JP4223977B2 - 車両抑止用標識体の固定構造 - Google Patents

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本発明は、主に道路の側縁や中央分離帯に設置されレーンデバイダとして機能するか、若しくは港湾の岸壁等に設置され車両の転落防止を図ることができる車両抑止標識体の固定構造に関するものである。
道路に設置され、レーンデバイダとして機能するものとして、例えば特許文献1に、車輛のタイヤが踏みつけると倒れ車輛が通過すると復元し得る弾性中空体よりなる起立標示体をセンターラインにそって一定の間隔ごとに起立設置すると共に、その各起立標示体と起立標示体との間に車輛のタイヤが接触ないし衝突するとその運動エネルギーを塑性変形によって吸収,分散させることができる高さが前記起立標示体より著しく低い緩衝体をセンターラインにそって敷設し、前記起立標示体および高さが低い緩衝体の併用により運転者の視線を誘導すると共に、車輛のタイヤが接触ない衝突した際の衝撃を前記緩衝体によって吸収,分散せしめる如くなしたことを特徴とする対面2車線道路用中央分離帯が開示されている。
また港湾の岸壁に設置され、車の転落防止を図るものとしては、例えば特許文献2において、樹脂製の成形体からなり、外表面に発光体を装着すると共に、前記成形体の内部が中空になっていて、この内部に補強部が設けられている湾岸ブロックが開示されている。
特開平3−51405号公報 特開2001−11825号公報
しかしながら、特許文献1に記載の対面2車線道路用中央分離帯では、緩衝体を間隔をおいて設置する必要があり、連続的に車両の抑止を図るのが困難であった。また特許文献2に記載の湾岸ブロックは、複雑な形状が必要となり、形成に金型による成形が必要となり、形成に係わる手間や高いコストを必要とするものであった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、連続的に車両の抑止を図ることが容易で、且つ形成に係わる手間やコストを低減できる車両抑止用標識体の固定構造を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる車両抑止用標識体の固定構造は、 押出成形により形成され断面矩形で中空部が設けられた角パイプ状の車両抑止体が路面に固定され、該車両抑止体の平坦となされた上面に、標識柱が該上面から立設されて取り付けられている車両抑止用標識体の固定構造であって、前記車両抑止体は、上壁及び下壁に上下方向に貫通する取付孔が穿設されると共に中空部内にアンカーナットが設けられ、かつ下壁に穿設された前記取付孔に挿通された取付ボルトが路面に埋設された取付用ナットに螺着されて路面に固定され、前記標識柱は、下端から下方に向けて突設されたアンカーボルトが車両抑止体の上壁に穿設された前記取付孔に挿通されると共に車両抑止体の中空部内に設けられたアンカーナットに螺着されて車両抑止体に取り付けられていることを特徴とするものである。。
また前記アンカーナットは、上下に開口したねじ孔に、上下からそれぞれ前記アンカーボルト及び前記取付ボルトが螺着され、かつ前記アンカーナットは前記取付ボルトにより前記中空部内で固定されていることを特徴とするものである。
また前記取付ボルトは、路面に埋設された取付用ナットに螺着されて前記車両抑止体を固定するものであって、前記アンカーナットは上下方向に貫通孔が設けられ、該貫通孔に前記取付ボルトが挿通されて前記取付用ナットに螺着されると共に、前記貫通孔に刻設されたねじ山に前記アンカーボルトが螺着され、かつ前記アンカーナットは前記取付ボルトにより前記中空部内で固定されていることを特徴とするものである。
また前記中空部は、前記車両抑止体の上壁を下方から支持する補強材が挿通され、該補強材に前記アンカーナットが取着されていることを特徴とするものである。
また前記補強材は、断面H型の形状となされ、前記車両抑止体の上壁及び下壁の内面にそれぞれ当接するようになされていることを特徴とするものである。
また前記補強材は、上方に開口し前記アンカーナットを取着する蟻溝状の取付溝が設けられ、該取付溝に前記アンカーナットが嵌入されて取着されると共に、前記取付溝内で前記アンカーナットが前記車両抑止体の延設方向に摺動可能となされていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の本発明に係わる車両抑止用標識体によれば、押出成形により連続した同じ断面の車両抑止体を任意の長さで得ることができ、かかる車両抑止体を用いることで連続的に車両の抑止を図ることが容易となる。また車両抑止体が路面からそれ程高さのないものであっても、標識柱が車両抑止体の上面から立設されていることで、道路の側縁や中央分離帯等を認識するのが容易となる。更には、中空の角パイプ状の車両抑止体に標識柱を取り付けるのみであるから複雑な形状が必要でなく、射出成形等で形成する場合と較べ手間やコストを低減できる。
