JP6821329B2 - コロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

コロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を用いてコロナ放電を行うコロナ放電装置及びそれを備えた複写機、複合機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いるコロナ放電方式のコロナ放電装置の中には、先鋭化された多数の先端部(例えば鋸歯状の先端部)が列設されたコロナ電極からコロナ放電を行うものがある。
このようなコロナ放電装置では、放電時間の経過に伴ってコロナ電極の先端部に放電生成物やトナーなどの付着物が付着し、その結果、放電性能(例えば帯電性能)の低下を招く。
コロナ電極の先端部を清掃する構成として、例えば、特許文献1は、コロナ電極の両側面に設けた2つの清掃部材でコロナ電極の先端部を清掃する構成を開示している。
特開2012−118308号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、2つの清掃部材を用いることから構成が複雑化する。
この点に関し、コロナ電極の先端部を食い込ませた状態でコロナ電極の長手方向に沿って往復移動しながら該先端部を清掃する清掃部材を用いることが考えられるが、この場合、単一の清掃部材を用いることで、構成を簡単なものにすることができるものの、清掃部材が移動方向における一方側へ移動するときと、清掃部材が移動方向における他方側へ移動するときとで、清掃部材の表面の清掃位置がコロナ電極の長手方向に交差する方向において同一であることから、清掃部材のコロナ電極に対するクリーニング性能が短期間に悪化する。
そこで、本発明は、先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を備えたコロナ放電装置であって、簡単な構成でありながら、清掃部材のコロナ電極に対するクリーニング性能を長期に亘って維持させることができるコロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、次のコロナ放電装置及び画像形成装置を提供する。
(1)コロナ放電装置
本発明に係るコロナ放電装置は、先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を備えたコロナ放電装置であって、前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で予め定めた所定の移動方向に沿って往復移動しながら該先端部を清掃する清掃部材を備え、前記清掃部材が前記移動方向における一方側へ移動するときと、前記清掃部材が前記移動方向における他方側へ移動するときとで、前記清掃部材の表面の清掃位置を前記コロナ電極の長手方向に交差する方向において異ならせる構成とされており、前記清掃部材は、前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で前記移動方向に沿って往復移動しながら回転して該先端部を清掃する清掃ローラであり、前記清掃ローラの回転軸線方向と前記コロナ電極の長手方向に直交する直交方向とが予め定めた所定の傾斜角度で交差しており、前記清掃ローラの一方の回転方向の回転により前記清掃ローラの表面の前記清掃位置を前記回転軸線方向における一方側に移行させる一方、前記清掃ローラの他方の回転方向の回転により前記清掃ローラの表面の前記清掃位置を前記回転軸線方向における他方側に移行させる構成とされていることを特徴とする。
)画像形成装置
本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るコロナ放電装置を備えたことを特徴とする。
本発明において、前記コロナ電極を支持する本体部と、前記清掃ローラを回転軸線回りに回転自在に保持し、且つ、前記本体部に対して前記移動方向に沿って往復自在に設けられる移動保持部とを備え、前記清掃ローラが前記回転軸線方向に沿って移行自在に前記移動保持部に保持されるか、或いは、前記コロナ電極が前記直交方向に沿って移行自在に前記本体部に支持される構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記コロナ電極の前記長手方向が前記移動方向に対して平行又は略平行になっており、前記清掃ローラの前記回転軸線方向が前記移動方向に対して傾斜している態様を例示できる。
本発明において、前記コロナ電極の前記長手方向が前記移動方向に対して傾斜しており、前記清掃ローラの前記回転軸線方向が前記移動方向に対して直角又は略直角になっている態様を例示できる。
本発明において、前記清掃ローラは、2層の構造とされており、前記2層のうち一方の層と他方の層とで硬度が異なっている態様を例示できる。
本発明において、前記2層のうち表面層が低硬度層とされ、内側層が高硬度層とされている態様を例示できる。
本発明において、前記清掃ローラは、前記コロナ電極の前記先端部を前記内側層まで食い込ませた状態で前記移動方向に沿って往復移動しながら回転して該先端部を清掃する態様を例示できる。
本発明において、前記清掃部材の前記表面において前記清掃位置を未使用の箇所に変更可能な構成とされている態様を例示できる。
本発明によると、簡単な構成でありながら、清掃ローラのコロナ電極に対するクリーニング性能を長期に亘って維持させることが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置を正面から視た概略断面図である。 図1に示す画像形成装置における帯電装置の断面状態を模式的に示す概略構成図である。 帯電装置の一部を拡大して示す概略断面図である。 帯電装置を正面側の斜め上方から視た斜視図である。 帯電装置の六面図のうちの一部を示す図であって、(a)は、その平面図であり、(b)は、その右側面図であり、(c)は、その正面図であり、(d)は、その背面図である。 帯電装置の六面図のうちの一部を示す図であって、(a)は、その左側面図であり、(b)は、その底面図である。 第1実施形態に係る帯電装置を正面側の上方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部部分を拡大して示す概略斜視図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部を下方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部部分の概略断面図であって、清掃ローラが第1清掃位置でコロナ電極を清掃している状態を示す図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部部分の概略断面図であって、清掃ローラが第2清掃位置でコロナ電極を清掃している状態を示す図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及びコロナ電極について清掃ローラの傾き状態を誇張して示す模式図であって、(a)は、清掃ローラが移動方向の一方側に移動しつつ回転してコロナ電極における先端部を清掃している状態を示す概略平面図であり、(b)は、清掃ローラが移動方向の他方側に移動しつつ回転してコロナ電極における先端部を清掃している状態を示す概略平面図である。 第2実施形態に係る帯電装置を示す概略平面図である。 第2実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及びコロナ電極についてコロナ電極の傾き状態を誇張して示す模式図であって、(a)は、清掃ローラが移動方向の一方側に移動しつつ回転してコロナ電極における先端部を清掃している状態を示す概略平面図であり、(b)は、清掃ローラが移動方向の他方側に移動しつつ回転してコロナ電極における先端部を清掃している状態を示す概略平面図である。 第3実施形態に係る帯電装置における清掃ローラの内部構成を模式的に示す概略断面図である。 第4実施形態に係る帯電装置における清掃ローラの内部構成を模式的に示す概略断面図である。 第5実施形態に係る帯電装置における移動保持部と本体部との係合部分を拡大して示す概略側面図である。
