JP4211922B2 - 半導体装置 - Google Patents

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    • G11C11/40626Temperature related aspects of refresh operations

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイマー回路およびタイマー回路を利用したリフレッシュ制御回路を搭載した半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、DRAMと呼ぶ)は、一つのアクセストランジスタと一つのキャパシタからなるメモリセルで構成され、そのキャパシタに電荷を蓄え、その電荷を論理“1”データあるいは論理“0”データとして保持している。しかし、その電荷はリークにより時間とともに減少するため、放置すればデータは消失してしまう。そこで、DRAMには、データが消失する前に定期的に電荷を再書込みするリフレッシュという動作が存在する。
【0003】
以下に従来の半導体装置について説明する。
【0004】
図9は従来の半導体装置の回路構成を示すブロック図である。この半導体装置は、タイマー回路1とセルフリフレッシュ制御回路3から構成されている。タイマー回路1は、奇数個のCMOSインバータIV1〜IV3からなるリングオシレータ2と、その発振パルス信号OSCをバッファリングするバッファBF1から構成されている。セルフリフレッシュ制御回路3は、タイマー回路1の出力クロック信号OSCOUTとセルフリフレッシュ制御信号SELFENを入力とし、セルフリフレッシュ用の内部RAS信号SIRASを出力するように構成されている(RAS:ロウ・アドレス・ストローブ)。
【0005】
以上のように構成された半導体装置について、以下にその動作を説明する。
【0006】
図9および図10に示すように、タイマー回路1の出力クロック信号OSCOUT(周期tb)を受けたセルフリフレッシュ制御回路3はセルフリフレッシュ制御信号SELFENがアクティブハイ状態の期間、出力クロック信号OSCOUTを分周した内部RAS信号SIRAS(周期ta)を生成し、この内部RAS信号SIRASによりセルフリフレッシュ動作を行う。
【0007】
例えば2MBのDRAMの場合、内部RAS信号SIRASが256回発生すると全メモリセルをリフレッシュすることができる。従って、あるメモリセルを1回リフレッシュしてから再びリフレッシュするまでの時間、すなわちリフレッシュ間隔TRFは、ta*256ということになる。ゆえに、この時刻ta*256がメモリセルのデータが消失する時間以下であればよい。また、通常メモリセルのデータ保持時間TDHは、図11に示すように温度上昇とともに低下する。従って、リフレッシュ間隔TRFは最高保証温度Tmaxで確実にリフレッシュができる時間T1に設定されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−117671号公報(第14−16頁、第2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のCMOSインバータで構成されるリングオシレータで生成されるパルス信号は、通常、温度上昇とともにその周期tbが長くなるため、その信号に同期した内部RAS信号SIRASの周期も同様に長くなる。従って、リフレッシュ間隔TRFも図11に示すように温度上昇とともに長くなる。前述のようにリフレッシュ間隔TRFは最高保証温度Tmaxで確実にリフレッシュができる時間T1に設定されているが、低温側(最低保証温度Tmin)では、温度の低下に伴い向上するデータ保持特性から、リフレッシュ間隔TRFは時間T2であれば良いが、実際は、リフレッシュ間隔TRFは温度低下とともに短くなり、T3となる。ゆえに、低温側では必要以上の頻度でリフレッシュが行われるため、電力を無駄に消費してしまうという欠点を有していた。
【0010】
また、電源電圧が変動するとリングオシレータの発振パルス周期も変動するため、所望の周期から誤差が生じる。
【0011】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、低温側での電力消費の無駄と、電源変動による発振パルス周期の変動を低減する半導体装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は次のような手段を講じる。
【0019】
本発明による半導体装置は、定電圧を発生する定電圧発生回路と、前記定電圧発生回路に接続され、温度上昇に伴い電流量が増加する電流を使用する発振回路と、前記定電圧発生回路による定電圧を電源回路の参照電圧とし、前記発振回路の出力クロックまたはその分周クロックに同期してリフレッシュを行うメモリとを備え、前記定電圧発生回路は、カレントミラー回路を構成する第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタの電極の一方と接地間に接続される、第1の抵抗と第3の抵抗と第2のダイオードの直列回路及び第2の抵抗と第1のダイオードの直列回路と、前記第2のトランジスタの電極の一方とゲートの接続点と接地間に接続される第3のトランジスタと、前記第1の抵抗と前記第3の抵抗の接続点と前記第2の抵抗と前記第1のダイオードの接続点の電位差に応じた電圧を生成して、前記第3のトランジスタの制御電極に与えて、前記第1のダイオードの閾値電圧と前記第2のダイオードの閾値電圧の差分電圧に比例した電流を発生するとともに、前記電位差を無くすように制御するオペアンプとからなり、前記第1のトランジスタの電極の一方から前記電源回路に与えられる定電圧を得るとともに、前記第3のトランジスタの制御電極に与えられる電圧によって、前記発振回路に流れる動作電流を制御することを特徴とする。
【0020】
このように構成すれば、次の利点がある。ダイオードの閾値電圧は温度上昇に伴って減少し、順方向電流が増加する正の温度特性を有する。ダイオードの閾値電圧の差分電圧に比例した電流を発生することにより、電源電圧依存のない定電圧発生回路を構成することができる。この差分電圧に比例した電流は正の温度特性を有する。従って、温度降下に伴って発振回路の出力クロックの周期は長くなり、低温時のリフレッシュ頻度を低減することにより、電力の無駄な消費を低減することができる。また、電源変動による出力クロックの発振周波数の変動を低減することができる。
【0021】
また、定電圧発生回路の定電圧をメモリにおける電源回路の参照電圧とする場合には、温度特性と電源電圧依存性のない優れた特性を有する電源を作ることができる。
【0022】
