上記駆動源としては、後述する最良形態では、所謂「ソレノイド」を採用しているが、モータを採用して実施してもよい。勿論、この駆動源の作動タイミングとしては、上述した第1タイミングと第2タイミングとの二種類があることは、上記発明1〜4の発射ハンドル装置の場合と同様である。
また、この発明7の発射ハンドル装置においても、上記発明2に係るそれと同様に、前記抵抗力調整部と前記抵抗力調整装置との間に、抵抗力増幅機構が設けてあるから、抵抗
力調整装置の駆動源からの駆動力を上記抵抗力調整部に増幅して伝達することができる。逆に言えば、この抵抗力増幅機構を存在させたことによって、駆動源を小型のものにしても十分な抵抗力を発生させることができるのである。
従って、この発明7の発射ハンドル装置は、上記発明5または6のそれと同様な機能を発揮する他、操作ハンドルの回動位置を軽い力でも保持することができて、操作ハンドル及び指置きの操作性を良好なものとするだけでなく、抵抗力増幅機構の存在によって、駆動源を小型のものとしても十分な抵抗力を発生することができるものとなっているのである。
さらに、発明8に係る発明の採った手段は、上記発明7として記載の発射ハンドル装置について、
「前記抵抗力調整部の、前記取付アーム部との当接面に弾性体を配置したこと」である。
すなわち、この発明8に係る発射ハンドル装置では、前記抵抗力調整部の、前記取付アーム部との当接面に弾性体を配置したものであり、この弾性体によって、前記抵抗力調整部が前記取付アーム部に当接したときの衝撃が和らげられるのである。
換言すれば、この発明8の発射ハンドル装置では、前記抵抗力調整装置によって抵抗力調整部が急激に取付アーム部に当接したとしても、その際の衝撃が弾性体によって吸収されるため、操作ハンドルを握っているパチンコの遊技者の手や、指置きに置いている遊技者の指に違和感を与えることがないだけでなく、上述した抵抗力調整装置、抵抗力増幅機構、あるいは指置きと一体的な取付アーム部のハンドル軸に対する連結部の各部が保護されることにもなるのである。
この弾性体の材料としては、例えば合成ゴム等のゴムや樹脂があり、これらの材料によって形成した弾性体の上記摩擦抵抗によって、抵抗力調整部の抵抗力をより一層増大させることができるのである。
従って、この発明8に係る発射ハンドル装置は、上記発明7のそれと同様な機能を発揮する他、その弾性体によって、抵抗力調整装置、抵抗力増幅機構、あるいは指置きと一体的な取付アーム部のハンドル軸に対する連結部の各部の保護が行えるものとなっているのである。
以上、説明した通り、上記発明1〜8においては、
「遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機用の発射ハンドル装置であって、
前記パチンコ遊技機の本体に前記操作ハンドルを回転可能に取り付けるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材を組み付けたこと」あるいは、
「遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機用の発射ハンドル装置であって、
前記パチンコ遊技機の本体に取り付けた筒状部に前記操作ハンドルを回転可能に取り付けるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能で、前記筒状部内に延在する取付アーム部を有した指置き部材を組み付け、さらに、前記指置き部材の前記取付アーム部の内端部を前記筒状部内側に組み付けたこと」にその構成上の主たる特徴があり、これにより、遊技中は操作ハンドルを持ったまま手を休めることができるだけでなく、パチンコ遊技を再開する場合に、遊技者による操作ハンドルの好みの位置への戻し回転を直ちに行える発射ハンドル装置を提供することができ、また、パチンコ遊技機全体の低コスト化を図ることができ、しかも操作ハンドルの操作性もよい発射ハンドル装置を提供することがで
きるのである。
次に、以上のように構成した各発明を、図面に示した最良の形態である発射ハンドル装置100について説明する。
図1〜図17には発射ハンドル装置100の第1実施例が、また図18〜図35には発射ハンドル装置100の第2実施例がそれぞれ示してある。これら実施例1及び2の発射ハンドル装置100は、上記請求項1に係る発明、発明1〜発明4、及び発明5〜発明8のそれぞれを含むものである。