本発明に係るコロナ放電装置を帯電装置に適用した場合を例にとって図面を参照しながら以下に説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。
図1に示す画像形成装置100は、コロナ放電を用いた電子写真方式の画像形成装置である。この例では、画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、記録用紙等のシートP(この例では記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置である。
画像形成装置100は、原稿読取装置108と、画像形成装置本体110とを備えており、画像形成装置本体110には、画像形成部102とシート搬送系103とが設けられている。
画像形成部102は、露光ユニット1、複数の現像ユニット2〜2、静電潜像担持体として作用する複数の感光体ドラム3〜3、複数のクリーニング部4〜4、複数の帯電装置5〜5(コロナ帯電装置の一例)、中間転写ベルトユニット6、複数のトナーカートリッジユニット21〜21及び定着ユニット7を備えている。
また、シート搬送系103は、給紙トレイ81、手差し給紙トレイ82及び排出トレイ15を備えている。
画像形成装置本体110の上部には、原稿(図示省略)が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の下部には原稿を読み取るための光学ユニット90が設けられている。また、原稿載置台92の上側には原稿読取装置108が設けられている。原稿読取装置108は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また、原稿読取装置108は、画像形成装置本体110に対して前側開きで回動自在に取り付けられており、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで載置できるようになっている。
原稿読取装置108は、自動的に搬送される原稿又は原稿載置台92上に載置された原稿を読み取ることができる。原稿読取装置108で読み取られた原稿の画像は、画像データとして画像形成装置本体110に送られ、画像形成装置本体110において画像データに基づき形成された画像がシートPに記録される。
画像形成装置100において扱われる画像データは、複数色(この例ではブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色)を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像ユニット2〜2、感光体ドラム3〜3、クリーニング部4〜4、帯電装置5〜5及びトナーカートリッジユニット21〜21は、各色に応じた複数種類(この例では4種類)の画像を形成するようにそれぞれ複数個(この例では4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)に設定され、これらによって複数(この例では4つ)の画像ステーションが構成されている。
帯電装置5〜5は、感光体ドラム3〜3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電器として作用する。
露光ユニット1は、入力された画像データに応じて、帯電された感光体ドラム3〜3をそれぞれ露光することにより、画像データに応じた静電潜像をそれぞれの感光体ドラム3〜3の表面に形成する。
トナーカートリッジユニット21〜21は、トナーを収容するユニットであり、現像ユニット2〜2の現像槽へトナーが供給されるようになっている。画像形成装置本体110において、トナーカートリッジユニット21〜21から現像ユニット2〜2の現像槽へ供給されるトナーは、該現像槽における現像剤のトナー濃度が一定になるように制御される。
現像ユニット2〜2は、それぞれの感光体ドラム3〜3上に形成された静電潜像を4色(Y,M,C,K)のトナーにより顕像化するものである。また、クリーニング部4〜4は、現像及び画像転写後における感光体ドラム3〜3上の表面に残留したトナーを除去、回収する。
感光体ドラム3〜3の上方に配設されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写体として作用する中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、複数の中間転写ローラ64〜64及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。
中間転写ローラ64〜64は、Y,M,C,Kの各色に対応して4本設けられている。中間転写ベルト駆動ローラ62は、中間転写ベルト従動ローラ63及び中間転写ローラ64〜64と共に中間転写ベルト61を張架し、回転駆動されることで、中間転写ベルト61が周回方向Vに周回移動され、それに伴い中間転写ベルト従動ローラ63及び中間転写ローラ64〜64が従動回転される。
各中間転写ローラ64〜64は、感光体ドラム3〜3上に形成されたトナー像を中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト61は、感光体ドラム3〜3に接触するように設けられている。中間転写ベルト61は、感光体ドラム3〜3に形成された各色のトナー像を順次重ねて転写されることによって、表面にカラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。
感光体ドラム3〜3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64〜64によって行われる。中間転写ローラ64〜64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス〔具体的にはトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧〕が印加される。
既述のとおり、各感光体ドラム3〜3上で各色相に応じて顕像化されたトナー像は、中間転写ベルト61上で積層される。中間転写ベルト61上で積層されたトナー像は、中間転写ベルト61の周回移動によって、シートPと中間転写ベルト61との接触位置に配設された二次転写機構部を構成する転写ローラ10によってシートP上に転写される。
