JP4228103B2 - 穀粒搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインや穀粒専用運搬車などの穀粒排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンバインの穀粒排出装置は、図18に示す本出願人の先発明(特開平9−54号)に開示したように、穀粒を一時貯留するグレンタンク3の底部に水平方向に穀粒を搬送する底部螺旋10を設け、該底部螺旋10に連接して縦方向に穀粒を搬送し、かつ縦軸回りに旋回自在の揚穀筒4と、該揚穀筒4に連接して横方向に穀粒を搬送し、上下昇降自在で、かつ長さ方向にズーム伸縮自在の固定搬送筒6と移動搬送筒7とからなる排穀オーガ5を設ける構成になっている。
【0003】
そして、排穀作業時に排穀すべき位置にオーガ排出口9を配置するために、揚穀筒4を旋回し、固定搬送筒6と移動搬送筒7を昇降し、かつ移動搬送筒7をズーム伸張あるいはズーム短縮し、また、刈取り作業時、路上走行時など排穀作業を行わないときには、移動搬送筒7をズーム短縮させてコンバイン上のオーガ受け35に着座、収納する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコンバインにおいて、排穀オーガ5による排穀運転時には、固定搬送筒6と移動搬送筒7を昇降し、かつ移動搬送筒7をズーム伸張あるいはズーム短縮してオーガ排出口9から排穀するが、このとき固定搬送筒6と移動搬送筒7内に設けられた搬送螺旋14の回転により穀粒がオーガ排出口9に向けて順次搬送される。
【0005】
しかし、固定搬送筒6と移動搬送筒7内の搬送螺旋の回転による穀粒の搬送は必ずしもスムーズではなかった。すなわち金属製の搬送螺旋14の表面は良く滑るので、穀粒がオーガ排出口9に向けて前進しにくいことがあった。
【0006】
そこで、本発明は、穀粒がオーガ排出口に向けてスムーズに効率良く運ぶことができるコンバインの穀粒排出装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の課題は、次の解決手段により解決される。
すなわち、固定搬送筒(6)と移動搬送筒(7)とからなる伸縮自在の筒体を設け、固定搬送筒(6)内には金属製の搬送螺旋(14)を内装し、移動搬送筒(7)内には搬送螺旋(15)の軸内に摺動自在に挿入する伝動軸(16)を設け、伝動軸(16)には、外周部を円筒状に形成して伝動軸(16)に対して摺動自在に嵌合する軸受ボス(18)と、該軸受ボス(18)の外周面に固定された平板状のスペーサ(19)と、該スペーサ(19)の両端部に支持固定されたスパイラル形状であって、穀粒搬送面に凸部と凹部を設け、外周部分の肉厚を基部側の肉厚より厚くした合成樹脂製の螺旋体(20)とから形成される螺旋単体(17)を多数を設け、スペーサ(19)は、その両端部を軸受ボス(18)より伝動軸(16)の軸方向にそれぞれ突出させてフック(19a)を設け、該フック(19a)を隣接する螺旋単体(17)のスペーサ(19)の端部に設けられるフック(19a)と係合可能な形状とし、軸受ボス(18)の伝動軸(16)の軸方向の長さ(A)はスペーサ(19)の伝動軸(16)の軸方向の長さ(B)の約半分とし、スペーサ(19)の伝動軸(16)の径方向の幅は軸受ボス(18)の半径より小さくし、前記固定搬送筒(6)と移動搬送筒(7)とからなる筒体の伸縮に対応して隣接する螺旋単体(17)同士を最も接近させたときには隣接する軸受ボス(18)同士を間隔ができない位置まで接近でき、隣接する螺旋単体(17)同士を最も離れさせたときには隣接するフック(19a)同士を係合できる構成からなる穀粒搬送装置である。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、伝動軸に多数の螺旋単体17を摺動自在に嵌合して相互の間隔を調節することができ、穀粒を効率よく搬送できる。また、本発明の上記排穀オーガ内に設けられる螺旋部材のスパイラル形状の螺旋体(螺旋体20)表面の穀粒搬送面に凸部と凹部を設けることで、搬送面に穀粒を引っ掛けながら効率よく搬送することができる。
