JP2000211447A - 車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法 - Google Patents

車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法

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JP2000211447A
JP2000211447A JP11013397A JP1339799A JP2000211447A JP 2000211447 A JP2000211447 A JP 2000211447A JP 11013397 A JP11013397 A JP 11013397A JP 1339799 A JP1339799 A JP 1339799A JP 2000211447 A JP2000211447 A JP 2000211447A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載計器、その仕様の設定装置及び設定方法
において、計器の仕様を特定するコードデータを記憶素
子に予め記憶しておき、この記憶素子の記憶コードデー
タを利用して、設定素子により当該車載計器の仕様を設
定する。 【解決手段】 EEPROM40aは、計器の仕様を特
定する16進数の2桁のコードデータABを予め記憶し
ている。マイクロコンピュータ110のROMには、コ
ードデータABの各値に対応する計器の仕様が第1乃至
第4の仕様部でもてそれぞれ予め記憶されている。マイ
クロコンピュータ110は、当該計器の仕様をコードデ
ータABの値に応じて計器の各仕様から選択して設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載計器、その仕
様の設定装置及び設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載される計器の仕様を設
定するにあたっては、当該計器のマイクロコンピュータ
の多数の入力ポートを利用する。具体的には、当該計器
の仕様を特定する2進数のコードデータを、当該コード
データの桁数に相当する数の入力ポートに入力し、この
入力コードデータをマイクロコンピュータにて認識しそ
の内部にて当該計器の仕様を設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、計器の仕様
は、例えば、車両の仕向地や当該車両自体の仕様等によ
り変わる。従って、マイクロコンピュータを計器の仕様
の変化とはかかわりなく各計器に共通の汎用品として使
用する場合、仕様の種類が多数に亘ると、当該マイクロ
コンピュータの入力ポートを仕様の種類の数に合わせて
多数使用しなければならない。
【0004】しかし、限りのあるマイクロコンピュータ
の入力ポートを単なる仕様の設定にのみ多数使用するこ
とは、必然的に他の用途に対する制限を招き、他の種々
の機能の実現の妨げとなるという不具合を生ずる。ま
た、コードデータの各入力ポートへの入力は、当該各入
力ポートに対し「1」、「0」の入力を行うことでなさ
れるため、この入力の切り替え用の回路部品が必要とな
り、その結果、コストの上昇を招くという不具合も生ず
る。
【0005】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、車載計器、その仕様の設定装置及び設定方
法において、計器の仕様を特定するコードデータを記憶
素子に予め記憶しておき、この記憶素子の記憶コードデ
ータを利用して、設定素子により当該車載計器の仕様を
設定することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明によれば、車両の仕向地や車
種その他の条件により必要とされる計器の互いに異なる
複数の仕様のうちの一仕様に対応したコードデータを車
載計器用として予め記憶してなる記憶素子(40a)
と、複数の仕様から記憶素子の記憶コードデータに基づ
き上記一仕様を車載計器用として選択し設定する設定素
子(110)とを備えてなる車載計器の仕様設定装置が
提供される。
【0007】このように、記憶素子に計器の仕様を特定
するコードデータを予め記憶しておき、この記憶コード
データに基づき設定素子により複数の仕様の一つを選定
して設定するので、設定素子の外部回路との接続ピン
が、計器の仕様設定のために使用されることがない。そ
の結果、設定素子の接続ピンを他の機能の実現のために
有効に利用できる。
【0008】また、計器の仕様の設定にあたり、従来の
ような仕様入力のための回路部品が不要となるので、コ
ストの低減に役立つ。また、請求項2に記載の発明のよ
うに、請求項1に記載の発明において、上記複数の仕様
は、それぞれ、複数の仕様部からなり、記憶素子はEE
PROMであり、設定素子はマイクロコンピュータであ
ってもよい。
【0009】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、EEPROMは、車載計
器が搭載される車両のオドメータ(40)のEEPRO
Mである。これにより、コードデータを記憶するEEP
ROMを別途準備する必要がなくなる。
【0010】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、車載計器はオドメータ
(40)を備えており、EEPROMは、オドメータの
EEPROMである。これによっても、請求項3に記載
の発明と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0011】また、請求項5に記載の発明によれば、車
両の仕向地や車種その他の条件により必要とされる計器
の互いに異なる複数の仕様のうちの一仕様に対応して車
載計器用として予め記憶したコードデータに基づき、上
記複数の仕様から上記一仕様を車載計器用として選択し
設定するようにした車載計器の仕様設定方法が提供され
る。
【0012】これにより、請求項1に記載の発明を提供
するに適した車載計器の仕様設定方法の提供が可能とな
る。また、請求項6に記載の発明に係る車載計器は、請
求項1に記載の記憶素子(40a)及び設定素子(11
0)を備え、この設定素子は、設定仕様が満たされてい
るとき、車載計器を当該設定仕様に基づき作動させるよ
うに制御する制御手段(240乃至271)を具備して
なる。
【0013】これにより、請求項1に記載の発明の作用
効果のもと、車載計器を設定仕様に基づき作動させ得
る。また、請求項7に記載の発明のように、請求項6に
記載の発明において、上記複数の仕様は、それぞれ、複
数の仕様部からなり、記憶素子はEEPROMであり、
設定素子及び制御手段はマイクロコンピュータであって
もよい。
【0014】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項7に記載の発明において、EEPROMは、車載計
器が搭載される車両のオドメータ(40)のEEPRO
Mである。このように、請求項7に記載の発明の作用効
果のもと、EEPROMとしてオドメータに既設のもの
を利用するから、別途、コードデータを記憶する素子と
してEEPROMを準備する必要のない車載計器の提供
が可能となる。
【0015】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項7に記載の発明において、車載計器はオドメータ
(40)を備えており、EEPROMは、オドメータの
EEPROMである。これによっても、請求項8に記載
の発明と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る車両用計器の
一例を示している。この計器は、スピードメータ10、
タコメータ20、インジケータ30及びオドメータ40
を備えている。スピードメータ10は、当該車両の車速
を表示する。タコメータ20は、当該車両のエンジンの
回転数を表示する。インジケータ30は、当該車両の自
動変速機の変速レンジを表示する。
【0017】オドメータ40は、EEPROM40a、
駆動回路40b及び液晶パネル40cを備えている。E
EPROM40aは当該車両の走行距離を所定の記憶領
域R1(図2参照)に記憶する。また、このEEPRO
M40aは、当該計器の仕様を特定する16進数の2桁
のコードデータABを残りの記憶領域R2(図2参照)
に予め記憶している。ここで、コードデータABにおい
て、Aは上位の桁を表し、Bは下位の桁を表す。
【0018】液晶パネル40cは、駆動回路40bによ
り駆動されてEEPROM40aの記憶走行距離を表示
する。また、当該計器は、ブザー回路50及びシートベ
ルトランプ点灯回路60を備えている。ブザー回路50
は、駆動回路51及びブザー52を備えており、ブザー
52は駆動回路51により駆動されて鳴動する。シート
ベルトランプ点灯回路60は、トランジスタ61及びシ
ートベルトランプ62を備えており、シートベルトラン
プ62は、トランジスタ61の連続的導通或いは間欠的
導通により、連続点灯或いは点滅する。
【0019】また、計器は、車速センサ70、回転セン
サ80、変速センサ90及びシートベルトセンサ100
を備えている。車速センサ70は、当該車両の車速を検
出する。回転センサ80は、当該車両のエンジンの回転
数を検出する。変速センサ90は、当該車両の自動変速
機の変速レンジを検出する。シートベルトセンサ100
は、当該車両のシートベルトが乗員により装着されたと
きこれを検出する。
【0020】また、計器は、マイクロコンピュータ11
0を備えており、このマイクロコンピュータ110は、
図4乃至図6にて示すフローチャートに従い、コンピュ
ータプログラムを実行する。この実行中において、マイ
クロコンピュータ110は、各センサ70乃至100の
出力に応じてスピードメータ10、タコメータ20、イ
ンジケータ30、オドメータ40、ブザー回路50及び
シートベルトランプ点灯回路60の駆動処理を行う。な
お、マイクロコンピュータ110は、当該車両のバッテ