このとき、転写ローラ10は、中間転写ベルト61との間で転写ニップが形成された状態で、トナーをシートPに転写させるための電圧〔具体的にはトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧〕が印加される。転写ローラ10及び中間転写ベルト駆動ローラ62が互いに圧接されることで転写ローラ10と中間転写ベルト61との間には転写ニップが形成される。ここで、転写ローラ10による中間転写ベルト61上からシートP上へのトナー像の転写にあたり、シートP上に転写されずに中間転写ベルト61上に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去、回収される。
給紙トレイ81は、画像形成(印刷)されるシートPを予め収容しておくトレイであり、画像形成装置本体110における露光ユニット1の下方に設けられている。また、手差し給紙トレイ82には、画像形成(印刷)されるシートPが載置される。
排出トレイ15は、画像形成装置本体110における画像形成部102の上方に設けられており、画像形成(印刷)済みのシートPをフェイスダウンで集積する。
また、画像形成装置本体110には、給紙トレイ81及び手差し給紙トレイ82から送られてきたシートPを、転写ローラ10及び定着ユニット7を経て、排出トレイ15に送るためのシート搬送路Sが設けられている。シート搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の(この例では第1から第4)搬送ローラ12a〜12d、レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7におけるヒートローラ71及び加圧ローラ72、排出ローラ31が配設されている。
第1から第4搬送ローラ12a〜12dは、シートPの搬送を促進、補助するための小型のローラである。第1及び第2搬送ローラ12a,12bは、シート搬送路Sに沿って設けられており、第3及び第4搬送ローラ12c,12dは、シート搬送路Sから分岐部Saで分岐した反転搬送路Srに設けられている。また、ピックアップローラ11aは、給紙トレイ81のシート供給側の近傍に備えられ、給紙トレイ81からシートPを1枚ずつピックアップしてシート搬送路Sに供給する。同様に、ピックアップローラ11bは、手差し給紙トレイ82のシート供給側の近傍に備えられ、手差し給紙トレイ82からシートPを1枚ずつピックアップしてシート搬送路Sに供給する。
また、レジストローラ13は、シート搬送路Sを搬送されているシートPを一旦保持した後、所定のタイミングで転写ローラ10と中間転写ベルト61との間の転写ニップに搬送する。
定着ユニット7は、未定着トナー像をシートPに定着するものであり、定着ローラとして作用するヒートローラ71及び加圧ローラ72を備えている。
このように構成された画像形成装置100において、シートPに対して片面印刷が要求されたときには、給紙トレイ81又は手差し給紙トレイ82からシートPを供給し、シート搬送路Sに沿って設けられた第1搬送ローラ12aによってレジストローラ13までシートPを搬送する。次に、シートPと中間転写ベルト61上のトナー像を整合するタイミングで転写ローラ10によってシートPを搬送し、シートP上にトナー像を転写する。その後、シートPを定着ユニット7に通過させることによってシートP上の未定着トナーを熱で溶融、固着し、第2搬送ローラ12b及び排出ローラ31を経て排出トレイ15上に排出する。
次に、コロナ放電装置として作用する帯電装置5〜5について図2から図17を参照しながら以下に説明する。
(帯電装置)
図2は、図1に示す画像形成装置100における帯電装置5の断面状態を模式的に示す概略構成図である。図3は、帯電装置5の一部を拡大して示す概略断面図である。図4は、帯電装置5を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図5及び図6は、帯電装置5の六面図のうちの一部を示す図である。図5(a)は、その平面図であり、図5(b)は、その右側面図であり、図5(c)は、その正面図であり、図5(d)は、その背面図であり、図6(a)は、その左側面図であり、図6(b)は、その底面図である。図4及び図5(a)の一部において、グリッド電極53は図示を省略している。なお、帯電装置5〜5は、何れも実質的に同一であるため、図2から図6において1つの図で示している。これらのことは、後述する図7から図17についても同様である。
帯電装置5は、先鋭化された多数の先端部51a〜51a〔図2から図4及び図5(a)参照〕が列設されたコロナ電極51〔図2から図4及び図5(a)参照〕と、コロナ電極51を支持する本体部(具体的には本体ケース)52(図2から図6参照)とを備えている。この例では、帯電装置5は、感光体ドラム3(図2及び図3参照)の表面3a(図2及び図3参照)の帯電電位を制御するグリッド電極53〔図2、図3、図5(a)、図5(b)、図5(d)及び図6(a)参照〕をさらに備えたスコロトロン方式のものとされている。
コロナ電極51は、感光体ドラム3の回転軸線方向Xに平行又は略平行に延び、本体部52内に配設されている。この例では、コロナ電極51は、多数の鋸歯状(側面視三角形状)の先端部51a〜51aが長手方向N(図3参照)に沿って予め定めた所定のピッチ間隔Pt(図3参照)で形成された電極(いわゆる鋸歯電極或いは針電極)とされている。
本体部52は、感光体ドラム3の回転軸線方向Xに平行又は略平行に延び、感光体ドラム3に対向する側の面が開放された箱状の部材とされている。グリッド電極53は、本体部52の開放側を覆うように設けられている。コロナ電極51は、先端部51aがグリッド電極53を介して感光体ドラム3の表面3aに対向するように本体部52に設けられている。
詳しくは、本体部52は、グリッド電極53と感光体ドラム3の表面3aとの間の間隔D1(図2参照)が長手方向Nにおいて均一又は略均一になるように画像形成装置本体110に着脱自在に設けられている。また、コロナ電極51は、先端部51aとグリッド電極53との間の間隔D2(図2参照)が長手方向Nにおいて均一又は略均一になるように本体部52に固定されている。これにより、帯電装置5は、コロナ電極51からグリッド電極53に向かって長手方向Nに沿って均等にコロナ放電を発生させることができる。コロナ電極51は、例えば、板厚が所定の厚み(具体的には0.1mm程度)の金属材料(具体的にはステンレス鋼)をエッチング加工して形成することができる。また、コロナ電極51は、例えば、先端部51aの曲率半径が所定の値(具体的には20μm程度)以下となるように形成することができる。
グリッド電極53は、コロナ電極51によるコロナ放電によって生成されるコロナ風がスムーズに感光体ドラム3へ供給されるように構成されている。この例では、グリッド電極53は、メッシュ状に形成されている〔図5(a)参照〕。
コロナ電極51及びグリッド電極53には、予め設定した電圧差が生じるように図示を省略した電源を介して直流電圧がそれぞれ印加される。具体的には、コロナ電極51にはマイナス極性の直流電圧が印加される一方、グリッド電極53にはプラス極性の直流電圧が印加される。これにより、コロナ電極51とグリッド電極53との間でコロナ放電を発生させてコロナ電極51からグリッド電極53へ向かうコロナ風を生成することができ、ひいては、感光体ドラム3を安定的に帯電させることができる。ここで、予め設定された電圧差としては、例えば、−4KVとすることができる。