また、上記において好ましい態様は、前記定電圧発生回路が次のような構成要素で構成されていることである。後述する実施の形態の図2、図6で用いる参照符号を括弧書きで併記するが、本発明はこのような記述の仕方によって後述の実施の形態に限定されるものではない。第1導電型の第1のトランジスタ(P1)の第1端子が電源端子に接続され、第2導電型の第1のトランジスタ(P2)の第1端子が前記電源端子に接続されている。前記第1導電型の第1のトランジスタ(P1)の第2端子が第1の抵抗(R1)の一端および第2の抵抗(R2)の一端に接続されている。前記第1導電型の第1のトランジスタ(P1)の制御端子と前記第2導電型の第1のトランジスタ(P2)の制御端子と前記第2導電型の第1のトランジスタ(P2)の第2端子とが互いに接続されている。前記第1の抵抗(R1)のもう一端が第3の抵抗(R3)の一端およびオペアンプ(AMP)の第1入力端子に接続されている。前記第2の抵抗(R2)のもう一端が前記オペアンプ(AMP)の第2入力端子および第1のダイオード(D1)のアノード端子に接続され、前記第1のダイオード(D1)のカソード端子がグランド電位に接続されている。前記第3の抵抗(R3)のもう一端が第2のダイオード(D2)のアノード端子に接続され、前記第2のダイオード(D2)のカソード端子がグランド電位に接続されている。前記第2導電型の第1のトランジスタ(P2)の第2端子と第2導電型の第3のトランジスタ(N1)の第1端子が接続され、前記第2導電型の第3のトランジスタ(N1)の制御端子が前記オペアンプ(AMP)の出力端子に接続され、前記第2導電型の第3のトランジスタ(N1)の第2端子がグランド電位に接続されている。そして、この構成によって、第1のダイオード(D1)の閾値電圧と第2のダイオード(D2)の閾値電圧の差分電圧(ΔDd)に比例した電流を発生する。
【0023】
このように構成すれば、温度Tに比例した定電流I0を得ることができる。その比例係数は、抵抗値R1〜R3による関数で与えられ、電源電圧依存性のないものとなり、電源変動による出力クロックの発振周波数の変動を低減することができる。
【0024】
また、この電源電圧依存のない定電圧発生回路の定電圧をメモリにおける電源回路の参照電圧とする場合には、温度特性と電源電圧依存性のない優れた特性を有する電源を作ることができる。
【0025】
上記において、前記発振回路は、奇数個のインバータが直列に接続されたリングオシレータで構成することができる。
【0026】
また、前記発振回路は、2n−1個の第2導電型のトランジスタで構成されたリングオシレータで構成することができる。すなわち、1番目から2n−2番目までの複数のトランジスタの第1端子はそれぞれ1つ番号が大きいトランジスタの制御端子に接続され、2n−1番目のトランジスタの第1端子は1番目のトランジスタの制御端子に接続され、すべてのトランジスタの第2端子はグランド電位に接続される。
【0027】
また、上記において好ましい態様は、前記発振回路が、入力端子により発振を停止する機能を備えていることである。これによれば、必要のないときは発振回路を停止させておくことにより、消費電力の削減を図ることができる。
【0028】
また、上記において好ましい態様は、前記発振回路が、入力端子により周波数を可変に構成されていることである。これにより、発振周波数つまりリフレッシュ間隔の微調整が可能となる。
【0029】
また、上記において好ましい態様は、前記発振回路と前記定電圧発生回路の電源は別電源とすることである。これによれば、発振回路の電源を定電圧発生回路よりも低い電圧で動作することで消費電力を抑えることができる。
【0030】
また、上記において好ましい態様は、前記定電圧発生回路は、入力端子により動作を停止可能に構成されていることである。これによれば、必要のないときは発振回路に対する定電圧発生回路を停止させておくことにより、消費電力の削減を図ることができる。
【0031】
また、上記において好ましい態様は、前記定電圧発生回路の定電圧を記憶装置の内部回路の参照電位として用いるように構成されていることである。これによれば、定電圧発生回路による定電圧を記憶装置・メモリの内部の電源回路の参照電位として用いるので、温度特性のない優れた特性を有する電源を作ることができる。
【0032】
ところで、上記構成の半導体装置において、定電圧発生回路や発振回路を構成する具体的な構成要素のトランジスタ、ダイオード、抵抗について、それぞれの素子形態に以下のような工夫をすることも有用なことである。
【0033】
上記構成の定電圧発生回路にオペアンプを備えた半導体装置において、オペアンプの出力ノードを受ける定電圧発生回路内のトランジスタと発振回路内のトランジスタについて、両者が互いに異なる絶縁膜厚のトランジスタであれば、膜厚の相違に起因するトランジスタ特性の違いのために、発振回路における定電流を所望の温度特性に制御することがむずかしくなる。
【0034】
そこで、複数の絶縁膜厚のトランジスタを有するシステムLSIにおいて、前記オペアンプの出力端子に接続される前記定電圧発生回路の前記第2導電型の第3のトランジスタと、この第3のトランジスタに接続の前記発振回路のトランジスタには、ともに同じ絶縁膜厚のトランジスタを使用することが好ましい。これによれば、発振回路における定電流を所望の温度特性に制御することが容易となる。
【0035】
別の形態として、複数の絶縁膜厚のトランジスタを有するシステムLSIにおいて、前記オペアンプの出力端子に接続される前記定電圧発生回路の前記第2導電型の第3のトランジスタと、この第3のトランジスタに接続の前記発振回路のトランジスタにはともに厚い絶縁膜のトランジスタを使用し、さらに、前記定電圧発生回路と前記発振回路を構成するその他のトランジスタには薄い絶縁膜厚のトランジスタを使用するのでもよい。閾値電圧の調整を有利にするために、定電圧発生回路の第2導電型の第3のトランジスタと、この第3のトランジスタに接続の前記発振回路のトランジスタについては、厚い絶縁膜のトランジスタを使用し、その他のトランジスタについては、薄い絶縁膜厚のトランジスタを使用することにより、省面積化と低電圧化を確保することができる。
【0036】
なお、複数の絶縁膜厚のトランジスタを有するシステムLSIにおいて、前記定電圧発生回路および前記発振回路がともに薄い絶縁膜厚のトランジスタを使用するのでもよい。全て薄膜化することにより、省面積化と低電圧化をさらに進めることができる。
【0037】
また、前記定電圧発生回路のダイオードについて、次のように構成することが好ましい。すなわち、定電圧発生回路のダイオードをDRAMのメモリセル領域のウェル構造と同じ構造の内部に構成することである。これによれば、ダイオードから基板へ注入される少数キャリアの拡散を防止でき、メモリセルに蓄えられた電荷の消失等によるDRAMの誤動作を防止することができる。また、DRAMと同じ工程でダイオードを作ることができる。
【0038】
また、前記定電圧発生回路の抵抗について、次のように構成することが好ましい。すなわち、定電圧発生回路の抵抗をDRAMのワード線と同じ配線で形成することである。この場合に、DRAMのワード線形成工程と同じ工程で定電圧発生回路の抵抗を形成する。これによれば、工程の増加なく、DRAMと同工程で形成することができる。
