JP4213007B2 - アダプティブアンテナ - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、放送波を受信するアダプティブアンテナに関するものである。
従来のアダプティブアンテナを適用する通信方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)では、特定区間の信号を別の区間にコピーして送信することがある(図7を参照)。このため、2つの信号区間において、同一の信号が送信される(以下、2つの信号区間のうち、前の部分を信号区間1、後の部分を信号区間2と称する)。
OFDMでは、特定区間の信号を別の区間にコピーして送信するので、例えば、遅延波の遅延時間が信号区間1の期間よりも短い場合には、素子アンテナの受信信号を補正して合成することができる。
しかしながら、遅延波の遅延時間が信号区間1の期間より長い場合には、素子アンテナの受信信号を補正して合成することができないので、特定の信号区間の信号サンプルを用いて荷重を計算し、複数の素子アンテナの受信信号を荷重合成して遅延波を抑圧する(例えば、非特許文献1参照)。
「OFDMにおけるガード区間を利用したMMSEアダプティブアレー」電子情報通信学会論文誌B、Vol.J85−B No.9 pp.1608−1615 2002年9月
従来のアダプティブアンテナは以上のように構成されているので、特定の信号区間の信号サンプルを用いて荷重を計算するが、特定の信号区間の信号サンプルだけではサンプル数が少ないため、精度よく荷重を計算するこができず、不要波の十分な抑圧性能が得られないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、荷重の計算精度を高めて、不要波の抑圧性能を高めることができるアダプティブアンテナを得ることを目的とする。
この発明に係るアダプティブアンテナは、複数の素子アンテナの受信信号のうち、任意の素子アンテナの受信信号から直接波に対する遅延波の遅延時間を推定する遅延時間推定手段と、複数の素子アンテナの受信信号を遅延時間推定手段により推定された遅延時間だけ遅延させる遅延手段とを設け、減算手段から出力される差分信号の電力が最も小さくなるように、任意の素子アンテナの受信信号と遅延手段により遅延された複数の受信信号から合成手段が乗算に用いる荷重を計算するようにしたものである。
この発明によれば、複数の素子アンテナの受信信号のうち、任意の素子アンテナの受信信号から直接波に対する遅延波の遅延時間を推定する遅延時間推定手段と、複数の素子アンテナの受信信号を遅延時間推定手段により推定された遅延時間だけ遅延させる遅延手段とを設け、減算手段から出力される差分信号の電力が最も小さくなるように、任意の素子アンテナの受信信号と遅延手段により遅延された複数の受信信号から合成手段が乗算に用いる荷重を計算するように構成したので、荷重を計算するための信号サンプルを十分に得ることができるようになり、その結果、荷重の計算精度を高めて、不要波の抑圧性能を高めることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるアダプティブアンテナを示す構成図であり、図において、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mは直接波s(t)の他、その直接波s(t)より時間Dだけ遅れている遅延波d(t)を受信する(図3を参照)。以下、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mのうち、m番目の素子アンテナ1−mの受信信号をx(t)と表記する。tは時間を表す因子であり、信号は複素数である。
なお、素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)は、図示せぬ受信機(素子アンテナ1−1〜1−Mの後段に存在する)が受信して、ベースバンドあるいは中間周波数にダウンコンバートし、ダウンコンバート後の受信信号x(t)〜x(t)を遅延時間推定部2や遅延器3−1〜3−M等に出力するものとする。
遅延時間推定部2は素子アンテナ1−1の受信信号x(t)から直接波s(t)に対する遅延波d(t)の遅延時間Dを推定する遅延時間推定手段を構成している。図1の例では、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)を入力しているが、素子アンテナ1−1以外の受信信号を入力してもよい。
M個の遅延器3−1〜3−Mは素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)を遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dだけ遅延させる遅延手段を構成している。
