JP4216301B2 - 帯電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式の画像形成を行う画像形成装置の感光体の表面を均一の電位に帯電させる帯電装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、感光体の表面を均一の電位に帯電させる帯電装置が搭載される。帯電装置として、感光体の表面に接触しない非接触式の帯電装置がある。非接触式の帯電装置は、高圧電源が印加された電極からの放電により、感光体の表面を帯電させる。電極のうち高圧電界を発生する部分には、周囲の塵埃が吸着する。これを放置すると、針電極から適正な放電を行うことができなくなる。
従来の帯電装置には、感光体の表面の移動方向に直交する方向に配列された複数の針を有する針電極と、針電極の針を挟んで対向する一対のパッド部材とを備え、パッド部材を複数の針の配列方向に沿って移動させることで、パッド部材を複数の針の表面に順次接触させ、針に付着した塵埃を除去しようとするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−338265号公報
しかし、清掃部材を感光体の表面に沿った第1端部と第2端部との間で往復移動させることで電極を清掃するとき、往路では電極の汚れ度合いが大きいために清掃部材を移動させる駆動源に作用する駆動負荷が大きくなり、清掃部材の移動速度が低くなる。一方、復路では電極の汚れが除去されて汚れ度合いが小さくなっているために駆動源に作用する駆動負荷が小さくなり、清掃部材の移動速度が往路より高くなる。このため、駆動源に往路と復路とで同一の電力を供給したのでは、往路と復路とで清掃部材の移動速度が異なってしまう。
第1端部近傍に位置検出センサを配置し、往路方向へ移動中に位置検出センサに検出された時から所定時間後に復路方向へ反転移動するようにした従来の構成では、汚れ度合いの変化によって、往路方向から復路方向への反転タイミング、及び、1往復して第1端部側に戻ったものとして清掃部材を停止させるタイミングに、ズレが生じる。
上述のタイミングにズレが生じた場合、往路で清掃部材が第2端部近傍の目標箇所へ辿り着かず電極に清掃されない箇所が生じることや、往路で清掃部材が第2端部をオーバーランしようとして第2端部周辺の部材が損傷すること、復路で清掃部材が第1端部に辿り着かないこと、復路で清掃部材が第1端部をオーバーランしようとして第1端部周辺の部材が損傷することがある。
この発明の目的は、電極の清掃効率を向上できるとともに、装置の損傷を抑制することができる帯電装置を提供することにある。
この発明の帯電装置は、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)この発明の帯電装置は、長尺状の電極、清掃部材、時間計測装置、駆動源、負荷計測装置、及び、制御装置を備える。電極は、感光体の表面に対向して配置される。清掃部材は、電極の長尺方向に沿って電極に接触しながら第1端部から第2端部へ向かう往路方向及び第2端部から第1端部へ向かう復路方向に移動自在にされる。時間計測装置は、清掃部材が第1端部近傍の所定の第1箇所を往路方向に通過する往路通過時からの経過時間を計測する。駆動源は、清掃部材を往路方向に往路通過時から所定の第1時間移動させた後に復路方向に反転移動させる。負荷計測装置は、清掃部材の移動中に駆動源に作用する駆動負荷を計測する。制御装置は、清掃部材の第1箇所から第1時間の半分の時間の移動中における駆動源に作用する駆動負荷の積算値に基づいて、第2端部の近傍の所定の目標箇所で清掃部材の移動方向が往路方向から復路方向に反転するように駆動源の動作を制御する。
この構成では、第1箇所から第1時間の半分の時間の清掃部材の移動中に駆動源に作用する駆動負荷の積算値に基づいて、清掃部材が第1箇所から第1時間の半分の時間移動した後の駆動源の動作が制御される。このため、清掃部材の移動方向が往路方向から復路方向に反転する箇所が、第2端部の近傍の所定の目標箇所に近付けられる。このため、往路で清掃部材が目標箇所に辿り着かないこと、往路で清掃部材が第2端部をオーバーランしようとすること、復路で清掃部材が第1箇所に辿り着かないこと、復路で清掃部材が第1端部をオーバーランしようとすることが、抑制される。
(2)この発明の帯電装置の制御装置は、第1時間の半分の時間以降の駆動源に供給される電力を調整することにより、清掃部材の移動速度を調整することができる。
この構成では、駆動源に供給される電力が調整されることで、清掃部材の移動速度が調整される。第1箇所から第1時間の半分の時間が経過するまでの清掃部材の移動中に駆動源に作用する駆動負荷の積算値が大きい場合、清掃部材の移動速度を予め想定されていた速度に近付けるように、清掃部材が第1箇所から第1時間の半分の時間移動した後に駆動源へ供給される電力が大きくされて、清掃部材の移動速度が高められる。
