JPH11110083A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH11110083A
JPH11110083A JP9274091A JP27409197A JPH11110083A JP H11110083 A JPH11110083 A JP H11110083A JP 9274091 A JP9274091 A JP 9274091A JP 27409197 A JP27409197 A JP 27409197A JP H11110083 A JPH11110083 A JP H11110083A
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JP
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unit
power supply
logical
information processing
cooling
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JP9274091A
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English (en)
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Shohei Fuse
昭平 布施
Osamu Amano
修 天野
Takeshi Toizono
武 樋園
Takahiro Nishihara
孝広 西原
Hiroshi Ito
博志 伊藤
Yoshihiro Kondo
義弘 近藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は情報処理装置の高密度実装及び冷却構
造に関し、大電流給電に対応した実装構造と効率のよい
冷却構造の情報処理装置を提供することである。 【解決手段】信号接続用の論理バックプレーンプレート
と電源供給用の電源バックプレーンプレートに分割し、
一つの電源ユニットで一つの論理系ユニットに給電する
給電構造の情報処理装置。また、鏡面実装の電子機器基
板の中心部から両端に冷却風を流すことで、均等に冷却
することを実現した冷却構造の情報処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置にお
ける電源供給構造と冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、情報処理装置は、演算処理を行う
演算ユニット、データの格納・抽出処理を行う記憶ユニ
ットやデータを入出力するI/Oユニットなどの論理系
ユニットと、それら論理系ユニットに電源を供給する電
源ユニットと、装置全体を冷却するための冷却系を備え
ている。このような情報処理装置では、各ユニット間の
信号接続と電源供給のための接続を共通のプレートを介
して行っている。各ユニット側に設けたフォークプラグ
と、バックプレーンプレート(以下PL)側に設けたバ
スバーとを接続する実装構造の従来例を図5を用いて説
明する。この構造では、キャビネットを固定するPL架
33に両面実装の単一PL22が取り外し可能なPL架
27とともに抱き合わせて固定されている。PL架27
には複数の演算ユニット24や、それらに電源を供給す
る電源ユニット25が実装され、電源ユニット25の下
にはI/Oユニット34やI/Oユニットに電源を供給
するためのI/O用電源ユニット35が実装されてい
る。演算ユニット24と電源ユニット25の背面には給
電用のフォークプラグ26がそれぞれ装着されており、
電源ユニット25から各フォークプラグ26、単一PL
22のバスバー23を介して、演算ユニット24に電源
が供給される構造となっている。他の給電構造として
は、電源ユニットに端子板を設け、PLには複数の給電
コネクタを設け、これらをケーブルで接続し、いったん
PLが電源を受け取った後、PLから各論理系ユニット
に電源を供給する構造のものもある。
【0003】また、情報処理装置の冷却方法としては、
装置の外部からファンで冷却風を取り込み、発熱部に流
して再びファンで暖まった空気を装置外部に排出する空
冷方式が一般的である。しかし複雑な構造の装置では、
冷却風が装置内に行き渡り十分な冷却効果が得られるよ
うにするために、発熱が多い部分や冷却風が流れにくい
ところに複数の冷却用のファンを設置する必要があっ
た。そこで、特開平9―114553では、論理系ユニ
ット、電源ユニットなど各ユニットにそれぞれ冷却系を
設け、冷却風の流れに平行となるように基板を設置した
構造になっている。
【0004】また、特開平8―278834では、装置
内を前面上下と背面の3つの領域に分割してそれぞれに
冷却系を設置した構造をとっている。つまり、装置中央
部分に吸気口を設けて前面上部と下部に設けた排気口に
向かってそれぞれ冷却風を流し、さらに、前面下部から
背面に冷却風を取り込むことによって背面部にも冷却風
を流す構造になっている。つまり、冷却風の流れを3つ
の領域に分割し、前面上部領域に演算ユニット、前面下
