JP4233082B2 - 周波数シンセサイザ及び移動端末装置 - Google Patents

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周波数シンセサイザに関し、詳しくは、無線電気通信ネットワークにおける移動端末装置に使用されるマルチバンド周波数シンセサイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
新世代の移動端末装置は、次世代移動通信システム(Universal Mobile Telephone System:以下、UMTSという。)の周波数帯域と、移動通信用グローバルシステム/汎用パケット無線サービス(Global System for Mobile Communication/General Packet Radio Services:以下、GSM/GPRS)の周波数帯域とを用いたデータ伝送を単体でサポートしている。このため、周波数シンセサイザは、UMTS周波数分割双方向通信(UMTS-Frequency Division Duplex:以下、UMTS−FDDという。)及びUMTS時分割双方向通信(UMTS-Time Division Duplex:以下、UMTS−TDDという。)の周波数帯域をサポートするとともに、GSM/GPRSにおけるアップリンク(T)及びダウンリンク(R)の両方に対応した3バンド機能(GSM900/DCS1800/PCS1900)を有している必要がある。なお、DCSとは、デジタルセルラシステム(Digital Cellular System)の略語であり、PCSとは、パーソナルコミュニケーションサービス(personal Communications Service)の略語である。
【0003】
現在知られているマルチバンド周波数シンセサイザは、UMTSアップリンク用の周波数シンセサイザ、UMTSダウンリンク用の周波数シンセサイザ、3バンドGSM/GPRS用の周波数シンセサイザ等、個別の複数の周波数シンセサイザを備えている。GPRSに必要とされるクラス12整定時間(class 12 settling time)(150μs以下)を達成するために、通常、フラクショナルN(分数分周方式)シンセサイザ(Fractional-N synthesizer)が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
フラクショナルNシンセサイザを使用する最大の利点は、アップリンクからダウンリンク周波数帯域への切換時、又は信頼性が高いGPRSデータ伝送の必須条件の1つであるシステム間ハンドオーバー(handover)時の整定時間を短くできることである。一方、全てのクラスのフラクショナルNシンセサイザは、位相雑音が多く、スプリアススペクトルの量が多い等、出力スペクトル特性が悪いという致命的な欠点を有する。特に、受信信号のレベルが低い場合に、これらの問題が深刻となる。フラクショナルNシンセサイザを使用する場合、高品質のフィルタを用いて出力スペクトルを後処理しなければ、GSM標準規格0505(GSM standard 0505)の要求を満たすことができず、このような手法は、コストが高くなり、また部品実装面積も広くなる。移動端末装置の設計においては、低コスト化及び小型化の要求が高まっており、大きな部品を追加するスペースは残っていない。
【0005】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、小型で低コストなマルチバンド周波数シンセサイザであって、整定時間が短く、位相雑音が少なく、スプリアススペクトルの量が少ない周波数シンセサイザ及びこの周波数シンセサイザを用いた移動端末装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る周波数シンセサイザは、次世代移動通信システム(UMTS)及び移動通信用グローバルシステム/汎用パケット無線サービス(GSM/GPRS)周波数帯域の周波数を有する信号を生成する周波数シンセサイザにおいて、一定の基準周波数信号を生成する基準周波数源と、基準周波数源からの基準周波数信号を第1の種類の周波数帯域の信号に変換する第1の周波数シンセサイザサブユニットと、基準周波数源からの基準周波数信号を第2の種類の周波数帯域の信号に変換するとともに、基準周波数信号を中間周波数信号に変換する第2の周波数シンセサイザサブユニットと、基準周波数源からの基準周波数信号を、周波数が固定された、すなわち狭い周波数範囲を有する補助的信号であって、中間周波数信号とともに用いられて第3及び第4の種類の周波数帯域の信号が生成される補助的信号に変換する第3の周波数シンセサイザサブユニットとを備える。