[第1実施形態から第5実施形態]
帯電装置5は、次の第1実施形態から第5実施形態の構成とすることができる。なお、図2から図6において説明していない符号については後述する。
(第1実施形態及び第2実施形態)
図7は、第1実施形態に係る帯電装置5を正面側の上方から視た斜視図である。図8は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及び移動保持部55部分を拡大して示す概略斜視図である。図9は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及び移動保持部55を下方から視た斜視図である。図10及び図11は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及び移動保持部55部分の概略断面図である。図10は、清掃ローラ54が第1清掃位置α1でコロナ電極51を清掃している状態を示しており、図11は、清掃ローラ54が第2清掃位置α2でコロナ電極51を清掃している状態を示している。図12は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及びコロナ電極51について清掃ローラ54の傾き状態を誇張して示す模式図である。図12(a)は、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1に移動しつつ回転してコロナ電極51における先端部51aを清掃している状態を示す概略平面図であり、図12(b)は、清掃ローラ54が移動方向Mの他方側M2に移動しつつ回転してコロナ電極51における先端部51aを清掃している状態を示す概略平面図である。
また、図13は、第2実施形態に係る帯電装置5を示す概略平面図である。図14は、第2実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及びコロナ電極51についてコロナ電極51の傾き状態を誇張して示す模式図である。図14(a)は、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1に移動しつつ回転してコロナ電極51における先端部51aを清掃している状態を示す概略平面図であり、図14(b)は、清掃ローラ54が移動方向Mの他方側M2に移動しつつ回転してコロナ電極51における先端部51aを清掃している状態を示す概略平面図である。
帯電装置5は、コロナ電極51(図7、図8及び図10から図14参照)の先端部51a(図7、図8及び図10から図14参照)を食い込ませた状態で(図10から図12及び図14参照)予め定めた所定の移動方向M(この例では感光体ドラム3の回転軸線方向Xと平行又は略平行な方向)に沿って往復移動しながら先端部51aを清掃する清掃ローラ54(清掃部材の一例)(図7から図12及び図14参照)と、清掃ローラ54を保持し、且つ、本体部52に対して移動方向Mに沿って往復自在に設けられる移動保持部55〔図4、図5(a)及び図6から図14参照〕をさらに有している。
本実施の形態では、清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら軸線回りに回転して先端部51aを清掃する。よって、移動保持部55は、清掃ローラ54を回転軸線回りに回転自在に保持する構成とされている。
詳しくは、本体部52(図7、図8、図10、図11)には、移動保持部55を移動方向Mに往復移動自在に案内する案内部521〔図4、図5(a)、図6、図7、図10及び図11参照〕が設けられている。
帯電装置5は、移動保持部55を案内部521に沿って手動操作で往復移動させるようになっていてもよいが、この例では、移動保持部55を駆動部56(図4参照)により案内部521に沿って自動的に往復移動させるようになっている。
具体的には、案内部521は、移動方向Mに沿って延び、且つ、本体部52の一方の側面52a〔図4、図5(a)、図6から図8、図10及び図11参照〕に沿って所定のピッチに形成された雄螺子状(螺旋状)の係合部521a(より具体的には螺旋状凹凸部)〔図4、図5(a)、図6、図7、図10及び図11参照〕を有するスクリュウ部材とされている。
清掃ローラ54は、円柱形とされており、弾性部材(例えばゴム部材等の弾性樹脂部材)で形成されている。清掃ローラ54は、この例では、単一のものとされている。清掃ローラ54におけるローラ部54c(図12及び図14参照)に用いることができる材料としては、それには限定されないが、CRゴム(クロロプレンゴム)、ウレタンゴム、ニトリルゴム、天然ゴム、エチレン・プロピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンなどを例示できる。また、ローラ部54cには、例えば、弾性部材に酸化アルミニウム(アルミナ)等の研磨材を含有したものを用いることができる。
案内部521は、軸線回りに回転自在に本体部52に設けられている。この例では、案内部521は、案内部521の移動方向Mの一方側M1(手前側、操作側)の端部に設けられた支持部52b(より具体的には支持板)〔図4、図5(a)、図5(c)及び図6参照〕及び他方側M2(奥側、操作側とは反対側)の端部に設けられた支持部52c(より具体的には支持板)〔図4、図5(a)、図5(d)及び図6参照〕に軸線回りに回転自在に支持されている。
駆動部56は、駆動伝達機構57(図4参照)を介して案内部521に回転駆動力を伝達するようになっている。この例では、駆動伝達機構57は、駆動部56の回転軸56a(図4参照)に固定された駆動側ギヤ57a(図4参照)と、案内部521の回転軸521b(図4参照)の一端部に固定されて駆動側ギヤ57aと噛合する従動側ギヤ57b(図4参照)とを含んでいる。
移動保持部55は、内周面に雌螺子状(螺旋状)の係止部551a(より具体的には螺旋状凹凸部)(図9から図11参照)を有する筒状部551〔図4、図5(a)、図6、図7、図9から図11及び図13参照〕を備えている。筒状部551は、案内部521の軸線回りの一方の回転方向R1〔図4、図5(c)、図5(d)、図7、図10、図11参照、この例では図4中の時計回り〕の回転により係止部551aが案内部521における係合部521aに係止されながら移動方向Mの一方側M1に案内される。一方、筒状部551は、案内部521の軸線回りの他方の回転方向R2〔図4、図5(c)、図5(d)、図7、図10、図11参照、この例では図4中の反時計回り〕の回転により係止部551aが案内部521における係合部521aに係止されながら移動方向Mの他方側M2に案内される。
案内部521の回転軸521bの移動方向Mの一方側M1の端部には、移動保持部55が移動方向Mの一方側M1の端部まで移動したときに筒状部551における係止部551aの案内部521における係合部521aとの係合が外れないように移動方向Mの他方側M2に向けて付勢する付勢部材SP(具体的には直巻きスプリング)〔図4、図5(a)及び図6参照〕が挿通されている。これにより、案内部521の軸線回りの一方の回転方向R1の回転による移動保持部55の移動方向Mの一方側M1への移動し過ぎを効果的に防止することができ、案内部521の軸線回りの他方の回転方向R2の回転により移動保持部55の移動方向Mの他方側M2へ容易に戻すことができる。この例では、付勢部材SPは、案内部521における係合部521aと支持部52bとの間に挿通されている。
