JP4221844B2 - ピンミラーカッタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば往復動式内燃機関のクランクシャフトを加工するピンミラーカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、往復動式内燃機関のクランクシャフトを加工する工具として、例えば、ピンミラーカッタが知られている。
図19はピンミラーカッタの一従来例の要部を示す平面図、図20はピンミラーカッタが取り付けられる加工機、図21はピンミラーカッタの要部を示す断面図であり、これらの図中、符合1はピンミラーカッタ、符合3は加工機である。
【0003】
このピンミラーカッタ1は、円環状のカッタ本体2と、該カッタ本体2を着脱可能に保持して加工機3(図20)に一体連結するアダプタ本体4と、該アダプタ本体4にカッタ本体2を固定するためのクランパ12とを備えて構成される。カッタ本体2の内周部には、複数のスローアウェイチップ6が径方向内方に切刃7を突出させた状態となるように、ボルト8により着脱可能に取り付けられている。
【0004】
カッタ本体2の端面外縁部とアダプタ本体4の端面内縁部には、全体で円形凹部11を構成する略半月状の凹部11a,11bが形成されている。
略半月状の切欠を有するクランパ12は、この円形凹部11内に収納されるように、アダプタ本体4に螺合されるクランプボルト(図示略)によって回動可能に取り付けられている。
【0005】
そして、このクランパ12を、カッタ本体2側の凹部11a上に回動させることにより、つまり、クランパ12に形成された前記略半月状の切欠をアダプタ本体4側の凹部11b内に位置するよう回動させることにより、カッタ本体2は加工機3側のアダプタ本体4に押圧されて堅固に固定される。
【0006】
加工機3側のチャック13,14には、クランクシャフト(図示略)がピンミラーカッタ1の内空部を貫通するように架け渡される。そして、ピンミラーカッタ1は、チャック13,14に固定保持されたクランクシャフトに対して、自転しながら公転すると共に軸方向に適宜移動させられることにより、切刃7でクランクシャフトを所定形状に加工する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のピンミラーカッタ1においては、カッタ本体2の軸線とアダプタ本体4の軸線とが一致せずにずれた状態で取り付けられてしまうと、被加工物を精密に真円に加工できなくなってしまうことから、カッタ本体2の芯出しを正確に行う必要がある。
【0008】
正確な芯出しを行うための方策としては、例えば図22に示すように、カッタ本体2の外周面2A及びアダプタ本体4の内周面4Aを、軸線方向に沿って漸次縮径する傾斜面とし、これら傾斜面同士を面接触させる取付機構が考えられる。
この取付機構では、アダプタ本体4の内周面4Aにカッタ本体2の外周面2Aが当接すると、該外周面2Aが前記内周面4Aに沿って案内され、これら周面が全周に亙り面接触しながら位置決めされるため、カッタ本体2とアダプタ本体4の互いの軸線が正確に芯合わせされることとなる。
【0009】
しかしながら、このような取付機構を採用しても、クランパ12がカッタ本体2の周方向に沿って複数設けられていることに起因して、次のような不具合を生じることがある。
すなわち、クランパ12を回動させる際は、一つずつ順番に回動させなければならないから、カッタ本体2には、その軸線から偏心した端面外縁部の一部にのみクランパ12からの押圧力が作用してしまうことになる。
【0010】
このため、図23に誇張して示すように、カッタ本体2の一部(回動させたクランパ12の近傍)が沈み込むと共に、該クランパ12に対してカッタ本体2の中心と点対称側に位置する部分が浮き上がることがある。
このようにカッタ本体2に振れが生じると、カッタ本体2の外周面2Aと、アダプタ本体4の内周面4Aとが互いに面接触することによる正確な芯合わせが行えなくなる。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、カッタ本体をアダプタ本体に固定する際に生じ得るカッタ本体の振れを防止し、芯合わせを高精度に行えるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。
すなわち、円環状をなしその一方の周面に切刃が配列されると共に、他方の周面が軸線方向に沿って漸次縮径する傾斜面をなす八角錐状の外周面を有するカッタ本体と、前記他方の周面と面接触可能な周面を有し、これら両周面を面接触させた状態で前記カッタ本体を着脱可能に保持して加工機に一体連結する内周面が八角錐状のアダプタ本体と、前記カッタ本体をその軸線方向小径側に押圧して前記両周面を面接触させるクランパとを備えてなるピンミラーカッタにおいて、