【0007】
第1〜第4の種類の周波数帯域は、互いに異なる周波数帯域であり、それぞれが異なる無線通信規格に対応する周波数帯域である。例えば、第1の種類の周波数帯域は、UMTS TDD1、FDD−T及びTDD2規格をサポートし、第2の種類の周波数帯域は、UMTS FDD−R規格をサポートし、第3の種類の周波数帯域は、GSM/GPRS 1800/1900MHz規格DCS及びPCS規格をサポートし、第4の種類の周波数帯域は、GSM 900MHz規格をサポートする。
【0008】
また、上述の目的は、本発明に基づく上述の周波数シンセサイザを備えるUMTS/GSM/GPRS周波数帯域用の移動端末装置により達成される。
【0009】
本発明によれば、小型に設計でき、高速の切換を行うことができ、且つ好ましくない周波数のスプリアススペクトルが発生せず、位相雑音が少ないUMTS/GSM/GPRS周波数帯域に対応するマルチバンド周波数シンセサイザを実現することができる。更に、本発明に係るマルチバンド周波数シンセサイザでは、設計において複雑な部品が必要ではないため、製造コストを低く抑えることができる。
【0010】
第1乃至第3の周波数シンセサイザサブユニットは、それぞれ基準周波数信号の周波数値を整数によって除算することにより該基準周波数信号を分周信号(scaled down signal)に変換する第1乃至第3の分周器を備えていてもよい。更に、第1乃至第3の周波数シンセサイザサブユニットは、分周信号を整数倍することにより、整数倍された信号を生成する位相同期ループ周波数シンセサイザを備えていてもよい。
【0011】
また、本発明に係る周波数シンセサイザは、第2のシンセサイザサブユニットからの信号と、補助的信号に基づく信号とを混合し、第3の種類の周波数帯域の信号、又は第4の種類の周波数帯域の信号を導き出すための前処理信号を生成する周波数ミキサを備えていてもよい。更に、周波数シンセサイザは、補助的信号が周波数ミキサに供給される前に、補助的信号を整数値により除算する第4の分周器を備えていてもよい。
【0012】
また、本発明に係る周波数シンセサイザは、周波数ミキサから出力される信号を整数値により除算することにより、第3の種類の周波数帯域の信号を生成する第5の分周器を備えていてもよい。
【0013】
更に、本発明に係る周波数シンセサイザは、第3又は第4の種類の周波数帯域の信号を生成するための回路において発生する高調波成分を除去するための第1の低域通過フィルタを備えていてもよい。更に、本発明に係る周波数シンセサイザは、第4の種類の周波数帯域の信号を生成する第5の分周器において発生する高調波成分を除去するための第2の低域通過フィルタを備えていてもよい。
【0014】
本発明に係る周波数シンセサイザにおいて、第1の種類の周波数帯域は、例えば1900MHz乃至1980MHz又は2010MHz乃至2025MHzの範囲を有する帯域であり、第2の種類の周波数帯域は、例えば2110MHz乃至2170MHzの範囲を有する帯域であり、第3の種類の周波数帯域は、例えば1710MHz乃至1990MHzの範囲を有する帯域であり、第4の種類の周波数帯域は、例えば880MHz乃至960MHzの範囲を有する帯域である。
【0015】
本発明は、例えば、無線セルラ通信ネットワーク用の携帯電話に適用される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る周波数シンセサイザ及び移動端末装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明に基づくマルチバンド周波数シンセサイザにおいて使用される周波数シンセサイザサブユニットの構成を示すブロック図である。この図1に示すように、シンセサイザサブユニット10の出力端子18から出力される信号は、各周波数帯域の周波数を直接有し、又は更なる処理のための代用的な周波数(auxiliary frequency)を有する。
【0018】
