JP3660860B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置に係り、特に、マルチプロセッササーバに用いる公的な実装方式を採用する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、多くのコンピュータがインタネットやLANにより相互接続されて使用されることが一般的となり、インタネットやLAN上の多くのユーザに様々なサービスを提供するサーバがますます重要な役割を果たしている。このサーバにおいては、第一に、ますます増大するユーザにサービスを提供するために高性能が要求される。そこで、高周波数で動作するマイクロプロセッサを複数搭載するマルチプロセッササーバが普及している。第二に、サーバは常に安定動作してユーザにサービスを提供するための高信頼性が要求される。第三に、サーバにおいては、メモリやディスクといった記憶装置やより高速なネットワークコンポーネントを増設したり、サーバを構成するあるハードウェアコンポーネントに障害が発生して正常に機能しなくなるような障害が発生した場合にその障害発生コンポーネントを速やかに交換するといった保守作業を容易にできることが重要である。第四に、サーバにおいては、インターネットの普及によりますます多くのネットワーク機器やファイル装置、他のサーバを接続する必要が高まっており、ラックマウント型キャビネットに実装して管理する形態が普及しつつある。ラックマウント型キャビネットの使用により、サーバを始めとするコンピュータ機器を効率よくオフィスに据え置くことが可能になり、また、機器の増設や保守作業を容易にできる。
【0003】
一方、ラックマウント型キャビネットを用いて限られたスペースに大容量で高性能なコンピュータシステムを構築するためには、ラックキャビネットに実装するサーバの体積を小さくすることが重要になっている。ラックマウント型キャビネットは、横幅や奥行き、高さに制限があるため、サーバを小型化することで、1つのキャビネットにより多くの機器を実装することが可能になり、スペースの有功利用と保守作業を容易にすることが可能になる。
【0004】
しかしながら、ラックマウント型キャビネットに実装するタイプのサーバにおいては、実装されるマイクロプロセッサの周波数は年々増大しており、それに伴い発熱量も増加する傾向にある。また、マイクロプロセッサとメモリ、I/O間を接続するディジタル信号の本数及び周波数も年々増大しており、ますます限られたサイズの筐体に実装することが困難になりつつある。
【0005】
ラックマウント型キャビネットに実装するタイプのサーバとしては、たとえば、マイクロプロセッサの製造メーカの1つである米国インテル社が年に2回開催している「インテルデベロッパフォーラム」の1999年9月開催において紹介された「Merced System Overview Bassam Elkhoury Mark Swearingen 」が知られている。このサーバでは、4個のマイクロプロセッサ.64枚のメモリモジュール,業界標準I/Oアダプタの仕様であるPCIに準拠した10個のスロット,マイクロプロセッサやメモリモジュール及びPCIスロット間を接続する素子や電源等を横幅19インチ,奥行き22インチ,高さ7U(Uはラックマウント型キャビネットの高さ方向の単位:1Uは1.75インチ)という体積の筐体内に実装している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のサーバ例では、個々の発熱モジュールの冷却を十分に行いながら、しかも7Uという決められたスペースにすべてを実装することを可能にしているが、サーバを19インチラックマウント型キャビネットに実装した場合は、マイクロプロセッサやメモリモジュールを交換したり増設したりする場合に、サーバ本体全体をラックキャビネットから後方に引き出し、サーバ本体の横方向からマイクロプロセッサとメモリモジュールを実装するユニットを引き出す必要があり、保守性が悪いという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、保守性の向上した情報処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、第1の処理装置を搭載する第1の基板と、第2の処理装置を搭載する第2の基板と、上記第1の基板と第2の基板間の信号の接続を行うプラッタ基板とが筐体内に収納され、この筐体を前面及び後面に開口を有するキャビネットに収納して用いる情報処理装置において、上記プラッタ基板は、上記キャビネットの前面及び後面に平行な方向で、上記筐体内に配置され、上記第1の基板は、上記プラッタ基板の一方の面に直交する向きに接続されるとともに、上記キャビネットの前面もしくは後面の開口から挿抜可能であり、上記第2の基板は、上記プラッタ基板の他方の面に直交し、かつ、上記第1の基板にも直交する向きに接続されるとともに、上記キャビネットの後面もしくは前面の開口から挿抜可能であり、上記第1の基板は、その高さ方向において、上記プラッタ基板よりも突出しており、その突出した部分の上記第1の基板上に、発熱体を搭載し、上記発熱体の冷却風を上記プラッタ基板に対して直角方向に吹き付けることにより、上記発熱体を冷却し、上記第1の基板の突出した部分とは反対側の、上記第2の基板の上に部品を搭載するようにしたものである。
かかる構成により、筐体をキャビネットから取り外すことなく、第1の基板や第2の基板を挿抜することができ、保守性を向上し、また、発熱体の冷却効率を向上し得るものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態による情報処理装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による情報処理装置の側面図であり、図2は、本発明の一実施形態による情報処理装置の正面図であり、図3は、本発明の一実施形態による情報処理装置の他方向から見た側面図である。なお、図1〜図3において、同一符号は、同一部分を示している。
【0013】
図1に示すように、本実施形態による情報処理装置は、筐体20の中に収納されている。筐体20は、ラックマウント側キャビネット30に搭載される。キャビネット30は、フロントパネル30Fと、バックパネル30Bを備えている。フロントパネル30Fには、筐体20を挿入可能な開口が形成されており、筐体20は、矢印X1方向からキャビネット30内に挿入することができる。また、バックパネル30Bには、後述するように、筐体20内のボードを交換するための開口が形成されている。
【0014】
筐体20の内部には、プラッタボード4と、CPUボード3と、IOボード7が備えられている。なお、CPUボード3は、図2を用いて後述するように、2枚備えられている。また、筐体20の内部であって、キャビネット30のフロントパネル30Fの側には、2個の冷却ファン14F1,14F2が備えられ、バックパネル30Bの側には、冷却ファン14Bが備えられている。冷却ファン14F1,14F2及び冷却ファン14Bは、それぞれ、筐体20をキャビネット30に取り付けた状態で、キャビネット30の外側から取り外し可能である。
【0015】
プラッタボード4は、CPUボード3及びIOボード7間を接続する基板である。プラッタボード4は、鉛直方向(Z軸方向)(縦方向)であって、YZ平面と平行に配置されている。すなわち、プラッタボード4は、キャビネット30のフロントパネル30F及びバックパネル30Bに平行である。プラッタボード4は、筐体20の奥行き方向(X軸方向)のほぼ中央に、20に対して、ネジ等によって固定されている。プラッタボード4には、コネクタ9及びコネクタ8が取り付けられている。なお、プラッタボード4の高さは、H1とする。
【0016】
CPUボード3は、プラッタボード4に対して直交するように筐体20内に配置されている。すなわち、鉛直方向(Z軸方向)(縦方向)であって、XZ平面と平行に配置されている。CPUボード3は、プラッタボード4に対して、コネクタ9によって電気的に接続され、挿抜可能に固定されている。CPUボード3の高さH2は、プラッタボード4の高さH1よりも高く、かつ、CPUボード3は、プラッタボード4に対して、鉛直方向(Z軸方向に)に、高さH3分だけ突出している。
【0017】
CPUボード3の一方の面(図示の手前側の面)には、2個のマイクロプロセッサ1A,1Bと、2個の電源モジュール2A,2Bと、2個のメモリモジュール10A,10Bと、プロセッサバスコントローラ11,12と、メモリコントローラ13A,13Bが搭載されている。プロセッサバスコントローラ11,12と、メモリコントローラ13A,13Bとは、マイクロプロセッサ1と、メモリモジュール10と、PCIスロット7間のデータのやりとりを行う素子であり、これらを総称して、チップセットと称する。また、図2を用いて後述するように、CPUボード3の他方の面(図示の裏側の面)には、2個のマイクロプロセッサと、2個の電源モジュールと、2個のメモリモジュールが搭載されている。すなわち、CPUボード3は、4個のプロセッサが搭載可能である。