第1箇所から第1時間の半分の時間が経過するまでの清掃部材の移動中に駆動源に作用する駆動負荷の積算値が小さい場合、清掃部材の移動速度を予め想定されていた速度に近付けるように、清掃部材が第1箇所から第1時間の半分の時間移動した後に駆動源へ供給される電力が小さくされて、清掃部材の移動速度が低められる。
これによって、清掃部材の移動方向が往路方向から復路方向に反転する箇所が、目標箇所に近付けられる。
また、復路における清掃部材の移動速度も、駆動負荷の積算値が大きい場合は高められ、駆動負荷の積算値が小さい場合は低められる。これによって、復路において清掃部材が停止する位置が第1端部側の所定位置に近付けられる。
(3)この発明の帯電装置の制御装置は、清掃部材を第1箇所から第1時間の半分の時間往路方向へ移動させた後から復路方向へ反転させるまでの時間を調整することができる。
この構成では、清掃部材を第1箇所から第1時間の半分の時間往路方向へ移動させた後から復路方向へ反転させるまでの時間が調整される。即ち、清掃部材の反転タイミングが調整される。第1箇所から第1時間の半分の時間が経過するまでの清掃部材の移動中に駆動源に作用する駆動負荷の積算値が大きい場合、清掃部材を第1箇所から第1時間の半分の時間往路方向へ移動させた後から復路方向へ反転させるまでの時間が延長されることで清掃部材の反転タイミングは遅らされる。
第1箇所から第1時間の半分の時間が経過するまでの清掃部材の移動中に駆動源に作用する駆動負荷の積算値が小さい場合、清掃部材を第1箇所から第1時間の半分の時間往路方向へ移動させた後から復路方向へ反転させるまでの時間が短縮されることで清掃部材の反転タイミングは早められる。
これによって、清掃部材の移動方向が往路方向から復路方向に反転する箇所が、目標箇所に近付けられる。
また、復路方向の清掃部材の移動時間を、駆動負荷の積算値が大きい場合は延長し、駆動負荷の積算値が小さい場合は短縮することで、復路において清掃部材が停止する位置が第1端部側の所定位置に近付けられる。
(4)この発明の帯電装置は、第1箇所を通過する前記清掃部材を検出する位置検出センサをさらに備えることができる。
この構成では、位置検出センサによって、清掃部材が第1箇所を通過したことを正確に認識される。このため、駆動負荷の積算値が正確に計測される。
(5)この発明の帯電装置の制御装置は、復路方向に移動する清掃部材を往路通過時から所定の第2時間内に位置検出センサが検出しないとき、清掃部材の移動のトラブルを知らせる警告を行うことができる。
この構成では、清掃部材が第1箇所より第1端部側に戻ったか否かが位置検出センサによって確実に認識される。所定の第2時間内に清掃部材が第1箇所より第1端部側に戻らない場合は、清掃部材の移動のトラブルとして即座に警告される。
(6)この発明の帯電装置の制御装置は、通電初期のウォームアップ時間、印刷処理開始直前の印刷処理用初期化工程時間、及び、印刷処理終了直後の印刷処理用後処理工程時間のうち、少なくとも1の時間内に、清掃部材を電極に接触させながら移動させることができる。
この構成では、通電初期のウォームアップ時間、印刷処理開始直前の印刷処理用初期化工程時間、及び、印刷処理終了直後の印刷処理用後処理工程時間という、印刷処理時間以外に電極の清掃処理が行われる。
(7)この発明の帯電装置は、清掃部材を回転自在に支持する支持体をさらに備え、電極は一方向に配列された複数の針を有する針電極であり、支持体は複数の針の配列方向に沿って移動自在に配置され、清掃部材の移動時に複数の針のそれぞれの先端部が順に清掃部材の表面から内部に埋没した後に清掃部材の内部から露出する構成とすることができる。
清掃部材としてフェルト等を素材とするパッド部材を用いた従来の帯電装置では、パッド部材に充分な弾力性を与えることができず、針電極の針の先端部が変形を生じ易い。また、針との接触によって切断されたフェルトの繊維が、針の表面に付着して針電極を汚損する。さらに、パッド部材は、針の表面のうち針の配列方向に平行な側面に接触するため、高圧電界の発生によって最も塵埃が付着し易い針の先端部の全面を確実に清掃することができない。
これに対してこの発明の構成では、清掃部材が移動することで、針電極の複数の針の先端部が、順に清掃部材の内部に没入及び抜脱される。各針の先端部が清掃部材の内部に没入する時、及び、清掃部材の内部から抜脱される時に、各針の先端部の全面が清掃部材に接触し、清掃部材によって各針の先端部の全面が清掃される。
(8)この発明の帯電装置の制御装置は、復路での清掃部材の移動速度を往路での移動速度より低く設定することができる。