全てのシンセサイザサブユニット10の入力端子17には、基準水晶発振器から基準周波数信号fが供給されている。第1の処理段においては、基準周波数信号fは、デジタル制御コードによってプログラマブル分周器(frequency divider)12において、整数の分周係数(division coefficient)Rによって、f=f/Rにスケールダウン(scale down)、すなわち分周される。位相同期ループ周波数シンセサイザ(phase locked loop frequency synthesizer:以下、PLL周波数シンセサイザという。)11は、電圧制御発振器(voltage controlled oscillator:以下、VCOという。)15から出力される信号の周波数を所定の値の周波数に調整する。
【0019】
PLL周波数シンセサイザ11は、原理的には、周波数ラスタ(frequency raster)、すなわち周波数ステップfを有する周波数逓倍器として動作する。この動作は、PLL周波数シンセサイザ11のフィードバックループにプログラマブル整数分周器16を設け、この整数分周器16によってVCO15の出力信号を分周係数Nによって除算して分周することにより実現される。
【0020】
PLL周波数シンセサイザ11は、位相周波数検出器(phase frequency detector:PFD)13を備え、位相周波数検出器13は、入力周波数fと、分周出力信号f/Nとの間の位相角の差に比例する出力電圧u(t)を出力する。この出力電圧u(t)は、低域通過フィルタ14によってフィルタリングされ、VCO15に供給される。低域通過フィルタ14のフィルタ特性は、周波数帯域が変更されたときに出力周波数が高速に切り換えられ、すなわち高速なロック時間が実現されるよう十分広い通過帯域を有するとともに、VCO15の出力スペクトルに位相雑音を生じさせる虞がある高い周波数を除去するよう十分狭い通過帯域を有する。VCO15の出力周波数信号fは、VCO15に供給されるフィルタリングされた出力電圧U(t)の関数である。PLL周波数シンセサイザ11においては、この出力周波数信号fは、分周器16によって、適切な整数の分周係数Nにより周波数信号fと等しい周波数に分周されて位相周波数検出器13に供給される。この信号は、位相周波数検出器13において、元の周波数信号fと比較され、この比較に基づいてVCO15を制御する制御電圧である出力電圧u(t)が生成される。遷移処理(transient process)が終了した後、出力周波数fは、上述したように、以下の式に基づいて、フィードバックループ内のプログラマブル分周器16において設定された符号分割係数(code division coefficient)である分周係数Nによって制御される。
=N×f=N/R×f (式1)
ここで、N及びRは整数である。
【0021】
式1に示すように、出力周波数fは、入力周波数fの整数倍であり、換言すれば、fは、fの周波数ラスタ(frequency raster)を定義している。高速な周波数ホッピングを実現するのに十分な速さで分周係数Nを変更することにより、出力周波数を変更することができる。この処理により、フラクショナルN(分数分周方式)シンセサイザにおけるスプリアススペクトルや追加的な位相雑音は発生せず、したがって、PLL周波数シンセサイザ11の出力スペクトルを後処理するためのフィルタを設ける必要がない。
【0022】
図2は、本発明を適用したマルチバンド周波数シンセサイザ200の構成を示すブロック図である。マルチバンド周波数シンセサイザ200は、図1を用いて説明したPLL周波数シンセサイザ11と同様の第1のPLL周波数シンセサイザ211、第2のPLL周波数シンセサイザ221及び第3のPLL周波数シンセサイザ231を備える。これらのうちの2つ、すなわち第1のPLL周波数シンセサイザ211と第2のPLL周波数シンセサイザ221は、UMTSアップリンクとUMTSダウンリンクに使用され、第3のPLL周波数シンセサイザ231は、第2のPLL周波数シンセサイザ221及び後述する追加的なミキサ及び分周器と協働して、3バンドGSM/GPRS機能に必要な全ての周波数信号を生成する。各PLL周波数シンセサイザ211、221、231の前段には、それぞれプログラマブル分周器212、222、232が設けられており、これらのプログラマブル分周器212、222、232には、例えば19.2MHzの安定した発振周波数を発生する水晶発振器である基準周波数ソース201からの入力信号が供給されている。
【0023】
第2のPLL周波数シンセサイザ221は、第1のPLL周波数シンセサイザ211とは異なり、前段のプログラマブル分周器222から供給される異なる2つの入力周波数で交互に動作する。すなわち、第2のPLL周波数シンセサイザ221には、第1の入力周波数として、UMTSダウンリンク周波数が供給され、第2の入力周波数として、GSM/GPRS周波数帯域に基づく中間周波数が供給される。これにより、GSM/GPRS周波数帯域における整定時間が短くなり、及び位相雑音特性が向上する。