また請求項1の発明によれば、標識柱はアンカーボルトにより中空部内のアンカーナットに螺着されることで車両抑止体に強固に固定される。
また請求項2の発明によれば、アンカーナットが簡潔な構造となり、アンカーナットの機械的強度の向上及びコストの低減に繋げることができ好ましい。更にアンカーナットが取付ボルトにより車両抑止体に固定されることで、標識柱、アンカーナット及び車両抑止体が一体となされ、路面への取り付けは強固なものとなり得る。
また請求項3の発明によれば、取付用ナットに螺着された取付ボルトによりアンカーナットが固定され、固定されたアンカーナットに対して標識柱のアンカーボルトを螺着できるので、アンカーナットの位置ずれ等による取り付けの際の煩わしさを軽減でき好ましい。
また請求項4の発明によれば、角パイプ状の上壁に車両の接触等の外力がかかると変形や割れが起こりやすいが、補強材により下方から支持しておくことで外力に対する強度が向上され、更に強度的に高い補強材にアンカーナットが取着されていることで風圧、振動等の外力による標識柱の動揺が抑えられ、標識柱の寿命を延長することに繋がり好ましい。
また請求項5の発明によれば、簡便な形状の補強材を用いることができ、またより確実に上方からかかる外力から車両抑止体を支持することができ好ましい。
また請求項6の発明によれば、アンカーナットは蟻溝状の取付溝に嵌入されることで補強材に対して簡便且つ確実に取り付けることができ、またアンカーナットが車両抑止体の延設方向に沿って摺動可能となされていることでアンカーナットへの標識柱の、車両抑止用標識体の延設方向における取付位置の調整を容易に行うことができ好ましい。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明に係わる車両抑止用標識体の、第一の実施形態を示す斜視図である。車両抑止用標識体10は、ポリオレフィン樹脂を押出成形により連続的に成形した中空部11を有する角パイプ状の車両抑止体1の上面12に、ポリウレタン樹脂からなり外力により曲がり且つ復元する弾性で柱状の標識柱2が立設されて形成され、縁石等により仕切がなされていない車両Rと歩道Hとの間に設置されて車道Rから歩道Hへの車両等の進入を抑止するものである。標識柱2は、ベース部21と柱状部22とならなり、ベース部21にはガラスビーズ反射体Gが埋設され、柱状部22には反射シートFが貼着されているものである。車両抑止体1の断面は10cm角程度であることから、車両抑止体1のみの設置では車道Rと歩道Hとの境界が明瞭に判別しにくいが、車両抑止体1の上面に80cm程度の高さの標識柱2が立設されることで反射シートFが運転者の視線とほぼ同じ高さとなり、道路利用者から標識柱2が明瞭に視認されて車道Rと歩道Hとの境界が明瞭に認識できる。
図2は、図1におけるA−A断面を示す断面図である。車両抑止体1は、上壁13及び下壁14に上下方向に貫通する取付孔131及び141が穿設され、車両抑止体1は、車道Rに埋設された取付用ナット42に取付孔141に挿通されたネジ棒状の取付ボルト41Aの下端が螺着され、取付ボルト41Aの上端から上下方向に長い長ナット状のアンカーナット32Aが螺着され、アンカーナット32Aと車道R面との間に下壁14が挟持されることで、アンカーナット32Aは中空部11内に固定されると共に車両抑止体1は車道R面に固定される。
車両抑止体1の取付方法としては、取付用ナット42が予め車道Rに埋設されて接着剤等で固定され、取付ボルト41Aが取付用ナット42に螺着される。次に上方から車両抑止体1を取付孔141に取付ボルト41Aが挿通されるように車道R上に設置し、上壁13に穿設されアンカーナット32Aが挿通可能となされた取付孔131からアンカーナット32Aを中空部11内に挿入し、工具を取付孔131から中空部11内に挿入してアンカーナット32Aを締め付けるものである。尚、アンカーナット32Aの下端と下壁14の上面との間にワッシャーを挟み込んでアンカーナット32をより抜けにくくしておくのが好ましい。
アンカーナット32Aは、長ナット状で上方に開口したねじ孔32A1及び下方に開口したねじ孔32A2が一体に設けられており、下方から取付ボルト41Aが螺着され、上方から標識柱2のベース部21から下方に突設されたアンカーボルト31が螺着されることが可能である。標識柱2のベース部21には、予めベース部21の成形時に六角ボルトであるアンカーボルト31が埋設され、アンカーボルト31の下半分程度がベース部21の下方から突設されている。かかるアンカーボルト31を、上壁13の取付孔131の上方から中空部11に挿通し、アンカーナット32Aの上端からねじ孔32A1に標識柱2を回転させて螺着することで、標識柱2はアンカーナット32A及び取付ボルト41Aを介して車道Rに埋設された取付用ナット42に固定される。標識柱2が車道Rに対して固定されることで、車両抑止体1はアンカーナット32Aによるもののみならず、標識柱2のベース部21下面と車道R面とで挟持されるようになされ、車両抑止体1はより強固に車道Rに対して固定される。
