JP4232526B2 - 圧下プレス装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スラブを搬送しながら圧下する板厚圧下プレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スラブの圧延には粗ミルが用いられている。圧延されるスラブは5m〜12mの短尺スラブで、所定の厚みにするため、粗ミルを複数台設けたり、スラブを前進、後進させて圧延をするリバース圧延を行ったりしている。
しかし、近年では、連続鋳造設備による長尺スラブが用いられるようになり、後続する圧延装置に連続的にスラブを搬送することが要望されるため、特開2000−620号公報に示すような、スラブを搬送しながら高い圧下率で板厚を圧下する板厚圧下プレス装置が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−620号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した装置では、スラブの進行方向に平行或いは垂直に並べられた2つクランクシャフトを同期させながら回転させているが、各クランクシャフト及び各クランクシャフトに嵌合する軸受等の加工誤差や組立誤差により、クランクシャフトの軸ずれ或いはクランク角のずれが少なからず発生する。このため、各クランクシャフトには、スラブの押圧の反力が均等に伝わらず、また、一方のクランクシャフトが下死点に達した際には、他方のクランクシャフトのみで所定の押圧を行うこととなり、過負荷状態となる。したがって、各クランクシャフト或いは軸受等の変形や寿命低下を招き、板厚圧下プレス装置の不具合が発生するという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、金型を備えるスライダーを上下及び前後に揺動させることにより、スラブを搬送しながら高い圧下率で板厚を圧下する際に、スライダーを揺動させる複数のクランクシャフトの加工誤差、組立誤差に起因する各クランクシャフトへの過負荷を回避することができる板厚圧下プレス装置を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る圧下プレス装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
第1の発明は、スラブ(1)の上方及び/又は下方に配置された金型(2)を備えるとともに少なくとも2つ以上のクランクシャフト(71,72)が前後方向に並べて嵌合されたスライダー(31)を、クランクシャフト(71,72)を回転駆動することにより上下および前後に揺動させて、スラブ(1)を圧下するとともに後方に搬送する圧下プレス装置(M1)において、クランクシャフト(71,72)のうちの1つ以外のクランクシャフト(72)がスライダー(31)に対して前後方向に移動可能に支持されるようにした。この発明によれば、スライダーに前後方向に並べて嵌合された2つ以上クランクシャフトの間に発生する反発しあう力が発生しても、1つ以外のクランクシャフトがスライダーに対して前後方向に移動するので、反発しあう力をなくすることができる。したがって、反発しあう力の発生に起因する圧下プレス装置の不具合を回避することができる。
【0007】
第2の発明は、スラブ(1)の上方及び/又は下方に配置された金型(2)を備えるとともに少なくとも2つ以上のクランクシャフト(71,72)が上下方向に一列に並べて嵌合されたスライダー(32)を、クランクシャフト(71,72)を回転駆動することにより上下および前後に揺動させて、スラブ(1)を圧下するとともに後方に搬送する圧下プレス装置(M2)において、クランクシャフト(71,72)のうちの1つ以外のクランクシャフト(72)がスライダー(32)に対して上下方向に移動可能に支持されるようにした。この発明によれば、スライダーに上下方向に並べて嵌合された2つ以上クランクシャフトの間に発生する反発しあう力が発生しても、1つ以外のクランクシャフトがスライダーに対して上下方向に移動するので、反発しあう力をなくすることができる。したがって、反発しあう力の発生に起因する圧下プレス装置の不具合を回避することができる。
【0008】
第3の発明は、第1の発明及び第2に発明に係る圧下プレス装置(M1,M2)において、スライダー(31,32)は、クランクシャフト(71,72)と同軸方向に形成されて、前後及び/又は上下方向に平行な対向する内壁を備える四角孔(81,82)と、四角孔(81,82)の前後或いは上下方向のいずれか一方の内壁に内接するとともにクランクシャフト(72)が嵌合されるクランクスライダー(91,92)とを備えるようにした。この発明によれば、簡単な構造により、クランクシャフトをスライダーに対して前後或いは上下方向に相対移動させることができ、クランクシャフト間に発生する反発しあう力をなくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の厚板圧下プレスの第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の厚板圧下プレスM1の構成を示す縦断面図、図2は図1のX−X断面図である。図3は、厚板圧下プレスM1の要部の拡大図である。厚板圧下プレスM1には、スラブ1を挟んで上下に金型2が設けられる。金型2の内部には冷却水を供給し冷却する。なお、外部からも冷却水をかけるようにしてもよい。そして、金型2はスライダー31に金型受け4を介して着脱可能に取付けられる。
