JP4221271B2 - テープ貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープ貼付装置に関し、特に、半導体製造工程において半導体基板にダイシング用テープを貼り付ける際等に用いられるテープ貼付装置に関する。
従来、半導体製造工程で半導体基板にダイシング用テープを貼り付ける際には、例えば、図8に示すように、半導体基板台41の上に半導体基板42を載置し、表面にゴムが貼着されたローラー44や、円筒状のブロック等でダイシング用テープ43を上方から押圧して貼り付けていた。
また、特許文献1には、図9に示すように、2つに分割された真空チャンバー51、52の一方の真空チャンバー51側に、断熱材53と、ヒータ54と、弾性体55と、熱圧着プレート56を設け、もう一方の真空チャンバー52側にも、断熱材62と、ヒータ61と、弾性体60と、熱圧着プレート59を設け、フィルム57に仮付けした基板58を搬入し、ラムシリンダ64内のピストン63を上昇させ、熱圧着プレート56、59により、基板58にフィルム57を熱圧着して貼り付けるフィルム貼付装置が開示されている。
さらに、特許文献2に記載のディスク貼り合わせ方法では、図10に示すように、真空チャンバー78内で、下面に接着剤を塗布した第1のディスク73の内孔または外周部を第1のディスク73の上側からチャック71を介して定盤72に固定し、プレート76上に載置された第2のディスク75を第1のディスク73に対向して下側のピストン77の上に真空吸着や重力により固定する。そして、第1のディスク73を固定しているチャック71を開放し、重力により第1のディスク73を第2のディスク75に落下させ、両ディスク73、75を貼付け、ピストン77を上昇させて圧着し、両ディスク73、75を貼り合わせている。
また、特許文献3には、図11に示すように、上下の真空チャンバー81、85内の基板支持台84上に半導体基板83を載置し、フィルム82を上下の真空チャンバー81、85で挟み、基板支持台84をエアーシリンダ86で上昇させ、フィルム82の張力を用いて半導体基板83に仮付けし、真空チャンバー81、85内の真空圧を大気圧に戻すことにより、フィルム82を半導体基板83に貼り付ける方法が開示されている。
特開2003−025445号公報 特開2002−197739号公報 特許第2856216号公報
しかし、図8に示した従来のテープ貼付方法においては、大気中でローラー44や円筒状のブロックを用いて半導体基板42にダイシング用テープ43を貼付けているため、半導体基板42とダイシング用テープ43との間に空気が残留するという問題があった。そして、このような状態で、次工程の半導体基板42の分割を実施すると、半導体基板42に割れや欠けが生じ、歩留まりを悪化させるという問題があった。ここで、半導体基板42とダイシング用テープ43との間の残留空気を取り除くには、多大な作業工数を要するという問題があった。
これらに加えて、図8に示した従来の方法では、半導体基板42の表面(回路面)にローラー44による圧力を直接加えるため、半導体基板42の表面を損傷するおそれもあった。さらに、ダイシング用テープ43の弾性を利用して半導体基板42にダイシング用テープ43を貼り付けているため、伸縮性のない、または硬い性質のテープを半導体基板42に貼り付ける場合には、半導体基板42の表面の凹面にテープを貼り付けることができず、気泡が残留するという問題があった。
一方、図9に示した特許文献1に記載のフィルム貼付装置においては、基板58とフィルム57とを貼り合わせるにあたって、基板58にピストン63の圧力が直接加わるため、基板58の表面を損傷するおそれがあった。また、真空チャンバー51、52内を真空にする前に、基板58にフィルム57を仮付けしているため、フィルム57の貼り付け時に、基板58とフィルム57との間に空気が残留するおそれもあった。
また、図10に示した特許文献2に記載のディスク貼り合わせ方法においても、ディスク73、75にピストン77の圧力が直接加わるため、ディスク73、75の表面を損傷するおそれがあった。
さらに、図11示した特許文献3に記載の半導体ウエハに粘着テープを接着する方法でも、半導体基板83とフィルム82とを貼り合わせるにあたって、半導体基板83にエアーシリンダ86の圧力が直接加わるため、半導体基板83の表面を損傷するおそれがあった。