JP2009071145A - 半導体ウエハ等の板状部材のダイシングテープ貼付け方法及び装置 - Google Patents
半導体ウエハ等の板状部材のダイシングテープ貼付け方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009071145A JP2009071145A JP2007239469A JP2007239469A JP2009071145A JP 2009071145 A JP2009071145 A JP 2009071145A JP 2007239469 A JP2007239469 A JP 2007239469A JP 2007239469 A JP2007239469 A JP 2007239469A JP 2009071145 A JP2009071145 A JP 2009071145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dicing tape
- plate
- vacuum
- chamber
- dicing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Landscapes
- Dicing (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
【解決手段】ダイシングテープ2とウエハ1とを隙間を保って対向する位置にセットする。その後、ウエハ及びダイシングテープを収容するダイシングテープ貼付け用チャンバー12内を真空状態にして、ウエハ1を支持する支持部材11aを、貼付け用チャンバー12内の真空と外部の大気圧との差圧により移動させて、ウエハ1及びダイシングテープ2の一方を他方に押し付けることで、ダイシングテープをウエハ1の一面に貼付ける。
【選択図】図3
Description
前記ダイシングテープと前記板状部材とを隙間を保って対向する位置にセットする第1の工程と、
前記板状部材及びダイシングテープを収容するダイシングテープ貼付け用チャンバー内を真空状態にして、前記板状部材或いはダイシングテープを支持する支持部材を、前記貼付け用チャンバー内の真空と外部の大気圧との差圧により移動させて、前記板状部材及びダイシングテープの一方を他方に押し付けることで、前記ダイシングテープを前記板状部材の一面に貼付ける第2の工程と、を有することを特徴とする。
そのダイシングテープ貼付け装置は、
板状部材を支持して直線的に往復移動可能な移動機構と、
前記移動機構上の前記板状部材に対面する位置でダイシングテープを保持するダイシンテープ保持部と、
前記板状部材と前記ダイシングテープを収容する気密性を有するダイシングテープ貼付け用チャンバーと、
前記貼付け用チャンバー内を真空状態にする真空装置と、
前記移動機構のうち前記板状部材を支持する部分と移動機構の動力部とを、切り離したり再連結させたりする連結機構とを備え、
且つ前記板状部材を支持する部分は、前記移動機構の動力部から切り離された状態で前記貼付け用チャンバー内が真空状態にある時は、貼付け用チャンバー内の真空と外部大気圧との差圧により前記ダイシングテープ側に移動可能な機構にしてあることを特徴とする。
(i)ダイシングフレーム3にダイシングテープ2を張った状態で、シリコンウエハ1の被接着面とダイシングテープ2の接着面とを対面させて、移動機構(後で詳述する)を介して、ウエハ1を1点鎖線1´に示すように、ダイシングテープ2に対して隙間を保てる位置まで移動させる。この移動は、ダイシングテープ2及びウエハ1を収容するダイシングテープ貼付け用チャンバー12内を大気状態にして行われる。なお、ダイシングテープ貼付け用チャンバー12内は、ダイシングテープ2を介して2室12a,12bに分けられる。
(ii)次にダイシングテープ貼付け用チャンバー12(12a,12b)内を、真空到達速度を制御しながら定圧真空状態とする。
(iii)その状態で、上記移動機構を動力源から切り離し、ウエハ1の支持部材(例えば真空チャック、電磁チャックなど)11aをフリーの状態にする。この状態でウエハ1を搭載する支持部材11aは、ダイシングテープ貼付け用チャンバー12内の真空圧と外部大気圧の差圧によりダイシングテープ2側に移動し、ウエハ1の一面がダイシングテープ2の接着面に密着する。
(iv)移動機構は、ダイシングテープ2とウエハ1が密着した状態から微少量以上、動かぬよう機械的(もしくは電気的)なロックが掛けられる。機械的ロックはストッパを利用してもよい。
(v)ダイシングテープ2とウエハ1を密着後、ダイシングテープ貼付け用チャンバー12a,12bの片側のみ大気開放させると、それらのチャンバーの差圧によりダイシングテープ2がウエハ1に対する密着性が増大する。なお、ケースによっては、ダイシングテープ貼付け用チャンバー12a,12bを同時に大気開放させてもよい。
(vi)ダイシングテープ2のウエハ1への貼付け後、ダイシングテープ貼付け用チャンバー12(12a,12b)内を全て大気開放し、移動機構をその動力源と再連結し、ウエハ1をチャンバー12から取り出す。
Claims (9)
- 板状部材のダイシング前工程においてダイシングテープを前記板状部材の一面に貼付けける方法において、
前記ダイシングテープと前記板状部材とを隙間を保って対向する位置にセットする第1の工程と、
前記板状部材及びダイシングテープを収容するダイシングテープ貼付け用チャンバー内を真空状態にして、前記板状部材或いはダイシングテープを支持する支持部材を、前記貼付け用チャンバー内の真空と外部の大気圧との差圧により移動させて、前記板状部材及びダイシングテープの一方を他方に押し付けることで、前記ダイシングテープを前記板状部材の一面に貼付ける第2の工程と、を有することを特徴とする板状部材のダイシングテープ貼付け方法。 - 請求項1において、
前記板状部材或いはダイシングテープを支持する支持部材は、移動機構の動力によって上下方向に昇降可能であり、この移動機構により支持部材を駆動して前記板状部材と前記ダイシングテープとを前記隙間を保てる対向位置までセットする前記第1の工程を実行し、
その後に前記支持部材を、前記移動機構の動力機構から切り離してフリーの状態にて、この支持部材を前記貼付け用チャンバー内の真空と外部の大気圧の差圧により移動させて、前記第2の工程を実行する板状部材のダイシングテープ貼付け方法。 - 請求項1又は2において、
