JP2005065623A - 穀粒排出装置 - Google Patents

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靖 藤田
Hirohiko Yubihara
宏彦 指原
Yoshiyuki Kamito
伊之 上戸
Akira Okimoto
章 沖本
Takeshi Kato
武史 加藤
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Abstract

【課題】オーガ5の上下方向の移動速度について作業態様に応じて適切な速度が取り得る穀粒排出装置を提供することである。
【解決手段】縮小と伸張及び旋回と昇降が自在の穀粒排出用のオーガ5の伸縮度合に応じてオーガ5の昇降速度を変更する制御装置を備えた穀粒排出装置である。オーガ5の伸縮度合が変化しても、オーガ先端部の昇降速度をほぼ一定速度にする制御を行うことが好ましい。
ズーム式のオーガ5の伸び量が増えると、オーガ5の上下方向の移動スピードを遅くすることができる。また、オーガ5の伸び量が変化しても、オーガ先端部においては、オーガ5を上下方向移動するスピードが略一定の速度になり、安全である。
【選択図】図3

Description

本発明は、圃場で穀類の収穫作業を行うコンバインの穀粒排出装置に関する。
コンバインは、走行クローラを有する走行装置と走行フレームの前方側に植立穀稈を分草した後、植立穀稈を引き起こし、植立穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取られた穀稈を挟持して後方に搬送する供給搬送装置と、穀稈を脱穀、選別する脱穀装置と、脱穀装置で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタンクと、グレンタンク内の穀粒をコンバインの外部に排出する穀粒排出装置等を備えている。
従来のコンバインの穀粒排出装置は、図20に示す本出願人の先の発明(特開2001−314116号公報)に開示したように、コンバインのグレンタンク3から旋回自在の揚穀筒4と、該揚穀筒4に連接して横方向に穀粒を搬送し、上下昇降自在で、かつ長さ方向にズーム伸縮自在の排穀オーガ5とからなっている。
特開2001−314116号公報
上記従来のコンバインの穀粒排出装置は、オーガ5を伸ばしているときと、縮めたときとでオーガ5を上下方向に動かす場合の先端の穀粒排出口9の移動速度が異なる。特にオーガ5を伸張しているときの先端の排出口9の上下方向の移動速度は非常に速くなり、オーガ5の先端の排出口9の近くに作業者がいると、傷つくおそれがある。
またオーガ5を縮小させた後にオーガ5をオーガ受け35に収納するが、オーガ5が縮小しきっていないとオーガ受け35に収納させない構成になっている。しかし、オーガ収納作業は、オーガ5をオーガ受け35の上方に移動させ、その後はオーガ5が最短長さになるまで待ってオーガ受け35に収納する場合、時間が多くかかってしまうという欠点がある。
このように、オーガ5の上下方向の移動速度について、作業態様に応じて適切な速度があるが、従来のコンバインでは、オーガ5の上下方向の移動速度の調整はできなかった。
本発明の課題は、オーガの上下方向の移動速度について作業態様に応じて適切な速度が取り得る穀粒排出装置を提供することである。
本発明の課題は、次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、縮小と伸張及び旋回と昇降が自在の穀粒排出用のオーガ5(ズーム式に限定されない)を備えた穀粒排出装置において、オーガ5の伸縮度合に応じてオーガ5の昇降速度を変更する制御装置100を備えた穀粒排出装置である。
請求項2記載の発明は、制御装置100は、オーガ5の伸縮度合が変化しても、オーガ先端部の昇降速度をほぼ一定速度にする制御を行う請求項1記載の穀粒排出装置である。
請求項3記載の発明は、オーガ5を収納時に受け止めるオーガ受け35を設け、前記制御装置100は、オーガ受け35にオーガ5が下降する時点でオーガ5が最縮小状態になっていない場合には、最縮小状態にしながら同時に下降し、オーガ受け35に収納されるまでに最縮小状態になるように下降速度を調整する駆動制御を行う請求項1記載の穀粒排出装置である。
