JP4207279B2 - 車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法 - Google Patents

車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載される計器の仕様を設定するにあたっては、当該計器のマイクロコンピュータの多数の入力ポートを利用する。
具体的には、当該計器の仕様を特定する2進数のコードデータを、当該コードデータの桁数に相当する数の入力ポートに入力し、この入力コードデータをマイクロコンピュータにて認識しその内部にて当該計器の仕様を設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、計器の仕様は、例えば、車両の仕向地や当該車両自体の仕様等により変わる。従って、マイクロコンピュータを計器の仕様の変化とはかかわりなく各計器に共通の汎用品として使用する場合、仕様の種類が多数に亘ると、当該マイクロコンピュータの入力ポートを仕様の種類の数に合わせて多数使用しなければならない。
【0004】
しかし、限りのあるマイクロコンピュータの入力ポートを単なる仕様の設定にのみ多数使用することは、必然的に他の用途に対する制限を招き、他の種々の機能の実現の妨げとなるという不具合を生ずる。また、コードデータの各入力ポートへの入力は、当該各入力ポートに対し「1」、「0」の入力を行うことでなされるため、この入力の切り替え用の回路部品が必要となり、その結果、コストの上昇を招くという不具合も生ずる。
【0005】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法において、計器の仕様を特定するコードデータを記憶素子に予め記憶しておき、この記憶素子の記憶コードデータを利用して、設定素子により当該車載計器の仕様を設定することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題の解決にあたり、請求項1に記載の発明によれば、車両の仕向地や車種その他の条件により必要とされる計器の互いに異なる複数の仕様のうちの一仕様に対応したコードデータを車載計器用として予め記憶してなる記憶素子(40a)と、複数の仕様から記憶素子の記憶コードデータに基づき上記一仕様を車載計器用として選択し設定するマイクロコンピュータ(110)とを備え、複数の仕様は、それぞれ、複数の仕様部からなり、記憶素子は、車載計器が搭載される車両のオドメータ(40)のEEPROMであり、EEPROMは、車両の走行距離を記憶する領域(R1)と計器の仕様を特定する2桁のコードデータ(AB)を記憶する領域(R2)とを有し、コードデータは、上位の桁(A)と下位の桁(B)の組み合わせからなり、 コードデータの値に関連付けた各計器の仕様の表がマップデータとしてマイクロコンピュータのROMに記憶されていることを特徴とする車載計器の仕様設定装置が提供される。
【0007】
このように、記憶素子に計器の仕様を特定するコードデータを予め記憶しておき、この記憶コードデータに基づきマイクロコンピュータにより複数の仕様の一つを選定して設定するので、マイクロコンピュータの外部回路との接続ピンが、計器の仕様設定のために使用されることがない。その結果、設定素子の接続ピンを他の機能の実現のために有効に利用できる。
【0008】
また、計器の仕様の設定にあたり、従来のような仕様入力のための回路部品が不要となるので、コストの低減に役立つ
【0011】
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の車載計器の仕様設定装置を用いて車載計器の仕様を設定する方法であって、マイクロコンピュータは、EEPROMからコードデータを読み出し、マイクロコンピュータは、読み出されたコードデータに基づき、ROMに記憶されマップデータにより複数の仕様から一仕様を車載計器用として選択し設定することを特徴とする車載計器の仕様設定方法が提供される。
【0012】
これにより、請求項1に記載の発明を提供するに適した車載計器の仕様設定方法の提供が可能となる。また、請求項に記載の発明に係る車載計器は、請求項1に記載の記憶素子(40a)及びマイクロコンピュータ(110)を備え、このマイクロコンピュータは、設定仕様が満たされているとき、車載計器を当該設定仕様に基づき作動させるように制御する制御手段(240乃至271)を具備してなる。
【0013】
これにより、請求項1に記載の発明の作用効果のもと、車載計器を設定仕様に基づき作動させ得る
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用計器の一例を示している。
この計器は、スピードメータ10、タコメータ20、インジケータ30及びオドメータ40を備えている。スピードメータ10は、当該車両の車速を表示する。タコメータ20は、当該車両のエンジンの回転数を表示する。インジケータ30は、当該車両の自動変速機の変速レンジを表示する。
【0017】
