JP2005125003A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技の際の操作性を向上させる。
【解決手段】 操作ハンドル8を、ハンドルベース26、リングホルダ27、フェイスカバー28から構成する。ハンドルベース26とフェイスカバー28とを、リングホルダ27を回動自在に挟み込んだ状態で固定する。リングホルダ27を、ねじりバネ41により基準位置に付勢する。ハンドルベース26の外周部に、ハンドル固定板33を回動自在に取り付ける。ハンドル固定板35を、ねじりバネ35により解除位置に付勢する。軸部27bの外周部に、リングギア27oを形成する。CPU15aは、発射装置17を駆動して、リングホルダ27の回動量に応じた打ち出し強さでパチンコ球7を遊技盤4面上に打ち出す。遊技者が、ハンドル固定板33を回動すると、噛合ギア部33bがリングギア27oのギアの歯に噛合する。これにより、リングホルダ27を回動不能に固定する。
【選択図】 図16
【解決手段】 操作ハンドル8を、ハンドルベース26、リングホルダ27、フェイスカバー28から構成する。ハンドルベース26とフェイスカバー28とを、リングホルダ27を回動自在に挟み込んだ状態で固定する。リングホルダ27を、ねじりバネ41により基準位置に付勢する。ハンドルベース26の外周部に、ハンドル固定板33を回動自在に取り付ける。ハンドル固定板35を、ねじりバネ35により解除位置に付勢する。軸部27bの外周部に、リングギア27oを形成する。CPU15aは、発射装置17を駆動して、リングホルダ27の回動量に応じた打ち出し強さでパチンコ球7を遊技盤4面上に打ち出す。遊技者が、ハンドル固定板33を回動すると、噛合ギア部33bがリングギア27oのギアの歯に噛合する。これにより、リングホルダ27を回動不能に固定する。
【選択図】 図16
Description
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
現在、遊技場に設置されるパチンコ機には、前面に操作ハンドルが設けられている。この操作ハンドルには、リングホルダが回動可能に設けられており、このリングホルダを回動させると、その回動が伝達部を介して球発射装置に伝わり、球発射装置によりパチンコ球が遊技領域に打ち出される。遊技を行う際には、遊技者は、一方の手でリングホルダを所定量回動させて、パチンコ球を遊技領域へ打ち出している。このリングホルダは、その回動量に比例してパチンコ球の打ち出し強さが変化するようになっている。このため、遊技者は、意図する打ち出し強さとなるようにリングホルダの回動量を調整している。
しかしながら、この操作ハンドルの場合、リングホルダは、パチンコ球が打ち出されない状態である基準位置へ戻る方向にバネによって付勢されている。このため、意図する打ち出し強さを維持するために、回動させたリングホルダをバネの付勢力に抗して一定の位置に保持することは、特に長時間遊技を行う遊技者にとっては、手に負担がかかるものとなる。この場合、例えば一旦リングホルダから手を離した後に遊技を再開するということが考えられるが、一旦リングホルダを離すと、リングホルダは、球発射装置によりパチンコ球が打ち出されない状態である基準位置に戻ってしまうため、再度リングホルダを回動させて打ち出し強さを調整する必要があり、遊技の際の操作性が悪かった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、遊技の際の操作性を向上させることができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、変位が可能であって非変位状態である基準位置から変位した量に応じて前記発射装置による前記遊技媒体の打ち出し強さを調整する打出調整部及び前記打出調整部を前記基準位置に向けて付勢する打出付勢部を有し、前記発射装置に前記遊技媒体を打ち出させる発射作動装置とを備えた弾球遊技機において、前記発射作動装置は、前記打出調整部に設けられた固定部に接触して当該打出調整部を変位した位置で固定する接触位置と前記固定部との接触を解除する解除位置との間で移動する移動部を備えたことを特徴とする。
なお、前記発射作動装置は、前記移動部を前記解除位置に向けて付勢する移動付勢部を備えることが好ましい。また、前記移動部は、前記移動部を前記接触位置に移動した際に前記固定部に接触する接触部を備え、前記接触部と前記固定部とのいずれか一方に凸部を、他方に前記凸部に噛合する凹部を設けることが好ましい。