請求項1記載の発明によれば、ズーム式オーガ5の伸び量が増えると、オーガ5の上下方向の移動スピードを遅くすることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用に加えて、オーガ5の伸び量が変化しても、オーガ先端部においては、オーガ5を上下方向に移動するスピードを略一定の速度にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用に加えて、オーガ受け35にオーガ5が下降する時点でオーガ5が最縮小状態になっていない場合にはオーガ5が最縮小状態になってはじめて下降するのではなく、オーガ5を最縮小状態にしながら、オーガ受け35に収納されるまでに最縮小状態になるように下降速度を調整する。
請求項1記載の発明によれば、オーガ5を上下移動させても、オーガ5の先端部では上下移動スピードが極端に速くならないので、安全である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、オーガ5の移動量にかからわず、オーガ5を上下移動させても、その先端部の上下移動スピードは略一定なので安全である。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、オーガ5のオーガ受け35への収納時間の短縮化が図れ、またいつまでもオーガ5が上向きになった状態にならないので、安全である。
本発明の実施の形態について以下図面と共に説明する。
図1は本発明のコンバインの左側面図であり、図2はコンバインの正面図であり、図3はコンバインの排穀用のオーガ部分の構造を説明する図である。
図1、図2を参照して、コンバインの機能の概略を説明する。
コンバインは、クローラ1を有する車台2の上に操縦席40を設けて、該操縦席40においてオペレータが操縦、操作して圃場に植立する穀稈を刈り取る刈取装置34、この刈り取られた穀稈を供給搬送装置で搬送した後、これを脱穀する脱穀装置37、脱穀された穀粒を収容するグレンタンク3、このグレンタンク3の底部に設けた底部螺旋10(図3)によって後方へ排出される穀粒をコンバインの外部へ搬送する排穀オーガ5などから構成される。
排穀オーガ5は、底部螺旋10の後端部に連接されて上方へ穀粒を搬送する揚穀筒4および揚穀筒4に連接され、横方向へ穀粒を搬送する固定搬送筒6、移動搬送筒7などからなる。移動搬送筒7の先端にはオーガ排出口9が設けられている。
図1に示すコンバインは、車台2の下部にゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯状に成型した左右一対のクローラ1を持ち、乾田はもちろんのこと、湿田においてもクローラ1が若干沈下するだけで自由に走行できる構成の走行装置を備え、車台2の前部には刈取装置34を搭載し、車台2の上部には図示しないエンジンならびにグレンタンク3、脱穀装置37、操縦席40を備えている。
コンバインのグレンタンク3に貯留された穀粒は底部螺旋10から排出されるが底部螺旋10は、図3に示すように、グレンタンク3の底部に軸装して設け、始端側を機外の伝動軸11にクラッチ装置12を介して連結し、終端側を揚穀筒4の下部まで延長して、内装している揚穀螺旋13の下端部に接続して構成している。
そして、排穀オーガ5(図3)は、前記揚穀筒4の上部に上下方向へ昇降自由に接続する固定搬送筒6と、これに接続する移動搬送筒7とから構成されているが、以下、その構成を具体的に説明する。
まず、固定搬送筒6は、図3に示すように、基部を前記揚穀筒4の上部に連結し、先端部を外方に延長して設け、その筒内には、始端部を前記揚穀螺旋13に接続した搬送螺旋14を内装して、揚穀筒4から受け継いだ穀粒を搬送する構成としている。
移動搬送筒7は、図3に示すように、先端部にオーガ排出口9を開口して設け、基部側を前記固定搬送筒6の先端側から挿入嵌合して摺動自由に転結している。また、伸縮螺旋15は図3に示すように移動搬送筒7内において、先端部をオーガ排出口9の上方位置に軸受して後部を固定搬送筒6側に延長して前記搬送螺旋14の軸内に摺動自由に挿入した伝動軸16を軸架して設け、この伝動軸16に多数の螺旋単体17(図4)を摺動自由に嵌合して相互の間隔を調節できるように構成している。
また、図3に示すように、伸縮駆動装置23は揚穀筒4の上部位置に装備した伸縮用駆動モータ24に減速装置を介して螺旋軸25の基端部を連結して強制駆動する構成としている。そして、移動装置26は上記螺旋軸25の螺旋溝に係合している伝動ピンを介して、強制的に軸方向に移動するように設け、前記固定搬送筒6の基部側に一体的に連結して構成している。
なお、伸縮駆動装置23は、図3に示すように、排穀オーガ5の最縮側と最伸張側とにそれぞれリミットセンサS1、S2を設け、前記移動装置26がリミットセンサS1またはリミットセンサS2に達すると伸縮用駆動モータ24を自動停止する構成としている。