【0039】
また、上記構成において、前記発振回路を次のように構成することは好ましいことである。すなわち、発振回路が、サイズの異なるカレントミラートランジスタを備え、電流値を変えることにより発振周波数を可変可能に構成されていることである。これによれば、カレントミラートランジスタで電流値を変化させることによりオシレータに供給する電流を調整し、オシレータの発振周波数を可変することができる。
【0040】
さらに、上記において、前記カレントミラートランジスタのサイズの切り替えにヒューズを用いることも好ましい。ヒューズの任意の切断により、カレントミラートランジスタで電流値を変化させてオシレータの発振周波数を可変するが、対応がヒューズの切断であるので、発振周波数調整を容易に実現できる。
【0041】
また、前記定電圧を発生する前記定電圧発生回路については、この定電圧発生回路の定電圧を他の回路の電圧源として用いることも好ましい。この定電圧の定電圧発生回路は温度特性のない定電圧発生回路となり、かつ電源電圧依存項がないため、電源電圧が変動しても常に一定の電圧を供給することができる。つまり、温度依存性と電源電圧依存性のない優れた特性を有する電源として有効利用することができる。また、別途に内部電源回路を設ける必要がなくなるため、チップ面積の縮小化を図ることができる。
【0042】
なお、瞬間電流に起因するノイズ発生を抑制するために、システムLSIにおいて、前記発振回路をDRAMコア内に配置する一方、前記定電圧発生回路はDRAMコアの外に配置することが好ましい。定電圧発生回路をDRAMコアの外に配置することにより、DRAMコアからの定電圧発生回路へのノイズの影響をなくし、定電圧発生回路の動作を安定化させることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかわる半導体装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0044】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における半導体装置のシステムLSIの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の半導体装置であるシステムLSI100は、ロジック回路11、定電圧発生回路となるバンドギャップリファレンス回路(以下BGR回路)12、発振回路となるタイマー回路13、メモリとなるDRAM混載コア14、セルフリフレッシュ制御回路15および電源回路16から構成されている。
【0045】
ロジック回路11は、BGR回路12の動作/非動作を制御するBGR回路制御信号BGRONと、タイマー回路13の動作/非動作を制御するタイマー回路信号OSCONと、タイマー回路13で生成される出力クロック信号OSCOUTの発振周期を調整する発振周期調整信号FCON0,FCON1と、DRAM混載コア14のセルフリフレッシュ動作を制御するセルフリフレッシュ制御信号SELFENを生成する。タイマー回路13は、BGR回路12の定電流源を構成するIBGRノードを受け、その電流に応じた出力クロック信号OSCOUTを生成する。DRAM混載コア14は、タイマー回路13の出力クロック信号OSCOUTを受け、その信号に同期したセルフリフレッシュ用の内部RAS信号SIRASを生成する。DRAM混載コア14は、ロジック回路11からのセルフリフレッシュ制御信号SELFENとタイマー回路13からの出力クロック信号OSCOUTを入力してリフレッシュ動作を行うセルフリフレッシュ制御回路15を内蔵するとともに、BGR回路12で生成される定電圧源VBGRノードが接続される電源回路16を有している。また、ロジック回路11にはデジタル回路用電源DVDDが供給され、BGR回路12にはアナログ回路用電源AVDDが供給され、タイマー回路13にはDVDD電源が供給され、DRAM混載コア14にはDVDD電源およびAVDD電源が供給される。
【0046】
図2はBGR回路12とタイマー回路13の詳細な回路構成を示すブロック図である。BGR回路12は、インバータIV4と、PMOSトランジスタP0〜P2と、NMOSトランジスタN1と、抵抗R1〜R3と、ダイオードD1,D2と、オペアンプAMPで構成される。
【0047】
PMOSトランジスタP0のソースはAVDD電源に接続され、PMOSトランジスタP0のゲートはBGR回路12の動作/非動作を制御する制御信号BGRONをインバータIV4にて反転させた信号が入力される。また、PMOSトランジスタP0のドレインはPMOSトランジスタP1,P2のソースに接続され、PMOSトランジスタP1,P2のゲートはPMOSトランジスタP2のドレインに接続され、PMOSトランジスタP2のドレインはNMOSトランジスタN1のドレインに接続され、NMOSトランジスタN1のゲートはオペアンプAMPの出力ノードが接続され、NMOSトランジスタN1のソースはグランド電位VSSに接続される。また、抵抗R1と抵抗R2の一端はPMOSトランジスタP1のドレインに接続され、抵抗R1のもう一端は抵抗R3の一端とオペアンプAMPの反転入力端子(−)に接続され、抵抗R3のもう一端はダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2のカソードはグランド電位VSSに接続される。また、抵抗R2のもう一端はダイオードD1のアノードとオペアンプAMPの非反転入力端子(+)に接続され、ダイオードD1のカソードはグランド電位VSSに接続される。
【0048】
上記構成を有するBGR回路12の動作を以下に説明する。
【0049】
制御信号BGRONがアクティブハイ状態のとき、インバータIV4の出力はローとなりPMOSトランジスタP0はターンオンし、AVDD電源から電流を供給し、BGR回路12が動作する。また、PMOSトランジスタP1のゲートとPMOSトランジスタP2のゲートを接続し、カレントミラー回路が構成されているので、PMOSトランジスタP2に流れる電流はPMOSトランジスタP1に流れる電流I0のトランジスタサイズ比(P1/P2)で表され、例えば、ここでPMOSトランジスタP1とPMOSトランジスタP2のサイズを同じにすれば、PMOSトランジスタP2側に流れる電流はPMOSトランジスタP1側に流れる定電流I0と等しくなる。また、抵抗R1,R3、ダイオードD2が直列に接続される系に流れる電流をI2、抵抗R2とダイオードD1が直列に接続される系に流れる電流をI1とすると、下記(数1)のように表される。
【0050】
【数1】
Figure 0004211922
また、ダイオードの電流特性は下記(数2)のように表される。
【0051】
【数2】
Figure 0004211922