また、この方法では、フィルム82の弾性を利用して貼り付けを行っているため、伸縮性のないフィルムや、硬いフィルムを半導体基板83に貼り付ける際に、半導体基板83の表面の凹面にフィルムが進入せず、半導体基板83とフィルム82との間に気泡が残留するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、半導体基板とダイシング用テープ等の間に空気を残留させることなく、半導体基板等の表面を損傷するおそれもなく、伸縮性のないテープや、硬いテープであっても半導体基板の凹面等に進入させることができて基板等とテープとの間に気泡を残留させることがなく、半導体等の生産性を向上させることのできるテープ貼付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、テープ貼り付け面に凹凸を有する板状物にテープを貼り付けるためのテープ貼付装置であって、前記板状物と前記テープとを収容する真空室と、該真空室内で前記テープを保持するテープ保持部材と、前記真空室内で前記板状物を保持するとともに、前記板状物の前記テープ貼り付け面を前記テープに押圧し、さらに、前記板状物を保持する保持面を前記真空室の天井部に向けて移動自在に構成された押圧手段と、前記真空室を加圧雰囲気に移行させる圧力調整手段とを備え、前記真空室内を真空状態に保持しつつ、前記押圧手段によって前記板状物の前記テープ貼り付け面を前記テープに押圧することにより、前記板状物に前記テープを貼り付けるとともに、該テープによって前記板状物の凹部を閉口した後、前記テープ及び板状物を前記天井部に向けて移動させ、前記テープの前記板状物との貼り付け面と反対側の面を前記真空室の天井部へ押圧し、その後、前記圧力調整手段によって前記真空室内を加圧雰囲気に移行させることにより、該真空室内と前記板状物の凹部との間に差圧を生じさせて前記テープを前記板状物の凹部に向けて押圧し、該板状物の凹部に空間が生じないように前記テープを貼り付けることを特徴とする。
そして、本発明によれば、真空室内で板状物のテープ貼り付け面をテープに押圧するため、板状物とテープとの間に空気が残留することがなく、その後、真空室を加圧雰囲気に移行させてテープを板状物のテープ貼り付け面に押圧するため、凹凸を有する板状物の凹面にテープを貼り付けることが可能になり、気泡が残留することもない
さらに、前記テープ保持部材は、前記真空室内の所定箇所に前記天井部に向けて移動可能に載置され、前記押圧手段は、前記テープ及び板状物を前記天井部に向けて移動させるのに伴って、前記テープ保持部材を、前記真空室内の所定箇所に載置されている状態から上昇させ、前記テープの前記板状物との貼り付け面と反対側の面を前記真空室の天井部へ押圧することができる。
また、前記押圧手段は、前記保持面に第1の弾性体を備え、前記真空室は、前記天井部に第2の弾性体を備えるように構成することができる。これによれば、弾性体を介して板状物を押圧するため、板状物の表面を損傷することもない。
前記テープ貼付装置において、前記第1の弾性体及び前記第2の弾性体をシート状に形成することができる。
また、 前記押圧手段は、前記板状物を保持する保持面と反対側の部分が気密空間内に露出し、該気密空間の圧力と前記真空室の圧力差によって該押圧手段を前記テープ保持部材に向けて移動させることにより、前記板状物の前記テープ貼り付け面を前記テープに押圧するように構成することができる。空気の流路の切換等によって簡単に押圧手段を移動させることができるため、簡易な構成を有するテープ貼付装置を提供することができる。
前記圧力調整手段は、前記真空室に連通する管路と、該管路を真空ポンプまたは大気と連通させる切換弁を備えるように構成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、半導体基板とダイシング用テープ等の間に空気を残留させず、半導体基板等の表面を損傷するおそれもなく、伸縮性のないテープ等であっても半導体基板の凹面等にテープを進入させることができて基板等とテープの間に気泡を残留させることがなく、半導体等の生産性を向上させることのできるテープ貼付装置を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかるテープ貼付装置を半導体製造工程における半導体基板へのダイシング用テープの貼り付けに適用した場合を例にとって説明する。
図1は、本発明にかかるテープ貼付装置の一実施の形態を示し、このテープ貼付装置は、第1の気密空間1及び第2の気密空間2を大気圧、真空圧または加圧した状態に保持する第1の真空開口3と、第1の気密空間1及び第2の気密空間2を大気圧から真空圧、真空圧から大気圧、大気圧から加圧状態に切り換える第1の電磁弁4と、内側に第1のゴムシート5を備える上蓋6と、第1の気密空間1及び第2の気密空間2を形成するための第1のリング7と、第3の気密空間8を大気圧及び真空圧に保持する第2の真空開口9と、第3の気密空間8を大気圧から真空圧及び真空圧から大気圧に切り換えるための第2の電磁弁10と、ダイシング用テープ(以下、「テープ」と略称する)11を貼り付けるテープフレーム12と、半導体基板(以下、「基板」と略称する)13を載置する第2のゴムシート17と、装置内を上下方向に移動するピストン14と、第3の気密空間8を形成するための第2のリング15を備える基台16とで構成される。
基台16の中心部には、ピストン14が配置され、このピストン14の上には、第2のゴムシート17が設けられ、第2のゴムシート17の上に基板13が載置され、第2の気密空間2と第3の気密空間8の圧力差によりピストン14等を介して基板13が上下移動するように構成される。
