JP6435836B2 - 搬送案内部材及び転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
搬送案内部材では、記録材とガイド部材との接触による摩擦帯電で通紙枚数毎にガイド部材の表面電位が上昇して、ガイド部材にトナーを引き付け、その帯電したトナーと像担持体上で放電が起こり、異常画像が発生する。このため、記録材と接触するガイド部材の部位に、接地された導電性部材を配置して、ガイド部材を帯電し難くしたものがある(例えば特許文献1)。
しかし、従来の構成では、異常画像を低減することはできるが、導電性部材が記録材との接触部に設けられているので、記録材が傷つくという課題がある。
プリンタ100の基本的な構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ100を示す概略構成図である。図1において、プリンタ100は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像を形成するための四つの画像形成ユニット1(Y、M、C、K)を備える。プリンタ100は、転写装置としての転写ユニット30と、露光手段としての光書込ユニット101と、定着装置90と、記録材Pを収納するカセット60と、レジストローラ対61とを備えている。
四つの画像形成ユニット1(Y、M、C、K)は、紛体であり現像剤として、互いに異なる色のY、M、C、Kのトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。つまり、四つの画像形成ユニット1(Y、M、C、K)は、画像形成装置本体としてのプリンタ本体100Aに対して着脱自在に設けられていて、交換可能とされている。
画像形成ユニット1は、像担持体たるドラム状の感光体2、ドラムクリーニング装置3、除電装置、帯電装置6、現像装置8等を備えている。画像形成ユニット1は、これらの複数の装置が共通の保持体に保持されてプリンタ本体100Aに対して一体的に脱着可能なプロセスカートリッジユニットを構成していて、ユニット単位で交換可能とされている。
感光体2は、ドラム形状のものであって、モータ等の駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動される。帯電装置6は、帯電バイアスが印加される帯電部材となる帯電ローラ7を感光体2に接触あるいは近接させながら、帯電ローラ7と感光体2との間に放電を発生させることで、感光体2の表面を一様帯電させている。
除電装置は、ドラムクリーニング装置3によってクリーニングされた後の感光体2の残留電荷を除電する周知のものである。感光体2の表面は、この除電によって初期化されて次の画像形成に備えられる。
転写ユニット30は、ベルト状の像担持体たる中間転写ベルト31の他に、複数の回転部材としての駆動ローラ32、二次転写裏面ローラ33、クリーニングバックアップローラ34と、四つの一次転写ローラ35(Y、M、C、K)と、2つの回転体であるローラ36、37とを有している。転写ユニット30は、プリンタ本体100Aに対してユニットごと着脱自在(交換可能)とされている。中間転写ベルト31のループ外側の周囲は、像担持体であり、二次転写部材としての二次転写ベルト404を備えた二次転写ユニット41と、ベルトクリーニング装置38などが配置されている。二次転写裏面ローラ33は2次転写対向ローラともいう。
すなわち、転写ユニット30は、像担持体が、画像となるトナー像が転写されて担持される無端状のベルト部材としての中間転写ベルト31であって、複数の回転体としての駆動ローラ32、二次転写裏面ローラ33、クリーニングバックアップローラ34、ローラ36、37で中間転写ベルト31を巻き掛けて支持し、中間転写ベルト31に転写されたトナー像を二次転写ニップNまで搬送するベルトユニットである。
二次転写ニップNよりも矢印Bで示す記録材搬送方向(以下「搬送方向B」と記す)の下流側には、ニップ後搬送路65bが形成されている。以下、記録材Pの搬送方向Bの下流側を搬送方向下流側と称す。搬送方向下流側とは二次転写ニップNの図中左側方である。ニップ後搬送路65bには、周知の定着装置90が配設されている。定着装置90には、フルカラートナー像が転写された記録材Pが送り込まれる。送り込まれた記録材Pは、熱源を内部に備えた定着ローラ91と加圧ローラ92とが接触する定着ニップに挟まれ、加熱と加圧よって、フルカラートナー像中のトナーが軟化して定着される。定着後の記録材Pは、定着装置90内から排出され、ニップ後搬送路65bを介して機外へと排出される。