前記カッタ本体の外周面大径側の角部及び該角部に対応する前記アダプタ本体の内周面大径側の対応部分の少なくとも一方から突出して他方に係合することで、前記カッタ本体の軸線方向小径側への移動を規制するストッパを備えることを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、アダプタ本体の周面とカッタ本体の周面とを面接触させるべく、クランパによりカッタ本体を押圧しても、カッタ本体の軸線方向小径側への移動がストッパにより規制されるから、クランパ近傍におけるカッタ本体の局所的な沈み込みが抑えられ、効果的にカッタ本体の振れ止めがなされる。
その結果、両周面が全周に亙って面接触しながら位置決めされることになり、カッタ本体とアダプタ本体を高精度に芯合わせすることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明するが、上述した従来技術と同様の構成要素には同一符号を用いてその説明を省略する。
図1は第一の実施の形態によるピンミラーカッタの要部を示す平面図、図2は図1のA−A線断面図であり、これらの図中、符号21はピンミラーカッタ、22はカッタ本体、23はアダプタ本体、24はプレート(ストッパ)である。
【0017】
カッタ本体22は、略円環状をなしており、円筒状の内周面(一方の周面)22Aと、軸線に沿って漸次縮径する正八角錐状の外周面(他方の周面)22Bとを有する。
カッタ本体22の内周面22A及び端面内縁部には、図19のピンミラーカッタ1と同様、切刃を有する複数のスローアウェイチップ(図示略)が、カッタ本体22に螺合するクランプねじにより着脱可能に装着されている。
【0018】
他方、カッタ本体22における外周面大径側の角部には、大径側端面22C及び外周面22Bの双方に開口する凹溝25が形成されている。
これら凹溝25には、略長方形板状のプレート24が、カッタ本体22に螺合されるセットボルト26により、着脱可能となるように装着されている。
なお、プレート24の長軸寸法は、カッタ本体22に装着された状態でその外周面22Bから径方向外方に所定長突出するように設定される。
【0019】
アダプタ本体23は、カッタ本体22を加工機の主軸に一体連結するための取付具であり、その内周面23Aは、カッタ本体22の外周面22Bと全周にわたって面接触可能となるような八角錐状をなしている。
アダプタ本体23における内周面大径側の角部、すなわち、前記カッタ本体22の角部に対応する部分には、内周面23A及び大径側端面23Bの双方に開口する係合溝27が形成されている。
【0020】
係合溝27には、カッタ本体22に装着されたプレート24の先端部が係合可能となっている。
これら係合溝27の長軸寸法は、アダプタ本体23の内空部にカッタ本体22を挿入して係合溝27にプレート24を係合させた際に、カッタ本体22の径方向移動を許容できるような隙間31が、プレート24の先端面とこれに面する係合溝27の壁面との間に形成されるように設定されている。
【0021】
上記構成からなるピンミラーカッタ21では、カッタ本体22の外周面22B及びアダプタ本体23の内周面23Aが共に八角錐状をなすことによってアダプタ本体23に対するカッタ本体22の回転止めが行われており、これによりアダプタ本体23からカッタ本体22へのトルク伝達が実現されている。
【0022】
次に、カッタ本体22をアダプタ本体23に取り付ける際の作業手順について説明する。
まず、クランパ12を予めその全部がアダプタ本体23側の凹部18bに収納されるように回動させておき、この状態を維持しつつ、カッタ本体22をアダプタ本体23の内空部に挿入する。
【0023】
すると、カッタ本体22の外周面22Bとアダプタ本体23の内周面23Aとが当接すると共に、プレート24と係合溝27とが係合する。
しかる後、クランパ12をその一部がカッタ本体22側の凹部18aにまたがるように回動させ(図1)、該クランパ12の一部でカッタ本体22の大径側端面22Cを軸線方向小径側に押圧する。
【0024】
このとき、複数あるクランパ12を1個づつ順番に回動させなければならないが、本実施形態のピンミラーカッタ21では、回動させたクランパ12の近傍に位置するプレート24がカッタ本体22の軸線方向小径側への移動を規制するため、該クランパ12の近傍のみが局所的に沈み込むことはない。
従って、回動させたクランパ12に対してカッタ本体22の中心と点対称側に位置する部分が浮き上がることもなくなり、効果的にカッタ本体22の振れ防止がなされる。
【0025】
しかるに、残りのクランパ12を順次回動させれば、各々の回動時においても上記同様、カッタ本体22に振れが生じることはない。よって、カッタ本体22の外周面22Aとアダプタ本体23の内周面23Aとが全周にわたって面接触し、しかも、この面接触時に、カッタ本体22の径方向移動は前記隙間31により許容されているから、カッタ本体22とアダプタ本体23は、精度良く芯合わせされることになる。
【0026】
次に、図3〜図8を参照しながら、本発明の第二の実施の形態を説明する。
なお、これらの図において、上述した従来技術及び第一の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を用いてその説明を省略する。
図1及び図2に示した第一の実施の形態に係るピンミラーカッタ21では、プレート24をカッタ本体22側に装着しているの対し、本実施の形態に係るピンミラーカッタ41では、プレート24をアダプタ本体23側に装着している。
