JP4233607B2 - イソモノオレフィン/パラ―アルキルスチレンコポリマーのハロゲン化方法 - Google Patents

イソモノオレフィン/パラ―アルキルスチレンコポリマーのハロゲン化方法 Download PDF

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Description

発明の背景
発明の分野
本発明は、C4〜C7イソモノオレフィンとパラ−アルキルスチレンのコポリマーをハロゲン化するための改良された方法に関する。
関連技術の説明
ポリマーがハロゲン化剤と反応して化学的に結合したハロゲンを含むハロゲン化ポリマーが製造されるハロゲン化方法は本技術分野においてよく知られている。例えば、C4〜C7イソモノオレフィン、例えばイソブチレン、及び約0.5乃至10重量%の共役ジエン、例えばイソプレン、を含むハロゲン化コポリマー(商業的にはブチルゴムとして知られている)は、ポリマー(好ましくは有機溶媒中に溶解されているもの)をハロゲン源、例えば、分子状臭素又は塩素と接触させること、及び反応混合物を約20乃至90℃の範囲内の温度において反応混合物中の遊離のハロゲンをポリマー主鎖上に付加させるのに十分な期間加熱することによって比較的容易なイオン反応を使用して容易に製造することができる。そのような方法は、米国特許第2,732,354号中に一般的に開示されている。
そのような方法における主要な非効率性は、ポリマー上に置換できる反応混合物中に存在するハロゲンの理論的割合が50%であり、実際の利用率は通常45%未満であるということである。残っているハロゲンの大部分はポリマーから引き抜かれた水素と結合してハロゲン化水素副生成物を形成し、この副生成物は通常の条件下ではポリマーをハロゲン化しない。この副生成物は、例えば、米国特許第5,077,345号に記載されているようにして、その後アルカリ性物質で中和され、ポリマー反応生成物から洗浄により除去される。
ブチルゴムのイオン性ハロゲン化の効率を改善する公知の方法の1つは、反応媒体中にハロゲン化剤1モル当たり少なくとも0.5モルの過酸化水素のような酸化剤を含有させることを含み、酸化剤はハロゲン化水素副生成物が形成したときにイオン性ハロゲンに戻るようにハロゲン化水素副生成物を酸化する。この再生されたハロゲンはブチルゴムをさらにハロゲン化するのに使用することができ、これによってハロゲンの利用を70%までも上昇させる。そのような方法は、米国特許第3,018,275号及び英国特許第867,737号に開示されている。
ゴムの臭素化方法において臭素化効率を改善するためのもう1つの方法は、欧州特許公開公報第0709401号に開示されているように、元素状臭素とアゾジイソブチロニトリルのような有機アゾ化合物及び/又はアルカリ又はアルカリ土類金属次亜塩素酸塩の水溶液の存在下に反応を行なうことである。
ハロゲン化ブチルゴムと同じの多くの特性を提供し、耐オゾン性及び耐溶媒性がさらに改善されている新規な群のハロゲン化コポリマーが発見された。これらの材料は、約10乃至99.5重量%のC4〜C7イソモノオレフィン(例えば、イソブチレン)、及び約0.5乃至90重量%のパラ−アルキルスチレンコモノマーのランダムコポリマーをスチレンモノマー単位中に存在するアルキル置換基の少なくとも幾らかがハロゲンを含むようにハロゲン化した生成物である。
より好ましい材料は、約0.5乃至約20重量%のパラ−メチルスチレンを含むイソブチレンとパラ−メチルスチレンのエラストマー性コポリマーであって、ベンゼン環上に存在するメチル置換基の約65%までが臭素又は塩素原子、好ましくは臭素原子を含むものである。これらのコポリマー(以後、HI−PASという)は、ポリマーの少なくとも95重量%がポリマーの平均パラ−アルキルスチレン含有率の10%以内のパラ−アルキルスチレン含有率を有するような実質的に均一な組成分布(compositional distribution)を有する。これらのポリマーは、約5未満、より好ましくは約2.5未満の非常に狭い分子量分布(Mw/Mn)、約500,000から約2,000,000までの範囲内の粘度平均分子量、及び約50℃より低いガラス転移温度(Tg)によっても特徴付けられる。このタイプのハロゲン化コポリマーは米国特許第5,162,445号に開示されており、その開示は引用によって完全に本明細書中に組み入れられている。