また、これらの各実施例においても、様々な「場合」や「タイミング」に分けて説明しているが、これらの「場合」や「タイミング」を次のように定義する。「場合」は、指置き部材60と操作ハンドル10との連動関係の違いを説明するもので、「第1の場合」は、指置き部材60が操作ハンドル10とは連動せずに独立的に回転する場合であって、「第2の場合」は、指置き部材60が操作ハンドル10と連動して回転する場合をいう。
一方、「タイミング」は、抵抗力調整装置40による抵抗力付与タイミングが何時かによって分けるものであり、「第1タイミング」は、操作ハンドル10を回転させて好みの位置になったときに操作ハンドル10固定のために抵抗力調整装置40が働く場合をいい、「第2タイミング」は、操作ハンドル10に従来の操作ハンドルとは別の抵抗力をほぼ常時発生させるようにしておいて、操作ハンドル10を原位置に復帰させるタイミング、すなわち、遊技者が操作ハンドル10から手を離した後の一定期間に限って抵抗力が無くなるようにした場合をいう。
(実施例1)
図1及び図2には、本発明の対象である発射ハンドル装置100が採用されるパチンコ遊技機の本体200が正面図及び斜視図として示してあるが、この本体200には、図示しない遊技盤や各種制御装置等が組み付けられるものである。この本体200の図示右下正面部分には本発明に係る発射ハンドル装置100が取り付けてあり、この発射ハンドル装置100を構成している操作ハンドル10は、図2に示したように、遊技者が操作し易くなるようにするために、当該パチンコ遊技機の前面側に突出するものとしてある。
本発明に係る発射ハンドル装置100は、図3〜図10に示したように、一個の独立した部品として形成したもので、後述する操作量検出装置20、抵抗力調整装置40、及び抵抗力増幅機50を収納した筒状部30を有しており、この筒状部30の先端部外周には、パチンコ遊技機の前方に突出する操作ハンドル10が回転可能に組み付けてある。そして、この発射ハンドル装置100は、図1、図3、図5、及び図6に示したように、指置き部材60を備えているのである。
操作ハンドル10は、図1〜図10に示したように、後述する筒状部30に回転可能に取り付けたものであり、具体的には、図9〜図17に示したように、筒状部30内に収納されるブレーキ部材13と一体的なハンドル軸12の先端に固定されるものである。勿論、この操作ハンドル10は、遊技者が握りやすい大きさと形状を有したものであって、所謂「タッチスイッチ」としての機能をも有するものである。そして、この操作ハンドル10は、遊技者がこれから手を離して回動を中止すれば、図示しない公知のバネ手段等によって、常に原位置に復帰回転すべく付勢されているものである。なお、この操作ハンドル10の近傍には、図4及び図5に示したように、ストップボタン11が取り付けられることがあり、このストップボタン11は、タッチスイッチとしての操作ハンドル10を回動したままの状態で押したとき、操作ハンドル10のタッチスイッチ機能を停止させるもの
である。
操作ハンドル10が取り付けられるハンドル軸12は、図9〜図17に示したように、後述する抵抗力調整装置40の抵抗力調整部42が当接することになるブレーキ部材13と一体化したもので、さらに、このブレーキ部材13の内側には、図14及び図15に示したように、回転量伝達歯車14が一体的に設けてある。つまり、この回転量伝達歯車14は、操作ハンドル10と一体的に回転するものであり、操作ハンドル10の回転量を検出ギア22を介して操作量検出装置20に伝達するものである。
なお、操作ハンドル10には、ハンドル軸12を反時計回り方向に回転させる付勢力を発生させるバネが設けられている。バネはハンドル軸12の回転中心を軸として巻回されたねじりバネで構成されているが、従来と同一の構成であるため、図示および詳細な説明を省略する。このバネは必ずしもハンドル軸12に直接付勢力を付与するように取り付ける必要はなく、検出ギア22に取り付けたり、検出ギア22に噛み合わされる他のギアに付勢力を付与するように取り付けて間接的にハンドル軸12に付勢力を生じさせても良いし、操作ハンドル10に直接付勢力を付与するように取り付けても良い。
また、この実施例1における操作ハンドル10の背面側には、図7にて示したように、指置き連動部15が一体的に形成してある。この指置き連動部15は、当該操作ハンドル10が回転されたとき、指置き部材60の一部に係合するものであり、操作ハンドル10の回転に連動して当該指置き部材60を回転させるものである。