【0009】
このとき、排穀オーガ内に設けられる螺旋部材(螺旋単体17)を合成樹脂製とすることで、凸部と凹部を設ける加工が容易になり、また軽量で、安価になる。さらに、排穀オーガ内に設けられる伸縮する部分の螺旋は合成樹脂製とし、伸縮しない固定された螺旋部材は金属製とすることが望ましい。伸縮する部分の螺旋部材を金属製にすると、高価格の軽量金属を用いる必要がある等の理由で非常にコストがかかるので、伸縮する部分の螺旋部材を合成樹脂製とし、軽量金属を使用する必要の無い固定部分の螺旋部材を低価格の金属製とし、全体としてコストのかからないオーガ用の螺旋を構成することができる。
【0010】
また、金属製の伸縮するズーム螺旋部材では、スパイラル形状の螺旋体(螺旋体20)の肉厚は一定か外周に向かって薄くなっていく構成であるので、長期使用すると摩耗してしまうが、合成樹脂製の螺旋部材は、スパイラル形状の螺旋体(螺旋体20)の外周部分の肉厚を厚くしても重量が大きく増えないで、しかも一番摩耗の激しいスパイラル形状の螺旋体(螺旋体20)の外周部分の肉厚を厚くすることができ、長期間使用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について以下図面と共に説明する。
図8は本発明のコンバインの左側面図であり、図9はコンバインの正面図であり、図10はコンバインの右側面図である。また、図3は排穀用のオーガ部分の構造を説明する図である。
【0013】
図8ないし図10を参照して、コンバインの機能の概略を説明する。
コンバインは、クローラ1を有する車台2の上に操縦席40を設けて、該操縦席40においてオペレータが操縦、操作して圃場に植立する穀稈を刈り取る刈取装置34、この刈り取られた穀稈を供給搬送装置で搬送した後、これを脱穀する脱穀装置37、脱穀された穀粒を収容するグレンタンク3、このグレンタンク3の底部に設けた底部螺旋10(図3)によって後方へ排出される穀粒をコンバインの外部へ搬送する排穀オーガ5などから構成される。
【0014】
排穀オーガ5は、底部螺旋10の後端部に連接されて上方へ搬送する揚穀筒4および揚穀筒4に連接され、横方向へ穀粒を搬送する固定搬送筒6、移動搬送筒7などからなる。移動搬送筒7の先端にはオーガ排出口9が設けられている。
【0015】
図8に示すコンバインは、車台2の下部にゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯状に成型した左右一対のクローラ1を持ち、乾田はもちろんのこと、湿田においてもクローラ1が若干沈下するだけで自由に走行できる構成の走行装置を備え、車台2の前部には刈取装置34を搭載し、車台2の上部には図示しないエンジン(図示せず)ならびにグレンタンク3、脱穀装置37、操縦席40を備えている。
【0016】
コンバインのグレンタンク3に貯留された穀粒は底部螺旋10から排出されるが底部螺旋10は、図3に示すように、グレンタンク3の底部に軸装して設け、始端側を機外の伝動軸11にクラッチ装置12を介して連結し、終端側を揚穀筒4の下部まで延長して、内装している揚穀螺旋13の下端部に接続して構成している。
【0017】
図1には螺旋単体17の斜視図を示す。図2には、複数の螺旋単体17から構成される一連の伸縮螺旋15の斜視図を示す。そして、排穀オーガ5(図3)は、前記揚穀筒4の上部に上下方向へ昇降自由に接続する固定搬送筒6と、これに接続する移動搬送筒7とから構成しているが、以下、その構成を具体的に説明する。
【0018】
まず、固定搬送筒6は、図3に示すように、基部を前記揚穀筒4の上部に連結し、先端部を外方に延長して設け、その筒内には、始端部を前記揚穀螺旋13に接続した搬送螺旋14を内装して、揚穀筒4から受け継いだ穀粒を搬送する構成としている。
【0019】
そして、移動搬送筒7は、図3に示すように、先端部にオーガ排出口9を開口して設け、基部側を前記固定搬送筒6の先端側から挿入嵌合して摺動自由に転結している。
【0020】