本発明の弾球遊技機によれば、遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、変位が可能であって非変位状態である基準位置から変位した量に応じて発射装置による遊技媒体の打ち出し強さを調整する打出調整部及び打出調整部を基準位置に向けて付勢する打出付勢部を有し、発射装置に遊技媒体を打ち出させる発射作動装置とを備え、発射作動装置は、打出調整部に設けられた固定部に接触して当該打出調整部を変位した位置で固定する接触位置と固定部との接触を解除する解除位置との間で移動する移動部を備えるから、移動部を接触位置に移動すると、打出調整部を基準位置に向けて付勢する付勢部の付勢に抗して、打出調整部を変位した位置で固定することができるため、遊技者は、意図する打ち出し強さのときに打出調整部を固定することにより、打出調整部を基準位置に向けて付勢する付勢部の付勢に抗して打出調整部の位置を維持する力を要せずに、意図する打ち出し強さを維持して遊技媒体を遊技領域に打ち出すことができるから、遊技者の手にかかる負担を軽減することができ、遊技の際の操作性を向上させることができる。
さらに、発射作動装置は、移動部を解除位置に向けて付勢する移動付勢部を備えたから、移動部は、通常時には移動付勢部の付勢により解除位置に位置するため、遊技者が移動部を接触位置に移動しない限り、移動部を解除位置に位置することができる。
また、移動部は、移動部を接触位置に移動した際に固定部に接触する接触部を備え、接触部と固定部とのいずれか一方に凸部を、他方に凸部に噛合する凹部を設けたから、移動部を接触位置に移動して、接触部と固定部とのいずれか一方に設けられた凸部を他方に設けられた凹部に噛合するだけで、打出調整部を基準位置に向けて付勢する打出付勢部の付勢に抗して、打出調整部を変位した位置で固定することができるため、容易に打出調整部を固定することができる。
図1に本発明を用いた弾球遊技機の1実施例であるパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2の本体基部となる本体枠3の内部には遊技盤4が配設されており、遊技盤4の前面には前面枠5が本体枠3に対して開閉自在に設けられている。前面枠5の下方には、打球供給用の供給皿6が設けられ、この供給皿6の下方であり、前面枠5の右側部には、パチンコ球(遊技媒体)7の打ち出し強さを調節する操作ハンドル(発射作動装置)8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が打ち出される遊技領域4aの略中央には、予め定められた入賞口へパチンコ球を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置9が配置され、その周りには始動入賞口10、通常入賞口11、アタッカ12、アウト口13が設けられている。各入賞口10〜12内には、各入賞口10〜12に入ったパチンコ球7を検知する入賞球検知センサ14(図15参照)が設けられている。遊技者は、供給皿6にパチンコ球7を投入してパチンコ球7を供給皿6内に設けられた誘導路を介して後述する球発射装置(発射装置)17へと導き、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置17の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球7を打ち出す。打ち出されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10〜12のいずれかに入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
なお、前面枠5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の作業者は、前面枠5に板状のガラスが装着されて形成されたガラス窓19を通して遊技盤4の遊技領域4aを流下していく遊技球を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。
図2にパチンコ機の背面側の外観を示す。パチンコ機2の本体枠3には、本体枠3の内部に設けられた支持部材を介して、遊技を行う際に後述する音声発生装置21等の各種装置を作動させるための主制御を行う主制御回路装置(主制御回路基板)15の他に、副制御回路装置(副制御回路基板)16、球発射装置17、球払出装置18等がそれぞれ組み付けられている。これら制御回路装置及び装置は、図示しないケーブル等を介して電気的に接続されている。また、本体枠3の内部にはスピーカーなどの音声発生装置21(図15参照)や、本体枠3及び遊技盤4上の様々な位置にランプ22(図15参照)が設けられており、音声発生装置21から演出効果を持たせた音声を発生させたり、ランプ22の点灯制御によって演出効果を出すといったことを行う。
図3及び図4に示すように、操作ハンドル8は、ハンドルベース26、リングホルダ(打出調整部)27、フェイスカバー28から構成され、詳しくは後述するように、ハンドルベース26とフェイスカバー28とは、リングホルダ27を回動自在に挟み込んだ状態で固定されている。ハンドルベース26は、前面枠5の所定部材に取り付けられる。