また、移動搬送筒7の先端部の位置が種々変化し得るが、排穀オーガ5の先端部の位置はズームオーガの長さの中間位置でオーガ受け35に収納される場合が多い。
なお、伸縮用駆動モータ24は、操縦席40の操作パネル(図示せず)に設けたスイッチ(伸縮スイッチ)のオン操作に基づいて、正転または逆転方向に駆動されて螺旋軸25を回転駆動する構成とし、螺旋軸25が正転すれば、係合している移動装置26を介して移動搬送筒7を伸張し、逆転すれば縮小方向に強制的に移動する構成としている。
このようにして、移動搬送筒7は固定搬送筒6に嵌合した状態で固定搬送筒6に沿って伸び縮みして、先端部のオーガ排出口9の位置を、排穀オーガ5の基部の揚穀筒4に対して、遠ざけたり、近づけたり調節して穀粒の落下位置を選択できる構成としている。
なお、図3において、昇降油圧シリンダ27は排穀オーガ5を昇降させ、オーガ旋回モータ28はその回転軸に設けられた旋回ギア29にかみ合う揚穀筒4の外周部に設けられた駆動ギヤ30を介して揚穀筒4の旋回を行う。
そして、支持ローラ31は図3に示すように移動搬送筒7の基部位置の下部に軸架して設け、固定搬送筒6の周面を転動しながら支持する構成にしている。また、移動搬送筒7の基部位置の上部には、案内車輪32を設け、該案内車輪32を案内する案内レール(図示せず)を固定搬送筒6の長手方向に設けている構成である。
前述のごとく構成されたコンバインを作業させながら前進させると、植立穀稈はコンバイン作業としては刈取装置34(図1)により刈り取られ、その後、脱穀装置37の始端部へと搬送され、フィードチェン38で搬送されながら脱穀選別される。脱穀装置37で脱穀選別された穀粒は、グレンタンク3内へ一時貯留され、該グレンタンク3内の穀粒が満杯になると、オーガ受け35(図3)から排穀オーガ5を離脱させて、該排穀オーガ5からトラック等の荷台へと穀粒を排出する。
このとき、オーガ排出口9の位置が短い場合には、移動搬送筒7を伸ばして、より遠くへと穀粒を排出できるようにする。また、移動搬送筒7を伸縮させて、穀粒をトラック荷台へ均一に排出するようにする。このようにして、グレンタンク3内の穀粒を排出し終えると、排穀オーガ5を再びオーガ受け35へと収納する。
図3に示す移動搬送筒7の伸縮螺旋15は合成樹脂製の複数の螺旋単体17からなっている。
図4には螺旋単体17の斜視図を示す。図5には螺旋単体17の別の角度から見た斜視図を示す。図6には、複数の螺旋単体17が連結しながら、互いに最も離れた状態の伸縮螺旋15を構成する斜視図を示し、図7には複数の螺旋単体17が連結しながら、互いに最も近づいた状態の伸縮螺旋15を構成する斜視図を示す。
螺旋単体17は、図4、図5に示すように前記伝動軸16(図6)に摺動自由に嵌合する外周部が円筒状の軸受ボス18と、その外周面に支持固定され、軸受ボス18の外周をほぼ一周するスパイラル形状の螺旋体20と該螺旋体20を軸受ボス18に接続するためのスペーサ19とからなる。スペーサ19は軸受ボス18の両端部に接続され、かつ、その外周面のほぼ両端部に螺旋体20が接続固定されている。スペーサ19は軸受ボス18に螺旋体20を接続固定するための接続部分を構成し、また複数の螺旋単体17を連結しながら、かつ互いに離れたり、接近したりすることができる構成になっている。
そのため、スペーサ19は螺旋体20と同じく軸受ボス18の外周をほぼ一周するようにスパイラル状になっており、図6に示すように、複数の螺旋単体17が連結しながら、互いに最も離れた状態にある時には、互いに隣接するスペーサ19の肉厚部19a(図4)同士と係合可能になっている。また、軸受ボス18の長さAは図4に示すように、スペーサ19の長さBの約半分であり、またスペーサ19の内径を軸受ボス18の外径より若干大きくしているので、複数の螺旋単体17は図7に示すように螺旋体20が隣接の螺旋体20に最も接近したときには、隣接の軸受ボス18との間に間隔ができないように近接させることができる。このとき軸受ボス18の外周とスペーサ19の内周の間にある穀粒はスペーサ19に設けた孔19bから外部に逃がすことができる。
図8、図9には、固定搬送筒6と移動搬送筒7の先端部の位置が種々変化することを示しているが、排穀オーガ5は圃場との配置関係で移動搬送筒7の先端部の位置は図8のオーガ中間状態の側面図(図8)に示すように、伸縮駆動装置23内の伸縮制御モータ24で回転する螺旋軸25の螺旋溝が移動搬送筒7の基部に取り付けられた移動装置26に係合することで、移動搬送筒7を伸縮移動させることで調整する。