【0018】
マイクロプロセッサ1A,1Bは、それぞれ、冷却用のフィンが搭載されたマクロプロセッサである。電源モジュール2Aは、マイクロプロセッサ1A用の電源であり、電源モジュール2Bは、マイクロプロセッサ1B用の電源である。電源モジュール2A,2Bは、それぞれ、冷却用のフィンが等された電源である。マイクロプロセッサ1A,1B及び電源モジュール2A,2Bは、CPUボード3の中で、プラッタボード4の下側,すなわち、CPUボード3がプラッタボード4から突出した位置に等されている。
【0019】
CPUボード3のほぼ中央の位置には、プロセッサバスコントローラ11,12が配置されている。プロセッサバスコントローラ11,12の周囲に、すなわち、下方にマイクロプロセッサ1A,1Bが配置され、左方向に、メモリコントローラ13A,13B及びメモリモジュール10A,10Bが配置されている。電源モジュール2A,2Bは、それぞれ、マイクロプロセッサ1A,1Bに近接して配置されている。電源モジュール2A,2Bの配置位置としては、マイクロプロセッサ1A,1Bの左側(冷却ファン14F2に近い側)と、マイクロプロセッサ1A,1Bの右側(冷却ファン14Bに近い側)とが考えられるが、本実施形態では、冷却ファン14Bに近い側としている。その結果、マイクロプロセッサ1A,1Bと冷却ファン14F2の間、及び電源モジュール2A,2Bと冷却ファン14Bの間に、それぞれ、空間SF及び空間SBを形成することができる。
【0020】
CPUボード3は、筐体20から冷却ファン14F1,14F2を取り外すことにより、キャビネット30に筐体20を取り付けたまま、キャビネット30の外部から矢印X1方向に引き出すことにより、コネクタ9から引き抜くことができる。また、逆方向に操作することにより、キャビネット30の外部から筐体20の内部に挿入し、コネクタ9に挿入固定することができる。
【0021】
IOボード7は、プラッタボード4に対して直交するとともに、CPUボード3に対しても直交するように筐体20内に配置されている。すなわち、水平方向(X軸方向)であって、XY平面と平行に配置されている。IOボード7は、プラッタボード4に対して、コネクタ8によって電気的に接続され、挿抜可能に固定されている。IOボード7は、業界標準I/OバスであるPCIに準拠したアダプタを実装するPCIスロット6を複数個搭載している。PCIスロット6には、PCIカード5が挿入されている。
【0022】
IOボード7は、キャビネット30のバックパネル30Bに設けられた開口から、キャビネット30に筐体20を取り付けたまま、キャビネット30の外部から矢印X2方向に引き出すことにより、コネクタ8から引き抜くことができる。また、逆方向に操作することにより、キャビネット30の外部から筐体20の内部に挿入し、コネクタ8に挿入固定することができる。
【0023】
冷却ファン14F1,14F2は、プラッタボード4と平行になるように、筐体20の一方の端部に取り付けられている。冷却ファン14Bは、プラッタボード4と平行になるように、筐体20の他方の端部に取り付けられている。冷却ファン14F1は、冷却風WIN−F1を筐体20の内部に導入する。冷却ファン14F2は、冷却風WIN−F2を筐体20の内部に導入する。冷却ファン14Bは、筐体20の内部から外部に対して、冷却風WIN−Bを形成する。
【0024】
冷却風WIN−F1は、CPUボード3の一方の面に搭載された2個のメモリモジュール10A,10Bと、プロセッサバスコントローラ11,12と、メモリコントローラ13A,13B及びCPUボード3の他方の面に搭載された同様の部品に吹き付けられ、これらの部品を冷却した後、プラッタボード4と筐体20の隙間を通り、PCIボード5を冷却し、外部に排出される。冷却風WIN−F2は、CPUボード3の一方の面に搭載された2個のマイクロプロセッサ1A,1Bと、2個の電源モジュール2A,2B及びCPUボード3の他方の面に搭載された同様の部品とに吹き付けられ、これらの部品を冷却した後、冷却ファン14Bに吸引されて、冷却風WIN−Bとして、外部に排出される。