JP4224256B2 - 表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、めっき鋼板に係わり、更に詳しくは優れた表面平滑性を有し、種々の用途、例えば家電用や自動車用、建材用鋼板として適用できるめっき鋼材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
耐食性の良好なめっき鋼材として最も使用されるものに亜鉛系めっき鋼板、アルミニウム系めっき鋼板がある。これらのめっき鋼板は自動車、家電、建材分野など種々の製造業において使用されている。また、それ以外にも、めっき鋼線やどぶづけめっきなど種々の分野でめっき鋼材が使用されている。
【0003】
特にAlを添加しためっきは耐食性が高いため近年使用量が増加している。
上記亜鉛系めっき鋼板の耐食性を向上させることを目的として特開平5−125515号公報においては、溶融Zn−Alめっき鋼板にTiを添加することにより耐経時黒変性が優れることが開示されている。
【0004】
また、特開2001−295015号公報においては、溶融Zn−Al−Mgめっき鋼板にTi、B、Siを添加することにより表面外観が良好になることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記及びその他これまで開示されためっき鋼板では、表面平滑性が十分に確保されていない。
【0006】
Zn−Alの二元系合金は6質量%Al−94質量%Znに共晶点を持ち、それよりAl濃度が高い場合、初晶としてAl相が晶出する。
【0007】
また、Zn−Mg−Alの三元系合金は3質量%Mg−4質量%Al−93質量%Znに三元共晶点を持ち、それよりAl濃度が高い場合、初晶としてAl相が晶出する。
【0008】
また、Al−Siの二元系合金は87.4質量%Al−12.6質量%Siに共晶点を持ち、それよりAl濃度が高い場合、初晶としてAl相が晶出する。
【0009】
溶融めっき時のめっき凝固速度が十分に確保されている場合、Al相が大きく成長しないうちにめっきが凝固するため表面平滑性は問題とならないが、めっき凝固速度が小さい場合、これらAl相が先に大きく成長することによってめっき表面に凸凹が形成され、表面平滑性が劣化するという問題点を有している。
【0010】
しかし、前記特開平5−125515号公報に開示される技術では、表面平滑性が劣化するという問題は考慮されていない。
【0011】
また、前記特開2001−295015号公報に開示される技術では、表面外観を劣化させるZn11Mg2相の生成・成長を抑制する目的としてTiとBを添加しているが、表面平滑性が劣化するという問題は考慮されておらず、金属間化合物についても言及されていない。
【0012】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、4質量%を超えるような高Al濃度の場合でも十分な表面平滑性が優れためっき鋼材を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、表面平滑性が優れためっき鋼板の開発について鋭意研究を重ねた結果、Al4質量%以上からなり、かつ、Al相の中または横にAl系金属間化合物を含有するめっき層を表面に有することにより表面平滑性が向上させることができるという新たな知見を見出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0014】
すなわち、本発明の趣旨とするところは、以下のとおりである。
【0015】
(1) 質量%で、Al:4〜11%を含有する、Zn−Al−MgまたはZn−Al−Mg−Siの溶融Znめっきであり、かつ、Al相の中に大きさ10μm以下のAl系金属間化合物を含有するめっき層を鋼材表面に有することを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0016】
(2) 質量%で、Al:4〜11%を含有する、Zn−Al−MgまたはZn−Al−Mg−Siの溶融Znめっきであり、かつ、Al相の横に大きさ10μm以下のAl系金属間化合物を含有するめっき層を鋼材表面に有することを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0017】
(3) 前記(1)または(2)のいずれかに記載の金属間化合物の格子定数の少なくとも1つが、3〜5Åであることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0018】
(4) 前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の金属間化合物が、Ni−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0019】
(5) 前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の金属間化合物が、Ti−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0020】
(6) 前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の金属間化合物が、Zr−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0021】