図5及び図6に示すように、ハンドルベース26は、有底円筒状の本体部26aとこの本体部26aの底面の外側面に一体に形成された円筒状の軸部26bとからなり、本体部26aの内部には、打出強さ調整用ボリューム30、第1調整ギア31、第2調整ギア32が取り付けられる。本体部26aの外周部には、ハンドル固定板(移動部)33が回動可能に取り付けられる。本体部26aの内部には、フェイスカバー28を取り付けるための円筒状の第1〜第3カバー取付ボス26c〜26e、後述するねじりバネ(打出付勢部)41の第1腕部41bの先端部を固定するための円柱状のバネ固定ボス26f、後述する第1調整ギア31の挿入部31bを挿入するための第1取付孔26g、後述する打出強さ調整用ボリューム30の軸30c及びネジ部30bを挿通するためのボリューム挿通孔26hが形成されており、本体部26aの外周部の左側の下部には、ハンドル固定板33を取り付け用るための固定板取付部26iが形成されている。第1〜第3カバー取付ボス26c〜26eには、それぞれフェイスカバー28の第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cを挿入するための位置決め凹部26jが形成され、位置決め凹部26jの底面部にはフェイスカバー28を取り付けるためのカバー取付孔26kが形成されている。バネ固定ボス26fには、ねじりバネ41の第1腕部41bの先端部を固定するためのバネ固定孔26lと、ねじりバネ41の第1腕部41bの回転を防止するための凸状の回転防止凸部26mとが形成されている。本体部26aの外周部の左側の下部には、固定板取付部26iに取り付けられたハンドル固定板33を回動する際にハンドル固定板33の噛合ギア部33bを挿通するための挿通孔26nが形成されている。
打出強さ調整用ボリューム30は、板状のベース30aと、ネジ切りされたネジ部30bと、円柱状の軸30cとからなり、軸30cはベース30aに回動可能に設けられている。ベース30aは、その幅がハンドルベース26のボリューム挿通孔26hの径よりも大きい形状で形成されており、このベース30aによりボリューム挿通孔26hに軸30c及びネジ部30bを挿通した後に抜けなくしている。ボリューム挿通孔26hにハンドルベース26の裏側(図3中右側)から軸30c及びネジ部30bを挿通させ、ネジ部30bにナット36をハンドルベース26の表側から締め付けると、打出強さ調整用ボリューム30は、ハンドルベース26に固定される(図3参照)。軸30cは後端部側が円形状に形成され、略中心部でその形状が変わり、先端部側は略D字形状に形成されている。
第2調整ギア32には、軸30cを挿入するための凹状の挿入凹部32aが形成されており、この挿入凹部32aは、第2調整ギア32を回動する際の回動中心となる。挿入凹部32aは、入口部側は円形状に形成され、略中心部でその形状が変わり、底面部側は略D字形状に形成されている。ハンドルベース26に固定された打出強さ調整用ボリューム30の軸30cに第2調整ギア32の挿入凹部32aを挿入する。軸30cと挿入凹部32aとの略D字形状部同士を位置合わせして軸30cの先端部に挿入凹部32aを挿入することにより、第2調整ギア32と打出強さ調整用ボリューム30とが位置決めされるとともに、第2調整ギア32は打出強さ調整用ボリューム30に固定され、第2調整ギア32の回動により、打出強さ調整用ボリューム30の軸30cが回動される状態となる。打出強さ調整用ボリューム30は、後述する主制御回路装置15内の回動量演算部51に接続されている(図15参照)。打出強さ調整用ボリューム30は、軸30cの回動量に応じた回動量信号を回動量演算部51に送る。
第1調整ギア31には、後述する接触検知ワイヤ44を挿通するための挿通孔31aが形成され、後端部にはハンドルベース26の第1取付孔26gに挿入するための円筒状の挿入部31bが、先端部には後述するリングホルダ27の係合孔27hに挿入するための円柱状の係合ボス31cがそれぞれ形成されている。挿通孔31aは、第1調整ギア31を回動する際の回動中心となり、係合ボス31cは、挿通孔31aを中心に180°の間隔で2個形成されている。挿入部31bをハンドルベース26の第1取付孔26gに挿入すると、第1調整ギア31と第2調整ギア32とが噛合した状態となる。第1調整ギア31と第2調整ギア32とは、それぞれ略180°の範囲で複数のギアの歯が形成されており、挿入部31bを第1取付孔26gに挿入して、第1調整ギア31と第2調整ギア32とを噛合するときに、複数のギアの歯のどのギアの歯を噛合するかにより、第1調整ギア31及び第2調整ギア32の回動可能な角度が変化する。そこで、第1調整ギア31を回動したときに、第1調整ギア31のギアの歯が最も大きな回動角度の範囲で第2調整ギア32のギアの歯と噛合するように、第1調整ギア31と第2調整ギア32とを位置合わせした状態で噛合する。そして、噛合した状態で、図6に示すように、第1調整ギア31を反時計方向に第2調整ギア32と噛合する最端部まで回動する。第1調整ギア31と第2調整ギア32とがこの位置のときに、係合ボス31cを後述するリングホルダ27の係合孔27hに挿入すると、リングホルダ27は基準位置(図14(A)参照)に位置されるとともに、このときの打出強さ調整用ボリューム30の軸30cの回動位置が基準回動位置(回動量=ゼロ)とされる。