この構成では、復路での清掃部材の移動速度が往路での移動速度より低く設定されるので、復路での清掃部材による針電極の清掃効果が高められる。これによって、往路では針電極が素早く清掃され、復路で針電極の清掃効果が高められる。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)駆動源の動作を制御して清掃部材の移動方向が往路方向から復路方向に反転する箇所を目標箇所に近付けることで、清掃部材によって清掃されずに残る電極の箇所を少なくすることができる。したがって、電極の清掃効率を向上させることができる。また、第1端部及び第2端部周辺の装置の損傷を抑制することができる。
(2)清掃部材が第1箇所から第1時間の半分の時間移動した後に駆動源へ供給される電力を調整することで、清掃部材が反転する箇所を目標箇所に近付けることができるとともに、清掃部材が戻る位置を第1端部側の所定箇所に近付けることができる。したがって、清掃部材によって清掃されずに残る電極の箇所を少なくして電極の清掃効率を向上させることができるとともに、第1端部及び第2端部周辺の装置の損傷を抑制することができる。
(3)往路通過時から清掃部材が復路方向に反転するまでの第1時間を調整することで、清掃部材が反転する箇所を目標箇所に近付けることができるとともに、清掃部材が戻る位置を第1端部側の所定箇所に近付けることができる。したがって、清掃部材によって清掃されずに残る電極の箇所を少なくして電極の清掃効率を向上させることができるとともに、第1端部及び第2端部周辺の装置の損傷を抑制することができる。
(4)位置検出センサによって清掃部材の第1箇所の通過を正確に認識して駆動負荷の積算値を正確に計測することができるので、駆動源の動作を正確に制御することができる。
(5)清掃部材が第1箇所より第1端部側に戻ったか否かを位置検出センサによって確実に認識することができる。また、清掃部材の移動のトラブルが即座に知らされるので、トラブル発生後早期にトラブルに対処することができる。
(6)印刷処理時間以外の所定の時間内に電極の清掃処理を行うことで、印刷効率を向上できるとともに、画質を向上させることができる。
(7)針電極の複数の針の先端部を順に清掃部材の内部に没入及び抜脱させることで、各針の先端部の全面を清掃部材に接触させて、針の変形や繊維の付着を生じることなく、針の先端部の全面を確実に清掃することができる。
(8)復路での清掃部材の移動速度を往路での移動速度より低く設定することで、針電極の清掃時間を短縮できるとともに、針電極の清掃効果を高めることができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る帯電装置1を適用した画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、コピアモード、プリンタモード及びFAXモードのうちのいずれかの画像形成モードで、用紙(OHP等の記録媒体を含む。)に画像を形成する。各モードはユーザによって選択される。画像形成装置100では、両面印刷が可能である。
画像形成装置100は、原稿読取部10、給紙部20、画像形成部30、排紙部40及び図示しない操作パネル部等を備えている。原稿読取部10は、装置本体の上部に配置され、プラテンガラス11、原稿載置トレイ12及びスキャナ光学系13等を有する。スキャナ光学系13は、光源14、反射ミラー15A〜15C、光学レンズ16及びCCD(Charge Coupled Device)17を有する。光源14は、プラテンガラス11に載置された原稿又は原稿載置トレイ12から原稿搬送路R上を搬送される原稿に光を照射する。反射ミラー15A〜15Cは、原稿からの反射光を反射させて光学レンズ16に導く。光学レンズ16は、反射ミラー15A〜15Cによって導かれた反射光をCCD17に結像する。CCD17は、反射光に応じた電気信号を出力する。
給紙部20は、装置本体の下部に配置され、給紙トレイ21及びピックアップローラ22を備えている。給紙トレイ21は、画像形成時に用紙搬送路S1に給紙すべき用紙を収納する。ピックアップローラ22は、回転することで、給紙トレイ21に載置された用紙を用紙搬送路S1に給紙する。
画像形成部30は、原稿読取部10の下方の手差トレイ側に配置されている。画像形成部30は、レーザスキャニングユニット(以下、LSUと言う。)37、感光体ドラム31及び定着装置36を有する。感光体ドラム31の周囲には、帯電装置1、現像装置33、転写装置34及びクリーナユニット35が、感光体ドラム31の回転方向である図1に示す矢印の方向に沿ってこの順に配置されている。
排紙部40は、給紙トレイ21の上方に配置され、排紙ローラ41、排紙トレイ42を備えている。排紙ローラ41は、用紙搬送路S1上を搬送されてきた用紙を排紙トレイ42に排出する。排紙ローラ41は、可逆回転が可能であり、用紙の両面に画像形成を行う際、用紙搬送路S1上を搬送されてきた表面の画像形成が終了した用紙を挟持した状態で、上記用紙を排出する回転方向とは逆方向に回転して用紙搬送路S2に搬送する。これにより、用紙の表裏面を反転させて裏面が感光体ドラム31に対向し、裏面にトナー画像の転写が行われる。排紙トレイ42は、排紙ローラ41から排出された用紙を積層して収納する。
