JP4231616B2 - 媒体排出機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置やプリンタ装置において、媒体を排出する媒体排出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来のファクシミリ装置の原稿排出機構においては、一対のローラの間を原稿が通過するようにして、一方のローラに駆動力を与えて回転させることにより原稿を排出するようにしている。具体的に説明すると、駆動力を与えられる排出ローラに、回転自在に設けられたピンチローラを圧接し、排出ローラが回転することによりピンチローラもそれにつられて回転し、両ローラの間に原稿が入り込むことにより原稿は搬送、排出される。
【0003】
しかしながら原稿の後端が排出ローラとピンチローラの接触点を通過した後は原稿にローラから搬送力は付与されなくなる。そのため排出ローラが回転しているにもかかわらず原稿の後端が下側のローラの上に残ってしまう。そうすると、その後端が残った原稿が、後から搬送されてきた次の原稿の先端に押されてスタッカから落下するか、もしくは前の原稿が後から来た原稿の排出口を塞ぎ、後から来た原稿がジャムを起こす。
【0004】
上記の問題に対する対策として、従来では、ピンチローラの左右両側に、ゴムまたはスポンジ等の柔らかい材質で作られた掃出し用の羽根状部材を設け、この羽根状部材で残った原稿の後端を押し出すようにした方法が採られていた。従来の羽根状部材を図8に示す。
【0005】
図8において、排出ピンチローラ1はスプリング2により排出ローラ3に圧接されている。排出ローラ3は矢印方向に回転駆動され、排出ローラ3の回転に伴って排出ピンチローラ1も回転する。排出ローラ3の右側(排出側)にはスタッカ4が配置されている。また排出ピンチローラ1の軸5には2個の掃出し羽根6が設けられ、掃出し羽根6は排出ピンチローラ1の周面より突出して設けられている。
【0006】
図は原稿7の後端が排出ローラ3上に残った状態を示し、図示するように、排出ピンチローラ1と同時に回転する掃出し羽根6により原稿7の後端が排出ローラ3上から押し出される。なお図にAで示す点は原稿7の後端位置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の排出機構においては、原稿の位置にかかわらず掃出し羽根6は常に回転しているので、この掃出し羽根6が排出ローラと排出ピンチローラの間を通過する前の原稿を周期的に叩き、異音が発生するという問題があった。また絶えず原稿を叩くことにより、柔らかい材質で作られている掃出し羽根が磨耗あるいは破損しやすくなり、十分な耐久性を保証できないという問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、排出ローラと該排出ローラに圧接して回転するピンチローラとにより媒体を排出する媒体排出機構において、媒体搬送域上に媒体搬送方向と直交する方向に回転自在に配設したシャフトと、前記シャフトに設けられ、該シャフトの回転により先端部が前記排出ローラとピンチローラの圧接位置より搬送方向下流側の媒体搬送域に突出する突出部材と、前記シャフトに設けられ、所定範囲にギヤ歯部を備え、前記排出ローラを回転させる排出ローラギアと噛み合い可能で、前記突出部材が媒体の前記圧接位置通過に伴って移動することにより前記排出ローラギアと噛み合い、所定量前記シャフトを回転させるギア部とを設け、前記所定範囲は、前記突出部材を、前記シャフトに設けられた前記突出部材の回転範囲の前記シャフトの真下から真上までの間における前記搬送方向下流側の半円、及び、前記搬送方向上流側の前記真上から前記媒体搬送域より上方までの間に位置させる範囲であることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成の本発明によれば、突出部材は、媒体が排出ローラとピンチローラにより搬送されている間は媒体上にあり、媒体の後端が排出ローラとピンチローラの圧接位置を通過すると、それに伴って媒体の後端を追うように回転する。これによりギア部が排出ローラギアと噛み合い、シャフトが所定量回転する。シャフトの回転により突出部材がさらに回転し、媒体の後端を押し出す。このように突出部材が媒体を叩くことなく、媒体の押し出しが可能である。