車両抑止体1は、角パイプ状の断面形状に押出成形が可能であれば用いる材料をポリオレフィンに限定するものではなく、合成樹脂材料や金属材料、無機材料を用いてもよいが、押出成形が容易で、乗り上げた車両を傷つける恐れが小さく、車両の乗り上げ等の外力に対して割れが発生しにくい合成樹脂材料が好適に用いられる。合成樹脂材料としては、硬質、半硬質、軟質を問わず用いることができ、更にはゴム、エラストマー等の弾性材料を用いて形成してもよい。
標識柱2としては、車両の頻繁な衝突が考え得ることから、ポリウレタン樹脂の他に、天然ゴムやブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ブチルゴム、エチレンプロピレンターポリマー、ポリイソブチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、シリコン樹脂、硬質塩化ビニール樹脂、スチレン−ブタジエン系やポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成ゴムや合成樹脂等からなる弾性材やそれらを発泡させたものを用いて形成することが好ましい。また標識柱2自体の高さは、高くしすぎても乗用車の運転者から視認しづらくなり、費用に対する効果も期待できないが、低くしすぎても視認できなくなり、好適には300mm〜1200mm程度である。
(第二の実施形態)
図3は、本発明に係わる第二の実施形態を示すもので、図2と同じ視点からの断面図である。用いられるアンカーナット32Bは、道路標識柱の路面への固定に用いられるアルミダイカスト製のアンカーナットを流用したもので、上方に開口したねじ孔32B1が予め設けられている。アンカーナット32Bには、更にねじ孔32B1の下端から上下方向に貫通されてボルト孔32B2が穿設され、ボルト孔32B2に取付ボルト41Bが挿通されて、予め路面に埋設されている取付用ナット42に螺着されているが、アンカーナット32Bに穿設されたボルト孔32B2は、取付用ボルト41Bのねじ部が挿通可能となされると共に、頭部の径より小さくなされており、更にアンカーナット32Bの径が車両抑止体1の下壁14に穿設された取付孔141の径より大きくなされていることで、取付用ボルト41Bを取付用ナット42に螺着して締め込むことで車両抑止体1及びアンカーナット32Bが車道Rに対して固定される。アンカーナット32Bは、アンカーナット32Bが挿通可能な大きさに上壁13に穿設された取付孔131から中空部11に挿入され、取付ボルト41Bは取付孔131から挿入した工具等により回転させて螺着するものである。
次に、アンカーナット32Bのねじ孔32B1に対して、第一の実施形態と同様に、標識柱2Bのベース部21から下方に突設されたアンカーボルト31が上壁13の中空部11に挿入され、標識柱2を回転させてアンカーナット32Bのねじ孔32B1に螺着されることで、標識柱2はアンカーナット32B及び取付ボルト41Bを介して車道Rに対して固定される。かかる構成により、上述の効果に加え、既存のアンカーナット32Bにボルト孔32B2を穿設して用いることで、アンカーナット32Bの形成に係わる手間や費用を軽減することができる。
(第三の実施形態)
図4は、本発明に係わる第三の実施形態を示すもので、図2と同じ視点からの断面図である。まず車両抑止体1は下壁14に穿設された取付孔141に六角ボルトである取付ボルト41Cが挿通されて取付用ナット42に螺着されることで車道Rに対して固定される。取付ボルト41Cの頭部と下壁14の上面との間にはワッシャーを挟み込んでおくのが好ましい。車両抑止体1の中空部11には、アルミニウムからなる断面H型の押出形材である補強材5が挿通され、補強材5は上下方向の高さが中空部11の上下方向より僅かに小さくなされていることで、中空部11に挿通可能となされると共に、上壁13に上方から外力がかかった際に上壁13及び下壁14の内面に当接して下方から上壁13を支持するようになされている。
補強材5は、フランジ52が上下方向に向けられて中空部11に挿通され、上方のフランジ52間に相対向して凸部53が形成されていることで蟻溝状の取付溝51が形成されており、取付溝51にアンカーナット32Cが車両抑止体1の延設方向に摺動可能に嵌着されて取り付けられる。アンカーナット32Cは側面に形成された凹部32C1が凸部53に嵌着されることで補強材5からの抜け止めとなされている。尚、道路標識柱に用いられているアンカーナットにも路面へ接着する接着剤からの抜け止めとして側面に凹部32C1が形成されており、かかるアンカーナットを流用するか、または簡単に加工を行って用いてもよい。更にアンカーナット32Cは円筒状のものを用い、円筒状側面に面取りを施す如く凹部32C1を形成すれば、後述のアンカーボルト31の螺着時にアンカーナット32Cが共回りするのを防ぐことができ好ましい。