リBaに直結されてコンピュータプログラムの実行を開
始し、当該車両のイグニッションスイッチIGを介しバ
ッテリBaから給電されて、コンピュータプログラムの
実行開始に伴う所定の処理後の処理を行う。
【0021】ここで、上記コンピュータプログラムはマ
イクロコンピュータ110のROMに予め記憶されてい
る。また、当該ROMには、次のデータも予め記憶され
ている。即ち、上述のごとく、コードデータABは二桁
からなる16進数である。従って、本実施形態の計器の
仕様を含め、車両の仕向地や車両自体の仕様から決まる
各種の計器の仕様が、第1乃至第4の仕様部によりそれ
ぞれ特定されている(図3参照)。
【0022】ここで、第1仕様部は、シートベルトの装
着に対しシートベルトランプの点灯状態を特定するもの
であって、「0」はシートベルトランプの連続点灯を表
し、「1」は、シートベルトランプの点滅を表す。ま
た、第2仕様部は、自動変速機がリバースレンジに操作
されたときブザーの状態を特定するものであって、
「0」はブザーを鳴動させないことを表し、「1」はブ
ザーを鳴動させることを表す。第3及び第4の仕様部
も、当該車両の他の機能等につき同様に定められてい
る。
【0023】さらに、計器の仕様毎にこれに対するコー
ドデータABが対応している(図3参照)。例えば、コ
ードデータABがA=0、B=0であるとき、これに対
応するある計器の仕様は、第1仕様部=1、第2仕様部
=0、第3仕様部=1、第4仕様部=1である。その他
の計器の仕様もコードデータABの値に応じてこれに対
応している。本実施形態では、上述のごとく各計器の仕
様をコードデータABの値に関連付けた表(図3参照)
がマップデータとしてマイクロコンピュータ110のR
OMに予め記憶されている。
【0024】また、EEPROM40aへの走行距離の
書き込みはマイクロコンピュータ110によりなされ
る。また、オドメータ40における液晶パネル40cの
走行距離表示は、EEPROM40aの記憶走行距離に
基づきマイクロコンピュータ110により駆動回路40
bを介してなされる。また、マイクロコンピュータ11
0は、多数の接続ピンを備えており、これら各接続ピン
は、マイクロコンピュータ110の各入力ポートや各出
力ポートにそれぞれ接続されている。
【0025】また、当該各入力ポートや各出力ポートと
マイクロコンピュータ110の周辺素子との接続関係に
つき例示すれば、車速センサ70は、その出力端子に
て、接続ピンP1を介しマイクロコンピュータ110の
対応の入力ポートに接続されている。回転センサ80
は、その出力端子にて、接続ピンP2を介しマイクロコ
ンピュータ110の対応の入力ポートに接続されてい
る。変速センサ90は、その出力端子にて、接続ピンP
3を介しマイクロコンピュータ110の対応の入力ポー
トに接続されている。シートベルトセンサ100は、そ
の出力端子にて、接続ピンP4を介しマイクロコンピュ
ータ110の対応の入力ポートに接続されている。これ
により、各センサ70乃至100の出力をマイクロコン
ピュータ110に入力するようになっている。
【0026】駆動回路51は、その入力端子にて接続ピ
ンP5を介しマイクロコンピュータの対応の出力ポート
に接続され、トランジスタ61は、そのベースにて、接
続ピンP6を介してマイクロコンピュータ110の対応
の出力ポートに接続されている。これにより、駆動回路
51及びトランジスタ61はマイクロコンピュータ11
0により制御されるようになっている。
【0027】オドメータ40の駆動回路40bは、その
入力端子にて、接続ピンP7を介し、マイクロコンピュ
ータ110の対応の出力ポートに接続され、EEPRO
M40aは、その入出力端子にて、接続ピンP8を介し
マイクロコンピュータ110の対応の入出力ポートに接
続されている。これにより、EEPROM40aへの走
行距離の書き込みや液晶パネル40cによる表示がマイ
クロコンピュータ110によりなされるようになってい
る。
【0028】また、スピードメータ10、タコメータ2
0及びインジケータ30は、その各入力端子にて、各接
続ピンP10、P9、P11を介して、マイクロコンピ
ュータ110の各対応の出力ポートに接続されている。
これにより、スピードメータ10、タコメータ20及び
インジケータ30の各表示がマイクロコンピュータ11
0により制御されるようになっている。
【0029】バッテリBaは、その正側端子にて、直
接、接続ピンP12を介しマイクロコンピュータ110
の対応の入力ポートである電源端子に接続され、また、
イグニッションスイッチIGを介して、上記電源端子に
接続されている。なお、マイクロコンピュータ110の
残りの接続ピンは、必要に応じて他の素子に接続され
る。
【0030】このように構成した本実施形態において、
当該計器の当該車両への搭載に伴い、バッテリBaをマ
イクロコンピュータ110の電源端子に直結すれば、マ
イクロコンピュータ110は図4乃至図6のフローチャ
ートに従いコンピュータプログラムを実行し始める。す
ると、ステップ200において、マイクロコンピュータ