図7に示すように、ハンドルベース26の固定板取付部26iには、ハンドル固定板33が取り付けられる。固定板取付部26iは、板状の第1取付リブ26o、板状の第2取付リブ26pから構成され、第1取付リブ26oはハンドル固定板33の噛合ギア部33bを挿通するための挿通孔26nよりも前面側に、第2取付リブ26pは挿通孔26nよりも後面側に形成されている。第1,第2取付リブ26o,26pには、後述する取付シャフト37を挿通するための取付孔26qがそれぞれ形成されている。第1取付リブ26oの裏面には、後述するねじりバネ(移動付勢部)35の第1腕部35bを固定するための凸状の固定ボス26rと、ハンドル固定板33が反時計方向へ回動された際の受け部となる凸状の受けボス26sとが形成されている。なお、固定板取付部26iを形成する位置は、本体部26aの外周部の左側の下部に限定されることなく、リングホルダ27を回動する際に邪魔にならない位置であれば適宜変更してもよい。
図7に示すように、ねじりバネ(移動付勢部)35は、コイル状に巻回された中心部35aと、この中心部35aから外側に直線上に延びる第1腕部35b及び第2腕部35cとから構成される。
ハンドル固定板33は、後述するリングホルダ27のリングギア(固定部)27oに噛合する噛合位置(図16参照)と、リングギア27oとの噛合を解除する解除位置(図14参照)との間で回動可能となっており、通常は、ねじりバネ35により、解除位置に付勢されている。ハンドル固定板33は、板状の本体部33aと、リングギア27oのギアの歯に噛合するためのギアの歯形状の噛合ギア部(接触部)33bとからなり、本体部33aには後述する取付シャフト37を挿通するための取付孔33cが形成されている。取付孔33cは、ハンドル固定板33を回動する際の回動中心となる。取付シャフト37を、ハンドルベース26の第1取付リブ26oの取付孔26q、ねじりバネ35の中心部35a、ハンドル固定板33の取付孔33c、ハンドルベース26の第2取付リブ26pの取付孔26qの順に挿通させると、ハンドル固定板33は、第1取付リブ26oと第2取付リブ26pとに挟まれた状態で回動可能に取り付けられ、噛合ギア部33bは、ハンドルベース26の挿通孔26nに挿入される。
本体部33aには、ねじりバネ35の第2腕部35cを固定するための固定ボス33dが形成されている。第1腕部35aをハンドルベース26の固定ボス26rの反時計方向側の面に接触させ、第2腕部35cを時計方向に回転すると、第1腕部35bが時計方向に、第2腕部35cが反時計方向にそれぞれ回転しようとする回転力が発生する。そして、第2腕部35cを固定ボス33dの時計方向側の面に接触させると、第1腕部35bが固定ボス26rに、第2腕部35cが固定ボス33dにそれぞれ係止された状態となり、ねじりバネ35は固定される。これにより、ハンドル固定板33は、ねじりバネ35により解除位置に付勢(反時計方向に回動)される。さらに、本体部33aには、係合ボス33eが形成されており、この係合ボス33eが、第1取付リブ26oに形成された受けボス26sに接触することにより、ねじりバネ35により反時計方向に回動されるハンドル固定板33の回動が停止し、それ以上反時計方向に回動しないようになっている。ハンドル固定板33を噛合位置に回動すると、噛合ギア部33bの先端部である歯先部( 凸部)33fは、後述するリングギア27oのギアの歯の歯底部(凹部)27pに噛合する。
図3及び図8〜図11に示すように、リングホルダ27は、略円盤状の本体部27aとこの本体部27aの底面の外側面に一体に形成された円筒状の軸部27bとからなり、導電性の樹脂から構成される。本体部27aの外周部には、遊技者が回動する際の把手となる凸状の第1〜第3把手部27c〜27eが形成されている。リングホルダ27の内部には、第1,第2カバー取付ボス26c,26dを挿通するための長孔状の第1挿通孔27f、第3カバー取付ボス26eを挿通するための長孔状の第2挿通孔27g、第1調整ギア31の係合ボス31cを挿入するための係合孔27h、後述するねじりバネ41の中心部41aに挿入するための円筒状のセンターボス27i、ねじりバネ41の第2腕部41cを係止するための断面が略コ字形状である凸状のバネ係止部27j、後述する接触検知リング45を取り付けるためのリング取付孔27k、接触検知リング45を取り付ける際に位置決めするための位置決めリブ27lが形成されている。センターボス27iは、リングホルダ27を回動する際の回動中心となり、係合孔27hは、センターボス27iを中心に180°の間隔で2個形成されている。センターボス27iの中心軸部には、後述する接触検知ワイヤ44を挿通するための挿通孔27mが形成されている。センターボス27iには、センターボス27iの中心軸部とリング取付孔27kの中心軸部とを結ぶ線上の部分に接触検知ワイヤ44を係止するための凹状のワイヤ係止凹部27nが形成されている。軸部27bの外周部には、ハンドル固定板33の噛合ギア部33bと噛合するためのリングギア(固定部)27oが略半円の範囲で形成されている。後述するように、ハンドルベース26とリングホルダ27とを係合した状態では、リングホルダ27は、基準位置(図14(A)参照)から最大回動位置(図14(B)参照)まで回動する。そのため、リングホルダ27をその回動範囲内のどの位置に回動したときにも、噛合ギア部33bと噛合することができる範囲で、リングギア27oを形成する。上述したように取り付けられたハンドル固定板33を噛合位置に回動すると、噛合ギア部33bの歯先部( 凸部)33fが、リングギア27oのギアの歯の谷側部である歯底部(凹部)27pに噛合する。