次に、伸縮螺旋15は図3に示すように移動搬送筒7内において、先端部をオーガ排出口9の上方位置に軸受して後部を固定搬送筒6側に延長して前記搬送螺旋14の軸内に摺動自由に挿入した伝動軸16を軸架して設け、この伝動軸16に多数の螺旋単体17(図1)を摺動自由に嵌合して相互の間隔を調節できるように構成している。
【0021】
そして、螺旋単体17は、図1に示すように前記伝動軸16に摺動自由に嵌合する外周部が円筒状の軸受ボス18の外周面に固定された平板状のスペーサ19と該スペーサ19の両端部と軸受ボス18に支持固定されたスパイラル形状の螺旋体20から構成されている。スペーサ19の両端はフック状になっており、互いに隣接するスペーサ19のフック19a同士が係合可能になっている。
【0022】
そして、軸受ボス18の長さAは図1に示すように、スペーサ19の長さBの約半分であり、またスペーサ19の幅は軸受ボス18の半径より小さいので、螺旋単体17は図2に示すように螺旋体20を隣接の螺旋体20に最も接近したとき、隣接の軸受けボス18との間に間隔ができないように近接させることができる。そして、図1に示すように隣接する軸受けボス18同士の間隔が最も離れたときには、隣接するスペーサ19のフック19a同士が係合し、隣接する螺旋体20同士を係止して離脱を防止するために螺旋単体17が最も離れても螺旋体20同士は繋がっている構成としている。
【0023】
このように構成された螺旋単体17は、角軸にした前記伝動軸16に対して、回転方向へは規制され、軸方向には摺動自由の状態にして嵌合され、複数によって一連の伸縮螺旋15を構成している。
【0024】
次に排穀オーガ5の伸縮螺旋15のスパイラル形状の螺旋体20の搬送面について図4〜図7を用いて説明する。
図4(図4(a)は側面図、図4(b)は斜視図)には排穀オーガ5内に設けられる上記合成樹脂製の螺旋単体17の螺旋体20の穀粒搬送面(斜線部)を粗い面に仕上げた場合を示す。また図5(図5(a)は側面図、図5(b)は斜視図、図5(c)、図5(d)は断面図)には螺旋単体17の螺旋体20の穀粒搬送面に凸部を設けたものである。
【0025】
螺旋単体17の螺旋体20の表面の穀粒搬送面を粗仕上げするか又は凸部と凹部を設けることで、搬送面に穀粒を引っ掛けながら効率よく搬送することができる。オーガ内に設けられる螺旋単体17を合成樹脂製とすることで、凸部と凹部を設ける加工が容易になり、また軽量となる。
【0026】
さらに、螺旋14,15の中で、伸縮する部分のみを合成樹脂製とし、伸縮しない固定された螺旋(すなわち固定搬送筒6内の搬送螺旋14)は金属製としても良い。伸縮する部分の螺旋15(すなわち移動搬送筒7内の伸縮螺旋15を構成する螺旋単体17)を金属製にすると、高価格の軽量金属を用いる必要がある等の理由で非常にコストがかかるので、伸縮する部分の螺旋単体17を合成樹脂製とし、軽量金属を使用する必要の無い固定部分の搬送螺旋14を低価格の金属製とし、全体としてコストのかからない、しかも軽量の排穀オーガ5用の螺旋を構成できる。一部合成樹脂製螺旋単体17を用いることで、伸縮制御モータ24(図3)の負荷を低減することもでき、また排穀オーガ5の先端部の垂れ下がりを防ぐこともできる。
【0027】
また、金属製の搬送螺旋14では、螺旋の肉厚は一定か外周に向かって薄くなっていく構成を採用することが多いので、長期使用すると摩耗してしまうが、合成樹脂製の螺旋(螺旋単体17)は、図6に螺旋体20の断面図を示すように螺旋体20の一番摩耗の激しい外周部分の肉厚(長さa)を基部側の肉厚(長さb)より厚くしても重量が大きく増えないので、外周部分が少々摩耗しても、長期間使用できる。
【0028】
さらに、図7(a)の移動搬送筒7の縦断面図と図7(a)のA−A線断面図(図7(b))に示すようにオーガ排出口9の少し手前から、排出口に向かって下向きのスロープを付けることにより、移動搬送筒7の中に残る残米を少なくし、コンバインの移動中に排出口9から漏れる穀粒が少なくなる。
【0029】
また、図3に示すように、伸縮駆動装置23は揚穀筒4の上部位置に装備した伸縮制御モータ24に減速装置を介して螺旋軸25の基端部を連結して強制駆動する構成としている。そして、移動装置26は上記螺旋軸25の螺旋溝に係合している伝動ピンを介して、強制的に軸方向に移動するように設け、前記固定搬送筒6の基部側に一体的に連結して構成している。
