JP4241770B2 - 帯電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式の画像形成を行う画像形成装置の感光体の表面を均一の電位に帯電させる帯電装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、感光体の表面を均一の電位に帯電させる帯電装置が搭載される。帯電装置として、感光体の表面に接触しない非接触式の帯電装置がある。非接触式の帯電装置は、高圧電源が印加された電極からの放電により、感光体の表面を帯電させる。
非接触式の帯電装置として、針電極を用いたものがある。針電極は、複数の針を備えている。複数の針は、感光体の表面に向かって延出し、感光体の表面の移動方向に直交する方向に沿って配列されている。針電極の針のうち高圧電界を発生する部分には、周囲の塵埃が吸着する。これを放置すると、針電極から適正な放電を行うことができなくなる。
従来の帯電装置には、針電極の針を挟んで対向する一対のパッド部材を備え、パッド部材を複数の針の配列方向に沿って移動させることで、パッド部材を複数の針の表面に順次接触させ、針に付着した塵埃を除去しようとするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、従来の帯電装置に備えられるパッド部材は、例えばフェルト等を素材としている。このため、パッド部材に充分な弾力性を与えることができず、針電極の針の先端部が変形を生じ易い。また、針との接触によって切断されたフェルトの繊維が、針の表面に付着して針電極を汚損する。さらに、パッド部材は、針の表面のうち針の配列方向に平行な側面に接触するため、高圧電界の発生によって最も塵埃が付着し易い針の先端部の全面を確実に清掃することができない。
そこで、本願の出願人は、先に、感光体の表面に対向して延出した複数の針を一方向に配列した針電極と、感光体の表面と針電極との間で複数の針の配列方向に沿って移動自在に配置された清掃部材と、を備え、清掃部材の移動時に複数の針のそれぞれの先端部が順に清掃部材の表面から内部に埋没した後に清掃部材の内部から露出する帯電装置を提案している。
この帯電装置は、針電極の複数の針の先端部を順に清掃部材の内部に没入及び抜脱させることで、各針の先端部の全面を清掃部材に接触させて、針の変形や繊維の付着を生じることなく、針の先端部の全面を確実に清掃することができる、という優れた効果を奏するものである。
特開平11−338265号公報
しかし、上述の帯電装置では、清掃部材として、ローラと、ローラに圧入された軸体と、からなるものを用いた場合、使用環境の変化及び時間経過によって、清掃部材を移動させた際にローラにクラックが発生する。
ローラにクラックが発生すると、針の清掃効率が低下するとともに、清掃部材の頻繁な交換によって、画像形成効率が低下し、コストが高騰する。
この発明の目的は、針の変形や繊維の付着を生じることなく、針の先端部の全面を確実に清掃することができる帯電装置を提供することにある。
また、この発明の他の目的は、針の清掃効率を向上させることができるとともに、清掃部材の長寿命化を図ることができる帯電装置を提供することにある。
この発明の帯電装置は、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)この発明の帯電装置は、針電極、清掃部材及び支持体を備えている。針電極は、複数の針を一方向に配列したものである。清掃部材は、複数の針の配列方向に沿って移動自在に配置されている。支持体は、清掃部材を回転自在に支持する。清掃部材の移動時に複数の針のそれぞれの先端部が順に清掃部材の周面から内部に埋没した後に清掃部材の内部から露出する。清掃部材は、回転部材を有する。回転部材は、複数の針の配列方向に直交する回転軸方向に所定範囲内で移動自在にされ、針の先端部が回転部材の周面に埋没自在にされている。回転部材は、研磨剤を含有した弾性体からなる。回転部材の周面は、回転軸方向に沿った断面において回転軸方向における一方向に傾斜する。清掃部材は、回転部材を回転軸方向に沿って回転部材の外径が大きい方の端部から小さい方の端部へ向けて付勢する弾性部材をさらに有する。
この構成では、清掃部材が移動することで、針電極の複数の針の先端部が、順に清掃部材の内部に没入及び抜脱される。各針の先端部が清掃部材の内部に没入する時、及び、清掃部材の内部から抜脱される時に、各針の先端部の全面が清掃部材に接触し、清掃部材によって各針の先端部の全面が清掃される。