【0010】
また他の発明は、回転自在に設けられ、自重により一部が、前記排出ローラの側方で、前記排出ローラとピンチローラの圧接位置より搬送方向下流側、且つ、媒体搬送域より下側まで突出する突出部材を設け、搬送される媒体の先端部により前記突出部材は媒体搬送域から上方へ退避させられ、前記圧接位置を通過した媒体の後端部を前記圧接位置より前記搬送方向下流側で前記突出部材の自重により排出方向へ押し出すことを特徴とする。
【0011】
上記他の発明によれば、媒体が排出ローラとピンチローラの間に搬送されてくると、突出部材は回転して媒体搬送域から上方へ退避する。媒体が排出ローラとピンチローラの圧接位置を通過すると、自重により回転して媒体の後端部を排出方向へ押し出す。このように突出部材が媒体を叩くことなく、媒体の押し出しが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の媒体排出機構を示す斜視図、図2は第1の実施の形態の要部を示す側面図である。以下に述べる実施の形態においては、媒体排出機構としてファクシミリ装置における原稿排出機構を例にとって説明する。
【0013】
図1において、ペーパーガイド11の中央部には搬送ローラ12、13、14がそれぞれ配設され、これらの搬送ローラ12、13、14はそれぞれ個別に駆動力を得ている。図示してはいないが、ペーパーガイド11の上に適当な間隙を持ってもう一つのペーパーガイドが設けられ、原稿は両ペーパーガイドの間を搬送される。ペーパーガイド11の搬送方向下流側には読取りセンサ15が配設されている。読取りセンサ15は原稿を読取るセンサで、原稿の全幅に渡って設けられている。
【0014】
読取りセンサ15の搬送方向下流にはペーパーガイド16が設けられている。ペーパーガイド16の中央部には排出ローラ17が配設され、排出ローラ17が取付けられた軸18の端部には排出ギア19が取付けられ、排出ギア19はアイドルギア20を介してモータギア21により回転駆動される。モータギア21はモータ22に取付けられる。
【0015】
排出ローラ17の上部には排出ピンチローラ23が設けられている。排出ピンチローラ23は中空になっており、その中を樹脂形成によって作られたピンチシャフト24が通っている。排出ピンチローラ23とピンチシャフト24は互いに独立して回転する。ピンチシャフト24は、排出ピンチローラ23を覆うようにして装置本体に設けられたローラホルダ25に取付けられている。排出ピンチローラ23の両側にはカラー26が取付けられ、ローラホルダ25の上部平面部とカラー26との間にはそれぞれスプリング27が配設されている。スプリング27はピンチシャフト24を押しつけることにより排出ピンチローラ23を排出ローラ17に圧接する。
【0016】
ピンチシャフト24には、ローラホルダ25の両外側に掃出し羽根28が一体に取付けられている。掃出し羽根28の先端部は、ペーパーガイド16に形成された切り欠き部29に入り込み、原稿の搬送領域に十分入り込んだ状態になっている。切り欠き部29は掃出し羽根28の回転を妨げない形状になっている。ピンチシャフト24の端部にはピンチシャフトギア30が取付けられている。
【0017】
ピンチシャフトギア30は、図2に示すように、半円より若干長いギア部31を有し、ギア部31は排出ギア19と噛み合い可能となっている。ギア部31は、排出ローラ17と排出ピンチローラ23の間に入り込む原稿32の上に掃出し羽根28が存在するときは、排出ギア19と噛み合わない状態になっている。ペーパーガイド16の媒体搬送方向下流側には排出される原稿を収納するスタッカ33が設けられている。またペーパーガイド11内には原稿32の到来を検出する検出センサ34が設けられている。
【0018】
