JP2002066829A - 横スライド式正面フライス取付装置 - Google Patents

横スライド式正面フライス取付装置

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JP2002066829A
JP2002066829A JP2000256258A JP2000256258A JP2002066829A JP 2002066829 A JP2002066829 A JP 2002066829A JP 2000256258 A JP2000256258 A JP 2000256258A JP 2000256258 A JP2000256258 A JP 2000256258A JP 2002066829 A JP2002066829 A JP 2002066829A
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JP
Japan
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arbor
adapter
mill
mounting
horizontal slide
Prior art date
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JP2000256258A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Ishima
勝弘 石間
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Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 工作機械のアーバの垂線方向から正面フライ
スを精度よく取付けることができる正面フライスの取付
け方法及び取付け装置を提供する。 【解決手段】 正面フライス等の回転切削工具を取り付
ける装置において、アーバ1の一部に固定リング6を着
脱可能に設け、該アーバ1に対し、横方向よりスライド
させつつ正面フライスの取付を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正面フライスの横
スライド式の取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、正面フライスの取付は、軸方向の
作業スペースを利用して、取付・取り外しを行う方法が
一般に行われ、様々な取付け方法が提案されているが、
軸方向に取付る場合には、工作機械のアーバの突設され
ているフランジ部と、正面フライスとを嵌合させて、正
面フライス下部より固定ねじを締め付けることにより、
完全に固定している。
【0003】しかし、軸方向の間隙、すなわち、アーバ
端部と被削材等の上面までの距離、に正面フライスの取
付・取り外しを行うスペースが十分とれないような場合
には、その都度被削材をバイスより取り外し、スペース
を確保したうえで作業せねばならなかった。特に、フラ
イス盤の専用機においては、アーバの軸方向の移動を十
分に行えない仕様のものがあり、取付・取り外しの際に
時間がかかっていた。更に、正面フライスを前記アーバ
の横方向から取り付ける例は、アーバ自体に特殊な加工
を行わなければならないため、ほとんど行われていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、スペース
を確保しなくても簡易に取付・取り外しが行えるよう、
アーバの横方向から正面フライスを取り付けるために
は、アーバ自体に正面フライス自体を差し込む構造が必
要となり、これらの固着強度を高め、且つ、振れ精度等
を保つため、正面フライスとアダプタ−との取付、アダ
プターとアーバとの取付及び各部品との取付等々の多様
な課題がある。
【0005】本発明は、かかる課題を改善するためにな
されたもので、アーバの横方向から正面フライスを精度
よく取付けることができる正面フライスの取付け装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、正面フライス等の回転切削工具を取り付け
る装置において、アーバの一部に固定リングを着脱可能
に設け、該アーバに対し、横方向よりスライドさせつつ
正面フライスの取付を行うことを特徴とする横スライド
式正面フライス取付装置であり、芯出しのため該アーバ
の端部と該アダプターのアーバ側端部とをテーパ嵌合さ
せ、且つ、リング止めボルトによりアーバ側に押しつけ
るように行い、更に、固着強度を高めるため該アダプタ
ーの嵌合部にアダプター固定ボルトにより1箇所乃至複
数箇所固定し、更にまた、該アダプターと該正面フライ
スとに回り止めを設ける等の構成を備えた装置である。
【0007】先ず、アーバの取付部、固定リングは、図
1に示すように、ほぼアーバ内径に近似した寸法で開口
させる。更に、アーバとアダプタ−の芯出しを行うた
め、アーバ外周付近からテーパ状に縮径させて、下面は
平面状に設ける。
【0008】次に、アダプターの上面側には、前記アー
バの形状に合わせて拡径させ、その上面は平面状に設け
る。また、固定リング部より差し込んで、固定するた
め、固定リングを別に製作し、ボルト等により前記テー
パ面を所定の角度を持って、アーバ側に押しつけるよう
に固定する。これにより、アーバとアダプターの芯出し
を短時間で精度よく行える様に出来、加工中の切削負荷
に対しても、正面フライス本体とアダプタ−との間が空
転することがないので、嵌合部が焼付くなどの不具合も
発生しない。
【0009】また、更に固着強度を高めるために、テー
パ部以外の箇所に、アダプター本体をアーバ側に押し上
げるように固着する締め付け箇所を1箇所ないしは複数
の箇所に設け、アダプター固定ボルトで固定する。この
固定により、アーバ下面の平面とアダプター上面の平面