清掃部材は、回転部材を有する。針の先端部は、回転部材の周面から内部に没入及び抜脱される。回転部材が針に対して回転軸方向に移動自在にされているので、清掃部材が配列方向へ移動するのにともなって回転部材が回転軸方向に移動することで、針の先端部が埋没する回転部材の回転軸方向の位置が変位し、回転部材の回転軸方向の単一の位置について針の先端部が複数回没入及び抜脱される頻度が大幅に低下する。回転部材の周面における針が埋没した位置の軌跡が螺旋状になる。回転部材の周面上において、以前に何れかの針が埋没した位置と同じ位置に針が埋没する頻度が大幅に抑制される。このため、針の清掃効率が向上する。また、回転部材の周面の劣化が抑制され、清掃部材の長寿命化が図られる。
(2)この発明の帯電装置では、回転部材は、中心を回転軸方向に貫通する孔部を有し、清掃部材は、回転軸方向に孔部を貫通する軸体をさらに有し、孔部の内径は、軸体の外径より大きいものとすることができる。
この構成では、回転部材の孔部の内周面と軸体の外周面との間に、空隙が設けられる。これによって、回転部材が軸体に対して、回転軸方向に容易に移動自在となる。
(3)この発明の帯電装置は、規制部材をさらに備えたものとすることができる。規制部材は、回転部材の回転軸方向の移動を所定範囲内に規制するように、軸体に配置されている。
この構成では、回転部材の回転軸方向の移動が所定範囲内に規制されるので、針電極の針と対向しない位置へ回転部材が移動することがない。このため、針の先端部は、確実に回転部材に埋没される。
(4)この発明の帯電装置は、規制部材が、軸体の外周面に設けられたリブである構成とすることができる。
この構成では、規制部材が軸体に一体的に形成される。製作段階で規制部材が軸体に形成されるので、規制部材が軸体に対して正確に位置決めされる。このため、針に対する回転部材の回転軸方向の移動範囲が正確に設定される。
(5)この発明の帯電装置は、規制部材が、軸体に取り付けられる止め具である構成とすることができる。
この構成では、規制部材が軸体に、組み立て段階で位置を調整しながら取り付けられる。このため、組み立て段階で、回転部材の針に対する移動範囲が容易に調整される。
(6)この発明の帯電装置は、規制部材の外径が回転部材の外径より小さい構成とすることができる。
この構成では、規制部材の外径が回転部材の外径より小さいので、清掃部材が針電極に対向配置されたときに、規制部材が針電極等と衝突しない。
(7)研磨剤は、針電極の素材よりも低く、針に付着する塵埃よりも高い硬度を有することが好ましい。この構成では、研磨剤は、針の表面に損傷を与えることなく針の表面から塵埃を除去できる。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)針電極の複数の針の先端部を順に清掃部材の内部に没入及び抜脱させることで、各針の先端部の全面を清掃部材に接触させて、針の変形や繊維の付着を生じることなく、針の先端部の全面を確実に清掃することができる。
また、回転部材を針に対して回転軸方向に移動自在にすることで、針の先端部が埋没する回転部材の回転軸方向の位置を変位させ、針の先端部が回転部材の同じ位置に埋没する頻度を大幅に低下させることができる。このため、清掃部材による針の先端部の清掃効率を向上させることができる。また、回転部材の劣化を抑えることができ、清掃部材の長寿命化を図ることができる。これによって、清掃部材の頻繁な交換による画像形成効率の低下及びコストの高騰を、抑制することができる。
(2)回転部材の内周面と軸体の外周面との間に空隙を設けて、回転部材が軸体に対して回転軸方向に容易に移動自在にすることで、針の先端部が埋没する回転部材の軸方向の位置を変位させ、針の先端部の清掃効率の向上及び清掃部材の長寿命化を図ることができる。
(3)回転部材の軸方向の移動を所定範囲内に規制することで、針電極の針と対向しない位置へ回転部材が移動することを防止することができる。これによって、針の先端部を確実に回転部材に埋没させて、針の先端部の全面を確実に清掃することができる。
(4)規制部材を軸体に対して正確に位置決めすることができるので、針電極の針に対する回転部材の回転軸方向の移動範囲を正確に設定することができる。
(5)規制部材の軸体に対する取付位置の調整が容易であるため、針電極の針に対する回転部材の回転軸方向の移動範囲を容易に調整することができる。
(6)規制部材を軸体の半径方向において回転部材より低くすることで、清掃部材を針電極に対向配置させたときに、規制部材が針電極等と衝突せず、清掃部材を円滑に移動させることができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る帯電装置1を適用した画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、コピアモード、プリンタモード及びFAXモードのうちのいずれかの画像形成モードで、用紙(OHP等の記録媒体を含む。)に画像を形成する。各モードはユーザによって選択される。画像形成装置100では、両面印刷が可能である。