このとき、伸縮駆動装置23の基部と先端にそれぞれ取り付けられた各リミットスイッチS1、S2がスイッチ感知板を兼ねる移動装置26に接触すると伸縮制御モータ24が停止して、それぞれ図9(a)に示すオーガ最伸状態と図9(b)に示すオーガ最縮状態に移動搬送筒7が停止する。
図10は、コンバインの操縦席40の側方に設けた操作パネル90のうちの排穀オーガ5の操作に関わる部分の斜視図である。図10に示す操作パネル90には、排穀クラッチ操作レバー(籾排出レバー)41、オーガ手動操作レバー42、排穀運転非常停止スイッチ111、自動張出スイッチ112、自動収納スイッチ113、手動伸張スイッチ118、手動縮小スイッチ119、張出設定ダイヤル140、およびズーム設定ダイヤル141などを配置している。
排穀クラッチ操作レバー41は、図示しない操作ワイヤーで排穀クラッチ装置12(図3)に接続して排穀クラッチ装置12の断続操作を行い、籾(穀粒)の排出運転、停止を行うことができる構成であり、オーガ手動操作レバー42は、該レバー42を左右に傾倒すると手動右旋回スイッチ116または手動左旋回スイッチ117(共に図11)をオンして、排穀オーガ5を左右に旋回させ、レバー42を前後に傾倒すると手動上昇スイッチ114または手動下降スイッチ115(共に図11)をオンして、排穀オーガ5を上下に昇降させる構造である。
また、図11は本発明の実施の形態の排穀オーガ5の制御にかかわる制御装置100の回路のブロック図を示す。制御装置100はCPU101を中心に、入力インターフェイス102を介して、排穀非常停止スイッチ111、自動張出スイッチ112、自動収納スイッチ113、手動上昇スイッチ114、手動下降スイッチ115、手動右旋回スイッチ116、手動左旋回スイッチ117、手動伸張スイッチ118、手動縮小スイッチ119、上昇リミットスイッチ120、下降リミットスイッチ121、右旋回リミットスイッチ122、左旋回リミットスイッチ123、旋回限界リミットスイッチ124、安全リミットスイッチ125、オーガ受けスイッチ126、縮小リミットスイッチS1、伸張リミットスイッチS2、中間リミットスイッチS3、先端操作パネルスイッチ136、張出設定ダイアル140、ズーム設定ダイアル141、ズーム自動張出し切替ダイアル156、昇降角度センサ150、旋回角度センサ151、ズーム長さセンサ152、から入力される。
また、CPU101は、入力信号を演算処理した結果を出力インターフェース103を介して、排穀オーガ上昇リレー160、下降リレー161、右旋回リレー162、左旋回リレー163、ズーム伸張リレー166、ズーム縮小リレー167などを作動させる構成である。
制御装置100による排穀オーガ5の作動は次のようになる。
まず、制御装置100による排穀オーガ5の自動操作について説明する。 図10ないし図11に示すように、張出設定ダイヤル140により、排穀オーガ5の張出角度(旋回角度)を設定し、またズーム設定ダイヤル141により排穀オーガ5の伸張長さを設定する。設定終了後、自動張出スイッチ112をオンすると、CPU101に記憶された命令と、設定ダイヤル140および141の設定値にしたがって、排穀オーガ5が設定位置に自動的に移動する。
すなわち、まず上昇リレー160を作動させ、排穀オーガ5をオーガ受け35から離脱させて上昇させる。次いで、張出設定ダイヤル140に設定された旋回角度まで、右旋回リレー162または左旋回リレー163を作動させて、旋回モータ28(図3参照)を駆動し、排穀オーガ5を旋回させる。
旋回角度センサ151の出力信号により、排穀オーガ5が設定した旋回角度に到達したことを検知して旋回を終了する。この間、ズーム設定ダイヤル141に設定された伸張長さまで、伸張リレー166または縮小リレー167を作動させて伸縮制御モータ24を駆動し、排穀オーガ5をズーム伸張または縮小させる。ズーム長さセンサ152の出力信号により、排穀オーガ5が設定長さに到達したことを検知してズーム伸張または縮小を終了する。
自動収納スイッチ113をオンすると、CPU101は予め記憶された収納位置と手順命令とに従って、排穀オーガ5をオーガ受け35の収納位置に自動的に移動して収納する。
すなわち、排穀オーガ5が中間状態より短い長さ位置または中間状態より長い位置にあるとき、まず、上昇リレー160を作動させて昇降油圧シリンダ27を駆動し、排穀オーガ5を安全な高さまで上昇させる。
次いで、オーガ受け35の上方まで、右旋回リレー162または左旋回リレー163を作動させて旋回モータ28を駆動し、排穀オーガ5を旋回させる。旋回角度センサ151の出力信号により、排穀オーガ5がオーガ受け35の上方に到達したことを検知して旋回を終了する。