オドメータ40は、EEPROM40a、駆動回路40b及び液晶パネル40cを備えている。EEPROM40aは当該車両の走行距離を所定の記憶領域R1(図2参照)に記憶する。また、このEEPROM40aは、当該計器の仕様を特定する16進数の2桁のコードデータABを残りの記憶領域R2(図2参照)に予め記憶している。ここで、コードデータABにおいて、Aは上位の桁を表し、Bは下位の桁を表す。
【0018】
液晶パネル40cは、駆動回路40bにより駆動されてEEPROM40aの記憶走行距離を表示する。
また、当該計器は、ブザー回路50及びシートベルトランプ点灯回路60を備えている。ブザー回路50は、駆動回路51及びブザー52を備えており、ブザー52は駆動回路51により駆動されて鳴動する。シートベルトランプ点灯回路60は、トランジスタ61及びシートベルトランプ62を備えており、シートベルトランプ62は、トランジスタ61の連続的導通或いは間欠的導通により、連続点灯或いは点滅する。
【0019】
また、計器は、車速センサ70、回転センサ80、変速センサ90及びシートベルトセンサ100を備えている。車速センサ70は、当該車両の車速を検出する。回転センサ80は、当該車両のエンジンの回転数を検出する。変速センサ90は、当該車両の自動変速機の変速レンジを検出する。シートベルトセンサ100は、当該車両のシートベルトが乗員により装着されたときこれを検出する。
【0020】
また、計器は、マイクロコンピュータ110を備えており、このマイクロコンピュータ110は、図4乃至図6にて示すフローチャートに従い、コンピュータプログラムを実行する。この実行中において、マイクロコンピュータ110は、各センサ70乃至100の出力に応じてスピードメータ10、タコメータ20、インジケータ30、オドメータ40、ブザー回路50及びシートベルトランプ点灯回路60の駆動処理を行う。なお、マイクロコンピュータ110は、当該車両のバッテリBaに直結されてコンピュータプログラムの実行を開始し、当該車両のイグニッションスイッチIGを介しバッテリBaから給電されて、コンピュータプログラムの実行開始に伴う所定の処理後の処理を行う。
【0021】
ここで、上記コンピュータプログラムはマイクロコンピュータ110のROMに予め記憶されている。
また、当該ROMには、次のデータも予め記憶されている。
即ち、上述のごとく、コードデータABは二桁からなる16進数である。従って、本実施形態の計器の仕様を含め、車両の仕向地や車両自体の仕様から決まる各種の計器の仕様が、第1乃至第4の仕様部によりそれぞれ特定されている(図3参照)。
【0022】
ここで、第1仕様部は、シートベルトの装着に対しシートベルトランプの点灯状態を特定するものであって、「0」はシートベルトランプの連続点灯を表し、「1」は、シートベルトランプの点滅を表す。また、第2仕様部は、自動変速機がリバースレンジに操作されたときブザーの状態を特定するものであって、「0」はブザーを鳴動させないことを表し、「1」はブザーを鳴動させることを表す。第3及び第4の仕様部も、当該車両の他の機能等につき同様に定められている。
【0023】
さらに、計器の仕様毎にこれに対するコードデータABが対応している(図3参照)。例えば、コードデータABがA=0、B=0であるとき、これに対応するある計器の仕様は、第1仕様部=1、第2仕様部=0、第3仕様部=1、第4仕様部=1である。その他の計器の仕様もコードデータABの値に応じてこれに対応している。本実施形態では、上述のごとく各計器の仕様をコードデータABの値に関連付けた表(図3参照)がマップデータとしてマイクロコンピュータ110のROMに予め記憶されている。
【0024】
また、EEPROM40aへの走行距離の書き込みはマイクロコンピュータ110によりなされる。また、オドメータ40における液晶パネル40cの走行距離表示は、EEPROM40aの記憶走行距離に基づきマイクロコンピュータ110により駆動回路40bを介してなされる。
また、マイクロコンピュータ110は、多数の接続ピンを備えており、これら各接続ピンは、マイクロコンピュータ110の各入力ポートや各出力ポートにそれぞれ接続されている。
【0025】
また、当該各入力ポートや各出力ポートとマイクロコンピュータ110の周辺素子との接続関係につき例示すれば、車速センサ70は、その出力端子にて、接続ピンP1を介しマイクロコンピュータ110の対応の入力ポートに接続されている。回転センサ80は、その出力端子にて、接続ピンP2を介しマイクロコンピュータ110の対応の入力ポートに接続されている。変速センサ90は、その出力端子にて、接続ピンP3を介しマイクロコンピュータ110の対応の入力ポートに接続されている。シートベルトセンサ100は、その出力端子にて、接続ピンP4を介しマイクロコンピュータ110の対応の入力ポートに接続されている。これにより、各センサ70乃至100の出力をマイクロコンピュータ110に入力するようになっている。
【0026】
駆動回路51は、その入力端子にて接続ピンP5を介しマイクロコンピュータの対応の出力ポートに接続され、トランジスタ61は、そのベースにて、接続ピンP6を介してマイクロコンピュータ110の対応の出力ポートに接続されている。これにより、駆動回路51及びトランジスタ61はマイクロコンピュータ110により制御されるようになっている。
【0027】
