JP4216090B2 - アロエ葉肉含有加工品の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はヨーグルト、冷菓、デザート食品などの飲食物に添加するのに有用なアロエ葉肉含有加工品の製造方法に関し、更に詳しくは、食感が改善されたアロエ葉肉含有加工品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の健康ブームから、例えば、アロエヨーグルトなどのアロエ葉肉含有加工品を配合した飲食品が市場に多く出回っている。これまでアロエ葉肉含有加工品を配合した飲食品としては、例えば、豆腐又はコンニャク原料、カルシウム及びアロエ草を擂潰して生成されるゼリー状のアロエ及びアロエ液を混合し、凝固剤を添加することにより製造される豆腐状又はコンニャク状のカルシウムを主体とするアロエ入り健康食品(特許文献1参照);破砕したアロエに加糖し、発酵させてなるアロエペーストの製造方法(特許文献2参照);粒度が3〜32メッシュのアロエ果肉(ジェル)を加えてなる繊維入り果汁飲料(特許文献3参照);ビタミンが添加されたアロエベラゲルを蒸気式釜で殺菌すると共に酸を添加してなるアロエベラゲルの製造方法(特許文献4参照);アロエ葉肉を特定濃度のカルシウム溶液で処理し、特定濃度のカルシウムを含有する食品に添加し、レトルト殺菌処理してなるアロエ葉肉を含有するレトルト食品の製造方法(特許文献5参照);ナタデココまたはアロエ葉肉をその他の副原料と共に破砕混合してから均質化処理を行った後、乾燥および粉砕してなる菓子・食品素材の製造方法(特許文献6参照);適当なサイズにカットした固形状のアロエ葉肉を、シロップ中に浸漬した状態で、糖分及びその他の成分を含浸させた後、シロップ切りを行い凍結してなるアロエ葉肉のフローズン加工方法(特許文献7参照)などが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−53868号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平7−147931号公報
【0005】
【特許文献3】
特開平8−298971号公報
【0006】
【特許文献4】
特開平9−9904号公報
【0007】
【特許文献5】
特開平11−137192号公報
【0008】
【特許文献6】
特開2001−327254号公報
【0009】
【特許文献7】
特開2002−209544号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如きアロエ葉肉含有加工品を配合した飲食品においては、健康、美容イメージとともに、アロエ葉肉が本来的に有する弾力性のある固い独特の食感が好まれている。しかしながら、アロエ葉肉を加工する際の、例えば、殺菌処理などの加工工程や、アロエ葉肉含有加工品を配合した飲食品での加工工程において、アロエ葉肉が本来的に有する独特の食感が失われるという問題がある。
【0011】
本発明の目的は、弾力性のある固い葉肉質に改善された、喫食時の食感・のどごし感のよいアロエ葉肉含有加工品の製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の如き課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、今回、アロエ葉肉、甘味料、安定剤などを含有するアロエ葉肉含有加工品を調製する際に、さらにカルシウム塩およびペクチンメチルエステラーゼを添加して特定の温度で加熱処理するという簡便な方法により、上記の課題を一挙に解決することができることを見出し本発明を完成するに至った。
【0013】
かくして、本発明は、アロエ葉肉、甘味料、カルシウム塩、安定剤、ペクチンメチルエステラーゼおよび水を含有する混合物を、30〜50℃の範囲内の温度にて加熱処理することを特徴とするアロエ葉肉含有加工品の製造方法を提供するものである。
【0014】
以下、本発明についてさらに詳細に述べる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のアロエ葉肉含有加工品で使用されるアロエ葉肉としては、例えば、アロエ生葉より表皮を剥離し、ゲル部分を摘出したアロエ葉肉を使用することができ、かかるアロエ葉肉を適当なサイズ、例えば、3mm×3mmないし25mm×25mmのサイズにカッティングされたものを使用することができる。簡便には、85℃で30分間程度の殺菌処理が施された市販のアロエ葉肉缶詰を使用することもできる。アロエ葉肉の配合割合は特に制限されるものではなく、所望する葉肉率により異なり一概には言えないが、通常、アロエ葉肉含有加工品に対して10〜80重量%、好ましくは40〜60重量%の範囲内を例示することができる。