操作量検出装置20は、上記検出ギア22と、この検出ギア22の回転量を検出する検出部21とからなっているものである。この検出部21は、所謂ボリュームと呼ばれるものであり、操作ハンドル10つまりハンドル軸12の回転量を検出して、図示しない打球装置における打球強度を調整するための信号を打球装置に送るものである。
筒状部30は、例えば図5に示したように、前述した操作ハンドル10側のブレーキ部材13を回転自在に収納するハンドル取付部31をその先端部分に有するものであり、後端部に、複数の本体取付穴32及び位置決めピン37を有している。そして、この筒状部30は、図8または図10に示したように、その後端部を本体200の前面に形成した挿入凹所210内に収納するか(図8の場合)、あるいは本体200の前面に直接当接させて(図10の場合)、本体取付穴32に螺合される取付ネジ32a等を使用して本体200に取り付けるようにしたものである。
以上のようにして本体200に取り付けられた本発明に係る発射ハンドル装置100においては、その筒状部30が本体200に対して回転しないのであるが、この筒状部30に対して操作ハンドル10は遊技者の回転操作によって回転し、遊技者が操作ハンドル10から手を離せば原位置に自動的に復帰回転するものである。なお、図1〜図6に示したように、筒状部30の先端部にはフェイスカバー33が取り付けてあり、このフェイスカバー33によって筒状部30内の各部品を覆うようにしている。
さて、筒状部30内には、上述したように、操作ハンドル10のためのブレーキ部材13や回転量伝達歯車14、操作量検出装置20、抵抗力調整装置40、そして抵抗力増幅機50が組み込んであるが、これらの部品の組込は、図11〜図17に示したようにしてある。これらの図11〜図17では、筒状部30そのものは示しておらず、筒状部30内に組み込まれるべき各部品を組み立てた状態が示してあるが、換言すれば、これら図11〜図17に示した状態の各部品をそのまま筒状部30内に収納して固定するのである。
これら図11〜図17に示した状態の各部品を筒状部30内に収納して固定するにあた
っては、例えばハンドル軸12のブレーキ部材13とは反対側に突出する中心軸10aを筒状部30側に回転可能に支持したり、後述する駆動源41のケースを筒状部30内に固定したり、後述する枢軸54を筒状部30側の所定位置に枢支したりすることになる。
そして、これら各部品の図11〜図17に示した一体化状態にあっては、操作ハンドル10が取り付けられるハンドル軸12の先であって、一体化されたものの図10〜図13に示した図示上端に位置する部分には駆動源41が配置されていて、操作ハンドル10と駆動源41の中心を結ぶ線は筒状部30の軸心方向に沿ったものとしてある。また、操作量検出装置20を構成する検出部21のための検出ギア22の軸心も筒状部30の軸心方向に沿ったものとしてある。換言すれば、後述する抵抗力調整装置40と上記操作量検出装置20とは、筒状部30の軸心方向に沿って前後に位置しているのであり、筒状部30に組み付けるべき操作ハンドル10の大きさに制限を与えることがない状態になっているのである。
さて、抵抗力調整装置40は、図14〜図17に示したように、操作ハンドル10と一体回転するブレーキ部材13に対して進退する抵抗力調整部42と、この抵抗力調整部42を駆動する駆動源41と、これら抵抗力調整部42と駆動源41との連動を補助する抵抗力増幅機50とを備えている。駆動源41は、本最良形態に係る発射ハンドル装置100の場合、図14に示した連結ピン43を図示矢印方向に往復動させるソレノイドを採用しているが、抵抗力増幅機50等を介して抵抗力調整部42をブレーキ部材13側に対して進退させることができるのであれば、当該駆動源41はステッピングモータのような段階回転を行うものであってもよい。
ここで、抵抗力調整装置40による抵抗力付与は、上述したように、第1タイミングまたは第2タイミングで行われるものである。「第1タイミング」では、遊技者が操作ハンドル10を回転させて好みの位置にしたときに、内蔵したタイマーからの信号、遊技者が操作するスイッチ等からの信号、あるいは遊技盤面上の入賞口にパチンコ球が入賞たことを検知するスイッチからの信号等によって、抵抗力調整装置40は操作ハンドル10固定のために働く。
一方、「第2タイミング」では、操作ハンドル10に従来の操作ハンドルとは別の抵抗力をほぼ常時発生させるようにしておいて、操作ハンドル10を原位置に復帰させるタイミング、例えば、遊技者が操作ハンドル10から手を離した後の一定期間に限って抵抗力が無くなるように、当該抵抗力調整装置40は働くものである。
