JP4886736B2 - Ofdm信号合成用受信装置および中継装置 - Google Patents
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Description
まず、実施例1について説明する。図1は、本発明の実施形態によるOFDM信号合成用受信装置の第1の構成を示すブロック図である。このOFDM信号合成用受信装置1は、同期再生部10、GI除去部11−1〜11−3、遅延部12、FFT(Fast Fourier Transform)部13−1〜13−3、アレー合成部(キャリヤシンボル合成部)14、判定部15、重み制御部20、遅延プロファイル算出部40、遅延時間検出部41およびスイッチ42を備えている。重み制御部20は、減算部21、重み係数算出部22、チャネル推定部23−1〜23−3、チャネル等化部24、アレー合成部(チャネル応答合成部)25、位相補正値算出部26、アレー合成部(キャリヤシンボル合成部)27、位相補正部28、キャリヤ間平均化部29、重み付け合成部30、しきい値判定部31、変調誤差比算出部32、乗算部33、最大値検出部34および選択部35を備えている。
h(n)=IFFT[H(ip,kp)] (1)
ここで、iはシンボル番号、kはキャリヤ番号、pはパイロット信号であることをそれぞれ示している。つまり、ipは、パイロット信号のシンボル番号を示し、kpは、パイロット信号のキャリヤ番号を示している。また、nは、遅延プロファイルの離散時間を示している。
nd=argmax|h(n)|2 (2)
|n|>m
次に、実施例2について説明する。図2は、本発明の実施形態によるOFDM信号合成用受信装置の第2の構成を示すブロック図である。このOFDM信号合成用受信装置2は、同期再生部10、遅延部50、GI除去部51,52、FFT部13−1〜13−3、キャリヤシンボル合成部14、判定部15、重み制御部20、遅延プロファイル算出部40、遅延時間検出部41、減算部53およびスイッチ42を備えている。実施例1のOFDM信号合成用受信装置1と実施例2のOFDM信号合成用受信装置2とを比較すると、主アンテナの受信OFDM信号からシンボルタイミング信号を再生する同期再生部10、周波数領域信号であるキャリヤシンボルを出力するFFT部13−1〜13−3、キャリヤシンボルを入力して重み係数を算出し、補助アンテナ系統のチャネル応答を出力する等の処理を行う重み制御部20、干渉波に含まれる遅延波の遅延時間を検出する遅延プロファイル算出部40および遅延時間検出部41、並びに、遅延波時間設定値を選択するスイッチ42を備えている点で同一である。これに対し、実施例2のOFDM信号合成用受信装置2は、シンボルタイミング信号を遅延させる遅延部50、GIを除去するGI除去部51,52、および、1OFDMシンボル長を遅延時間から減算する減算部53を備えている点で相違する。
次に、実施例1のOFDM信号合成用受信装置1または実施例2のOFDM信号合成用受信装置2を用いた中継装置について説明する。図9は、中継装置の構成を示すブロック図である。この中継装置3は、受信アンテナ301、フィーダーケーブル302、受信フィルタ303、受信部304、OFDM信号合成用受信装置1,2のうちのいずれか1つのOFDM信号合成用受信装置、IFFT部305、GI付加部306、送信部307、PA(Power Amplifier:増幅器)308、送信フィルタ309、フィーダーケーブル310および送信アンテナ311を備えている。
図10は、従来のOFDM信号合成用受信装置と実施例1または実施例2のOFDM信号合成用受信装置1,2との間の干渉除去特性を比較する図であり、干渉波に遅延波成分が含まれる場合の実験結果を示している。この実験結果は、干渉波をNTSC変調されたアナログテレビ放送波とし、主アンテナの受信OFDM信号のD/Uを10dBとし、補助アンテナの受信OFDM信号のD/Uを−10dBとし、双方の受信OFDM信号にD/U20dBの干渉波の遅延波(遅延時間90μs)が混入している条件の下で測定されたものである。図10において、横軸が周波数を、縦軸が干渉除去後の信号のMER(変調誤差比)をそれぞれ示している。
3 中継装置
10 同期再生部
11 GI除去部
12 遅延部
13 FFT部
14 アレー合成部(キャリヤシンボル合成部)
15 判定部
16 IFFT部
20 重み制御部
21 減算部
22 重み係数算出部
23 チャネル推定部
24 チャネル等化部
25 アレー合成部(チャネル応答合成部)
26 位相補正値算出部
27 アレー合成部(キャリヤシンボル合成部)
28 位相補正部
29 キャリヤ間平均化部
30 重み付け合成部
31 しきい値判定部
32 変調誤差比算出部
33 乗算部
34 最大値検出部
35 選択部
40 遅延プロファイル算出部
41 遅延時間検出部
42 スイッチ
50 遅延部
51,52 GI除去部
53 減算部
141 複素共役部
142 乗算部
143 加算部
231 パイロット抽出部
232 パイロット生成部
233 除算部
234 補間部
301 受信アンテナ
302 フィーダーケーブル
303 受信フィルタ
304 受信部
305 IFFT部
306 GI付加部
307 送信部
308 PA
309 送信フィルタ
310 フィーダーケーブル
311 送信アンテナ
Claims (7)
- 希望波が到来する方向に向いた主アンテナおよび干渉波が到来する方向に向いた一つ以上の補助アンテナのそれぞれをアレー素子として構成するアレーアンテナによってOFDM波を受信し、前記主アンテナを介して主アンテナ受信信号を、前記補助アンテナを介して補助アンテナ受信信号をそれぞれ出力するアレー受信部と、