(7) 前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の金属間化合物が、Sr−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0022】
(8) 前記(4)に記載のNi−Al系金属間化合物が、NiAl3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0023】
(9) 前記(5)に記載のTi−Al系金属間化合物が、TiAl3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0024】
(10) 前記(5)に記載のTi−Al系金属間化合物が、Ti(Al1−XSiX)3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0025】
(11) 前記(6)に記載のZr−Al系金属間化合物が、ZrAl3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0026】
(12) 前記(7)に記載のSr−Al系金属間化合物が、SrAl4であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
【0028】
本発明の溶融Zn系めっき鋼材は、Al4質量%〜11質量%からなり、かつ、Al相の中に大きさ10μm以下のAl系金属間化合物を含有するめっき層を表面に有することを特徴とするめっき鋼材、及び、Al4質量%〜11質量%からなり、かつ、Al相の横に大きさ10μm以下のAl系金属間化合物を含有するめっき層を表面に有することを特徴とするめっき鋼材である。
【0029】
本発明において、溶融Zn系めっきとは溶融Znめっき浴にAl、Mgを添加し、さらに必要に応じてSiを添加したもの、または、溶融Al浴に、Siを添加し、さらにZn、Mgの二種を添加したものである。
【0030】
溶融Znめっき浴中には、これ以外にFe、Sb、Sn、及び不可避的不純物を単独あるいは複合で0.5質量%以内含有してもよい。また、Ca、Be、Cu、Co、Mn、P、B、Bi、3族元素を合計で0.5質量%以下含有しても本発明の効果を損なわず、その量によってはさらに耐食性が改善される等好ましい場合もある。
【0031】
本発明において、Alの含有量を4質量%以上に限定した理由は、4質量%未満のAl量では耐食性を向上させる効果が十分でないためである。また、11質量%まで耐食性および平滑性の効果が得られる。なお、4質量%未満では初晶としてAl相が晶出しないため、平滑性が低下するという問題は起こらない。
【0032】
本発明において、Al相とはめっき層中に明瞭な境界をもって島状またはデンドライト状に見える相であり、これは例えばAl−Znの二元系平衡状態図における高温での「Al相」(Znを固溶するAl固溶体)に相当するものである。この高温でのAl相はめっき浴のAl濃度応じて固溶するZn量が相違する。この高温でのAl相は常温では通常は微細なAl相と微細なZn相に分離するが、常温で見られる島状の形状は高温でのAl相の形骸を留めたものであると見て良い。この高温でのAl相(Al初晶と呼ばれる)に由来しかつ形状的にはAl相の形骸を留めている相を本明細書ではAl相と呼ぶ。
【0033】
Al相は、Al−Siの二元系、Al−Zn−Siの三元系、Al−Zn−Mgの三元系、Al−Mg−Siの三元系、Al−Zn−Mg−Siの四元系において、めっき浴の合金濃度応じて固溶する元素量が相違し、常温での相形態も相違してくるが、いずれの場合においてもAl初晶に由来する形骸を留めており、顕微鏡観察において明瞭に区別できるため、本明細書ではこれをAl相と呼ぶ。
【0034】
ここで表面平滑性の悪いめっきとは、めっき表面に数十μm〜数mm間隔の凸凹が形成された状態を示し、目視でも十分確認できる。断面を光学顕微鏡で確認するとめっきが厚い部分と薄い部分に分かれており、極端な場合、薄い部分が厚い部分の半分以下となることもある。この平滑性は波長領域50μm以上の粗度を測定することにより評価できる。
【0035】
本発明において、めっき中のAl系金属間化合物の含有形態をAl相の中またはAl相の横に限定した理由は、それ以外の位置に存在する金属間化合物では、表面平滑性を向上させることができないためである。
【0036】
Al相の中またはAl相の横に存在するAl系金属間化合物が表面平滑性を向上させる理由は、Al系金属間化合物がAl相の晶出核となる接種効果により、低冷却速度でも多数のAl相が晶出し、めっきの凝固が均一化されるためであると考えられる。
【0037】
本発明者等が多数のめっき中のAl相を調査した結果、大部分のAl相の中または横から大きさ数μmの金属間化合物が観察された。Al相中に存在する金属間化合物の一例を図1に示す。図1の上段の図1(a)は、本発明におけるめっき鋼材のめっき層の顕微鏡写真(倍率3500倍)であり、該写真中の各組織の分布状態を図示したものが下段の図1(b)である。この図からも判るように、本発明におけるめっき鋼材のめっき層の顕微鏡写真によって明確に各組織を特定することができる。
【0038】
本発明において金属間化合物の大きさは、発明者らが観察したものは、大きさ10μm以下であった。また、Al相中の金属間化合物の存在割合は特に限定しないが、過半数を超えるAl相に存在することが望ましい。
【0039】
特に、Alの格子定数4.05Åに近い格子定数を持つ金属間化合物は接種効果が得られ易いため、金属間化合物の格子定数は少なくとも1つが3〜5Åであることが望ましい。