スライダー31は、本体51とクランクスライダー91とクランクシャフト71,72等から構成される。本体51には、円孔61がその軸方向をスラブ1の幅方向に平行にして形成され、その円孔61にはクランクシャフト71が嵌合される。また、本体51には、円孔61と同軸方向に四角孔81が形成され、その四角孔81の上下の内壁にクランクスライダー91が内接される。
クランクスライダー91は、本体51に対してスラブ1の流れ方向に平行移動可能に構成され、また、クランクスライダー91には、円孔61と同軸方向に円孔62が形成され、その円孔62にクランクシャフト72が嵌合される。なお、円孔61と円孔62とは、スラブ1の流れ方向(前進方向)に略平行に配置される。
クランクシャフト71,72は、共に、第1軸71aとこの第1軸71aより小径で中心軸を互いにずらして両端に結合された第2軸71bより構成され、第1軸71aは第1軸受8aを介して本体51に支持され、第2軸は第2軸受8bを介してフレーム9に支持される。そして、第2軸71bの一方が不図示の回転駆動装置に接続され、第2軸71bの軸芯(第2軸軸芯B)周りに回転すると、第1軸71aが偏心回転する。なお、第1軸71aの軸芯を第1軸軸芯Aと呼ぶ。
そして、金型2の下流側にはピンチロール12が設けられスラブ1の搬送速度を制御している。ピンチロール12の入側または出側にはテーブルローラ13が設けられ、圧延材を搬送する。
【0010】
次に、厚板圧下プレスM1の動作について説明する。図4はスライダー31の1サイクルの動作を示し、図5は1サイクルにおけるスライダー31とスラブ1の動作を示す図である。厚板圧下プレスM1は、1サイクルはt1〜t2〜t3〜t4〜t1と移動し、t2を挟んでta〜tbの期間で圧下が行われる。図4(a)は、クランクシャフト71,72のクランク角を示し(すなわち、スライダー31の位置を示す)、図4(b)は、スラブ1の搬送速度を示す。そして、図5の(t1)〜(t4)は、図4のt1〜t4に対応する。t1においてスライダー31は、上下方向の中間位置にあり、最も前方に移動した位置にある。t2においては、圧下状態を示し、最下位置であり、前後方向の中間位置にある。t3においては、上下方向の中間位置に上がり、前後方向には最も後方に移動した位置にある。そして、t4においては、最上位置にあり、前後方向には中間位置にある。
そして、スラブ1の搬送速度は、ピンチロール12により制御される。圧下中はスライダー31の前進速度に合わせてスラブ1を搬送し、それ以外では通常搬送速度とする。通常搬送速度としては、1サイクルのスラブ移動距離Lが図1に示す金型2の圧下長さL1より長くない距離となるようにし、さらに下流側の装置に適した速度が選ばれる。このような移動距離Lとすることにより、前のサイクルの圧下長さと次のサイクルの圧下長さとが多少ラップするようになり、適切な圧下が行われる。圧下の際(図4のta〜tbの期間)には、スライダー31がスラブ1の流れ方向に移動し、t2周辺で最大速度になる。したがって、このスライダー31の速度に合わせてピンチロール12によりスラブ1を搬送することにより、圧下時にも圧下に最適の速度で連続的に搬送することができる。
【0011】
以上のような圧下作業の際にクランクシャフト71,72に作用する荷重とトルクについて説明する。図6は、クランクシャフト71,72に作用する荷重を示す図である。
クランクシャフト71,72に作用する荷重とは、スラブ1の圧下の際に、その反力としてクランクシャフト71,72の第1軸71a,72aが受ける荷重R1,R2である。また、クランクシャフト71,72に作用するトルクとは、第1軸71a,72aが受ける荷重R1,R2と、クランクシャフト71,72の荷重方向(R1,R2の方向)に対する偏心量D1,D2とに基づいて第2軸71b,72bに発生するトルクT1,T2である。逆に言えば、クランクシャフト71,72がスラブ1を圧下する際に第2軸71b,72bに加えるトルクである。
ここで、本来、第1軸71a,72aに作用する荷重R1,R2は、垂直方向に均等に発生し、トルクT1,T2が略同一となる。そのため、その理想的な荷重及びトルクの最大値に基づいて、クランクシャフト71,72や駆動系等が設計される。
しかしながら、実際には、クランクシャフト71,72、円孔61,62、或いは軸受8a,8bには、加工誤差や組立誤差が含まれるため、クランクシャフト71,72には、図6に示すように、その絶対値は略同一であるが、荷重方向が異なるために各クランクシャフト71,72が反発しあうような荷重R1,R2が発生する。すなわち、各クランクシャフト71,72には、略同一の垂直方向の荷重に加えて、相反する水平方向の荷重が加わる。なお、図6では、説明を理解しやすくするために荷重の水平方向成分を強調して示している。