前記貼付け用チャンバー内に対する真空流量調整用の真空チャンバーを設け、前記第2の工程では、この真空チャンバーにより前記貼付け用チャンバー内の真空到達速度を制御しながら定圧真空状態にする板状部材のダイシングテープ貼付け方法。 - 請求項2において、
前記移動機構は、前記第2の工程において、前記ダイシングテープと前記板状部材とが密着した状態から微小量以上動かぬように機械的もしくは電気的なロックをかけるようにした板状部材のダイシングテープ貼付け方法。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記貼付け用チャンバーは、前記ダイシングテープにより2つに分けられ、前記第2の工程後に、前記貼付け用チャンバーの片側のみを大気開放して前記ダイシングテープと前記板状部材の密着性を更に増大させる第3の工程を有する板状部材のダイシングテープ貼付け方法。 - 請求項1ないし5のいずれか1項において、
前記板状部材の支持部材は、真空チャックであり、前記第2の工程における前記貼付け用チャンバー内の真空度は、前記真空チャックの真空度よりも低真空にする板状部材のダイシングテープ貼付け方法。 - 板状部材を支持して直線的に往復移動可能な移動機構と、
前記移動機構上の前記板状部材に対面する位置でダイシングテープを保持するダイシンテープ保持部と、
前記板状部材と前記ダイシングテープを収容する気密性を有するダイシングテープ貼付け用チャンバーと、
前記貼付け用チャンバー内を真空状態にする真空装置と、
前記移動機構のうち前記板状部材を支持する部分と移動機構の動力部とを、切り離したり再連結させたりする連結機構とを備え、
且つ前記板状部材を支持する部分は、前記移動機構の動力部から切り離された状態で前記貼付け用チャンバー内が真空状態にある時は、貼付け用チャンバー内の真空と外部大気圧との差圧により前記ダイシングテープ側に移動可能な機構にしてあることを特徴とするダイシングテープ貼付け装置。 - 前記移動機構は、前記板状部材を前記ダイシングテープに接近させた後に、前記板状部材を支持する部材を前記移動機構の動力機構と切り離し、その後に前記貼付けチャンバー内外の差圧により可動可能となるように設定してあるダイシングテープ貼付け装置。
- 請求項7又は8において、
前記板状部材を支持する部材は、真空チャックよりなり、
前記貼付け用チャンバーを真空状態にする場合に、前記真空チャックの真空度よりも低真空に設定するダイシングテープ貼付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239469A JP2009071145A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 半導体ウエハ等の板状部材のダイシングテープ貼付け方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239469A JP2009071145A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 半導体ウエハ等の板状部材のダイシングテープ貼付け方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009071145A true JP2009071145A (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=40607070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007239469A Ceased JP2009071145A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 半導体ウエハ等の板状部材のダイシングテープ貼付け方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009071145A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102005395A (zh) * | 2009-08-31 | 2011-04-06 | 日立设备工程股份有限公司 | 真空贴装方法及装置 |
JP2011071472A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-04-07 | Hitachi Setsubi Eng Co Ltd | 真空貼付け方法及び装置 |
WO2013005398A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | Necエンジニアリング株式会社 | テープ貼付装置 |
US8912048B2 (en) | 2013-01-31 | 2014-12-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of fabricating semiconductor device including a substrate attached to a carrier |
CN112786497A (zh) * | 2021-03-03 | 2021-05-11 | 芯钛科半导体设备(上海)有限公司 | 一种倒装真空晶圆贴膜装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005026377A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Nec Engineering Ltd | 真空テープ貼付装置及び方法 |
JP2005129678A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Nec Engineering Ltd | テープ貼付装置及び貼付方法 |
JP2005135931A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Nec Engineering Ltd | テープ貼付装置及び貼付方法 |
-
2007
- 2007-09-14 JP JP2007239469A patent/JP2009071145A/ja not_active Ceased
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005026377A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Nec Engineering Ltd | 真空テープ貼付装置及び方法 |