操作パネル部に設けられたスタートキーが押下されると、画像形成装置100は、ピックアップローラ22を回転させて用紙搬送路S1に用紙を給紙する。給紙された用紙は、用紙搬送路S1上に設けられたレジストローラ51に搬送される。
レジストローラ51は、用紙の先端部が到達した時には回転を停止している。レジストローラ51は、用紙の先端部が感光体ドラム31と転写装置34との間で感光体ドラム31上に形成されるトナー画像の先端部に一致するタイミングで回転を開始する。
原稿読取部10によって読み取られた画像データは、操作パネル部から入力された条件で画像処理が施された後、LSU37にプリントデータとして送信される。LSU37は、帯電器32によって所定の電位に帯電された感光体ドラム31の表面に、図示しないポリゴンミラー及び各種レンズを介して上記画像データに基づいたレーザ光を照射して静電潜像を形成する。その後、現像装置33に設けられたMGローラ33Aの表面に付着しているトナーが、感光体ドラム31の表面上の電位ギャップに応じて感光体ドラム31の表面に引き寄せられて付着し、静電潜像がトナー像に顕像化される。
感光体ドラム31の表面のトナー像は、転写装置34によって用紙の表面に転写される。この転写工程後に感光体ドラム31の表面に残留したトナーは、クリーナユニット35によって回収される。
転写工程を終了した用紙は、定着装置36を通過することで熱と圧力が加えられるとともにトナー画像が溶融・固着され、排紙ローラ41によって排紙トレイ42に排出される。
図2(A)は帯電装置1の正面断面図であり、図2(B)は帯電装置1の要部の右側面図である。帯電装置1は、針電極2、ホルダ3、支持体4、清掃ローラ5、スクリューネジ61、モータ62、ケース7を備えている。帯電装置1は、感光体ドラム31の上方に配置される。針電極2は、この発明の電極に相当する。
針電極2は、薄い帯状の金属材料からなり、全長にわたって一定の間隔で下端部から複数の針2Aが下向きに延出している。複数の針2Aは、針電極2の長さ方向に平行な配列方向Xに沿って配列されている。帯電装置1は、針電極2の長手方向を感光体ドラム31の軸方向に平行にして配置される。したがって、配列方向Xは、感光体ドラム31の回転軸に平行である。針電極2の長さは、感光体ドラム31の周面の軸方向の長さよりも長い。
ホルダ3は、樹脂等の絶縁性材料によって構成されており、保持部3A及び端子部3Bを備えている。保持部3Aは、針電極2を保持する。保持部3Aの長さは、針電極2における複数の針2Aの配列範囲よりも長い。保持部3Aは、配列方向Xに直交する面内で、図2(A)中にハッチングで示す一定の断面形状を呈する。端子部3Bは、図示しない端子を収納する。端子は、図示しない高圧電源と針電極2とを接続する。
支持体4は、下面が開放しており、保持部3Aの外側に上方から装着される。支持体4の内側面には、突起4A,4Bが形成されている。支持体4は、内側の上面と突起4A,4Bとの間に保持部3Aを上下方向に挟み、内側の側面で保持部3Aを左右方向に挟む。したがって、支持体4は、配列方向Xに直交する面内での回転を含む移動を規制されている。支持体4の上部には孔部4Cが形成され、孔部4Cには雌ネジ部が形成されている。
清掃ローラ5は、この発明の清掃部材であり、支持体4の下端部に回転自在に支持されている。清掃ローラ5は、一例として、研磨剤を含有した弾性体である。研磨剤の硬度は、針電極2の素材よりも低く、トナー等の塵埃よりも高く設定されている。清掃ローラ5の周面から内部に針2Aの先端部が埋没する。
清掃ローラ5を構成する弾性体としては、針2Aの没入及び抜脱によって容易に切断されることなく弾性変形することを条件に、公知のゴム材料や樹脂材料のなかから好適な材料を実験的に選択することができる。研磨剤は、針2Aの表面に損傷を与えることなく針2Aの表面からトナーや塵埃を除去できることを条件に、公知の材料から適宜選択して使用することができ、公知の方法で弾性体に含有させることができる。
スクリューネジ61の背面側の端部は、支持体4の孔部4Cに螺合する。スクリューネジ61の図示しない前面側の端部は、ホルダ3の前面から突出している。
ケース7は、ホルダ3の全長にわたって、支持体4の外側に装着される。ケース7は、針電極2をシールドする。
端子部3Bに収納された端子を介して針電極2に高圧電源が印加されると、針電極2の複数の針2Aのそれぞれの先端部に印加電界が集中し、この部分に放電を発生し易くなる。これによって、複数の針2Aのそれぞれから感光体ドラム31の表面に放電を生じる。この放電によって、感光体ドラム31の表面が、所定の電位に帯電する。