このように、クランクシャフト71,72に水平方向成分をもつ荷重R1,R2が加わった状態でクランクシャフト71,72が回転駆動すると、以下のようにトルクT1,T2が変化する。
【0012】
まず、クランクシャフト71,72が回転し、スラブ1のプレスが開始されると、クランクシャフト71,72にはトルクT1,T2が発生する。そのトルクT1,T2は、クランクシャフト71,72に加わる荷重R1,R2に対する偏心量D1,D2が異なるため、同一ではない。
そして、クランクシャフト71,72の回転が進むと、クランクシャフト72は、その偏心方向と荷重R2の方向が略一致する、いわゆる下死点に到達する。クランクシャフト72がクランクシャフト71よりも先に下死点に達すると、クランクシャフト72のトルクT2はゼロとなる。一方、クランクシャフト71は、スラブ1の圧下を単独で受け持つことになり、クランクシャフト71には予想していたトルクの約2倍のトルクT1が加わることになる。
更に回転が進むと、先程とは逆に、クランクシャフト71が下死点に達し、一方、クランクシャフト72は下死点を通過するので、先程のクランクシャフト71の場合と同様に、予想以上のトルクT2が加わってしまう。
【0013】
このように、クランクシャフト71,72に発生する荷重R1,R2が不均一になると、クランクシャフト71,72には、設計値の約2倍以上のトルクT1,T2が発生する場合がある。したがって、クランクシャフト71,72、軸受8a,8b、或いは駆動装置の破損や寿命低下を招いてしまう。このような現象は、装置の加工精度や組立精度を向上させることにより解消できるが、非常に困難であり現実的ではない。
そのため、クランクスライダー91により、2つのクランクシャフト71,72を相対移動させることにより、クランクシャフト71,72間に発生する水平方向の荷重をなくする。すなわち、クランクシャフト71,72間に反発しあうような水平荷重が発生すると、クランクシャフト72がクランクスライダー91とともにスライダー31に対して水平方向に移動して、発生した荷重をなくする。したがって、常にクランクシャフト71,72には垂直方向の略同一の荷重が加わるようになる。これにより、クランクシャフト71,72に加わるトルクT1,T2も同一となる。
以上のようにして、クランクシャフト71,72の間に反発しあう荷重が発生することを回避できるので、厚板圧下プレスM1の故障や寿命低下を防止することができる。
【0014】
以下、本発明の厚板圧下プレスの第2実施形態について図面を参照して説明する。図7は第2実施形態の厚板圧下プレスM2の構成を示す縦断面図である。なお、図1〜図3に示したものと同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。
厚板圧下プレスM2のスライダー32の本体52には、クランクシャフト71が嵌合される円孔61と、その円孔61の上方に円孔61と同軸方向の四角孔82が形成される。そして、四角孔82の左右の内壁にクランクスライダー92が嵌合される。
クランクスライダー92は、本体52に対して垂直方向に平行移動可能に構成され、また、クランクスライダー92には、円孔61と同軸方向に円孔62が形成され、その円孔62にクランクシャフト72が嵌合される。なお、円孔61と円孔62とは、垂直方向に略平行に配置される。
そして、クランクシャフト71,72の第1軸71aは第1軸受8aを介して本体52に支持され、第2軸は第2軸受8bを介してフレーム9に支持される。
【0015】
厚板圧下プレスM2においても、クランクシャフト71,72、円孔61,62、或いは軸受8a,8bの加工誤差や組立誤差に起因して、クランクシャフト71,72同士が反発しあうような荷重R3,R4が発生することになる。
そのため、クランクスライダー92により、2つのクランクシャフト71,72を相対移動させることにより、クランクシャフト71,72間に発生する反発しあう荷重をなくする。すなわち、クランクシャフト71,72間に反発しあうような荷重が発生すると、クランクシャフト72がクランクスライダー92とともにスライダー31に対して垂直方向に移動して、発生した荷重をなくする。
このように、クランクシャフト72は、クランクスライダー92とともにスライダー31に対して垂直方向に移動するので、スラブ1の圧下に伴う反力を受け持たず、クランクシャフト71と同期して回転することにより、スライダー32を常に水平に保つように機能する。そして、スラブ1の圧下に伴う反力は、クランクシャフト71が全て受けることになる。
以上のようにして、クランクシャフト71,72の間に反発しあう荷重が発生することが回避できるので、厚板圧下プレスM2の故障や寿命低下を防止することができる。
【0016】
なお、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲においてプロセス条件や設計要求等に基づき種々変更可能である。本発明は、例えば以下のような変更をも含むものとする。