さて、抵抗力調整装置40が上記第1のタイミングで働くように設定されている場合には、抵抗力調整部42は、駆動源41の駆動によってブレーキ部材13の一部に当接して、このブレーキ部材13の回転を制動または阻止するものである。ブレーキ部材13の回転に制動を与えたり阻止したりするということは、このブレーキ部材13と一体的な操作ハンドル10の回転を制動したり阻止したりすることを意味し、操作ハンドル10をその回転した位置で固定することも意味するのである。
もう少し具体的に述べると、抵抗力調整装置40が上記第1のタイミングで働くように設定されている場合には、パチンコ遊技者が操作ハンドル10を回転させて、操作量検出装置20によりパチンコ球の好みの打球強度が選択できたとき、抵抗力調整部42がブレーキ部材13に当接し、操作ハンドル10のそれ以上の回転と、復帰回転が阻止されるのである。ということは、遊技者にとってみれば、操作ハンドル10を回転させて好みの打球強度が得られたときには、操作ハンドル10自体の復帰回転力に抗した力や、操作ハンドル10をその位置に保持するための力を操作ハンドル10に掛けなくても、抵抗力調整部42のブレーキ部材13に対する当接によって操作ハンドル10を好みの位置で保持で
きる、ということになり、操作ハンドル10のタッチスイッチとしての機能を発揮させるだけの操作、例えば操作ハンドル10に人差し指を当てるだけで、パチンコ遊技を楽しむことができるのである。
一方、抵抗力調整装置40が上記第2のタイミングで働くように設定されている場合には、抵抗力調整部42は、駆動源41の駆動によらなくても(具体的には、後述するスプリング53を圧縮スプリングとすることによって)ブレーキ部材13の一部に当接するのであり、ほぼ常時、このブレーキ部材13の回転を制動または阻止するものである。逆に言えば、駆動源41による駆動は、抵抗力調整部42がブレーキ部材13から離れて抵抗力を無くすように働くのであり、このブレーキ部材13と一体的な操作ハンドル10の原位置への復帰回転を許容することも意味するのである。
もう少し具体的に述べると、抵抗力調整装置40が上記第2のタイミングで働くように設定されているとき、パチンコ遊技者が操作ハンドル10を回転させる場合や、これによって好みの位置にしてパチンコ遊技を行ってい場合には、抵抗力調整部42をブレーキ部材13に当接させていて、停止された操作ハンドル10のそれ以上の回転と、復帰回転が阻止されるのである。ということは、遊技者にとってみれば、操作ハンドル10を回転させて好みの打球強度が得られたときには、操作ハンドル10自体の復帰回転力に抗した力や、操作ハンドル10をその位置に保持するための力を操作ハンドル10に掛けなくても、抵抗力調整部42のブレーキ部材13に対する当接によって操作ハンドル10を好みの位置で保持できる、ということになり、操作ハンドル10のタッチスイッチとしての機能を発揮させるだけの操作、例えば操作ハンドル10に人差し指を当てるだけで、パチンコ遊技を楽しむことができるのである。
本最良形態の抵抗力調整部42の、ブレーキ部材13との当接面には弾性体42aが配置してある。この弾性体42aは、例えば合成ゴム等のゴムや樹脂によって形成したものであり、抵抗力調整部42がブレーキ部材13に当接したときの衝撃を和らげるものである。
換言すれば、本最良形態の発射ハンドル装置100では、抵抗力調整装置40によって抵抗力調整部42が急激にブレーキ部材13に当接したとしても、その際の衝撃が弾性体42aによって吸収されるため、操作ハンドル10を握っているパチンコの遊技者に違和感を与えることがないだけでなく、抵抗力調整装置40及び次に述べる抵抗力増幅機構50の各部が保護されることにもなるのである。
本最良形態では、この抵抗力調整部42は、図14〜図17に示したような連動部材44の先端に一体化してあり、この連動部材44の進退運動によって、当該抵抗力調整部42はブレーキ部材13に対して進退することになる。この連動部材44の進退運動は、次に述べる抵抗力増幅機50によってなされるものである。
抵抗力増幅機50は、図14〜図17に示したように、平面視L字状の揺動アーム51を有していて、この揺動アーム51は、その角部に設けた枢軸54を中心に、図14中の矢印にて示したような揺動を行うものである。この揺動アーム51は、その枢軸54により筒状部30内の適宜箇所に枢支されるものであり、一端にて駆動源41の駆動力によって進退する連結ピン43に係合していて、他端の連結ピン52によって抵抗力調整装置40側の連動部材44に係合している。