保持部3Aは、配列方向Xに直交する断面形状が、少なくとも複数の針2Aの配列範囲内で一定である。支持体4は、上述のように、保持部3Aの外側に装着されて配列方向Xに直交する面内での回転を含む移動を規制されている。したがって、支持体4は、保持部3Aに案内されて、少なくとも複数の針2Aの配列範囲内で、配列方向Xに往復移動自在にされている。
図3は、清掃ローラ5の清掃動作を示す図である。支持体4に回転自在に支持された清掃ローラ5の周面には、針2Aの先端部が埋没する。支持体4が配列方向Xに沿って移動すると、清掃ローラ5も支持体4とともに移動する。このとき、清掃ローラ5の周面に複数の針2Aのそれぞれが順次埋没する。清掃ローラ5は、複数の針2Aから周面に作用する抵抗により、回転しつつ配列方向Xに沿って移動する。
清掃ローラ5は、針電極2と感光体ドラム31の周面との間に配置される。清掃ローラ5の直径は、感光体ドラム31の周面に接触しない範囲でできるだけ大きくされている。清掃ローラ5が配列方向Xに移動する際に、少なくとも1つの針2Aの先端部が常に清掃ローラ5の周面に埋没する。このため、清掃ローラ5は、配列方向Xに移動する際に確実に回転し、針2Aの先端部による清掃ローラ5の周面の損傷、及び、清掃ローラ5の周面による針2Aの変形が、最小限に抑えられる。
支持体4における清掃ローラ5の支持位置は、清掃ローラ5の周面に針2Aの先端から0.5mm程度の長さの先端部が埋没するように設定されている。清掃ローラ5が支持体4とともに配列方向Xに沿って移動すると、針2Aの先端部が先端から徐々に清掃ローラ5の内部に没入した後、徐々に抜脱されていく。この間に、針2Aの先端部の全面が清掃ローラ5を構成する弾性体に接触し、弾性体が含有する研磨剤によって研磨される。清掃ローラ5は複数の針2Aが順に没入及び抜脱される間に回転するため、少なくとも隣接する針2Aは、清掃ローラ5の周面の異なる位置に埋没する。これによって、針2Aの先端部の全面が、確実に清掃される。
図4は、帯電装置1の右側面図である。帯電装置1は、上面側にスクリューネジ61を備えている。スクリューネジ61は、ホルダ3の略全長に匹敵する長さにされている。スクリューネジ61の背面側の端部は、支持体4の孔部4Cに螺合している。ホルダ3の前端部には、装着部9が形成されている。装着部9は、端子部3Bと略同一の外形を呈する。装着部9の上面には軸受9Aが形成されている。スクリューネジ61の前面側の端部は、装着部9の軸受9Aに軸受けされている。
帯電装置1が画像形成装置100内に装着されている状態で、端子部3B及び装着部9は、感光体ドラム31の表面における画像形成領域Wの外側の範囲に位置している。また、支持体4は、清掃を行っていない待機状態では、感光体ドラム31の表面における画像形成領域Wの外側の範囲内に設定されたホームポジションに位置している。このため、支持体4、端子部3B及び装着部9が感光体ドラム31の表面における画像形成の障害となることがない。
スクリューネジ61には、モータ62の回転が伝達される。モータ62は、正逆両方向に回転する。
支持体4は、ホルダ3に対して配列方向Xに直交する面内での移動を規制されており、配列方向Xの軸周りに回転しない。スクリューネジ61の回転力は、スクリューネジ61の軸方向への移動力に変換されて支持体4に伝達される。モータ62からスクリューネジ61に正逆両方向の回転を供給することで、支持体4はホルダ3の保持部3Aに案内されて配列方向Xに沿って往復移動する。このとき、支持体4に支持された清掃ローラ5が回転しつつ針電極2の複数の針2Aを順に表面に埋没させていく。所定のタイミングでモータ62を駆動することで、針電極2の清掃を自動的に行うことができる。
針電極2の複数の針2Aの先端部が順に清掃ローラ5の内部に没入及び抜脱する時に、各針2Aの先端部の全面が清掃ローラ5に接触し、針2Aの変形や繊維の付着を生じることなく、針2Aの先端部の全面が確実に清掃される。
図5(A)は、帯電装置1の右側面視の説明図であり、図5(B)は、清掃ローラ5の往路及び復路での移動時の駆動負荷を示す説明図である。スクリューネジ61には、ギヤ63,64を介してモータ62の回転が伝達される。スクリューネジ61を回転させて支持体4を移動させるときにモータ62に作用する駆動負荷は、負荷計測装置72によって計測される。負荷計測装置72によって計測された駆動負荷は、制御装置71に出力される。
制御装置71には、時間を計測するタイマ73が接続され、タイマ73から制御装置71に時間に関する情報が出力される。タイマ73はこの発明の時間計測装置に相当する。また、制御装置71には、記憶装置であるメモリ77が接続されている。メモリ77には、針電極2の汚れがない場合に支持体4の移動中のモータ62に作用する駆動負荷である基準駆動負荷、及び、前回の清掃処理時から再び清掃処理を行うべき時期までの印刷枚数などの情報が記憶されている。