ここで、Isは飽和電流、Vdは閾値電圧、kはボルツマン常数、Tは絶対温度、qは電子の電荷量を表す。ここで(数2)は下記(数3)のように変形できる。
【0052】
【数3】
Figure 0004211922
ここで、ダイオードD1を流れる電流をI1、ダイオードD1の閾値電圧をVd1、ダイオードD1の飽和電流をIs1、ダイオードD2を流れる電流をI2、ダイオードD2の閾値電圧をVd2、ダイオードD2の飽和電流をIs2とすると、Vd1とVd2の閾値電圧差ΔVdは下記(数4)のように表される。
【0053】
【数4】
Figure 0004211922
ここで、比例定数K1として、
【0054】
【数5】
Figure 0004211922
とおくと、(数4)は、
【0055】
【数6】
Figure 0004211922
の形に表わすことができる。比例係数のK1は正であるから、二つのダイオードD1とダイオードD2の閾値電圧差ΔVdは正の温度特性を持つ。
【0056】
また、ノードAとノードBが同電位となるようにオペアンプAMPは働くため、下記(数7)と(数8)が成り立つ。
【0057】
【数7】
Figure 0004211922
【0058】
【数8】
Figure 0004211922
(数7)より、下記(数9)、(数10)が導かれる。
【0059】
【数9】
Figure 0004211922
【0060】
【数10】
Figure 0004211922
また、ΔVd=Vd1−Vd2であるので、(数8)より、下記(数11)が導かれる。
【0061】
【数11】
Figure 0004211922
従って、I1は(数11)を用いて下記(数12)のように表される。
【0062】
【数12】
Figure 0004211922
従って、(数1)、(数4)、(数9)より下記(数13)が導かれる。
【0063】
【数13】
Figure 0004211922
ここで、比例定数K2として、
【0064】
【数14】
Figure 0004211922
とおくと、(数14)は、
【0065】
【数15】
Figure 0004211922
の形に表わすことができる。比例係数のK2は正であるから、定電流I0は正の温度特性を持つ。
【0066】
また、定電圧源VBGRは、(数12)、(数13)を用いて下記(数16)のように表される。
【0067】
【数16】
Figure 0004211922
(数16)の第1式に(数12)のI1を代入し、さらに(数6)を利用して変形すると、
【0068】
【数17】
Figure 0004211922
となる。さらに、比例定数K3として、
【0069】
【数18】
Figure 0004211922
とおいて、
【0070】
【数19】
Figure 0004211922
(数15)に示すように、定電流I0は正の温度特性を有し、且つ、電源電圧依存項がないため、電源電圧が変動しても常に一定の電流を供給することができる。また、抵抗R1〜R3の抵抗値R1〜R3やIs2/Is1の比を変えることで任意の温度特性を持たすことが可能である。
【0071】
また、(数19)において、第1項のVd1は負の温度特性を有し、第2項のK3・Tは正の温度特性を有するため、第1項と第2項が互いに温度特性を打ち消し合うことになる。その結果、定電圧源は温度特性のない電圧源となり、かつ(数15)と同様に電源電圧依存項がないため、電源電圧が変動しても常に一定の電圧を供給することができる。従って、この定電圧源VBGRをDRAM混載コア14の内部の電源回路16の参照電位(例えばレベル検知回路を構成する差動増幅器のリファレンス電圧等)として用いれば、温度依存性と電源電圧依存性のない優れた特性を有する電源を作ることができる。
【0072】
次にタイマー回路13は、インバータIV5〜IV8と、PMOSトランジスタP4〜P9と、NMOSトランジスタN2〜N11と、バッファBF2で構成される。PMOSトランジスタP4のソースはDVDD電源に接続され、PMOSトランジスタP4のゲートはタイマー回路13の動作/非動作を制御するタイマー回路信号OSCONをインバータIV5にて反転させた信号が入力される。また、PMOSトランジスタP4のドレインはPMOSトランジスタP5〜P9のソースに接続され、PMOSトランジスタP5〜P9のゲートはPMOSトランジスタP5のドレインに接続される。PMOSトランジスタP5のドレインはNMOSトランジスタN4のドレインに接続され、NMOSトランジスタN4のゲートはタイマー回路信号OSCONが接続される。NMOSトランジスタN4のソースにはNMOSトランジスタN7のドレインが接続され、NMOSトランジスタN7のソースにはグランド電位VSSが接続される。また、NMOSトランジスタN2とNMOSトランジスタN3のドレインはNMOSトランジスタN4のドレインに接続され、NMOSトランジスタN2のゲートは発振周期調整信号FCON0に接続され、NMOSトランジスタN3のゲートは発振周期調整信号FCON1に接続される。NMOSトランジスタN2のソースはNMOSトランジスタN5のドレインに接続され、NMOSトランジスタN3のソースはNMOSトランジスタN6のドレインに接続され、NMOSトランジスタN5,N6のソースはグランド電位VSSに接続される。NMOSトランジスタN5〜N7のゲートにはBGR回路12から出力されるIBGRノードが接続されている。
【0073】
また、NMOSトランジスタN8のドレインはPMOSトランジスタP6のドレインに接続され、NMOSトランジスタN8〜N11のソースはグランド電位VSSに接続される。NMOSトランジスタN8〜N11のゲートはNMOSトランジスタN8のドレインに接続される。PMOSトランジスタP7〜P9のドレインはそれぞれインバータIV6〜IV8のハイ側の電源電位を与え、NMOSトランジスタN9〜N11のドレインはそれぞれインバータIV6〜IV8のロー側の電源電位を与える。インバータIV8の出力ノードOSCはインバータIV6の入力に接続され、かつノードOSCはバッファBF2の入力端子に接続される。バッファBF2から出力される出力クロック信号OSCOUTが図1に示すDRAM混載コア14に内蔵のセルフリフレッシュ制御回路15に入力される。
【0074】
上記構成を有するタイマー回路13の動作を以下に説明する。
【0075】
タイマー回路信号OSCONがアクティブハイ状態のとき、インバータIV5の出力はローとなり、PMOSトランジスタP4はターンオンし、DVDD電源から電流を供給し、タイマー回路13が動作する。
【0076】
前述のように、BGR回路12のカレントミラーで生成される一次側と二次側を流れる定電流I0は、オペアンプAMPでNMOSトランジスタN1のゲート電圧を制御し、ノードAとノードBの電位を同じにするように働くことで正の温度特性を有することができる。このオペアンプAMPの出力ノードIBGRを取り出し、タイマー回路13のカレントミラーの一次側であるNMOSトランジスタN5〜N7のゲートに接続している。このように、NMOSトランジスタN5〜N7のゲートをオペアンプAMPで同様に制御することで、タイマー回路13のカレントミラーの一次側を流れる定電流I3も同様に正の温度特性を有することになる。