部領域にHDDユニット、背面領域にI/Oユニットを
配置している。このように発熱量の多いユニットを分割
して各領域の冷却効果の高い位置に配置することで、効
率よく冷却することを可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高性能で消費電力も大
きい現在の情報処理装置では、上記のような従来の実装
構造を用いた場合高密度の信号接続と大電流の給電接続
を単一のPLで両立しなければならないため、PLの層
構成が複雑で外形寸法が大きくなり、さらに電圧降下も
大きく、電源効率が低下してしまうというような問題が
あった。また一つの電源ユニットが複数の論理系ユニッ
トに給電する構造となっているため、一つの電源ユニッ
トが故障すると、複数の論理系ユニットが停止してしま
うという問題があった。また、PLを交換する必要が生
じた場合、単一のPLで構成しているので、実装されて
いる全ての論理系ユニット、電源ユニット、PL架を取
り外すといった交換作業面での問題もあった。
【0006】本発明の第一の目的は、電源ユニットから
論理系ユニットへの給電構造を簡素化した実装構造の情
報処理装置を提供することである。
【0007】また特開平9―114553では各ユニッ
トに冷却系を設けているが、装置全体から見ると、装置
内部が各ユニット毎に細分化されており、冷却風の流れ
に無駄ができ、効率のよい冷却方法が実現されていなか
った。特開平特開平8―278843では冷却の効率化
のために論理系ユニットが3つの領域に分割されてしま
っていることから各ユニット間の配線が長くなり、情報
処理装置の処理性能の向上に限界があった。
【0008】また情報処理装置では、信頼性を向上させ
るために、鏡面実装と呼ばれる形態で電子機器基板を実
装している。これは電子機器基板上にその中心軸を境に
ほぼ同じ半導体素子群を実装している構造で、この同じ
半導体素子群は同時にデータを突き合わた処理などを行
う。特開平9―114553では、各ユニット間で基板
に平行な冷却風を流しているが、下流では基板の発熱を
吸収しているため温度が高くなってしまい、上流と下流
では冷却風に温度差が生じている。従って、鏡面実装の
基板の場合、対称関係にある半導体素子の間に温度差が
発生し、それによって処理速度にも差が生じ、データの
突き合わせを行えなくなるという現象が発生する。この
ように、鏡面実装の半導体素子に温度差が生じること
で、情報処理装置の信頼性が低下してしまうという問題
があった。
【0009】そこで本発明の第2の目的は、論理系ユニ
ットを効率よく冷却し、また電子機器基板を均一に冷却
することができる信頼性の高い処理能力を持った情報処
理装置の冷却構造のを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに、本発明の給電構造は、論理系ユニット間の信号接
続の為の論理PLと論理系ユニットと電源ユニットとの
給電接続のための電源PLとにPLを分割し、給電接続
を信号接続から独立させたものである。さらに電源PL
に給電用コネクタを設置したバスバーを取付ける。この
ように一つの論理系ユニットと一つの電源ユニットを給
電用コネクタに接続することで、バスバーを介して電源
ユニットから論理系ユニットに給電する方式をとってい
る。この構造では、電源PLの内層を介することがない
ので、PLの層構成が簡素化し、給電経路も短くなり、
電源効率を向上させることが出来る。また、一つの論理
系ユニットと一つの電源ユニットが一組になっているた
め、電源ユニットを交換する際にも、交換する電源ユニ
ットに対応している論理系ユニット以外の論理系ユニッ
トは停止することなく作動しているので、信頼性を向上
することができる。また、これらのユニットを収納する
PL架は、交換頻度に応じて小さく分割できるため、交
換作業の工数を低減するこができ、さらには保守性を向
上することができる。
【0011】また第二の目的を達成するため、本発明の
冷却構造は組になった論理系ユニットと電源ユニットを
垂直方向に直列に配置し、それらのユニットを挟んだ形
で冷却風の吸気口と排気口を設け、垂直方向に冷却風を
流すことを特徴としている。また、各論理系ユニットの
信号伝送を制御する電子機器基板を論理系ユニットの上
部に配置することを特徴としている。さらに水平方向に
基板を配置する構造を組み合わせる場合には、導風部を
設け垂直方向に流れる冷却風を水平方向に取りいれるこ
とを特徴としている。更に水平方向に設置する基板が鏡
面実装の場合は、基板を収納する架の側面部に排気用の
小孔を設け、側面部に向かって冷却風を流すことを特徴
としている。この構造では、装置の上部と底部に冷却系
を設けるだけなので、冷却ファンの台数も少なくてすむ
ので騒音を減少することもでき、内部の配置を簡素化す
ることで効率よく装置全体を冷却することができ、なお
かつ各ユニット間の配線長を短くすることができる。ま
た鏡面実装の際も中心部から側面の小孔に向かって冷却
風が流れることから、対称関係にある半導体素子の間に
温度差が発生することがなく、処理能力にも差異がなく