針電極2の長尺方向の第1端部75側の所定位置に、支持体4のホームポジション65が設定されている。支持体4は、待機状態ではホームポジション65に位置している。ホームポジション65の近傍であって往路方向Pにおいてホームポジション65の下流側の第1箇所75Aに、位置検出センサ74が配置されている。位置検出センサ74は、往路の方向Pに移動する支持体4、及び、復路の方向Qに移動する支持体4をそれぞれ区別して検出して、その情報を制御装置71に出力する。
針電極2の長尺方向の第1端部75と反対側の端部である第2端部76の近傍に、所定の目標箇所76Aが設定されている。支持体4は、ホームポジション65から往路方向Pに移動開始して、目標箇所76Aで反転し、ホームポジション65に戻るように想定されている。
ホームポジション65、第1箇所75A、目標箇所76Aは、画像形成領域Wの外側に設定されている。
制御装置71は、第1箇所75Aを往路方向に通過する支持体4を位置検出センサ74によって検出し、その検出時である往路通過時からの経過時間をタイマ73によって計測する。制御装置71は、往路通過時から所定の第1時間後に、モータ62を逆回転させることで支持体4を復路方向Qに反転移動させる。
図5(B)の線図81に示すように、支持体4が往路方向Pに移動するとき、針電極2の汚れ度合いが大きいので、支持体4を往路方向Pに移動させるモータ62の駆動負荷は、大きくなる。一方、図5(B)の線図82に示すように、支持体4が復路方向Qに移動するとき、往路で針電極2が清掃されているので針電極2の汚れ度合いが小さくなっており、支持体4を復路方向Qに移動させるモータ62の駆動負荷は、小さくなる。
図6は、制御装置71の処理手順の一部を示すフローチャートである。制御装置71は、印刷要求を受信すると(S1)、前回の清掃処理時以降の積算印刷枚数M1に、今回の印刷要求による印刷枚数M2を加算して枚数M3を算出する(S2)。制御装置71は、前回の清掃処理時からこの枚数に達すれば清掃処理すべきであるという予め設定された印刷枚数M4と枚数M3とを比較し(S3)、M4≦M3でない場合は、印刷処理を行い(S4)、積算印刷枚数M1として枚数M3を定義する(S5)。
制御装置71は、S3においてM4≦M3であると判定した場合、モータ62を正回転することで、支持体4を往路方向Pに移動させる(S6)。制御装置71は、支持体4が位置検出センサ74を往路方向Pに通過したことを検出すると(S7)、タイマ73による時間の計測を開始するとともに、負荷計測装置72によって計測される駆動負荷の積算を開始する(S8)。
メモリ77は、針電極2が所定の汚れ度合いである場合に支持体4が第1箇所75Aから目標箇所76Aまで移動するのに要する時間M5(この発明の第1時間に相当する。)をさらに記憶している。制御装置71は、支持体4を往路方向Pに時間M5の半分の時間だけ移動させた時点までの駆動負荷の積算値を算出する(S9)。このとき、支持体4は、ホームポジション65と目標箇所76Aとの中央部79(この実施形態では、この発明の第2箇所に相当する。)、即ち、感光体ドラム31の軸方向の中央部近傍に対向する位置の近傍まで移動していると考えられる。
メモリ77は、針電極77が汚れていないときの支持体4の移動時の駆動負荷である基準駆動負荷をさらに記憶している。また、メモリ77は、ホームポジション65から中央部79までの基準駆動負荷の積算値と針電極2が種々の度合いに汚れている場合のホームポジション65から中央部79までの駆動負荷の積算値のそれぞれとの差と、モータ62に供給すべき電力との関係をさらに記憶している。
制御装置71は、ホームポジション65から中央部79までの基準駆動負荷の積算値と、実際に計測したホームポジション65から中央部79までの駆動負荷の積算値とを比較し(S10)、モータ62に供給すべき電力を調整する(S11)。
例えば、実際に計測された駆動負荷の積算値と基準駆動負荷の積算値との差が大きいほど、モータ62に供給される電力が大きくされ、支持体4の移動速度が高められる。一方、実際に計測された駆動負荷の積算値と基準駆動負荷の積算値との差が小さいほど、モータ62に供給される電力が小さくされ、支持体4の移動速度が低められる。これによって、支持体4の移動速度が調整され、支持体4が往路方向Pに時間M5だけ移動したときに位置する箇所が、目標箇所76Aに近付けられる。したがって、支持体4が目標箇所76Aに辿り着かないこと、及び、支持体4が第2端部76をオーバーランしようとすることが抑制され、清掃ローラ5によって清掃されずに残る針電極2の箇所を少なくして針電極2の清掃効率を向上させることができるとともに、第2端部76周辺の装置の損傷が抑制される。
制御装置71は、調整された移動速度によって支持体4が目標箇所76Aへ到達する時間を算出する(S12)。
メモリ77は、ホームポジション65から中央部79までの往路でモータ62に作用した駆動負荷の積算値と、復路でモータ62に供給すべき電力との関係をさらに記憶している。制御装置71は、ホームポジション65から中央部79までの往路での駆動負荷に基づいて、復路でモータ62に供給する電力を算出する(S13)。