この間、ズーム伸張リレー166またはズーム縮小リレー167を作動させて、また伸縮制御モータ24を駆動し、排穀オーガ5を伸張または縮小させ、中間リミットスイッチS3の出力信号により、排穀オーガ5を中間状態の長さ(図8参照)に伸張または縮小させる。
最後に、下降リレー161を作動させて昇降油圧シリンダ27を縮小し、排穀オーガ5をオーガ受け35に収納し、オーガ受け35内にあるオーガ受けスイッチ126の作動を検出して自動収納を終了する。
つぎに、図10ないし図11を参照して、排穀オーガ5の手動操作について説明すると、オーガ手動操作レバー42を前後左右に傾倒して行う手動操作のうち、オーガ手動操作レバー42を後方に傾倒し、手動上昇スイッチ114をオンすると上昇リレー160が作動して、昇降油圧シリンダ27(図3参照)の伸張により排穀オーガ5が上昇し、手動上昇スイッチ114がオンの間、上昇リミットスイッチ120が作動するまで上昇を継続する。
オーガ手動操作レバー42を前方に傾倒し、手動下降スイッチ115をオンすると下降リレー161が作動して、昇降油圧シリンダ27の縮小により排穀オーガ5が下降し、手動下降スイッチ115がオンの間、下降リミットスイッチ121が作動するまで、またはオーガ受けスイッチ126がオンするまで下降を継続する。
オーガ手動操作レバー42を右に傾倒し、手動右旋回スイッチ116をオンすると右旋回リレー162が作動して、オーガ旋回モータ28(図3参照)の回転により揚穀筒4、したがって排穀オーガ5が右旋回し、手動右旋回スイッチ116がオンの間、右旋回リミットスイッチ122が作動するまで右旋回を継続する。
オーガ手動操作レバー42を左に傾倒し、手動左旋回スイッチ117をオンすると左旋回リレー163が作動して、旋回モータ28の回転により揚穀筒4、したがって排穀オーガ5が左旋回し、手動左旋回スイッチ117がオンの間、左旋回リミットスイッチ123が作動するまで左旋回を継続する。
手動伸張スイッチ118または手動縮小スイッチ119をオンするとオーガ伸張リレー166または縮小リレー167が作動して、伸縮制御モータ24の回転により排穀オーガ5が伸張または縮小し、手動伸張スイッチ118または手動縮小スイッチ119がオンの間、リミットスイッチS1またはS3が作動するまで排穀オーガ5の伸張または縮小を継続する。
手動操作による排穀オーガ5の左右旋回作動、上下昇降作動および伸張縮小作動はそれぞれ単独に作動させることも、同時に作動させることもできる。
手動旋回および手動伸張または自動張出による排穀オーガ5のオーガ排出口9の位置の設定終了後、排穀クラッチ操作レバー41(図10参照)を手動操作して、排穀クラッチが接続すると排穀運転が開始され、グレンタンク3内の穀粒の搬送が開始される。排穀クラッチ操作レバー41を反対方向に手動操作して、排穀クラッチ装置12の接続を切ると排穀運転が停止され、グレンタンク3内の穀粒の搬送が停止される。排穀運転の停止は排穀運転非常停止スイッチ111により行うこともできる。
先端操作パネルスイッチ136は、排穀オーガ5の先端部付近に設けた先端操作パネル(図示せず)に設けたスイッチ類であり、オペレータは排穀オーガ5の先端部付近において、先端操作パネルスイッチ136を操作することにより、上述とほぼ同様に、排穀オーガ5の手動による上昇、下降、右旋回、左旋回、伸張、縮小、排穀運転非常停止、および自動収納の操作をすることができる。
また、排穀オーガ5を収納支承するオーガ受け35に、排穀オーガ5のオーガ受け35への接近および着座を検出できるオーガ受けスイッチ126を設け、オーガ受けスイッチ126がオンであれば排穀オーガ5の伸縮作動を停止するように制御する構成とすることもできる。
オーガ受けスイッチ126の構造は、接触式リミットスイッチ、近接スイッチなど、排穀オーガ5のオーガ受け35への接近および着座を検出できる構造のものであれば、いずれの形式のものでも差し支えない。
排穀オーガ5の上下方向の移動スピードを移動搬送筒7のズーム長さに応じて調整可能にしておき、移動搬送筒7の伸ばす量に応じて、排穀オーガ5の上下方向の移動スピードを遅くする構成とする。
同じ昇降油圧シリンダ27の油圧スピードで排穀オーガ5を上下移動させた場合、該オーガ5が伸びた状態では、排穀オーガ5が縮んだ場合に比べてオーガ先端の作動スピードが上がり、排穀オーガ5の先端部付近にいる補助者に危険な状態が発生したり、また穀稈運搬車に衝突する危険性がある。
排穀オーガ5の移動搬送筒7が伸びるに従い、排穀オーガ5の上下方向の移動スピード(油圧の作動スピード)を落とすことにより、オーガ先端部の移動スピードが適正に保てるため、オペレータへの危険及び衝突等の不具合を防止できる。