画像形成装置100は、原稿読取部10、給紙部20、画像形成部30、排紙部40及び図示しない操作パネル部等を備えている。原稿読取部10は、装置本体の上部に配置され、プラテンガラス11、原稿載置トレイ12及びスキャナ光学系13等を有する。スキャナ光学系13は、光源14、反射ミラー15A〜15C、光学レンズ16及びCCD(Charge Coupled Device)17を有する。光源14は、プラテンガラス11に載置された原稿又は原稿載置トレイ12から原稿搬送路R上を搬送される原稿に光を照射する。反射ミラー15A〜15Cは、原稿からの反射光を反射させて光学レンズ16に導く。光学レンズ16は、反射ミラー15A〜15Cによって導かれた反射光をCCD17に結像する。CCD17は、反射光に応じた電気信号を出力する。
給紙部20は、装置本体の下部に配置され、給紙トレイ21及びピックアップローラ22を備えている。給紙トレイ21は、画像形成時に用紙搬送路S1に給紙すべき用紙を収納する。ピックアップローラ22は、回転することで、給紙トレイ21に載置された用紙を用紙搬送路S1に給紙する。
画像形成部30は、原稿読取部10の下方の手差トレイ側に配置されている。画像形成部30は、レーザスキャニングユニット(以下、LSUと言う。)37、感光体ドラム31及び定着装置36を有する。感光体ドラム31の周囲には、帯電装置1、現像装置33、転写装置34及びクリーナユニット35が、感光体ドラム31の回転方向である図1に示す矢印の方向に沿ってこの順に配置されている。
排紙部40は、給紙トレイ21の上方に配置され、排紙ローラ41、排紙トレイ42を備えている。排紙ローラ41は、用紙搬送路S1上を搬送されてきた用紙を排紙トレイ42に排出する。排紙ローラ41は、可逆回転が可能であり、用紙の両面に画像形成を行う際、用紙搬送路S1上を搬送されてきた表面の画像形成が終了した用紙を挟持した状態で、上記用紙を排出する回転方向とは逆方向に回転して用紙搬送路S2に搬送する。これにより、用紙の表裏面を反転させて裏面が感光体ドラム31に対向し、裏面にトナー画像の転写が行われる。排紙トレイ42は、排紙ローラ41から排出された用紙を積層して収納する。
操作パネル部に設けられたスタートキーが押下されると、画像形成装置100は、ピックアップローラ22を回転させて用紙搬送路S1に用紙を給紙する。給紙された用紙は、用紙搬送路S1上に設けられたレジストローラ51に搬送される。
レジストローラ51は、用紙の先端部が到達した時には回転を停止している。レジストローラ51は、用紙の先端部が感光体ドラム31と転写装置34との間で感光体ドラム31上に形成されるトナー画像の先端部に一致するタイミングで回転を開始する。
原稿読取部10によって読み取られた画像データは、操作パネル部から入力された条件で画像処理が施された後、LSU37にプリントデータとして送信される。LSU37は、帯電器32によって所定の電位に帯電された感光体ドラム31の表面に、図示しないポリゴンミラー及び各種レンズを介して上記画像データに基づいたレーザ光を照射して静電潜像を形成する。その後、現像装置33に設けられたMGローラ33Aの表面に付着しているトナーが、感光体ドラム31の表面上の電位ギャップに応じて感光体ドラム31の表面に引き寄せられて付着し、静電潜像がトナー像に顕像化される。
感光体ドラム31の表面のトナー像は、転写装置34によって用紙の表面に転写される。この転写工程後に感光体ドラム31の表面に残留したトナーは、クリーナユニット35によって回収される。
転写工程を終了した用紙は、定着装置36を通過することで熱と圧力が加えられるとともにトナー画像が溶融・固着され、排紙ローラ41によって排紙トレイ42に排出される。
図2(A)及び図2(B)は、帯電装置1の正面断面図及び要部の右側面図である。帯電装置1は、針電極2、ホルダ3、支持体4、清掃ローラ5、操作軸6、ケース7を備えている。帯電装置1は、感光体ドラム31の上方に配置される。
針電極2は、薄い帯状の金属材料からなり、全長にわたって一定の間隔で下端部から複数の針2Aが下向きに延出している。複数の針2Aは、針電極2の長さ方向に平行な配列方向Xに沿って配列されている。帯電装置1は、針電極2の長手方向を感光体ドラム31の軸方向に平行にして配置される。したがって、配列方向Xは、感光体ドラム31の回転軸に平行である。針電極2の長さは、感光体ドラム31の周面の軸方向の長さよりも長い。
ホルダ3は、樹脂等の絶縁性材料によって構成されており、保持部3A及び端子部3Bを備えている。保持部3Aは、針電極2を保持する。保持部3Aの長さは、針電極2における複数の針2Aの配列範囲よりも長い。保持部3Aは、配列方向Xに直交する面内で、図2(A)中にハッチングで示す一定の断面形状を呈する。端子部3Bは、図示しない端子を収納する。端子は、図示しない高圧電源と針電極2とを接続する。