なお、移動保持部55の案内部521による移動方向Mの一方側M1の端部と移動方向Mの他方側M2の端部との往復移動は、初期位置(ホームポジション:この例では移動方向Mの他方側M2の端部の位置)を基準として駆動部56への駆動時間(具体的には駆動部56に入力されるパルス信号のパルス数)により行うようになっている。
移動保持部55は、清掃ローラ54の回転軸54b(図7から図12及び図14参照)を回転軸線方向W(図8から図14参照)の両端部で回転自在に支持する支持部552(図4、図7、図9から図14参照)と、支持部552及び筒状部551とを連結する連結部553(図4、図7及び図9から図11参照)とを有している。この例では、支持部552は、清掃ローラ54を間にして互いに対向して清掃ローラ54の回転軸54bを回転自在に支持する支持板552a,552b(図9から図12及び図14参照)と、一対の支持板552a,552bと直交又は略直交して一対の支持板552a,552bを連結する連結板552c(図9から図11参照)とを有している。連結部553は、支持部552と筒状部551との間で本体部52における一方の側面52aを跨ぐように略L字状に形成されている。
かかる構成を備えた帯電装置5では、駆動部56により案内部521が軸線回りの一方の回転方向R1に回転することで筒状部551が移動方向Mの一方側M1に移動しつつ清掃ローラ54がコロナ電極51の先端部51aを食い込ませながら清掃する一方、駆動部56により案内部521が軸線回りの他方の回転方向R2に回転することで筒状部551が移動方向Mの他方側M2に移動しつつ清掃ローラ54がコロナ電極51の先端部51aを食い込ませながら清掃する。
そして、帯電装置5は、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときと、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときとで、清掃ローラ54の表面54a(清掃面)(図7から図12及び図14参照)の清掃位置〔この例では清掃ローラ54の回転軸線方向Wにおける予め定めた所定の第1清掃位置α1(図8から図12及び図14参照)及び予め定めた所定の第2清掃位置α2(図8から図12及び図14参照)〕をコロナ電極51の長手方向N(図7から図14参照)に交差する方向において異ならせる構成とされている。
本実施の形態によれば、清掃部材として作用する清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら先端部51aを清掃するので、単一の清掃ローラ54を用いてコロナ電極51の先端部51aを清掃することができ、これにより、構成を簡単なものにすることができる。しかも、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときと、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときとで、清掃ローラ54の表面54aの清掃位置(この例では第1清掃位置α1及び第2清掃位置α2)をコロナ電極51の長手方向Nに交差する方向において異ならせる構成とされているので、清掃ローラ54によりコロナ電極51を清掃するために清掃ローラ54の表面54aを広く利用することができ、これにより、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能を長期に亘って維持させることができる。
詳しくは、清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら回転して先端部51aを清掃するものである。
かかる構成では、清掃ローラ54の表面54aにおけるコロナ電極51への清掃部分を表面54aの外周全体にわたって利用することができ、クリーニング性能を長期に亘って維持させることができる。
また、帯電装置5は、清掃ローラ54の回転軸線方向Wとコロナ電極51の長手方向Nに直交する直交方向H(図7から図14参照)とが予め定めた所定の傾斜角度θ(0°、±90°及び180°以外の角度)(図8、図12及び図14参照)で交差する構成とされている。帯電装置5は、清掃ローラ54の一方の回転方向S1(図8、図9、図12(a)及び図14(a)参照)の回転により清掃ローラ54の表面54aの清掃位置を回転軸線方向Wにおける一方側W1〔図8から図14参照〕〔具体的には所定の距離d(図12(a)及び図14(a)参照)だけ一方側W1〕に移行させる一方、清掃ローラ54の他方の回転方向S2(図8、図9、図12(b)及び図14(b)参照)の回転により清掃ローラ54の表面54aの清掃位置を回転軸線方向Wにおける他方側W2〔図8から図14参照〕〔具体的には所定の距離d(図12(b)及び図14(b)参照)だけ他方側W2〕に移行させる構成とされている。ここで、所定の距離dは、清掃ローラ54の回転軸線方向Wにおける幅h(図9参照)よりも小さい値である。
図7から図12に示す第1実施形態に係る帯電装置5では、コロナ電極51の長手方向Nが移動方向Mに対して平行又は略平行になっており、清掃ローラ54の回転軸線方向Wが移動方向Mに対して傾斜している。
こうすることで、コロナ電極51の本体部52への支持を単純な構成で実現させることができる。
図13及び図14に示す第2実施形態に係る帯電装置5では、コロナ電極51の長手方向Nが移動方向Mに対して傾斜しており、清掃ローラ54の回転軸線方向Wが移動方向Mに対して直角又は略直角になっている。
こうすることで、清掃ローラ54の移動保持部55への保持を単純な構成で実現させることができる。
具体的には、図7から図14に示す第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5は、清掃ローラ54がコロナ電極51に対して回転軸線方向Wに沿って自在に移行するようになっている。清掃ローラ54の回転軸54bは、移動保持部55における両側の第1規制部55a(この例では支持板552aの内側面、図10から図12及び図14参照)及び第2規制部55b(この例では支持板552bの内側面、図10から図12及び図14参照)と清掃ローラ54におけるローラ部54cとの間に予め定めた所定の間隔e(いわゆる遊び)(図12及び図14参照)が設けられた状態で移動保持部55に回転自在に支持されている。こうすることで、移動保持部55により清掃ローラ54を回転軸線方向Wの一方側W1及び他方側W2の双方に確実に移行させることができる。この例では、ローラ部54cと第1規制部55a及び第2規制部55bとの接触面積を小さくするという観点から、ローラ部54cの回転軸線方向Wにおける両側には、それぞれ、回転軸線方向Wにおける両外側において径を小さくした第1段差部ST1及び第2段差部ST2(図12及び図14参照)が設けられている。