JP2005129678A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Nec Engineering Ltd | テープ貼付装置及び貼付方法 |
JP2005135931A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Nec Engineering Ltd | テープ貼付装置及び貼付方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102005395A (zh) * | 2009-08-31 | 2011-04-06 | 日立设备工程股份有限公司 | 真空贴装方法及装置 |
JP2011071472A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-04-07 | Hitachi Setsubi Eng Co Ltd | 真空貼付け方法及び装置 |
CN102005395B (zh) * | 2009-08-31 | 2013-03-06 | 日立设备工程股份有限公司 | 真空贴装方法及装置 |
WO2013005398A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | Necエンジニアリング株式会社 | テープ貼付装置 |
JP2013016571A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Nec Engineering Ltd | テープ貼付装置 |
US9555607B2 (en) | 2011-07-01 | 2017-01-31 | Nec Engineering, Ltd. | Tape sticking apparatus |
US8912048B2 (en) | 2013-01-31 | 2014-12-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of fabricating semiconductor device including a substrate attached to a carrier |
CN112786497A (zh) * | 2021-03-03 | 2021-05-11 | 芯钛科半导体设备(上海)有限公司 | 一种倒装真空晶圆贴膜装置 |
CN112786497B (zh) * | 2021-03-03 | 2023-12-22 | 芯钛科半导体设备(上海)有限公司 | 一种倒装真空晶圆贴膜装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2575163B1 (en) | Improved debonding equipment and methods for debonding temporary bonded wafers | |
JP5117934B2 (ja) | マウント装置及びマウント方法 | |
CN108878341B (zh) | 晶片的加工方法 | |
JP4022306B2 (ja) | ウェーハの接着方法及び接着装置 | |
US20130153116A1 (en) | Joint system, substrate processing system, and joint method | |
US20130062013A1 (en) | Joint apparatus, joint system, and joint method | |
JP6671518B2 (ja) | 半導体製造方法および半導体製造装置 | |
KR20170091552A (ko) | 점착 테이프 부착 장치 및 점착 테이프 부착 방법 | |
US20130071996A1 (en) | Joint method, joint apparatus and joint system | |
JP4723614B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP2004153159A (ja) | 半導体ウェハの保護部材貼着方法及びその装置 | |
US20060051887A1 (en) | Manufacturing method and joining device for solid-state imaging devices | |
KR102211562B1 (ko) | 연마헤드의 제조방법 및 연마장치 | |
KR101832016B1 (ko) | 시트 부착 장치 및 부착 방법 | |
KR20100109913A (ko) | 시트 첩부장치 및 첩부방법 | |
JP2009071145A (ja) | 半導体ウエハ等の板状部材のダイシングテープ貼付け方法及び装置 | |
JP4624836B2 (ja) | 貼り合わせウエーハの製造方法及びそれに用いるウエーハ保持用治具 | |
KR20170034674A (ko) | 임시 접합 웨이퍼 디본딩장치 및 방법 | |
TWI525678B (zh) | Sheet Adhesive Device and Paste Method | |
KR20170022873A (ko) | 시트 부착 장치 및 부착 방법 | |
JP2008153597A (ja) | 半導体ウエハのダイシングテープ貼り付け方法及び装置 | |
JP5957330B2 (ja) | ウェーハ貼着装置 | |
JPH07183261A (ja) | ウエ−ハ貼付方法 | |
JP4839284B2 (ja) | 半導体ウエハ等の板状部材の保護シート剥離用接着テープの取り付け方法及び保護シート剥離方法 | |
JP6472666B2 (ja) | 板状ワークの保持方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20111011 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20120417 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Effective date: 20120828 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 |