米国特許第5,162,445号に記載されているように、HI−PASコポリマーはブチルゴムに含まれるようなエチレン性の主鎖の不飽和を含まず、従って、ハロゲン化は光を開始剤として使用するか又は有機ラジカル開始剤を使用するラジカルハロゲン化条件下に行われる。ハロゲン化は本質的に排他的にアルキル置換基上で起こり、パラ−メチルスチレンの場合、ベンジルハリド官能基が形成される。
しかしながら、そのようなラジカルハロゲン化条件においてさえも、この方法におけるハロゲンの利用率は典型的には約45%以下にすぎない。
発明の要約
本発明は、C4〜C7イソモノオレフィンとパラ−アルキルスチレンのコポリマーのハロゲン化方法であって、前記コポリマーをラジカルハロゲン化条件下にハロゲン化剤及び過酸化水素と接触させること、及び少なくとも約0.05モル%のハロアルキル基を含むハロゲン化されたコポリマーを回収することを含む方法を提供する。
本発明のもう1つの態様において、C4〜C7イソモノオレフィンとパラ−アルキルスチレンのコポリマーのハロゲン化方法であって、
a) 前記コポリマーをラジカルハロゲン化条件下にハロゲン化剤及び有機ラジカル開始剤と接触させて、部分的にハロゲン化されたコポリマー及び現場で生成されたハロゲン化水素を含む反応生成物混合物を形成すること、
b) 工程(a)からの前記反応生成物混合物を、前記ハロゲン化水素を遊離のハロゲンに転化することができる酸化剤と接触させること、及び
c) 少なくとも約0.05モル%のハロアルキル基を含むハロゲン化されたコポリマーが得られるまで前記ハロゲン化を続けること、
を含む方法が提供される。
本発明のさらに別の態様において、C4〜C7イソモノオレフィンとパラ−アルキルスチレンのコポリマーを臭素化するための多段階方法であって、
a) 第1の反応器領域において有機溶媒中の前記コポリマーの溶液を形成すること、
b) 前記溶液をラジカル臭素化条件下に元素状臭素及び有機ラジカル開始剤と接触させて、部分的に臭素化されたコポリマー及び現場で生成された臭素化水素を含む反応生成物混合物を形成すること、
c) 前記反応生成物混合物を第2の反応器領域に移し、前記混合物を、前記臭素化水素を遊離の臭素に転化することができる酸化剤と接触させること、及び
d) 少なくとも約0.05モル%のブロモアルキル基を含む臭素化されたコポリマーが得られるまで、前記第2の反応器領域において臭素化を続けること、
を含む方法が提供される。
発明の詳細な説明
上述したように、本発明に従ってハロゲン化の基幹(substrate)を提供するコポリマーは、約10乃至99.5重量%のC4〜C7イソモノオレフィン及び従って約0.5乃至90重量%の構造:
Figure 0004233607
を有する共重合されたパラ−アルキルスチレンを含むランダムコポリマーであり、式中、R及びR1は、独立して、水素、アルキル、ハロゲン化第一アルキル、ハロゲン化第二アルキル、及びそれらの混合物から成る群から選択される。R及びR1が、水素、C1〜C5アルキル、又はC1〜C5の第一又は第二アルキルであるのが好ましく、R及びR1が水素であるのが最も好ましい。
より好ましいコポリマーはイソブチレンとパラ−メチルスチレンのコポリマーであり、最も好ましいコポリマーは約0.5乃至約20重量%のパラ−メチルスチレンを含むエラストマー性コポリマーである。これらのコポリマー及びそれらの製造方法は上述の米国特許第5,162,445号に開示されている。簡便化のために、これらのコポリマーを以後「I−PASコポリマー」という。
本発明は、I−PASコポリマーのハロゲン化に必要とされるラジカルハロゲン化プロセスにおいてさえも、ハロゲン化反応の開始時又はより好ましくはポリマーが部分的にハロゲン化された後の第2段階において反応媒体に添加される酸化剤の存在下に反応を行なうことによってハロゲンの利用率を実質的に増加させることができるということの発見に基づく。本発明は、特に、ビス−アゾ化合物のような有機ラジカル開始剤を使用して行われるラジカルハロゲン化に適用可能であり、そこではハロゲン源、例えば、分子臭素のかなりの部分が第1の反応段階において消費された後でのみ第2段階において酸化剤が反応媒体に添加される。第1段階における有機ラジカル開始剤とハロゲン源及び第2段階においける酸化剤の連続的な添加は、有機ラジカル開始剤と酸化剤の間の望ましくない反応を最小化すること、及びそのようなプロセスにおけるハロゲンの利用率を最大化することが判明した。