また、排穀オーガ5をオーガ受け35に収納する際に、移動搬送筒7が最縮小位置まで縮まっていないときは、オーガ5が最縮小状態になってはじめて下降するのではなく、オーガ5を最縮小状態にしながら、オーガ受け35に収納されるまでに最縮小状態になるように下降速度を調整することもできる。
たとえば、排穀オーガ5がオーガ受け35の上方位置まできても、移動搬送筒7が最縮小位置まで縮まっていないときは、移動搬送筒7を縮小しながら、同時に排穀オーガ5がオーガ受け35に収納されるまでに最縮小状態になるような下降速度で排穀オーガ5を下降する。
これは排穀オーガ5が最縮小位置まで縮まっていない状態でオーガ受け35に排穀オーガ5を収納し、その後移動搬送筒7を縮めると、移動搬送筒7またはオーガ受け35が損傷することがあるためである。
このとき排穀オーガ5が最縮小位置に縮まるまでは排穀オーガ5の下降スピードを速めることができ、排穀オーガ5が最縮小位置に縮んだタイミングでオーガ受け35に収納できるので、排穀オーガ5下降時の待ち時間が少なくなる利点もある。さらに上記制御により、排穀オーガ5が上限位置でいつまでも保持される状態が無くなり、排穀オーガ5が他の物体と干渉する危険性も少なくなる。
図10に示す操作パネル90にズーム自動張出し切替ダイヤル156を追加すると、当該ダイヤル156の位置に応じて排穀オーガ5のズームの張出し量を調整可能になる。前記ダイヤル156は、例えば、次の「切り」、「中間」および「最伸」の3段階調整式で構成する。
「切り」:ズームの張出しなし
「中間」:t秒間コントローラより自動出力し中間位置まで張出し
「最伸」:自動張出(位置)スイッチ112がオンするまで張出し
従来のズーム式オーガではオーガ収納時には自動収納するが、張出し時には手動レバーによりズームの張出しをしなくてはならない。しかし上記ズーム自動張出し切替ダイヤル156を設けることにより、3段階ではあるが任意に排穀オーガ5の自動張出しが可能であり、ズーム機能を従来品より向上させることができる。
図12には一実施例の排穀オーガ5の移動搬送筒7の先端部の構成図を示すが、移動搬送筒7の先端部をスライド可能な構成としている。なお移動搬送筒7の先端部をスライド可能とする構成は排穀オーガがズーム式でない固定式のものにも適用可能である。
この構成は、排穀オーガ5から籾の排出を中断して、刈取作業を行う場合に、従来の構成ではオーガ排出口9より、籾(穀稈)がこぼれてくるという問題点を解決するものである。
図12の二点鎖線で示す従来の移動搬送筒7の先端部がスライドしないオーガ排出口9では螺旋体20の先端がオーガ排出口9のすぐ近くにあり、排穀オーガ5から籾の排出を中断して刈取作業を行う場合に、前記排出口9の近くにある籾が圃場にこぼれ落ちることがあった。
そこで、排穀オーガ5から籾の排出を中断して刈取作業などを行う場合にはオーガ排出口9部分を距離Tだけ伸ばすことができる構成(図12の実線)にして螺旋体20の先端がオーガ排出口9から離れた位置にあるようにする。このオーガ排出口9のスライド前後の移動搬送筒7の固定は、例えばピン21で行う。
このように移動搬送筒7の先端部をスライドさせることにより、オーガの中に残っている籾と、オーガ排出口9との距離が長くなり、刈取作業中などに排出口9から籾がこぼれにくくなる。
なお、オーガ排出口9を距離Tだけ伸ばして螺旋体20の先端部と排出口9の間が離れても籾が螺旋体20で次々に搬送されている限り、籾は排出口9からスムーズに排出される。
また、図13(図13(a)は分割螺旋体20aを螺旋体20に係合した状態、図13(b)は分割螺旋体20aを離脱させた状態のオーガの内部構造図)に示すようにオーガ先端部の螺旋体20を1ピッチ程分割し、さらにその分割した螺旋体20aの螺旋の間隔を0.5ピッチにした2重螺旋構造にして、分割螺旋体20aが移動搬送筒7の長手方向にスライド可能な構成とすることもできる。
図13に示す構成により、オーガ先端の分割螺旋により、オーガ先端部の籾をかき出すが、その際、分割螺旋体20aを2重螺旋体にすることにより、効率的に籾をかき出すことができ、また、分割螺旋体20aをスライドするうちに、螺旋体20の位相が変わってしまっても、排出作業への影響を小さくすることができる。なお分割螺旋体20aと螺旋体20との係合・離脱は、分割螺旋体20aに設けたハンドル20bを用いて互いの接合部の係合・離脱で行う。
上記構成によっても、籾排出作業を中断し、刈り取り作業を行わなければならない場合には、排穀オーガ5からの籾の排出を中断させた後に、オーガ先端部の分割螺旋体20aを数回スライドさせ、オーガ先端部の籾をかき出すことにより、刈取作業などを行ってもオーガ排出口9より籾がこぼれ落ちることが無くなる。