第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5は、図7から図14に示すように、清掃ローラ54が回転軸線方向Wに沿って移行自在に移動保持部55に保持され、且つ、コロナ電極51が固定される構成とされていてもよいが、それに限定されるものではなく、コロナ電極51が直交方向Hに沿って移行自在に本体部52に支持され、且つ、清掃ローラ54が軸線回り回転自在であって回転軸線方向Wで固定又は略固定される構成とされていてもよい。
具体的には、帯電装置5において、コロナ電極51に直交又は略直交して設けられた基端部(図示せず)を転動部材(具体的にはボールやローラ)等の低摩擦抵抗部材(図示せず)を介して本体部52に直交方向Hにスライド自在に設けることができる。こうすることで、本体部52によりコロナ電極51を直交方向Hの一方側H1(図12及び図14参照)及び他方側H2(図12及び図14参照)の双方に確実に移行させることができる。
以上説明した第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5では、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときには、一方側M1への移動に伴い、清掃ローラ54がコロナ電極51と斜めに接触しながら(すなわちコロナ電極51の先端部51aを清掃ローラ54の表面54aに斜めに食い込ませながら)、一方の回転方向S1に回転することになる。
そうすると、清掃ローラ54がコロナ電極51に対して回転軸線方向Wに沿って移行し、且つ、コロナ電極51を固定する構成の場合には、清掃ローラ54が回転軸線方向Wにおいて他方側W2(移動方向Mの一方側M1における上流側の傾斜角度θを構成する側)に移行し、その後、他方側W2への移行を規制する規制部(図7から図14に示す例では移動保持部55の他方側の第2規制部55b)で規制されることにより回転軸線方向Wにおける他方側W2への移行が第1清掃位置α1で停止する(図10、図12(a)及び図14(a)参照)。これにより、清掃ローラ54は、第1清掃位置α1でコロナ電極51の先端部51aを清掃することができる。
なお、図示を省略したが、コロナ電極51が清掃ローラ54に対して直交方向Hに沿って移行し、且つ、清掃ローラ54を回転軸線方向Wで固定又は略固定する構成の場合には、コロナ電極51が直交方向Hにおいて一方側H1(移動方向Mの一方側M1における下流側の傾斜角度θを構成する側)に移行し、その後、一方側H1への移行を規制する規制部(図示しない本体部52の一方側の第1規制部)で規制されることにより直交方向Hにおける一方側H1への移行が第1清掃位置α1で停止する。これにより、清掃ローラ54は、第1清掃位置α1でコロナ電極51の先端部51aを清掃することができる。
一方、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときには、他方側M2への移動に伴い、清掃ローラ54がコロナ電極51と斜めに接触しながら(すなわちコロナ電極51を清掃ローラ54の表面54aに斜めに食い込ませながら)、他方の回転方向S2に回転することになる。
そうすると、清掃ローラ54がコロナ電極51に対して回転軸線方向Wに沿って移行し、且つ、コロナ電極51を固定する構成の場合には、清掃ローラ54が回転軸線方向Wにおいて一方側W1(移動方向Mの他方側M2における上流側の傾斜角度θを構成する側)に移行し、その後、一方側W1への移行を規制する規制部(図7から図14に示す例では移動保持部55の一方側の第1規制部55a)で規制されることにより回転軸線方向Wにおける一方側W1への移行が第1清掃位置α1とは異なる第2清掃位置α2で停止する(図11、図12(b)及び図14(b)参照)。これにより、清掃ローラ54は、第2清掃位置α2でコロナ電極51の先端部51aを清掃することができる。
なお、図示を省略したが、コロナ電極51が清掃ローラ54に対して直交方向Hに沿って移行し、且つ、清掃ローラ54を回転軸線方向Wで固定又は略固定する構成の場合には、コロナ電極51が直交方向Hにおいて他方側H2(移動方向Mの他方側M2における下流側の傾斜角度θを構成する側)に移行し、その後、他方側H2への移行を規制する規制部(図示しない本体部52の他方側の第2規制部)で規制されることにより直交方向Hにおける他方側H2への移行が第2清掃位置α2で停止する。これにより、清掃ローラ54は、第2清掃位置α2でコロナ電極51の先端部51aを清掃することができる。
かくして、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときと、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときとで、清掃ローラ54の表面54aの清掃位置(α1,α2)をコロナ電極51の長手方向Nに交差する方向において異ならせる構成を簡単且つ容易に実現させることができる。
ここで、第1実施形態及び第2実施形態における傾斜角度θは、清掃ローラ54によりコロナ電極51を確実に清掃することができる上、清掃ローラ54の表面54aの異なる清掃位置(α1,α2)に円滑に移行させることができる程度の角度とすることができる。第1実施形態における傾斜角度θとしては、清掃ローラ54の幅h等にもより、それに限定されるものではないが、1°以上5°以下程度、より好ましくは1°以上3°以下程度を例示でき、この例では、2°程度とされている。また、第2実施形態における傾斜角度θとしては、コロナ電極51の長さ等にもより、それに限定されるものではないが、0.1°以上0.5°以下程度、より好ましくは0.1°以上0.3°以下程度を例示でき、この例では、0.2°程度とされている。
(第3実施形態及び第4実施形態)
ところで、清掃ローラ54の硬度が高い程、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能を向上させることができるものの、コロナ電極51の先端部51a(先鋭部)が折れ曲がるといった不都合が発生し易く、そうすると、清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性が悪化する。このことは、特に環境変化(例えば低温環境)により清掃ローラ54の硬度がより高くなる場合に顕著となる。一方、清掃ローラ54の硬度が低い程、清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性を向上させることができるものの、清掃ローラ54が損傷するといった不都合が発生し易く、そうすると、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能が悪化する。
従って、清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性の向上と、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能の向上とを両立させることが望まれる。
図15は、第3実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54の内部構成を模式的に示す概略断面図である。また、図16は、第4実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54の内部構成を模式的に示す概略断面図である。