次に第1の実施の形態の動作をさらに図3を用いて説明する。図3は第1の実施の形態の動作を示す概略側面図である。原稿32が搬送される前は掃出し羽根28は自重により真下に来た位置、即ち、図3に示す位置にある。この状態ではピンチシャフトギア30は排出ギア19と噛み合っている。
【0019】
ここで原稿32が搬送ローラ12、13、14により搬送され、原稿の到来が検出センサ34により検出されると、モータ22が回転を開始する。モータ22が回転すると、モータギア21、アイドルギア20および排出ギア19を介して排出ローラ17が図3における反時計回り方向に回転し、それとともにピンチシャフトギア30が時計回り方向に回転し、同時に掃出し羽根28も同方向に回転する。
【0020】
原稿32は搬送ローラ12、13、14により搬送され、ついで排出ローラ17により搬送されるが、ピンチシャフトギア30により回転される掃出し羽根28が真上に来て、さらにピンチシャフトギア30が排出ギア19から外れると、掃出し羽根28は自重により時計回り方向に回転して落下する。このとき原稿32が排出ローラ17および排出ピンチローラ23の間に到達していれば、掃出し羽根28は原稿32上に落下する。原稿32がまだこの位置に到達していなければ、掃出し羽根28は真下に来て、再び回転する。この場合には次の回転で掃出し羽根28は原稿32上に落下する。
【0021】
原稿32は掃出し羽根28が上に乗った状態で排出ローラ17および排出ピンチローラ23により搬送される。このときピンチシャフトギア30は、図2に示すように、排出ギア19に噛み合っていないので、掃出し羽根28は回転しない。原稿32が搬送されていき、原稿32の後端部が掃出し羽根28の位置を通過すると、それに追随するように掃出し羽根28も回転する。
【0022】
この掃出し羽根28の回転により、ピンチシャフトギア30が排出ギア19に噛み合い、回転する。これにより掃出し羽根28も回転する。排出ローラ17および排出ピンチローラ23の間を通過した原稿32は、後端部が図3に示す点Aの位置で停止しており、回転する掃出し羽根28はこの原稿32の後端部を排出方向に押し出す。
【0023】
掃出し羽根28はピンチシャフトギア30の排出ギア19との噛み合いにより図3に28´で示す位置まで回転し、それ以降は掃出し羽根28に回転力は伝達されない。しかしながら28´で示す位置は真上を超えた位置であり、この位置から掃出し羽根28は自重により時計回り方向に回転して落下する。このとき、掃出し羽根28の落下位置に次の原稿32がすでに搬送されてきていれば掃出し羽根28はその原稿32上に乗り、原稿32がなければもう1度掃出し羽根28は回転することになる。
【0024】
以上のように第1の実施の形態によれば、掃出し羽根28が原稿32上に乗っているときには、即ち、原稿32が搬送されているときには、掃出し羽根28は回転されず、原稿32の後端部が排出ローラ17を通過するときに掃出し羽根28が回転するようにしたので、掃出し羽根28が原稿32を叩くことなく押し出すことができる。また掃出し羽根28が原稿32を叩くことがないので、耐久性を得るために掃出し羽根用に高価な素材を使用する必要がなくなる効果が得られる。
【0025】
第1の実施の形態の変形例として、掃出し部材をピンチシャフトを一体成形することにより形成してもよい。このようにすれば、別部材として掃出し羽根を設ける必要が無く、製造コストが安価になる効果がある。
【0026】
次に第2の実施の形態を説明する。図4は第2の実施の形態の媒体排出機構を示す斜視図、図5は第2の実施の形態の要部を示す正面図である。第2の実施の形態は、排出ピンチローラの両側に、掃出し羽根を設ける代わりに、排出プレートを設けたものである。
【0027】
図4において、ペーパーガイド11の中央部には搬送ローラ12、13、14がそれぞれ配設され、原稿はこれらの搬送ローラ12、13、14により搬送される。ペーパーガイド11の搬送方向下流側には、原稿を読取る読取りセンサ15が原稿の全幅に渡って設けられている。
【0028】
読取りセンサ15の搬送方向下流にはペーパーガイド16が設けられている。ペーパーガイド16の中央部には排出ローラ17が配設され、排出ローラ17が取付けられた軸18の端部には排出ギア19が取付けられ、排出ギア19はアイドルギア20を介してモータギア21により回転駆動される。モータギア21はモータ22に取付けられる。