最後に、標識柱2のアンカーボルト31がアンカーナット32Cに螺着されて締め込まれて、標識柱2が補強材5に対して固定される。標識柱2は、取付用ナット42に対して螺着されるものとはならず、標識柱2に急激に強い外力がかかった場合にも取付用ナット42への直接の負荷がかかることがなく取付用ナット42の破損等の発生の恐れを小さくできる。
補強材5は、軽量且つ強度が高く、同一断面を連続して得ることができるアルミニウムを用いた押出形材を用いるのが好ましいが、特に限定されるものでなく、合成樹脂材料、金属材料、無機材料等を適宜用いることができるが、車両からの踏み付けが考え得る場所に設置する際には、強度の高い金属材料が好適に用いられる。また断面形状も断面H型に限定されるものではなく、パイプ状、L字やコ字状のアングル等を用いてもよい。
(第四の実施形態)
図5は、本発明に係わる車両抑止用標識体の設置の例を示す説明図である。イ)において、車両抑止体1の上面に標識柱2が立設された車両抑止用標識体10は対向する方向に車両が走行する車道R1と車道R2との間に延設されており、大規模な中央分離帯を設置することなく簡便且つ迅速に車両の対向車線への乗り越え及び中央分離線の明瞭な標示を行うことができ、また不要になった場合でも取り外しが容易である。ロ)は港湾の岸壁上に設置したもので、海岸Sの岸壁Gの縁部に沿って車両抑止用標識体10を設置することで、岸壁Gの縁部を明瞭に標示すると共に誤って岸壁Gに近づきすぎた車両を抑止し、高い転落防止効果を期待することができる。
本発明に係わる第一の実施形態を説明する斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明に係わる第二の実施形態を説明する断面図である。 本発明に係わる第三の実施形態を説明する断面図である。 本発明に係わる第四の実施形態を説明する斜視図である。
符号の説明
1 車両抑止体
11 中空部
12 上面
13 上壁
14 下壁
2 標識柱
31 アンカーボルト
32 アンカーナット
41 取付ボルト
42 取付用ナット
5 補強材
51 取付溝
10 車両抑止用標識体

Claims (6)

  1. 押出成形により形成され断面矩形で中空部が設けられた角パイプ状の車両抑止体が路面に固定され、該車両抑止体の平坦となされた上面に、標識柱が該上面から立設されて取り付けられている車両抑止用標識体の固定構造であって、前記車両抑止体は、上壁及び下壁に上下方向に貫通する取付孔が穿設されると共に中空部内にアンカーナットが設けられ、かつ下壁に穿設された前記取付孔に挿通された取付ボルトが路面に埋設された取付用ナットに螺着されて路面に固定され、前記標識柱は、下端から下方に向けて突設されたアンカーボルトが車両抑止体の上壁に穿設された前記取付孔に挿通されると共に車両抑止体の中空部内に設けられたアンカーナットに螺着されて車両抑止体に取り付けられていることを特徴とする車両抑止用標識体の固定構造。
  2. 前記アンカーナットは、上下に開口したねじ孔に、上下からそれぞれ前記アンカーボルト及び前記取付ボルトが螺着され、かつ前記アンカーナットは前記取付ボルトにより前記中空部内で固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両抑止用標識体の固定構造
  3. 前記取付ボルトは、路面に埋設された取付用ナットに螺着されて前記車両抑止体を固定するものであって、前記アンカーナットは上下方向に貫通孔が設けられ、該貫通孔に前記取付ボルトが挿通されて前記取付用ナットに螺着されると共に、前記貫通孔に刻設されたねじ山に前記アンカーボルトが螺着され、かつ前記アンカーナットは前記取付ボルトにより前記中空部内で固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両抑止用標識体の固定構造
  4. 前記中空部は、前記車両抑止体の上壁を下方から支持する補強材が挿通され、該補強材に前記アンカーナットが取着されていることを特徴とする請求項1に記載の車両抑止用標識体の固定構造
  5. 前記補強材は、断面H型の形状となされ、前記車両抑止体の上壁及び下壁の内面にそれぞれ当接するようになされていることを特徴とする請求項4に記載の車両抑止用標識体の固定構造
  6. 前記補強材は、上方に開口し前記アンカーナットを取着する蟻溝状の取付溝が設けられ、該取付溝に前記アンカーナットが嵌入されて取着されると共に、前記取付溝内で前記アンカーナットが前記車両抑止体の延設方向に摺動可能となされていることを特徴とする請求項5に記載の車両抑止用標識体の固定構造
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