JP4217304B2 - シェルフ構造とこのシェルフ構造を用いた電子機器 - Google Patents

シェルフ構造とこのシェルフ構造を用いた電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マザーボードにプラグイン接続するプリント基板ユニットを収納するシェルフ構造とこのシェルフ構造を用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器のシェルフ構造としては、例えば、特開平8−330766号公報に開示されたものがある。このシェルフ構造は、図5及び図6に示すようにシェルフ本体51を備えており、このシェルフ本体51は左右のサイドプレート52、53を有しており、これらの左右のサイドプレート52、53の上端部間には、前後の上段側上部ガイドレール固定部材55、56が、その両端部を左右のサイドプレート52、53にねじ部材54で固着されて配置固定してあり、前後の上段側上部ガイドレール固定部材55、56には、複数本の上部ガイドレール57が、その前、後部で固着して設けてあって、これらで上段上部ガイド部材D1を構成している。
【0003】
また、左右のサイドプレート52、53の中央部間には、前後の上段側下部ガイドレール固定部材59、60が、その両端部を左右のサイドプレート52、53にねじ部材58で固着されて配置してあり、前後の上段側下部ガイドレール固定部材59、60には、複数本の下部ガイドレール61が、その前、後部で固着して設けてあって、これらで上段下部ガイド部材D2を構成している。
【0004】
また、左右のサイドプレート52、53の中央部間には、上段下部ガイド部材D2の下に位置させて下段上部ガイド部材E1が、その両端部を左右のサイドプレート52、53にねじ部材62で固着されて配置してあり、この下段上部ガイド部材E1は、下段側上部ガイドレール固定部材63の下面に複数本の上部ガイドレール64を取付けて構成してある。
【0005】
また、左右のサイドプレート52、53の下部間には、下段下部ガイド部材E2が、その両端部を左右のサイドプレート52、53にねじ部材65で固着されて配置してあり、この下段下部ガイド部材E2は、下段側上部ガイドレール固定部材66の上面に複数本の下部ガイドレール67を取付けて構成してある。
【0006】
そして、シェルフ本体51は、上段上部ガイド部材D1と上段下部ガイド部材D2との間に形成される上段基板ユニット収納部F1と、下段上部ガイド部材E1と下段下部ガイド部材E2との間に形成される下段基板ユニット収納部F2とに区分してある。
【0007】
また、シェルフ本体51の後面には、上段基板ユニット収納部F1の後面を構成する上部マザーボード68が、下段基板ユニット収納部F2の後面を構成する下部マザーボード69がそれぞれ配置固定してある。そして、上部マザーボード68には複数のボード側コネクタ68Aが実装してあり、また、下部マザーボード69には複数のボード側コネクタ69Aが実装してある。さらに、上、下部マザーボード68、69はケーブル70により互いに接続してある。
【0008】
そして、上段のプリント基板ユニット71は、その上、下縁部を上、下部ガイドレール57、61に摺動可能に挿入して押し込むことにより、コネクタ71Aをボード側コネクタ68Aにプラグイン接続させて、上段基板ユニット収納部F1に収納してあり、この場合、プリント基板ユニット71の上、下部に回転可能に取付けられた基板脱着プラグ71Bを、上段側上、下部ガイドレール固定部材55、59のU字溝部55a、59aに係脱可能に係合する。
【0009】
また、下段のプリント基板ユニット72、73は、その上、下縁部を上、下部ガイドレール64、67に摺動可能に挿入して押し込むことにより、コネクタ72A,73Aをボード側コネクタ69Aにプラグイン接続させて、下段基板ユニット収納部F2に収納してあり、この場合、プリント基板ユニット72、73の上、下部に回転可能に取付けられた基板脱着プラグ72B、73Bを、下段側上、下部ガイドレール固定部材63、66のU字溝部63a、66aに係脱可能に係合する。
【0010】