荷重計算部4は減算器7から出力される差分信号z(t)の電力が最も小さくなるように、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)と遅延器3−1〜3−Mによる複数の遅延信号x(t−D)〜x(t−D)から荷重w〜wを計算する荷重計算手段を構成している。
乗算器5−1〜5−Mは遅延器3−1〜3−Mによる複数の遅延信号x(t−D)〜x(t−D)と荷重計算部4により計算された荷重w〜wを乗算する。合成部6は乗算器5−1〜5−Mの乗算結果を合成し、その合成信号y(t)を出力する。なお、乗算器5−1〜5−M及び合成部6から合成手段が構成されている。
減算器7は素子アンテナ1−1の受信信号x(t)から合成部6より出力される合成信号y(t)を減算し、その減算結果である差分信号z(t)を出力する減算手段を構成している。
図3は直接波s(t)と遅延波d(t)が存在する場合の信号モデルを示す説明図である。遅延波d(t)は直接波s(t)を遅延させたものであるから、直接波s(t)と同じ信号波形を持っており、直接波s(t)を遅延時間Dだけ遅延させれば、遅延波d(t)と同一の信号になる特徴がある。即ち、d(t)=s(t−D)が成立する。
次に動作について説明する。
まず、遅延時間推定部2は、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)を入力すると、その受信信号x(t)から直接波s(t)に対する遅延波d(t)の遅延時間Dを推定する。
遅延時間Dの推定は、例えば、直接波s(t)における既知の信号部分を用いてスライディング相関処理を行うことによって遅延プロファイルを算出し、その遅延プロファイルのピークから遅延時間を算出することができる。
スライディング相関処理は、図4に示すような一般的なFIRフィルタを用いて行うことができる。
図4のFIRフィルタは、1サンプル時間だけ受信信号x(t)を遅延させる1サンプル遅延器11と、直接波s(t)における既知の信号系列x(1)〜x(I)の複素共役x(1)〜x(I)が予め設定され、その複素共役x(1)〜x(I)を受信信号x(t)に乗算する乗算器12と、乗算器12の乗算結果を加算する加算器13とから構成されている。
素子アンテナ1−1の受信信号x(t)が図4のFIRフィルタに入力されると、その受信信号x(t)中の既知の信号系列と一致するタイミングにおいて遅延プロファイルがピークを持つので、直接波s(t)と遅延波d(t)が含まれる時間を検出して遅延時間Dを推定することができる。
遅延時間を推定する別の方法として、図5に示すようなFFT処理部14,15を用いることにより、周波数領域における積として演算を行うこともできる。
即ち、FFT処理部14が素子アンテナ1−1の受信信号x(t)のFFT処理を実施する一方、FFT処理部15が既知の信号系列のFFT処理を実施する。
複素共役処理部16は、FFT処理部14がFFT処理を完了すると、そのFFT処理結果の複素共役を求める。
そして、乗算器17が複素共役処理部16により求められた複素共役とFFT処理部15のFFT処理結果とを乗算し、IFFT処理部18が乗算器17の乗算結果の逆FFT処理を実施すると、遅延プロファイルが得られる。
ここでは、複素共役処理部16がFFT処理部14のFFT処理結果の複素共役を求めるようにしているが、FFT処理部15のFFT処理結果の複素共役を求め、乗算器17が複素共役処理部16により求められた複素共役とFFT処理部14のFFT処理結果とを乗算するようにしてもよい。
この方法によれば、図4に示した方法と同じ結果が得られることが知られているが、演算量が一般に図4の方法よりも少なくなり、その計算された遅延プロファイルのピークを検出して遅延時間Dを推定することができる。
M個の遅延器3−1〜3−Mは、遅延時間推定部2が遅延波d(t)の遅延時間Dを推定すると、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)を遅延時間Dだけ遅延させる。
ここで、以下に示す式(1)は素子アンテナ1−1の受信信号x(t)を表し、式(2)(3)は遅延後の受信信号である遅延信号x(t−D),x(t−D)を表している。
(t)=a11s(t)+a12s(t−D) (1)
(t−D)= a11s(t−D)
+a12s(t−2D) (2)
(t−D)= am1s(t−D)
+am2s(t−2D) (3)