第1挿通孔27f、第2挿通孔27gはそれぞれ円弧状の長孔形状をしており、第1挿通孔27fにハンドルベース26の第1,第2カバー取付ボス26c,26dを、第2挿通孔27gに第3カバー取付ボス26eをそれぞれ挿通すると、軸部27bがハンドルベース26の本体部26aの内部に挿入するとともに、本体部27aの裏面外周部が本体部26aの表面外周部に当接し、リングホルダ27はハンドルベース26に回動可能な状態で取り付けられる。このようにハンドルベース26にリングホルダ27が取り付けられた状態で、ハンドル固定板33を解除位置から噛合位置へ時計方向に回動すると、噛合凸部33aがリングギア27oのギアの歯に噛合する。
図12〜図14に示すように、リングホルダ27の係合孔27hに、ハンドルベース26に取り付けられた第1調整ギア31の係合ボス31cを挿入すると、第1挿通孔27fに第1,第2カバー取付ボス26c,26dが、第2挿通孔27gに第3カバー取付ボス26eがそれぞれ挿通され、ハンドルベース26とリングホルダ27とが位置決めされた状態で係合される。これにより、リングホルダ27は、図14(A)に示す基準位置から図14(B)に示す最大回動位置まで回動自在となるとともに、リングホルダ27を回動すると、第1調整ギア31、第2調整ギア32を介して打出強さ調整用ボリューム30の軸30cが回動される状態となる。なお、リングホルダ27を図14中時計方向に回動させると、パチンコ球7の打ち出し強さが強くなり、図14(B)に示す最大回動位置までリングホルダ27を回動させた場合にパチンコ球7の打ち出し強さが最大となる。また、リングホルダ27を図14中反時計方向に回動させるとパチンコ球7の打ち出し強さが弱くなり、図14(A)に示す基準位置までリングホルダ27を回動させた場合にパチンコ球7の打ち出しが停止する。なお、ハンドルベース26には、パチンコ球7の打ち出しを停止させる発射停止ボタン(図示せず)が設けられており、この発射停止ボタンを押圧し続けると、リングホルダ27の回動位置を維持したままパチンコ球7の打ち出しを停止させることができる。
図12に示すように、ねじりバネ(打出付勢部)41は、コイル状に巻回された中心部41aと、この中心部41aから外側に直線上に延びる第1腕部41b及び第2腕部41cとから構成されており、第1腕部41bの先端部は略円弧状に曲げ加工されている。ねじりバネ41の中心部41aにリングホルダ27のセンターボス27iを挿入し、曲げ加工された略円弧状の第1腕部41bの先端部を介して、ビス42をハンドルベース26のバネ固定ボス26fに形成されたバネ固定孔26lにビス締めする。この状態では、第2腕部41cは図14中反時計方向に回転しようとする力が発生する。そこで、第2腕部41cの先端部をリングホルダ27の断面が略コ字形状である凸状のバネ係止部27jの図14中時計方向側の面に接触させる。これにより、第2腕部41cは、その図14中反時計方向に回転しようとする力により、バネ係止部27jに係止された状態となる。また、第1腕部41bを、回転防止凸部26mの図14中反時計方向側の面に接触させることにより、リングホルダ27を図14中時計方向に回動しても、第1腕部41bが回動しないようにしている。このようにねじりバネ41を取り付けたリングホルダ27は、ねじりバネ41によって図14中反時計方向(基準位置へ戻る方向)に付勢される。
図8に示すように、接触検知ワイヤ44は、一方が後述する主制御回路装置15内の接触検知処理部53に接続されており、他方の先端部には鉄から構成された接触検知リング45が取り付けられている。接触検知リング45には、リング孔45aが形成されている。図14に示すように、接触検知リング45を、第1調整ギア31の挿通孔31a、リングホルダ27のセンターボス27iの挿通孔27mにそれぞれ挿通させ、接触検知ワイヤ44をワイヤ係止凹部27nに挿入し、ビス47を接触検知リング45のリング孔45aを介してリングホルダ27のリング取付孔27kにビス締めする。これにより、接触検知ワイヤ44がリングホルダ27に係止されるとともに、接触検知リング45がリングホルダ27に固定される。遊技者が手で導電性のリングホルダ27に触れると、リングホルダ27、接触検知リング45、接触検知ワイヤ44を介して接触検知処理部53に通電されるため、この通電の有無によりリングホルダ27に遊技者が触れたかどうかを検知することができる。なお、接触検知リング45は、鉄に限定されることなく、導電性の部材であれば適宜変更してもよい。