マイクロプロセッサ1及び電源モジュール2の前後には、空間SF及び空間SBが設けられているため、冷却風WIN−F2は効率よく、マイクロプロセッサ1及び電源モジュール2を冷却することができる。また、このとき、マイクロプロセッサ1及び電源モジュール2は、CPUボード3の中で、プラッタボード4よりも突出した位置に設けられているため、プラッタボード4が冷却風WIN−F2の流れを遮ることがなく、冷却効率を上げることができる。CPUボード3上のマイクロプロセッサ1及び電源モジュール2の冷却風がマイクロプロセッサ1及び電源モジュール2の風上,風下に障害物が無いことにより、スムースに流れ、消費電力が大きいマイクロプロセッサ1及び電源モジュール2専用を搭載した場合にも十分冷却できる。
【0025】
なお、CPUボード3上のマイクロプロセッサ1及び電源モジュール2の並びは、風上側にマイクロプロセッサ1,風下側に電源モジュール2という順番であるが、逆に風上側に電源モジュール2,風下側にマイクロプロセッサ1という順番に配置してもよいものである。
【0026】
また、冷却風の向きは、図示する例と逆向きであってもよいものである。すなわち、後方から吹き付けられてマイクロプロセッサ1及び電源モジュール2上をすり抜ける冷却風を前面に吸い出すようにしてもよいものである。
【0027】
冷却ファン14F1,14F2,14Bは、筐体20にネジ等で取り付けられており、容易に取り外すことができる。そして、CPUボード3上の発熱体であるマイクロプロセッサ1及び電源モジュール2の冷却風の風上に設置されたファン14F1,14F2を取り外ことにより、CPUボード3は、筐体20の前面(すなわち、キャビネット30の前面)から筐体20をキャビネット30に取り付けた状態のまま、挿抜することができる。また、IOボード7は、筐体20の後面(すなわち、キャビネット30の後面)から筐体20をキャビネット30に取り付けた状態のまま、挿抜することができる。従って、筐体20をラックマウント型キャビネット22に搭載した状態で、CPUボード3及びIOボード7を筐体の前方あるいは後方から保守交換可能となり、CPUボード3上の部品やIOボード7上の部品の保守を容易に行うことができる。
【0028】
次に、図2に示すように、本実施形態では、筐体20の内部に、2枚のCPUボード3,3’が配置されている。2枚のCPUボード3,3’は、それぞれ、コネクタ9,9’により、プラッタボード4に接続固定されている。CPUボード3及びCPUボード3’は、互いに平行に配置されるとともに、プラッタボード4に対して、直交している。CPUボード3の一方の面(図示の右側の面)には、図1において説明したように、2個のマイクロプロセッサ1A,1Bと、2個の電源モジュール2A,2Bと、2個のメモリモジュール10A,10Bと、プロセッサバスコントローラ11,12と、メモリコントローラ13A,13Bが搭載されている。また、CPUボード3の他方の面(図示の左側の面)には、2個のマイクロプロセッサ1C,1Dと、2個の電源モジュール2C,2Dと、2個のメモリモジュール10C,10Dが搭載されている。なお、プラッタボード4に接続されるCPUボード3としては、1枚や2枚に限らず、N枚(N:自然数)分を同一方向から実装するようにしてもよいものである。
【0029】
CPUボード3’は、CPUボード3と同様に、部品が搭載されている。すなわち、CPUボード3’の一方の面(図示の右側の面)には、2個のマイクロプロセッサ1E,1Fと、2個の電源モジュール2E,2Fと、2個のメモリモジュール10E,10Fと、2個のプロセッサバスコントローラと、2個のメモリコントローラ13Eが搭載されている。また、CPUボード3’の他方の面(図示の左側の面)には、2個のマイクロプロセッサ1G,1Hと、2個の電源モジュール2G,2Hと、2個のメモリモジュール10G,10Hが搭載されている。すなわち、本実施形態では、筐体20の内部に、8個のプロセッサが搭載可能である。
【0030】
さらに、筐体20の内部には、平行に配置された2枚のCPUボード3,3’と平行に、3個の電源ユニット23A,23B,23Cが配置されている。
ここで、図3に示すように、電源ユニット23A,23B,23Cは、コネクタ24によりプラッタボード4に電気的に接続され、また、固定されている。電源ユニット23A,23B,23Cは、プラッタ4を介してCPUボード3及びIOボード7に給電する。すなわち、電源ユニット23A,23B,23Cは、電源モジュール2や、メモリモジュール10や、プロセッサバスコントローラ11,12や、メモリコントローラ13に電源を供給する。