なお、am1とam2は直接波と遅延波の素子アンテナ1−mにおける受信ゲインと受信位相差に関係する複素数の係数である。s(t),s(t−D),s(t−2D)は互いに統計的独立な信号であるので、式(2)や式(3)で示す遅延信号を荷重合成した場合、式(1)の第1項の信号成分は生じない。即ち、各素子アンテナの受信信号の遅延信号を荷重合成したものを式(1)から減算しても第1項には影響を与えることがなく、第2項だけを処理することができる。
この実施の形態1のアダプティブアンテナでは、主信号として選択した素子アンテナ1−1の受信信号x(t)から、素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)の遅延信号を荷重合成した合成信号y(t)を減算することにより、主信号に含まれる直接波成分を抑圧せず、遅延波成分だけを抑圧することが目的であり、上記の性質から第1項の直接波成分を抑圧することなく、第2項の遅延波成分だけを抑圧することができることが分かる。
荷重計算部4は、減算器7から出力される差分信号z(t)の電力が最も小さくなるように、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)と遅延器3−1〜3−Mによる複数の遅延信号x(t−D)〜x(t−D)から荷重w〜wを計算する。
減算器7から出力される差分信号z(t)を最小化する荷重は、以下の式(4)で与えられる。
ただし、式(5)に示すように、素子アンテナ1−mの受信信号の遅延信号x(t−D)を要素としてもつ受信信号ベクトルをX(t−D)とし、主信号をx(t)とすると、式(4)における相関行列Rと相互相関ベクトルPは、それぞれ式(6)と式(7)から算出される。
W=R −1 (4)
X(t−D)
=[x(t−D)x(t−D)・・・x(t−D)](5)
=E[X(t−D)X(t−D)] (6)
=E[X(t−D)x(t)] (7)
ここで、肩字の*は複素共役、Tは転置、E[]は時間平均を表す演算子である。
荷重計算部4では、減算器7から出力される差分信号z(t)の電力を最小化すればよく、このようなアルゴリズムはさまざまなものが提案されており、例えば、繰り返し演算によるLMSアルゴリズムやRLSアルゴリズムなどを用いて荷重を計算してもよい。
乗算器5−1〜5−Mは、上記のようにして荷重計算部4が荷重w〜wを計算すると、遅延器3−1〜3−Mによる複数の遅延信号x(t−D)〜x(t−D)と荷重w〜wを乗算する。
合成部6は、乗算器5−1〜5−Mの乗算結果を合成し、その合成信号y(t)を出力する。
減算器7は、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)から合成部6より出力される合成信号y(t)を減算し、その減算結果である差分信号z(t)をアダプティブアンテナの出力信号として出力する。
なお、アダプティブアンテナの出力信号は、主信号中の直接波成分を含んでいるが、直接波以外の成分が抑圧されたものとなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号のうち、任意の素子アンテナ1−1の受信信号から直接波に対する遅延波の遅延時間Dを推定する遅延時間推定部2と、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号を遅延時間Dだけ遅延させる遅延器3−1〜3−Mとを設け、減算器7から出力される差分信号の電力が最も小さくなるように、任意の素子アンテナ1−1の受信信号と遅延器3−1〜3−Mによる複数の遅延信号から荷重w〜wを計算するように構成したので、荷重w〜wを計算するための信号サンプルを十分に得ることができるようになり、その結果、荷重w〜wの計算精度を高めて、不要波の抑圧性能を高めることができる効果を奏する。
即ち、この実施の形態1では、式(6)や式(7)の計算において、遅延波が直接波と同じ信号系列を持っているという特徴により、任意の信号サンプルを利用して荷重を計算することができる。このため、十分多くの信号サンプルを用いて荷重を計算することができるため、従来例と比べて高い抑圧性能が得られる効果を奏する。また、任意のタイミングで荷重を計算することができるため電波環境への追従性が高まるという効果も奏する。
また、この実施の形態1によれば、任意の素子アンテナ1−1の受信信号を構成する既知の信号系列を用いて、その受信信号に対するスライディング相関処理を実施して遅延プロファイルを算出し、その遅延プロファイルのピークから遅延時間Dを推定するように構成したので、構成の複雑化を招くことなく、簡単に直接波に対する遅延波の遅延時間Dを推定することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、任意の素子アンテナ1−1の受信信号のFFT処理を実施するとともに、その受信信号を構成する既知の信号系列のFFT処理を実施し、いずれか一方のFFT処理結果の複素共役と、他方のFFT処理結果とを乗算し、その乗算結果の逆FFT処理を実施して遅延プロファイルを算出し、その遅延プロファイルのピークから遅延時間を推定するように構成したので、少ない演算量で、直接波に対する遅延波の遅延時間Dを推定することができる効果を奏する。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2によるアダプティブアンテナを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