なることから信頼性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1は本発明の情報処理装置の実装構成を
側面から見た断面図で、演算ユニットへの給電方法につ
いて説明する。装置内は前面と背面に分割されており、
前面は二つのPL架14、15で構成されている。PL
架15には演算処理を行う複数の演算ユニット1、PL
架14には演算ユニット1に電源を供給する複数の電源
ユニット2がそれぞれ実装されている。さらに背面はP
L架5で構成されており、データを入出力する複数のI
/Oユニット30、I/Oユニット30に電源を供給す
る為の複数のI/O用電源ユニット31と、さらに演算
ユニット1の間の信号伝送、I/Oユニット30の間の
信号伝送、及び演算ユニット1とI/Oユニット30と
の間の信号伝送の処理を行う電子機器基板8が実装され
ている。また、演算ユニット1の間の信号接続、I/O
ユニット30の間の信号接続、また演算ユニット1とI
/Oユニット30との間の信号接続のための両面実装の
論理PL3と、電源ユニット2から演算ユニット1へ電
源を供給するためとI/O用電源ユニット31からI/
Oユニット30へ電源を供給するための両面実装の電源
PL4が、前面と背面のPL架の間に挟まれて取り付け
られている。
【0014】次に各ユニットと各PLの接続についての
説明を行う。演算ユニット1には、複数の信号接続用の
コネクタと給電用コネクタが同じ面に取り付けられてい
る。論理PL3の両面には信号用コネクタ9が設けられ
ていて、前面には演算ユニット1が、背面にはI/Oユ
ニット30が接続されている。論理PL3には電子機器
基板8も接続されており、この電子機器基板8によって
各ユニット間の信号伝送が処理される。電源PL4の前
面には、給電コネクタ10が設けてある。この給電コネ
クタ10は、演算ユニット1に接続するコネクタと電源
ユニット2に接続するコネクタの二つに分割されてお
り、この二つのコネクタをバスバー6で接続している。
さらに、電源ユニット2と給電コネクタ10との嵌合位
置の精度を向上させる為、給電コネクタ10より長い嵌
合用のガイドピン11を電源PL4の下部両端に取り付
けている。以上のような給電構造にすることで、電源P
L4の内層を通さず、電源ユニット1から演算ユニット
1への大電流供給接続を直接バスバーを通じて実現し、
PLの構成が簡素化し、かつ、配線長も短くなること
で、電源効率を向上することが出来る。なお実施例で
は、I/Oユニット30へは大電流を供給する必要がな
いので、I/O用電源ユニット31からI/Oユニット
30へは従来の方式の給電方法を採用しているが、I/
Oユニット30についても同様の給電方法を採用するこ
とも可能である。
【0015】図2に情報処理装置のPLとPL架の分割
構造の斜視図を示す。まず、論理PL3と電源PL4を
取り付ける時の作業性を向上させるために、架枠29を
設け、さらに各PL間の取付寸法の精度を上げるため
に、架枠29にラックガイドピンを設けている。このよ
うにして論理PL3と電源PL4をそれぞれ架枠29に取
り付けていったんサブ組み立て状態にし、これをさらに
PL架5に取り付けることができるようになっている。
図1の説明で述べたように、前面側のPL架はPL架1
4とPL架15の二つに分割されているが、これはPL
架を一つで構成してしまうとPL架のサイズは大きく、
かつ重くなり、PLを交換する必要が生じた場合には、
キャビネットからの全てのユニットを取り外さなければ
ならなくなるという問題があるからである。またPL側
のコネクタに対しても、各ユニットの重みでコネクタの
嵌合位置がずれやすくなるなどの問題があるからであ
る。更に、高密度実装の場合やコネクタのピン数が多い
など論理PL3が故障しやすくなる問題点があるので論
理PL3の交換がしやすい構造にしている。この実施例
のような構成にすれば、論理PL3の交換は複数の演算
ユニット1とPL架15を取り外すのみで交換すること
ができる。このように各PL交換頻度に対応したPL架
に分割することで、交換作業の工数を低減したり保守性
を向上させることができる。
【0016】図3は情報処理装置を前面、側面、背面か
らみたもので、全体の構造について説明する。
【0017】前面から見ると、キャビネット13には複
数個の演算ユニット1と複数個の電源ユニット2が実装
されている。演算ユニット1と電源ユニット2がバスバ
ー6を介して接続されていて、一つの電源ユニット2が
一つの演算ユニット1に給電を行う構造となっている。
この構造により、電源ユニット2が故障した場合でも、
複数の演算ユニット1が停止することが避けられ、装置
の信頼性の向上が可能となる。
【0018】更に、バスバー6で接続された演算ユニッ
ト1と電源ユニット2の上下には冷却ファンユニット1
2がそれぞれ実装されている。上部の冷却ファンユニッ
ト12から外気の空気を取り込み、冷却風は垂直方向に
実装された演算ユニット1、電源ユニット2の間を平行
に流れ、内部の発熱を吸収し、底部の冷却ファンユニッ
トにより、外部へ排出される。したがって、演算ユニッ
ト1に対しては冷却風の上流部に冷却ファンユニット1
2を設けて冷却風を流し入れるプッシュ式冷却であり、