ピストン14を上下移動させるため、基台16とピストン14とで第3の気密空間8が構成され、第3の気密空間8を密閉状態にするため、第2のリング15が基台16に設けられる。また、基台16は、テープ11を貼り付けたテープフレーム12を配置することができる段部16aを備える。
ピストン14上には、第2のゴムシート17が設けられ、この第2のゴムシート17は、例えば、全面が略々均一な弾性体を有する平面状に形成され、その片面がピストン14に固定されている。また、第2のゴムシート17は、上蓋6に設けられている第1のゴムシート5に対して平行に固定されている。第2のゴムシート17の材料としては、例えば、クロロプレンゴムやエチレン・プロピレンゴム等、耐ガス透過性がよく、伸縮自在の弾性体を使用することが好適である。
上蓋6には、第1のゴムシート5が設けられている。この第1のゴムシート5は、例えば、全面が略々均一な弾性体を有する平面状に形成され、その片面が上蓋6に固定されている。また、第1のゴムシート5は、基台16に配置されているピストン14上の第2のゴムシート17に対して平行に固定されている。第1のゴムシート5の材料としては、例えば、クロロプレンゴムやエチレン・プロピレンゴム等、耐ガス透過性がよく、伸縮自在の弾性体を使用することが好適である。
基台16に上蓋6を被せ、図示しない固定具で上蓋6を基台16に固定することにより、第1の気密空間1及び第2の気密空間2が形成され、第1の気密空間1及び第2の気密空間2を密閉状態にするため、第1のリング7が基台16に設けられている。また、図7に示すように、段部16aには溝16bが形成されているため、第1の気密空間1と第2の気密空間2とは、互いに連通している。
第3の気密空間8は、ピストン14の下側と基台16の側壁によって囲まれた空間からなる。この第3の気密空間8は、真空排気(減圧)と、大気開放とが可能となるように構成される。この第3の気密空間8は、大気圧から真空圧に減圧することにより、ピストン14を下降させ、真空圧から大気圧に加圧することにより、ピストン14を上昇させる。また、第3の気密空間8における基台16の底面には、真空排気(減圧)と、大気開放とを可能にする第2の真空開口9が設けられている。
第2の電磁弁10は、配管18を通じて第2の真空開口9に接続される。また、第2の電磁弁10は、第3の気密空間8を真空排気(減圧)と、大気開放とに切り換えることができるように構成される。
第1の気密空間1及び第2の気密空間2は、図1に示すように、上蓋6の側面と、第1のゴムシート5と、基台16の側面と、ピストン14の側面と、第2のゴムシート17の上側とで囲まれた空間からなる。この第1の気密空間1及び第2の気密空間2は、真空排気(減圧)と、大気開放と、圧縮空気吸気(加圧)とが切換可能に構成される。この第1の気密空間1及び第2の気密空間2内において、基板13とテープ11の貼り合わせが行われる。また、第1の気密空間1及び第2の気密空間2における基台16の側壁に第1の真空開口3が穿設されている。
第1の電磁弁4は、配管19を通じて第1の真空開口3に接続されている。また、第1の電磁弁4は、第1の気密空間1及び第2の気密空間2を真空排気(減圧)と、大気開放と、圧縮空気吸気(加圧)とに切り換えることが可能に構成されている。
次に、上記構成を有するテープ貼付装置を用いた貼付方法について、図1乃至図7を参照しながら説明する。
図1において、基板13を第2のゴムシート17上に載置し、テープ11を貼り付けたテープフレーム12を基台16の段部16aに載置し、上蓋6を閉めることにより、第1の気密空間1及び第2の気密空間2を形成する。
図2に示すように、第1の電磁弁4及び第2の電磁弁10を大気圧から真空圧に切り換えることにより、第1の真空開口3から第1の気密空間1及び第2の気密空間2を真空圧に保持し、第2の真空開口9から第3の気密空間8を真空圧に保持する。尚、第2の気密空間2は、基台16に設けた溝16b(図7参照)から第1の気密空間1を経由して真空圧を保持する。
図2の状態から、図3に示すように、第2の電磁弁10を真空圧から大気圧に切り換えることにより、第3の気密空間8が真空圧から大気圧に開放される。これによって、装置内で差圧が発生し、ピストン14が上昇し、基板13を押し上げて、テープ11に押し付ける。基板13は、上蓋6の第1のゴムシート5に押し付けられ、図5に示すように、基板13にテープ11が貼り付けられる。
図3の状態から、図4に示すように、第2の電磁弁10を大気側から真空側に切り換えることにより、第3の気密空間8が大気圧から真空圧に変化する。次に、第1の電磁弁4を真空側から加圧側に切り換えることにより、第1の真空開口3から第1の気密空間1及び第2の気密空間2に圧縮空気が入り、第1の気密空間1及び第2の気密空間2が加圧雰囲気状態になり、装置内で差圧が発生し、ピストン14が下降し、上蓋6の第1のゴムシート5に押し付けられたテープ11と基板13も重力によって最初に配置した基台16上に下降する。また、テープ11を貼り付けた基板13を加圧雰囲気の空間に置くことで、テープ11と基板13の全体に圧力が加わり、図6に示すように、テープ11が凹凸を有する回路パターンの凹面に貼り付けられ、基板13とテープ11との間に気泡を残すことなくテープ11を基板13に貼り付けることができる。