また、本実施例のグレンタンク3の背面部分は、図14に示すに樹脂一体品(場合によっては複数に分割しても良い)とする。
従来は、グレンタンク3は鋼板から作製していたが、図15の背面斜視図に示すように、鋼板の折り曲げ構成は形状が複雑で部品点数が多く、ボルトナット類を用いて鋼板を接合する必要があるだけでなく、得られたグレンタンク3の背面部分にはデッドスペースを生じ、大きなグレンタンク容量が得難くなっていた。
しかし、グレンタンク3の背面部分3aを一体成形(ブロー成形品)により作製することで、図14に示すような無駄の少ない形状とすることができる。また、グレンタンク3の背面部分3aを一体成形品とすることにより、部品点数が削減され、ボルトナット類の接合部品も不要となり、型治具も削減でき、組立て工数も少くできる。
さらに得られたグレンタンク3の背面部分3aはデッドスペースが少なくなり、従来の鋼板を利用したものより、グレンタンク容量が比較的大きくなり、軽量化、コストダウンが図れる。また、グレンタンク3の背面部分を樹脂製にすることによって鋼板を用いる場合のような鋼板のビビリ音抑止効果もある。
グレンタンク3のすべてを樹脂製にする必要は無く、比較的簡単な形状部分を鋼板で構成し、形状が複雑な部分を樹脂製とすることが望ましい。
また図16に示すように、グレンタンク3の下部を樹脂一体成形品とする。従来のグレンタンク下部は図17に示すように個々の鋼板からなる部品を組み立ていたが、部品点数が多く、また、鋼板の折り曲げ部品は品質感がない。また、鋼板の折り曲げ部の端面等で怪我をし易い構成であった。またグレンタンク下部には掃除口3bを開け、それを塞ぐ鋼板3xを用いていたが、鋼板3xの留め方も、単に鋼板3xをタンク本体に引っかけて樹脂ノブでロックするだけの構成であったので、ビビリ音も多く静寂性が無いものであった。また、個々の部品は汎用型治具で製造コストを抑えて作製していても部品点数が多く、全体として、グレンタンク3の製造コストが高くなっていた。
しかし、図16に示す構成ではグレンタンク下部を樹脂一体成形品としたので、部品点数を削減でき、コスト削減効果がある。また、樹脂の特性を活かしたポリプロピレン製ヒンジ3f、3dを用いて掃除口3bの蓋3e及びグレンタンク下部全体のカバー3cの開閉部を作成することができ、鋼板を使用する場合のようなビビリ音の発生がない。また、グレンタンク下部を樹脂製とすることで、怪我も無くなり、軽量化が図れる。
本発明の実施例の排穀オーガ5として図18、図19に示す構成を採用しても良い。
排穀オーガ5の横オーガ8(固定搬送筒6と移動搬送筒7からなるズーム式オーガではない)を揚穀筒4を支持部分として機体の進行方向に向かって前後にスライドする機構としたものである。図18(a)はオーガ収納時、、図18(b)はオーガ伸張時を示すコンバイン側面図である。また、図19(a)はオーガ収納時、図19(b)はオーガ伸張時の要部斜視図、図19(c)はオーガ収納時、図19(d)はオーガ伸張時の要部平面図である。
揚穀筒4の上部に付設された円筒状ガイド4a内を横オーガ8の部分がスライドして、収納と伸張が可能となる。オーガ8の伸張時には揚穀筒4の頂部開口と接続可能なオーガ8に設けられた開口8aが一致することで、グレンタンク3内の籾がオーガ8内に供給できる。
通常はオーガ8の開口8aはスプリング8cに付勢されてシャッタ8bで閉じているが、図18(b)、図19(b)位置にオーガ8が移動するとガイド4aによりシャッタ8bが押圧され、前記開口8aが揚穀筒4出口に一致する位置に移る。また、このとき、揚穀筒4の頂部に付設された継手4bとオーガ8の基部に付設された継手8dを嵌合することにより横オーガ8の支持が安定する。
また、横オーガ8の上下動は揚穀筒4の頂部の内部に設けられたモータ駆動のベベルギア機構(図示せず)などにより、前記嵌合した揚穀筒4の継手4bとオーガ基部継手8dを上下方向に回動させることで行う。
従来コンバインのオーガは収納時にはオーガ排出口9部分を前方に向け、籾の外部への排出時には周りの装置に影響されないように有効距離をとる必要があるため、オーガ排出口9部分を機体の後方に向けることが多く、そのために横オーガ8を180°近く旋回させていた。また籾の外部への排出位置から収納位置に横オーガ8を移動させる場合には、逆の動きを行わせていた。
そのため、横オーガ8を旋回させるスペースとして横オーガ8の全長分の半径が必要になり、旋回機構も必要であった。
しかし、上記スライド収納式オーガ8は従来のオーガのように旋回用のスペース及び旋回機構を省略でき、コストダウンになる。