前記アレー受信部が出力する主アンテナ受信信号から、シンボルタイミング信号を再生して出力する同期再生部と、
前記アレー受信部が出力する補助アンテナ受信信号を、干渉波に含まれる遅延波成分が到来する所定の遅延時間分遅延させ、遅延ブランチ信号として出力する遅延部と、
前記アレー受信部が出力する主アンテナ受信信号および補助アンテナ受信信号、並びに前記遅延部が出力する遅延ブランチ信号から、前記同期再生部が出力するシンボルタイミング信号に基づいてGI(Guard Interval)を除去し、主アンテナ受信信号、補助アンテナ受信信号および遅延ブランチ信号における有効シンボル期間に相当する時間領域信号をそれぞれ抽出して出力するGI除去部と、
前記GI除去部が出力する、主アンテナ受信信号、補助アンテナ受信信号および遅延ブランチ信号における有効シンボル期間に相当する各時間領域信号を、FFT(Fast Fourier Transform)により周波数領域の信号であるキャリヤシンボルにそれぞれ変換して出力するFFT部と、
前記FFT部が出力する各キャリヤシンボルに対し、OFDM信号のサブキャリヤ毎に重み付け合成によりアレー合成信号を生成して出力するキャリヤシンボル合成部と、
前記重み付け合成に用いる重み係数を制御する重み係数制御部と、
を備えたことを特徴とするOFDM信号合成用受信装置。 - 前記遅延部およびGI除去部の代わりに、
前記同期再生部が出力するシンボルタイミング信号を、干渉波に含まれる遅延波成分が到来する所定の遅延時間分遅延させ、遅延したシンボルタイミング信号を出力する遅延部と、
前記アレー受信部が出力する主アンテナ受信信号および補助アンテナ受信信号から、前記同期再生部が出力するシンボルタイミング信号に基づいてGIを除去し、主アンテナ受信信号および補助アンテナ受信信号における有効シンボル期間に相当する時間領域信号をそれぞれ抽出して出力すると共に、前記アレー受信部が出力する補助アンテナ受信信号から、前記遅延部が出力する遅延したシンボルタイミング信号に基づいてGIを除去し、遅延ブランチ信号における有効シンボル期間に相当する時間領域信号を抽出して出力するGI除去部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のOFDM信号合成用受信装置。 - 前記FFT部が出力する補助アンテナ受信信号におけるキャリヤシンボルから、SP(Scattered Pilot)を抽出して受信SP信号を生成し、当該OFDM信号合成用受信装置へ送信される既知のSPのキャリヤシンボルについての送信SP信号を生成し、前記受信SP信号および送信SP信号に基づいて、チャネル応答を算出して出力するチャネル推定部と、
前記チャネル推定部が出力するチャネル応答を、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により時間領域の遅延プロファイルを算出して出力する遅延プロファイル算出部と、
前記遅延プロファイル算出部が出力する遅延プロファイルから、干渉波の遅延波成分の振幅が最大となる時間位置に基づいて、遅延時間を検出して出力する遅延時間検出部と、を備え、
前記遅延部は、遅延時間検出部が出力する遅延時間を所定の遅延時間として、補助アンテナ受信信号を遅延させ、遅延ブランチ信号として出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載のOFDM信号合成用受信装置。 - 前記FFT部が出力する補助アンテナ受信信号におけるキャリヤシンボルから、SPを抽出して受信SP信号を生成し、当該OFDM信号合成用受信装置へ送信される既知のSPのキャリヤシンボルについての送信SP信号を生成し、前記受信SP信号および送信SP信号に基づいて、チャネル応答を算出して出力するチャネル推定部と、
前記チャネル推定部が出力するチャネル応答から、IFFTにより時間領域の遅延プロファイルを算出して出力する遅延プロファイル算出部と、
前記遅延プロファイル算出部が出力する遅延プロファイルから、干渉波の遅延波成分の振幅が最大となる時間位置に基づいて、遅延時間を検出して出力する遅延時間検出部と、
前記遅延時間検出部が出力する遅延時間を、予め設定された1OFDMシンボル長から減算し、減算結果を新たな遅延時間として出力する減算部と、を備え、
前記遅延部は、減算部が出力する新たな遅延時間を所定の遅延時間として、シンボルタイミング信号を遅延させ、遅延したシンボルタイミング信号として出力する、
ことを特徴とする請求項2に記載のOFDM信号合成用受信装置。 - 前記遅延時間検出部は、離散時間上の遅延プロファイルから、前記離散時間がゼロとなる時間位置を中心として、干渉波に含まれる主波成分が存在する範囲を除外し、干渉波の遅延波成分の振幅が最大となる離散時間の位置を検出し、前記離散時間の位置を遅延時間として出力する、
ことを特徴とする請求項3または4に記載のOFDM信号合成用受信装置。 - 請求項3の遅延時間検出部または請求項4の減算部が出力する遅延時間と、予め設定された遅延時間とのいずれか一方を選択するスイッチを備え、
前記遅延部は、スイッチにより選択された遅延時間を所定の遅延時間として、請求項3の補助アンテナ受信信号を遅延させ、遅延ブランチ信号として出力し、または、請求項4のシンボルタイミング信号を遅延させ、遅延したシンボルタイミング信号として出力する、
ことを特徴とする請求項3または4に記載のOFDM信号合成用受信装置。 - 請求項1から6までのいずれか一項に記載のOFDM信号合成用受信装置を用いる中継装置。
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