【0016】
本発明で使用される甘味料としては、例えば、砂糖、異性化糖、ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖などの糖類;フラクトオリゴ糖、マルトオリゴ糖などのオリゴ糖類;マルチトール、ソルビトール、キシリトール、ラクチトール、パラチニット、還元澱粉糖化物などの糖アルコール類;アセスルファムK、シュクラロースなどの合成甘味料類;ステビア、グルチルリチン、ソーマチンなどの非糖質天然甘味料類;アスパルテームなどのアミノ酸系甘味料類などの甘味料を挙げることができ、これらは単独でまたは2種以上組み合わせて使用することができる。甘味料の配合割合は特に制限されるものではなく、使用する甘味料の種類、所望する甘味度により異なり一概には言えないが、通常、アロエ葉肉含有加工品に対して5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲内を例示することができる。
【0017】
本発明で使用されるカルシウム塩としては、食品に許容されるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、クエン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、パントテン酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、塩化カルシウムなどのカルシウム塩を挙げることができる。使用するカルシウム塩の使用量は、所望するアロエ葉肉の食感などにより異なり一概には言えないが、通常、アロエ葉肉含有加工品に対して0.01〜1重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%の範囲内を例示することができる。
【0018】
本発明で使用される安定剤としては、果肉加工品などに通常使用されている広範囲の安定剤を同様に使用することができ、例えば、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、グアガム、タマリンドシードガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、カラギーナン、ジェランガム、セルロース類、アルファー化澱粉類などが挙げられ、これらは、所望する粘性などの違いにより、適宜選択し、組み合わせて用いることもできる。その使用量は、使用する安定剤の種類などにより異なり一概には言えないが、通常、アロエ葉肉含有加工品に対して0.01〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%の範囲内を例示することができる。
【0019】
本発明で使用されるペクチンメチルエステラーゼは、基質であるペクチン鎖を構成するガラクツロン酸のカルボキシル基に結合するメチルエステルを開裂してカルボキシル基を遊離し、メチルアルコールを生成する酵素であり、微生物や高等植物界に広く存在する酵素である。そのような酵素は市場で容易に入手することができ、例えば、NovoShape(ノボ社製のペクチンメチルエステラーゼの商品名)、Sumizyme PME(新日本化学工業社製のペクチンメチルエステラーゼの商品名)などを挙げることができる。その使用量は、使用する酵素の活性、処理条件等により異なり一概には言えないが、通常、アロエ葉肉含有加工品に対して0.003〜3重量%、好ましくは0.03〜0.3重量%の範囲内を例示することができる。
【0020】
以上に述べた材料を用いてアロエ葉肉含有加工品を調製する方法としては、果肉加工品を調製するための通常の方法を採用することができ、例えば、適当なサイズにカッティングされたアロエの葉肉に、甘味料、カルシウム塩、安定剤、ペクチンメチルエステラーゼおよび水を混合し、30〜50℃にて加熱処理し、必要であれば、脱気処理、糖度調整、有機酸の添加による酸味の調整などを行った後、加熱殺菌し、所望により香料、色素などを添加することにより、アロエ葉肉含有加工品を調製することができる。