【0024】
第3のPLL周波数シンセサイザ231は、帯域が狭められており(約24MHz)、位相周波数検出器233において、高い周波数の周波数信号を処理し、これにより整定時間が短くなり、位相雑音が低減される。第3のPLL周波数シンセサイザ231の出力側に設けられたデジタル分周器237は、第3のPLL周波数シンセサイザ231の出力信号を分周し、及び第3のPLL周波数シンセサイザ231の周波数ステップを係数Mによって分周する。これにより、位相雑音が更に低減される。図2に示すマルチバンド周波数シンセサイザ200は、4つの出力端子219、229、239、249を備え、これらの出力端子219、229、239、249からは、それぞれの周波数帯域の信号が出力される。各出力端子219、229、239、249に対する周波数帯域の割当を表1に示す。
【0025】
【表1】
Figure 0004233082
【0026】
第1の出力端子219に出力信号を供給するマルチバンド周波数シンセサイザ200のシンセサイザブランチ202は、UMTS周波数帯域のFDD送信機(FDD−T)及びTDD1(1900〜1980MHz)、並びにTDD2(2010〜2025MHz)の周波数帯域の信号を生成する。プログラマブル分周器212は、整数の分周係数Rによって基準周波数fを分周する。ここで、Rは、96に設定され、これにより0.2MHzの周波数信号fが出力される。符号分割係数である分周係数Rは、図2に示す回路における他の全てのプログラマブル分周器と同様に、制御コード(control code)CCによって設定される。
【0027】
位相同期ループ周波数シンセサイザの動作については、図1を用いて既に説明している。プログラマブル分周器212の後段の第1のPLL周波数シンセサイザ211のフィードバックループにおいて適用されている整数の符号分割係数Nは、プログラミング可能に調整され、式1に基づいて、所定の周波数の出力信号fo1を生成する。TDD1/FDD−T周波数帯域に対しては、Nは、9500〜9900の範囲の値をとり、Nの値を1ずつインクリメントすることにより、fo1が0.2MHzずつインクリメントされる。TDD2周波数帯域に対しては、Nの値は、10050から始まり10125で終わる範囲に調整する必要がある。
【0028】
2110〜2170MHzの範囲のUMTS周波数帯域のFDD受信機(RDD−R)として動作する場合、第2のPLL周波数シンセサイザ221の出力信号fo2が第2の出力端子229に供給される。この場合、マルチバンド周波数シンセサイザ200の第2のシンセサイザブランチ203内に設けられているプログラマブル分周器222は、基準周波数fを分周係数Rによって分周する。Rの値は、Rと同じ96である。プログラマブル分周器222により分周された信号は、第2のPLL周波数シンセサイザ221において、フィードバックループで適用されている符号分割係数Nによって制御される逓倍係数により逓倍される。ここで、Nの値は、10550〜10850の範囲をとる。ここでは、出力周波数fo2の周波数ラスタ、すなわち出力周波数fo2の可能なインクリメント値は、0.2MHzのステップに固定されている。
【0029】
マルチバンド周波数シンセサイザ200の第2のシンセサイザブランチ203は、第2のモードで動作し、GSM/GPRS周波数帯域を導き出すのに適切な周波数の信号を生成することができる。この第2のモードでは、プログラマブル分周器222は、基準周波数fを係数R=6により分周し、これにより、第2のPLL周波数シンセサイザ221に3.2MHzの入力周波数信号fD2を供給する。この周波数は、第2のPLL周波数シンセサイザ221において、3.2MHzの周波数ラスタを有する2110〜2390MHzの範囲の周波数に逓倍される。周波数ステップを大きくすることにより、GSM/GPRS周波数帯域信号についても、整定時間が短くなり、位相雑音が低減される。マルチバンド周波数シンセサイザ200の第2のシンセサイザブランチ203は、図1を用いて説明した原理に基づき、2つのモードで動作する。
【0030】
第2のPLL周波数シンセサイザ211から出力される信号からGPRS周波数帯域の信号を生成するために、第2のPLL周波数シンセサイザ211から出力される信号は、周波数ミキサ227において、マルチバンド周波数シンセサイザ200の第3のシンセサイザブランチ204から供給される補助的周波数fo3/8に混合される。周波数ミキサ227は、低域通過フィルタ238と協働して、以下の式に基づく減算器として機能する。