本発明は、コンバインなどのグレンタンクに適用できる。
本発明の実施の形態のコンバインの左側面図である。 図1のコンバインの正面図である。 図1のコンバインの排穀用のオーガ部分の構造を説明する図である。 図1のコンバインの排穀オーガの螺旋単体の斜視図である。 図1のコンバインの排穀オーガの螺旋単体の別の角度から見た斜視図である。 図1のコンバインの排穀オーガの複数の螺旋単体が互いに最も離れた状態の伸縮螺旋を構成する斜視図である。 図1のコンバインの排穀オーガの複数の螺旋単体が互いに最も近づいた状態の伸縮螺旋を構成する斜視図である。 図1のコンバインのオーガ中間状態の側面図を示す。 図1のコンバインのオーガの最伸状態の側面図(図9(a))と最縮状態の側面図(図9(b))を示す。 コンバインの操縦席の側方に設けた操作パネルのうちの排穀オーガの操作に関わる部分の斜視図を示す。 本発明の実施の形態の排穀オーガの制御にかかわる制御装置の回路のブロック図を示す。 図1のコンバインの排穀用のオーガ先端部の内部構造図である。 図1のコンバインの排穀用のオーガ先端部の内部構造図である。 図1のコンバインのグレンタンクの斜視図である。 従来技術のコンバインのグレンタンクの斜視図である。 図1のコンバインのグレンタンクの斜視図である。 従来技術のコンバインのグレンタンクの斜視図である。 本発明の他の実施例の排穀オーガを示すコンバイン側面図である。 図18の排穀オーガの構造図である。 従来技術のコンバインの側面図である。
符号の説明
1 クローラ 2 車台
3 グレンタンク 3a グレンタンク背面
3b 掃除口 3c カバー
3d 蓋 3x 鋼板
4 揚穀筒 4a ガイド
4b 継手 5 オーガ
6 固定搬送筒 7 移動搬送筒
8 横オーガ 8a 開口部
8b シャッタ 8c スプリング
8d 継手 9 オーガ排出口
10 底部螺旋 11 伝動軸
12 クラッチ装置 13 揚穀螺旋
14 搬送螺旋 15 伸縮螺旋
16 伝動軸 17 螺旋単体
18 軸受ボス 19 スペーサ
19a スペーサ肉厚部 19b 孔
20 螺旋体 20a 分割螺旋体
21 ピン 23 伸縮駆動装置
24 伸縮用駆動モータ 25 螺旋軸
26 移動装置 27 昇降油圧シリンダ
28 オーガ旋回モータ 29 旋回ギア
30 駆動ギア 31 支持ローラ
32 案内車輪 34 刈取装置
35 オーガ受け 37 脱穀装置
38 フィードチェン 40 操縦席
41 排穀クラッチ操作レバー(籾排出レバー)
42 オーガ手動操作レバー 51 「コ」字状の部材
90 操作パネル 100 制御装置
101 CPU 102 入力インターフェイス
103 出力インターフェース 111 排穀運転非常停止スイッチ
112 自動張出スイッチ 113 自動収納スイッチ
114 手動上昇スイッチ 115 手動下降スイッチ
116 手動右旋回スイッチ 117 手動左旋回スイッチ
118 手動伸張スイッチ 119 手動縮小スイッチ
120 上昇リミットスイッチ 121 下降リミットスイッチ
122 右旋回リミットスイッチ
123 左旋回リミットスイッチ
124 旋回限界リミットスイッチ
125 安全リミットスイッチ 126 オーガ受けスイッチ
136 先端操作パネルスイッチ
140 張出設定ダイヤル 141 ズーム設定ダイヤル
150 昇降角度センサ 151 旋回角度センサ
152 ズーム長さセンサ 156 ズーム自動張出し切替ダイヤル
160 排穀オーガ上昇リレー
161 下降リレー 162 右旋回リレー
163 左旋回リレー 166 ズーム伸張リレー
167 ズーム縮小リレー
S1 縮小リミットスイッチ S2 伸張リミットスイッチ
S3 中間リミットスイッチ

Claims (3)

  1. 縮小と伸張及び旋回と昇降が自在の穀粒排出用のオーガ5を備えた穀粒排出装置において、オーガ5の伸縮度合に応じてオーガ5の昇降速度を変更する制御装置100を備えたことを特徴とする穀粒排出装置。
  2. 制御装置100は、オーガ5の伸縮度合が変化しても、オーガ先端部の昇降速度をほぼ一定速度にする制御を行うことを特徴とする請求項1記載の穀粒排出装置。
  3. オーガ5を収納時に受け止めるオーガ受け35を設け、前記制御装置100は、オーガ受け35にオーガ5が下降する時点でオーガ5が最縮小状態になっていない場合には、最縮小状態にしながら同時に下降し、オーガ受け35に収納されるまでに最縮小状態になるように下降速度を調整する駆動制御を行うことを特徴とする請求項1記載の穀粒排出装置。
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