JP4222151B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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図7に示すように、逆相関型のデジタルハーフトーニング法による画像処理においては、原画像データ(多階調画像データ)が入力される前に、予め0〜(n−1)の範囲内から無作為にランダム変数r(rは整数)を決定する(ステップT1)。なお、「n」は画素値gi,jの最大値である。画素値gi,jとは、i行j列目の画素における階調値のことであり、ここでは0〜nの範囲内の何れかの値である。
原画像データが入力されたら、原画像データ中からi行j列目の画素に関する画素値gi,jを取得する(ステップT2)。
Δ=|gi,j−n/2|/n … (1)
Hi,j[0]=Cx1,y1[0]×px1,y1+Cx1,y2[0]×px1,y2+Cx1,y3[0]×px1,y3+ … +Cx4,y3[0]×px4,y3
Hi,j[1]=Cx1,y1[1]×px1,y1+Cx1,y2[1]×px1,y2+Cx1,y3[1]×px1,y3+ … +Cx4,y3[1]×px4,y3
Hi,j[2]=Cx1,y1[2]×px1,y1+Cx1,y2[2]×px1,y2+Cx1,y3[2]×px1,y3+ … +Cx4,y3[2]×px4,y3
…
…
Hi,j[n−1]=Cx1,y1[n−1]×px1,y1+Cx1,y2[n−1]×px1,y2+Cx1,y3[n−1]×px1,y3+ … +Cx4,y3[n−1]×px4,y3
比較の結果、カウンタ値Countが画素値(gi,j−1)以下であれば、要素k’に対応するドット出現パターンCi,j[k’]を「1」に設定し(ステップT9)、大きければ「0」に設定する(ステップT10)。例えば、画素値gi,jが3で、かつ要素番号列S[k]が{8,3,4,1,5,…,(n−1)}であれば、ドット出現パターンCi,j[k]のうち、まず要素Ci,j[8]を「1」に設定する。
なお、画像端部に関するドット出現パターンCi,j[k]の決定には、画像領域外の周辺画素に関するドット出現パターンが必要となるが、このための画像領域外の周辺画素に関してはランダム変数を用いる等してドット出現パターンを決めておく。具体的には、例えば次のように定義する。
Ci,j[k]= 1 ( rBR < nΔ のとき)、 0 ( それ以外のとき )
ここで、Δ=| gi,j − n/2 |/nであり、「gi,j」は注目画素の画素値である。また、「rBR」は{0,1,...(int)(n/2)}に含まれるランダムな整数であり、毎回異なる値とする。
多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するための演算処理部を有する画像処理装置であって、
前記演算処理部は、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行うものであり、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定においては、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定する構成となっているとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させることを特徴としている。
多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するための演算処理部を有する画像処理装置であって、
前記演算処理部は、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行うものであり、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定においては、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定する構成となっているとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値及びそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させることを特徴としている。
多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換する画像処理方法であって、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させることを特徴としている。
多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換する画像処理方法であって、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値及びそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させることを特徴としている。
画像処理プログラムであって、
多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するためのコンピュータに、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させる機能を実現させることを特徴としている。
画像処理プログラムであって、
多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するためのコンピュータに、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値及びそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させる機能を実現させることを特徴としている。
ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させることにより、入力された階調値に応じ周期性を防止するための補正量を適切に設定することができ、ランダム性が必要な度合いに応じ強さを設定できる。また、ランダム値をそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させることにより、ランダム成分の空間周波数特性を制御することができる。
この結果、より確実に周期構造を持たないようドットを制御することができ、出力画像から疑似輪郭を防止することができる。
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、画像処理装置1は、入力される多階調画像データを量子化して擬似中間調の出力用画像データに変換して出力するための演算処理部2を備えている。なお、この画像処理装置1は、インクジェットプリンタ等の周知の出力装置に搭載可能となっている。また、本実施の形態においては、多階調画像データを、各画素値が8bitのグレースケールを持つRGB画像に関するデータとして説明する。
ROM3には、本発明に係る画像処理プログラムが格納されている。この画像処理プログラムは、多階調画像データに対する逆相関型のデジタルハーフトーニング処理を演算処理部2に実行させるためのものである。
RAM4には、CPU5による作業領域が備えられている。
CPU5は、ROM3に格納されている画像処理プログラムをRAM4内の作業領域に展開し、多階調画像データから出力用画像を生成するようになっている。
この図に示すように、演算処理部2は、従来のステップT1と同様に、多階調画像データが入力される前に、予めランダム変数rを決定する(ステップS1)。
多階調画像データが入力されたら、演算処理部2は多階調画像データ中からi行j列目の画素(注目画素)に関する画素値gi,jを取得し(ステップS2)、従来のステップT3と同様に、この画素値gi,jに基づきi行j列目の画素のローカルフィルタPを生成する(ステップS3)。
ローカルフィルタPを生成したら、演算処理部2は、従来のステップT4と同様にi行j列目の画素のヒストグラムHi,j[k]を算出する(ステップS4)。