ニップ形成ローラ400は、中間転写ベルト31のおもて面31aのトナー像を記録材Pに対して2次転写させるものである。すなわち、ニップ形成ローラ400は、2次転写ベルト404内に設けられていて、二次転写裏面ローラ33と対向配置されている。ニップ形成ローラ400は、二次転写裏面ローラ33との間に中間転写ベルト31と2次転写ベルト404を挟み込んでいる。ニップ形成ローラ400は、中間転写ベルト404に対して付勢されることで当接していて、中間転写ベルト31と2次転写ベルト404の間に二次転写ニップNを形成している。
本実施形態では、二次転写裏面ローラ33に、二次転写に用いるバイアス(二次転写バイアス)を電源39から印加するように構成しているが、ニップ形成ローラ400にバイアスを電源39から印加するようにしてもよい。ローラ400にバイアス(二次転写バイアスを印加する場合には、トナーとは逆極性の二次転写バイアスを印加する。二次転写裏面ローラ33にバイアスを印加する場合には、トナーと同極性のバイアスを印加する。ローラ401は、静電吸着力によって2次転写ベルト404上に貼り付いた記録材Pを、ローラ401の曲率分離によって2次転写ベルト404上から剥離させるものである。
図20は、従来の、二次転写ニップNよりも搬送方向上流側の構成を示す図である。従来の構成では、二次転写ニップNとレジストローラ61の間に位置するニップ前搬送路65aの下部に下ガイド部材62が、ニップ前搬送路65aの上部に上ガイド部材500がそれぞれ互いに対向して配置されている。また、二次転写裏面ローラ33よりも搬送方向上流側には、ローラ36が二次転写ベルト31の非像担持体面となる裏面31bに当接して配置されている。また、本来、二次転写ニップNに向かう記録材Pは平らであるが、搬送経65や上ガイド部材500との接触によって湾曲した状態で搬送されることが多い。すなわち、記録材Pは、レジストローラ61と二次転写ニップNとの間で、記録材Pのおもて面(画像が転写される面)側へ向かって湾曲するような姿勢をとる。
このような構成において、下ガイド部材62と上ガイド部材500の間に搬送された記録材Pは、図20(a)に示すように、その前端Paが上ガイド部材500の下方を通過すると、ローラ36と二次転写ニップNの間の二次転写ベルト31のおもて面31aに当接する。この前端Paの当接により、中間転写ベルト31がベルト内側に向かって押し上げられることで、中間転写ベルト31が振動してしまう。すると、記録材Pと中間転写ベルト31(おもて面31a)とが接触と非接触を繰り返すことでトナー像や転写された画像が乱れて異常画像が発生してしまう。
また、上ガイド部材500は、中間転写ベルト31と対向配置されているとともに、記録材Pと接触するので、記録材Pとの接触による摩擦帯電し、通紙枚数毎に上ガイド部材500の表面電位が上昇する。上ガイド部材500の表面電位の上昇は、上ガイド部材500に中間転写ベルト31上のトナーを引き付け、上ガイド部材500の帯電したトナーと中間転写ベルト31上で放電が起こり、異常画像が発生する。従来構成では、記録材Pと接触する上ガイド部材500の部位に、接地された導電性部材を配置して、ガイド部材を帯電し難くしている。しかし、単に導電性部材を配置した構成では、異常画像を低減することはできても、導電性部材が記録材Pとの接触部に設けられているので、記録材Pが傷つくという課題がある。
そこで、本実施形態では、図3〜図6に示すように、二次転写ニップNよりも記録材Pの搬送方向上流側に形成されたニップ前搬送路65aの上側(中間転写ベルト31側)に、導電性部材を備えたガイド部50を配置した。ガイド部50は、導電性の基部となる取付部53と、取付部53から二次転写ニップNに向かって突出するように取付部53に接合された高抵抗部材としての第1及び第2のガイド部材51、52とを備えている。そして、第1及び第2のガイド部材51、52のうち、中間転写ベルト31のおもて面31a寄りに配置された第1のガイド部材51と取付部53との接合面の間に、接合面からはみ出さないように導電性部材を配置した。