荷重計算部8は減算器7から出力される差分信号z(t)の電力が最も小さくなるように、素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)と遅延器3−1による遅延信号x(t−D)から荷重w〜wを計算する荷重計算手段を構成している。
上記実施の形態1では、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)を主信号として、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)を遅延させるものについて示したが、主信号である素子アンテナ1−1の受信信号x(t)のみを遅延させるようにしてもよい。
ただし、荷重計算部8は、上記実施の形態1と同様に、減算器7から出力される差分信号z(t)の電力が最も小さくなるような荷重w〜wを計算するが、この実施の形態2では、減算器7から出力される差分信号z(t)において、主信号である受信信号x(t)の遅延信号x(t−D)に含まれる直接波成分だけが抑圧されて、遅延波成分だけが抽出されることになる。遅延波は直接波と同一の信号であるから、遅延波だけを抽出しても通信信号として利用することができる。
減算器7から出力される差分信号z(t)を最小化する荷重は、以下の式(8)で与えられる。
ただし、受信信号ベクトルX(t)を式(9)のように定義すると、式(8)における相関行列Rと相互相関ベクトルPは、それぞれ式(10)と式(11)から算出される。
W=R −1 (8)
X(t)=[x(t)x(t)・・・x(t)](9)
=E[X(t)X(t)] (10)
=E[X(t)x(t−D)] (11)
以上から明らかなように、この実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、荷重w〜wを計算するための信号サンプルを十分に得ることができるようになり、その結果、荷重w〜wの計算精度を高めて、不要波の抑圧性能を高めることができる効果がある。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3によるアダプティブアンテナを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
遅延時間判定部21は遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dが特定の信号区間の期間より長い場合、スイッチ22をONにして合成部6から出力される合成信号y(t)を減算器7に与える一方、その遅延時間Dが特定の信号区間の期間より長くない場合、スイッチ22をOFFにして合成部6から減算器7に出力される合成信号y(t)を遮断する。なお、遅延時間判定部21及びスイッチ22は減算手段を構成している。
例えばOFDM方式のように、特定の信号区間GI(Guard Interval)の信号を別の区間にコピーして伝送する通信方式において(図7を参照)、特定の信号区間GIの期間よりも遅延時間が長い遅延波については上記実施の形態1と同様にして抑圧するが、特定の信号区間GIの期間よりも遅延時間が短い遅延波については、その遅延波成分を補正して合成することができるので、このような遅延波は抑圧せずに残した方が、通信品質が向上する。
そこで、この実施の形態3では、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dが特定の信号区間GIの期間より長い場合(遅延時間Dが特定の信号区間GIの期間より長い遅延波が存在する場合)、遅延時間判定部21は、スイッチ22をONにして合成部6から出力される合成信号y(t)を減算器7に与えることにより、上記実施の形態1と同様にして、その遅延波を抑圧する。
一方、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dが特定の信号区間GIの期間より短い場合(遅延時間Dが特定の信号区間GIの期間より長い遅延波が存在しない場合)、遅延時間判定部21は、アダプティブアンテナを動作させる必要がないので、スイッチ22をOFFして合成部6から減算器7に出力される合成信号y(t)を遮断することにより、減算器7から素子アンテナ1−1の受信信号x(t)を差分信号z(t)として出力させる。