換言すれば、この揺動アーム51は、駆動源41の進退運動を連動部材44の進退運動に変換するものであるが、その際に、駆動源41の進退運動力を増幅して連動部材44の進退運動力に変換している。何故なら、例えば図14に示したように、この揺動アーム5
1の、枢軸54から連結ピン43までの第1アームの長さを、枢軸54から連結ピン52までの第2アームの長さよりも大きくしてあるから、駆動源41の進退運動力は増幅されて連動部材44の進退運動に伝達されるのである。
以上の揺動アーム51による増幅機能によって、駆動源41の進退方向を筒状部30の軸心方向に直交する方向とし、連動部材44の進退方向を筒状部30の軸心方向にすることもできるから、駆動源41としては小型のものを採用できるだけでなく、小型の駆動源41であっても連動部材44の進退を大きな力でしかも比較的小さいスパンで行うことができるのである。換言すれば、本発明に係る発射ハンドル装置100では、抵抗力増幅機50の存在によって、筒状部30の長さと直径をそれ程大きくする必要がないのであり、結果として、操作ハンドル10の大きさも小さくすることができるのである。
スプリング53は、抵抗力調整装置40が前述した第1のタイミングで働くように設定されている場合には、抵抗力調整部42をハンドル軸12から常時引き離す方向に付勢力を発生させるものであって、所謂引っ張りスプリングとして構成してある。この場合、駆動源41としてのソレノイドは、これに電力が供給されたとき、スプリング53の引っ張り力に抗してスプリング53を伸ばすように作用し、抵抗力調整部42とブレーキ部材13とを当接状態にして、操作ハンドル10の回動を阻止する。
一方、スプリング53は、抵抗力調整装置40が前述した第2のタイミングで働くように設定されている場合には、抵抗力調整部42をハンドル軸12に常時押圧する方向に付勢力を発生させるものであり、所謂押圧スプリングとして構成したものである。この場合、駆動源41としてのソレノイドは、これに電力が供給されたとき、スプリング53の付勢力に抗してスプリング53を縮め、抵抗力調整部42とブレーキ部材13との当接状態を解除するように働く。
駆動源41の駆動は、上記第1のタイミングの場合も第2のタイミングの場合も、遊技者の手が操作ハンドル10に触れた場合にオンオフが切り替わるタッチスイッチのオンオフ動作に対応して行われる。遊技者が操作ハンドル10に触れる前には駆動源41は非駆動状態であり、遊技者が操作ハンドル10に触れている最中においても駆動源41は非駆動状態であって、遊技者が操作ハンドル10から手を離すことに起因して駆動源41が通電されて駆動される。その後、数秒間(例えば、3秒)の時間通電状態が維持され、その後、非通電状態となる。この時間は操作ハンドル10から遊技者が手を離してから操作ハンドル10が内蔵されるバネにより原位置に復帰するのに十分な時間となっていれば良く、上記時間に限定されるものでない。
また、操作ハンドル10が原位置に復帰されたことが操作量検出装置20の検出によって確認できたことを条件として駆動源41を非通電とするなど、操作量検出装置20の検出に応じて駆動源の通電状態を制御しても良い。更に、駆動源41が通電されるタイミングは、必ずしもタッチスイッチのオンオフの直後である必要は無く、タッチスイッチから手を離した後の一定時間の経過後としても良い。
さらに、液晶表示装置等によって図柄が変動するパチンコ機において図柄変動や始動口への入賞に対する図柄変動の保留数に対応して駆動源41が通電される構成としても良く、例えば、図柄が停止した後、一定時間経過後に駆動源41が通電される構成としても良い。この場合には図柄の変動が開始される始動口に球が十分に入っていて始動口への入賞が図柄の変動条件とはならない保留満タン状態において無駄な球消費を抑制するために遊技者が操作ハンドル10から手を離しても操作ハンドル10が原位置に復帰しないので、その後に遊技者が操作ハンドル10に手を触れるだけで、手を離す以前の発射力で遊技を継続することができる。
操作ハンドル10が以上のようなタッチスイッチではない場合には、パチンコ遊技機なら一般的に採用されている操作量検出装置20の特に検出部21からの信号を利用して、駆動源41の駆動制御を行うようにしてもよいし、操作ハンドル10と筒状部30側のハンドル取付部31との間に別に設けたスイッチを使用するように実施してもよい。