本実施形態において、第1のガイド部材51を、記録材Pの前端Paおよび記録材全体を押さえつける機能部材として設け、第2のガイド部材52を、記録材Pの後端Pbが湾曲状態から戻ろうとする際のショックを和らげる機能部材として設けている。なお、図3〜図5では、中間転写ベルト31の記載を省略しており、適宜、図1、図7、図8を引用することがある。
両面テープ57は、導電性かつ粘着性があればよく、例えば、アルミ箔に導電性アクリル系粘着剤の組み合わせたものが挙げられる。両面テープ57の抵抗値は、約0.5Ω/cm2としている。
第2のガイド部材52は、幅方向Xに連続する先端52cが、搬送方向Bと平面視において交差する方向に傾斜するように、下面53gに両面テープなどで接合されて配置されている。すなわち、第2のガイド部材52は、第1のガイド部材51との対向領域となる、下流端53cから先端51Cの突出量t3の斜線で示す範囲Rにおいて、一方の端部52aから他方の端部52bにかけて傾斜して配置されている。第2のガイド部材52は、一方の端部52aの下流面53cからの突出量t1よりも、他方の端部52bの下流面53cからの突出量t2が大きくなるように、先端52cが傾斜して形成されている。
第2のガイド部材52は、中間転写ベルト31のおもて面31aから第1のガイド部材51に比べて離れている。このため、中間転写ベルト31のおもて面31aからの放電の影響が第1のガイド部材51に比べて少ないので、導電性部材を用いなくともよい。導電性の両面テープ57は、非導電性の両面テープ58に比べて単位当たりの価格が高いので、第2のガイド部材52と取付部53との接合に非導電性の両面テープ58を用いることで、コストを抑制することができるので、好ましい。無論第2のガイド部材52においても、中間転写ベルト31のおもて面31aからの放電の影響が出る場合には、導電性の両面テープ57を用いることができる。
つまり、本実施形態において、第2のガイド部材52の突出量t1、t2とは、シート部材521のものである。また、所定間隔D1とは、第1のガイド部材51の裏面52dとシート部材521の上面521dの変形前の間隔である。変形前とは、記録材Pと接触して弾性変形する前の状態である。
取付部53は、導電性の金属部材で構成されていて、転写ユニット30の金属製の側板に取付けられている。転写ユニット30の側板は接地されていて、これに取り付けられることで取付部53も接地される。
取付部53は、図3に示すように幅方向Xに延びた長方形状であって、第1及び第2のガイド部材51、52の幅方向Xへの長さよりも長く形成されている。幅方向Xに位置する取付部53の両端53a、53bは、幅方向Xと側面視において直交する上方に屈曲されていて、取付側面53d、53eが形成されている。
取付部53には、第1のガイド部材51と第2のガイド部材52とを所定間隔D1離間して取付けられる。第1のガイド部材51と第2のガイド部材52とを所定間隔D1だけ離間させて配置するのは、第2のガイド部材52の変形領域を確保するためである。このため、少なくとも第1及び第2のガイド部材51、52の一端51A、52Aが取り付けられる部位の取付部53の厚さDは、所定間隔D1相当にしている。取付部53の厚さDと所定間隔D1とは少しずれがある。これは第1及び第2のガイド部材51、52を両面テープで上面53fと下面53gとに取付けるため、所定間隔D1には厚さD+両面テープの厚みが含まれるためである。第1及び第2のガイド部材51、52を上面53fと下面53gとに取付けるために両面テープ(導電性部材57)を用いることなく、例えば導電性の液状の接着剤を用いる場合であれば、所定間隔D1に両面テープ(導電性部材57)の厚さを考慮しなくてもよいので、取付部53の厚さDが所定間隔D1となる。
図7(a)に示すように、下ガイド部材62とガイド部材50の間に形成されたニッ前搬送路65aが搬送される。搬送された厚い記録材Pの前端Paが搬送形態によっては搬送方向上流側に位置する第2のガイド部材52の先端52cと第1のガイド部材51の先端51cに接触して通過する。前端Paがガイド部50を通過すると、ローラ37と二次転写ニップNの間において二次転写ベルト31のおもて面31aに当接する。この当接により、従来は前端Paにより中間転写ベルト31がベルト内側に向かって押し上げられることで、中間転写ベルト31が振動した。