【0077】
また、NMOSトランジスタN4のゲートにはタイマー回路信号OSCONが接続されており、タイマー回路信号OSCONがアクティブハイのときはNMOSトランジスタN4はターンオンし導通状態となる。同様に、NMOSトランジスタN2とNMOSトランジスタN3のゲートにはロジック回路11で生成される発振周期調整信号FCON0,FCON1がそれぞれ入力されており、発振周期調整信号FCON0,FCON1がアクティブハイ状態になれば、NMOSトランジスタN2とNMOSトランジスタN3はターンオンし、導通状態となる。
【0078】
従って、発振周期調整信号FCON0,FCON1がともにロー状態のときは、NMOSトランジスタN2とNMOSトランジスタN3はターンオフし、定電流I3はPMOSトランジスタP5、NMOSトランジスタN4、NMOSトランジスタN7を経てグランド電位VSSに流れる。
【0079】
次に、例えば発振周期調整信号FCON0のみをアクティブハイ状態とすると、PMOSトランジスタP5のドレインノードとグランド電位VSS間には、NMOSトランジスタN2のドレインとNMOSトランジスタN5のソース間の抵抗とNMOSトランジスタN4のドレインとNMOSトランジスタN7のソース間の抵抗が並列に接続された構成になるため、PMOSトランジスタP5のドレインノードとグランド電位VSS間の抵抗値は、発振周期調整信号FCON0,FCON1がともにロー状態のときに比べて低くなる。従って、PMOSトランジスタP5の抵抗と、PMOSトランジスタP5のドレインとグランド電位VSS間の抵抗の分圧比で決まるPMOSトランジスタP5のドレイン電圧は低くなり、PMOSトランジスタP5のゲートソース間電圧VGSが大きくなるため、定電流I3は、発振周期調整信号FCON0,FCON1がともにロー状態のときに比べて多くなる。
【0080】
さらに、発振周期調整信号FCON0,FCON1が両方ともアクティブハイ状態であれば、前述の仕組みによりPMOSトランジスタP5のドレインとグランド電位VSS間の抵抗値がさらに低くなり、PMOSトランジスタP5のドレイン電圧はさらに低くなるため、PMOSトランジスタP5のゲートソース間電圧VGSはさらに大きくなり、定電流I3はさらに多くなる。
【0081】
以上のような仕組みにより、発振周期調整信号FCON0,FCON1により正の温度特性を持つ定電流I3の電流量を制御することができる。
【0082】
また、PMOSトランジスタP6〜P9のゲートにPMOSトランジスタP5のゲートを接続し、かつNMOSトランジスタN8のゲートをNMOSトランジスタN9〜N11のゲートに接続することで、正の温度特性を有する定電流I3をカレントミラーし、正の温度特性を有する定電流I4〜I7を得ることができる。インバータIV6〜IV8で構成されるリングオシレータ17は、この正の温度特性を有する定電流I5〜I7を電流源としている。温度上昇とともに定電流I5〜I7の電流値は増加し、また、温度低下とともに定電流I5〜I7の電流値は減少する。従って、リングオシレータ17の発振パルス信号OSCの周期は、温度上昇とともに短くなり、また、温度低下とともに長くなる。この発振パルス信号OSCをバッファBF2によりバッファリングし、出力クロック信号OSCOUT(周期tb1)を得る(波形については図3参照)。
【0083】
この出力クロック信号OSCOUTは前述のようにDRAM混載コア14に内蔵されるセルフリフレッシュ制御回路15に入力され、この信号を分周した内部RAS信号SIRASによりセルフリフレッシュを行う。従って、前述のように温度の低下により発振パルス信号OSCの周期は長くなるため、この発振パルス信号OSCに同期した内部RAS信号SIRASの周期も同様に長くなる。従って、リフレッシュ間隔TRFは図4に示すように、温度の低下とともに長くなる。また、最低保証温度Tminでのリフレッシュ間隔TRFはT4となり、Tminでのデータ保持時間T2との差異が、図11に示す従来条件と比較すると大幅に小さくなる。
【0084】
以上のように、従来の課題であった低温側での消費電力の無駄を低減できるとともに、電源電圧依存のない電流源を使用することで電源変動による出力クロックの発振周波数の変動を低減することができる。また、前述のようにタイマー回路13の定電流I3の電流値は発振周期調整信号FCON0,FCON1により調整することができるため、カレントミラーにより生成される電流値I4〜I7も同様に調整することができる。従って、発振パルス信号OSCの発振周期も同様に発振周期調整信号FCON0,FCON1により調整することができる。また、タイマー回路13は、BGR回路12のAVDD電源よりも低い電圧(ロジック回路用電源DVDD)で動作すれば良い。従って、タイマー回路13はDVDD電源を用いることにより消費電流を抑えることができる。
【0085】
次に、上記動作をタイミングチャート図5を用いて説明する。
【0086】
ロジック回路11による制御信号BGRONがアクティブハイ状態となると、BGR回路12は動作し、定電流I0を発生する。次に、時刻t4でタイマー回路信号OSCONをアクティブハイ状態にすると、周期tb2の出力クロック信号OSCOUTが発生される。このときタイマー回路13に入力される発振周期調整信号FCON0,FCON1はともにロー状態である。同時に、セルフリフレッシュ制御信号SELFENをアクティブハイ状態にすれば、出力クロック信号OSCOUTに同期したセルフリフレッシュ用の内部RAS信号(周期ta2)SIRASが生成され、この信号によりセルフリフレッシュが行われる。
【0087】
次に、時刻t5で発振周期調整信号FCON0のみをアクティブハイ状態にすれば、出力クロック信号OSCOUTの発振周期はtb3と短くなり、それに伴い内部RAS信号SIRASの発振周期もta3と短くなる。
【0088】
さらに、時刻t6で発振周期調整信号FCON0,発振周期調整信号FCON1をともにアクティブハイ状態にすれば、出力クロック信号OSCOUTの発振周期はさらに短いtb4となり、それに伴い内部RAS信号SIRASの発振周期もta4とさらに短くなる。
【0089】
そして、時刻t7でタイマー回路信号OSCONをローにすれば、出力クロック信号OSCOUTが出力されなくなり、セルフリフレッシュ動作を停止する。
【0090】
このように、適宜、BGR回路12とタイマー回路13の動作/非動作を制御することにより、必要なときのみ出力クロック信号OSCOUTが生成されるため、消費電力を低減することができる。
【0091】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について図面を参照しながら説明する。