Hi,j[k]+=w(rand(),Ini,j)
を行う。Ini,jは入力画素の値である。rand()は整数のランダム値で毎回異なる。ランダム値としては、例えばM系列の乱数を用いることができる。
また、入力値に応じた振幅を設定し、周期性を生じやすい特定の入力値(階調値)に対してはランダム性を強調する。
w(rand(),Ini,j)=rand()%32;Ini,jが125以上130以下のとき
w(rand(),Ini,j)=0;Ini,j が上記以外
とした時の結果である。
これにより、図3の(a)では規則的なオン→オフの周期性が強く出る部分Aとそうでない部分Dとが発生し、境界(点線で図示)で疑似輪郭が生じるのに対し、図3の(b)では周期構造がなくなり疑似輪郭を生じないことが分かる。
w(rand(),Ini,j)=rand()%32;Ini,jが127または128のとき
w(rand(),Ini,j)=rand()%16;Ini,jが126または129のとき
w(rand(),Ini,j=rand()%8;Ini,jが125または130のとき
w(rand(),Ini,j)=0;Ini,jが上記以外
のように設定しても良い。
w(rand(),Ini,j)=rand()%32;Ini,jが85,127,128,170のとき
w(rand(),Ini,j)=rand()%16;Ini,jが84,86,126,129,169,171のとき
w(rand(),Ini,j)=rand()%8;Ini,jが83,87,125,130,168,172のとき
w(rand(),Ini,j)=0;Ini,jが上記以外
と設定すれば良い。
なお、wの設定にランダム値の余り算出オペレータを用いているが、ランダム値と入力値の関数としてランダムな値が設定されれば良い。
例えば、図4に示すように、4096個(0〜4095)のランダムパターンを用意しておき、ドット出現パターンのkに応じ参照するパターン番号を変化させる。さらに、画素毎に初め(k=0)のドット出現パターンに加える開始位置をずらしていくようにしても良い。
またさらに、複数の色に関して処理を行う場合には、2番目以降の色についての処理で計算されるヒストグラムに対して、既に処理済みの色のドット出現パターンを所定の重みで加算することが好ましい。このようにすることで、他色のドットとの相関を調整し、色むらやざらつき感を併せて低減することができる。
以下、説明する。
ここで、図6のランダム値加算内部ブロック図に示すように、ランダム値はあらかじめ64×64のマトリクス配列で計算しておき、LUTに記憶しておく。i,jの位置よりi%64,j%64を計算してLUTのアドレスとする。ランダム値のパターンはホワイトノイズ特性とした。
w(rand(),Ini,j)=rand()%11−5;Ini,jが127または128のとき
w(rand(),Ini,j)=rand()%7−3;Ini,jが126または129のとき
w(rand(),Ini,j)=rand()%3−1;Ini,jが125または130のとき
w(rand(),Ini,j)=0;Ini,jが上記以外
として、Imodi,j=Ini,j+w(rand(),Ini,j)とした。
なお、ランダム値のパターンはホワイトノイズ特性でなくとも良く、例えばブルーノイズ特性としても良い。
なお、逆相関ハーフトーニングブロックでは、従来と同様の逆相関型のデジタルハーフトーニング処理を行う。
さらに、多値の逆相関型のデジタルハーフトーニング法適用の際、量子化レベルの境界付近での疑似輪郭を防止することができる。
例えば、本実施の形態では、入力画像は8bitのグレースケールを持つモノクロ画像であるが、これに限るものではなく、階調、解像度、モノクロ画像かカラー画像か等適宜の画像を用いることができる。
また、出力画像についても、本実施の形態では、白黒の2値化した出力画像であるが、これに限らず、カラー画像を含めて3値以上の出力値を有する出力画像にする場合にも適用可能である。
2 演算処理部
Claims (6)
- 多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するための演算処理部を有する画像処理装置であって、
前記演算処理部は、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行うものであり、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定においては、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定する構成となっているとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させることを特徴とする画像処理装置。 - 多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するための演算処理部を有する画像処理装置であって、
前記演算処理部は、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行うものであり、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定においては、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定する構成となっているとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値及びそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させることを特徴とする画像処理装置。 - 多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換する画像処理方法であって、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させることを特徴とする画像処理方法。 - 多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換する画像処理方法であって、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値及びそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させることを特徴とする画像処理方法。 - 多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するためのコンピュータに、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値に応じて設定、変化させる機能を実現させるための画像処理プログラム。 - 多階調画像データを量子化して疑似中間調の出力用画像データに変換するためのコンピュータに、
多階調画像データの注目画素を構成する階調数に実質的に比例した数だけドットの有無情報を配列させたドット出現情報配列を設定して、その情報に基づき量子化を行う際に、
前記注目画素についての前記ドット出現情報配列の内容決定において、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列を用い、当該ドット出現情報配列を構成する要素の要素番号毎に、前記注目画素の周辺画素にドットが出現する期待値を算出し、
当該算出された期待値にランダム値を加えた上で、この期待値に基づき、ドット出現数の少ない要素番号にドット有り情報を優先的に設定し、ドット出現数の多い要素番号にドット無し情報を設定するよう、前記注目画素についてのドット出現情報配列を決定することにより、当該注目画素周辺の既に量子化が行われた画素についてのドット出現情報配列に対して逆相関が大きくなるようなドット出現情報配列を決定するとともに、
前記ランダム値をそれぞれの画素の階調値及びそれぞれの画素の位置に応じて設定、変化させる機能を実現させるための画像処理プログラム。
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