【0030】
なお、伸縮駆動装置23は、図3に示すように、排穀オーガ5の最縮側と最伸張側とにそれぞれリミットセンサS1、S2を設け、前記移動装置26がリミットセンサS1またはリミットセンサS2に達すると伸縮制御モータ24を自動停止する構成としている。
【0031】
また、後述するように、移動搬送筒7の先端部の位置が種々変化し得るが、排穀オーガ5の先端部の位置はズームオーガの長さの中間位置でオーガ受け35に収納される。
【0032】
なお、伸縮制御モータ24は、操縦席40の操作パネル90(図14)に設けたスイッチ(伸縮スイッチ)112、113と118、119のオン操作に基づいて、正転または逆転方向に駆動されて螺旋軸25を回転駆動する構成とし、螺旋軸25が正転すれば、係合している移動装置26を介して移動搬送筒7を伸張し、逆転すれば縮小方向に強制的に移動する構成としている。
【0033】
このようにして、移動搬送筒7は固定搬送筒6に嵌合した状態で固定搬送筒6に沿って伸び縮みして、先端部のオーガ排出口9の位置を、排穀オーガ5の基部の揚穀筒4に対して、遠ざけたり、近づけたり調節して穀粒の落下位置を選択できる構成としている。
【0034】
なお、図3において、昇降油圧シリンダ27は排穀オーガ5を昇降させ、旋回モータ28はその回転軸に設けられた旋回ギア29にかみ合う揚穀筒4の外周部に設けられた駆動ギヤ30を介して揚穀筒4の旋回を行う。
【0035】
そして、支持ローラ31は図3に示すように移動搬送筒7の基部位置の下部に軸架して設け、固定搬送筒6の周面を転動しながら支持する構成にしている。また、移動搬送筒7の基部位置の上部には、案内車輪32を設け、該案内車輪32を案内する案内レール(図示せず)を固定搬送筒6の長手方向に設けている構成である。
【0036】
前述のごとく構成されたコンバインを作業させながら前進させると、植立穀稈はコンバイン作業としては刈取装置34(図8)により刈り取られ、その後、脱穀装置37の始端部へと搬送され、フィードチェン38で搬送されながら脱穀選別される。脱穀装置37で脱穀選別された穀粒は、グレンタンク3内へ一時貯留され、該グレンタンク3内の穀粒が満杯になると、オーガ受け35(図3)から排穀オーガ5を離脱させて、該排穀オーガ5からトラック等の荷台へと穀粒を排出する。
【0037】
このとき、オーガ排出口9の位置が短い場合には、移動搬送筒7を伸ばして、より遠くへと穀粒を排出するようにする。また、移動搬送筒7を伸縮させて、穀粒をトラック荷台へ均一に排出するようにする。このようにして、グレンタンク3内の穀粒を排出し終えると、排穀オーガ5を再びオーガ受け35へと収納する。
【0038】
排穀オーガ5をオーガ受け35に収納する際において、移動搬送筒7を完全に縮めてしまうと、次回の排出時に移動搬送筒7を伸ばすのに時間がかかってしまう。
【0039】
そこで、排穀オーガ5をオーガ受け35に収納した状態において、コンバインが圃場内での作業走行時(検出手段としては、刈取クラッチや脱穀クラッチが入り状態時)と路上での走行時とでは、揚穀筒4に対する排穀オーガ5のオーガ排出口9の位置を変更可能に構成する。
【0040】
具体的には、揚穀筒4に対するオーガ排出口9の位置は、路上での走行時よりも圃場内での作業走行時の方が長いように構成する。また刈取クラッチや脱穀クラッチが入り状態であれば、伸縮制御モータ24を駆動して、移動搬送筒7を前述のような位置へと移動させるようにする。
【0041】
図11に示すコンバインの平面図には、路上走行時などにおける排穀オーガ5がオーガ受け35に収納した位置(点線)にある場合と圃場内での作業時などにおける排穀オーガ5が張出位置(実線)にある場合を示す。本実施の形態では排穀オーガ5がオーガ受け35に収納した位置(点線)にある場合は、前記オーガ5は中間長さとしている。
【0042】
また、図11には圃場内での作業時における排穀オーガ5の張出時の移動搬送筒7の先端部の位置が種々変化することを示しているが、排穀オーガ5は圃場との配置関係で移動搬送筒7の先端部の位置はズームオーガ最伸状態(イ)、オーガ中間状態(ロ)及びオーガ最縮状態(ニ)等に変えることができる。