支持体4は、下面が開放しており、保持部3Aの外側に上方から装着される。支持体4の内側面には、突起4A,4Bが形成されている。支持体4は、内側の上面と突起4A,4Bとの間に保持部3Aを上下方向に挟み、内側の側面で保持部3Aを左右方向に挟む。したがって、支持体4は、配列方向Xに直交する面内での回転を含む移動を規制されている。
清掃ローラ5は、この発明の清掃部材であり、支持体4の下端部に回転自在に支持されている。清掃ローラ5は、一例として、研磨剤を含有した弾性体である。研磨剤の硬度は、針電極2の素材よりも低く、トナー等の塵埃よりも高く設定されている。清掃ローラ5の周面から内部に針2Aの先端部が埋没する。
清掃ローラ5を構成する弾性体としては、針2Aの没入及び抜脱によって容易に切断されることなく弾性変形することを条件に、公知のゴム材料や樹脂材料のなかから好適な材料を実験的に選択することができる。研磨剤は、針2Aの表面に損傷を与えることなく針2Aの表面からトナーや塵埃を除去できることを条件に、公知の材料から適宜選択して使用することができ、公知の方法で弾性体に含有させることができる。
操作軸6は、背面側の端部が支持体4の孔部4Cの内部に固定されている。操作軸6は、図示しない前面側の端部がホルダ3の前面から突出している。
ケース7は、ホルダ3の全長にわたって、支持体4の外側に装着される。ケース7は、針電極2をシールドする。
端子部3Bに収納された端子を介して針電極2に高圧電源が印加されると、針電極2の複数の針2Aのそれぞれの先端部に印加電界が集中し、この部分に放電を発生し易くなる。これによって、複数の針2Aのそれぞれから感光体ドラム31の表面に放電を生じる。この放電によって、感光体ドラム31の表面が、所定の電位に帯電する。
保持部3Aは、配列方向Xに直交する断面形状が、少なくとも複数の針2Aの配列範囲内で一定である。支持体4は、上述のように、保持部3Aの外側に装着されて配列方向Xに直交する面内での回転を含む移動を規制されている。したがって、支持体4は、保持部3Aに案内されて、少なくとも複数の針2Aの配列範囲内で、配列方向Xに往復移動自在にされている。
図3は、清掃ローラ5の清掃動作を示す図である。支持体4に回転自在に支持された清掃ローラ5の周面には、針2Aの先端部が埋没する。支持体4が配列方向Xに沿って移動すると、清掃ローラ5も支持体4とともに移動する。このとき、清掃ローラ5の周面に複数の針2Aのそれぞれが順次埋没する。清掃ローラ5は、複数の針2Aから周面に作用する抵抗により、回転しつつ配列方向Xに沿って移動する。
清掃ローラ5は、針電極2と感光体ドラム31の周面との間に配置される。清掃ローラ5の直径は、感光体ドラム31の周面に接触しない範囲でできるだけ大きくされている。清掃ローラ5が配列方向Xに移動する際に、少なくとも1つの針2Aの先端部が常に清掃ローラ5の周面に埋没する。このため、清掃ローラ5は、配列方向Xに移動する際に確実に回転し、針2Aの先端部による清掃ローラ5の周面の損傷、及び、清掃ローラ5の周面による針2Aの変形が、最小限に抑えられる。
支持体4における清掃ローラ5の支持位置は、清掃ローラ5の周面に針2Aの先端から0.5mm程度の長さの先端部が埋没するように設定されている。清掃ローラ5が支持体4とともに配列方向Xに沿って移動すると、針2Aの先端部が先端から徐々に清掃ローラ5の内部に没入した後、徐々に抜脱されていく。この間に、針2Aの先端部の全面が清掃ローラ5を構成する弾性体に接触し、弾性体が含有する研磨剤によって研磨される。清掃ローラ5は複数の針2Aが順に没入及び抜脱される間に回転するため、少なくとも隣接する針2Aは、清掃ローラ5の周面の異なる位置に埋没する。これによって、針2Aの先端部の全面が、確実に清掃される。
図4は、帯電装置1の右側面図である。帯電装置1は、上面側に操作軸6を備えている。操作軸6は、ホルダ3の略全長に匹敵する長さにされている。操作軸6の背面側の端部は、支持体4の孔部4Cに固定されている。ホルダ3の前端部には、装着部9が形成されている。装着部9は、端子部3Bと略同一の外形を呈する。装着部9の背面側には、軸受体8が固定されている。軸受体8には、支持体4と同一の部材が使用されており、軸受体8は、上部に孔部4Cを備えている。装着部9の上面には軸受9Aが形成されている。
操作軸6は、軸受体8の孔部4C及び装着部9の軸受9を貫通している。操作軸6の前面側の端部には、把手6Aが装着されている。帯電装置1が画像形成装置100内に装着されている状態で、端子部3B、軸受体8及び装着部9は、感光体ドラム31の表面における画像形成領域Wの外側の範囲に位置している。また、支持体4は、清掃を行っていない状態では、感光体ドラム31の表面における画像形成領域Wの外側の範囲内に設定された待機位置に位置している。このため、支持体4、端子部3B、軸受体8及び装着部9が感光体ドラム31の表面における画像形成の障害となることがない。