【0040】
上記のような性質を持つAl系金属間化合物としては、NiAl3、TiAl3、Ti(Al1-XSiX)3、ZrAl3、SrAl4が挙げられる。
【0041】
金属間化合物の添加方法については特に限定するところはなく、金属間化合物の微粉末を浴中に混濁させる方法や、金属間化合物を浴に溶解させる方法等が適用できる。
【0042】
本発明の下地鋼材としては、鋼板のみならず、線材、形鋼、条鋼、鋼管など種々の鋼材が使用できる。鋼板としては、熱延鋼板、冷延鋼板共に使用でき、鋼種もAlキルド鋼、Ti、Nb等を添加した極低炭素鋼板、及びこれらにP、Si、Mn等の強化元素を添加した高強度鋼、ステンレス鋼等種々のものが適用できる。本発明品の製造方法については、特に限定することなく鋼板の連続めっき、鋼材や線材のどぶづけめっき法など種々の方法が適用できる。下層としてNiプレめっきを施す場合も通常行われているプレめっき方法を適用すれば良い。本発明では、冷却速度が小さい場合でも表面平滑性が良好なめっきが得られるため、大きな冷却速度が取りにくいドブ漬けめっきや、板厚の厚い材料への溶融めっきにおいてその効果が顕著となる。
【0043】
めっきの付着量については特に制約は設けないが、耐食性の観点から10g/m2以上、加工性の観点から350g/m2以下であることが望ましい。
【0044】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
【0045】
(実施例1)
まず、厚さ2.0mmの冷延鋼板を準備し、これに400〜700℃で浴中の添加元素を変化させためっき浴で3秒めっきを行い、N2ワイピングでめっき付着量を140g/m2に調整し、冷却速度10℃/s以下で冷却した。得られた溶融Zn系めっき鋼板のめっき組成を表1に示す。
【0046】
平滑性は波長領域50μm以上の粗度を測定し、2μm以下のものを合格とした。
【0047】
得られた溶融Zn系めっき鋼板は10度傾斜研磨を行い、SEMで金属間化合物を探し、EPMAによる組成比から金属間化合物を決定した。評価は、Al相の中または横から大きさ10μm以下のAl系金属間化合物が確認されたものを合格とした。
【0048】
評価結果を表1に示す。番号1、2、7はAl相中に金属間化合物を含有しないため平滑性が不合格となった。これら以外はいずれも良好な平滑性を示した。
【0049】
【表1】
【0050】
以上述べてきたように、本発明により、めっき凝固速度が小さい場合でも表面に凹凸が形成されず表面平滑性が優れた溶融Zn系めっき鋼材を製造することが可能となり、工業上極めて優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Al相中に存在する金属間化合物の一例を示す図で、(a)はめっき鋼材のめっき層の顕微鏡写真(3500倍)で、(b)は写真中の各組織の分布状態で示した図である。
Claims (12)
- 質量%で、Al:4〜11%を含有する、Zn−Al−MgまたはZn−Al−Mg−Siの溶融Znめっきであり、かつ、Al相の中に大きさ10μm以下のAl系金属間化合物を含有するめっき層を鋼材表面に有することを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 質量%で、Al:4〜11%を含有する、Zn−Al−MgまたはZn−Al−Mg−Siの溶融Znめっきであり、かつ、Al相の横に大きさ10μm以下のAl系金属間化合物を含有するめっき層を鋼材表面に有することを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項1または請求項2のいずれかに記載の金属間化合物の格子定数の少なくとも1つが、3〜5Åであることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の金属間化合物が、Ni−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の金属間化合物が、Ti−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の金属間化合物が、Zr−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の金属間化合物が、Sr−Al系金属間化合物であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項4に記載のNi−Al系金属間化合物が、NiAl3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項5に記載のTi−Al系金属間化合物が、TiAl3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項5に記載のTi−Al系金属間化合物が、Ti(Al1−XSiX)3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項6に記載のZr−Al系金属間化合物が、ZrAl3であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
- 請求項7に記載のSr−Al系金属間化合物が、SrAl4であることを特徴とする表面平滑性に優れる高耐食性溶融Zn系めっき鋼材。
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