GPRS=fo2−fo3/8 (式2)
ここで、fo3は、第3のPLL周波数シンセサイザ231からの出力信号の周波数を表す。
【0031】
マルチバンド周波数シンセサイザ200の第3のシンセサイザブランチ204において、補助的周波数信号fo3を生成するために、基準周波数fは、プログラマブル分周器232において、値12を有する分周係数Rによって分周される。これにより得られる1.6MHzの信号は、第3のPLL周波数シンセサイザ231に供給され、第3のPLL周波数シンセサイザ231は、プログラマブルデジタル分周器236の分周係数Nを定数である2000に設定することにより、このプログラマブル分周器232からの1.6MHzの信号を3200MHz前後の周波数を有する信号fo3に変換する。信号fo3は、分周係数Mが8に固定されているデジタル分周器237において、400MHzに分周された後、周波数ミキサ227に供給される。これにより、GPRS周波数帯域の信号は、出力信号fo2を適切な値に調整することにより生成される。分周係数Nと、出力信号fo2と、所望のGPRS周波数帯域との関係の詳細を表2に示す。
【0032】
【表2】
Figure 0004233082
【0033】
低域通過フィルタ238は、周波数ミキサ227における混合処理によって生じる高調波成分を除去し、及び第2のPLL周波数シンセサイザ221内の第2のVCO225又は第3のPLL周波数シンセサイザ231内のVCO235で発生する高調波成分を除去する。低域通過フィルタ238の出力信号は、上述の式2によって表される信号であり、マルチバンド周波数シンセサイザ200の第3の出力端子239に供給される。
【0034】
更に、低域通過フィルタ238を前処理器(precursor)として機能させ、前処理された周波数(precursor frequency)を分周係数Mが2に固定されているデジタル分周器241において分周し、このデジタル分周器241において発生する高調波成分を除去するためにデジタル分周器241からの信号を低域通過フィルタ242によってフィルタリングすることにより、GSM帯域の周波数信号がマルチバンド周波数シンセサイザ200の第4の出力端子249を介して出力される。デジタル分周器の構成を単純にするためには、低域通過フィルタ238からの出力信号は、2で除算できるものである必要がある。
【0035】
分周係数Nと、第2のPLL周波数シンセサイザ221の出力信号foと、所望のGSM周波数帯域との関係の詳細を表3に示す。
【0036】
【表3】
Figure 0004233082
【0037】
ここで、例えば符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)等、UMTSに採用されている符号化方式では、処理される特定の信号に含まれている情報は、元の信号よりかなり広い帯域に亘って拡散され、信号伝送における干渉の影響が小さくされるため、第1のPLL周波数シンセサイザ211及び第2のPLL周波数シンセサイザ221の出力信号fo1及びfo2は、例えばGSM/GPRS周波数帯域用の低域通過フィルタ等による後処理を行う必要がない。したがって、第1のVCO215及び第2のVCO225から発生される高調波成分に由来するスプリアススペクトルによって信号伝送の品質が劣化することがない。
【0038】
なお、UMTSアップリンク周波数は、GSM/GPRSアップリンク及びダウンリンク周波数とは独立して生成されるため、UMTSコール期間中に、非圧縮モードでGSMモニタリングを確実に行うことができる。
【0039】
好ましい具体例においては、PLL周波数シンセサイザ211、221、231として、例えばアナログデバイシズ社(Analog Devices:AD)又は他の製造業者から市販されているADF4213整数−NデュアルRF/IF PLL周波数シンセサイザ 1.0GHz/3GHz(ADF4213 Integer-N Dual RP/IP PLL Frequency Synthesizer 1.0 GHz/3 GHz)又はこれに互換性を有する他のPLL周波数シンセサイザを用いる。1〜4個のPLL周波数シンセサイザが1つのパッケージに集積されたデバイスを用いてもよい。アナログデバイス社からのPLL周波数シンセサイザは、ファーストロックモード(Fastlock Mode)と呼ばれるビルトインにより非常に短い整定時間が実現されているため、適しているが、他の製造業者からのデバイスを同様に用いてもよい。