しかし、本実施形態ではローラ37が配置されているので、中間転写ベルト31がベルト内側に向かって押し上げられることを防止することができる。第1のガイド部材51の前端51cは、搬送方向Bに対して平面視において直交するように配置されている。このため、第1のガイド部材51の前端51cの下を記録材Pが通過する際に、均等に前端51cが記録材Pと接触して二次転写ニップNに案内されるので、二次転写ニップNに対する記録材Pの前端Paの進入が安定する。
このため、第2のガイド部材52は、記録材Pが搬送方向Bに搬送されるに従い、記録材Pとの接触面積が増大し、第2のガイド部材52の第1のガイド部材51に向かっての変形が緩やかになる。これにより、図8(a)に示すように、記録材Pの後端Pbがスムーズに第1のガイド部材51へと受け渡される。
しかし、本実施形態ではローラ37が配置されているので、中間転写ベルト31がベルト内側に向かって押し上げられることを防止することができる。第1のガイド部材51の前端51cは、搬送方向Bに対して平面視において直交するように配置されている。このため、第1のガイド部材51の前端51cの下を記録材P1が通過する際に、均等に前端51cが記録材P1と接触して二次転写ニップNに案内され、二次転写ニップNに対する記録材P1の前端P1aの進入が安定する。
また、記録材P1は、記録材Pに比べて、コシは弱く復元作用も弱いため、記録材Pに比べて第1のガイド部材51の変形量も小さく、第1のガイド部材51を通過した記録材P1の後端P1bとおもて面31aとの当接が記録材Pの場合よりも緩やかになり、より記録材P1での異常画像の発生を安定して防止することができる。
図11中、ガイド部材の位置とは、第1のガイド部材53の幅方向X(図3参照)への位置を示している。Fは記録材Pが通紙される際の手前側の位置(図3の他方の端部51b側)を示し、Rは記録材Pが通紙される際の奥側の位置(図3の一方の端部51a側)を示し、Cは記録材Pが通紙される際の中央の位置(図3の端部51aと端部51bの中間部分)を示す。FCは端部51bと中央部の間、RCは端部51aと中央部の間の部分を示す。また、FRは記録材Pの端部から10〜50mm程度、内側に入った箇所を示す。このFRの値は、目安であり、記録材Pが搬送される範囲であればよい。
放電画像が発生しないようにするには、第1のガイド部材の51帯電量が少ない方が好ましい。比較結果から、導電性の両面テープ57を用いた方が、非導電性の両面テープ58を用いる場合よりも第1のガイド部材51の帯電量は少ないことが分かる。
本実施形態では、このような構成のガイド部50を、2次転写ニップNよりも記録材Pの搬送方向上流側に中間転写ベルト31のおもて面31aと対向するように配置したので、2次転写ニップNへ搬送される記録材Pの挙動を規制することができる。
本実施形態では、第1のガイド部材51と第1のガイド部材51よりも搬送方向上流側に2次転写ニップNに向かって搬送される記録材Pを案内する第2のガイド部材52とを備えたガイド部50において、導電性の両面テープ57は、第1のガイド部材51と取付部53との接合に用いた。このため、記録材Pと第1のガイド部材51とが接触しても記録材Pを傷つけずに異常画像の発生を、コストを抑えて防止することができる。
第1の実施形態で説明したガイド部50は、記録材Pが厚紙の場合、突入時のショックを和らげるために第1及び第2のガイド部材51,52の2つのガイド部材を取付部53の上下に貼り付けて接合する構成とした。しかし、本発明の適用形態は、このような複数のガイド部材を備えたものに限定されるものではない。
例えば、図12に示すように、第2のガイド部材52がなく、第1のガイド部材51が単独で取付部53の上面53fに導電性の両面テープ57で接合されたガイド部50Aを搬送案内部材としてもよい。この場合であっても、ガイド部50に換えて2次転写ニップNよりも記録材Pの搬送方向上流側に配置することで、記録材Pと第1のガイド部材51とが接触しても記録材Pを傷つけずに異常画像の発生を防止することができる。
例えば、画像形成装置としては、カラー複写機に限定するものではなく、プリンタ、ファクシミリ、プロッタープリンタ、あるいは、スキャナとプリンタ、ファクシミリ、プロッタープリンタ又は複写機の少なくとも1とを組み合わせた複合機であってもよい。