図3及び図4に示すように、フェイスカバー28は、中がくり抜かれた略半球形状をしており、その内部には、ハンドルベース26の位置決め凹部26jに挿入するための円柱状の第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cが形成されている。第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cの軸芯部には、ハンドルベース26の第1〜第3カバー取付ボス26c〜26eを取り付けるための取付穴28dがそれぞれ形成されている。上述したようにハンドルベース26とリングホルダ27とを位置決めして係合した状態で、係合第1〜第3ベース取付ボス28a〜28cを、第1〜第3カバー取付ボス26c〜26eそれぞれに形成された位置決め凹部26jに挿入し、ハンドルベース26とフェイスカバー28との位置決めを行い、ビス49を、第1カバー取付ボス26cのカバー取付孔26k(図5参照)を介して、第1ベース取付ボス28aの取付穴28dにビス締めする。同様にして、ビス49を、第2カバー取付ボス26dのカバー取付孔26kを介して、第2ベース取付ボス28bの取付穴28dにビス締めし、ビス49を、第3カバー取付ボス26eのカバー取付孔26kを介して、第3ベース取付ボス28cの取付穴28dにビス締めする。これにより、ハンドルベース26とフェイスカバー28とが、リングホルダ27を回動自在に挟み込んだ状態で固定される。
図15に示すように、パチンコ機2の作動は基本的に主制御回路装置15及び副制御回路装置16によって管制される。
主制御回路装置15は、メインCPU(central processing unit)15a及びメインROM(read only memory)15b及びメインRAM(random access memory)15c、回動量演算部51、発射回路52、接触検知処理部53から構成されている。メインCPU15aは、入賞球検知センサ14から入力される入力信号に応じて、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムを読み込んでパチンコ機の遊技状態を制御する命令を生成すると共に、副制御回路装置16に命令情報を送信して所定の遊技状態となるように実行させる。メインROM15bには、遊技制御プログラムおよび乱数生成処理プログラムおよび乱数テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはメインCPU15aによって読み出され、演算処理されるように適宜用いられる。メインRAM15cは、ワーキングエリアとなっており、遊技において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
副制御回路装置16は、サブCPU16a及びサブROM16b及びサブRAM16cから構成されている。サブCPU16aは、サブROM16bに格納された副制御装置用制御プログラムを適宜読み出し、主制御回路装置15から命令情報として入力される制御信号に応じて、副制御用制御プログラムに従って副制御回路装置16と、図柄可変表示装置9及び音声発生装置21及びランプ22との間で制御信号の入出力を行い所定の遊技状態となるようにするための駆動制御を行う。サブRAM16cはワーキングエリアとなっており、図柄可変表示装置9及び音声発生装置21及びランプ22の制御において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。なお、サブCPU16aにより駆動を制御する装置は、図柄可変表示装置9、音声発生装置21及びランプ22に限られず、遊技領域4aに設けた可動式の入賞装置なども含まれることとする。
メインCPU15aは、入賞球検知センサ14からの信号が入力されると、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいて、球払出装置18を駆動して所定個数の賞球を供給皿6上に払い出す。なお、賞球の個数は、遊技球が入った各入賞口10〜12の種類に応じて適宜設定して良い。
上記のように構成されたパチンコ機の作用について説明する。遊技者は、操作ハンドル8のリングホルダ27を回動して、球発射装置17によりパチンコ球7を遊技領域4aに打ち出す。リングホルダ27を回動すると、第1調整ギア31、第2調整ギア32を介して打出強さ調整用ボリューム30の軸30cが回動される。打出強さ調整用ボリューム30は、軸30cの回動量に応じた回動量信号を回動量演算部51に送る。回動量演算部51は、送られてきた回動量信号に基づき、対応した電圧信号を発射回路52に送る。遊技者が導電性のリングホルダ27に触れると、リングホルダ27、接触検知リング45、接触検知ワイヤ44を介して接触検知処理部53に通電される。接触検知処理部53は、この通電されたことに基づき、発射回路52に発射許可信号を送る。発射回路52は、回動量演算部51から送られてきた電圧信号と接触検知処理部53から送られてきた発射許可信号とに基づき、対応した駆動信号をメインCPU15aに送る。メインCPU15aは、送られてきた駆動信号に基づき、発射装置17を駆動して、リングホルダ27の回動量に応じた打ち出し強さでパチンコ球7を遊技盤4面上に打ち出す動作制御を行う。