図15及び図16に示すように、第3実施形態及び第4実施形態では、清掃ローラ54は、2層の構造とされており、2層のうち一方の層と他方の層とで硬度が異なっている。
こうすることで、清掃ローラ54の硬度を高くしたときの清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能を向上させるという利点と、清掃ローラ54の硬度を低くしたときの清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性を向上させるという利点とを兼ね備えることができ、これにより、清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性の向上と、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能の向上とを両立させることができる。
第3実施形態及び第4実施形態において、第1実施形態及び第2実施形態と同じ構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態及び第4実施形態において、清掃ローラ54におけるローラ部54cに用いることができる材料としては、それには限定されないが、CRゴム(クロロプレンゴム)(例えば硬度15度〜90度程度)、ウレタンゴム(例えば硬度25度〜100度程度)、ニトリルゴム(例えば硬度20度〜95度程度)、天然ゴム(例えば硬度20度〜90度程度)、エチレン・プロピレンゴム(例えば硬度20度〜80度程度)、ブチルゴム(例えば20度〜70度程度)、シリコーン(例えば硬度10度〜90度程度)などを例示できる。また、ローラ部54cには、例えば、弾性樹脂部材に酸化アルミニウム(アルミナ)等の研磨材を含有したものを用いることができる。低硬度層と高硬度層とで異なる材料を用いてもよいし、同一材料で硬度を異ならせてもよい。
(第3実施形態)
図15に示す第3実施形態では、2層のうち表面層541が高硬度層とされ、内側層542が低硬度層とされている。
こうすることで、コロナ電極51の先端部51aが高硬度層の表面層541に突入したときに該高硬度層の表面層541で先端部51aを清掃することができる。このとき、表面層541が高硬度層であるので、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能を向上させることができる。また、内側層542が低硬度層であるので、低硬度層の内側層542を弾性変形させることができ、これにより、高硬度層の表面層541でコロナ電極51の先端部51a(先鋭部)が折れ曲がるといった不都合を抑制でき、それだけ、清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性を向上させることができる。このことは、特に環境変化(例えば低温環境)により清掃ローラの硬度がより高くなる場合に有効である。
なお、コロナ電極51の耐久性の向上と清掃ローラ54のクリーニング性能の向上とを両立させるように、表面層541の厚み及び硬度並びに内側層542の厚み及び硬度を適宜設定することができる。
かかる構成において、清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを高硬度の表面層541のみに食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら回転して先端部51aを清掃するように構成されている他、図15に示すように、コロナ電極51の先端部51aを低硬度の内側層542まで食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら回転して先端部51aを清掃するように構成されていてもよい。
コロナ電極51の先端部51aを低硬度の内側層542まで食い込ませた場合、低硬度層の内側層542において先端部51aをさらに清掃することができ、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能をさらに向上させることができる。
(第4実施形態)
図16に示す第4実施形態では、2層のうち表面層541が低硬度層とされ、内側層542が高硬度層とされている。
こうすることで、コロナ電極51の先端部51aが低硬度層の表面層541に突入したときに該低硬度層の内側層542で先端部51aを清掃することができる。このとき、表面層541が低硬度層であるので、低硬度層の表面層541でコロナ電極51の先端部51a(先鋭部)が折れ曲がるといった不都合を抑制でき、それだけ、清掃ローラ54の清掃によるコロナ電極51の耐久性を向上させることができる。このことは、特に環境変化(例えば低温環境)により清掃ローラ54の硬度がより高くなる場合に有効である。また、内側層542が高硬度層であるので、清掃ローラ54の損傷を抑制することができ、これにより、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能を向上させることができる。
なお、コロナ電極51の耐久性の向上と清掃ローラ54のクリーニング性能の向上とを両立させるように、表面層541の厚み及び硬度並びに内側層542の厚み及び硬度を適宜設定することができる。
かかる構成において、清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを低硬度の表面層541のみに食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら回転して先端部51aを清掃するように構成されている他、図16に示すように、コロナ電極51の先端部51aを高硬度の内側層542まで食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら回転して先端部51aを清掃するように構成されていてもよい。
コロナ電極51の先端部51aを高硬度の内側層542まで食い込ませた場合、高硬度層の内側層542において先端部51aをさらに清掃することができ、清掃ローラのコロナ電極51に対するクリーニング性能をさらに向上させることができる。
(第5実施形態)
図17は、第5実施形態に係る帯電装置5における移動保持部55と本体部52との係合部分を拡大して示す概略側面図である。
第5実施形態に係る帯電装置5は、第1実施形態から第4実施形態に係る清掃ローラ54の表面54aにおいて清掃位置を未使用の箇所β(図12、図14及び図17参照)(すなわち清掃のために使用していない箇所)に変更可能な構成とされている。なお、図17では、第1実施形態の構成(図10等参照)において第5実施形態の構成を適用した例を示している。
こうすることで、清掃ローラ54によりコロナ電極51の先端部51aを清掃するために清掃ローラ54の表面54aをさらに広く利用することができ、これにより、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能をさらに長期に亘って維持させることができる。
この例では、移動保持部55は、清掃ローラ54の清掃位置(α1,α2)の移行範囲が移動方向Mに直交又は略直交する方向にシフト移動可能に、且つ、移動方向Mに沿って移動自在に本体部52に設けられる構成とされている。