本発明に従ってハロゲンの源として使用できるハロゲン化剤は、分子状臭素(Br2)又は塩素、塩化臭素、臭化沃素、及びそれらの混合物を含む。ラジカルハロゲン化がハロゲン化反応の開始時に存在する酸化剤を使用して行われる場合、臭化水素又は塩化水素をハロゲン源として使用することができる。好ましいハロゲン源は分子状臭素である。
ハロゲン化プロセスの副生成物として現場で生成されるハロゲン化水素、例えば、臭化水素のかなりの部分が酸化されて有用なハロゲンを再生するので、酸化剤を使用せずに反応を行なった場合と比較して、ポリマーのハロゲン化の所定の程度を達成するためにより少ない量のハロゲン化しか初めに必要とされない。一般に、反応媒体中に存在するハロゲン化剤の量は、約0.1乃至25php(ポリマー100重量部当たりの重量部数)であり、より好ましくは約0.2乃至10phpであり、最も好ましくは約0.2乃至6phpである。
公知のラジカル開始剤のどれでも本発明の方法において使用することができる。本発明に従って好ましいラジカル開始剤は、任意の光源、例えば、化学線白色光を含み、反応が光の不存在下に行われる場合、1種以上の有機ラジカル開始剤を含む。好ましい開始剤は、所望の反応条件下において約0.5乃至2500分の半減期を有するものであり、より好ましくは約10乃至300分の半減期を有するものである。使用される化学的開始剤の量は約0.02から約1重量部phpまで変化することができ、好ましくは約0.02乃至約0.4重量部phpである。最も好ましい化学的開始剤は、アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(2,4,4−トリメチルペンタンニトリル)、アゾビス(2−メチルブチロ)ニトリル、及びアゾビス(2,4−ジメチルバレロ)ニトリルを含むアゾビス化合物である。有機過酸化物のようなその他のラジカル開始剤も使用できるが、但し、それらは水素の引き抜きにおいて比較的劣っており、そのためそれらは、反応混合物中に存在するI−PASコポリマー又は溶媒と反応してアルキルラジカル又は架橋した構造を形成するよりもむしろ、分子状のハロゲン分子と優先的に反応してハロゲン原子を形成するものでなければならない。
本発明の目的に適することが判明した酸化剤は酸素を含む水溶性物質である。好ましい酸化剤は過酸化物及び過酸化物形成物質であり、以下の物質によって例示される:過酸化水素、塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜臭素酸ナトリウム、酸素、窒素の酸化物、オゾン、過酸化尿素、酸、例えば、過チタン酸、過ジルコニウム酸、過クロム酸、過モリブデン酸、過タングステン酸、過ウラン酸、過硼酸、過燐酸、過ピロ燐酸、過硫酸塩、過塩素酸、過塩素酸塩、及び過沃素酸。上記のものの中で、過酸化水素及び過酸化水素形成化合物、例えば、過酸及び過酸化ナトリウムが、本発明の実施に最も適していることが判明した。
本発明に従って使用される酸化剤の量は、使用されるハロゲン化剤の量と種類に依存する。一般に、ハロゲン化剤1モル当たり約0.1乃至約3モルの酸化剤を使用することができる。反応混合物中に存在する酸化剤の好ましい量は、ハロゲン化剤1モル当たり約1乃至2モルの範囲内である。
酸化剤は反応領域中に、四塩化炭素、低級アルコール、エーテル、又は水のような適当な希釈剤中の溶液として導入することができる。酸化剤は水溶液又は油中水型エマルジョンとして導入されるのがより好ましい。水溶液として導入される場合、水溶液は約10〜85重量%の酸化剤を含むことができ、エマルジョンとして導入される場合、エマルジョンは約1〜50重量%の酸化剤を含むことができる。
ハロゲン化反応は塊状又は溶液中で行なうことができるが、初めにI−PASコポリマーを、C4〜C10脂肪族、脂環式、又は芳香族液体のような適する有機溶媒に溶解させることによって行なうのが好ましい。好ましい溶媒は、ノルマルヘキサン、シクロヘキサン、ノルマルペンタン、ノルマルヘプタン、及びベンゼンを含む。クロロベンゼン、四塩化炭素、及びクロロホルムのようなハロゲン含有溶媒も使用できる。1重量%のような少量から40重量%のような多量のポリマーを含むポリマー溶液が、反応体との緊密な接触を可能にする適する手段の設けられた反応領域に導入される。ポリマー溶液の温度は、反応体の様々な特性及び溶媒の揮発性の観点から反応を行なうのに最も簡便な温度に調節される。かなり急速な反応を保証するために、0℃よりも高い温度、例えば、5℃以上の反応温度を使用するのが適切であり、温度を約20℃と80℃の間で維持するのが好ましい。しかしながら、特定の条件下においては、特に反応性の低い物質を使用する場合には、150℃まで或いはそれ以上の範囲内の温度で反応を行なうのが望ましいこともある。
酸化剤がハロゲン化反応の開始時に反応領域に導入される場合、ハロゲン化剤及び(化学的ラジカル開始剤が存在する場合には)化学的ラジカル開始剤の添加の前、又は同時に、又はその後に酸化剤を添加することができる。しかしながら、ハロゲン化剤の少なくとも約50重量%、好ましくは約75乃至100重量%がハロゲン化反応において消費されるまで酸化剤を反応混合物に添加しないのがより好ましい。ハロゲンの消費は、分子状臭素がハロゲン化剤として使用される場合、反応混合物の色が赤褐色から明るい黄褐色又は琥珀色に変化することによって示される。ハロゲンの消費は、反応条件下の反応速度の関数として理論量的に計算することもできる。
本発明の別の態様においては、ハロゲン化を2つ以上の別個の反応領域において行なうことができる。この方法においては、上述したように、第1の反応器領域においては部分的にハロゲン化されたコポリマーと現場で形成したハロゲン化水素副生成物を含む反応生成物混合物を形成するようにハロゲン化反応が行われる。この反応は、添加されたハロゲン源の少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも75から100重量%が消費されるまで行われる。その後、反応混合物は第2の反応器領域に移され、そこで反応混合物は混合条件下に酸化剤と接触する。第1の反応器領域において現場で生成されたハロゲン化水素は第2の反応器領域において酸化剤によって遊離のハロゲンに再生され、その遊離のハロゲンはその後第2の反応器領域においてコポリマーをさらにハロゲン化するのに利用することができる。酸化剤は徐々に又は一度に全てを前記第2の反応器領域中において添加することができ、或いは第1と第2の反応器領域の間に設けられた混合領域において添加又は計量供給することができる。
ハロゲン化反応が終了した後、ポリマーは従来的技術、例えば、希苛性アルカリによる中和、水洗、水蒸気ストリッピング又はイソプロパノールのような低級アルコールによる析出による溶媒の除去によって回収され、この後乾燥される。
I−PASコポリマーのハロゲン化は、反応条件に応じて少なくとも約0.05モル%のハロアルキル基を含むハロゲン化コポリマーが得られるまで、一般に約1分から約3又は4時間までの期間行われる。最も好ましい態様において、そしてI−PASコポリマーがパラ−メチルスチレンを含み、ハロゲン化剤が臭素である場合には、ポリマーが約0.1乃至約10モル%のベンジル臭素(ブロモメチル基)、より好ましくは約0.1乃至約2モル%のベンジル臭素を含むまで、反応が行われる。本発明に従って製造されるハロゲン化コポリマーは、高い臭素化度においてさえも、約0.003モル%未満のジブロモメチル基しか一般に含まない。
以下の実施例は本発明の例示である。これらの実施例において使用されたI−PASコポリマーは、イソブチレンと7.5重量%のパラ−メチルスチレン(PMS)のコポリマーであって、45(1+8、125℃において)のムーニー粘度を有するものである。
実施例1
この例においては、コポリマーの光開始された臭素化を3つの異なる条件下、即ち、(a)酸化剤を添加せずに、(b)酸化剤をBr2と一緒に添加して、及び(c)Br2が実質的に使い果たされた後でのみ酸化剤を添加して、行なった。
a) 滴下ロートを備えたじゃま板付きガラスフラスコ中の620.5gのシクロヘキサン中に109.5gのI−PASエラストマーを溶解して15重量%溶液を形成した。このフラスコに隣接して据え付けられた150ワットのタングステン光電球とタービンミキサーを取り付けた。次に、(ポリマーの重量に基づいて)3重量%のBr2投入物を、約20℃に維持されているフラスコに光照射しながら滴下して加えた。反応混合物中の赤褐色のBr2の色があせて明るい黄褐色になった後臭素化反応を停止させた(NaOHで中和した)。得られた中和されたセメントを中性まで水中で洗浄し、臭素化されたポリマーをイソプロパノール中で析出させ、そして減圧下に乾燥した。