遊技盤4面上にパチンコ球7が打ち出されている状態のときに、図16に示すように、遊技者が、ハンドル固定板33を押圧してハンドル固定板33を解除位置から噛合位置へ時計方向に回動すると、噛合ギア部33bの歯先部33fが、リングギア27oのギアの歯の歯底部27pに噛合し、噛合ギア部33bとリングギア27oのギアの歯とが噛合する。このとき、遊技者が、噛合ギア部33bとリングギア27oのギアの歯との接触抵抗が、リングホルダ27を基準位置へと戻す方向へ付勢するねじりバネ41の付勢力よりも大きくなるように、ハンドル固定板33を押圧すると、リングホルダ27が回動不能に固定される。なお、遊技者がハンドル固定板33の押圧を解除すると、ねじりバネ35によりハンドル固定板33が解除位置まで回動する。これにより、リングホルダ27の固定を解除する。
このように、遊技者が遊技中に、噛合ギア部33bとリングギア27oのギアとの接触抵抗が、リングホルダ27を基準位置へと戻す方向へ付勢するねじりバネ41の付勢力よりも大きくなるように、ハンドル固定板33を押圧し、ハンドル固定板33を回動して噛合ギア部33bをリングギア27oのギアの歯に噛合すると、リングホルダ27を回動不能に固定することができるから、リングホルダ27を初期回動位置へと戻す方向へ付勢するねじりバネ41の付勢に抗してリングホルダ27の位置を維持する力が不要となり、ハンドル固定板33を押圧するだけでリングホルダ27の位置を維持することができるため、遊技者の手にかかる負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態では、ハンドルベース26にハンドル固定板33を回動可能に取り付けたが、フェイスカバー28にハンドル固定板33を回動可能に取り付けてもよい。
図17に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、図17(A)に示すように、ハンドル固定板60は、後述するリングホルダ27に取り付けられた固定板61に接触する接触位置と、固定板61との接触を解除する解除位置との間で回動可能となっており、通常は、ねじりバネ35により、解除位置に付勢されている。ハンドル固定板60は、板状の本体部60aと、固定板61に接触するための先端が略平面状の接触凸部(接触部)60bとからなる。リングホルダ27の軸部27bの外周部には、ハンドル固定板60を接触位置に移動した際に接触凸部60bと接触するゴム製の弓形板状の固定板(固定部)61が取り付けられている。固定板61は、リングホルダ27を回動範囲内のどの位置に回動したときにも、接触凸部60bと接触することができる位置になるように、取り付けられる。遊技者が、ハンドル固定板60を押圧してハンドル固定板60を解除位置から接触位置へ時計方向に回動すると、接触凸部60bがリングホルダ27に取り付けられた固定板61に接触する。このとき、遊技者が、接触凸部60bと固定板61との接触抵抗が、リングホルダ27を基準位置へと戻す方向へ付勢するねじりバネ41の付勢力よりも大きくなるように、ハンドル固定板60を押圧すると、リングホルダ27が回動不能に固定される。なお、遊技者がハンドル固定板60の押圧を解除すると、ねじりバネ35によりハンドル固定板60が解除位置まで回動する。これにより、リングホルダ27の固定を解除する。なお、固定板61は、ゴムに限定されることなく、摩擦係数の高い部材であれば適宜変更してもよい。
このように、遊技者が遊技中に、接触凸部60bと固定板61との接触抵抗が、リングホルダ27を基準位置へと戻す方向へ付勢するねじりバネ41の付勢力よりも大きくなるように、ハンドル固定板60を押圧し、ハンドル固定板60を回動して接触凸部60bをリングホルダ27に取り付けられた固定板61に接触させると、リングホルダ27を回動不能に固定することができるとともに、摩擦係数の高いゴム製の固定板61を用いているため、樹脂製のもの等を用いたときに比べて、接触凸部60bと固定板61との接触抵抗が大きくなるため、リングホルダ27を回動不能に固定するために必要なハンドル固定板60を押圧する力を小さくすることができ、遊技者の手にかかる負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態では、リングホルダ27の軸部27bの外周部に摩擦係数の高いゴム製の固定板61を取り付けたが、ハンドル固定板60の接触凸部60bの先端面にゴム製の固定板を取り付けてもよい。
2 パチンコ機
3 本体枠
4 遊技盤
7 パチンコ球(遊技媒体)
8 操作ハンドル(発射作動装置)
15 主制御回路装置
15a メインCPU
15b メインROM