こうすることで、清掃ローラ54の表面54aにおいて清掃位置(α1,α2)の未使用の箇所βへの変更を簡単な構成で実現させることができる。
具体的には、第1実施形態から第4実施形態に係る帯電装置5において、移動保持部55(この例では連結部553)は、本体部52に対して移動方向Mに摺動自在に、且つ、移動方向Mに直交又は略直交する方向に段階的に位置調整可能に係合されている。この例では、連結部553の本体部52に対向する部分には、移動方向Mに沿って延びる凹凸部553aが設けられ、本体部52には、移動方向Mに沿って延び、且つ、連結部553における凹凸部553aと係合する凹凸部52dが設けられている。また、筒状部551と案内部521との間、及び、案内部521と支持部52b,52cとの間には、移動保持部55の移動方向Mに直交又は略直交する方向への移行を許容する程度に所定の隙間(遊び)が設けられている。これにより、移動保持部55は、連結部553における凹凸部553aが本体部52における凹凸部52dと係合することで、凹凸部52dに案内された状態で移動方向Mに摺動移動すると共に、移動方向Mに直交又は略直交する方向に段階的に位置調整することができる。
(その他の実施の形態)
なお、本実施の形態では、清掃ローラ54を移動方向Mに沿って自動で往復移動させる構成としたが、手動で往復移動させる構成としてもよい。また、清掃ローラ54の回転軸線方向Wとコロナ電極の長手方向Nとの交差方向を逆にしてもよい。また、清掃ローラ54を単一のものとしたが、コロナ電極51の長手方向Nに沿って複数配設するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、本発明に係るコロナ放電装置は、感光体ドラム3を所定の電位に帯電させる帯電装置5に適用したが、コロナ放電させるものであれば、何れのものであってもよく、例えば、中間転写ベルトの表面をコロナ放電により帯電させる帯電装置に適用してもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
110 画像形成装置本体
3 感光体ドラム(静電潜像担持体の一例)
3a 表面
5 帯電装置
51 コロナ電極
51a 先端部
52 本体部
521 案内部
521a 係合部
521b 回転軸
52a 一方の側面
52b 支持部
52c 支持部
52d 凹凸部
53 グリッド電極
54 清掃ローラ(清掃部材の一例)
541 表面層
542 内側層
54a 表面
54b 回転軸
54c ローラ部
55 移動保持部
551 筒状部
551a 係止部
552 支持部
552a 支持板
552b 支持板
552c 連結板
553 連結部
553a 凹凸部
55a 第1規制部
55b 第2規制部
56 駆動部
56a 回転軸
57 駆動伝達機構
57a 駆動側ギヤ
57b 従動側ギヤ
D1 間隔
D2 間隔
H 直交方向
H1 一方側
H2 他方側
M 移動方向
M1 一方側
M2 他方側
N 長手方向
Pt ピッチ間隔
R1 一方の回転方向
R2 他方の回転方向
S1 一方の回転方向
S2 他方の回転方向
SP 付勢部材
ST1 第1段差部
ST2 第2段差部
W 回転軸線方向
W1 一方側
W2 他方側
X 回転軸線方向
d 距離
e 間隔
h 幅
α1 第1清掃位置
α2 第2清掃位置
β 未使用の箇所
θ 傾斜角度

Claims (9)

  1. 先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を備えたコロナ放電装置であって、
    前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で予め定めた所定の移動方向に沿って往復移動しながら該先端部を清掃する清掃部材を備え、
    前記清掃部材が前記移動方向における一方側へ移動するときと、前記清掃部材が前記移動方向における他方側へ移動するときとで、前記清掃部材の表面の清掃位置を前記コロナ電極の長手方向に交差する方向において異ならせる構成とされており、
    前記清掃部材は、前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で前記移動方向に沿って往復移動しながら回転して該先端部を清掃する清掃ローラであり、
    前記清掃ローラの回転軸線方向と前記コロナ電極の長手方向に直交する直交方向とが予め定めた所定の傾斜角度で交差しており、
    前記清掃ローラの一方の回転方向の回転により前記清掃ローラの表面の前記清掃位置を前記回転軸線方向における一方側に移行させる一方、前記清掃ローラの他方の回転方向の回転により前記清掃ローラの表面の前記清掃位置を前記回転軸線方向における他方側に移行させる構成とされていることを特徴とするコロナ放電装置。
  2. 請求項1に記載のコロナ放電装置であって、
    前記コロナ電極を支持する本体部と、
    前記清掃ローラを回転軸線回りに回転自在に保持し、且つ、前記本体部に対して前記移動方向に沿って往復自在に設けられる移動保持部と
    を備え、
    前記清掃ローラが前記回転軸線方向に沿って移行自在に前記移動保持部に保持されるか、或いは、前記コロナ電極が前記直交方向に沿って移行自在に前記本体部に支持される構成とされていることを特徴とするコロナ放電装置。
  3. 請求項1又は請求項に記載のコロナ放電装置であって、
    前記コロナ電極の前記長手方向が前記移動方向に対して平行又は略平行になっており、前記清掃ローラの前記回転軸線方向が前記移動方向に対して傾斜していることを特徴とするコロナ放電装置。
  4. 請求項1又は請求項に記載のコロナ放電装置であって、
    前記コロナ電極の前記長手方向が前記移動方向に対して傾斜しており、前記清掃ローラの前記回転軸線方向が前記移動方向に対して直角又は略直角になっていることを特徴とするコロナ放電装置。
  5. 請求項1から請求項までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃ローラは、2層の構造とされており、
    前記2層のうち一方の層と他方の層とで硬度が異なっていることを特徴とするコロナ放電装置。
  6. 求項に記載のコロナ放電装置であって、
    前記2層のうち表面層が低硬度層とされ、内側層が高硬度層とされていることを特徴とするコロナ放電装置。
  7. 求項又は請求項に記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃ローラは、前記コロナ電極の前記先端部を内側層まで食い込ませた状態で前記移動方向に沿って往復移動しながら回転して該先端部を清掃することを特徴とするコロナ放電装置。
  8. 請求項1から請求項までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃部材の前記表面において前記清掃位置を未使用の箇所に変更可能な構成とされているコロナ放電装置。
  9. 請求項1から請求項までの何れか1つに記載のコロナ放電装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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