制御装置71は、調整後の電力によって支持体4がホームポジション65に到達する時間を算出する(S14)。
制御装置71は、S12で算出した時間、即ち、調整された移動速度によって支持体4が目標箇所76Aへ到達する時間の経過時に(S15)、モータ62を逆回転させる(S16)。
制御装置71は、復路でモータ62に供給する電力をS13で算出した値に調整する(S17)。これによって、復路において清掃ローラ5が停止する位置がホームポジション65に近付けられる。したがって、支持体4がホームポジション65に辿り着かないこと、及び、支持体4が第1端部75をオーバーランしようとすることが抑制され、清掃ローラ5によって清掃されずに残る針電極2の箇所を少なくして針電極2の清掃効率を向上させることができるとともに、第1端部75周辺の装置の損傷が抑制される。
制御装置71は、S14で算出した時間に所定の余裕時間を加算した時間(この発明の第2時間に相当する。)が経過したとき(S18)、位置検出センサ74によって復路方向Qに移動する支持体4が検出済みである否かを判定する(S19)。
制御装置71は、S19で支持体4が検出済みであると判定した場合、支持体4がホームポジション65に戻ったと判断して、タイマ73の計測時間を初期化する(S20)。
制御装置71は、S19で支持体4を未検出であると判定した場合、支持体4がホームポジション65と目標箇所76Aとの間で移動トラブルを起こしていると判断して、表示部78に警告を表示して、印刷処理を停止する(S21)。
上述のように、この実施形態では、第1箇所75Aから中央部79までの駆動負荷の積算値に基づいて、モータ62への供給電力又は支持体4の反転タイミングが調整される。駆動負荷の計測距離が短すぎる場合は針電極2の汚れ度合いが正確に測定されないが、この実施形態では、第1箇所75Aから中央部79までの駆動負荷の積算値に基づくので、針電極2の汚れ度合いが正確に測定され、それ以後の支持体4の移動速度又は反転タイミングが、正確に調整される。また、駆動負荷の計測距離が長過ぎる場合は、それ以後の支持体4の移動速度を調整するための距離が短くなり、支持体4が目標箇所76Aまで辿り着かなくなる、又は、支持体4の移動速度を無理に高くする必要が生じる。しかし、この実施形態では、第1箇所75Aから中央部79までの駆動負荷の積算値に基づくので、駆動負荷の計測後に無理なく支持体4の移動速度が調整されて支持体4が目標箇所79に近付けられる。
S11では、支持体4の移動速度が、清掃ローラ5による清掃効果が最も大きくなるときの移動速度となるように、モータ62に供給する電力を調整することもできる。
S13では、一例として、ホームポジション65から中央部79までの往路での駆動負荷が大きいほど、復路でモータ62に供給する電力が大きくされる。往路での駆動負荷が大きい場合、往路での駆動負荷が小さい場合と比較して、往路で清掃された後に残留する汚れが大きいと考えられ、復路でモータ62に作用する駆動負荷が大きくなるからである。
S13では、復路での支持体4の移動速度が往路での移動速度より低くなるように、モータ62に供給される電力が設定されることが好ましい。これによれば、往路では針電極2が素早く清掃され、復路では支持体4の移動速度が低められることで清掃ローラ5による針電極2の清掃効果が高められる。したがって、針電極2の清掃時間を短縮できるとともに、針電極2の清掃効果を高めることができる。
制御装置71は、S11において、モータ62に供給する電力を調整することに代えて、モータ62を逆回転させるタイミングを調整することもできる。例えば、実際に計測された駆動負荷の積算値と基準駆動負荷の積算値との差が大きいほど、第1時間を延長してモータ62を逆回転させるタイミングを遅らせることができる。一方、上述の差が小さいほど、第1時間を短縮してモータ62を逆回転させるタイミングを早めることができる。これによっても、清掃ローラ5によって清掃されずに残る針電極2の箇所を少なくして針電極2の清掃効率を向上させることができるとともに、第1端部75周辺の装置の損傷が抑制される。
制御装置71は、画像形成装置100への通電初期のウォームアップ時間、印刷処理開始直前の印刷処理用初期化工程時間、及び、印刷処理終了直後の印刷処理用後処理工程時間のうち、少なくとも1の時間内に、清掃ローラ5を針電極2に沿って移動させる清掃処理を行う。印刷処理時間以外の所定の時間内に針電極2の清掃処理を行うことで、印刷効率を向上できるとともに、画質を向上させることができる。
針電極2に対しては、清掃効果を高めるために、支持体4の移動速度は遅い方が好ましい。
針電極2に代えて、コロナチャージャ電極が用いることもできる。この場合は、支持体4の移動速度が高い方が好ましい。
清掃部材として必ずしも清掃ローラ5を用いる必要はなく、支持体4に回転自在に支持される回転体であればよい。