【0043】
排穀オーガ5をオーガ受け35に収納する際において、移動搬送筒7を完全に縮めてしまうと、次回の排出時に移動搬送筒7を伸ばすのに時間がかかってしまう。そこで、排穀オーガ5をオーガ受け35に収納するときは常に中間長さになるようにして収納することが本実施の形態の特徴である。
【0044】
図12〜図13には、固定搬送筒6と移動搬送筒7の先端部の位置が種々変化することを示しているが、排穀オーガ5は圃場との配置関係で移動搬送筒7の先端部の位置は図12のオーガ中間状態の側面図(図12)に示すように、伸縮駆動装置23内の伸縮制御モータ24で回転する螺旋軸25の螺旋溝が移動搬送筒7の基部に取り付けられた移動装置26に係合することで、移動搬送筒7が伸縮移動させることで調整する。
【0045】
このとき、伸縮駆動装置23の基部と先端にそれぞれ取り付けられた各リミットスイッチS1、S2がスイッチ感知板を兼ねる移動装置26に接触すると伸縮制御モータ24が停止して、それぞれ図13(a)に示すオーガ最伸状態と図13(b)に示すオーガ最縮状態に移動搬送筒7が停止する。図11では図12に示すオーガ中間状態をオーガ収納位置とした例である。
【0046】
図14は、コンバインの操縦席40の側方に設けた操作パネル90のうちの排穀オーガ5の操作に関わる部分の斜視図である。図14に示す操作パネル90には、排穀クラッチ操作レバー(籾排出レバー)41、オーガ手動操作レバー42、排穀運転非常停止スイッチ111、自動張出スイッチ112、自動収納スイッチ113、手動伸張スイッチ118、手動短縮スイッチ119、張出設定ダイヤル140、およびズーム設定ダイヤル141などを配置している。
【0047】
排穀クラッチ操作レバー41は、図示しない操作ワイヤーで排穀クラッチ装置12(図3)に接続して排穀クラッチ装置12の断続操作を行い、籾(穀粒)の排出運転、停止を行うことができる構成であり、オーガ手動操作レバー42は、該レバー42を左右に傾倒すると手動右旋回スイッチ116または手動左旋回スイッチ117(共に図15)をオンして、排穀オーガ5を左右に旋回させ、レバー42を前後に傾倒すると手動上昇スイッチ114または手動下降スイッチ115(共に図15)をオンして、排穀オーガ5を上下に昇降させる構造である。
【0048】
また、図15は本発明の実施の形態の排穀オーガ5の制御にかかわる制御装置100の回路のブロック図を示す。制御装置100はCPU101を中心に、入力インターフェイス102を介して、排穀非常停止スイッチ111、自動張出スイッチ112、自動収納スイッチ113、手動上昇スイッチ114、手動下降スイッチ115、手動右旋回スイッチ116、手動左旋回スイッチ117、手動伸張スイッチ118、手動短縮スイッチ119、上昇リミットスイッチ120、下降リミットスイッチ121、右旋回リミットスイッチ122、左旋回リミットスイッチ123、旋回限界リミットスイッチ124、安全リミットスイッチ125、オーガ受けスイッチ126、伸張リミットスイッチS1、短縮リミットスイッチS2、中間リミットスイッチS3、先端操作パネルスイッチ136、張出設定ダイアル140、ズーム設定ダイアル141、昇降角度センサ150、旋回角度センサ151、ズーム長さセンサ152から入力される。
【0049】
また、CPU101は、入力信号を演算処理した結果を出力インターフェース103を介して、排穀オーガ上昇リレー160、下降リレー161、右旋回リレー162、左旋回リレー163、ズーム伸張リレー166、ズーム短縮リレー167などを作動させる構成である。
【0050】
制御装置100による排穀オーガ5の作動は次のようになる。
まず、制御装置100による排穀オーガ5の自動操作について説明する。 図11ないし図15に示すように、張出設定ダイヤル140により、排穀オーガ5の張出角度(旋回角度)を設定し、またズーム設定ダイヤル141により排穀オーガ5の伸張長さを設定する。設定終了後、自動張出スイッチ112をオンすると、CPU101に記憶された命令と、設定ダイヤル140および141の設定値にしたがって、排穀オーガ5が設定位置に自動的に移動する。