【0031】
電源ユニット23は、3台に限らず、N台(N:2以上の自然数)を実装するようにしてもよいものである。電源ユニット23の前面には、電源ユニット23を冷却するファン14F−3,14F−4が実装されている。この構成により、前面のファンの1つが停止した場合でも、もう1台のファンで3台の電源ユニットを冷却できるため、電源冷却障害発生率を低下させることができる。
【0032】
図1に示す構成において、取り付け可能なPCIボード5の全長L1を350mmとするために、IOボード7の全長L2を376mmとするとき、筐体20の奥行きは、900mmである。筐体20の高さH5は、10U(1U=1.75インチ)である。また、図2に示す筐体20の幅W1は、19インチである。すなわち、このような小型の筐体を用いながら、冷却効率を高め、CPUボード3やIOボード7の保守性を向上することができる。また、小型の筐体であるにも拘わらず、8個のプロセッサを搭載することができる。
【0033】
以上説明したように、本実施形態によれば、19インチラックキャビネット22に搭載する筐体20内に実装するCPUボード3上のマイクロプロセッサ1やメモリモジュール10を交換したり増設したりするためにCPUボード3を挿抜する際に、筐体20をラックキャビネット22から引き出すことなく、筐体20の前面からファン16を取り外し、次に、CPUボード3を引き出す事ができるため、保守性が向上するものである。
【0034】
また、体積が大きく,発熱量も大きいマイクロプロセッサ1及び専用電源モジュール2を冷却風を十分供給しながら、しかも多数実装することを可能にし、さらに筐体20内の無駄なスペースを極力減らすことにより全体筐体サイズを小さくできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、情報処理装置の保守性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による情報処理装置の側面図である。
【図2】本発明の一実施形態による情報処理装置の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態による情報処理装置の他方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1…マイクロプロセッサ
2…電源モジュール
3…CPUボード
4…プラッタボード
5…PCIカード
6…PCIスロット
7…IOボード
8…IOコネクタ
9…CPUコネクタ
10…メモリモジュール
11,12…プロセッサバスコントローラ
13…メモリコントローラ
14…冷却ファン
20…筐体
23…電源ユニット
24…電源ユニットコネクタ
30…ラックキャビネット
Claims (2)
- 第1の処理装置を搭載する第1の基板と、第2の処理装置を搭載する第2の基板と、上記第1の基板と第2の基板間の信号の接続を行うプラッタ基板とが筐体内に収納され、この筐体を前面及び後面に開口を有するキャビネットに収納して用いる情報処理装置において、
上記プラッタ基板は、上記キャビネットの前面及び後面に平行な方向で、上記筐体内に配置され、
上記第1の基板は、上記プラッタ基板の一方の面に直交する向きに接続されるとともに、上記キャビネットの前面もしくは後面の開口から挿抜可能であり、
上記第2の基板は、上記プラッタ基板の他方の面に直交し、かつ、上記第1の基板にも直交する向きに接続されるとともに、上記キャビネットの後面もしくは前面の開口から挿抜可能であり、
上記第1の基板は、その高さ方向において、上記プラッタ基板よりも突出しており、その突出した部分の上記第1の基板上に、発熱体を搭載し、
上記発熱体の冷却風を上記プラッタ基板に対して直角方向に吹き付けることにより、上記発熱体を冷却し、
上記第1の基板の突出した部分とは反対側の、上記第2の基板の上に部品を搭載することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1記載の情報処理装置において、
上記第2の基板の上に搭載される部品は、PCIカードであることを特徴とする情報処理装置。
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