作業者は、帯電装置1の針電極2の清掃時に、把手6Aを摘んで操作軸6を配列方向Xに沿って往復移動させる。これによって、支持体4がホルダ3の保持部3Aに案内されて配列方向Xに沿って往復移動し、支持体4に支持された清掃ローラ5が回転しつつ針電極2の複数の針2Aを順に表面に埋没させていく。
針電極2の複数の針2Aの先端部が順に清掃ローラ5の内部に没入及び抜脱する時に、各針2Aの先端部の全面が清掃ローラ5に接触し、針2Aの変形や繊維の付着を生じることなく、針2Aの先端部の全面が確実に清掃される。
また、操作軸6は、支持体4、軸受体8及び軸受9Aの3点で支持されている。操作軸6を配列方向Xに沿って円滑に往復動作させることができる。
清掃部材として必ずしも清掃ローラ5を用いる必要はなく、支持体4に回転自在に支持される回転体であればよい。
図5は、この発明の別の実施形態に係る帯電装置1Aの右側面図である。この実施形態に係る帯電装置1Aでは、図2〜4に示した帯電装置1の操作軸6に代えてスクリューネジ61及び駆動源であるモータ62を備え、支持体4の孔部4Cに雌ねじ部を形成している。スクリューネジ61には、モータ62の回転が伝達される。モータ62は、正逆両方向に回転する。雌ねじ部は、スクリューネジ61に螺合する。
支持体4は、ホルダ3に対して配列方向Xに直交する面内での移動を規制されており、配列方向Xの軸周りに回転しない。スクリューネジ61の回転力は、スクリューネジ61の軸方向への移動力に変換されて支持体4に伝達される。モータ62からスクリューネジ61に正逆両方向の回転を供給することで、支持体4を配列方向Xに沿って往復移動させることができる。所定のタイミングでモータ62を駆動することで、針電極2の清掃を自動的に行うことができる。
小型のモータ62を帯電装置1Aに装着し、帯電装置1を画像形成装置100に装着した時にモータ62が、画像形成装置100に設けられた電源に電気的に接続されるようにすることができる。また、モータ62を画像形成装置100に取り付け、帯電装置1を画像形成装置100に装着した時に、スクリューネジ61の背面側の端部をモータ62の回転軸に機械的に接続する構成とすることもできる。
図6は、この発明のさらに別の実施形態に係る帯電装置1Bの要部を示す図である。この実施形態に係る帯電装置1Bでは、清掃ローラ105の周長が以下のように所定の長さに設定されていることを除いて、帯電装置1と同様に構成されている。
帯電装置1Bでは、針2Aの先端部の角度は15°にされ、針2Aの配列ピッチPは2.0mmにされている。この実施形態では、支持体4における清掃ローラ105の支持位置は、清掃ローラ105の周面に針2Aの先端から1.0mmの長さの先端部が埋没するように設定されている。
針2Aが清掃ローラ105の周面から内部に埋没したときの周面における針2Aの配列方向Xの長さQは、次のようにして算出される。
Q=2×1.0×tan(15°/2)=0.263(mm)
清掃ローラ105の周面の周長Rは、針2Aの配列ピッチPの整数n倍に、配列ピッチPとは異なる任意の数αを加算した値に設定されている。即ち、周長Rは、次の関係式で表される。
R=nP+α(α≠P)
具体的にこの実施形態では、清掃ローラ105の周面の周長Rは、18.84mm(直径6mm)に設定されている。この周長(R=18.84mm)は、この実施形態の配列ピッチ(P=2.0mm)の整数(n=9)倍に任意の数(α=0.84)を加算した値である。
清掃ローラ105の周面の周長Rが針2Aの配列ピッチPの整数n倍であれば、清掃ローラ105が1回転したときに、前周回で何れかの針2Aの先端部が埋没したのと同じ位置に針2Aが再び埋没することになる。しかし、帯電装置1Bでは、清掃ローラ105の周面は、複数の針2Aの配列方向Xに沿って移動時に、前周回で針2Aの先端部が埋没した位置とは異なる位置に針2Aの先端部が埋没するような周長Rとなるような周長に形成されている。このように、帯電装置1Bでは、前周回で針2Aの先端部が埋没した位置とは異なる位置に針2Aの先端部が埋没するので、針2Aの全面への清掃ローラ105の接触性が増し、針2Aの先端部の清掃効率が向上する。また、清掃ローラ105の周面の劣化が抑制され、清掃ローラ105の長寿命化が図られる。
清掃ローラ105の周面の周長Rは、複数の針2Aの配列ピッチPの整数n倍に、針2Aが周面から内部に埋没したときの周面における針2Aの配列方向Xの長さQより大きく、配列ピッチPから針2Aの配列方向Xの長さQを減算した数より小さい任意の数αを加算した値とすることができる。この場合の周長Rは、次の関係式で表される。
R=nP+α(Q<α<P−Q)