オドメータ40の駆動回路40bは、その入力端子にて、接続ピンP7を介し、マイクロコンピュータ110の対応の出力ポートに接続され、EEPROM40aは、その入出力端子にて、接続ピンP8を介しマイクロコンピュータ110の対応の入出力ポートに接続されている。これにより、EEPROM40aへの走行距離の書き込みや液晶パネル40cによる表示がマイクロコンピュータ110によりなされるようになっている。
【0028】
また、スピードメータ10、タコメータ20及びインジケータ30は、その各入力端子にて、各接続ピンP10、P9、P11を介して、マイクロコンピュータ110の各対応の出力ポートに接続されている。これにより、スピードメータ10、タコメータ20及びインジケータ30の各表示がマイクロコンピュータ110により制御されるようになっている。
【0029】
バッテリBaは、その正側端子にて、直接、接続ピンP12を介しマイクロコンピュータ110の対応の入力ポートである電源端子に接続され、また、イグニッションスイッチIGを介して、上記電源端子に接続されている。なお、マイクロコンピュータ110の残りの接続ピンは、必要に応じて他の素子に接続される。
【0030】
このように構成した本実施形態において、当該計器の当該車両への搭載に伴い、バッテリBaをマイクロコンピュータ110の電源端子に直結すれば、マイクロコンピュータ110は図4乃至図6のフローチャートに従いコンピュータプログラムを実行し始める。すると、ステップ200において、マイクロコンピュータ110の内部が初期化される。なお、バッテリBaはイグニッションスイッチIGを介してもマイクロコンピュータ110の電源端子に接続される。
【0031】
ついで、ステップ210において、EEPROM40aからその記憶コードデータABがマイクロコンピュータ110により読み出される。
ここで、コードデータABがA=0及びB=0からなるものとすれば、図3のマップデータのうち計器の仕様の一つである第1仕様部=1、第2仕様部=0、第3仕様部=1及び第4仕様部=1がステップ220において選択され、当該計器の仕様と設定される。これにより、当該計器の仕様設定が終了する。
【0032】
そして、イグニッションスイッチIGがオフのままにあれば、ステップ230におけるNOとの判定が繰り返される。
然る後、当該車両の乗員が当該車両の運転席に着座してイグニッションスイッチIGをオンすれば、ステップ230における判定がYESとなる。
ついで、乗員がシートベルトを装着すれば、この装着がシートベルトセンサ100により検出されてマイクロコンピュータ110にステップ240において入力される。これに伴いステップ240における判定がYESとなる。
【0033】
その後、ステップ250において、シートベルト仕様は設定仕様となっているか否かが判定される。ここで、当該計器のシートベルトについての仕様はステップ220において第1仕様部=1と設定済みであるから、当該ステップ250における判定はYESとなる。
従って、ステップ251において、シートベルトランプ62の連続点灯処理がなされる。このため、シートベルトランプ点灯回路60は、マイクロコンピュータ110による連続点灯指令のもと、トランジスタ61の連続導通でもってシートベルトランプ62を連続点灯する。これにより、運転者は、当該計器においてシートベルトにつき要求されている仕様が満たされている旨、認識できる。
【0034】
なお、ステップ250における判定がNOとなる場合には、ステップ252において、シートベルトランプ62の点滅処理がなされる。このため、シートベルトランプ点灯回路60は、マイクロコンピュータ110による点滅指令のもと、トランジスタ61の間欠導通でもってシートベルトランプ62を点滅する。これにより、運転者は、当該計器においてシートベルトにつき要求されている仕様が満たされていない旨、認識できる。
【0035】
次に、ステップ260において、当該車両の自動変速機がリバースレンジに変速操作されているか否かにつき判定される。ここで、乗員が自動変速機をリバースレンジに変速操作していれば、この変速操作が変速センサ90により検出され、この検出出力がマイクロコンピュータ110にステップ260にて入力される。これに伴い、ステップ260における判定がYESとなる。
【0036】
すると、インジケータ30のリバースレンジ表示処理がステップ261にてなされ、これに伴い、インジケータ30がリバースレンジ表示を行う。
ついで、ステップ270において、リバースレンジ仕様は設定仕様となっているか否かが判定される。ここで、当該計器のリバースレンジについての仕様は、ステップ220において第2仕様部=0と設定済みであるから、当該ステップ270における判定はYESとなる。
【0037】
従って、ステップ271において、ブザー52の鳴動処理がなされる。このため、ブザー回路50は、マイクロコンピュータ110による鳴動指令のもと、駆動回路51による駆動でもって、ブザー52を鳴動させる。これにより、運転者は、当該計器おいてリバースレンジにつき要求されている仕様が満たされている旨、認識できる。
【0038】
なお、ステップ270における判定がNOとなる場合には、コンピュータプログラムは、ステップ271の処理を行うことなく進む。このため、ブザー52が鳴動しないことから、運転者は、当該計器おいてリバースレンジにつき要求されている仕様が満たされていない旨、認識できる。
以下、第3設定仕様部及び第4設定仕様部に基づき処理が各ステップ280、290(図6参照)において、同様にしてなされる。
【0039】
然る後、当該車両を前進走行状態におけば、ステップ300において、車速センサ70の検出出力に基づき車速表示処理がなされ、ステップ310において、回転センサ80の検出出力に基づき回転数表示処理がなされ、ステップ320において、走行距離表示処理がEEPROM40aの走行距離データに基づきなされる。
【0040】
これらに伴い、スピードメータ10は、マイクロコンピュータ110による車速表示指令のもと、車速を表示し、タコメータ20は、マイクロコンピュータ110による回転数表示指令のもと、エンジンの回転数を表示し、オドメータ40は、マイクロコンピュータ110による走行距離表示指令のもと、当該車両の走行距離を液晶パネル40cにて表示する。
【0041】
以上説明したように、EEPROM40aに計器の仕様を特定するコードデータABを予め記憶しておき、この記憶コードデータABに基づきマイクロコンピュータ110により複数の仕様の一つを選定して設定するようにした。
このため、マイクロコンピュータ110の接続ピンが、EEPROM40aの接続用以外には、計器の仕様設定のために使用されることがない。その結果、マイクロコンピュータ110の接続ピンを他の機能の実現のために有効に利用できる。
【0042】
また、計器の仕様の設定にあたり、従来のような仕様入力のための回路部品が不要となるので、コストの低減に役立つ。
また、EEPROM40aは、車両に既設のオドメータ40のEEPROMであるから、コードデータABを記憶するEEPROMを、別途、準備する必要もない。
【0043】
なお、本発明の実施にあたっては、コードデータABは二桁の16進数に限ることなく、例えば、2進数のコードデータや3桁以上のコードデータであってもよい。
また、本発明の実施にあたっては、計器の仕様は上記実施形態にて述べたものに限ることなく、その数や種類は適宜変更してもよい。
【0044】
また、本発明の実施にあたり、EEPROM40aは、オドメータ40用に限ることなく、別途、準備してもよい。
また、本発明の実施にあたり、コードデータABを記憶する手段としては、EEPROM40aに限ることなく、これと同様の機能を有する記憶素子を採用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のEEPROMにおいてコードデータAB及び走行距離データを記憶する領域を示す模式図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータのROMに予め記憶した各計器の仕様をコードデータABの値に対応させてなる図表である。
【図4】図1のマイクロコンピュータの作用を表すフローチャートの前段部である。
【図5】図1のマイクロコンピュータの作用を表すフローチャートの中段部である。
【図6】図1のマイクロコンピュータの作用を表すフローチャートの後段部である。
【符号の説明】
40…オドメータ40、40a…EEPROM、
110…マイクロコンピュータ。

Claims (3)

  1. 車両の仕向地や車種その他の条件により必要とされる計器の互いに異なる複数の仕様のうちの一仕様に対応したコードデータを車載計器用として予め記憶してなる記憶素子(40a)と、
    前記複数の仕様から前記記憶素子の記憶コードデータに基づき前記一仕様を前記車載計器用として選択し設定するマイクロコンピュータ(110)とを備え
    前記複数の仕様は、それぞれ、複数の仕様部からなり、
    前記記憶素子は、前記車載計器が搭載される車両のオドメータ(40)のEEPROMであり、
    前記EEPROMは、車両の走行距離を記憶する領域(R1)と計器の仕様を特定する2桁のコードデータ(AB)を記憶する領域(R2)とを有し、
    前記コードデータは、上位の桁(A)と下位の桁(B)の組み合わせからなり、 前記コードデータの値に関連付けた各計器の仕様の表がマップデータとして前記マイクロコンピュータのROMに記憶されていることを特徴とする車載計器の仕様設定装置。
  2. 請求項1に記載の車載計器の仕様設定装置を用いて車載計器の仕様を設定する方法であって、
    前記マイクロコンピュータは、前記EEPROMから前記コードデータを読み出し、
    前記マイクロコンピュータは、前記読み出された前記コードデータに基づき、前記ROMに記憶されマップデータにより前記複数の仕様から前記一仕様を前記車載計器用として選択し設定することを特徴とする車載計器の仕様設定方法。
  3. 請求項1に記載の記憶素子(40a)及びマイクロコンピュータ(110)を備え、
    このマイクロコンピュータは、前記設定仕様が満たされているとき、車載計器を当該設定仕様に基づき作動させるように制御する制御手段(240乃至271)を具備してなる車載計器。
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