本発明にかかるテープ貼付装置は、上述のような板状物としての半導体基板へのダイシング用テープの貼付に限らず、半導体基板以外の板状物にフィルムテープや樹脂等を貼り付ける際、及び光ディスクや平面ディスプレイ等の板状物にテープを貼り付ける際等に利用することができる。
本発明にかかるテープ貼付装置の一実施の形態を示す断面図である。 本発明にかかるテープ貼付装置を用いたテープ貼付方法の一実施の形態を説明するための断面図である。 本発明にかかるテープ貼付装置を用いたテープ貼付方法の一実施の形態を説明するための断面図である。 本発明にかかるテープ貼付装置を用いたテープ貼付方法の一実施の形態を説明するための断面図である。 本発明にかかるテープ貼付装置を用いたテープ貼付方法によって半導体基板にダイシング用テープを貼り付けた状態を示す断面図である。 本発明にかかるテープ貼付装置を用いたテープ貼付方法によって半導体基板にダイシング用テープを貼り付けた状態を示す断面図である。 図1のテープ貼付装置の基台を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)の一部拡大図である。 従来のテープ貼付方法の一例を示す概略図である。 従来のフィルム貼付装置の一例を示す断面図である。 従来のディスク貼り合わせ方法の一例を示す断面図である。 従来の半導体ウエハに粘着テープを接着する方法の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 第1の気密空間
2 第2の気密空間
3 第1の真空開口
4 第1の電磁弁
5 第1のゴムシート
6 上蓋
7 第1のリング
8 第3の気密空間
9 第2の真空開口
10 第2の電磁弁
11 ダイシング用テープ
12 テープフレーム
13 半導体基板
14 ピストン
15 第2のリング
16 基台
16a 段部
16b 溝
17 第2のゴムシート
18 配管
19 配管

Claims (6)

  1. テープ貼り付け面に凹凸を有する板状物にテープを貼り付けるためのテープ貼付装置であって、
    前記板状物と前記テープとを収容する真空室と、
    該真空室内で前記テープを保持するテープ保持部材と、
    前記真空室内で前記板状物を保持するとともに、前記板状物の前記テープ貼り付け面を前記テープに押圧し、さらに、前記板状物を保持する保持面を前記真空室の天井部に向けて移動自在に構成された押圧手段と、
    前記真空室を加圧雰囲気に移行させる圧力調整手段とを備え、
    前記真空室内を真空状態に保持しつつ、前記押圧手段によって前記板状物の前記テープ貼り付け面を前記テープに押圧することにより、前記板状物に前記テープを貼り付けるとともに、該テープによって前記板状物の凹部を閉口した後、
    前記テープ及び板状物を前記天井部に向けて移動させ、前記テープの前記板状物との貼り付け面と反対側の面を前記真空室の天井部へ押圧し、
    その後、前記圧力調整手段によって前記真空室内を加圧雰囲気に移行させることにより、該真空室内と前記板状物の凹部との間に差圧を生じさせて前記テープを前記板状物の凹部に向けて押圧し、該板状物の凹部に空間が生じないように前記テープを貼り付けることを特徴とするテープ貼付装置。
  2. 前記テープ保持部材は、前記真空室内の所定箇所に前記天井部に向けて移動可能に載置され、
    前記押圧手段は、前記テープ及び板状物を前記天井部に向けて移動させるのに伴って、前記テープ保持部材を、前記真空室内の所定箇所に載置されている状態から上昇させ、前記テープの前記板状物との貼り付け面と反対側の面を前記真空室の天井部へ押圧することを特徴とする請求項1記載のテープ貼付装置。
  3. 前記押圧手段は、前記保持面に第1の弾性体を備え、
    前記真空室は、前記天井部に第2の弾性体を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のテープ貼付装置。
  4. 前記第1の弾性体及び前記第2の弾性体は、シート状に形成されることを特徴とする請求項3記載のテープ貼付装置。
  5. 前記押圧手段は、前記板状物を保持する保持面と反対側の部分が気密空間内に露出し、該気密空間の圧力と前記真空室の圧力差によって該押圧手段を前記テープ保持部材に向けて移動させることにより、前記板状物の前記テープ貼り付け面を前記テープに押圧することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のテープ貼付装置。
  6. 前記圧力調整手段は、前記真空室に連通する管路と、該管路を真空ポンプまたは大気と連通させる切換弁を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のテープ貼付装置。
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