電源ユニット2に対しては冷却風の下流部に冷却ファン
ユニット12を設けてユニット内の冷却風をひき出すプ
ル式冷却という、プッシュ式、プル式の冷却方式を組み
合わせた冷却構造になっている。このような構造にする
ことで、演算ユニット1や電源ユニット2の一部を引き
抜いてPL架に隙間がある場合に冷却風の流れを乱さな
いようにダミーを入れる必要なく、冷却風を均等に保つ
ことができる。また、演算ユニット1と電源ユニット2
の各組が別個に冷却されることができる冷却構造にする
ことで、冷却ファンユニット12に実装した冷却ファン
7が一部故障しても、残りのファンで各ユニットを冷却
することが可能となり、冗長運転に対応することができ
る。
【0019】情報処理装置の背面には、複数個のI/O
ユニット30と複数個のI/O用電源ユニット31が垂
直方向に実装されている。I/Oユニット30の上部に
は、信号電送用の電子機器基板8が水平方向に実装され
ており、この電子機器基板8とI/Oユニット30とI
/O用電源ユニット31を挟むような形で、正面と同様
に冷却ファン12が実装されている。電子機器基板8を
背面上部に水平方向に実装することで、演算ユニット1
とI/Oユニット30の信号伝送のための配線の長さを
最短にかつ同じ長さにすることができ、装置の処理性能
を向上することが出来る。
【0020】また、演算ユニット1とI/Oユニット3
0の間にある論理PL3に取り付けられた信号用コネク
タ9は、A―Aを上部から見た断面図をみるとわかるよ
うに、PLの両面で交互にずれた配置となっている。さ
らに、このコネクタに接続される演算ユニット1とI/
Oユニット30を同じ大きさにしてこれらのユニットを
両面実装している。このような構造にすることで、演算
ユニットをさらに取り付けたい必要性がある場合は、背
面のI/Oユニットを配置する位置に演算ユニットを設
置することができ、多様なシステム構成に対応できる高
密度実装及び冷却構造となっている。
【0021】情報処理装置を側面から見ると、電子機器
基板8の近傍に導風板を設けて垂直方向に流れる冷却風
を水平方向に取り込む冷却構造となっている。図4でこ
の部分について詳細に説明する。
【0022】図4は電子機器基板8に冷却風を導入する
ための構造を示す図である。電子機器基板8は複数実装
されており、各基板には半導体素子18が基板の中心部
に対し左右対称に均等になるような鏡面実装形式で配置
されていることとする。高発熱体である半導体素子18
はダクト16で周囲を囲まれている。冷却風は電子機器
基板8の上部にある冷却ファンユニット12から、電子
機器基板8の下部にあるI/Oユニット30に向かって
垂直方向に流れているが、この冷却風の一部は導風板2
8によって電子機器基板8部に流れ込み、半導体素子1
8を冷却する構造となっている。さらにダクト16に傾
斜板17を複数取り付けることで、冷却水風の流れの向
きが水平方向となり、電子機器基板8の間に流れ込みや
すい構造になっていると共に、この傾斜板17の大きさ
や傾斜角度などによって、流れ込む冷却風の量を調節す
ることを可能にしている。このように、実装する基板の
向きが垂直方向だけでなく一部水平方向に配置されてい
る構造の場合、導風板28を設けて垂直方向に流れる冷
却風の一部を取り入れて水平方向にすることで、新たに
水平方向用の冷却系を設ける必要のない、効率のいい冷
却系を実現している。
【0023】またこの実施例の場合半導体素子18は鏡
面実装になっているため、対称関係にある半導体素子1
8は同じ温度である必要がある。従って、ダクト16の側
面に排気穴32を設け、導風板28によって流れ込んだ
冷却風を左右に分流し、排気穴32からダクトの外に流
出している。さらにPL架5の側面部に排気孔19を設
け、この排気孔19から排気穴32から流出した冷却風
をさらに装置外部に排出している。このような構造を取
ることによって、鏡面実装された半導体素子18は均等
で温度の等しい冷却風によって冷却され、対称関係にあ
る半導体素子間の温度差が生じないため、処理の信頼性
が向上する。さらに、半導体素子18の発熱によって暖
められた冷却風は、電子機器基板18の下部にあるI/
Oユニット30への冷却風とは構造的に仕切られて排気
孔19から装置外部に排出されるために、I/Oユニッ
ト30やI/O用電源ユニット31への影響はなく、効
率のよい冷却構造となっている。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電源ユニットか
ら論理系ユニットへの給電構造が簡素化され、また論理
系ユニットを効率よく冷却することができ、さらに電子
機器基板を均一に冷却することで、信頼性の向上と処理
能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す情報処理装置の断面図
【図2】本発明の実施例を示す情報処理装置のPL分割
構造の分解斜視図
【図3】本発明の実施例を示す情報処理装置の実装図
【図4】本発明の実施例を示す情報処理装置の冷却風の
分割構造の詳細図
【図5】情報処理装置の単一PL構造の従来例を示す分
解斜視図