【0029】
排出ローラ17の上部には排出ピンチローラ23が設けられている。排出ピンチローラ23はピンチシャフト40により支持され、ピンチシャフト40は、排出ピンチローラ23を覆うようにして装置本体に設けられたローラホルダ25に取付けられている。排出ピンチローラ23の両側にはカラー26が取付けられ、ローラホルダ25の上部平面部とカラー26との間にはそれぞれスプリング27が配設されている。スプリング27はピンチシャフト40を押しつけることにより排出ピンチローラ23を排出ローラ17に圧接する。
【0030】
ピンチシャフト40には、排出ピンチローラ23とカラー26との間に、排出プレート41が設けられている。排出プレート41には、図6に示すように、ピンチシャフト40の径より十分大きい径の長孔42が形成されており、排出プレート41はピンチシャフト40の回転に影響されずに、自由に回転可能となっている。排出プレート41は、曲線形状の傾斜部41aを有し、この傾斜部41aは原稿32の搬送領域より十分下側へ入り込んでいる。排出プレート41は、外力が加えられない状態においては、自重により図6に示す状態になっている。図6は排出プレートを示す側面図である。
【0031】
ペーパーガイド16の媒体搬送方向下流側には排出される原稿を収納するスタッカ33が設けられている。またペーパーガイド11内には原稿32の到来を検出する検出センサ34が設けられている。
【0032】
次に第2の実施の形態の動作をさらに図7を用いて説明する。図7は第2の実施の形態の動作を示す側面図である。原稿32が搬送される前は排出プレート41は自重により傾斜部41aが真下に来た位置、即ち、図6に示す位置にある。
【0033】
ここで原稿32が搬送ローラ12、13、14により搬送され、原稿の到来が検出センサ34により検出されると、モータ22が回転を開始する。モータ22が回転すると、モータギア21、アイドルギア20および排出ギア19を介して排出ローラ17が回転し、それとともに排出ピンチローラ23も回転する。
【0034】
原稿32は図6に示すように搬送ローラ12、13、14により矢印B方向に搬送されて、排出ローラ17と排出ピンチローラ23の間に到達する。このとき原稿32の先端部が排出プレート41の傾斜部41aに突き当たり、排出プレート41を押す。これにより排出プレート41は、矢印C方向に回転し、原稿32の搬送領域から上方に退避する状態となる。この状態で原稿32は排出プレート41の傾斜部41aを擦る形でさらに搬送され続ける。
【0035】
原稿32の後端部が排出ローラ17と排出ピンチローラ23の間を通過すると、排出プレート41は自重により図7に示す矢印D方向に回転しようとする。この回転により、原稿32の後端部が排出ローラ17に押し付けられ、原稿32は回転している排出ローラ17により搬送力を付与され、完全に排出される。
【0036】
以上のように第2の実施の形態によれば、排出ピンチローラ23の両側に回転自在な排出プレート41を設けたことにより、極めて簡単な構成で、原稿32を掃出し羽根で叩くことなく押し出すことができる。
【0037】
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、搬送されてくる原稿の位置を検出し、その検出情報に基づいて掃出し羽根を強制的に駆動して、原稿が排出ローラと排出ピンチローラの間を通過している間は掃出し羽根を原稿の上に乗せるようにし、原稿の後端部が排出ローラと排出ピンチローラの間を通過するタイミングに合わせて再度掃出し羽根を駆動して原稿を押し出すようにしてもよい。この場合には原稿の位置を検出する手段と、その検出情報に基づいて掃出し羽根を駆動制御する手段が必要となる。
【0038】