これにより、通信品質の低下原因となる特定の信号区間GIの期間よりも長い遅延時間をもつ遅延波だけを抑圧することができる効果を奏する。
この実施の形態3では、遅延時間推定部21により推定された遅延時間Dが特定の信号区間GIの期間より短い場合、減算器7から素子アンテナ1−1の受信信号x(t)を出力させるものについて示したが、合成部6による合成信号y(t)を差分信号z(t)として出力させるようにしてもよい。
また、この実施の形態3では、図1のアダプティブアンテナに遅延時間判定部21とスイッチ22を実装するものについて示したが、図8に示すように、図2のアダプティブアンテナに遅延時間判定部21とスイッチ22を実装するようにしてもよい。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4によるアダプティブアンテナを示す構成図であり、図において、図6と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
入射波電力推定部23は複数の遅延波が存在する場合、最も電力が大きい遅延波を判別し、その遅延波の遅延時間Dの推定を遅延時間推定部2に指示する。なお、入射波電力推定部23は遅延時間推定手段を構成している。
入射波電力推定部23とスイッチ22が実装されている点以外は、上記実施の形態1と同様であるため、入射波電力推定部23とスイッチ22の動作のみを説明する。
入射波電力推定部23は、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)に複数の遅延波が存在する場合、遅延時間推定部2により計算される遅延プロファイルから複数の遅延波の電力を推定する。
入射波電力推定部23は、複数の遅延波の電力を相互に比較して、最も電力が大きい遅延波を判別し、その遅延波の遅延時間Dの推定を遅延時間推定部2に指示する。
これにより、遅延時間推定部2は、最も電力が大きい遅延波の遅延時間Dを推定し、遅延器3−1〜3−Mがその遅延時間Dだけ受信信号x(t)〜x(t)を遅延させるようにする。
このように、最も電力が大きい遅延波の遅延時間Dを推定し、その遅延時間Dだけ受信信号x(t)〜x(t)を遅延させる場合、電力が小さい遅延波の遅延時間だけ受信信号x(t)〜x(t)を遅延させる場合よりも、電力の大きい遅延波を優先的に抑圧できるので、通信品質を高めることができる効果を奏する。
なお、入射波電力推定部23は、素子アンテナ1−1の受信信号x(t)に遅延波が存在しない場合、アダプティブアンテナを動作させる必要がないので、スイッチ22をOFFすることにより、アダプティブアンテナ処理を中止するようにしてもよい。
この実施の形態4では、図1のアダプティブアンテナに入射波電力推定部23とスイッチ22を実装するものについて示したが、図2のアダプティブアンテナに入射波電力推定部23とスイッチ22を実装するようにしてもよい。
実施の形態5.
上記実施の形態4では、入射波電力推定部23が最も電力が大きい遅延波を判別し、その遅延波の遅延時間Dの推定を遅延時間推定部2に指示するものについて示したが、入射波電力推定部23が、電力が基準電力より大きい遅延波の個数を推定する機能を備え、荷重計算部4,8が入射波電力推定部23により推定された遅延波の個数に応じて必要な荷重の個数を決定して計算するようにしてもよい。
即ち、アダプティブアンテナにおいて、必要な素子アンテナと荷重の個数は、抑圧すべき遅延波の数に応じて決まり、例えば、遅延波の個数が“1”の場合、素子アンテナを2個用意して、荷重を2個計算すれば、十分に遅延波を抑圧することができる。
そこで、荷重計算部4,8は、入射波電力推定部23が、電力が基準電力より大きい遅延波の個数を推定すると、入射波電力推定部23の推定結果を参照して、遅延波を抑圧するために必要な荷重の個数を決定し、この個数分だけ荷重を計算するようにする。
荷重数が大きくなる程、荷重計算部4,8の演算量は飛躍的に増加するが、この実施の形態5の場合、必要最低限の荷重だけを計算するので、効率的な荷重制御を実現することができる効果を奏する。
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、荷重計算部4,8が素子アンテナ1−1の受信信号x(t)と遅延器3−1〜3−Mによる複数の遅延信号x(t−D)〜x(t−D)、または、素子アンテナ1−1〜1−Mの受信信号x(t)〜x(t)と遅延器3−1〜3−Mによる遅延信号x(t−D)を入力する際、これらの信号をローパスフィルタに通すことなく荷重計算に用いるものについて示したが、図10に示すように、これらの信号をローパスフィルタ(荷重計算手段)24に通し、荷重計算部4,8がローパスフィルタ24の出力信号を用いて荷重w〜wを計算するようにしてもよい。