そして、上、下段のプリント基板ユニット71、72、73の抜き出しは、基板脱着プラグ71B、72Bを回転させることにより、テコの原理を応用してコネクタ71A、72A、73Aをボード側コネクタ68A、69Aから外して、引き出して行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の電子機器のシェルフ構造にあっては、下段下部ガイド部材E2が、左右のサイドプレート52、53の下部間に、その両端部を左右のサイドプレート52、53にねじ部材65で固着されて配置してあるために、下段下部ガイド部材E2と下段のプリント基板ユニット72、73との嵌合調整が必要になり、組立性が悪いという問題点があったし、また、上部マザーボード68と下部マザーボード69とがあるために、上、下部マザーボード68、69をケーブル70により互いに接続する必要があり、ケーブル70が必要になって部品点数が増えるという問題点があった。
【0012】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その第1の目的とするところは、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になるし、また、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になるシェルフ構造を提供することにある。
【0013】
また、本発明の第2の目的とするところは、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になるし、また、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になるシェルフ構造を備えた電子機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するために、請求項1の発明に係るシェルフ構造は、シェルフ本体に設けられた基板ユニット収納部にプリント基板ユニットを案内し且つ保持するガイド部材を、シェルフ本体に対して浮動させるフローティング機構を備えたるシェルフ構造において、前記シェルフ本体は、左右のサイドプレートと、マザーボード取付部材と、ガイド部材を有し、前記左右のサイドプレートはねじ孔が設けてある取付座部を有し、前記マザーボード取付部材は左右に水平方向に沿うスリットを有し、前記ガイド部材は前側部の左寄りに左側U字溝部と、該前側部の右端部に突出部と、後側縁部の左右に左右の幅寸法が前記スリットの幅寸法より小さい突起部とを有し、前記左側U字溝部は切り欠き部を有する前壁部と、左右方向に長い長孔を有する後壁部とを設け、前記突出部は左右方向に長い長孔を有する前端面部を設け、前記突起部を前記スリットに挿入し、前記後壁部の長孔および前記前端面部の長孔から前記取付座部のねじ孔にねじ部材を仮止め状態にすることにより前記ガイド部材が前記シェルフ本体に対して左右方向にフローティングできることを特徴とする。
【0018】
また、上記の第2の目的を達成するために、請求項の発明に係る電子機器は、請求項1シェルフ構造用いたことを特徴とする。
【0019】
したがって、本発明に係るシェルフ構造によれば、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になるし、また、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になる。
【0020】
また、本発明に係る電子機器によれば、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になるし、また、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になるシェルフ構造を備えた電子機器を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
請求項1の発明に係るシェルフ構造は、シェルフ本体に設けられた基板ユニット収納部にプリント基板ユニットを案内し且つ保持するガイド部材を、シェルフ本体に対して浮動させるフローティング機構を備えたるシェルフ構造において、前記シェルフ本体は、左右のサイドプレートと、マザーボード取付部材と、ガイド部材を有し、前記左右のサイドプレートはねじ孔が設けてある取付座部を有し、前記マザーボード取付部材は左右に水平方向に沿うスリットを有し、前記ガイド部材は前側部の左寄りに左側U字溝部と、該前側部の右端部に突出部と、後側縁部の左右に左右の幅寸法が前記スリットの幅寸法より小さい突起部とを有し、前記左側U字溝部は切り欠き部を有する前壁部と、左右方向に長い長孔を有する後壁部とを設け、前記突出部は左右方向に長い長孔を有する前端面部を設け、前記突起部を前記スリットに挿入し、前記後壁部の長孔および前記前端面部の長孔から前記取付座部のねじ孔にねじ部材を仮止め状態にすることにより前記ガイド部材が前記シェルフ本体に対して左右方向にフローティングできることを特徴とする。