【符号の説明】
1… 演算ユニット、2…電源ユニット、3…論理P
L、4…電源PL、5…PL架、6…バスバー、7…冷
却ファン、8…電子機器基板、9…信号用コネクタ、1
0…給電用コネクタ、11…PLガイドピン、12…冷
却ファンユニット、13…キャビネット、14…PL
架、15…PL架、16…ダクト、17…導風板、18
…半導体素子、19…排気用小孔、20…ラックガイド
ピン、21…ラックガイド、22…単一PL、23…バ
スバー、24…論理系ユニット、25…電源ユニット、
26…給電用フォークプラグ、27…PL架、28…仕
切り板、29…架枠、30…I/Oユニット、31…I
/O用電源ユニット、32…ダクト側面部の小孔、33
…PL架、34…I/Oユニット、35…I/O用電源
ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋園 武 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 西原 孝広 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 伊藤 博志 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 近藤 義弘 茨城県県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理を行なう論理系ユニットと、前記
    論理系ユニットに電流を供給する電源ユニットと、前記
    論理系ユニットと電源ユニットを接続するバックプレー
    ンプレートと、前記論理系ユニットと前記電源ユニット
    と前記バックプレーンプレートを収納するための筐体を
    備える情報処理装置において、前記バックプレーンプレ
    ートは信号接続用の論理バックプレーンプレートと前記
    論理系ユニットと前記電源ユニットとに接続される給電
    接続用の電源バックプレーンプレートに分割され、前記
    電源ユニットは前記電源バックプレーンプレートに接続
    され、前記論理系ユニットは前記電源バックプレーンプ
    レートと前記論理バックプレーンプレートに接続される
    ことによって電源を供給されることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報処理装置において、前記電
    源バックプレーンプレートを介して接続された電源ユニ
    ットと論理系ユニットのセットを複数備えることを特徴
    とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2の情報処理装置において、前記論
    理系ユニット間の信号を制御する電子機器基板を備え、
    前記電子機器基板は前記論理系ユニットの上部に実装面
    が上下方向に面するように配置されていることを特徴と
    する情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3の情報処理装置において、さらに
    各ユニットを冷却する冷却ユニットを備え、前記冷却ユ
    ニットは筐体上下部に実装されており、前記論理系ユニ
    ットと前記電源ユニットの実装面が冷却風の向きと平行
    な方向になり、かつ前記論理系ユニットと前記電源ユニ
    ットは直列になるように配置され、さらに前記冷却ユニ
    ットと前記論理系ユニットまたは前記電源ユニットとの
    間に前記電子機器基板を冷却するためのダクトと、冷却
    風の方向を調整する導風部を備えること特徴とする情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4の情報処理装置において、前記電
    子機器基板には高発熱体となる複数の半導体が前記電子
    機器基板の中心部に対し対称となる位置に配置され、前
    記ダクトの側面部と前記電子機器基板の側面の筐体には
    前記導風部によって分流された冷却風を外部に排気する
    ための排気孔が形成されることを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】情報処理を行なう論理系ユニットと、前記
    論理系ユニットに電流を供給する電源ユニットと、前記
    論理系ユニットと電源ユニットを接続するバックプレー
    ンプレートと、前記論理系ユニットと前記電源ユニット
    と前記バックプレーンプレートを収納するための筐体を
    備える情報処理装置の給電方法において、前記バックプ
    レーンプレートを信号接続用の論理バックプレーンプレ
    ートと給電接続用の電源バックプレーンプレートに分割
    し、前記論理バックプレーンプレートは前記論理系ユニ
    ットに接続し、前記電源バックプレーンプレートは前記
    論理系ユニットと電源ユニットに接続することによって
    前記論理系ユニットに給電する給電方法。
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