【0051】
すなわち、まず上昇リレー160を作動させ、排穀オーガ5をオーガ受け35から離脱させて上昇させる。次いで、張出設定ダイヤル140に設定された旋回角度まで、右旋回リレー162または左旋回リレー163を作動させて、旋回モータ28(図3参照)を駆動し、排穀オーガ5を旋回させる。
【0052】
旋回角度センサ151の出力信号により、排穀オーガ5が設定した旋回角度に到達したことを検知して旋回を終了する。この間、ズーム設定ダイヤル141に設定された伸張長さまで、伸張リレー166または短縮リレー167を作動させて伸縮制御モータ24を駆動し、排穀オーガ5をズーム伸張または短縮させる。ズーム長さセンサ152の出力信号により、排穀オーガ5が設定長さに到達したことを検知してズーム伸張または短縮を終了する。
【0053】
自動収納スイッチ113をオンすると、CPU101は予め記憶された収納位置と手順命令とに従って、排穀オーガ5をオーガ受け35の収納位置に自動的に移動して収納する。
【0054】
すなわち、排穀オーガ5が中間状態(ロ)(図3)より短い長さ位置または中間状態(ロ)より長い位置にあるとき、まず、上昇リレー160を作動させて昇降油圧シリンダ27を駆動し、排穀オーガ5を安全な高さまで上昇させる。
【0055】
次いで、オーガ受け35の上方まで、右旋回リレー162または左旋回リレー163を作動させて旋回モータ28を駆動し、排穀オーガ5を旋回させる。旋回角度センサ151の出力信号により、排穀オーガ5がオーガ受け35の上方に到達したことを検知して旋回を終了する。
【0056】
この間、ズーム伸張リレー166またはズーム短縮リレー167を作動させて、また伸縮制御モータ24を駆動し、排穀オーガ5を伸張または短縮させ、中間リミットスイッチS3の出力信号により、排穀オーガ5を中間状態の長さ(図12参照)に伸張または短縮させる。
【0057】
最後に、下降リレー161を作動させて昇降油圧シリンダ27を短縮し、排穀オーガ5をオーガ受け35に収納し、オーガ受け35内にあるオーガ受けスイッチ126の作動を検出して自動収納を終了する。
【0058】
つぎに、図11ないし図15を参照して、排穀オーガ5の手動操作について説明すると、オーガ手動操作レバー42を前後左右に傾倒して行う手動操作のうち、オーガ手動操作レバー42を後方に傾倒し、手動上昇スイッチ114をオンすると上昇リレー160が作動して、昇降油圧シリンダ27(図3参照)の伸張により排穀オーガ5が上昇し、手動上昇スイッチ114がオンの間、上昇リミットスイッチ120が作動するまで上昇を継続する。
【0059】
オーガ手動操作レバー42を前方に傾倒し、手動下降スイッチ115をオンすると下降リレー161が作動して、昇降油圧シリンダ27の短縮により排穀オーガ5が下降し、手動下降スイッチ115がオンの間、下降リミットスイッチ121が作動するまで、またはオーガ受けスイッチ126がオンするまで下降を継続する。
【0060】
オーガ手動操作レバー42を右に傾倒し、手動右旋回スイッチ116をオンすると右旋回リレー162が作動して、オーガ旋回モータ28(図3参照)の回転により揚穀筒4、したがって排穀オーガ5が右旋回し、手動右旋回スイッチ116がオンの間、右旋回リミットスイッチ122が作動するまで右旋回を継続する。
【0061】
オーガ手動操作レバー42を左に傾倒し、手動左旋回スイッチ117をオンすると左旋回リレー163が作動して、旋回モータ28の回転により揚穀筒4、したがって排穀オーガ5が左旋回し、手動左旋回スイッチ117がオンの間、左旋回リミットスイッチ123が作動するまで左旋回を継続する。
【0062】
手動伸張スイッチ118または手動短縮スイッチ119をオンするとオーガ伸張リレー166または短縮リレー167が作動して、伸縮制御モータ24の回転により排穀オーガ5が伸張または短縮し、手動伸張スイッチ118または手動短縮スイッチ119がオンの間、リミットスイッチS1またはS3が作動するまで排穀オーガ5の伸張または短縮を継続する。
【0063】
手動操作による排穀オーガ5の左右旋回作動、上下昇降作動および伸張短縮作動はそれぞれ単独に作動させることも、同時に作動させることもできる。
【0064】
手動旋回および手動伸張または自動張出による排穀オーガ5のオーガ排出口9の位置の設定終了後、排穀クラッチ操作レバー41(図14参照)を手動操作して、排穀クラッチが接続すると排穀運転が開始され、グレンタンク3内の穀粒の搬送が開始される。排穀クラッチ操作レバー41を反対方向に手動操作して、排穀クラッチ装置12の接続を切ると排穀運転が停止され、グレンタンク3内の穀粒の搬送が停止される。排穀運転の停止は排穀運転非常停止スイッチ111により行うこともできる。
【0065】
先端操作パネルスイッチ136は、排穀オーガ5の先端部付近に設けた先端操作パネル(図示せず)に設けたスイッチ類であり、オペレータは排穀オーガ5の先端部付近において、先端操作パネルスイッチ136を操作することにより、上述とほぼ同様に、排穀オーガ5の手動による上昇、下降、右旋回、左旋回、伸張、短縮、排穀運転非常停止、および自動収納の操作をすることができる。
【0066】
また、排穀オーガ5を収納支承するオーガ受け35に、排穀オーガ5のオーガ受け35への接近および着座を検出できるオーガ受けスイッチ126を設け、オーガ受けスイッチ126がオンであれば排穀オーガ5の伸縮作動を停止するように制御する構成とすることもできる。
【0067】
オーガ受けスイッチ126の構造は、接触式リミットスイッチ、近接スイッチなど、排穀オーガ5のオーガ受け35への接近および着座を検出できる構造のものであれば、いずれの形式のものでも差し支えない。
【0068】
図3に示すオーガ上下用シリンダ27は固定搬送筒6の基部を揚穀筒4に対して回転させて持ち上げる機構を有するものであるが、従来のオーガ持上機構は図16の排穀オーガ5の上面図に示すように、固定搬送筒6の基部の外周面に溶接接続された「コ」字状の部材51と、該「コ」字状の部材51に固着したステー52と、該ステー52を連結部材53を介して揚穀筒4に設けたオーガ上下用シリンダ27のピストンに接続した構成から成るものである。
【0069】
しかし、図16に示す構成では、オーガ上下用シリンダ27は揚穀筒4の中心軸を通るライン上に設けていたため曲げモーメントが大きくなる欠点があった。また、グレンタンク3の容量が大きくなるにつれて、オーガ重量も増えるので、固定搬送筒6の中心軸からオーガ上下用シリンダ27までの距離L1が長くなる。その場合には曲げモーメントがさらに大きくなる。
【0070】
そこで、図17に示すように、オーガ上下用シリンダ27の揚穀筒4への取付け位置を固定搬送筒6の中心軸からオーガ上下用シリンダ27までの距離L2を距離L1より短い位置にすることにより曲げモーメントを小さくすることができる。
【0071】
こうして、図17に示す構成にすると、排穀オーガ5のたれ下がりがなく、スムーズな上下運動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインのオーガの螺旋単体の斜視図を示す。
【図2】 図1のコンバインのオーガの複数の螺旋単体から構成される一連の伸縮螺旋の斜視図を示す。
【図3】 グレンタンクと排穀用のオーガ部分の構造を説明する図を示す。側面図を示す。
【図4】 図1のコンバインのオーガの螺旋の側面図(図4(a))と斜視図(図4(b))を示す。
【図5】 図1のコンバインのオーガの螺旋の側面図(図5(a))と斜視図(図5(b))と断面図(図5(c)、図5(d))を示す。
【図6】 図1のコンバインのオーガの螺旋単体の螺旋部の断面図を示す。
【図7】 図1のコンバインのオーガの移動搬送筒の縦断面図(図7(a))と図7(a)のA−A線断面図(図7(b))を示す。
【図8】 本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示す。
【図9】 図8のコンバインの正面図を示す。
【図10】 図8のコンバインの右側面図を示す。
【図11】 図8のコンバインの平面図を示す。
【図12】 オーガ中間状態の側面図を示す。