【0021】
本発明の一実施態様を例示すれば、アロエ葉肉含有加工品全体に対し、アロエ葉肉40〜60重量%、甘味料10〜30重量%、カルシウム塩0.05〜0.5重量%、安定剤0.1〜0.5重量%、ペクチンメチルエステラーゼ0.03〜0.3重量%および水10〜50重量%を一緒に混合し、30〜50℃、好ましくは35〜45℃で、3分〜2時間、好ましくは5分〜30分間加熱処理し、加熱殺菌後、容器に充填することにより、食感の改善されたアロエ葉肉含有加工品を得ることができる。
【0022】
次に実施例を挙げて本発明の態様をさらに具体的に説明する。
【0023】
【実施例】
実施例1
アロエベラ缶詰葉肉(10×10mm)600g、グラニュー糖194gおよび水200gを混合し、それに乳酸カルシウム1g、NovoShape(ノボ社製のペクチンメチルエステラーゼの商品名)1g、安定剤3gおよびクエン酸1gを添加して、40℃で30分間加熱した後、85℃で30分間殺菌し、30℃に冷却し、香料を添加して容器に充填し、本発明に従うアロエ葉肉含有加工品(本発明品1)1000gを得た。
【0024】
比較例1
実施例1において、NovoShapeを添加しない以外は実施例1と同様に処理してアロエ葉肉含有加工品(比較品1)を得た。
【0025】
比較例2
実施例1において、乳酸カルシウムを添加しない以外は実施例1と同様に処理してアロエ葉肉含有加工品(比較品2)を得た。
【0026】
比較例3
実施例1において、NovoShapeおよび乳酸カルシウムを添加しない以外は実施例1と同様に処理してアロエ葉肉含有加工品(比較品3)を得た。
上記実施例1および比較例1〜3で得られたアロエ葉肉含有加工品を以下に述べる方法で評価した。
(アロエ葉肉の固さ)
実施例1および比較例1〜3で得られた本発明品1および比較品1〜3のそれぞれのアロエ葉肉含有加工品から40℃のぬるま湯でシロップ部を溶解し、16メッシュふるいにより葉肉部を分離し、下記の方法に従いレオメーターにより葉肉の固さを測定した。その結果を表1に示す。
測定方法
レオメーター(不動工業製RT−2002J)の荷台にアロエ葉肉(0.6g以上、1.0g未満の葉肉を任意にピックアップして試料とした)を乗せ、葉肉面に装着したアダプター(ナイフ型)を下記の条件で押し込み、表面が破れたときの値(g)をレコーダー(横川電気製LR−4220E)により読みとる。
(条件)
アダプター:ナイフ型
荷台上昇速度:30cm/min
ストローク:30mm
レンジ:2Kg
【0027】
【表1】
【0028】
(官能評価1)
本発明品1、比較品1、比較品2および比較品3のアロエ葉肉含有加工食品について専門パネラー10名による官能評価を行った。その結果、10名のパネラー全員が本発明品1のアロエ葉肉は食感において最も弾力性に富み歯ごたえがあると評価した。なお、上記のレオメーターを使用したアロエ葉肉の固さ評価と官能評価はよく一致していた。
(官能評価2)
市販のプレーンヨーグルト70部に、本発明品1、比較品1、比較品2および比較品3のアロエ葉肉含有加工品をそれぞれ30部配合し、専門パネラー10名による官能評価を行った。その結果、専門パネラー10名全員が、本発明品1のアロエ葉肉含有加工品を配合したヨーグルトは、比較品を配合したヨーグルトに比べ、弾力性が強く歯ごたえのある食感から独特の存在感を感じさせ、滑らかなヨーグルトとの対比も好ましく、ヨーグルトの嗜好性を向上させていると評価した。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、アロエ葉肉を加工する際の、例えば、殺菌処理などの加工工程などにおいてアロエ葉肉が本来的に有する独特の食感が失われるのを防ぎ、アロエ葉肉が本来持っている弾力性のある固い葉肉質を保持した、喫食時の食感・のどごし感のよいアロエ葉肉含有加工品の製造方法を提供することができる。
Claims (2)
- アロエ葉肉、甘味料、カルシウム塩、安定剤、ペクチンメチルエステラーゼおよび水を含有する混合物を、30〜50℃の範囲内の温度にて加熱処理して、アロエ葉肉を弾力性のある固い葉肉質に改善することを特徴とするアロエ葉肉含有加工品の製造方法。
- 請求項1記載の方法によって得られるアロエ葉肉含有加工品。
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