これにより、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dに誤差が含まれている場合でも、主信号の遅延波成分と、遅延信号の直接波成分の相関が低下し難くなるので、大きな性能劣化を招くことなく、遅延波成分を抑圧することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態6では、ローパスフィルタ24を用いて、これらの信号を平滑化するものについて示したが、これらの信号を平滑化することができれば、ローパスフィルタ24の代わりに他の手段を荷重計算部4,8の前段に設置するようにしてもよい。
また、この実施の形態6では、これらの信号をローパスフィルタ24に通して平滑化するものについて示したが、これらの信号を用いて荷重を計算する前に、各信号の平均化処理をそれぞれ実施し、平均化処理後の信号を用いて荷重を計算するようにしてもよい。
この場合においても、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dに誤差が含まれていても、大きな性能劣化を招くことなく、遅延波成分を抑圧することができる効果を奏する。
実施の形態7.
上記実施の形態1〜6では、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dを遅延器3−1〜3−Mに出力するものについて示したが、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dをローパスフィルタに通し、そのローパスフィルタの出力信号を遅延器3−1〜3−Mに出力するようにしてもよい。
即ち、この実施の形態7では、遅延時間Dの推定結果が誤差などの影響で大きく変動することにより、アダプティブアンテナの抑圧性能が低下することを防止することを目的として、遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dをローパスフィルタに入力し、遅延器3−1〜3−Mがそのローパスフィルタの出力信号を遅延時間Dとして用いるようにする。
このように遅延時間推定部2により推定された遅延時間Dを平滑化することで、遅延時間Dの推定結果が大きく変動しないようになり、その結果、アダプティブアンテナの抑圧性能の低下を防止することができる。
なお、この実施の形態7では、ローパスフィルタを用いて遅延時間Dを平滑化するものについて示したが、その遅延時間Dを平滑化することができれば、ローパスフィルタの代わりに他の手段を遅延時間推定部2の後段に設置するようにしてもよい。また、遅延時間推定部2の動作頻度を低くするようにしてもよい。
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7では、素子アンテナの個数に関わらず、荷重計算部4又は8、乗算器5−1〜5−M、合成部6及び減算器7が1組だけ実装されているものについて示したが、M個の素子アンテナ1−1〜1−Mが搭載されていれば、その素子アンテナと同数組(M組)だけ、荷重減算部(荷重計算部4又は8、乗算器5−1〜5−M、合成部6、減算器7)を実装し、複数の減算器7から出力される差分信号z(t)に荷重を乗算して合成する荷重合成部を設けるようにしてもよい。
図11は素子アンテナ1−Mの受信信号x(t)を主信号とする場合の荷重減算部25−Mを示しているが、素子アンテナ1−1〜1−M毎に、当該素子アンテナの受信信号を主信号とする場合の荷重減算部25−1〜25−Mが実装されている。また、図12は荷重減算部25−1〜25−Mの減算器7から出力される差分信号z(t)に荷重を乗算して合成する荷重合成部(荷重合成手段)26を示している。
この実施の形態8では、M個の荷重減算部25−1〜25−Mの減算器7から差分信号z(t)が出力され、荷重合成部26が荷重減算部25−1〜25−Mの減算器7から出力される差分信号z(t)に荷重を乗算して合成し、その合成信号がアダプティブアンテナの出力信号として出力される。
即ち、荷重合成部26は、例えば、最大比合成法を用いて位相と振幅を合わせて合成することにより、ビーム利得を得て、所望とする直接波成分を増幅する。ビーム利得であるから、この効果は素子アンテナの個数が多いほど大きくなる。直接波成分を増幅することで、通信品質をさらに向上させることができる。