さて、本発明における重要構成部材である指置き部材60は、図1、図3、図5、及び図6に示したように、筒状部30を構成しているハンドル取付部31の裏側に形成した移動凹所31a内に配置されているもので、移動凹所31a内にて当該筒状部30の外周に沿って移動可能にしたものである。ハンドル取付部31裏面の移動凹所31a内には、図5の(a)及び図6に示したように、円弧状の案内レール34が形成してあり、この案内レール34上に当該指置き部材60が組み付けてある。
本実施例1における指置き部材60は、図5の(b)に示したように、案内レール34を挟み込む第1部材60a及び第2部材60bからなっており、これらの第1部材60a及び第2部材60bは、これらによって案内レール34を挟み込んだ後にネジ64によって一体化されるものである。なお、案内レール34の先端には、抜け止め34aが一体的に形成してあり、この抜け止め34aは、第1部材60aまたは第2部材60bの内面に形成した止め溝内に係合して、当該指置き部材60の抜け止めを確実にするものである。勿論、この抜け止め34aは、当該指置き部材60の案内レール34上での移動を阻害するものではない。
上記の案内レール34を挟み込んだ第1部材60a及び第2部材60bを固定するためのネジ64は、案内レール34と、これを挟み込んだ第1部材60a及び第2部材60bとの間の抵抗力調整手段とすることができるものである。つまり、このネジ64は、これによる締着力を適宜調整することにより、第1部材60a及び第2部材60bと、案内レール34との間の抵抗力を調整することができるのである。このネジ64による締着力の調整は工場出荷時において行えれば十分であるが、ネジ64の回動を遊技者自身が行えるようにして実施してもよい。
勿論、本実施例1における案内レール34の表面、またはこれを挟み込む第1部材60aまたは第2部材60bの内面に、案内レール34と当該指置き部材60」との間に合成ゴム等の弾性材を設けておいて、この弾性材によって、当該指置き部材60の案内レール34に対する移動はできるが、力を加えない限りその移動位置での固定ができる程度の摩擦力を発生させるようにしてもよい。また、このような機械的摩擦力に変えて、電力によって発生される磁力が抵抗力となるように実施してもよい。
なお、指置き部材60は、案内部を筒状部30とは別に形成しておいて、この案内部を挟み込むようにして取り付けるようにして実施してもよいものである。この案内部は、操作ハンドル10より奥側に設けても、また操作ハンドル10より手前側に設けて実施してもよい。指置き部材60を、操作ハンドル10より手前側に設けた案内部に組み付けた場合には、先端が他の指よりも手前側にある「親指」を当該指置き部材60に置いたとき、遊技者の手を自然な状態にすることができて、遊技中の姿勢をより安楽なものとすることができる。
(実施例2)
図18〜図35に示した実施例2に係る発射ハンドル装置100も、上述した実施例1のそれと同様に、一個の独立した部品として形成したもので、上述した操作量検出装置20、抵抗力調整装置40、及び抵抗力増幅機50を収納した筒状部30を有したものである。勿論、この実施例2における筒状部30の先端部外周には、パチンコ遊技機の前方に
突出する操作ハンドル10が回転可能に組み付けてある。そして、この実施例2に係る発射ハンドル装置100も、図18等に示したように、指置き部材60を備えている。
この実施例2に係る発射ハンドル装置100の、実施例1に係るそれと異なる点は、主に、上記指置き部材60が筒状部30内に延びる取付アーム部61を有していること、この指置き部材60に上記抵抗力調整装置40の抵抗力調整部42が当接するか(第1のタイミングの場合)、引き離すようにして(第2のタイミングの場合)、操作ハンドル10の原位置への復帰力に対する抵抗力の発生調整を行うようにしていることである。これらの異なる点に関連しない部分あるいは部材は、上述した実施例1のそれと同様であるので、図18〜図35中に、実施例1で使用したのと同じ符号を付すことによって、その詳細な説明は省略することとする。
さて、この実施例2における指置き部材60は、図18に示したように、筒状部30を構成しているハンドル取付部31の裏面に形成してある移動凹所31a内に収納されるものであるが、この移動凹所31a内に形成されてハンドル取付部31の裏面と一体的な案内レール34及び係合部34aに組み付けられるものである。なお、案内レール34及び係合部34aは、ハンドル取付部31の外周円弧に沿った円弧状のものであるが、両者は互いに直交する板状物として形成してある。