17 球発射装置(発射装置)
26 ハンドルベース
26i 固定板取付部
27 リングホルダ(打出調整部)
27o リングギア(固定部)
27p 歯底部(凹部)
28 フェイスカバー
30 打出強さ調整用ボリューム
31 第1調整ギア
32 第2調整ギア
33 ハンドル固定板(移動部)
33a 本体部
33b 噛合ギア部(接触部)
33f 歯先部( 凸部)
35 ねじりバネ(移動付勢部)
37 取付シャフト
41 ねじりバネ(打出付勢部)
44 接触検知ワイヤ
45 接触検知リング
51 回動量演算部
52 発射回路
53 接触検知処理部
60 ハンドル固定板(移動部)
60a 本体部
60b 接触凸部(接触部)
61 固定板(固定部)
3 本体枠
4 遊技盤
7 パチンコ球(遊技媒体)
8 操作ハンドル(発射作動装置)
15 主制御回路装置
15a メインCPU
15b メインROM
17 球発射装置(発射装置)
26 ハンドルベース
26i 固定板取付部
27 リングホルダ(打出調整部)
27o リングギア(固定部)
27p 歯底部(凹部)
28 フェイスカバー
30 打出強さ調整用ボリューム
31 第1調整ギア
32 第2調整ギア
33 ハンドル固定板(移動部)
33a 本体部
33b 噛合ギア部(接触部)
33f 歯先部( 凸部)
35 ねじりバネ(移動付勢部)
37 取付シャフト
41 ねじりバネ(打出付勢部)
44 接触検知ワイヤ
45 接触検知リング
51 回動量演算部
52 発射回路
53 接触検知処理部
60 ハンドル固定板(移動部)
60a 本体部
60b 接触凸部(接触部)
61 固定板(固定部)
Claims (3)
- 遊技領域に向けて遊技媒体を打ち出す発射装置と、変位が可能であって非変位状態である基準位置から変位した量に応じて前記発射装置による前記遊技媒体の打ち出し強さを調整する打出調整部及び前記打出調整部を前記基準位置に向けて付勢する打出付勢部を有し、前記発射装置に前記遊技媒体を打ち出させる発射作動装置とを備えた弾球遊技機において、
前記発射作動装置は、前記打出調整部に設けられた固定部に接触して当該打出調整部を変位した位置で固定する接触位置と前記固定部との接触を解除する解除位置との間で移動する移動部を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記発射作動装置は、前記移動部を前記解除位置に向けて付勢する移動付勢部を備えたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
- 前記移動部は、前記移動部を前記接触位置に移動した際に前記固定部に接触する接触部を備え、前記接触部と前記固定部とのいずれか一方に凸部を、他方に前記凸部に噛合する凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003366521A JP2005125003A (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003366521A JP2005125003A (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005125003A true JP2005125003A (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=34644842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003366521A Pending JP2005125003A (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005125003A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011004902A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2003
- 2003-10-27 JP JP2003366521A patent/JP2005125003A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011004902A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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Legal Events
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Effective date: 20080409 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080806 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |