JP4233126B2 - 包装袋用多層フィルム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装袋用多層フィルムに関し、水物包装袋用基材として利用できる。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば液体輸送用のワンウェイ容器として、段ボール箱内にプラスチックの袋を装入したBIB(バッグインボックス)と呼ばれるものが使用されている。このBIBによれば、内容液に対する耐水性、耐薬品性、ガスバリアー性などはプラスチック袋が有し、輸送の際に必要な剛性は段ボール箱が受け持っている。
このようなBIB用袋基材には、低温耐ピンホール性、耐ブロッキング性、ヒートシール性、透明性等に優れていることが要求され、従来、低密度ポリエチレン(LDPE)フィルム、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)フィルム、LDPEフィルムとエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルムとの多層フィルム、L−LDPEフィルムとEVAフィルムとの多層フィルム、等が使用されていた。
【0003】
しかし、これらのフィルムは、前記低温耐ピンホール性等の特性を充分に満たすものではなかったため、これらの特性を向上させるフィルムとして、L−LDPEとエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムよりなる中間層を有する多層フィルムが提案されている(特公平7ー121571号公報)。この多層フィルムによって、前記特性の改善を図ることはできたが、一方、このような多層フィルムは、生産時におけるゲルの発生等に由来する清掃頻度等の課題もあり、生産性の向上も同時に要望されている。
【0004】
そこで、本発明は、優れたフィルム性能を有していることに加えて、生産性の向上も実現できる包装袋用多層フィルムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明は、中間層と、この中間層を挟んで内層と外層とを有し水物包装のために用いられる包装袋用多層フィルムであって、前記中間層は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなり、この共重合体は、下記特性(a〜d,g)を有し、前記内外層は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなることを特徴とする。
【0006】
前記α−オレフィンの具体例としては、例えば▲1▼プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ノネン、等の直鎖状モノオレフィン、▲2▼3−メチルブテン−1、3−メチルペンテン−1、4−メチルペンテン−1、等の分岐鎖モノオレフィン、▲3▼スチレン等の芳香核で置換されたモノオレフィン、がある。
【0007】
(a)密度が0.850〜0.935g/ml
前記密度が0.850g/mlより小さい場合には、フィルム強度の低下が著しくなる。また、密度が0.935g/mlより大きい場合には、フィルムが柔軟性に欠けて、耐屈曲性に劣るようになる。
この密度は、JIS K−6760に準拠して測定できる。
【0008】
(b)MI(メルトインデックス)が0.3〜15.0g/10分
前記MIが0.3g/10分より小さい場合には、フィルム製造時、押出機からの樹脂の押出し効率が悪くなる。また、15.0g/10分より大きい場合には、インフレーション成形における成形安定性に欠けることになる。
このMIは、ASTM D−1238(190℃/2.16kg)に準拠して測定できる。
【0009】
(c)Mw(重量平均分子量)/Mn(数平均分子量)=1.5〜3.0
前記Mw/Mnで表される分子量分布が1.5より小さい場合には、溶融張力が小さくなって製膜が不安定となる。また、Mw/Mnが3.0より大きい場合には、生産時に焼けやダイスに付着するメヤニの発生時間が短くなって生産性に劣るようになる。
この分子量分布は、GPC(ゲル浸透クロマトグラフ)測定器にディファレンシャルビスコメータを接続した測定器を用いて求めることができる。これにより得られた絶対分子量(Mw及びMn)の値から分子量分布を求める。
【0010】
(d)Tm≦115℃
前記Tm(融点)が125℃を超えると、エッジ切れが生じやすくなる。また、フィルムの腰が強くなり、耐屈曲性が劣るようになる結果、ピンホールが発生しやすくなる。
このTmは、示差走査熱量計(DSC)で測定できる。
(g)オルトジクロロベンゼン(ODCB)可溶分が 10wt %以下
前記ODCB可溶分は、高分岐成分の多少を示す指標であり、この値が大きいと高分岐成分が多いことを意味する。ODCB可溶分が 10wt %を超えると積層強度に悪影響が出やすくなる。好ましくは、7 wt %以下である。
【0011】
本発明の第2発明に係る包装袋用多層フィルムは、第1発明において、前記中間層は、下記特性(e)を有することを特徴とする。
(e)分岐数の分子量依存性幅が0〜5/1000カーボン
前記分岐数の分子量依存性幅は、例えば、GPC測定器と、分岐度を測定するFTIR(フーリエ変換赤外分光)測定器を使用して求めることができる。GPCの具体的な測定条件は、例えば、カラムを2本用い、サンプル量5mg/ml、温度135℃、流量1ml/分、トリクロロベンゼン(TCB)溶媒とする。この測定条件で求めた分子量分布を10分割し、FTIRで求めたそれぞれの留分の平均分岐数、即ち分子量毎の分岐数の最大値と最小値の差を分子量依存性の幅とする(但し、分割面積が4%以下の留分はカットする。
【0012】
前記エチレン・α−オレフィン共重合体の分岐数の分子量依存性幅は、全ての分子量留分における共重合体の炭素原子1000個に対して、最大の分岐数と最小の分岐数の差は0〜5であることを意味する。即ち、どの分子量留分(高分子量留分、低分子量留分を問わず)をとっても、その中での共重合体の分岐数の差に大きな差がないことを意味する。この分子量依存性幅が5を超えると、樹脂の溶融温度が高くなることにより、ヒートシール性が悪化する。
【0013】
本発明の第3発明に係る包装袋用多層フィルムは、第1又は第2発明において、前記中間層は、下記特性(f)を有することを特徴とする。
(f)I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦(I10/I2)−4.63
前記I10は、ASTM D−1238(190℃/10kg)に基づくメルトインデックスの測定による。
前記I2は、ASTM D−1238(190℃/2.16kg)に基づくメルトインデックスの測定による。
【0014】
I10/I2は、長分岐鎖の程度を示し、この値が高い程、その樹脂中により多くの長分岐鎖があることになる。I10/I2は、好ましくは7以上、より好ましくは8以上とする。
I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦(I10/I2)−4.63とすることにより、成形性(押出し特性)を改良することができる。
【0015】
本発明の包装袋用多層フィルムは、中間層として前記特性を有する中間層が含まれていればよく、多層フィルムを構成する層数は任意である。
【0016】
前記エチレン・α−オレフィン共重合体は、種々の方法で合成することができる。
この合成には、例えば、シングルサイト系触媒(特開平5-331324号公報参照)を使用することができる。このシングルサイト系触媒には、例えば▲1▼遷移金属(チタニウム、ジルコニウム、クロム等)化合物、▲2▼遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成する化合物、▲3▼有機アルミニウムを主成分とする触媒、▲4▼周期律表IVBから選ばれた遷移金属を含有する遷移金属化合物、等が含まれる。
【0017】
また、▲1▼周期律表第3族〜第10族又はランタニド系列の金属、及び拘束を誘起する基で置換された非局在化π結合を含む金属配位錯体、及び▲2▼活性化共触媒を含む触媒組成物を使用することもできる(特開平6-306121号公報参照)。前記錯体には、アミドシラン化合物、アミドアルカンジイル化合物、等が含まれる。前記活性化共触媒としては、高重合度および低重合度のアルミノキサンが挙げられ、特にメチルアルミノキサンが好ましい。
【0018】
また、共重合法としては、通常のスラリー共重合法、気相共重合法、塊状共重合法、溶液共重合法、懸濁共重合法等を使用できる。
共重合温度は、通常−100〜250℃、好ましくは−50〜200℃、より好ましくは0〜130℃である。
【0021】
本発明の第4発明に係る包装袋用多層フィルムは、第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記中間層の厚さは、全層に対して10〜90%であることを特徴とする。
前記中間層の厚さが、全層に対して10%より小さい場合には、耐屈曲性が劣ってピンホールが発生しやすくなる。逆に、全層に対して90%より大きい場合には、フィルムの腰が強くなって、自動包装機による自動包装適性に欠けることになり、また袋形態とした時の強度に欠けるようになる。
【0022】
なお、本発明に係る多層フィルムを構成する樹脂中には、一般に使用されている適当な添加剤が配合されていてもよい。このような添加剤としては、アンチブロッキング剤、滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤、帯電防止剤、難燃化剤、無機及び有機の充填剤、染料、顔料等を挙げることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本実施形態に係る包装袋用多層フィルム11は、内層となる第1層12、中間層となる第2層13、外層となる第3層14が積層された3層構造の多層フィルムである。
前記第2層13の樹脂は、シングルサイト系触媒を使用して合成されたエチレン・α−オレフィン共重合体よりなり、この共重合体は、下記a〜gの特性を有する。
【0024】
(a)密度が0.850〜0.935g/ml、(b)MIが0.3〜15.0g/10分、
(c)Mw/Mn=1.5〜3.0、(d)Tm≦115℃、
(e)分岐数の分子量依存性幅が0〜5/1000カーボン、
(f)I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦(I10/I2)−4.63、
(g)オルトジクロロベンゼン可溶分が10wt%以下。
【0025】
前記第1層12と第3層14の樹脂は、任意の特性を有するエチレン・α−オレフィン共重合体よりなる。
そして、これらの第1層12〜第3層14全体の厚さに対する第2層13の厚さは、10〜90%である。
【0026】
【実施例】
〔実施例1〜3〕
上記実施形態において、第1層12〜第3層14の樹脂種として下記表1に示すものを使用し、直径40mmの押出機3台及び直径100mmの3層ダイを有する多層成形機により、吐出量30kg/hr、成形温度180〜200℃の条件で製膜して各実施例に係る包装袋用多層フィルム11(厚さ75μm)を得た。また、使用した樹脂の密度、MI、Mw/Mn、Tm等を表1に併せて示す。なお、第2層13の樹脂のオルトジクロロベンゼン可溶分は、いずれの実施例においても10wt%以下であった。
【0027】
〔比較例1〜8〕
上記実施例と同様にして、第1〜第3層の樹脂種として表2に示すものを使用して各比較例に係る包装袋用多層フィルムを作製した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
〔特性の評価〕
前記実施例及び比較例に係る包装袋用多層フィルムに対して、生産性とフィルム性能を評価し、評点を下記の通り決めた。また、各項目の評点の合計点に基づいて総合評価も行った。それらの結果を表3と4に示す。
【0031】
生産性は、ゲル数、清掃頻度、押出し効率及びインフレーションバブル安定性に関して評価した。また、フィルム性能は、屈曲耐ピンホール数と破袋数に関して評価した。
前記ゲル数については、長さ2000m、幅350mmのフィルム中に存在する直径0.3mm以上のゲル数を目視で計数し、ゲル数0を3点、ゲル数1以上を0点とした。
【0032】
前記清掃頻度は、長さ2000m、幅350mmのフィルム中に直径0.3mm以上のゲルが2個以上存在するようになった時点で装置の清掃を行った場合の頻度である。L−LDPEと比較して、L−LDPEと同等の場合を○(3点)とし、L−LDPEより劣る場合を×(0点)とした。
前記押出し効率は、L−LDPEと比較して、L−LDPEと同等の場合を○(3点)とし、L−LDPEより劣る場合を×(0点)とした。
前記インフレーションバブル安定性は、L−LDPEと比較して、L−LDPEと同等の場合を○(3点)とし、L−LDPEより劣る場合を×(0点)とした。
【0033】
前記屈曲耐ピンホール数は、MD方向200mm、TD方向300mmの試験片を用い、−10℃においてゲルボテスタによって伸縮サイクルを1000回繰り返した後に生じたピンホール数の600平方センチメートル当たりの個数である。ピンホール数が1個以下の場合を3点、2〜4個の場合を1点、5個以上の場合を0点とした。
前記破袋数は、多層フィルムで包装袋(280mm ×430mm)を作製し、水4リットルが充填されたこの袋を1mの高さからコンクリート面に落下させる試験を最高20回繰り返した場合の5袋中の破袋数である。破袋数が1個以下の場合を3点、2〜4個の場合を1点、5個以上の場合を0点とした。
前記総合評価で、合計点が18点を○、15〜17点を△、14点以下を×とした。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
表3より、実施例1〜4によれば、包装袋用多層フィルム11が第1層12〜第3層14を有する多層フィルムであって、中間層である第2層13が本発明に係る特性を有しているため、フィルム生産時におけるゲルの発生がなく、この結果、ゲルを除去するための装置の清掃頻度が少なくて済む。また、押出し効率及びインフレーションバブル安定性が良好であった。
従って、本実施例に係る包装袋用多層フィルム11は、生産性が良好であり、多層フィルム11のコストダウンにも役立つ。
【0037】
フィルム性能に関して、各実施例の包装袋用多層フィルム11は、屈曲耐ピンホール試験におけるピンホール数が少なく、優れた耐ピンホール性を持っている。また、各実施例の包装袋用多層フィルム11は、落下試験における破袋がなく、フィルム強度が大きいことがわかる。