【0092】
図6は本発明の実施の形態2における半導体装置の発振回路となるタイマー回路18とBGR回路12の回路構成を示すブロック図である。図6において、BGR回路12は、図2の構成と同様なものである。図2の構成と異なるのはタイマー回路18であり、その中でも図2のブロック13aと図6のブロック18aが異なるのみであり、その他の部分は実施の形態1と同一である。ブロック18aは、PMOSトランジスタP10〜P13と、NMOSトランジスタN12〜N15と、コンパレータCPで構成される。PMOSトランジスタP10〜P13のソースはPMOSトランジスタP4のドレインおよびPMOSトランジスタP5のソースに接続され、PMOSトランジスタP10〜P13のゲートはPMOSトランジスタP5のゲートおよびPMOSトランジスタP5のドレインに接続される。PMOSトランジスタP10のドレインはNMOSトランジスタN12のドレインとNMOSトランジスタN13のゲートに接続される。NMOSトランジスタN12のゲートはPMOSトランジスタP12のドレインとNMOSトランジスタN14のドレインとコンパレータCPの一端に接続され、NMOSトランジスタN12のソースはグランド電位VSSに接続される。PMOSトランジスタP11のドレインはNMOSトランジスタN13のドレインとNMOSトランジスタN14のゲートに接続され、NMOSトランジスタN13のゲートはNMOSトランジスタN12のドレインに接続され、NMOSトランジスタN13のソースはグランド電位VSSに接続される。PMOSトランジスタP12のドレインはNMOSトランジスタN14のドレインとNMOSトランジスタN12のゲートに接続され、NMOSトランジスタN14のソースはグランド電位VSSに接続される。PMOSトランジスタP13のドレインはNMOSトランジスタN15のドレインとNMOSトランジスタN15のゲートとコンパレータCPのもう一端に接続され、NMOSトランジスタN15のソースはグランド電位VSSに接続される。
【0093】
以上の構成のブロック18aを含むタイマー回路18の動作を以下に説明する。
【0094】
実施の形態1で説明したように、BGR回路12で生成された正の温度特性を有する定電流I0から、同じく正の温度特性を有する定電流I3を生成するが、PMOSトランジスタP10〜P13のゲートはPMOSトランジスタP5のゲートに接続されているため、本実施の形態2においても、カレントミラーにより正の温度特性を有する定電流I8〜I11を生成することができる。このI8〜I10の電流を電流源として、NMOSトランジスタN12〜N14で構成されるリングオシレータ17aは動作するため、このリングオシレータ17aの発振パルス信号OSCの発振周期も温度が上昇するほどその周期が短くなるという正の温度特性を有する。
【0095】
ここで、NMOSトランジスタN12〜N15の閾値電圧を全て同じVtnとし、NMOSトランジスタN12のドレインをCノード、NMOSトランジスタN13のドレインをDノード、NMOSトランジスタN14のノードをOSCとし、これらのノードの動きと、コンパレータCPの出力である出力クロック信号OSCOUTの動きを図7を用いて説明する。
【0096】
時刻t10で、ノードOSCの電位が閾値電圧Vtnを超えたとき、NMOSトランジスタN12がターンオンし、ノードCのチャージがNMOSトランジスタN12を通してグランド電位VSSに抜けるため、ノードCの電位はある電位Vtn+αより下降し始める。
【0097】
そして、時刻t11でノードCの電位が閾値電圧Vtnを下回ると、NMOSトランジスタN13がターンオフし、ノードDは電流I9で充電されるため、ノードDの電位はある電位Vtn−αから上昇し始める。
【0098】
そして、時刻t12でノードDの電位が閾値電圧Vtnを超えると、NMOSトランジスタN14がターンオンし、ノードOSCのチャージがNMOSトランジスタN14を通してグランド電位VSSに抜けるため、ノードOSCの電位は閾値電圧Vtn+αより下降し始める。
【0099】
そして、時刻t13でノードOSCの電位が閾値電圧Vtnを下回ると、NMOSトランジスタN12がターンオフし、ノードCは電流I8で充電されるため、ノードCの電位はVtn−αから上昇し始める。
【0100】
さらに、時刻t14でノードCの電位が閾値電圧Vtnを超えると、NMOSトランジスタN13がターンオンし、ノードDのチャージがNMOSトランジスタN13を通してグランド電位VSSに抜けるため、ノードDの電位はある電位Vtn+αより下降し始める。
【0101】
そして、時刻t15でノードDの電位が閾値電圧Vtnを下回ると、NMOSトランジスタN14がターンオフし、ノードOSCは電流I10で充電されるため、ノードOSCの電位はVtn−αから上昇し始め、時刻t16で再び閾値電圧Vtnに達する。
【0102】
このように得られた発振パルス信号OSCを、参照電位(NMOSトランジスタN15をダイオード接続し、Vtn電位のドレインノードEを得る)とコンパレータCPで比較することにより、DVDD電源−グランド電位VSS間をフルスイングする周期tb5の出力クロック信号OSCOUTを得ることができる。ここで、PMOSトランジスタP13とNMOSトランジスタN15のトランジスタサイズは、ノードEの電位が常に閾値電圧Vtnになるように調整されている。
【0103】
以上のように、リングオシレータ17aをNMOSトランジスタで構成することにより、CMOSインバータでリングオシレータ17を構成した実施の形態1に比較して回路規模を小さくすることができるとともに、実施の形態1と同様、温度が低下するほど、発振パルスの周期が長くなり、低温側でのリフレッシュ間隔TRFが長くなるので、低温側での無駄な電力消費を低減することができる。
【0104】
なお、実施の形態1および実施の形態2において、発振周期調整用として発振周期調整信号FCON0,FCON1を用いたが、この信号の本数およびこの信号を受けるトランジスタ数については、これら実施の形態に限定されるものではない。
【0105】
また、実施の形態1において、リングオシレータ17は、CMOSインバータ、その電流源となるPMOSトランジスタ、MOSトランジスタの回路構成組の3段で構成したが、リングオシレータ17は奇数段で構成すればよく、実施の形態に限定されるものではない。
【0106】
また、実施の形態2において、リングオシレータ17aは、NMOSトランジスタ、その電流源となるPMOSトランジスタの回路構成組の3段で構成したが、段数は奇数段であればよく、実施の形態に限定されるものではない。
【0107】
なお、BGR回路制御信号BGRON、タイマー回路信号OSCON、発振周期調整信号FCON0,FCON1、セルフリフレッシュ制御信号SELFENはハイアクティブとしたが、ローアクティブとして、極性を反転させた状態でBGR回路12、タイマー回路13,18を構成しても構わない。