Q<α<P−Qの関係が成立するとき、α≠Pの関係も成立する。
図7は、清掃ローラ105の周面の周長Rの違いによる、周回毎の針2Aの埋没位置を示す説明図である。図7では、矢印102で示した行には1周目の針2Aの埋没位置を示し、矢印202で示した行にはα=Qのときの2周目の針2Aの埋没位置を示し、矢印302で示した行にはα=P−Qのときの2周目の針2Aの埋没位置を示している。
清掃ローラ105の周面の周長Rが、複数の針2Aの配列ピッチPの整数n倍に、針2Aの配列方向Xの長さQ以下の数を加算した値であれば、即ち、α≦Qであれば、清掃ローラ105が1回転したときに、図7において矢印202で示す位置より右側の位置に針2Aの先端部が埋没する。すなわち、前周回で複数の針2Aのうちの何れかの針2Aの先端部が埋没した位置と少なくとも一部が重なる位置に針2Aの先端部が埋没し、針2Aの先端部の埋没位置が周回毎に連続する。
また、清掃ローラ105の周面の周長Rが、複数の針2Aの配列ピッチPの整数n倍に、配列ピッチPから針2Aの配列方向Xの長さを減算した数以上の数を加算した値であれば、即ち、α≧P−Qであれば、清掃ローラ105が1回転したときに、図7において矢印302で示す位置より左側の位置に針2Aの先端部が埋没する。すなわち、前周回で複数の針2Aのうちの何れかの針2Aの先端部が埋没した位置と少なくとも一部が重なる位置に針2Aの先端部が埋没し、針2Aの先端部の埋没位置が周回毎に連続する。
しかし、帯電装置1Bでは、任意の数αをQ<α<P−Qの範囲内の数とし、清掃ローラ105の周面の周長Rを、複数の針2Aの配列ピッチPの整数n倍に、針2Aの配列方向Xの長さQより大きく、配列ピッチPから針2Aの配列方向Xの長さQを減算した数より小さい任意の数αを加算した値とすることで、図7における領域402内に針2Aの先端部が埋没し、前周回で複数の針2Aの先端部が埋没した位置と重ならない位置に針2Aの先端部が埋没する。したがって、針2Aの全面に清掃ローラ105が接触しやすくなり、清掃ローラ105による針2Aの清掃効率を向上させることができる。また、針2Aの先端部の埋没位置が周回毎に連続しなくなるので、清掃ローラ105の周面の劣化を抑制し、清掃ローラ105の長寿命化を図ることができる。
図8は、この発明のさらに別の実施形態に係る帯電装置1Cの清掃ローラ205の正面図である。図9(A)は回転ローラ205Aの側面図であり、図9(B)は回転ローラ205Aの正面図であり、図9(C)はシャフト205Bの側面図であり、図9(D)はシャフト205Bの正面図である。この実施形態に係る帯電装置1Cは、清掃ローラ205の周面が回転軸方向Yに所定範囲内で移動自在にされていることを除いて、帯電装置1と同様に構成されている。
清掃ローラ205は、回転ローラ205A、及び、シャフト205Bを有する。回転ローラ205Aはこの発明の回転部材に相当し、シャフト205Bはこの発明の軸体に相当する。針電極2の針2Aは、回転ローラ205Aの周面に埋没する。
回転ローラ205Aは、配列方向Xに直交する回転軸方向Yに中心を貫通する孔部205Hを有する。回転ローラ205Aは、一例として、研磨剤を含有した弾性体である。
シャフト205Bは、配列方向Xに直交する方向(即ち回転軸方向Y)に配置され、孔部205Hを貫通している。シャフト205Bは、支持体204に回転自在に支持されている。シャフト205Bが支持体204に対して回転軸方向Yに移動しないように、支持体204より端部側のシャフト205Bに、例えばEリング205E,205Fが取り付けられている。
一例として、回転ローラ205Aの内径L1は、3.5mmで、公差は0.0mm〜+0.5mmとされている。回転ローラ205Aの外径L2は、6.0mmで、公差は−0.3mm〜+0.3mmとされている。シャフト205Bの外径L3は、3.0mmで、公差は−0.25mm〜+0.25mmとされている。
回転ローラ205Aはシャフト205Bに回転軸方向Yに挿着され、回転ローラ205Aは、シャフト205Bを回転軸として回転自在にされている。シャフト205Bの外周面と、回転ローラ205Aの孔部205Hの内周面との間には、空隙が設けられている。この実施形態では、回転ローラ205Aの内径L1が4.0mmでシャフト205Bの外径L3が2.75mmのとき、半径方向に最大値1.25mmの空隙が設けられ、回転ローラ205Aの内径L1が3.5mmでシャフト205Bの外径L3が3.25mmのとき、半径方向に最小値0.25mmの空隙が設けられる。
シャフト205Bの外周面と回転ローラ205Aの内周面との間に空隙が設けられているので、回転ローラ205Aはシャフト205Bに対して回転軸方向Yに容易に移動する。また、シャフト205Bが回転ローラ205Aに圧入されないので、清掃ローラ205による針2Aの清掃時間が経過した場合でも、回転ローラ205Aの周面にクラックが発生しにくくなる。