よって、本実施例の包装袋用多層フィルム11は、柔軟かつ強靭であるため、BIB用内袋基材、水物包装袋用基材、等として好適である。
【0038】
一方、表4より、比較例1の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなるものであるが、密度が本発明の範囲より小さいため、落下試験での破袋数が多く、フィルム強度に問題があった。比較例2の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなるものであるが、密度とTmが本発明の範囲を超えているため、ピンホール数が多く、柔軟性に問題があった。また、フィルム強度も良好ではない。
【0039】
比較例3の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなるものであるが、MIが本発明の範囲より小さいため、ピンホールの発生があり、柔軟性に問題があった。また、フィルム生産時における押出し特性にも劣っていた。
比較例4の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなるものであるが、MIが本発明の範囲より大きいため、破袋の発生があり、フィルム強度に問題があった。また、インフレーション成形の際の成形安定性に欠けていた。
【0040】
比較例5の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、分岐数依存性幅が本発明の範囲を超えているため、ピンホール数が多く、柔軟性に問題があった。
比較例6の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなるものであるが、第2層の厚さ比が本発明の範囲より小さいため、柔軟性とフィルム強度に関するフィルム性能に問題があった。
【0041】
比較例7の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなるものであるが、第2層の厚さ比が本発明の範囲より大きいため、破袋数が多く、特にフィルム強度に問題があった。また、シールに関する包装適性についても不良であった。
比較例8の包装袋用多層フィルムによれば、第2層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体とEPDMとの混合物であったため、ゲルの発生が多くて清掃頻度が多くなり、生産性に劣っていた。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る包装袋用多層フィルムによれば、中間層が所定の特性を有するエチレン・α−オレフィン共重合体よりなるため、優れたフィルム性能を有していることに加えて、生産性の向上も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る包装袋用多層フィルムの断面図である。
【符号の説明】
11 包装袋用多層フィルム
12 エチレン・α−オレフィン共重合体よりなる第1層
13 本発明に係るエチレン・α−オレフィン共重合体よりなる第2層
14 エチレン・α−オレフィン共重合体よりなる第3層
Claims (4)
- 中間層と、この中間層を挟んで内層と外層とを有し水物包装のために用いられる包装袋用多層フィルムであって、
前記中間層は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなり、この共重合体は、下記特性(a〜d,g)を有し、
前記内外層は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりなることを特徴とする包装袋用多層フィルム。
(a)密度が0.850〜0.935g/ml
(b)MIが0.3〜15.0g/10分
(c)Mw/Mn=1.5〜3.0
(d)Tm≦115℃
(g)オルトジクロロベンゼン可溶分が10wt%以下 - 請求項1に記載の包装袋用多層フィルムにおいて、
前記中間層は、下記特性(e)を有することを特徴とする包装袋用多層フィルム。
(e)分岐数の分子量依存性幅が0〜5/1000カーボン - 請求項1又は2に記載の包装袋用多層フィルムにおいて、
前記中間層は、下記特性(f)を有することを特徴とする包装袋用多層フィルム。
(f)I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦(I10/I2)−4.63 - 請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋用多層フィルムにおいて、
前記中間層の厚さは、全層に対して10〜90%であることを特徴とする包装袋用多層フィルム。
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