【0108】
また、本発明の実施の形態1と実施の形態2において、オペアンプAMPの出力ノードIBGRを受けるBGR回路12中のNMOSトランジスタN1とタイマー回路13,18中のNMOSトランジスタN5〜N7として、互いに異なる膜厚のトランジスタを用いた場合、膜厚の違いにより、トランジスタの特性が異なるため、タイマー回路の定電流を所望の温度特性に制御できなくなる。したがって、NMOSトランジスタN1とNMOSトランジスタN5〜N7は同じ膜厚のトランジスタで構成する必要がある。これにより、タイマー回路の定電流を所望の温度特性に制御することができる。
【0109】
また、本発明の実施の形態1と実施の形態2において、BGR回路12およびタイマー回路13,18のトランジスタを全て薄膜化すれば、省面積化と低電圧化が可能になるメリットがある。
【0110】
また、本発明の実施の形態1と実施の形態2において、DRAMのメモリセル領域と同じトリプルウェル構造内でBGR回路12のダイオードD1,D2を形成すれば、ダイオードから基板へ注入される少数キャリアの拡散を防止できるので、メモリセルに蓄えられた電荷の消失等によるDRAMの誤動作を防止することができ、且つDRAMと同じ工程で作れる。
【0111】
また、本発明の実施の形態1と実施の形態2において、BGR回路12の抵抗の材料をDRAMのワード線と同じ材料で、同じ形成工程で形成すれば、工程の増加なく、DRAMと同工程で形成することができる。
【0112】
また、タイマー回路の発振周波数を可変にするために、図8に示すタイマー回路23のように、PMOSトランジスタP6に並列にPMOSトランジスタP14,P15を設け、PMOSトランジスタP14,P15に直列にそれぞれヒューズFUSE1,FUSE2を設ける。そして、NMOSトランジスタN8に並列にNMOSトランジスタN16,N17を設け、NMOSトランジスタN16,N17に直列にそれぞれヒューズFUSE3,FUSE4を設ける。
【0113】
これらのヒューズを任意に切断することにより、定電流I12の電流値を変化させることができる。この電流に従ってリングオシレータ17に供給する電流I13〜I15も変化するので、リングオシレータ17の発振周波数を可変にすることができる。
【0114】
なお、PMOSトランジスタP6およびNMOSトランジスタN8に並列に接続されるトランジスタの数、ヒューズの数、ヒューズの形態は図示のものに限定されるものではない。また、タイマー回路23については、実施の形態1のタイマー回路13をもとに説明したが、実施の形態2においても同様に構成することができる。
【0115】
また、本発明の実施の形態1と実施の形態2において、BGR回路で生成される定電圧源VBGRを例えばDRAMの内部電源として利用することで、システムLSI内に別途DRAM用の内部電源回路を設ける必要がなくなるため、チップ面積の縮小化を図ることができる。
【0116】
また、本発明の実施の形態1と実施の形態2において、DRAMは瞬間電流が大きく、ノイズを発生するので、BGR回路はDRAMの外に配置し、DRAMからのノイズの影響をなくし、BGR回路の安定動作を実現する方法もある。
【0117】
【発明の効果】
以上のように本発明は、正の温度特性を持つ発振回路(タイマー回路)を構成することで、低温になるほど発振回路(タイマー回路)の出力クロックの発振周期を長くすることができ、その出力クロックを用いてリフレッシュするときの低温側での消費電力の無駄を低減することができ、かつ電源電圧依存性のない定電圧発生回路を使用することで電源変動による出力クロックの発振周波数の変動を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および実施の形態2における半導体装置であるシステムLSIの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における半導体装置のBGR回路とタイマー回路の構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態1における半導体装置のタイマー回路の内部波形および出力波形を表す図
【図4】本発明の実施の形態1および実施の形態2における半導体装置のリフレッシュ間隔とデータ保持時間の関係図
【図5】本発明の実施の形態1および実施の形態2における半導体装置の動作を示すタイミングチャート
【図6】本発明の実施の形態2における半導体装置のBGR回路とタイマー回路の構成を示す回路図
【図7】本発明の実施の形態2における半導体装置のタイマー回路の内部波形および出力波形を表す図
【図8】本発明の実施の形態1および実施の形態2の変形の形態における半導体装置のBGR回路とタイマー回路の構成を示す回路図
【図9】従来の半導体装置のタイマー回路とセルフリフレッシュ制御回路の構成を示すブロック図
【図10】従来の半導体装置の動作を示すタイミングチャート
【図11】従来の半導体装置のリフレッシュ間隔とデータ保持時間の関係図
【符号の説明】
11……ロジック回路
12……BGR回路(バンドギャップリファレンス回路)
13,18,23……タイマー回路
14……DRAM混載コア
15……セルフリフレッシュ制御回路
16……電源回路
17,17a……リングオシレータ
100……システムLSI
AMP……オペアンプ
BF1,BF2……バッファ
CP……コンパレータ
D1,D2……ダイオード
FUSE1〜FUSE4……ヒューズ
IV1〜IV8……CMOSインバータ
N1〜N17……NMOSトランジスタ
P0〜P2,P4〜P15……PMOSトランジスタ
R1〜R3……抵抗
AVDD……アナログ回路用電源
DVDD……デジタル回路用電源
VSS……グランド電位
BGRON BGR回路制御信号
FCON0,FCON1 発振周期調整信号
OSCON タイマー回路信号
OSCOUT 出力クロック信号
SELFEN セルフリフレッシュ制御信号

Claims (20)

  1. 定電圧を発生する定電圧発生回路と、
    前記定電圧発生回路に接続され、温度上昇に伴い電流量が増加する電流を使用する発振回路と、
    前記定電圧発生回路による定電圧を電源回路の参照電圧とし、前記発振回路の出力クロックまたはその分周クロックに同期してリフレッシュを行うメモリとを備え、
    前記定電圧発生回路は、
    カレントミラー回路を構成する第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの電極の一方と接地間に接続される、第1の抵抗と第3の抵抗と第2のダイオードの直列回路及び第2の抵抗と第1のダイオードの直列回路と、
    前記第2のトランジスタの電極の一方とゲートの接続点と接地間に接続される第3のトランジスタと、