【0022】
かかる構成により、フローティング機構により、ガイド部材が、例えば、左右方向に動くことができるので、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になる。
【0024】
また、かかる構成により、ガイド部材の突起部はスリットに対して相対的に動き得て、ガイド部材が、例えば、左右方向に動くことができるので、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になる。
【0029】
また、請求項の発明に係る電子機器は、請求項1シェルフ構造用いたことを特徴とする。
【0030】
かかる構成により、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になるし、また、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になるシェルフ構造を備えた電子機器を提供することができる。
【0031】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0032】
図1は本発明に係るシェルフ構造の斜視図、図2は同シェルフ構造の正面図、図3は図1のX−X線に沿う断面図、図4は下段下部ガイド部材の斜視図である。
【0033】
本発明に係る電子機器のシェルフ構造はシェルフ本体1を備えており、このシェルフ本体1は、左右のサイドプレート2、3と、下側プレート4と、マザーボード取付部材15とを有しており、これらの左右のサイドプレート2、3の下端部は下側プレート4により互いに連結してある。また、左右のサイドプレート2、3の下側前部には、内方向に突出させて取付座部18、19が設けてあり、これらの取付座部18、19にはねじ孔18a、19aが設けてある(図2、図4参照)。
【0034】
また、シェルフ本体1の後面側の下部には、プレート状のマザーボード取付部材15が、その左、右端部を左右のサイドプレート2、3の後端部に固着して設けてあり、このマザーボード取付部材15の下部の左右には水平方向に沿うスリット16、17が形成してある。
【0035】
そして、左右のサイドプレート2、3の上端部間には、前後の上段側上部ガイドレール固定部材5、6が配置してあり、これらの上段側上部ガイドレール固定部材5、6の左端部は左のサイドプレート2に、上段側上部ガイドレール固定部材5、6の右端部は右のサイドプレート3にそれぞれ複数本の固定ねじ7により取付けてある。前側の上段側上部ガイドレール固定部材5の前縁部にはU字溝部36Aが形成してある。
【0036】
そして、前後の上段側上部ガイドレール固定部材5、6には、複数本の上部ガイドレール8が、その前、後部で固着して設けてあって、これらで上段上部ガイド部材A1を構成している。
【0037】
また、左右のサイドプレート2、3の中央部間には、前後の上段側下部ガイドレール固定部材9、10が配置してあり、これらの上段側下部ガイドレール固定部材9、10の左端部は左のサイドプレート2に、上段側下部ガイドレール固定部材9、10の右端部は右のサイドプレート3にそれぞれ複数本の固定ねじ7−1により取付けてある。前側の上段側下部ガイドレール固定部材9の前縁部にはU字溝部36Bが形成してある。
【0038】
そして、前後の上段側下部ガイドレール固定部材9、10には、複数本の下部ガイドレール11が、その前、後部で固着して設けてあって、これらで上段下部ガイド部材A2を構成している。この場合、下部ガイドレール11は上部イドレール8に対向している。
【0039】
また、左右のサイドプレート2、3の中央部間には、上段下部ガイド部材A2の下に位置させて下段上部ガイド部材B1が配置してあり、この下段上部ガイド部材B1は、下段側上部ガイドレール固定部材12の下面に複数本の上部ガイドレール13を取付けて構成してある。下段上部ガイド部材B1の前縁部には左、右U字溝部37A,38Aが形成してある。
【0040】
そして、下段上部ガイド部材B1は、その下段側上部ガイドレール固定部材12の左端部を左のサイドプレート2に、右端部を右のサイドプレート3にそれぞれ複数本の固定ねじ(図示せず)により取付けてある。
【0041】