小型のモータ62を帯電装置1Aに装着し、帯電装置1を画像形成装置100に装着した時にモータ62が、画像形成装置100に設けられた電源に電気的に接続されるようにすることができる。また、モータ62を画像形成装置100に取り付け、帯電装置1を画像形成装置100に装着した時に、スクリューネジ61の背面側の端部をモータ62の回転軸に機械的に接続する構成とすることもできる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係る帯電装置1を適用した画像形成装置100の構成を示す断面図である。 (A)は帯電装置1の正面断面図であり、(B)は帯電装置1の要部の右側面図である。 清掃ローラ5の清掃動作を示す図である。 帯電装置1の右側面図である。 (A)は、帯電装置1の右側面視の説明図であり、(B)は、清掃ローラ5の往路及び復路での移動時の駆動負荷を示す説明図である。 制御装置71の処理手順の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1D 帯電装置
2 針電極
2A 針
3 ホルダ
3A 保持部
4 支持体
5 清掃ローラ(清掃部材)
31 感光体ドラム
61 スクリューネジ
71 制御装置
72 負荷計測装置
73 タイマ(時間計測装置)
74 位置検出センサ
75 第1端部
75A 第1箇所
76 第2端部
76A 目標箇所
77 メモリ
78 表示部
79 中央部
100 画像形成装置
X 配列方向
P 往路方向
Q 復路方向

Claims (8)

  1. 感光体の表面に対向して配置された長尺状の電極と、
    前記電極の長尺方向に沿って前記電極に接触しながら第1端部から第2端部へ向かう往路方向及び前記第2端部から前記第1端部へ向かう復路方向に移動自在にされた清掃部材と、
    前記清掃部材が前記第1端部近傍の所定の第1箇所を前記往路方向に通過する往路通過時からの経過時間を計測する時間計測装置と、
    前記清掃部材を前記往路方向に前記往路通過時から所定の第1時間移動させた後に前記復路方向に反転移動させる駆動源と、
    前記清掃部材の移動中に前記駆動源に作用する駆動負荷を計測する負荷計測装置と、
    前記清掃部材の前記第1箇所から前記第1時間の半分の時間の移動中における前記駆動源に作用する駆動負荷の積算値に基づいて、前記第2端部の近傍の所定の目標箇所で前記清掃部材の移動方向が前記往路方向から前記復路方向に反転するように前記駆動源の動作を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする帯電装置。
  2. 前記制御装置は、前記第1時間の半分の時間以降の前記駆動源に供給される電力を調整することにより、前記清掃部材の移動速度を調整することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記制御装置は、前記清掃部材を前記第1箇所から前記第1時間の半分の時間前記往路方向へ移動させた後から前記復路方向へ反転させるまでの時間を調整することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  4. 前記第1箇所を通過する前記清掃部材を検出する位置検出センサをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の帯電装置。
  5. 前記制御装置は、前記復路方向に移動する前記清掃部材を前記往路通過時から所定の第2時間内に前記位置検出センサが検出しないとき、前記清掃部材の移動のトラブルを知らせる警告を行うことを特徴とする請求項4に記載の帯電装置。
  6. 前記制御装置は、通電初期のウォームアップ時間、印刷処理開始直前の印刷処理用初期化工程時間、及び、印刷処理終了直後の印刷処理用後処理工程時間のうち、少なくとも1の時間内に、前記清掃部材を前記電極に接触させながら移動させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の帯電装置。
  7. 前記清掃部材を回転自在に支持する支持体をさらに備え、
    前記電極は、一方向に配列された複数の針を有する針電極であり、
    前記支持体は、前記複数の針の配列方向に沿って移動自在に配置され、
    前記清掃部材の移動時に前記複数の針のそれぞれの先端部が順に前記清掃部材の表面から内部に埋没した後に前記清掃部材の内部から露出することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の帯電装置。
  8. 前記制御装置は、前記復路での前記清掃部材の移動速度を前記往路での移動速度より低く設定することを特徴とする請求項7に記載の帯電装置。
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