【0040】
更に、本発明の好ましい具体例においては、全てのデジタル回路は、1つの特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)により実現され、VCO215、225、235、ミキサ227、低域通過フィルタ238、242及び基準周波数ソース201については、ディスクリート回路又は他の集積回路を用いて実現する。
【0041】
図3は、本発明に基づくマルチバンド周波数シンセサイザの周波数プランを示す図である。高い干渉特性を示すUMTS周波数帯域を除いて、高調波を含む第1及び第2のVCO215、225の1つから生成された周波数は、マルチバンド周波数シンセサイザ200の受信帯域又は送信帯域に含まれず、このためGSM標準規格0505(GSM standard 0505)の要求が満たされている。このような効果は、GSM/GPRS周波数よりかなり高い周波数を生成するVCOを使用することにより得られる。更に、第3のVCO235の高調波も、デジタル分周器237によって分周することにより、GSM/GPRS受信又は送信帯域に含まれなくなる。
【0042】
更に、どのVCOの周波数も、他のVCOの周波数と異なっており、これにより、スペクトル特性を著しく劣化させる虞があるダイレクトロック(direct lock)が防止される。チューニング範囲が狭いVCOは、チューニング範囲が広いVCOよりも良好なスペクトル特性を示すため、本発明に基づくマルチバンド周波数シンセサイザでは、チューニング範囲が狭いVCOを用いることが好ましい。また、VCOの消費電力は、仕様上の最大周波数に応じて大きくなるため、最大周波数が使用される最大周波数に等しい、又は使用される最大周波数に近いVCOを用いることにより、移動端末装置の充電間隔を長くすることができる。
【0043】
低域通過フィルタ238、242を小さくするためには、複雑なフィルタリングを必要とするイメージ周波数(image frequencies)を回避する必要がある。したがって、周波数ミキサ227の出力におけるスプリアス成分を効果的に飽和させるために、f03/Mの最大値を0.1fo2以下とする必要がある。
【0044】
更に、図3には、第1のPLL周波数シンセサイザ211内の低域通過フィルタ214(LPF1)のフィルタ特性も示されており、この低域通過フィルタ214の帯域幅は、VCO215における周波数の切換が高速に行われるための十分な広さを有するとともに、第1のPLL周波数シンセサイザ211の出力スペクトルに位相雑音が発生するのを防止するための十分な狭さを有する。
【0045】
VCOの周波数は、VCO自体の周波数及び処理中に発生する高調波がスプリアス抑圧に要求される最大帯域幅内に含まれるように選択される。本発明に基づくマルチバンド周波数シンセサイザ200の第3のシンセサイザブランチ204においては、この条件は、Mによって分周される第3のVCO235により生成される信号の周波数及び高調波成分に適用する必要がある。これにより、単純な回路構成を用いた設計によって、図4に示すような、GSM標準規格0505に基づく帯域外放射(outband emissions)に関する要求を満たすことができる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る周波数シンセサイザは、一定の基準周波数信号を生成する基準周波数源と、基準周波数源からの基準周波数信号を第1の種類の周波数帯域の信号に変換する第1の周波数シンセサイザサブユニットと、基準周波数源からの基準周波数信号を第2の種類の周波数帯域の信号に変換するとともに、基準周波数信号を中間周波数信号に変換する第2の周波数シンセサイザサブユニットと、基準周波数信号を、周波数が固定された補助的信号であって、中間周波数信号とともに用いられて第3及び第4の種類の周波数帯域の信号が生成される補助的信号に変換する第3の周波数シンセサイザサブユニットとを備える。これにより、小型で低コストなマルチバンド周波数シンセサイザであって、整定時間が短く、位相雑音が少なく、スプリアススペクトルの量が少ない周波数シンセサイザを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく周波数シンセサイザサブユニットの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に基づくマルチバンド周波数シンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すマルチバンド周波数シンセサイザにおける周波数プランを示す図である。