とが密着され、精度の高い加工が可能となり、また、正
面フライス本体に芯ずれが生じて加工精度が低下するな
どの心配もない。この様な固着強度を高める手段は、前
記以外にもピン、クサビ等で代用しても良い。
【0010】更に、本取付装置には、前記正面フライス
との固着に、通常の止めねじの他に、回り止めを設けて
も良い。回り止めはキー止めボルトで良く、正面フライ
ス本体との間がより強固に固定され、荒加工等の負荷が
かかる切削においても十分な固着強度を保つことが出来
る。
【0011】この様な横スライド式の構成を取ることに
より、アーバの横方向から正面フライスを精度よく取付
けることができ、正面フライス本体の交換時の段取り時
間が大幅に短縮でき、生産性の向上が図れるようにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1及び
図2を参照して詳述する。図1はアーバ1、アダプター
2、正面フライス3を取り付けた状態を示す一部断面図
であり、図2は、図1の下面図である。
【0013】図1より、アーバ1とアダプタ−2のアー
バ側端面には芯出し用のテーパ部4、5が各々の位置に
嵌合するよう設けられている。この芯出しの基準面はア
ーバ1のテーパ部4とアダプターのテーパ部5とを嵌合
し、固定リング6をテーパ部の垂線方向より、リング止
めボルト7で締め付ける事により、アーバ側に押しつけ
るように仮止めする。これにより、アーバ1とアダプタ
2の芯を精度よく一致させる。
【0014】更に、アダプター2のテーパ部以外の箇所
には、アダプター2本体をアーバ側に押し上げるように
固着する締め付け箇所を2箇所(8、9)を設け。アダ
プター固定ボルト8、9で固定する。このアダプター固
定ボルト8、9の固着により、アーバ端部の平面とアダ
プター上面の平面とが密着され、強度を高めることが出
来る。また、このときの角度は、前記テーパ部の垂線方
向と同じとした。
【0015】更に、アダプタ−2は円筒状の嵌合部10
を有していて、この嵌合部の下端側に正面フライス本体
3を取付けるためのフランジが突設されており、このフ
ランジには、正面フライス本体3を固定する固着具を螺
挿するねじ孔が正面フライス本体3に形成されたボルト
孔と同じ間隔で穿設されている。更により荒加工等に用
いる場合には、補助手段として、回り止め11、12を
設け、キー止めボルト等で固定すると、更に固定をより
確実なものとすることが出来る。
【0016】上記構成の各部品を用い、その取付、取り
外しの手順は、先ず、正面フライスにスローアゥエイチ
ップ等を取付、その後アダプター2と正面フライス3、
更に回り止めをを工作機械外でセットする。次に、工作
機械本体にセットされているアーバ、取り外された固定
リング6のスペースにアダプター2をスライドさせつつ
差し込んで、リング止めボルト7で仮止めし、芯出しを
行う。アダプター2の締め付け箇所をアダプター固定ボ
ルト8、9で固着して、取付を完了する。この様に、短
時間で精度の良い取付、取り外しを行うことが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の横スライド式を適用することに
より、工作機械本体の軸方向に作業スペースが無い場合
にも、短時間で精度の高い取付・取り外しが出来、作業
能率の向上を計ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明例の正面図を示す。
【図2】図2は、図1の下面図を示す。
【符号の説明】
1 アーバ 2 アダプター 3 正面フライス 4 アーバのテーパ部 5 アダプターのテーパ部 6 固定リング 7 リング止めボルト 8、9 アダプター固定ボルト 10 嵌合部 11、12 キー止めボルト(回り止め)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面フライス等の回転切削工具を取り付
    ける装置において、アーバの一部に固定リングを着脱可
    能に設け、該アーバに対し、横方向よりスライドさせつ
    つ正面フライスの取付を行うことを特徴とする横スライ
    ド式正面フライス取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の横スライド式正面フライ
    ス取付装置において、該アーバの端部と該アダプターの
    アーバ側端部とをテーパ嵌合させ、且つ、リング止めボ
    ルトによりアーバ側に押しつけるように固定したことを
    特徴とする横スライド式正面フライス取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載の横スライド式正面
    フライス取付装置において、該アダプターの嵌合部にア
    ダプター固定ボルトにより1箇所乃至複数箇所、固定し
    たことを特徴とする横スライド式正面フライス取付装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の横スライド式正面
    フライス取付装置において、該アダプターと該正面フラ
    イスとに回り止めを設けたことを特徴とする横スライド
    式正面フライス取付装置。
JP2000256258A 2000-08-25 2000-08-25 横スライド式正面フライス取付装置 Pending JP2002066829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502539A (ja) * 2005-08-04 2009-01-29 イスカーリミテッド 工具アセンブリ
CN104475838A (zh) * 2014-12-11 2015-04-01 无锡大龙马数控机床制造有限责任公司 圆轴端面镗铣装置

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