例えば、実施形態では、中間転写ベルト31のベルト内側において、2つの押し下げローラ36、37を設けてガイド部50の第1のガイド部材51と対向配置して設けた。このため、記録材Pの先端Paや後端Pbが二次転写ニップNの搬送方向従流側において、中間転写ベルト31のおもて面31aに当接した場合でも、中間転写ベルト31がベルト内側に押し上げられることをより確実に防止している。
本実施形態及び変形例で示したガイド部50、50Aを適用する構成としては、図12に示すように、押し下げローラ37を備えていない構成に適用してもガイド部50、50Aの構成による作用効果を奏する。
上記実施形態では中間転写ベルト31から記録材Pへ画像を転写する装置(いわゆる中間転写方式の画像形成装置)を説明したが、これに換えて、感光体ドラムや感光体ベルト等の像担持体から記録材Pへ画像を直接転写する装置(いわゆる直接転写方式の画像形成装置)にも本発明は適用することができる。
上記実施形態では、転写部材として二次転写ベルト404を用いているが、2次転写ベルト404に換えて、ローラ形状の2次転写ローラを転写部材として用いてもよい。また、転写部は、転写ニップを形成しない方式の転写装置(チャージャ方式の転写チャージャ)を用いてもよい。
上記実施形態では、画像形成装置として、転写部(2次転写ニップN)で記録材Pを水平方向に搬送するものを用いて説明したが、転写部で記録材Pを上方、下方、斜め上方向あるいは斜め下方向などへ搬送する構成の画像形成装置に本発明は適用することもできる。
31 像担持体(中間転写体)
50、50A 搬送案内部材
51 第1のガイド部材
51e 第1のガイド部材の接合面
52 第2のガイド部材
52d 第2のガイド部材の接合面
53 基部
53f 基部の接合面
57 導電性部材(両面テープ)
100 画像形成装置
404 転写部材(2次転写部材)
B 記録材の搬送方向
N 転写部(2次転写部)
P、P1 記録材
X 幅方向
Claims (7)
- 転写部材と像担持体との間に形成され、搬送されてくる記録材に像担持面の画像を転写する転写部よりも記録材搬送方向上流側に配置され、少なくともその一部が記録材と接触可能な少なくとも1つの搬送案内部材であって、
導電性の基部と、前記基部から前記転写部に向かって突出するように前記基部に接合されるガイド部材と、前記基部と前記ガイド部材との接合面に、前記接合面からはみ出さないように配置された導電性部材とを有し、
前記ガイド部材は、前記転写部よりも前記記録材搬送方向上流側に配置され、前記転写部に向かって搬送される記録材を案内する第1のガイド部材と、
前記第1のガイド部材よりも前記搬送方向上流側に配置され、前記第1のガイド部材と間隔を空けて配置され、前記転写部に向かって搬送される記録材を案内する第2のガイド部材とを有し、
前記第2のガイド部材の先端が、前記搬送方向と平面視において直交する幅方向Xにおいて、一方の端部から他方の端部にかけて傾斜して配置されている搬送案内部材。 - 請求項1記載の搬送案内部材において、
前記導電性部材は、導電性の両面テープである搬送案内部材。 - 請求項1又は2に記載の搬送案内部材において、
前記導電性部材は、ポリカーボネート又はポリエチレンテレフタラートである搬送案内部材。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の搬送案内部材において、
前記導電性部材は、第1のガイド部材と前記基部の接合面に配置されている搬送案内部材。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の搬送案内部材を有する転写装置。
- 請求項5に記載の転写装置において、
複数の回転支持部材に巻き掛けて像を担持する中間転写体である像担持体と、
前記中間転写体と対向配置された2次転写部材である転写部材との間に形成され、前記中間転写体の像を前記記録材に転写する2次転写部である転写部とを備え、
前記搬送案内部材は、前記転写部よりも記録材搬送方向上流側に配置されている転写装置。 - 請求項6記載の転写装置を有する画像形成装置。
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