シャフト205Bの所定位置には、軸回りに延びるリブ205Cが設けられている。回転ローラ205Aを挟んでリブ205Cの反対側のシャフト205Bの所定位置に、Eリング205Dが取り付けられている。リブ205CとEリング205Dとの間隔K1は、回転ローラ205Aの回転軸方向Yの長さK2より、所定寸法大きくなるように設定されている。これによって、回転ローラ205Aは、針2Aに対して回転軸方向Yにリブ205CとEリング205Dとの間で移動自在にされている。
リブ205C、Eリング205Dのそれぞれは、この発明の規制部材に相当する。
回転ローラ205Aが、針2Aに対して回転軸方向Yに所定範囲内で移動自在にされているので、清掃ローラ205が配列方向Xへ移動するのにともなって回転ローラ205が回転軸方向Yに移動することで、針2Aの先端部が埋没する回転ローラ205Aの周面の回転軸方向Yの位置が変位し、回転ローラ205Aの回転軸方向Yの単一の位置について針2Aの先端部が複数回没入及び抜脱される頻度が大幅に低下する。このため、針電極2の針2Aの先端部の清掃効率が向上する。また、回転ローラ205Aの周面の劣化が抑えられる。このため、清掃ローラ205の長寿命化が図られる。これによって、清掃ローラ205の頻繁な交換による画像形成効率の低下及びコストの高騰が抑制される。
図10(A)〜図10(C)は、この順に、清掃ローラ205の組み立て順序を示している。清掃ローラ205は、一例として、次のようにして組み立てられる。まず、回転ローラ205Aは、リブ205Cの反対側からシャフト205Bに挿着される。次に、回転ローラ205Aを挟んでリブ205Cと反対側の所定位置に、Eリング205Dが取り付けられる。次に、回転ローラ205Aが挿着されたシャフト205Bの両端部が、支持体204に挿入され、シャフト205BにEリング205E,205Fが取り付けられる。
リブ205Cがシャフト205Bに製作段階で一体的に形成されるので、リブ205Cがシャフト205Bに対して正確に位置決めされる。このため、針2Aに対する回転ローラ205Aの回転軸方向Yの移動範囲の一方の限界位置が正確に設定される。
また、Eリング205Dがシャフト205Bに組み立て段階で位置を調整しながら取り付けられることで、組み立て段階で、回転ローラ205Aの針2Aに対する移動範囲の他方の限界位置が容易に調整される。
したがって、針電極2の針2Aに対する回転ローラ205Aの移動範囲が正確に設定される。
さらに、リブ205C及びEリング205Dの外径がシャフト205Bの外径より小さいので、清掃ローラ205が針電極2に対向配置されたときに、リブ205C及びEリング205Dが針電極2等と衝突しない。
Eリング205D,205E,205Fのそれぞれに代えて、Cリング、Oリング、スナップリング等の円弧状又はリング状を呈する止め具を用いることができる。また、リブ205Cに代えて、Eリング、Cリング、Oリング、スナップリング等の円弧状又はリング状を呈する止め具を用いることもできる。
また、回転ローラ205Aの孔部205Hの内周面とシャフト205Bの外周面との間にベアリング等の滑り部材を設けることで、回転ローラ205Aが針2Aに対して回転軸方向Yに移動自在になるように構成することもできる。
さらに、回転ローラ205Aとシャフト205Bとを一体的に形成し、清掃ローラ205の全体が針2Aに対して回転軸方向Yに移動自在になるように構成することもできる。
図11は、この発明のさらに別の実施形態に係る帯電装置1Dの清掃ローラ305の正面図である。この実施形態に係る帯電装置1Dは、清掃ローラ305の周面が回転軸方向Yに沿った断面において回転軸方向Yにおける一方向に傾斜し、回転ローラ305Aが回転軸方向Yにおける所定の一方向に付勢されていることを除いて、帯電装置1Cと同様に構成されている。
この実施形態に係る帯電装置1Dでは、清掃ローラ305は、回転ローラ305A、シャフト305B、及び、弾性部材であるスプリング305Gを有する。
スプリング305Gは、回転ローラ305Aを挟んでリブ305Cと反対側において、シャフト305Bに挿通されている。スプリング305Gの一端は、支持体204に支持され、スプリング305Gの他端は、回転ローラ305Aに支持されている。スプリング305Gは、回転ローラ305Aを、回転軸方向Yに沿って規制部材であるリブ305C側へ付勢している。
回転ローラ305Aの周面は、回転軸方向Yに沿った断面において、リブ305C側端部の外径がスプリング305G側端部の外径より小さくなる方向に、傾斜している。
針電極2の針2Aを回転ローラ305Aに埋没させながら清掃ローラ305が配列方向Xに移動するとき、針2Aが回転ローラ305Aの周面を押す力によって、回転ローラ305Aは、回転軸方向Yに沿って、スプリング305Gの付勢力に抗してリブ305Cから離間する方向に移動する。これによって、回転ローラ305Aの周面における針2Aが埋没した位置の軌跡は、螺旋状になる。