一方、指置き部材60には、特に図18に示したように、上記案内レール34に係合する案内溝63と、係合部34aに係合する係合部62が形成してあり、この指置き部材60の、係合部62に対して案内溝63とは反対側部分には、後述する取付アーム部61が一体的に形成してある。従って、この指置き部材60は、ハンドル取付部31の裏面に形成した上記案内レール34及び係合部34aに沿って、移動凹所31a内を限度とする円弧上にて移動可能になっているのである。
さらに、この指置き部材60の取付アーム部61は、図20、図26、及び図28〜図36に示したように、筒状部30の内部に延在し得るようにしてあり、本実施例2では、この取付アーム部61の内端部を操作ハンドル10のためのハンドル軸12に固定的に止めてある。つまり、この実施例2の指置き部材60は、操作ハンドル10と一体的に回転するものとなっているのである。
なお、この指置き部材60の一部あるいは取付アーム61に、当該指置き部材60が操作ハンドル10と同じ原位置に復帰するようにするスプリングを設けるようにして実施してもよい。このようにした場合には、駆動源41の作動による操作ハンドル10の原位置への復帰に際して、上記スプリングの作用によって、指置き部材60も原位置に復帰回転することになる。
そして、この実施例2では、指置き部材60が有している取付アーム部61の、操作ハンドル10とは反対側になる背部に、図28〜図35に示したように、抵抗力調整装置40側の抵抗力調整部42が配置してある。この抵抗力調整部42は、抵抗力調整装置40及び抵抗力増幅機構50の作動によって、取付アーム部61の、操作ハンドル10とは反対側になる背部に当接されるものであり、例えば図32に示したように、当該取付アーム部61の幅より大きく広がる扇形に形成してある。
この抵抗力調整部42を扇形にしてあるのは、指置き部材60は円弧状の案内レール34等の上を移動されるものであり、この移動に伴って取付アーム部61も移動するものであるから、取付アーム部61が何処に移動しても、当該抵抗力調整部42による抵抗力発生ができるようにするためである。勿論、この抵抗力調整部42の取付アーム部61側面には、特に図32に示したように、上記実施例1で述べたと同様な弾性材42aが一体化
してあり、この弾性材42aの取付アーム部61側面に弾性材としての機能をより発揮させるための線状突条が形成してある。
以上のように構成した取付アーム部61を有する指置き部材60では、図28、図30、及び図31の各(a)にて示したように、これを筒状部30の案内レール34等の上を自由に移動させることができることは当然として、図28、図30、及び図31の各(b)にて示したように、抵抗力調整装置40や抵抗力増幅機構50が作動してその抵抗力調整部42あるは弾性材42aが取付アーム部61に当接したときには、取付アーム部61従って指置き部材60や、この指置き部材60とハンドル軸12を介して一体的になっている操作ハンドル10が、その移動位置にて固定されることになるのである。
次に、上記実施の形態に含まれる遊技機の発明、および、該遊技機の発明に含まれる他の実施形態について説明する。
遊技者によって操作可能であって、操作がされないときは原位置に配置される操作部と、該操作部の操作量に応じて発射強度を調整して遊技球を発射する発射装置とを備えた遊技機であって、
操作部が原位置側に復帰しないように抵抗力を発生させる抵抗力発生手段と、
通電状態と非通電状態とが切り替わる部材であって非通電状態から通電状態に切り替わることによって前記操作部を前記原位置復帰させる駆動源を有する通電復帰手段とを備えていることを特徴とする遊技機1。
通電によって操作ハンドルを一定位置に保持する構成の発射ハンドル装置等においては、遊技者が長時間遊技を継続した場合に、ハンドルを一定位置に保持し続けることとなって電力が消費されて電力消費量が高まったり、通電によりハンドルが熱を帯びて操作がしづらくなったりするなどの問題がある。遊技機1によれば、短時間の通電状態であっても操作ハンドルの操作性を向上させることができる発射ハンドル装置を備えた遊技機を提供することができる。
なお、遊技機1は、上記実施形態における駆動源としてのソレノイドの位置に駆動源が必ずしも配置される必要はなく、筒状部内でなく操作ハンドル内に駆動源が設けられるものであっても良い。