    前記第1の抵抗と前記第3の抵抗の接続点と前記第2の抵抗と前記第1のダイオードの接続点の電位差に応じた電圧を生成して、前記第3のトランジスタの制御電極に与えて、前記第1のダイオードの閾値電圧と前記第2のダイオードの閾値電圧の差分電圧に比例した電流を発生するとともに、前記電位差を無くすように制御するオペアンプとからなり、
    前記第1のトランジスタの電極の一方から前記電源回路に与えられる定電圧を得るとともに、
    前記第3のトランジスタの制御電極に与えられる電圧によって、前記発振回路に流れる動作電流を制御する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記定電圧発生回路は、第1導電型の第1のトランジスタの第1端子が電源端子に接続され、第1導電型の第2のトランジスタの第1端子が前記電源端子に接続され、前記第1導電型の第1のトランジスタの第2端子が第1の抵抗の一端および第2の抵抗の一端に接続され、前記第1導電型の第1のトランジスタの制御端子と前記第1導電型の第2のトランジスタの制御端子と前記第1導電型の第2のトランジスタの第2端子とが互いに接続され、前記第1の抵抗のもう一端が第3の抵抗の一端およびオペアンプの第1入力端子が接続され、前記第2の抵抗のもう一端が前記オペアンプの第2入力端子および第1のダイオードのアノード端子に接続され、前記第1のダイオードのカソード端子がグランド電位に接続され、前記第3の抵抗のもう一端が第2のダイオードのアノード端子に接続され、前記第2のダイオードのカソード端子がグランド電位に接続され、前記第1導電型の第2のトランジスタの第2端子と第2導電型の第3のトランジスタの第1端子とが接続され、前記第2導電型の第3のトランジスタの制御端子が前記オペアンプの出力端子に接続され、前記第2導電型の第3のトランジスタの第2端子がグランド電位に接続される構成を有し、第1のダイオードの閾値電圧と第2のダイオードの閾値電圧の差分電圧に比例した電流を発生することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記発振回路は、奇数個のインバータが直列に接続されたリングオシレータで構成されている請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記発振回路は、2n−1個の第2導電型のトランジスタで構成されたリングオシレータである請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記発振回路は、第2導電型の2n−1個のトランジスタからなり、1番目から2n−2番目までの複数のトランジスタの第1端子はそれぞれ1つ番号が大きいトランジスタの制御端子に接続され、2n−1番目のトランジスタの第1端子は1番目のトランジスタの制御端子に接続され、すべてのトランジスタの第2端子はグランド電位に接続されるリングオシレータで構成されている請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記発振回路は、入力端子により発振を停止する機能を備えている請求項1から請求項5までのいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記発振回路は、入力端子により周波数を可変可能に構成されている請求項1から請求項6までのいずれかに記載の半導体装置。
  8. 前記発振回路と前記定電圧発生回路の電源は別電源である請求項1から 請求項7までのいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記定電圧発生回路は、入力端子により動作を停止できるように構成されている請求項1から請求項8までのいずれかに記載の半導体装置。
  10. 前記定電圧発生回路の定電圧を記憶装置の内部回路の参照電位として用いることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載の半導体装置。
  11. 複数の絶縁膜厚のトランジスタを有するシステムLSIにおいて、前記オペアンプの出力端子に接続される前記定電圧発生回路の前記第2導電型の第3のトランジスタと、この第3のトランジスタに接続の前記発振回路のトランジスタにはともに同じ絶縁膜厚のトランジスタを使用していることを特徴とする請求項2から請求項10までのいずれかに記載の半導体装置。
  12. 複数の絶縁膜厚のトランジスタを有するシステムLSIにおいて、前記オペアンプの出力端子に接続される前記定電圧発生回路の前記第2導電型の第3のトランジスタと、この第3のトランジスタに接続の前記発振回路のトランジスタにはともに厚い絶縁膜のトランジスタを使用しており、前記定電圧発生回路と前記発振回路を構成するその他のトランジスタには薄い絶縁膜厚のトランジスタを使用していることを特徴とする請求項2から請求項10までのいずれかに記載の半導体装置。
  13. 複数の絶縁膜厚のトランジスタを有するシステムLSIにおいて、前記定電圧発生回路および前記発振回路がともに薄い絶縁膜厚のトランジスタを使用していることを特徴とする請求項2から請求項10までのいずれかに記載の半導体装置。
  14. 前記定電圧発生回路のダイオードは、DRAMのメモリセル領域のウェル構造と同じ構造の内部に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項13までのいずれかに記載の半導体装置。
  15. 前記定電圧発生回路の抵抗は、DRAMのワード線と同じ配線で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項14までのいずれかに記載の半導体装置。
  16. 前記定電圧発生回路の抵抗は、DRAMのワード線形成工程と同じ工程で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項15までのいずれかに記載の半導体装置。
  17. 前記発振回路は、サイズの異なるカレントミラートランジスタを備え、電流値を変えることにより発振周波数を可変可能に構成されていることを特徴とする請求項2から請求項16までのいずれかに記載の半導体装置。
  18. 前記カレントミラートランジスタのサイズの切り替えにヒューズを用いていることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
  19. 記定電圧発生回路の定電圧を他の回路の電圧源として用いることを特徴とする請求項1から請求項18までのいずれかに記載の半導体装置。
  20. システムLSIにおいて前記発振回路はDRAMコア内に配置され、前記定電圧発生回路は前記DRAMコアの外に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項19までのいずれかに記載の半導体装置。
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