なお、荷重合成部26における荷重合成の方法は、最大比合成法に限るものではなく、例えば、固有ベクトルビーム形成法を用いてもよい。また、荷重減算部25−1〜25−Mから出力される差分信号z(t)のうち、何れかの1つの差分信号z(t)を参照信号として適応信号処理を実施して荷重合成を行うようにしてもよい。
また、M個の荷重減算部25−1〜25−Mにおいて、式(4)に示す方法で荷重を求める場合、相関行列は全て同じとなるので、相関行列の計算や逆行列の計算は、1つの荷重減算部だけで計算し、他の荷重減算部では、この結果を共通に利用すればよい。これにより荷重演算に関わる演算量を低減することができる。
この発明の実施の形態1によるアダプティブアンテナを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるアダプティブアンテナを示す構成図である。 直接波と遅延波が存在する場合の信号モデルを示す説明図である。 遅延時間推定部の要部を示す構成図である。 遅延時間推定部の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるアダプティブアンテナを示す構成図である。 OFDM方式の通信方式を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるアダプティブアンテナを示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるアダプティブアンテナを示す構成図である。 荷重計算手段を示す構成図である。 荷重減算部を示す構成図である。 M個の荷重減算部と荷重合成部を示す構成図である。
符号の説明
1−1〜1−M 素子アンテナ、2 遅延時間推定部(遅延時間推定手段)、3−1〜3−M 遅延器(遅延手段)、4 荷重計算部(荷重計算手段)、5−1〜5−M 乗算器(合成手段)、6 合成部(合成手段)、7 減算器(減算手段)、8 荷重計算部(荷重計算手段)、11 1サンプル遅延器、12 乗算器、13 加算器、14,15 FFT処理部、16 複素共役処理部、17 乗算器、18 IFFT処理部、21 遅延時間判定部(減算手段)、22 スイッチ(減算手段)、23 入射波電力推定部(遅延時間推定手段)、24 ローパスフィルタ(荷重計算手段)、25−1〜25−M 荷重減算部、26 荷重合成部(荷重合成手段)。

Claims (18)

  1. 複数の素子アンテナの受信信号のうち、任意の素子アンテナの受信信号から直接波に対する遅延波の遅延時間を推定する遅延時間推定手段と、上記複数の素子アンテナの受信信号を上記遅延時間推定手段により推定された遅延時間だけ遅延させる遅延手段と、上記遅延手段により遅延された複数の受信信号に荷重をそれぞれ乗算し、それらの乗算結果を合成する合成手段と、上記合成手段から出力される合成信号と上記任意の素子アンテナの受信信号との差分を出力する減算手段と、上記減算手段から出力される差分信号の電力が最も小さくなるように、上記任意の素子アンテナの受信信号と上記遅延手段により遅延された複数の受信信号から上記合成手段が乗算に用いる荷重を計算する荷重計算手段とを備えたアダプティブアンテナ。
  2. 複数の素子アンテナの受信信号のうち、任意の素子アンテナの受信信号から直接波に対する遅延波の遅延時間を推定する遅延時間推定手段と、上記任意の素子アンテナの受信信号を上記遅延時間推定手段により推定された遅延時間だけ遅延させる遅延手段と、上記複数の素子アンテナの受信信号に荷重をそれぞれ乗算し、それらの乗算結果を合成する合成手段と、上記合成手段から出力される合成信号と上記遅延手段により遅延された受信信号との差分を出力する減算手段と、上記減算手段から出力される差分信号の電力が最も小さくなるように、上記複数の素子アンテナの受信信号と上記遅延手段により遅延された受信信号から上記合成手段が乗算に用いる荷重を計算する荷重計算手段とを備えたアダプティブアンテナ。
  3. 減算手段は、遅延時間推定手段により推定された遅延時間が特定の信号区間の期間より長い場合に限り、合成手段から出力される合成信号と任意の素子アンテナの受信信号との差分を出力し、その遅延時間が特定の信号区間の期間より長くない場合には、任意のアンテナの受信信号を出力することを特徴とする請求項1記載のアダプティブアンテナ。
  4. 減算手段は、遅延時間推定手段により推定された遅延時間が特定の信号区間の期間より長い場合に限り、合成手段から出力される合成信号と任意の素子アンテナの受信信号との差分を出力し、その遅延時間が特定の信号区間の期間より長くない場合には、複数の素子アンテナの受信信号に荷重計算手段により計算された荷重をそれぞれ乗算し、それらの乗算結果の合成信号を出力することを特徴とする請求項1記載のアダプティブアンテナ。