【0027】
すなわち、アダプタ本体23における内周面小径側の角部には、小径側端面23C及び内周面23Aの双方に開口する凹溝25が形成され、これら凹溝25にプレート24が着脱可能となるようにセットボルト26で装着されている。
また、カッタ本体22における外周面小径側の角部、すなわち、前記アダプタ本体23における内周面小径側角部に面する部分には、小径側端面22D及び外周面22Bの双方に開口する係合溝27が形成され、これら係合溝27には、アダプタ本体23側に装着されたプレート24の先端部が係合可能となっている。
【0028】
これら係合溝27の長軸寸法は、第一の実施の形態と同様、アダプタ本体23の内空部にカッタ本体22を挿入して係合溝27にプレート24を係合させた際に、カッタ本体22の径方向移動を許容するような隙間31が、プレート24の先端面とこれに面する係合溝27の壁面との間に形成されるように設定されている。
【0029】
本実施の形態によっても、回動させたクランプ12の近傍に位置するプレート24がカッタ本体22の軸線方向小径側への移動を規制するため、該クランプ12の近傍のみが局所的に沈み込むことはない。よって、カッタ本体22に振れを生じることはなく、カッタ本体22の外周面とアダプタ本体23の内周面とが全周にわたって面接触することになる。
【0030】
そして、プレート24の先端面とこれに面する係合溝27の壁面との間には、隙間31が形成されているから、前記面接触時には、カッタ本体22の径方向移動が許容され、カッタ本体22とアダプタ本体23は精度良く芯合わせされる。
【0031】
次に、図9〜図14を参照しながら、本発明の第三の実施の形態を説明する。
なお、これらの図において、上述した従来技術,第一及び第二の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を用いてその説明を省略する。
【0032】
図1〜図8に示した第一及び第二の実施の形態に係るピンミラーカッタ21,41では、カッタ本体22及びアダプタ本体23とは別体をなすプレート24がこれらに着脱可能に装着されているの対し、本実施の形態に係るピンミラーカッタ51では、これらプレート24に相当する突出部(ストッパ)がカッタ本体22及びアダプタ本体23の双方に一体形成されている。
【0033】
すなわち、カッタ本体22における内周面大径側の角部には、径方向外方に突出する第1突出部52が一体形成されており、また、アダプタ本体23における外周面大径側の角部には、径方向内方に突出する第2突出部53が一体形成されている。
【0034】
これら第1突出部52及び第2突出部53の突出寸法は、アダプタ本体23の内空部にカッタ本体22を挿入した際に、カッタ本体22の径方向移動を許容するような隙間31が、第1突出部52の先端面とこれに面するアダプタ本体23の内周壁面との間,及び第2突出部53の先端面とこれに面するカッタ本体22の外周壁面との間にそれぞれ形成されるように設定されている。
【0035】
本実施の形態によっても、回動させたクランパ12の近傍に位置する第1突出部52と第2突出部53とが互いに当接することにより、カッタ本体22の軸線方向小径側への移動が規制されるため、該クランプ12の近傍のみが局所的に沈み込むことはない。よって、カッタ本体22に振れを生じることはなく、カッタ本体22の外周面とアダプタ本体23の内周面とが全周にわたって面接触することになる。
【0036】
そして、第1突出部52及び第2突出部53の先端面とこれらに面する係合溝27の壁面との間には、隙間31が形成されているから、前記面接触時には、カッタ本体22の径方向移動が許容され、カッタ本体22とアダプタ本体23は精度良く芯合わせされる。
【0037】
次に、図15〜図18を参照しながら、本発明の第四及び第五の実施の形態について説明する。
なお、これらの図において、上述した従来技術,第一〜第三の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を用いてその説明を省略する。
【0038】
図1〜図14のピンミラーカッタ21,41,51では、ストッパに相当するプレート24,第1突出部52,及び第2突出部53が、カッタ本体22における外周面大径側の角部又はアダプタ本体23における内周面大径側の角部に、着脱可能に装着され、又は一体形成されていた。
【0039】
これに対し、第四の実施の形態に係るピンミラーカッタ61では、ストッパに相当する第3突出部62が、カッタ本体22における外周面大径側の辺部に一体形成されていると共に、この第3突出部62と係合可能な係合溝63が、アダプタ本体23における内周面大径側の辺部に形成されている(図15,図17)。
【0040】
他方、第五の実施の形態に係るピンミラーカッタ71では、ストッパに相当する第4突出部72が、アダプタ本体23における内周面小径側の辺部に一体形成されていると共に、この第4突出部72と係合可能な係合溝73が、カッタ本体22における外周面小径側の辺部に形成されている(図16,図18)。