110の内部が初期化される。なお、バッテリBaはイ
グニッションスイッチIGを介してもマイクロコンピュ
ータ110の電源端子に接続される。
【0031】ついで、ステップ210において、EEP
ROM40aからその記憶コードデータABがマイクロ
コンピュータ110により読み出される。ここで、コー
ドデータABがA=0及びB=0からなるものとすれ
ば、図3のマップデータのうち計器の仕様の一つである
第1仕様部=1、第2仕様部=0、第3仕様部=1及び
第4仕様部=1がステップ220において選択され、当
該計器の仕様と設定される。これにより、当該計器の仕
様設定が終了する。
【0032】そして、イグニッションスイッチIGがオ
フのままにあれば、ステップ230におけるNOとの判
定が繰り返される。然る後、当該車両の乗員が当該車両
の運転席に着座してイグニッションスイッチIGをオン
すれば、ステップ230における判定がYESとなる。
ついで、乗員がシートベルトを装着すれば、この装着が
シートベルトセンサ100により検出されてマイクロコ
ンピュータ110にステップ240において入力され
る。これに伴いステップ240における判定がYESと
なる。
【0033】その後、ステップ250において、シート
ベルト仕様は設定仕様となっているか否かが判定され
る。ここで、当該計器のシートベルトについての仕様は
ステップ220において第1仕様部=1と設定済みであ
るから、当該ステップ250における判定はYESとな
る。従って、ステップ251において、シートベルトラ
ンプ62の連続点灯処理がなされる。このため、シート
ベルトランプ点灯回路60は、マイクロコンピュータ1
10による連続点灯指令のもと、トランジスタ61の連
続導通でもってシートベルトランプ62を連続点灯す
る。これにより、運転者は、当該計器においてシートベ
ルトにつき要求されている仕様が満たされている旨、認
識できる。
【0034】なお、ステップ250における判定がNO
となる場合には、ステップ252において、シートベル
トランプ62の点滅処理がなされる。このため、シート
ベルトランプ点灯回路60は、マイクロコンピュータ1
10による点滅指令のもと、トランジスタ61の間欠導
通でもってシートベルトランプ62を点滅する。これに
より、運転者は、当該計器においてシートベルトにつき
要求されている仕様が満たされていない旨、認識でき
る。
【0035】次に、ステップ260において、当該車両
の自動変速機がリバースレンジに変速操作されているか
否かにつき判定される。ここで、乗員が自動変速機をリ
バースレンジに変速操作していれば、この変速操作が変
速センサ90により検出され、この検出出力がマイクロ
コンピュータ110にステップ260にて入力される。
これに伴い、ステップ260における判定がYESとな
る。
【0036】すると、インジケータ30のリバースレン
ジ表示処理がステップ261にてなされ、これに伴い、
インジケータ30がリバースレンジ表示を行う。つい
で、ステップ270において、リバースレンジ仕様は設
定仕様となっているか否かが判定される。ここで、当該
計器のリバースレンジについての仕様は、ステップ22
0において第2仕様部=0と設定済みであるから、当該
ステップ270における判定はYESとなる。
【0037】従って、ステップ271において、ブザー
52の鳴動処理がなされる。このため、ブザー回路50
は、マイクロコンピュータ110による鳴動指令のも
と、駆動回路51による駆動でもって、ブザー52を鳴
動させる。これにより、運転者は、当該計器おいてリバ
ースレンジにつき要求されている仕様が満たされている
旨、認識できる。
【0038】なお、ステップ270における判定がNO
となる場合には、コンピュータプログラムは、ステップ
271の処理を行うことなく進む。このため、ブザー5
2が鳴動しないことから、運転者は、当該計器おいてリ
バースレンジにつき要求されている仕様が満たされてい
ない旨、認識できる。以下、第3設定仕様部及び第4設
定仕様部に基づき処理が各ステップ280、290(図
6参照)において、同様にしてなされる。
【0039】然る後、当該車両を前進走行状態におけ
ば、ステップ300において、車速センサ70の検出出
力に基づき車速表示処理がなされ、ステップ310にお
いて、回転センサ80の検出出力に基づき回転数表示処
理がなされ、ステップ320において、走行距離表示処
理がEEPROM40aの走行距離データに基づきなさ
れる。
【0040】これらに伴い、スピードメータ10は、マ
イクロコンピュータ110による車速表示指令のもと、
車速を表示し、タコメータ20は、マイクロコンピュー
タ110による回転数表示指令のもと、エンジンの回転
数を表示し、オドメータ40は、マイクロコンピュータ
110による走行距離表示指令のもと、当該車両の走行
距離を液晶パネル40cにて表示する。
【0041】以上説明したように、EEPROM40a
に計器の仕様を特定するコードデータABを予め記憶し
ておき、この記憶コードデータABに基づきマイクロコ
ンピュータ110により複数の仕様の一つを選定して設