【図13】 オーガの最伸状態の側面図(図13(a))と最縮状態の側面図(図13(b))を示す。
【図14】 コンバインの操縦席の側方に設けた操作パネルのうちの排穀オーガの操作に関わる部分の斜視図を示す。
【図15】 本発明の実施の形態の排穀オーガの制御にかかわる制御装置の回路のブロック図を示す。
【図16】 従来の排穀オーガの持上機構を示す上面図である。
【図17】 本発明の実施の形態の排穀オーガの持上機構を示す上面図である。
【図18】 従来のコンバインの側面図を示す。
【符号の説明】
1 クローラ 2 車台
3 グレンタンク 4 揚穀筒
5 排穀オーガ 6 固定搬送筒
7 移動搬送筒 9 オーガ排出口
10 底部螺旋 11 伝動軸
12 排穀クラッチ装置 13 揚穀螺旋
14 搬送螺旋 15 伸縮螺旋
16 伝動軸 17 螺旋部材(螺旋単体)
18 軸受ボス 19 スペーサ
20 螺旋体 23 伸縮駆動装置
24 伸縮制御モータ 25 螺旋軸
26 移動装置 27 昇降油圧シリンダ
28 旋回モータ 29 旋回ギア
30 駆動ギヤ 31 支持ローラ
32 案内車輪 34 刈取装置
35 オーガ受け 37 脱穀装置
38 フィードチェン 40 操縦席
41 排穀クラッチ操作レバー(籾排出レバー)
42 オーガ手動操作レバー 51 「コ」字状の部材
52 ステー 53 連結部材
90 操作パネル 100 制御装置
101 CPU 102 入力インターフェイス
103 出力インターフェース 111 排穀運転非常停止スイッチ
112 自動張出スイッチ 113 自動収納スイッチ
114 手動上昇スイッチ 115 手動下降スイッチ
116 手動右旋回スイッチ 117 手動左旋回スイッチ
118 手動伸張スイッチ 119 手動短縮スイッチ
120 上昇リミットスイッチ 121 下降リミットスイッチ
122 右旋回リミットスイッチ
123 左旋回リミットスイッチ
124 旋回限界リミットスイッチ
125 安全リミットスイッチ 126 オーガ受けスイッチ
136 先端操作パネルスイッチ
140 張出設定ダイヤル 141 ズーム設定ダイヤル
150 昇降角度センサ 151 旋回角度センサ
152 ズーム長さセンサ 160 排穀オーガ上昇リレー
161 下降リレー 162 右旋回リレー
163 左旋回リレー 166 ズーム伸張リレー
167 ズーム短縮リレー
S1 伸張リミットスイッチ S2 短縮リミットスイッチ
S3 中間リミットスイッチ
Claims (1)
- 固定搬送筒(6)と移動搬送筒(7)とからなる伸縮自在の筒体を設け、
固定搬送筒(6)内には金属製の搬送螺旋(14)を内装し、
移動搬送筒(7)内には搬送螺旋(15)の軸内に摺動自在に挿入する伝動軸(16)を設け、
伝動軸(16)には、外周部を円筒状に形成して伝動軸(16)に対して摺動自在に嵌合する軸受ボス(18)と、該軸受ボス(18)の外周面に固定された平板状のスペーサ(19)と、該スペーサ(19)の両端部に支持固定されたスパイラル形状であって、穀粒搬送面に凸部と凹部を設け、外周部分の肉厚を基部側の肉厚より厚くした合成樹脂製の螺旋体(20)とから形成される螺旋単体(17)を多数を設け、
スペーサ(19)は、その両端部を軸受ボス(18)より伝動軸(16)の軸方向にそれぞれ突出させてフック(19a)を設け、該フック(19a)を隣接する螺旋単体(17)のスペーサ(19)の端部に設けられるフック(19a)と係合可能な形状とし、
軸受ボス(18)の伝動軸(16)の軸方向の長さ(A)はスペーサ(19)の伝動軸(16)の軸方向の長さ(B)の約半分とし、
スペーサ(19)の伝動軸(16)の径方向の幅は軸受ボス(18)の半径より小さくし、
前記固定搬送筒(6)と移動搬送筒(7)とからなる筒体の伸縮に対応して隣接する螺旋単体(17)同士を最も接近させたときには隣接する軸受ボス(18)同士を間隔ができない位置まで接近でき、隣接する螺旋単体(17)同士を最も離れさせたときには隣接するフック(19a)同士を係合できる構成からなる
ことを特徴とする穀粒搬送装置。
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