【0041】
これら係合溝63,73の長軸寸法は、アダプタ本体23の内空部にカッタ本体22を挿入して係合溝63,係合溝73に第3突出部62,第4突出部72を係合させた際に、カッタ本体22の径方向移動を許容するような隙間31が、第3突出部62,第4突出部72の先端面とこれらに面する係合溝63,係合溝73の壁面との間に形成されるように設定されている。
【0042】
これらの実施の形態によっても、回動させたクランパ12の近傍に位置する第3突出部62及び第4突出部72により、カッタ本体22の軸線方向小径側への移動が規制されるため、該クランパ12の近傍のみが局所的に沈み込むことはない。
よって、カッタ本体22に振れを生じることはなく、カッタ本体22の外周面22Bとアダプタ本体23の内周面23Aとが全周にわたって面接触することになる。
【0043】
そして、第3突出部62及び第4突出部72の先端面とこれらに面する係合溝63,73の壁面との間には、共に隙間31が形成されているから、前記面接触時には、カッタ本体22の径方向移動が許容され、カッタ本体22とアダプタ本体23は精度良く芯合わせされる。
さらに、これら実施の形態にあっては、カッタ本体22の局所的な沈み込み及び浮き上がりが全周にわたって抑えられるから、より一層効果的にカッタ本体22の振れ止めがなされることになり、より高精度な芯合わせが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)請求項1のピンミラーカッタでは、カッタ本体の外周面大径側の角部及び該角部に対応するアダプタ本体の内周面大径側の対応部分の少なくとも一方から突出して他方に係合することにより、カッタ本体の軸線方向小径側への移動を規制しているから、クランパ近傍におけるカッタ本体の局所的な沈み込みが抑えられ、カッタ本体の振れ止めが効果的に行われる。よって、両周面が全周に亙って面接触しながら位置決めされることになり、カッタ本体とアダプタ本体の軸線を精度良く芯合わせすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態によるピンミラーカッタの要部を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 本発明の第二の実施の形態によるピンミラーカッタの要部を示す平面図である。
【図4】 図3のB−B線断面図である。
【図5】 図3に示すカッタ本体の要部を示す平面図である。
【図6】 図3に示すアダプタ本体の要部を示す平面図である。
【図7】 図3に示すカッタ本体の要部を示す側面図である。
【図8】 図3に示すアダプタ本体の要部を示す断面図である。
【図9】 本発明の第三の実施の形態によるピンミラーカッタの要部を示す平面図である。
【図10】 図9のC−C線断面図である。
【図11】 図9に示すカッタ本体の要部を示す平面図である。
【図12】 図9に示すアダプタ本体の要部を示す平面図である。
【図13】 図9に示すカッタ本体の要部を示す側面図である。
【図14】 図9に示すアダプタ本体の要部を示す断面図である。
【図15】 本発明の第四の実施の形態によるピンミラーカッタの要部を示す平面図である。
【図16】 本発明の第五の実施の形態によるピンミラーカッタの要部を示す平面図である。
【図17】 図15のD−D線断面図である。
【図18】 図16のE−E線断面図である。
【図19】 ピンミラーカッタの一従来例の要部を示す平面図である。
【図20】 ピンミラーカッタが取り付けられる加工機の一例を示す正面図である。
【図21】 図19のF−F線断面図である。
【図22】 ピンミラーカッタの一改良例を示す断面図である。
【図23】 図22のピンミラーカッタにおいて、カッタ本体をアダプタ本体に内挿した後、クランパを回動させた際に生じ得るカッタ本体の振れを誇張して示す断面図である。
【符号の説明】
3 加工機
12 クランパ
21、41、51、61、71 ピンミラーカッタ
22 カッタ本体
22B カッタ本体の外周面(一方の周面)
23 アダプタ本体
24 プレート(ストッパ)
52 第1突出部(ストッパ)
53 第2突出部(ストッパ)
62 第3突出部(ストッパ)
72 第4突出部(ストッパ)
Claims (1)
- 円環状をなしその一方の周面に切刃が配列されると共に、他方の周面が軸線方向に沿って漸次縮径する傾斜面をなす八角錐状の外周面を有するカッタ本体と、前記他方の周面と面接触可能な周面を有し、これら両周面を面接触させた状態で前記カッタ本体を着脱可能に保持して加工機に一体連結する内周面が八角錐状のアダプタ本体と、前記カッタ本体をその軸線方向小径側に押圧して前記両周面を面接触させるクランパとを備えてなるピンミラーカッタにおいて、
前記カッタ本体の外周面大径側の角部及び該角部に対応する前記アダプタ本体の内周面大径側の対応部分の少なくとも一方から突出して他方に係合することで、前記カッタ本体の軸線方向小径側への移動を規制するストッパを備えることを特徴とするピンミラーカッタ。
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