  5. 減算手段は、遅延時間推定手段により推定された遅延時間が特定の信号区間の期間より長い場合に限り、合成手段から出力される合成信号と遅延手段により遅延された受信信号との差分を出力し、その遅延時間が特定の信号区間の期間より長くない場合には、上記遅延手段により遅延された受信信号を出力することを特徴とする請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  6. 遅延時間推定手段は、複数の遅延波が存在する場合、最も電力が大きい遅延波の遅延時間を推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  7. 遅延時間推定手段は、遅延波の遅延時間を推定する際、電力が基準電力より大きい遅延波の個数を推定する機能を備え、荷重計算手段は、上記遅延時間推定手段により推定された遅延波の個数に応じて必要な荷重の個数を決定して計算することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  8. 荷重計算手段は、任意の素子アンテナの受信信号と遅延手段により遅延された複数の受信信号から相互相関ベクトルを求めるとともに、上記遅延手段により遅延された複数の受信信号から相関行列の逆行列を求め、その相互相関ベクトルと相関行列の逆行列から荷重を計算することを特徴とする請求項1記載のアダプティブアンテナ。
  9. 荷重計算手段は、複数のアンテナの受信信号と遅延手段により遅延された受信信号から相互相関ベクトルを求めるとともに、複数のアンテナの受信信号から相関行列の逆行列を求め、その相互相関ベクトルと相関行列の逆行列から荷重を計算することを特徴とする請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  10. 荷重計算手段は、LMSアルゴリズム又はRLSアルゴリズムを用いて、荷重を計算することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  11. 荷重計算手段は、素子アンテナの受信信号及び遅延手段により遅延された受信信号を入力すると、それらの受信信号をローパスフィルタに通し、そのローパスフィルタの出力信号を用いて荷重を計算することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  12. 荷重計算手段は、素子アンテナの受信信号及び遅延手段により遅延された受信信号を入力すると、それらの受信信号の平均化処理をそれぞれ実施し、平均化処理後の受信信号を用いて荷重を計算することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  13. 遅延時間推定手段は、任意の素子アンテナの受信信号を構成する既知の信号系列を用いて、その受信信号に対する相関処理を実施して遅延プロファイルを算出し、その遅延プロファイルのピークから遅延時間を推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  14. 遅延時間推定手段は、任意の素子アンテナの受信信号のFFT処理を実施するとともに、その受信信号を構成する既知の信号系列のFFT処理を実施し、いずれか一方のFFT処理結果の複素共役と、他方のFFT処理結果とを乗算し、その乗算結果の逆FFT処理を実施して遅延プロファイルを算出し、その遅延プロファイルのピークから遅延時間を推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  15. 遅延時間推定手段は、直接波に対する遅延波の遅延時間を推定すると、その遅延時間をローパスフィルタに通し、そのローパスフィルタの出力信号を遅延手段に出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアダプティブアンテナ。
  16. 複数の素子アンテナ毎に、当該素子アンテナを任意のアンテナとして、合成手段、減算手段及び荷重計算手段をそれぞれ備え、複数の減算手段から出力される差分信号に荷重を乗算して合成する荷重合成手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項15のうちのいずれか1項記載のアダプティブアンテナ。
  17. 荷重合成手段は、最大比合成法、適応アルゴリズム又は固有ベクトルビーム形成法を用いて、複数の減算手段から出力される差分信号を荷重合成することを特徴とする請求項16記載のアダプティブアンテナ。
  18. 複数の荷重計算手段における相関行列の逆行列を求める処理を共通化することを特徴とする請求項16記載のアダプティブアンテナ。
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