また、左右のサイドプレート2、3の下部間にはフローティング機構を介して下段下部ガイド部材B2が配置固定してある。この下段下部ガイド部材B2は、下段側下部ガイドレール固定部材20の上面に複数本の下部ガイドレール21を取付けて構成してある。
【0042】
すなわち、下段側下部ガイドレール固定部材20は、図4に示すようにプレート状の部材本体20Aを有しており、この部材本体20Aの前側部には、その右寄りに切欠き部22が形成してあり、部材本体20Aの前側部には、その左寄りに位置する左側U字溝部23と、切欠き部22の前縁部に位置する右側U字溝部24と、その右端部に位置する突出部25とが形成してあり、左側U字溝部23の前壁部23aには切欠き部26aが、後壁部23bには左右方向に長い長孔26がそれぞれ形成してあり、また、突出部25の前端面部25aには左右方向に長い長孔27が形成してある。また、部材本体21Aの後側縁部には、その左右に位置させて突起部28、29が形成してある。これらの突起部28、29の幅寸法L1は、スリット16、17の幅寸法L2より小さくしてある。
【0043】
そして、下段側下部ガイドレール固定部材20の上面には複数本の下部ガイドレール21が取付けてあって、下段下部ガイド部材B2が構成してある。
【0044】
この下段下部ガイド部材B2は、その後端部の左右の突起部28、29を、マザーボード取付部材15の下部のスリット16、17に挿入し、左側U字溝部23の後壁部23bを左の取付座部18に当接し、突出部25の前端面部25aの裏側を右の取付座部19に当接して、ねじ部材30を後壁部23bの長孔26から取付座部18のねじ孔18aに螺合し、ねじ部材31を突出部25の前端面部25aの長孔27から取付座部19のねじ孔19aに螺合することで、左右のサイドプレート2、3の下部に取付けてある。
【0045】
この場合、下段下部ガイド部材B2の前縁部におけるねじ部材30、31を締め付けることなく、仮止め状態にしておくことにより、ねじ部材30、31は長孔26、27に対して左右方向に相対的に動き得るし、また、左右の突起部28、29はスリット16、17に対して左右方向に相対的に動き得る。このために、下段下部ガイド部材B2は左右方向にフローティングできるようになる。
【0046】
そして、シェルフ本体1は、上段上部ガイド部材A1と上段下部ガイド部材A2との間に形成される上段基板ユニット収納部C1と、下段上部ガイド部材B1と下段下部ガイド部材B2との間に形成される下段基板ユニット収納部C2とに区分してある。
【0047】
また、シェルフ本体1の後面には、上段基板ユニット収納部C1から下段基板ユニット収納部C2の上部にかけてマザーボード32が配設してある。すなわち、マザーボード32は、その上端部32aを、後側の上段側上部ガイドレール固定部材6の後端部に、その左、右端部を左右のサイドプレート2、3の後端部に、その下端部32dをマザーボード取付部材15の上端部にそれぞれねじ部材33により取付けてある。
【0048】
そして、マザーボード32には、上段基板ユニット収納部C1に収納される上段の複数のプリント基板ユニット40のコネクタ40Aが接続される複数のボード側コネクタ34と、下段基板ユニット収納部C2に収納される下段の複数のプリント基板ユニット41、42のコネクタ41A,42Aが接続される複数のボード側コネクタ35とがそれぞれ実装してある。
【0049】
そして、上段のプリント基板ユニット40は、その上、下縁部を上、下部ガイドレール8、11に摺動可能に挿入して押し込むことにより、コネクタ40Aをボード側コネクタ34にプラグイン接続させて、上段基板ユニット収納部C1に収納してあり、この場合、プリント基板ユニット40の上、下部に回転可能に取付けられた基板脱着プラグ43を、上段側上、下部ガイドレール固定部材5、9のU字溝部36A、36Bに係脱可能に係合する。
【0050】
また、下段のプリント基板ユニット41、42は、その上、下縁部を上、下部ガイドレール13、21に摺動可能に挿入して押し込むことにより、コネクタ41A,42Aをボード側コネクタ35にプラグイン接続させて、下段基板ユニット収納部C2に収納してあり、この場合、プリント基板ユニット41、42の上、下部に回転可能に取付けられた基板脱着プラグ43−1を、下段側上、下部ガイドレール固定部材12、20のU字溝部37A、23、24に係脱可能に係合する。
【0051】