定するようにした。このため、マイクロコンピュータ1
10の接続ピンが、EEPROM40aの接続用以外に
は、計器の仕様設定のために使用されることがない。そ
の結果、マイクロコンピュータ110の接続ピンを他の
機能の実現のために有効に利用できる。
【0042】また、計器の仕様の設定にあたり、従来の
ような仕様入力のための回路部品が不要となるので、コ
ストの低減に役立つ。また、EEPROM40aは、車
両に既設のオドメータ40のEEPROMであるから、
コードデータABを記憶するEEPROMを、別途、準
備する必要もない。
【0043】なお、本発明の実施にあたっては、コード
データABは二桁の16進数に限ることなく、例えば、
2進数のコードデータや3桁以上のコードデータであっ
てもよい。また、本発明の実施にあたっては、計器の仕
様は上記実施形態にて述べたものに限ることなく、その
数や種類は適宜変更してもよい。
【0044】また、本発明の実施にあたり、EEPRO
M40aは、オドメータ40用に限ることなく、別途、
準備してもよい。また、本発明の実施にあたり、コード
データABを記憶する手段としては、EEPROM40
aに限ることなく、これと同様の機能を有する記憶素子
を採用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のEEPROMにおいてコードデータAB
及び走行距離データを記憶する領域を示す模式図であ
る。
【図3】図1のマイクロコンピュータのROMに予め記
憶した各計器の仕様をコードデータABの値に対応させ
てなる図表である。
【図4】図1のマイクロコンピュータの作用を表すフロ
ーチャートの前段部である。
【図5】図1のマイクロコンピュータの作用を表すフロ
ーチャートの中段部である。
【図6】図1のマイクロコンピュータの作用を表すフロ
ーチャートの後段部である。
【符号の説明】
40…オドメータ40、40a…EEPROM、110
…マイクロコンピュータ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の仕向地や車種その他の条件により
    必要とされる計器の互いに異なる複数の仕様のうちの一
    仕様に対応したコードデータを車載計器用として予め記
    憶してなる記憶素子(40a)と、 前記複数の仕様から前記記憶素子の記憶コードデータに
    基づき前記一仕様を前記車載計器用として選択し設定す
    る設定素子(110)とを備えてなる車載計器の仕様設
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の仕様は、それぞれ、複数の仕
    様部からなり、 前記記憶素子はEEPROMであり、 前記設定素子はマイクロコンピュータであることを特徴
    とする請求項1に記載の車載計器の仕様設定装置。
  3. 【請求項3】 前記EEPROMは、前記車載計器が搭
    載される車両のオドメータ(40)のEEPROMであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の車載計器の仕様設
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記車載計器はオドメータ(40)を備
    えており、 前記EEPROMは、前記オドメータのEEPROMで
    あることを特徴とする請求項2に記載の車載計器の仕様
    設定装置。
  5. 【請求項5】 車両の仕向地や車種その他の条件により
    必要とされる計器の互いに異なる複数の仕様のうちの一
    仕様に対応して車載計器用として予め記憶したコードデ
    ータに基づき、前記複数の仕様から前記一仕様を前記車
    載計器用として選択し設定するようにした車載計器の仕
    様設定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の記憶素子(40a)及
    び設定素子(110)を備え、 この設定素子は、前記設定仕様が満たされているとき、
    車載計器を当該設定仕様に基づき作動させるように制御
    する制御手段(240乃至271)を具備してなる車載
    計器。
  7. 【請求項7】 前記複数の仕様は、それぞれ、複数の仕
    様部からなり、 前記記憶素子はEEPROMであり、 前記設定素子及び制御手段はマイクロコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の車載計器。
  8. 【請求項8】 前記EEPROMは、前記車載計器が搭
    載される車両のオドメータ(40)のEEPROMであ
    ることを特徴とする請求項7に記載の車載計器。
  9. 【請求項9】 前記車載計器はオドメータ(40)を備
    えており、 前記EEPROMは、前記オドメータのEEPROMで
    あることを特徴とする請求項7に記載の車載計器。
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