通電復帰手段としては、上記実施の形態に示すクラッチ構造以外に、摩擦でなく磁力を利用して抵抗力を発生させるもの、例えば、上記実施形態において抵抗力を発生させた接触部分に磁石を設けて該磁石部分を移動して抵抗力を切り替えるものであっても良い。また、上記実施形態のクラッチ構造に代えて、発射ハンドルを回動させるモータをギアを介して設けて、遊技者がハンドルから手を離した非操作中においてモータに通電してハンドルが原位置に動作する側に駆動させることによってハンドルを原位置に復帰させる構成としても良い。
また、発射装置としては、上記実施形態のように、遊技球を打撃して発射する場合であっても良いし、上記実施形態とは別に遊技球を押し出して遊技球を発射する構成としても良い。
また、操作部としては、上記実施形態のように回転動作するハンドルを遊技者が操作することによって遊技球が発射される構成であっても良く、左右等にスライド操作される操作レバーによって遊技球が発射される構成としても良い。
また、上記した操作量検出装置は必ずしも設けられる必要はなく、操作ハンドルに機械的に連動するバネの伸び量を操作ハンドルの操作量に応じて変化させることによって打撃
力を調整する等、機械的に操作量に応じて発射力を調整するものであっても良い。
以上のように、本発明に係る発射ハンドル装置100は、一個の独立した部品にしたものであるから、パチンコ遊技機の本体200とは別に製造することができるのであり、例えばこの発射ハンドル装置100を部品メーカーに委託して製造することによってパチンコ遊技機メーカー自体の負担を軽減し、かつ部品メーカーの業務増大を図って部品メーカーを発展させることもできるのである。
また、一個の独立した部品である発射ハンドル装置100は、その本体200に対する取付が容易であるだけでなく、本体200からの取り外しも容易であるから、仮に当該発射ハンドル装置100が故障した場合には、パチンコ遊技機が設置してあるパチンコホール側での発射ハンドル装置100の交換を簡単に行えるのである。
さらに、現在採用されている一般的な発射ハンドル装置では、コイン等のような固い物を使用して遊技者が操作ハンドルの固定を行うことがあり、これによって操作ハンドル自体が破損してしまってパチンコ遊技機が短期間内に使用できなくなってしまうことがある。これに対して、本発明に係る発射ハンドル装置100を採用すれば、操作ハンドル10をコイン等によって傷めることがなくなるから、パチンコ遊技機を早期に交換する必要がなくなり、パチンコ遊技機を設置しているパチンコホールの負担を大きく軽減することもできるのである。
100 発射ハンドル装置
10 操作ハンドル
10a 中心軸
11 ストップボタン
12 ハンドル軸
13 ブレーキ部材
14 回転量伝達歯車
15 指置き連動部材
20 操作量検出装置
21 検出部
22 検出ギア
30 筒状部
31 ハンドル取付部
31a 移動凹所
32 本体取付穴
32a 取付ネジ
33 フェイスカバー
34 案内レール
34a 係合部
37 位置決めピン
40 抵抗力調整装置
41 駆動源
42 抵抗力調整部
42a 弾性体
43 連結ピン
44 連動部材
50 抵抗力増幅機
51 揺動アーム
52 連結ピン
53 スプリング
54 枢軸
60 指置き
60a 第1部材
60b 第2部材
61 取付アーム部
62 係合部
63 案内溝
64 ネジ
200 本体
210 挿入凹所

Claims (1)

  1. 遊技者によって回転操作され、この回転操作がされないときは原位置に復帰回転する操作ハンドルを備えたパチンコ遊技機であって、
    前記パチンコ遊技機の本体に前記操作ハンドルが回転可能に取り付けられるとともに、前記操作ハンドルの回転方向へ移動可能な指置き部材が、所定の位置に停止可能な大きさの摩擦力が発生する状態にて組み付けられ、
    前記操作ハンドルには、当該操作ハンドルが回転する場合に前記指置き部材の一部に係合して前記指置き部材を回転させる指置き連動部が設けられ、
    前記操作ハンドルを前記原位置から一方側に回転させる場合には前記指置き部材が前記操作ハンドルに連動して前記一方側に回動し、
    前記操作ハンドルを前記原位置に戻す逆方向側に回転させる場合には、前記指置き部材が前記操作ハンドルに連動することなく前記摩擦力により停止状態とされ、前記操作ハンドルが前記原位置側に戻るように構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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