b) ヘキサン中に乳化された35%過酸化水素の4.9g(約2:1の過酸化物:ハロゲンモル比)をBr2の添加と並行して反応混合物に添加したことを除いて、パート(a)を繰り返した。
c) 反応混合物中の赤褐色のBr2の色があせて明るい黄褐色になった後に乳化された過酸化水素の4.39gを反応混合物に添加したことを除いて、パート(a)を繰り返した。中和の前にこの反応を7分間続けた。
臭素化されたポリマーのサンプルをNMR分析して、結果を第1表に示す。
Figure 0004233607
第1表は、H22の添加を伴う場合と伴わない場合のI−PASセメントの光開始された臭素化の結果を示す。これらのデータは、ポリマー上のBrPMS含有率の80%の増加によって反映されるように、H22の添加が臭素の利用率を大幅に改善したことを示している。H22の添加の順序(Br2と同時に添加か又はほとんどのBr2が消費された後の添加)は臭素の利用率にほとんど影響しなかった。このことは、Brラジカルが光開始されたプロセスにおいてはH22の臭素再生機能と反応又は干渉しないことを示唆している。
これらのデータはまた望ましくないBr2PMSの量が45%のPMS転化率(即ち、ポリマー上1.56モル%のBrPMS)においてさえも極めて少なかった(0.02モル%)ことを示している。このことは、再生された臭素による臭素化中の低減されたセメントの酸度がBr2PMSの形成を遅らせることを示唆している。従って、この方法を使用して、従来的な臭素化方法と比較してBr2PMSの形成をそれほど伴うこと無く、より高いBrPMS含有率を達成することができる。
実施例2
この例においては、VAZOJ−52と呼ばれるビスアゾ化学的開始剤である2,2′−アゾビス(2,4,4トリメチルペンタンニトリル)を使用して臭素化反応を開始し、実施例1と同様な酸化剤の添加順序を使用する。
a) 滴下ロートを備えたじゃま板付きガラスフラスコ中の431.8gのシクロヘキサン中に76.2gのI−PASエラストマーを溶解して15重量%溶液を形成した。次に、(ポリマー重量に基づいて)0.2重量%のVAZO−52投入物を反応器フラスコに添加し、内容物を大気圧で穏やかに50℃まで加熱した。その後、(ポリマーの重量に基づいて)3重量%のBr2投入物を、50℃に維持されているフラスコに滴下して加えた。臭素の添加が終了した後、反応を50℃で10分間続け、その後ハロゲン化されたポリマーを実施例1と同様にして中和し回収した。
b) ヘキサン中に乳化された35%過酸化水素水性エマルジョンの3.2g(約2:1の過酸化物:ハロゲンモル比)をBr2の添加と並行して反応媒体に添加したことを除いて、パート(a)を繰り返した。
c) 反応混合物中の赤褐色のBr2の色があせて明るい黄褐色になった後に乳化された過酸化水素の3.2gを反応混合物に添加したことを除いて、パート(a)を繰り返した。過酸化物の添加後、中和の前にこの反応をさらに50分間続けた。
これらの臭素化されたポリマーのNMR分析は第2表に示されている結果を示した。
Figure 0004233607
第2表中のデータは、H22がBr2と同時にセメントに添加されたとき、Br2の赤味がかった色が対照例よりもかなり長く残り、臭素の利用率は対照例よりもわずか約20%だけ高くなったことを示している。このことは、VAZOラジカルがH22と反応又は干渉し得ること、及びH22のかなりの量がHBrと反応してBr2を再生する前にVAZOラジカルによって破壊されてしまった可能性があることを示している。
しかしながら、Br2のほとんどが(セメントの色に基づいて)消費された後H22を添加した場合には、ポリマー上のBrPMS及び臭素の利用率は同様な条件下において対照例よりも約80%増加した。初期のBr2投入物が消費された後、VAZOラジカル濃度は減少し(50℃でのVAZOの半減期による)、セメント中のHBr濃度が最も高いのでH22とBr2の間の急速な反応が支配的なるようである。