【図4】検討すべき全ての周波数帯域に関して、基準感度レベルと帯域外放射の制限値を定義する周波数との関係を示す図である。
【符号の説明】
200 マルチバンド周波数シンセサイザ、211 第1のPLL周波数シンセサイザ、212 プログラマブル分周器、221 第2のPLL周波数シンセサイザ、222 プログラマブル分周器、231 第3のPLL周波数シンセサイザ、232 プログラマブル分周器、227 ミキサ、237 デジタル分周器、238 低域通過フィルタ、241 デジタル分周器、242 低域通過フィルタ

Claims (7)

  1. 次世代移動通信システム(UMTS)及び移動通信用グローバルシステム/汎用パケット無線サービス(GSM/GPRS)周波数帯域の周波数を有する信号を生成する周波数シンセサイザにおいて、
    一定の基準周波数信号を生成する基準周波数源と、
    上記基準周波数源からの基準周波数信号を第1の種類の周波数帯域の信号に変換する第1の周波数シンセサイザサブユニットと、
    上記基準周波数源からの基準周波数信号を第2の種類の周波数帯域の信号に変換するとともに、該基準周波数信号を中間周波数信号に変換する第2の周波数シンセサイザサブユニットと、
    上記基準周波数源からの基準周波数信号を、周波数が固定された補助的信号であって、上記中間周波数信号とともに用いられて第3及び第4の種類の周波数帯域の信号が生成される補助的信号に変換する第3の周波数シンセサイザサブユニットと、
    上記第2の周波数シンセサイザサブユニットからの信号と、上記補助的信号に基づく信号とを混合し、上記第3の種類の周波数帯域の信号、又は上記第4の種類の周波数帯域の信号を導き出すための前処理信号を生成する周波数ミキサと、
    上記周波数ミキサから出力される前処理信号を整数値により除算することにより、上記第4の種類の周波数帯域の信号を生成する第5の分周器と、
    を備え、
    上記第1の種類の周波数帯域は、1900MHz乃至1980MHz又は2010MHz乃至2025MHzの範囲を有する帯域であり、
    上記第2の種類の周波数帯域は、2110MHz乃至2170MHzの範囲を有する帯域であり、
    上記第3の種類の周波数帯域は、1710MHz乃至1990MHzの範囲を有する帯域であり、
    上記第4の種類の周波数帯域は、880MHz乃至960MHzの範囲を有する帯域である、周波数シンセサイザ。
  2. 上記第1乃至第3の周波数シンセサイザサブユニットは、それぞれ上記基準周波数信号の周波数値を整数によって除算することにより該基準周波数信号を分周信号に変換する第1乃至第3の分周器を備えることを特徴とする請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  3. 上記第1乃至第3の周波数シンセサイザサブユニットは、上記分周信号を整数倍することにより、整数倍された信号を生成する位相同期ループ周波数シンセサイザを備えることを特徴とする請求項2記載の周波数シンセサイザ。
  4. 上記補助的信号が上記周波数ミキサに供給される前に、該補助的信号を整数値により除算する第4の分周器を備える請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  5. 上記第3又は第4の種類の周波数帯域の信号を生成するための回路において発生する高調波成分を除去するための第1の低域通過フィルタを備える請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  6. 上記第4の種類の周波数帯域の信号を生成する第5の分周器において発生する高調波成分を除去するための第2の低域通過フィルタを備える請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  7. 請求項1乃至6いずれか1項記載の周波数シンセサイザを備え、次世代移動通信システム(UMTS)及び移動通信用グローバルシステム/汎用パケット無線サービス(GSM/GPRS)周波数帯域で使用される移動端末装置。
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