支持体204が、保持部3Aの一端側から、他端側の針2Aと対向しない位置まで移動したとき、針2Aが回転ローラ305Aの周面に埋没しなくなるので、回転ローラ305Aはスプリング305Gの付勢力によって、回転軸方向Yに沿ってリブ305Cに接近する方向に移動する。そして、支持体204が保持部3Aの他端側から一端側へ移動するとき、再び、針2Aが回転ローラ305Aの周面上を螺旋状の軌跡を描きながら埋没していく。
上述のように、回転ローラ305Aの周面上において、以前に何れかの針2Aが埋没した位置と同じ位置に針2Aが埋没する頻度が大幅に抑制される。このため、針2Aの清掃効率が向上する。また、回転ローラ305Aの周面の劣化が抑制され、清掃ローラ305の長寿命化が図られる。
スプリング305Gに代えて、ゴムなどの弾性部材を用いることもできる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係る帯電装置1を適用した画像形成装置100の構成を示す断面図である。 (A)は帯電装置1の正面断面図であり、(B)は要部の右側面図である。 清掃ローラ5の清掃動作を示す図である。 帯電装置1の右側面図である。 この発明の別の実施形態に係る帯電装置1Aの右側面図である。 この発明のさらに別の実施形態に係る帯電装置1Bの要部を示す図である。 清掃ローラ105の周面の周長Rの違いによる周回毎の針2Aの埋没位置を示す説明図である。 この発明のさらに別の実施形態に係る帯電装置1Cの清掃ローラ205の正面図である。 (A)はシャフト205Bの側面図であり、(B)はシャフト205Bの正面図であり、(C)は回転ローラ205Aの側面図であり、(D)は回転ローラ205Aの正面図である。 清掃ローラ205の組み立て順序を示す図である。 この発明のさらに別の実施形態に係る帯電装置1Dの清掃ローラ305の正面図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1D 帯電装置
2 針電極
2A 針
3 ホルダ
3A 保持部
4 支持体
5,105,205,305 清掃ローラ
205A,305A 回転ローラ(回転部材)
205B,305B シャフト(軸体)
205C,305C リブ(規制部材)
205D Eリング(規制部材)
305G スプリング
6 操作軸
31 感光体ドラム
100 画像形成装置
X 配列方向
Y 回転軸方向

Claims (7)

  1. 複数の針を一方向に配列した針電極と、前記複数の針の配列方向に沿って移動自在に配置された清掃部材と、前記清掃部材を回転自在に支持する支持体と、を備え、前記清掃部材の移動時に前記複数の針のそれぞれの先端部が順に前記清掃部材の周面から内部に埋没した後に前記清掃部材の内部から露出する帯電装置であって、
    前記清掃部材は、前記配列方向に直交する回転軸方向に所定範囲内で移動自在にされて前記先端部が周面に埋没自在な回転部材であって研磨剤を含有した弾性体からなる回転部材を有し、
    前記回転部材の周面は、前記回転軸方向に沿った断面において前記回転軸方向における一方向に傾斜し、
    前記清掃部材は、前記回転部材を前記回転軸方向に沿って前記回転部材の外径が大きい方の端部から小さい方の端部へ向けて付勢する弾性部材をさらに有することを特徴とする帯電装置。
  2. 前記回転部材は、中心を前記回転軸方向に貫通する孔部を有し、
    前記清掃部材は、前記回転軸方向に前記孔部を貫通する軸体をさらに有し、
    前記孔部の内径は、前記軸体の外径より大きいことを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記軸体に、前記回転部材の前記回転軸方向の移動を前記所定範囲内に規制する規制部材が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の帯電装置。
  4. 前記規制部材は、前記軸体の外周面に設けられたリブであることを特徴とする請求項3に記載の帯電装置。
  5. 前記規制部材は、前記軸体に取り付けられる止め具であることを特徴とする請求項3に記載の帯電装置。
  6. 前記規制部材の外径は、前記回転部材の外径より小さいことを特徴とする請求項3〜5に記載の帯電装置。
  7. 前記研磨剤は、前記針電極の素材よりも低く、前記針に付着する塵埃よりも高い硬度を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の帯電装置。
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