これらのデータは、反応器と反応器の間においてH22を添加することによって、再生された臭素による臭素化プロセスを複数のプロセスにおいて使用できることを示している。そのような態様においては、低減された量のBr2を第1の反応器中において添加し消費させ、その後第1と第2の反応器の間に(高剪断インラインミキサー中に)H22を添加して全てのHBrを第2の反応器に達する前にBr2に転化することができる。第2の臭素化反応器における適切な温度を仮定すれば、再生されたBr2のほとんどが消費され、第2の反応器中の残留Br2及び/又はHBrを中和するために必要な苛性アルカリの量が大幅に少なくなる。

Claims (15)

  1. 4〜C7イソモノオレフィンとパラ−アルキルスチレンのコポリマーのハロゲン化方法であって、
    a) 前記コポリマーをラジカルハロゲン化条件下にハロゲン化剤及び有機ラジカル開始剤と接触させて、部分的にハロゲン化されたコポリマー及び現場で生成されたハロゲン化水素を含む反応生成物混合物を形成すること、
    b) 工程(a)からの前記反応生成物混合物を、前記ハロゲン化水素を遊離のハロゲンに転化することができる酸化剤と接触させること、及び
    c) 少なくとも0.05モル%のハロアルキル基を含むハロゲン化されたコポリマーが得られるまで前記ハロゲン化を続けること、
    を含む方法。
  2. 前記ハロゲン化剤が元素状臭素であり、前記ハロゲン化水素がHBrである、請求項1の方法。
  3. 前記酸化剤が過酸化水素である、請求項1の方法。
  4. 前記ハロゲン化剤の少なくとも50重量%が工程(a)において消費された後工程(a)からの反応生成物混合物を工程(b)において前記酸化剤と接触させる、請求項1の方法。
  5. 前記酸化剤の前記ハロゲン化剤に対するモル比が0.1乃至3の範囲内である、請求項1の方法。
  6. 前記モル比が少なくとも1である、請求項5の方法。
  7. 前記ラジカル開始剤が、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2−メチルブチロ)ニトリル、2,2′−アゾビス(2,4,4トリメチルペンタンニトリル)、及びアゾビス(2,4ジメチルバレロ)ニトリルから成る群から選択されるビス−アゾ化合物である、請求項1の方法。
  8. 4〜C7イソモノオレフィンとパラ−アルキルスチレンのコポリマーを臭素化するための多段階方法であって、
    a) 第1の反応器領域において有機溶媒中の前記コポリマーの溶液を形成すること、
    b) 前記溶液をラジカル臭素化条件下に元素状臭素及び有機ラジカル開始剤と接触させて、部分的に臭素化されたコポリマー及び現場で生成された臭素化水素を含む反応生成物混合物を形成すること、
    c) 前記反応生成物混合物を第2の反応器領域に移し、前記混合物を、前記臭素化水素を遊離の臭素に転化することができる酸化剤と接触させること、及び
    d) 少なくとも0.05モル%のブロモアルキル基を含む臭素化されたコポリマーが得られるまで、前記第2の反応器領域において臭素化を続けること、
    を含む方法。
  9. 前記ラジカル開始剤が、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2−メチルブチロ)ニトリル、2,2′−アゾビス(トリメチルペンタンニトリル)、及びアゾビス(2,4ジメチル)から成る群から選択されるビス−アゾ化合物である、請求項8の方法。
  10. 工程(d)からの前記コポリマーが少なくとも10.0モル%のブロモアルキル基を含む、請求項8の方法。
  11. 前記臭素の少なくとも50重量%が工程(b)において消費される、請求項8の方法。
  12. 工程(b)からの前記混合物と前記酸化剤の接触が前記第1の反応器領域と第2の反応器領域の間に位置する混合領域において生じる、請求項8の方法。
  13. 前記酸化剤が過酸化水素である、請求項8の方法。
  14. 前記酸化剤の前記ハロゲン化剤に対するモル比が0.1乃至3の範囲内である、請求項8の方法。
  15. 前記コポリマーが少なくとも80重量%のイソブチレンと0.5から20重量%までのパラ−メチルスチレンを含む、請求項8の方法。
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