この場合、下段下部ガイド部材B2の前縁部を固定するねじ部材30、31を取付座部18、19に締め付けることなく、仮止め状態にしてあるために、ねじ部材30、31は長孔26、27に対して左右方向に相対的に動き得るし、また、左右の突起部28、29はスリット16、17に対して左右方向に相対的に動き得て、下段下部ガイド部材B2が左右方向に動くことができるので、下段下部ガイド部材B2と下段のプリント基板ユニット41、42との嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になる。
【0052】
そして、上、下段のプリント基板ユニット40、41、42の抜き出しは、基板脱着プラグ43、43−1を回転させることにより、テコの原理を応用してコネクタ40A、41A、42Aをボード側コネクタ34、35から引き出して行う。
【0053】
また、マザーボード32は、上段基板ユニット収納部C1から下段基板ユニット収納部C2の上部にかけて配設してあって、従来の電子機器のシェルフ構造の場合の上下のマザーボードを一体化したために、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係るシェルフ構造によれば、フローティング機構により、ガイド部材が、例えば、左右方向に動くことができるので、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になる。
【0055】
また、請求項の発明に係るシェルフ構造によれば、フローティング機構を、少なくとも、ガイド部材の縁部に突起部を設け、シェルフ本体側に突起部の幅寸法より大きい幅寸法を有するスリットを設け、突起部をスリットに挿入して構成したことにより、ガイド部材の突起部はスリットに対して相対的に動き得て、ガイド部材が、例えば、左右方向に動くことができるので、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要となり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になる。
【0058】
また、請求項の発明に係る電子機器によれば、ガイド部材とプリント基板ユニットとの嵌合調整が不要になり、組立性の向上が図れ、工数の削減が可能になるし、また、上下のマザーボードを接続するためのケーブルが不要になるシェルフ構造を備えた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシェルフ構造の斜視図
【図2】同シェルフ構造の正面図
【図3】図1のX−X線に沿う断面図
【図4】下段下部ガイド部材の斜視図
【図5】従来のシェルフ構造の斜視図
【図6】図5のY−Y線に沿う断面図
【符号の説明】
1 シェルフ本体
16 スリット
17 スリット
28 突起部
29 突起部
32 マザーボード
40 プリント基板ユニット
41 プリント基板ユニット
42 プリント基板ユニット
B1 下段下部ガイド部材(ガイド部材)
C1 上段基板ユニット収納部(基板ユニット収納部)
C2 下段基板ユニット収納部(基板ユニット収納部)

Claims (2)

  1. シェルフ本体に設けられた基板ユニット収納部にプリント基板ユニットを案内し且つ保持するガイド部材を、シェルフ本体に対して浮動させるフローティング機構を備えたるシェルフ構造において、
    前記シェルフ本体は、
    左右のサイドプレートと、
    マザーボード取付部材と、
    ガイド部材を有し、
    前記左右のサイドプレートはねじ孔が設けてある取付座部を有し、
    前記マザーボード取付部材は左右に水平方向に沿うスリットを有し、
    前記ガイド部材は前側部の左寄りに左側U字溝部と、該前側部の右端部に突出部と、
    後側縁部の左右に左右の幅寸法が前記スリットの幅寸法より小さい突起部とを有し、
    前記左側U字溝部は切り欠き部を有する前壁部と、左右方向に長い長孔を有する後壁部とを設け、
    前記突出部は左右方向に長い長孔を有する前端面部を設け、
    前記突起部を前記スリットに挿入し、前記後壁部の長孔および前記前端面部の長孔から前記取付座部のねじ孔にねじ部材を仮止め状態にすることにより前記ガイド部材が前記シェルフ本体に対して左右方向にフローティングできることを特徴とするシェルフ構造。
  2. 請求項1のシェルフ構造を用いたことを特徴とする電子機器。
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