厚板圧下プレスM1においては、円孔61と円孔62とは、スラブ1の流れ方向(前進方向)に略平行に配置されたが、これに限らず、円孔61が円孔62に対して斜め上方或いは斜め下方に配置されてもよい。
また、クランクシャフトが2本の場合について説明したが、これに限らず、複数本であってもよい。なお、この場合には、1本のクランクシャフト以外は、クランクシャフトスライダーを介してスライダー本体に支持される。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の効果を得ることができる。
第1の発明は、スラブの上方及び/又は下方に配置された金型を備えるとともに少なくとも2つ以上のクランクシャフトが前後方向に並べて嵌合されたスライダーを、クランクシャフトを回転駆動することにより上下および前後に揺動させて、スラブを圧下するとともに後方に搬送する圧下プレス装置において、クランクシャフトのうちの1つ以外のクランクシャフトがスライダーに対して前後方向に移動可能に支持されるようにした。これにより、スライダーに前後方向に並べて嵌合された2つ以上クランクシャフトの間に発生する反発しあう力が発生しても、1つ以外のクランクシャフトがスライダーに対して前後方向に移動するので、反発しあう力をなくすることができる。したがって、反発しあう力の発生に起因する圧下プレス装置の不具合を回避することができる。
【0018】
第2の発明は、スラブの上方及び/又は下方に配置された金型を備えるとともに少なくとも2つ以上のクランクシャフトが上下方向に一列に並べて嵌合されたスライダーを、クランクシャフトを回転駆動することにより上下および前後に揺動させて、スラブを圧下するとともに後方に搬送する圧下プレス装置において、クランクシャフトのうちの1つ以外のクランクシャフトがスライダーに対して上下方向に移動可能に支持されるようにした。これにより、スライダーに上下方向に並べて嵌合された2つ以上クランクシャフトの間に発生する反発しあう力が発生しても、1つ以外のクランクシャフトがスライダーに対して上下方向に移動するので、反発しあう力をなくすることができる。したがって、反発しあう力の発生に起因する圧下プレス装置の不具合を回避することができる。
【0019】
第3の発明は、第1の発明及び第2に発明に係る圧下プレス装置において、スライダーは、クランクシャフトと同軸方向に形成されて、前後及び/又は上下方向に平行な対向する内壁を備える四角孔と、四角孔の前後或いは上下方向のいずれか一方の内壁に内接するとともにクランクシャフトが嵌合されるクランクスライダーとを備えるようにした。これにより、簡単な構造により、クランクシャフトをスライダーに対して前後或いは上下方向に相対移動させることができ、クランクシャフト間に発生する反発しあう力をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 厚板圧下プレスの構成を示す縦断面図
【図2】 厚板圧下プレスの構成を示す横断面図
【図3】 厚板圧下プレスの要部の拡大図
【図4】 スライダーの1サイクルの動作を示す図
【図5】 1サイクルにおけるスライダーとスラブの動作を示す図
【図6】 クランクシャフトに作用する荷重を示す図
【図7】 厚板圧下プレスの構成を示す縦断面図
【符号の説明】
1 スラブ
2 金型
31,32 スライダー
71,72 クランクシャフト
81,82 四角孔
91,92 クランクスライダー
M1,M2 厚板圧下プレス(圧下プレス装置)
Claims (3)
- スラブの上方及び/又は下方に配置された金型を備えるとともに少なくとも2つ以上のクランクシャフトが前後方向に並べて嵌合されたスライダーを、該クランクシャフトを回転駆動することにより上下および前後に揺動させて、前記スラブを圧下するとともに後方に搬送する圧下プレス装置において、
前記クランクシャフトのうちの1つ以外のクランクシャフトが前記スライダーに対して前後方向に移動可能に支持されることを特徴とする圧下プレス装置。 - スラブの上方及び/又は下方に配置された金型を備えるとともに少なくとも2つ以上のクランクシャフトが上下方向に一列に並べて嵌合されたスライダーを、該クランクシャフトを回転駆動することにより上下および前後に揺動させて、前記スラブを圧下するとともに後方に搬送する圧下プレス装置において、
前記クランクシャフトのうちの1つ以外のクランクシャフトが前記スライダーに対して上下方向に移動可能に支持されることを特徴とする圧下プレス装置。 - 前記スライダーは、前記クランクシャフトと同軸方向に形成されて、前後及び/又は上下方向に平行な対向する内壁を備える四角孔と、該四角孔の前後或いは上下方向のいずれか一方の内壁に内接するとともに前記クランクシャフトが嵌合されるクランクスライダーとを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧下プレス装置。
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