また上記各実施の形態では媒体排出機構として、ファクシミリ装置における原稿排出機構を例にとって説明したが、これ以外にも例えば、ファクシミリ装置の受信画排出機構やプリンタ装置の記録紙排出機構等、単票状の媒体を排出する幅広い媒体排出機構に適用可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、突出部材は、媒体が排出ローラとピンチローラにより搬送されている間は媒体上にあり、媒体の後端が排出ローラとピンチローラの圧接位置を通過すると、それに伴って媒体の後端を追うように、前記シャフトの真下から真上までの間において、前記搬送方向下流側の半円、及び、前記搬送方向上流側の前記真上から前記媒体搬送域より上方の位置まで回転するようにしたので、突出部材が媒体を叩くことなく、媒体の押し出しが可能である。
【0040】
また他の発明によれば、媒体が排出ローラとピンチローラの間に搬送されてくると、突出部材は揺動して媒体搬送域から上方へ退避し、媒体が排出ローラとピンチローラの圧接位置を通過すると、自重により揺動して前記圧接位置より前記搬送方向下流側で媒体の後端部を排出方向へ押し出すようにしたので、突出部材が媒体を叩くことなく、媒体の押し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の媒体排出機構を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の要部を示す側面図である。
【図3】第1の実施の形態の動作を示す側面図である。
【図4】第2の実施の形態の媒体排出機構を示す斜視図である。
【図5】第2の実施の形態の要部を示す正面図である。
【図6】排出プレートを示す側面図である。
【図7】第2の実施の形態の動作を示す側面図である。
【図8】従来の羽根状部材を示す側面図である。
【符号の説明】
17 排出ローラ
19 排出ギア
22 モータ
23 排出ピンチローラ
24 ピンチシャフト
28 掃出し羽根
30 ピンチシャフトギア
32 原稿
41 排出プレート

Claims (5)

  1. 排出ローラと該排出ローラに圧接して回転するピンチローラとにより媒体を排出する媒体排出機構において、
    媒体搬送域上に媒体搬送方向と直交する方向に回転自在に配設したシャフトと、
    前記シャフトに設けられ、該シャフトの回転により先端部が前記排出ローラとピンチローラの圧接位置より搬送方向下流側の媒体搬送域に突出する突出部材と、
    前記シャフトに設けられ、第1の所定範囲にギア歯部を備え、前記排出ローラを回転させる排出ローラギアと噛み合い可能で、前記突出部材が媒体の前記圧接位置通過に伴って移動することにより前記排出ローラギアと噛み合い、前記ギア歯部に応じて第2の所定範囲前記シャフトを回転させるギア部とを設け、
    前記第2の所定範囲は、前記突出部材を、前記シャフトに設けられた前記突出部材の回転範囲の前記シャフトの真下から真上までの間における前記搬送方向下流側の半円、及び、前記搬送方向上流側の前記真上から前記媒体搬送域より上方までの間に位置させる範囲であることを特徴とする媒体排出機構。
  2. 前記突出部材は前記シャフトの一部で形成される請求項1記載の媒体排出機構。
  3. 前記ギヤ歯部の長さは、前記ギア部の円周の半円以上の長さである請求項1又は2に記載の媒体排出機構。
  4. 排出ローラと該排出ローラに圧接して回転するピンチローラとにより媒体を排出する媒体排出機構において、
    回転自在に設けられ、自重により一部が、前記排出ローラの側方で、前記排出ローラとピンチローラの圧接位置より搬送方向下流側、且つ、媒体搬送域より下側まで突出する突出部材を設け、
    搬送される媒体の先端部により前記突出部材は前記媒体搬送域から上方へ退避させられ、前記圧接位置を通過した媒体の後端部を前記圧接位置より前記搬送方向下流側で前記突出部材の自重により排出ローラに押し付けて媒体に搬送力を付与することを特徴とする媒体排出機構。
  5. 前記突出部材は、前記媒体搬送域より下側に曲線形状であり、媒体搬送域に媒体が搬送され前記突出部材が上方へ退避させられると媒体と接触する位置に傾斜部を設ける請求項4記載の媒体排出機構。
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